JP3364397B2 - 給湯機の基板ユニットの取り付け構造 - Google Patents

給湯機の基板ユニットの取り付け構造

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JP3364397B2
JP3364397B2 JP29755796A JP29755796A JP3364397B2 JP 3364397 B2 JP3364397 B2 JP 3364397B2 JP 29755796 A JP29755796 A JP 29755796A JP 29755796 A JP29755796 A JP 29755796A JP 3364397 B2 JP3364397 B2 JP 3364397B2
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board unit
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換器を加熱する
バーナを内蔵した給湯機の基板ユニットの取り付け構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、電子
部品で構成され給湯機全体の制御を行うプリント基板を
内蔵した基板ユニットをねじにより給湯機本体内に固定
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
ものでは、給湯機本体を小型化するために給湯機内のス
ペースを有効に使って基板ユニットを他の部品や他のユ
ニットの手前に配置した場合、例えば基板ユニットの奥
に熱交換器を通って熱交換された高温水と水道からの低
温水を混合して、設定温度のお湯にする湯水混合弁など
が位置している場合、この湯水混合弁を点検・修理する
ためには基板ユニットを取り外さなくてはならず、特に
給湯機本体が高所に設置されている場合、取り外した基
板ユニットを置く場所がなく、大変作業がやりずらいも
のであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し、上記欠点を解決する為、特にその構成を、請求項
1では、給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行うバー
ナユニットと、給湯機の制御全体を行う基板を収納した
基板ケースと該基板ケースを収納して給湯機本体内に固
定される取り付けケースとからなる基板ユニットとを備
えた給湯機の基板ユニットの取り付け構造に於いて、前
記バーナユニットの前面板の下部に差し込み孔部を形成
し、前記基板ユニットの上部に前記差し込み孔部に差し
込まれる断面凹形状の差し込み部を設けると共に、前記
差し込み部を差し込み孔部に差し込んで当接した状態
で、基板ユニットをバーナユニットに対して約90度傾
けた位置で仮止めする可とう性の仮止め用係合部材をバ
ーナユニットの前面板に設けたものである。又請求項2
では、給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行うバーナ
ユニットと、給湯機の制御全体を行う基板を収納した基
板ケースと該基板ケースを収納して給湯機本体内に固定
される取り付けケースとからなる基板ユニットとを備え
た給湯機の基板ユニットの取り付け構造に於いて、前記
バーナユニットの前面板の下部に差し込み孔部と上部基
板止め孔を形成すると共に、前記基板ユニットの上部に
は上部固定孔と断面凹形状の差し込み部とを形成した折
り曲げ部を設け、前記基板ユニットの折り曲げ部をバー
ナユニットの差し込み孔部に差し込んで回転させた後、
位置の一致したバーナユニットの上部基板止め孔と基板
ユニットの上部固定孔とを固定ねじでねじ止めするもの
である。 又請求項3では、請求項2に於いて、前記バー
ナユニットの前面板に可とう性の仮止め用係合部材を設
けると共に、前記基板ユニットに仮止め用係合部材と係
合する仮止め用係合孔を形成したものである。
【0005】
【作用】本発明の請求項1の給湯機の基板ユニットの取
り付け構造では、基板ユニット19の取り付け時に、バ
ーナユニット12の前面板14の差し込み孔部15に基
板ユニット19の差し込み部26を差し込むことによ
り、孔位置が一致した状態になるので、孔位置を手で合
わせながらねじ止め作業する必要がなく、一人で簡単に
基板ユニット19を給湯機本体2内に取り付けられるも
のである。また、基板ユニット19を取り付け状態から
差し込み部26と差し込み孔部15との当接部分を中心
