JP3365922B2 - Atmセル転送遅延測定装置 - Google Patents

Atmセル転送遅延測定装置

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JP3365922B2 JP7133497A JP7133497A JP3365922B2 JP 3365922 B2 JP3365922 B2 JP 3365922B2 JP 7133497 A JP7133497 A JP 7133497A JP 7133497 A JP7133497 A JP 7133497A JP 3365922 B2 JP3365922 B2 JP 3365922B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ATMネットワー
クに組込まれたATM交換機や伝送経路を含む各種の構
成部材の特性を測定する測定装置に係わり、特に、各構
成部材におけるATMセルの転送遅延時間を測定するA
TMセル転送遅延測定装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ATM(非同期転送モード)ネットワー
クにおいては、図11に示すように、例えば伝送速度が
それぞれ異なる送信側の各端末1aから出力される宛先
が付された各ATMセル2をATM網3における送信側
のATM交換機4aで一つのATM信号に時分割で組込
んで受信側のATM交換機4bへ送信する。受信側のA
TM交換機4bは受信したATM信号に含まれる各AT
Mセル2を宛先別に分類して受信側の各端末1bへ送信
する。 【0003】この場合、送信側の各端末1aは互いに非
同期で動作しているので、同一宛先(アドレス)のAT
Mセル2をATM交換機4aへ送信すると、これらを一
つのATM信号に組込む時点にATMセル2どうしで衝
突が発生する懸念がある。このようなATMセル2どう
しの衝突を未然に防止するために、図12に示すよう
に、ATM交換機4a内にバッファメモリ5を設けて、
入力した各ATMセル2をこのバッファメモリ5に一旦
格納した後、順番に読出して一つのATM信号に組込む
ようにしている。 【0004】したがって、ATM交換機4aにおいて
は、入力された各ATMセル2をバッファメモリ5書込
んで、さらにその後、バッファメモリ5から読出してA
TM信号に組込むために、各ATMセル2がこのATM
交換機4aへ入力してから出力されるまでに一定の転送
遅延時間Tadが発生する。 【0005】この転送遅延時間TadはATMネットワー
クにおける伝送特性に大きく影響するので、ATMネッ
トワークを構成する各構成部材における転送遅延時間T
adを正確に求めることは重要である。 【0006】しかし、この転送遅延時間Tadは、このA
TM交換機4aに現在入出力されているATMセルの絶
対量や、このATM交換機4aに接続された端末1aの
種類や伝送速度によって時々刻々変動する。このように
転送遅延時間Tadは一義的に定まらないので、ATM交
換機4aを評価する場合に、このATMセルの転送遅延
時間Tadを統計的に評価する。 【0007】図13はATMセルの転送遅延時間Tadを
測定するATMセル転送遅延測定装置6の概略構成図で
ある。タイムスタンプ発生部7は連続的に所定のタイミ
ングでタイムスタンプTを発生して、ATMセル送信部
8へ送出する。ATMセル送信部8は、受領した現在時
刻Tを示すタイムスタンプを組込んだ図14(a)に示
す試験用のATMセル9を順次作成する。そして、前記
ATM交換機等の被測定系10へ送出する。したがっ
て、ATMセル送信部8から被測定系10へ入力される
ATM信号11は、図14(b)に示すように、それぞ
れタイムスタンプの値がすこしづつ異なる複数のATM
セル9が連続して組込まれた信号となる。 【0008】ATM信号11は被測定系10内を経由し
て、出力端子から出力されてATMセル転送遅延測定装
置6内の受信セル抽出部16へ入力される。受信セル抽
出部16は受信したATM信号11から試験用のATM
セル9だけを抽出して受信タイムスタンプ抽出部12へ
送出する。受信タイムスタンプ抽出部12は、受信セル
抽出部16から入力する各タイムスタンプの時刻Tbを
抽出して遅延時間算出部13へ送出する。 【0009】遅延時間算出部13は各ATMセル9の時
