JP2640985B2 - パケット遅延測定装置 - Google Patents

パケット遅延測定装置

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JP2640985B2 JP2242720A JP24272090A JP2640985B2 JP 2640985 B2 JP2640985 B2 JP 2640985B2 JP 2242720 A JP2242720 A JP 2242720A JP 24272090 A JP24272090 A JP 24272090A JP 2640985 B2 JP2640985 B2 JP 2640985B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パケットを扱うネットワークで生じるパケ
ット遅延を計測するパケット遅延測定装置に関する。
(従来の技術) 従来より、パケット遅延測定装置はパケットを扱うネ
ットワーク通信の分野で利用されている。
従来のパケット遅延測定装置の一例として、計時用の
タイマ・カウンタを持ち、送信時のタイマ・カウンタの
計時値を送信時刻としてパケットに付与して送信し、受
信時のタイマ・カウンタの計時値として得られる受信時
刻とパケットに付与された送信時刻との差を求め、これ
をパケット遅延として得るように構成された装置が一般
に知られている。
第4図のブロック図に従来のパケット遅延測定装置の
基本的構成の一例を示すように、タイマ・カウンタ3で
計時される時刻信号は、信号線4を介して測定用パケッ
ト発生回路34に供給され、第5図のパケット・フォーマ
ットに示すように、パケット・ヘッダ30およびデータ部
31とともに送信時刻32として測定用パケットに付与され
る。
パケット発生回路34は、この測定用パケットを自装置
宛として、送信線2よりネットワークへ送信する。この
測定用パケットは、ネットワーク内を経て受信線10より
測定用パケット受信回路35で受信される。測定用パケッ
ト受信回路35は、この測定用パケットから送信時刻32を
取り出して、信号線12を介して遅延算出回路13へ供給す
る。遅延算出回路13は、この送信時刻32とタイマ・カウ
ンタ3で計時され、信号線5を介して供給される受信時
刻との差を算出し、パケット遅延値として信号線14を介
してメモリ部36へ供給し、メモリ部36においてこれを一
旦記憶する。
以上の一連の処理が、測定用パケットの送受信毎に繰
り返され、メモリ部36にはパケット遅延値が順次に蓄積
される。集計処理部37は、メモリ部36に蓄積されたパケ
ット遅延値を信号線20を介して取り出し、パケット遅延
に関する統計情報を集計して、信号線22を介して出力す
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように構成された従来のパケット遅延測定装置
においては、タイマ・カウンタのビット数により制限さ
れる計測可能な遅延の上限を超過して測定用パケットが
到着した場合には、遅延算出回路13で正しい遅延値が得
られないので、パケット遅延に関する統計情報が正しく
得られないという問題が存在していた。
本発明は、このような従来のパケット遅延測定装置が
有する問題点を解決するもので、第1の目的は、計測可
能な遅延の上限を超過して測定用パケットが到着した場
合に、これを検出してパケット遅延に関する統計情報を
より正しく得られるようにするものであり、第2の目的
は、計測可能な遅延の上限を超過して測定用パケットが
到着した場合に、これをより多く検出し、パケット遅延
に関する統計情報をさらに正しく得られるようにすると
ともに、パケット廃棄に関する統計情報をも得られるよ
うにするものである。
(課題を解決するための手段) これらの目的を達成するために、第1の発明は、時刻
を計時するタイマ・カウンタと、このタイマ・カウンタ
の2K倍(kは正の整数)の周期で動作する順序カウンタ
と、タイマ・カウンタの示す時刻を送信時刻として付与
し、順序カウンタの計数値を管理番号として付与した測
定用パケットを一定時間毎に自装置宛としてネットワー
クへ送信するとともに、順序カウンタへカウント・クロ
ック信号を与える測定用パケット発生回路と、この測定
用パケット発生回路より送信した自装置宛の測定用パケ
ットをネットワークより受信し、付与された送信時刻お
よび管理番号を取り出す測定用パケット受信回路と、こ
の測定用パケット受信回路で得た送信時刻とタイマ・カ