に回転させて、バーナユニット12に対して約90度傾
けた状態にして基板ユニット19にバーナユニット12
の前面板14に取り付けた仮止め用係合部材32を引っ
かけることにより、差し込み部26の断面凹形状部分が
差し込み孔部15の開口部分の上部を押し上げるような
状態で当接して基板ユニット19の上部が支持され、又
基板ユニット19が自重で下に回転しようとするのを仮
止め用係合部材32が防止することにより基板ユニット
19の下部が支持されて、基板ユニット19をバーナユ
ニット12に対して約90度傾けた状態で仮止めするこ
とができ、それにより給湯機本体2が高所に設置されて
いる場合でも、基板ユニット19を完全に取り外すこと
なく、基板ユニット19の奥側に位置する湯水混合弁の
点検修理作業を安全かつ容易にできるものである。
【0006】また、本発明の請求項2の給湯機の基板ユ
ニットの取り付け構造では、基板ユニット19を給湯機
本体2内に取り付ける時、バーナユニット12の前面板
14の差し込み孔部15に、基板ユニット19を約90
度傾けた状態で差し込み部26を差し込むと、差し込み
部26の断面凹形状部分が差し込み孔部15内に当接し
た状態となり、その状態から差し込み部26と差し込み
孔部15の当接したところを中心にして、基板ユニット
19が正面となるように基板ユニット19を約90度回
転させると、差し込み部26の先端が前面板14の裏側
に当接すると共に、差し込み部26の下の折り曲げ部2
2の裏側が前面板14の差し込み孔部15の下の部分と
当接し、この状態で基板ユニット19の上部の折り曲げ
部22の上部固定孔27とバーナユニット12の前面板
14の上部基板止め孔16との孔位置が合って簡単にね
じ止めできる状態になるので、上部固定孔27に固定ね
じ28をねじ込んでねじ止めして、基板ユニット19を
固定して給湯機本体2内に取り付けることができるもの
である。
【0007】また、本発明の請求項3の給湯機の基板ユ
ニットの取り付け構造では、基板ユニット19を給湯機
本体2内に取り付ける時、バーナユニット12の前面板
14の差し込み孔部15に、基板ユニット19を約90
度傾けた状態で差し込み部26を差し込むと、差し込み
部26の断面凹形状部分が差し込み孔部15内に当接し
た状態となり、その状態から差し込み部26と差し込み
孔部15の当接したところを中心にして、基板ユニット
19が正面となるように基板ユニット19を約90度回
転させると、差し込み部26の先端が前面板14の裏側
に当接すると共に、差し込み部26の下の折り曲げ部2
2の裏側が前面板14の差し込み孔部15の下の部分と
当接し、この状態で基板ユニット19の上部の折り曲げ
部22の上部固定孔27とバーナユニット12の前面板
14の上部基板止め孔16との孔位置が合って簡単にね
じ止めできる状態になるので、上部固定孔27に固定ね
じ28をねじ込んでねじ止めして、基板ユニット19を
固定して給湯機本体2内に取り付けることができるもの
である。
【0008】又基板ユニット19の奥側に位置する湯水
混合弁35の点検修理作業を行う時、基板ユニット19
をねじ止めしている固定ねじを取り外して、次にプリン
ト基板20が上になるように差し込み部26と差し込み
孔部15の当接したところを中心にして、基板ユニット
19の下を持ち上げて約90度回転させると、差し込み
部26の断面凹形状部分が差し込み孔部15内に当接し
た状態となり、この状態で基板ユニット19の仮止め用
係合孔31に仮止め用係合部材32を通して、仮止め用
係合部材32の先端部分を手で曲げると、折り曲げ部2
2の先端が前面板14に押し当てられるような状態にな
ると共に、差し込み部26の断面凹形状部分が差し込み
孔部15の開口部分の上部を押し上げるように当接して
いる状態となって基板ユニット19の上部は支持され、
差し込み部26と差し込み孔部15の当接したところを
中心にして基板ユニット19が自重により下に回転しよ
うとするのを、基板ユニット19の仮止め用係合孔31
に仮止め用係合部材32が係合することにより防止し、
それにより基板ユニット19の下部は支持されて基板ユ
ニット19が仮止め状態となり、基板ユニット19の奥
側に位置する湯水混合弁35の点検修理作業を、給湯機
本体が高所に設置されている場合でも基板ユニット19
を完全に取り外すことなく、安全かつ容易にできるもの
である。
【0009】
【実施例】次にこの発明に係る給湯機を図面に示す一実
施例で説明する。1は熱交換器ユニットで、給湯機本体
2内の上方に取り付けられ、その上部と排気口3が接続