刻Tbが入力される毎に、タイムスタンプ発生部7から
現在時点で出力されているタイムスタンプの現在時刻T
aを読取って、この現在時刻Taから受信したATMセ
ル9から検出された時刻Tbを減算し、各ATMセル9
の被測定系10内を経由することに起因する転送遅延時
間Tadを算出する。 【0010】Tad=Ta−Tb 遅延時間算出部13は算出した各ATMセル9の転送遅
延時間Tadをカウンタ群14へ送出する。カウンタ群1
4は遅延時間の測定範囲内の各遅延時間毎に、該当遅延
時間Tadを有するATMセル9の数を計数する多数のカ
ウンタから構成されている。そして、一つの転送遅延時
間Tadが入力する毎に、該当転送遅延時間Tadのカウン
タの計数値Nに1が加算される。 【0011】そして、所定数のATMセル9の測定が終
了すると、統計処理部15が起動して、カウンタ群14
で得られた各転送遅延時間Tadにおけるセル数Nの統計
処理を実施して、例えば図15に示すように、グラフッ
イク表示する。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示すATMセル転送遅延測定装置6においてもまだ解
消すべき次のような課題があった。すなわち、図15に
示すように、ATM交換機等の被測定系10における転
送遅延時間Tadの分布特性16の統計量は平均値と標準
偏差等の分散量とで定量的に表現できる。この分散量は
被測定系10の種類によってそんなに大きな変動はない
が、平均値は大きく変化する。したがって、被測定系1
0における転送遅延時間Tadの平均値と分散量とを正確
に測定するためには、図15に示すように、転送遅延時
間Tadの測定範囲TA を分布特性16の分散量に比較し
て格段に広い範囲に設定する必要があるのみならず、分
散量を正確に求めるためには、同一の転送遅延時間Tad
とみなす単位転送遅延時間の時間幅TS を短く設定する
必要がある。 【0013】その結果、カウンタ群14を構成するカウ
ンタの数が膨大な数になる問題がある、例えば、この転
送遅延時間Tadの単位転送遅延時間の時間幅TS を1μ
sとし、測定範囲TA を8ビットデータで表現可能な0
μs〜255μsとすると、必要なカウンタの数は25
6個となる。 【0014】このような不都合を解消するために、測定
範囲TA 内に、この測定範囲TA 内に局部的に現れる分
布特性16が十分含まれる時間幅T0 を有した測定窓1
7を設け、この測定窓17内においてのみ、各ATMセ
ル9の転送遅延時間Tadを設定された時間幅TS で測定
することが提唱されている。 【0015】そして、この測定窓17を測定範囲TA
における転送遅延時間Tad=0から前記時間幅T0 づつ
順番に移動させていって、測定窓17内にATMセル9
の分布特性16が現れた時点で移動を停止して、この分
布特性16の平均値と分散量とを正確に求める。 【0016】しかし、この測定窓17を時間幅T0 づつ
順次移動させて各移動位置で測定を実施する場合、分布
特性16が測定窓17内に入るまでに、多数回の測定を
実施する必要があり、被測定系10に対する測定作業能
率が大幅に低下する問題がある。 【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、測定窓を遅延時間軸上で効率的に移動させ
ることによって、被測定系に対する転送遅延時間の測定
精度を低下させることなく、必要とするカウンタ数を最
小限に抑制でき、測定を効率的に実施でき、かつ製造費
を低減できるATMセル転送遅延測定装置を提供するこ
とを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のATMセル転送遅延測定装置においては、連
続的に所定のタイミングでタイムスタンプを発生するス
タンプ発生部と、発生されたタイムスタンプをそれぞれ
複数のATMセルに付与して、この複数のATMセルを
被測定系に送信するセル送信部と、被測定系から帰還し
たATMセルを受信し、このATMセルからタイムスタ
ンプを検出する受信セルタイムスタンプ抽出部と、この
受信セルタイムスタンプ抽出部が検出したタイムスタン
プと、ATMセルが受信された時点におけるタイムスタ
ンプ発生部が発生するタイムスタンプとから、ATMセ