ウンタの示す受信時刻に基づいてパメット遅延を算出す
る遅延算出回路と、測定用パケット受信回路で得た管理
番号と順序カウンタの現在の計数値とから、遅延算出回
路により得たパケット遅延の受け入れ可否を判定する判
定回路と、この判定回路で受け入れ可と判定された場合
に、測定用パケット受信回路により得た管理番号と対応
づけて遅延算出回路により得たパケット遅延を記憶する
メモリ部と、このメモリ部に記憶されたパケット遅延に
基づいてパケット遅延情報を集計する集計処理部と、を
具備するように構成されている。
また、第2の発明は、判定回路が、測定用パケット受
信回路により得た管理番号と順序カウンタの現在の計数
値とに加えて、メモリ部よりその管理番号に対応する測
定用パケットの到着情報を得て、これらに基づいて遅延
算出回路により得たパケット遅延の受け入れ可否を判定
し、判定回路で受け入れ可と判定された場合に、メモリ
部が、測定用パケット受信回路により得た管理番号と対
応づけて、遅延算出回路により得たパケット遅延に加え
て測定用パケットの到着情報を記憶し、集計処理部が、
メモリ部に記憶されたパケット遅延に基づいてパケット
遅延情報を集計することに加えて、メモリ部に記憶され
た測定用パケットの到着情報に基づいてパケット廃棄情
報を集計するように構成されている。
(作用) 本発明は、前記の構成により、判定回路は、測定用パ
ケット受信時に取り出した管理番号と順序カウンタの現
在の計数値との関係をもとにして、順序カウンタの周期
がタイマ・カウンタの2k倍であることに基づいてその測
定用パケット送信から受信までの間にタイマ・カウンタ
が1周以上経過して2〜2k周目である場合、あるいは2k
×j+[2〜2k]周目(jは正の整数)である場合を検
出し、その場合には、そのパケットに関するパケット遅
延の受け入れを否としてメモリ部に知らせ、メモリ部は
判定回路で受け入れ可と判定された場合にのみパケット
遅延を記憶することにより、パケット遅延に関する統計
情報をより正しく得られるようにしたものである。
また、判定回路は測定用パケット受信時に取り出した
管理番号と順序カウンタの現在の計数値との関係をもと
に、順序カウンタの周期がタイマ・カウンタの2k倍であ
るとに基づいて、その測定用パケットの送信から受信ま
での間にタイマ・カウンタが1周以上経過して2〜2k
目である場合、あるいは2k×j+[2〜2k]周目である
場合を検出するとともに、メモリ部よりその管理番号に
対応する測定用パケットの到着情報を得て到着済みであ
るならば、その測定用パケットの送信から受信までの間
に順序カウンタが1周以上経過したための二重到着であ
って、タイマ・カウンタが2k周以上経過している場合に
相当するため、これを検出し、これらの場合には、その
パケットに関するパケット遅延の受け入れを否としてメ
モリ部に知らせ、メモリ部は判定回路で受け入れ可と判
定された場合にのみパケット遅延を記憶することによ
り、パケット遅延に関する統計情報をさらに正しく得ら
れるように構成したものである。
さらに、メモリ部はその管理番号と対応づけてパケッ
ト遅延および測定用パケットの到着情報を記憶するの
で、集計処理部はこのパケット到着情報をもとにパケッ
ト廃棄情報についても集計できるように構成したもので
ある。
(実施例) 第1図は、本発明によるパケット遅延測定装置の一実
施例を示すブロック図である。
第1図に示すように、測定用パケットを自装置宛と
し、送信線2を介してネットワークへ送信する測定用パ
ケット発生回路1と、時刻を計時するタイマ・カウンタ
3と、このタイマ・カウンタ3の2倍の周期を持ち測定
用パケットの送信毎にカウントする順序カウンタ7と、
受信線10を介してネットワークから測定用パケットを受
信する測定用パケット受信回路11と、測定用パケットの
遅延を算出する遅延算出回路13と、受信した測定用パケ
ットに関するパケット遅延の受け入れ可否を判定する判
定回路17と、パケット遅延を記憶するメモリ部19と、パ
ケット遅延に関する統計情報を集計する集計処理部21と
を具備している。
次に、前記のように構成された装置の動作について説
明する。
タイマ・カウンタ3で計時される時刻は、信号線4を
介して測定用パケット発生回路1に供給され、順序カウ
ンタ7の示す計数値も信号線8を介して測定用パケット
発生回路1に供給される。そして、第3図のパケット・
フォーマットに示すように、パケット・ヘッダ30および
データ部31とともに、送信時刻32および管理番号33とし
て測定用パケットに付与される。