されていると共に、その内部には熱交換器(図示せず)
が内蔵され、該熱交換器の先端は給水管4が接続され、
後端には出湯管5が接続されている。
【0010】6は送風機ユニットで、送風量を調節する
ダンパ(図示せず)を内蔵したダンパユニット7の上面
に取り付けられ、上部を給気口8と接続して燃焼用空気
を送風するものである。
【0011】9はオイルレベラーで、汲み上げポンプ1
0により汲み上げた燃油を一定量貯めて、流量ポンプ1
1により燃油量を調節して送油するものである。
【0012】12はバーナユニットで、給湯機本体2内
の下方に取り付けられ、該バーナユニット12の側面上
部に取り付けたダンパユニット7から燃焼用空気が送風
されると共に、バーナユニット12の側面下部に取り付
けたオイルレベラー9から燃油が送油されることにより
燃焼を行うもので、前面取り付けねじ13により周りを
固定された前面板14の下部の左右に細長い形状の差し
込み孔部15が形成され、前面の下部の両端にねじ切り
された上部基板止め孔16が形成されているものであ
る。
【0013】17は仕切板で、燃焼ガスが通過するため
に水平面部分の略中央が開口され、正面中央には仮止め
受け部18が立設され、上面に熱交換器ユニット1の底
面を密着させて固定すると共に、下面に断熱パッキン
(図示せず)を介してバーナユニット12の上面を密着
させて固定するものである。
【0014】19は基板ユニットで、断面が凹形状で、
マイコンなどの電子部品で構成された給湯機の制御全体
を行うプリント基板20を収納する基板ケース21と、
断面が凹形状で、上下に折り曲げ部22・23を形成
し、基板ケース21を収納して給湯機本体2内に固定さ
れる取り付けケース24よりなり、該取り付けケース2
4の背面にはトランスからなる電源部25が固定されて
いるものである。
【0015】26は差し込み部で、取り付けケース24
の上部の折り曲げ部22の左右に折り曲げ部22より下
向きに折り曲げられて設けられ、真ん中の部分が断面が
半円の凹形状26aで、基板ユニット19を給湯機本体
2内に取り付ける時、バーナユニット12の前面板14
の差し込み孔部15に差し込まれるものである。
【0016】27は上部固定孔で、取り付けケース24
の上部の折り曲げ部22の両端に設けられ、基板ユニッ
ト19を給湯機本体2内に取り付ける時、固定ねじ28
によりバーナユニット12の上部基板止め孔16にねじ
止めされるものである。
【0017】29は下部固定孔で、取り付けケース24
の下部の両端に設けられ、基板ユニット19を給湯機本
体2内に取り付ける時、固定ねじ30により給湯機本体
2内の下部の正面部分に設けた下部基板止め孔(図示せ
ず)にねじ止めされるものである。
【0018】31は仮止め用係合孔で、取り付けケース
24の左端のほぼ真ん中で、取り付けケース24に基板
ケース21を収納した状態で、基板ケース21により隠
れない位置に設けられているものである。
【0019】32は仮止め用係合部材で、可撓性の部材
からなり、先端の取り付け部33の中心に取り付け用円
孔34が形成され、バーナユニット12の前面板14の
左端の下の前面取り付けねじ13を前面板14にねじ込
む時、前面取り付けねじ13に取り付け用円孔34を貫
通させた状態でねじ込むことにより、前面板14に取り
付けられるものである。
【0020】35は湯水混合弁で、給湯機本体2内の下
部で、基板ユニット19の取り付け位置より奥側の位置
に取り付けられ、熱交換器を通って熱交換された高温水
と水道からの低温水を混合して、出湯管5より設定温度
のお湯を供給するものである。
【0021】そしてこの給湯機は、基板ユニット19の
制御によりバーナユニット12内で燃焼を行い、発生し
た燃焼ガスが仕切板17の開口を通って熱交換器ユニッ
ト1内を通過して排気口3より排気されることにより、
熱交換器ユニット1内の熱交換器を加熱し、それにより
熱交換器に給水された水が熱交換されて湯水混合弁35
で設定温度のお湯となって出湯管5より供給されるもの
である。
【0022】次に、基板ユニット19の取り付け手順に
ついて図面に示す一実施例で説明する。まず、図5のよ
うに基板ユニット19を給湯機本体2内に取り付けられ
たバーナユニット12に対して、プリント基板20を上
にして約90度傾けた状態で、基板ユニット19の取り
付けケース24の上部の折り曲げ部22の差し込み部2
6を、前面板14の差し込み孔部15に差し込むと、差
し込み部26の真ん中の半円部分の凹形状26aが差し
込み孔部15内の上部に当接した状態となる。
【0023】そして、次に図6のように差し込み部26