ルの転送遅延時間を求めてその値を出力する転送遅延時
間検出部と、遅延時間軸上で移動可能に設けられた測定
窓内に転送遅延時間が存在するATMセルの数を所定時
間間隔で計数してこの測定窓内に存在するATMセルの
数の分布を検出する複数個のカウンタからなる遅延分布
検出手段と、転送遅延時間が測定窓内の転送遅延時間
り大きいATMセルの数を計数するオーバカウンタと、
転送遅延時間が測定窓内の転送遅延時間より小さいAT
Mセルの数を計数するアンダカウンタと、オーバカウン
タ及びアンダカウンタの各計数値に基づいて、測定窓を
遅延時間軸上で移動させる移動制御手段とを備えてい
る。 【0019】このように構成されたATMセル転送遅延
測定装置においては、遅延時間軸上で移動可能に測定窓
が設けられている。そして、この測定窓内において、こ
の測定窓内に転送遅延時間が存在するATMセルの数が
所定の測定精度を確保するための時間幅TS 毎に設定さ
れた複数個のカウンタで計数されて、ATMセルの遅延
時間分布が測定される。 【0020】そして、この遅延時間軸上における転送遅
延時間が測定窓内の転送遅延時間より大きいATMセル
の数がオーバカウンタで一括して計数される。また、遅
延時間軸上における転送遅延時間が測定窓内の転送遅延
時間より小さいATMセルの数がアンダカウンタで一括
して計数される。 【0021】そして、被測定系の転送遅延時間の統計的
な特性が前述した図15に示すように遅延時間軸上に設
定された測定範囲TA 内の特定位置に集中する場合、そ
の分布特性が測定窓内に位置していない場合は、この測
定窓内に転送遅延時間が存在するATMセルの数は小さ
く、オーバカウンタとアンダカウンタのいずれか一方の
カウンタの計数値が大きな値となる。 【0022】したがって、測定窓に対してATMセルの
計数値が大きな値側に被測定系の転送遅延時間の分布特
性が存在するので、遅延時間軸上における測定窓の位置
をATMセルの計数値が増大した側へ移動させる。この
測定窓の移動動作を測定窓に転送遅延時間の分布特性が
現れるまで繰返す。 【0023】このことは、遅延時間軸上における測定窓
の位置をATMセルの計数値が小さな値側へ移動させる
必要はないので、測定窓の次に移動する範囲が絞り込ま
れるので、少ない移動回数で、測定窓に転送遅延時間の
分布特性が現れる。その結果、測定回数が減少して、A
TMセル転送遅延測定装置全体の測定処理能率が向上す
る。 【0024】 【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明のATMセル転送遅延測
定装置の概略構成を示すブロック図である。 【0025】タイムスタンプ発生部21は連続的に所定
のタイミングでタイムスタンプを発生してセル送信部2
2へ送出する。セル送信部22は、受領した現在時刻T
を示すタイムスタンプを組込んだ図14(a)に示す試
験用のATMセル9を順次作成する。 【0026】具体的には、この実施形態装置において
は、図14(a)に示すように、現在時刻Tを示すタイ
ムスタンプは8ビットで構成されている。したがって、
この現在時刻Tの取りうる値は[0]〜[255]の2
56種類である。そして、スタンプ発生部21は、この
256種類の現在時刻Tを1μsの周期で出力する。そ
して、現在時刻Tが255に達すると、初期値[0]か
ら再度順次増加していく。すなわち、この試験用のAT
Mセル9で測定可能な最大の測定範囲TA は255μs
である。そして、転送遅延時間Tadの最小の時間幅TS
は1μsである。 【0027】セル送信部22は、作成した試験用のAT
Mセル9をATM交換機等の被測定系23の一つの入力
端子へ送出する。したがって、セル送信部22から被測
定系23へ入力されるATM信号11は、図14(b)
に示すように、それぞれタイムスタンプの値がすこしづ
つ異なる複数のATMセル9が連続して組込まれた信号
となる。 【0028】ATM信号11は被測定系23内を経由し
て、一つの出力端子から出力されてATMセル転送遅延
測定装置内の受信セル抽出部24へ入力される。ATM
ネットワーク内に組込まれて稼働中のATM交換機等の
被測定系23にはこのATMセル転送遅延測定装置から
送出された試験用のATMセル9以外にも通常の正規の
ATMセルも印加される。したがって、受信セル抽出部