測定用パケット発生回路1は、この測定用パケットを
自装置宛として送信線2からネットワークへ送信すると
ともに、信号線6を介して順序カウンタ7へカウント・
クロック信号を供給する。送信された測定用パケット
は、ネットワーク内を経て、受信線10より測定用パケッ
ト受信回路11で受信される。
測定用パケット受信回路11は、この測定用パケットか
ら送信時刻32を取り出して信号線12を介して遅延算出回
路13へ供給する。遅延算出回路13においては、この送信
時刻32と、タイマ・カウンタ3で計時され、信号線5を
介して供給される受信時刻との差を算出し、パケット遅
延値として信号線14を介してメモリ部19へ供給する。
このときのパケット遅延算出の計算式は、 TD=T2−T1(モジュロ2n) ……第1式 による。
ただし、T1は送信時刻、T2は受信時刻、nはタイマ・
カウンタ3のビット数、TDは遅延値である。
また、測定用パケット受信回路11は、測定用パケット
より管理番号33をも取り出して、信号線15および16を介
してメモリ部19および判定回路17へそれぞれ供給する。
判定回路17においては、この管理番号33と信号線9を介
して供給される順序カウンタ7の現在の計数値との関係
をもとに、順序カウンタの周期がタイマ・カウンタの2
倍であることから、その測定用パケット送信から受信ま
での間に、タイマ・カウンタが1周以上経過して偶数周
目である場合を検出する。
このときの判定式は、 N2−N1≧2m-1(モジュロ2m) ……第2式 による。
ただし、N1は管理番号すなわち送信時の順序カウンタ
の計数値、N2は受信時の順序カウンタの計数値、mは順
序カウンタ7のビット数である。
判定回路17は、第2式が成立した場合に、そのパケッ
トに関するパケット遅延の受け入れを否とし、信号線18
を介してメモリ部19へ伝える。メモリ部19は、パケット
遅延の受け入れが否でない場合に、信号線15を介して供
給される管理番号と対応づけて、信号線14より供給され
るパケット遅延値を記憶する。
以上の一連の処理が測定用パケットの送受信毎に繰り
返され、メモリ部19にはパケット遅延値が順次に記憶さ
れる。集計処理部21は、メモリ部19に記憶されたパケッ
ト遅延値を信号線20を介して取り出し、パケット遅延に
関する統計情報を集計して、信号線22を介して出力す
る。
以上のように本発明の第1の実施例によれば、タイマ
・カウンタ3の2倍の周期である順序カウンタ7を設
け、測定用パケットには送信時刻32に加えて順序カウン
タの示す現在の計数値を管理番号33として付与すること
とし、受信時に測定用パケットより取り出した管理番号
33と順序カウンタ7の現在の計数値とから、そのパケッ
トに関するパケット遅延の受け入れ可否を判定する判定
回路17を設け、さらに、判定回路17で受け入れ可と判定
された場合だけ、メモリ部19がパケット遅延を記憶する
ように構成することにより、計測可能な遅延の上限を超
過して測定用パケットが到着した場合に、これを検出し
てパケット遅延に関する統計情報をより正しく得られる
ようにすることができる。
(第2の実施例) 第2図は、本発明の第2の実施例の基本的構成を示す
ブロック図である。
第2図において、第1図に示した実施例と異なる点
は、測定用パケット受信回路23からメモリ部25へ測定用
パケットの到着情報を供給するように構成した点、メモ
リ部25は測定用パケットの遅延値に加えて到着情報を記
憶するように構成した点、判定回路27は管理番号と順序
カウンタの計数値を比較するだけではなく、測定用パケ
ットの到着情報を用いるように構成した点、集計処理部
29はパケットの遅延に関する統計情報に加えて、廃棄に
関する統計情報も集計するように構成した点である。
このように構成されたパケット遅延測定装置の動作に
ついて説明する。
まず、測定用パケット発生回路1、タイマ・カウンタ
3、順序カウンタ7における動作は、第1の実施例と同
じであって、測定用パケット発生回路1より送信された
測定用パケットはネットワーク内を経て、受信線10より
測定用パケット受信回路23で受信される。
測定用パケット受信回路23は、この測定用パケットよ
り送信時刻32を取り出して信号線12を介して遅延算出回
路13へ供給する。遅延算出回路13における動作も第1の
実施例と同様であって、パケット遅延値を算出して信号
線14を介してメモリ部25へ供給する。
また、測定用パケット受信回路23では、測定用パケッ
トより管理番号33を取り出して信号線15、16を介してメ