と差し込み孔部15との当接したところを中心にして、
基板ユニット19のプリント基板20が正面となるよう
に基板ユニット19を約90度回転させると、前面板1
4の裏側に差し込み部26の真ん中の半円部分の凹形状
26aが位置して、差し込み部26の先端が前面板14
の裏側に当接すると共に、差し込み部26の下の折り曲
げ部22の裏側が前面板14の差し込み孔部15の下の
部分と当接する。
【0024】この状態で、基板ユニット19の取り付け
ケース24の上部の折り曲げ部22の上部固定孔27と
バーナユニット12の前面板14の上部基板止め孔16
との孔位置、及び、基板ユニット19の取り付けケース
24の下部の両端に設けられた下部固定孔29と給湯機
本体2内の下部の正面部分に設けた下部基板止め孔との
孔位置が合って簡単にねじ止めできる状態になるので、
上部固定孔27に固定ねじ28をねじ込んでねじ止め
し、下部固定孔29に固定ねじ30をねじ込んでねじ止
めして、基板ユニット19を固定して給湯機本体2内に
取り付けるものである。
【0025】次に、基板ユニット19の奥側に位置する
湯水混合弁35の点検修理作業の手順について図面に示
す一実施例で説明する。まず、基板ユニット19の取り
付けケース24の上部固定孔27でねじ止めしている固
定ねじ28と、基板ユニット19の取り付けケース24
の下部固定孔29でねじ止めしている固定ねじ30を取
り外して、次にプリント基板20が上になるように差し
込み部26と差し込み孔部15の当接したところを中心
にして、基板ユニット19の下を持ち上げて約90度回
転させると、図5のように差し込み部26の真ん中の半
円部分の凹形状26aが差し込み孔部15内に当接した
状態となる。この時、差し込み部26の真ん中の凹形状
26aが半円状であるため、差し込み孔部15がその半
円状の部分に引っかかって抜けにくい状態になってい
る。尚、凹形状26aは、断面が半円状でなくて四角形
状でもよい。
【0026】そしてこの状態で、基板ユニット19の取
り付けケース24の仮止め用係合孔31に仮止め用係合
部材32を通して、図4のように仮止め用係合部材32
の先端部分を手で曲げると、取り付けケース24の上部
折り曲げ部22の先端が前面板14に押し当てられるよ
うな状態になると共に、差し込み部26の真ん中の半円
部分の凹形状26aが差し込み孔部15の開口部分の上
部を押し上げるように当接している状態となって基板ユ
ニット19の上部は支持され、差し込み部26と差し込
み孔部15の当接したところを中心にして基板ユニット
19が自重により下に回転しようとするのを、取り付け
ケース24の仮止め用係合孔31に仮止め用係合部材3
2が係合することにより防止し、それにより基板ユニッ
ト19の下部は支持されて基板ユニット19が仮止め状
態となり、基板ユニット19の奥側に位置する湯水混合
弁35の点検修理作業を、給湯機本体が高所に設置され
ている場合でも基板ユニット19を完全に取り外すこと
なく、安全かつ容易にできるものである。
【0027】そして、湯水混合弁35の点検修理作業が
終了したら、取り付けケース24の仮止め用係合孔31
から仮止め用係合部材32を外して、再び差し込み部2
6と差し込み孔部15の当接したところを中心にして、
基板ユニット19のプリント基板20が正面となるよう
に基板ユニット19を約90度回転させて、上部固定孔
27に固定ねじ28をねじ込んでねじ止めし、下部固定
孔29に固定ねじ30をねじ込んでねじ止めして、基板
ユニット19を固定して給湯機本体2内に取り付けるも
のである。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、請求項1で
は、給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行うバーナユ
ニットの前面板の下部に差し込み孔部を形成し、給湯機
の制御全体を行う基板を収納した基板ケースと該基板ケ
ースを収納して給湯機本体内に固定される取り付けケー
スとからなる基板ユニットの上部に差し込み孔部に差し
込まれる断面凹形状の差し込み部を設け、バーナユニッ
トの前面板に基板ユニットをバーナユニットに対して約
90度傾けた位置で仮止めする可とう性の仮止め用係合
部材を設けたものであるから、基板ユニットの取り付け
時に、バーナユニットの前面板の差し込み孔部に基板ユ
ニットの差し込み部を差し込むことにより孔位置が一
致した状態になるので、孔位置を手で合わせながらねじ
止め作業する必要がなく、一人で簡単に基板ユニットを