24は、タイムスタンプが付加された図14(a)に示
すフォーマットの試験用のATMセル9のみを抽出し
て、次の受信セルタイムスタンプ抽出部25へ送出す
る。また、受信セル抽出部24は試験用のATMセル9
を検出すると、検出信号を制御信号発生部26へ送出す
る。 【0029】受信セルタイムスタンプ抽出部25は順次
受信されたATMセル9に付加されているタイムスタン
プの時刻を読取って、その時刻をTb として絶対遅延時
間検出部27へ送出する。この絶対遅延時間検出部27
は、ATMセル9の時刻Tbが入力される毎に、タイム
スタンプ発生部21から現在時点で出力されているタイ
ムスタンプの現在時刻Taを読取って、この現在時刻T
aから受信したATMセル9から検出された時刻Tbを
減算して、受信したATMセル9における転送遅延時間
Tadを算出する。 【0030】Tad=Ta−Tb 絶対遅延時間検出部27で順次算出された各ATMセル
9の転送遅延時間Tadは相対遅延時間検出部28へ送出
される。相対遅延時間検出部28は、絶対遅延時間検出
部27から入力された転送遅延時間Tadから例えばマイ
クロコンピュータ等からなる制御部29から入力されて
いるオフセット時間TOFF を差し引いて相対転送遅延時
間Trdを算出する。 【0031】Trd=Tad−TOFF ここで、前記転送遅延時間Tad及び相対転送遅延時間
Trdは[0]〜[255]の値を取り得る。 【0032】相対遅延時間検出部28から順次出力され
る相対転送遅延時間Trdはアドレス変換部30のアドレ
ス端子へ入力される。このアドレス変換部30は、図2
に示すように、アドレス端子に入力した[0]〜[25
5]の相対転送遅延時間Trdのううち、図3に示す測定
窓17内の遅延時間に対応する[0]〜[15]の各値
をそのまま[0]〜[15]の各出力アドレス値へ変換
し、[16]〜[127]の各値を一つのオーバアドレ
ス値[16]へ変換し、[128]〜[255]の各値
を一つのアンダアドレス値[17]へ変換する。 【0033】アドレス変換部30で変換されたアドレス
値ADRは次のRAMで構成されたデータメモリ31の
アドレス端子へ印加される。このデータメモリ31内に
は、[0]〜[15]の各アドレス位置にそれぞれ測定
窓用のカウンタ32が形成され、[16]のアドレス位
置にオーバカウンタ34が形成され、[17]のアドレ
ス位置にアンダカウンタ33が形成されている。各カウ
ンタ32,34,33には各アドレス値で定まる相対転
送遅延時間Trdを有するATMセル9の各計数値NM
OV、NUNが計数される。 【0034】そして、このデータメモリ31のデータ端
子DATには加算器35が接続されている。この加算器
35はデータ端子DATから出力された計数値Nに
[1]を加算して元のデータ端子DATへ戻す加算処理
を実行する。 【0035】前記制御信号発生部26は試験用のATM
セル9の検出信号を受領すると、データメモリ1のリー
ド端子Rへ読出信号NRDを印加する。その結果、デー
タメモリ31のアドレス端子ADRに印加されているア
ドレスが指定するアドレス位置のカウンタ32,34.
33に記憶されているいずれかの計数値NM 、NOV、N
UNをデータ端子DATへ読出す。データ端子DATへ計
数値NM 、NOV、NUNが読出されると、前記加算器35
でこの読出された計数値NM 、NOV、NUNが1だけ加算
(更新)される。そして、その次に、前記制御信号発生
部26はデータメモリ1のライト端子Wへ書込信号NW
Tを印加する。その結果、更新された計数値NM
OV、NUNは元のカウンタ32,34,33に書込まれ
る。 【0036】すなわち、このATMセル転送遅延測定装
置に試験用のATMセル9が入力されると、このATM
セル9における転送遅延時間Tadが検出され、オフセッ
ト時間TOFF を減算した相対転送遅延時間Trdが算出さ
れ、データメモリ31内の合計17個のカウンタ32,
34,33のうちこの各相対転送遅延時間Trdに対応し
たカウンタ32,34,33の計数値NM 、NOV、NUN
が1だけ加算される。 【0037】そして、予め設定された個数の試験用のA
TMセル9に対する転送遅延時間Tad及びデータメモリ
31の各カウンタ32,34,33の計数値NM