モリ部25および判定回路27へそれぞれ供給する。
判定回路27では、この管理番号33と信号線9を介して
供給される順序カウンタ7の現在の計数値との関係をも
とに、順序カウンタの周期がタイマ・カウンタの2倍で
あることから、測定用パケットの送信から受信までの間
にタイマ・カウンタが1周以上経過して偶数周目である
場合を検出する。
このときの判定式は、第1の実施例と同じく、先の第
2式による。
また、判定回路27では、メモリ部25より信号線26を介
して当該管理番号に対応する測定用パケットの到着情報
を得て到着済みであるならば、測定用パケットの送信か
ら受信までの間に順序カウンタが1周以上したための二
重到着であるので、タイマ・カウンタが2周以上経過し
て3周目以上となっている場合として検出する。
判定回路27は、これら2つのいずれかが成立した場合
に、そのパケットに関するパケット遅延の受け入れを否
としてメモリ部25へ信号線18を介して伝える。メモリ部
25は、パケット遅延の受け入れが否でない場合に、信号
線15を介して供給される管理番号と対応づけて、信号線
14より供給されるパケット遅延値および信号線24より供
給されるパケット到着情報を記憶する。
以上の一連の処理が測定用パケットの送受信毎に繰り
返され、メモリ部25には管理番号と対応づけてパケット
遅延値およびパケット到着情報が記憶される。
集計処理部29は、メモリ部25に記憶されたパケット遅
延値を信号線20を介して取り出し、パケット遅延に関す
る統計情報を集計するとともに、メモリ部25に記憶され
た管理番号と対応づけたパケット到着情報を信号線28を
介して取り出し、未到着であるものを廃棄とみなしてパ
ケット廃棄に関する統計情報を集計して、信号線22を介
して出力する。
以上で説明したように、本発明の第2の実施例によれ
ば、第1の実施例における構成に加えて、判定回路27
を、受信時に測定用パケットより取り出した管理番号33
と順序カウンタの現在の計数値とに加えて、メモリ部25
よりその管理番号に対応する測定用パケットの到着情報
を得て、これらに基づいてそのパケットに関するパケッ
ト遅延の受け入れ可否を判定するように構成している。
また、メモリ部25を、判定回路27で受け入れ可と判定
された場合に、そのパケットの管理番号と対応づけてパ
ケット遅延および測定用パケットの到着情報を記憶する
ように構成している。
さらに、集計処理部29を、メモリ部25に記憶されたパ
ケット遅延に基づいてパケット遅延情報を集計するとと
もに、メモリ部25に記憶された測定用パケットの到着情
報に基づいてパケット廃棄情報をも集計するように構成
することにより、計測可能な遅延の上限を超過して測定
用パケットが到着した場合も検出し、パケット遅延に関
する統計情報をさらに正しく得られるようにするととも
に、パケット廃棄に関する統計情報も得られるようにす
ることができる。
なお、以上の第1および第2の実施例では、順序カウ
ンタの周期がタイマ・カウンタの2倍である場合につい
て説明を行なったが、これを2k倍としてもよく、その場
合には判定式として第2式の代わりに次の第3式を用い
る。
N2−N1≧2m-k(モジュロ2m) ……第3式 この場合、kの値が大きくなるほど計測可能な遅延の
上限を超過して測定用パケットが到着した場合の検出能
力が高くなる。
(発明の効果) 以上で説明したように、本発明は、第1に、判定回路
は測定用パケット受信時に取り出した管理番号と順序カ
ウンタの現在の計数値との関係をもとに、順序カウンタ
の周期がタイマ・カウンタの2k倍であることに基づい
て、その測定用パケットの送信から受信までの間にタイ
マ・カウンタが1周以上経過して2〜2k周目である場
合、あるいは2k×j+[2〜2k]周目である場合を検出
し、その場合には、そのパケットに関するパケット遅延
の受け入れを否としてメモリ部に知らせ、メモリ部は判
定回路で受け入れ可と判定された場合にのみパケット遅
延を記憶することにより、パケット遅延に関する統計情
報をより正しく得ることができる。
また、第2に、判定回路は測定用パケット受信時に取
り出した管理番号と順序カウンタの現在の計数値との関
係をもとに、順序カウンタの周期がタイマ・カウンタの
2k倍であることに基づいてその測定用パケットの送信か
ら受信までの間にタイマ・カウンタが1周以上経過して
2〜2k周目である場合、あるいは2k×j+[2〜2k]周
目である場合を検出するとともに、メモリ部よりその管