OV、NUNに対する加算処理が終了すると、前記制御部
29が動作して、データメモリ31の各カウンタ32,
34,33の計数値NM 、NOV、NUNを読取る。この制
御部29内には、相対遅延時間検出部28に設定するオ
フセット時間TOFF を変更して測定窓17を遅延時間軸
上で最適位置へ移動させる移動制御部36と、最適位置
へ測定窓17が移動された後における測定窓17内のA
TMセル9の転送遅延時間Tadの分布特性16の平均値
や分散値等の統計量を算出する遅延分布検出部37が設
けられている。 【0038】次に、図3,図4を用いて遅延時間軸上に
設定された測定範囲TA と測定窓17との関係を説明す
る。測定窓17の時間幅T0 は、前述したように、測定
された転送遅延時間Tadの局部的に現れる分布特性16
が十分含まれる時間幅に設定している。そして、測定範
囲TA を時間幅T0 で除算した値をAとすると、この測
定範囲TA はA個のブロックで構成される。 【0039】この実施形態においては、測定窓17の時
間幅T0 は16μsに設定されている。したがって、測
定範囲TA (256μsの時間幅)の分割数Aは16で
ある。 【0040】また、遅延時間軸上の転送遅延時間Tad=
0位置から測定窓17の開始位置までの時間を、この測
定窓17のオフセット時間TOFF と定義する。そして、
この測定窓17内の転送遅延時間より転送遅延時間Tad
が大きい(長い)領域をオーバ領域とし、この測定窓1
内の転送遅延時間より転送遅延時間Tadが小さい(短
い)領域をアンダ領域と定義する。そして、オーバ領域
とアンダ領域との各時間幅は等しく設定されている。し
たがって、前述したように、転送遅延時間Tadは[0]
〜[255]の値を周回するので、図3(a),図3
(b)に示すように、オーバ領域とアンダ領域が遅延時
間軸上で2つに分割される場合もある。 【0041】そして、測定窓17における16個の各カ
ウンタ32の計数値NM を合計した計数値をNMEとし、
オーバ領域に含まれる各転送遅延時間Tadを有するAT
Mセル9の計数値がオーバカウンタ34の計数値NOV
なり、アンダ領域に含まれる各転送遅延時間Tadを有す
るATMセル9の計数値がアンダカウンタ33の計数値
UNとなる。 【0042】そして、制御部29の移動制御部36は、
図5の流れ図に従って、時間幅T0を有した測定窓17
の遅延時間軸上の移動位置を制御する。S(ステップ)
1にて、測定窓17のオフセット時間TOFF を、図6
(a)に示すように測定範囲TA のほぼ中央位置に初期
設定する。 【0043】TOFF =(A/2)・T0 次に、測定回数Bを1に初期設定する(S2)。そし
て、この状態で、前述した一連の転送遅延時間Tadに対
する測定処理を実行する(S3)。 【0044】一連の測定処理が終了すると、測定窓17
におけるATMセル9の合計の計数値NMEを算出し、か
つオーバカウンタ34及びアンダカウンタ33の各計数
値NOV,NUNを読取る。そして、測定窓17の合計の計
数値NMEが各計数値NOV,NUNより小さいと、S5にて
各計数値NOV,NUNの大小が比較される。そして、オー
バカウンタ34の計数値NOVがアンダカウンタ33の計
数値NUNより大きいと、図6(a)に示すように、AT
Mセル9の分布特性16は測定窓17より大きいオーバ
領域に存在すると判断できる。 【0045】この場合、S6にて、測定回数Bに1を加
算し、測定窓17のオフセット時間TOFF を、現在のオ
フセット時間TOFF に対して測定範囲TA の分割数Aを
Bで除算した値の時間を加算した値とする(S7)。 【0046】TOFF =TOFF +(A/2B )・T0 そして、この変更後のオフセット時間TOFF を相対遅延
時間検出部28に設定して、S3へ戻り、変更されたオ
フセット時間TOFF に基づいて再度一連の測定処理を実
行する。 【0047】また、S5にて、オーバカウンタ34の計
数値NOVがアンダカウンタ33の計数値NUNより小さい
場合、図6(b)に示すように、ATMセル9の分布特
性16は測定窓17より小さいアンダ領域に存在すると
判断できる。 【0048】この場合、S8にて、測定回数Bに1を加
算し、測定窓17のオフセット時間TOFF を、現在のオ
フセット時間TOFF から測定範囲TA の分割数Aを2B
で除算した値の時間を減算した値とする(S9)。 【0049】TOFF =TOFF −(A/2B )・T0 そして、この変更後のオフセット時間TOFF を相対遅延
時間検出部28に設定して、S3へ戻り、変更されたオ
フセット時間TOFF に基づいて再度一連の測定処理を実
行する。 【0050】最終的に、S4にて、測定窓17の合計の
計数値TMEがオーバカウンタ34の計数値NOV及びアン
ダカウンタ33の計数値NUNより大きくなると、図6
(d)に示すように、測定窓17はATMセル9の分布
特性16を含む位置に位置したと判断できる。 【0051】図7,図8、図9は、実施形態装置の各部
における実際の動作を示すタイムチャートである。図7
は、1回目の測定処理(B=1)であって、オフセット
時間TOFF が、図6(a)に示す256μsの測定範囲
A における約半分の時間128μsに設定された条件
で測定された場合における各部の値を示す。この場合、
タイムスタンプが227まで進んだ状態において、オー
バカウンタ34には3が計数値NOVとして記憶されてい
る。 【0052】図8は、2回目の測定処理(B=2)であ
って、オフセット時間TOFF が、図6(b)に示すよう
に、1回目の測定における時間128μsからオーバ領
域側の時間192μsに設定された条件で測定された場
合における各部の値を示す。そして、タイムスタンプが
1巡回して、さらに186まで進んだ状態において、ア
ンダカウンタ33には3が計数値NUNとして記憶されて
いる。 【0053】図9は、4回目の測定処理(B=4)であ
って、オフセット時間TOFF が、図6(d)に示すよう
に、3回目の測定における時間からオーバ領域側の時間
176μsに変更された条件で測定された場合における
各部の値を示す。そして、タイムスタンプがさらに1巡
回して、さらに203まで進んだ状態において、測定窓
17内の9番目のカウンタ32に2が計数値NM として
記憶され、11番目のカウンタ32に1が計数値NM
して記憶されている。 【0054】したがって、この図7〜図9のタイムチヤ
ートにおいては、4回目の測定において、測定窓17を
ATMセル9の分布特性16を含む位置に位置させるこ
とができた。 【0055】このように構成されたATMセル転送遅延
測定装置においては、遅延時間軸上で移動可能に設けら
れた測定窓17内において、転送遅延時間Tadがこの測
定窓17内に存在する各転送遅延時間Tadに該当するA
TMセルの各計数値NM が、所定の測定精度を確保する
ための時間幅TS (=1μs)毎に設定された16個の
カウンタ32でそれぞれ計数される。そして、16個の
各計数値NM bの合計の計数値NMEが算出される。 【0056】そして、この遅延時間軸上における転送遅
延時間Tadが測定窓17内の転送遅延時間より大きいA
TMセル9の数NOVがオーバカウンタ34で一括して計
数される。また、遅延時間軸上における転送遅延時間T
adが測定窓17内の転送遅延時間より小さいATMセル
9の数NUNがアンダカウンタ33で一括して計数され
る。 【0057】そして、測定窓17の遅延時間軸上の位置
を示す次のオフセット時間TOFF を今回の測定で検出さ
れた各計数値NME、NOV,NUNを用いて補正している。
その結果、図13に示す従来装置に比較して、測定回数
が減少して、ATMセル転送遅延測定装置全体の測定処
理能率が向上する。 【0058】例えば、実施形態で、測定窓17の時間幅
0 、測定範囲TA =T0 ×2n (2n =A)、1回の
測定処理時間をtS とすると、 従来方式の最大測定所要時間 =A×tS =2n ×t
S 実施形態方式の最大測定所要時間=(n+1)×tS となる。 【0059】具体的数値(時間幅T0 =16μs、測定
範囲TA =256μs、分割数A=16、n=4、1回
の測定処理時間tS =1s=106 μs)を代入する
と、 従来方式の最大測定所要時間 =A×tS =2n ×t
S =16s 実施形態方式の最大測定所要時間=(n+1)×tS
5s このように、従来方式に比較して、測定処理時間が1/
3以下に低下する。 【0060】また、図1,図2に示すように、データメ
モリ31内には、オーバカウンタ34とアンダカウンタ
33と、測定窓17に含まれる16個の各カウンタ32