理番号に対応する測定用パケットの到着情報を得て到着
済みであるならば、その測定用パケットの送信から受信
までの間に順序カウンタが1周以上経過したための二重
到着であるので、タイマ・カウンタが2k周以上経過して
いる場合に相当するためこれを検出し、これらの場合に
はそのパケットに関するパケット遅延の受け入れを否と
してメモリ部に知らせ、メモリ部は判定回路で受け入れ
可と判定された場合にのみパケット遅延を記憶すること
により、パケット遅延に関する統計情報をさらに正しく
得ることができる。そして、メモリ部はその管理番号と
対応づけてパケット遅延および測定用パケットの到着情
報を記憶するので、集計処理部はこのパケット到着情報
をもとにパケット廃棄情報についても集計できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例におけるパケット遅延
測定装置のブロック図、第2図は、本発明の第2の実施
例におけるパケット遅延測定装置のブロック図、第3図
は、本発明の第1および第2の実施例のパケット遅延測
定装置におけるパケット・フォーマットを説明する概念
図、第4図は、従来のパケット遅延測定装置のブロック
図、第5図は、従来のパケット遅延測定装置におけるパ
ケット・フォーマットを説明する概念図である。 1……測定用パケット発生回路 3……タイマ・カウンタ 7……順序カウンタ 11、12……測定用パケット受信回路 13……遅延算出回路 17、27……判定回路 19、25……メモリ部 21、29……集計処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀 謙二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−299343(JP,A) 特開 昭62−140537(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻を計時するタイマ・カウンタと、 前記タイマ・カウンタの2K倍(kは正の整数)の周期で
    動作する順序カウンタと、 前記タイマ・カウンタの示す時刻を送信時刻として付与
    し、前記順序カウンタの計数値を管理番号として付与し
    た測定用パケットを一定時間毎に自装置宛としてネット
    ワークへ送信するとともに、前記順序カウンタへカウン
    ト・クロック信号を印加する測定用パケット発生回路
    と、 前記測定用パケット発生回路より送信した自装置宛の測
    定用パケットをネットワークより受信し、付与された送
    信時刻および管理番号を取り出す測定用パケット受信回
    路と、 前記測定用パケット受信回路で得た送信時刻と前記タイ
    マ・カウンタの示す受信時刻とに基づいてパケット遅延
    を算出する遅延算出回路と、 前記測定用パケット受信回路で得た管理番号と前記順序
    カウンタの現在の計数値とから、前記遅延算出回路によ
    り得たパケット遅延の受け入れ可否を判定する判定回路
    と、 前記判定回路で受け入れ可と判定された場合に、前記測
    定用パケット受信回路により得た管理番号と対応づけて
    前記遅延算出回路により得たパケット遅延を記憶するメ
    モリ部と、 前記メモリ部に記憶されたパケット遅延に基づいてパケ
    ット遅延情報を集計する集計処理部と、 を具備することを特徴とするパケット遅延測定装置。
  2. 【請求項2】前記判定回路が、前記測定用パケット受信
    回路により得た管理番号と前記順序カウンタの現在の計
    数値とに加えて、前記メモリ部よりその管理番号に対応
    する測定用パケットの到着情報を得て、これらに基づい
    て遅延算出回路により得たパケット遅延の受け入れ可否
    を判定し、 前記判定回路で受け入れ可と判定された場合に、前記メ
    モリ部が、前記測定用パケット受信回路により得た管理
    番号と対応づけて、前記遅延算出回路により得たパケッ
    ト遅延に加えて測定用パケットの到着情報を記憶し、 前記集計処理部が、前記メモリ部に記憶されたパケット
    遅延に基づいてパケット遅延情報を集計することに加え
    て、前記メモリ部に記憶された測定用パケットの到着情
    報に基づいてパケット廃棄情報を集計することを特徴と
    する前記請求項1に記載のパケット遅延測定装置。
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