との合計18個のカウンタが形成されるのみである。 【0061】したがって、測定範囲TA の全ての転送遅
延時間Tad毎に合計256個のカウンタを設ける場合に
比較して、装置全体を小型にかつ安価に構成できる。な
お、本発明は上述した第1実施形態に限定されるもので
はない。図1,図2に示す第1実施形態においては、オ
ーバカウンタ34とアンダカウンタ33とをそれぞれ1
個づつ設けたが、それぞれ複数個づつ設けてもよい。 【0062】(第2実形態)図10は本発明の第2実形
態に係わるATMセル転送遅延測定装置の概略構成を示
すブロック図である。図1に示す第1実形態のATMセ
ル転送遅延測定装置と同一部分には同一符号が付してあ
る。したがって、重複する部分の詳細説明を省略する。 【0063】この第2実形態装置においては、相対遅延
時間検出部28から出力された各ATMセル9の相対転
送遅延時間Trdはデータ変換部38の入力端子INへ入
力される。このデータ変換部38は0番から17番まで
の合計18個の出力端子を有している。そして、入力端
子INへ入力された相対転送遅延時間Trdが0μsから
15μsの範囲の場合は、入力された相対転送遅延時間
Trdの値に対応する番号の出力端子からHレベルのカウ
ントアップ信号を出力する。 【0064】また、入力端子INへ入力された相対転送
遅延時間Trdが16μsから127μsの範囲の場合
は、16番の出力端子からHレベルのカウントアップ信
号を出力する。さらに、入力端子INへ入力された相対
転送遅延時間Trdが128μsから255μsの範囲の
場合は、17番の出力端子からHレベルのカウントアッ
プ信号を出力する。 【0065】データ変換部38の0番から15番の各出
力端子から出力されるカウントアップ信号はそそれぞれ
対応する番号のカウンタ32aのクロック端子へ印加さ
れる。データ変換部38の16番の出力端子から出力さ
れるカウントアップ信号はオーバカウンタ34aのクロ
ック端子へ印加され、データ変換部38の17番の出力
端子から出力されるカウントアップ信号はアンダカウン
タ33aのクロック端子へ印加される。 【0066】測定窓17内に含まれる16個の各転送遅
延時間Tad毎に設けられた各カウンタ32aはクロック
端子へカウントアップ信号が印加されると、自己の計数
値NM を1だけカウントアップする。 【0067】また、転送遅延時間Tadが測定窓17内の
転送遅延時間より大きい側のオーバ領域に存在するAT
Mセル9の数NOVを計数するオーバカウンタ34aはク
ロック端子へカウントアップ信号が印加されると、自己
の計数値NOVを1だけカウントアップする。 【0068】同様に、転送遅延時間Tadが測定窓17
の転送遅延時間より小さい側のアンダ領域に存在するA
TMセル9の数NUNを計数するアンダカウンタ33aは
クロック端子へカウントアップ信号が印加されると、自
己の計数値NUNを1だけカウントアップする。 【0069】各カウンタ32a,34a.33aの各計
数値NM ,NOV,NUNは一連の測定処理が終了すると、
制御部29aによって、各計数値NM ,NOV,NUNが読
取られる。制御部29aは、図1に示す第1実施形態装
置における制御部29と同一機能を有しており、読取っ
た各計数値NM ,NOV,NUNに基づいて遅延時間軸上の
測定窓17の位置をATMセル9の転送遅延時間Tadの
分布特性16が含まれる位置へ移動制御する。また、制
御部29aは、分布特性16が測定窓17に含まれる状
態において、この分布特性の平均値や分散値等の統計値
を算出する処理を実施する。 【0070】このように構成された第2実施形態のAT
Mセル転送遅延測定装置であっても、遅延時間軸上の測
定窓17の位置を、オーバカウンタ34a及びアンダカ
ウンタ33aの各計数値NOV,NUNの大小関係に基づい
て最適位置へ順次移動させていくので、図1に示す第1
実施形態のATMセル転送遅延測定装置とほぼ同様の効
果を得ることか可能である。 【0071】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のATMセ
ル転送遅延測定装置においては、遅延時間軸上における
転送遅延時間が測定窓内の転送遅延時間より大きいAT
Mセルの数を計数するオーバカウンタと転送遅延時間が
測定窓内の転送遅延時間より小さいATMセルの数を計
数するアンダカウンタとを設け、オーバカウンタ及びア
ンダカウンタの各計数値に基づいて、測定窓を遅延時間
軸上でATMセルの転送遅延時間の分布特性を含む位置
に移動させている。 【0072】したがって、測定窓を遅延時間軸上で効率
的に移動させることができ、被測定系に対する転送遅延
時間の測定精度を低下させることなく、必要とするカウ
ンタ数を最小限に抑制でき、測定を効率的に実施でき、
かつ装置全体の製造費を節減できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1実施形態のATMセル転送遅延
測定装置の概略構成を示すブロック図 【図2】 同ATMセル転送遅延測定装置におけるアド
レス変換部とデータメモリの詳細構成図 【図3】 転送遅延時間測定における測定範囲と測定窓
との位置関係を説明するための図 【図4】 測定窓に含まれるATMセルの転送遅延時間
の分布特性とその拡大図を示す図 【図5】 同ATMセル転送遅延測定装置における測定
窓の設定処理を示す流れ図 【図6】 同測定窓の遅延時間軸上の各移動遷移を示す
図 【図7】 同ATMセル転送遅延測定装置における各部
の動作を示すタイムチャート 【図8】 同じく同ATMセル転送遅延測定装置におけ
る各部の動作を示すタイムチャート 【図9】 同じく同ATMセル転送遅延測定装置におけ
る各部の動作を示すタイムチャート 【図10】 本発明の第2実施形態のATMセル転送遅
延測定装置の概略構成を示すブロック図 【図11】 一般的なATMネットワークを示す模式図 【図12】 同ATMネットワークに組込まれたATM
交換機内に設けられたバッファメモリを示す図 【図13】 従来のATMセル転送遅延測定装置の概略
構成を示すブロック図 【図14】 試験用のATMセルのビット構成図 【図15】 転送遅延時間の測定範囲とATMセルの転
送遅延時間の分布特性を示す図 【符号の説明】 9…ATMセル 16…分布特性 17…測定窓 21…タイムスタンプ発生部 22…セル送信部 23…被測定系 24…受信セル抽出部 25…受信セルタイムスタンプ抽出部 26…制御信号発生部 27…絶対遅延時間検出部 28…相対遅延時間検出部 29,29a…制御部 30…アドレス変換部 31…データメモリ 32,32a…カウンタ 33,33a…アンダカウンタ 34、34a…オーバカウンタ 35…加算器 36…移動制御部 37…遅延分布検出部 38…データ変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 連続的に所定のタイミングでタイムスタ
    ンプを発生するスタンプ発生部(21)と、 発生された前記タイムスタンプをそれぞれ複数のATM
    セルに付与して、該複数のATMセルを被測定系(23)に
    送信するセル送信部(22)と、 前記被測定系から帰還したATMセルを受信し、該AT
    Mセルからタイムスタンプを検出する受信セルタイムス
    タンプ抽出部(25)と、 該受信セルタイムスタンプ抽出部が検出したタイムスタ
    ンプと、前記ATMセルが受信された時点における前記
    タイムスタンプ発生部が発生するタイムスタンプとか
    ら、前記ATMセルの転送遅延時間を求めてその値を出
    力する転送遅延時間検出部(27)と、遅延 時間軸上で移動可能に設けられた測定窓(17)内に前
    記転送遅延時間が存在するATMセルの数を所定時間間
    隔で計数して該測定窓内に存在するATMセルの数の分
    布を検出する複数個のカウンタ(32,32a)からなる遅延分
    布検出手段(31,37) と、 前記転送遅延時間が前記測定窓内の転送遅延時間より大
    きいATMセルの数を計数するオーバカウンタ(34,34a)
    と、 前記転送遅延時間が前記測定窓内の転送遅延時間より小
    さいATMセルの数を計数するアンダカウンタ(33,33a)
    と、 前記オーバカウンタ及び前記アンダカウンタの各計数値
    に基づいて、前記測定窓を前記遅延時間軸上で移動させ
    る移動制御手段(36)とを備えたATMセル転送遅延測定
    装置。
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