給湯機本体内に取り付けられるものである。また、基板
ユニットの奥側に位置する湯水混合弁の点検・修理作業
を行う時、基板ユニットを取り付け状態から差し込み部
と差し込み孔部との当接部分を中心に回転させて、バー
ナユニットに対して約90度傾けた状態にして基板ユニ
ットにバーナユニットの前面板に取り付けた仮止め用係
合部材を引っかけることにより、基板ユニットの差し込
み部の凹形状部分が差し込み孔部の開口部分の上部を押
し上げるような状態で当接することにより基板ユニット
の上部が支持され、基板ユニットが自重で下に回転しよ
うとするのを仮止め用係合部材が防止することにより基
板ユニットの下部が支持されて、基板ユニットをバーナ
ユニットに対して約90度傾けた状態で仮止めすること
ができ、それにより給湯機本体が高所に設置されている
場合でも、基板ユニットを完全に取り外すことなく、基
板ユニットの奥側に位置する湯水混合弁の点検修理作業
を安全かつ容易にできるものである。 また、請求項2で
は、給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行うバーナユ
ニットの前面板の下部に差し込み孔部と上部基板止め孔
を形成し、給湯機の制御全体を行う基板を収納した基板
ケースと該基板ケースを収納して給湯機本体内に固定さ
れる取り付けケースとからなる基板ユニットの上部に上
部固定孔と差し込み孔 部に差し込まれる断面凹形状の差
し込み部とを形成した折り曲げ部を設け、前記バーナユ
ニットの前面板の下部に差し込み孔部と上部基板止め孔
を形成すると共に、前記基板ユニットの上部には上部固
定孔と断面凹形状の差し込み部とを形成した折り曲げ部
を設け、前記基板ユニットの折り曲げ部をバーナユニッ
トの差し込み孔部に差し込んで回転させた後、位置の一
致したバーナユニットの上部基板止め孔と基板ユニット
の上部固定孔とを固定ねじでねじ止めするものであるか
ら、基板ユニットを給湯機本体内に取り付ける時、バー
ナユニットの前面板の差し込み孔部に、基板ユニットを
約90度傾けた状態で差し込み部を差し込むと、差し込
み部の断面凹形状部分が差し込み孔部内に当接した状態
となり、その状態から差し込み部と差し込み孔部の当接
したところを中心にして、基板ユニットが正面となるよ
うに基板ユニットを約90度回転させると、差し込み部
の先端が前面板の裏側に当接すると共に、差し込み部の
下の折り曲げ部の裏側が前面板の差し込み孔部の下の部
分と当接し、この状態で基板ユニットの上部の折り曲げ
部の上部固定孔とバーナユニットの前面板の上部基板止
め孔との孔位置が合って簡単にねじ止めできる状態にな
るので、上部固定孔に固定ねじをねじ込んでねじ止めし
て、基板ユニットを固定して給湯機本体内に取り付ける
ことができるものである。
【0029】また、請求項3では、請求項2に於いて、
バーナユニットの前面板に可とう性の仮止め用係合部材
を設けると共に、前記基板ユニットに仮止め用係合部材
と係合する仮止め用係合孔を形成したものであるから、
基板ユニットの取り付け時にバーナユニットの前面板の
差し込み孔部に基板ユニットの差し込み部を差し込むこ
とにより、基板ユニットの上部固定孔と前面板の上部基
板止め孔との孔位置が一致した状態になるので、孔位置
を手で合わせながらねじ止め作業する必要がなく、一人
で簡単に基板ユニットを給湯機本体内に取り付けられる
ものである。また、基板ユニットの奥側に位置する湯水
混合弁の点検・修理作業を行うときは、基板ユニットを
取り付け状態から差し込み部と差し込み孔部との当接部
分を中心に回転させて、バーナユニットに対して約90
度傾けた状態にして基板ユニットの仮止め用係合孔にバ
ーナユニットの前面板に取り付けた仮止め用係合部材を
引っかけることにより、基板ユニットの上部の折り曲げ
部の先端が前面板に押し当てられると共に、差し込み部
の半円部分の凹形状が差し込み孔部の開口部分の上部を
押し上げるような状態で当接することにより基板ユニッ
トの上部が支持され、基板ユニットが自重で下に回転し
ようとするのを仮止め用係合部材が防止することにより
基板ユニットの下部が支持されて、基板ユニットをバー
ナユニットに対して約90度傾けた状態で仮止めするこ
とができ、それにより給湯機本体が高所に設置されてい
る場合でも、基板ユニットを完全に取り外すことなく、
基板ユニットの奥側に位置する湯水混合弁の点検修理作
業を安全かつ容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を付した給湯機の内部を示
す正面図。
【図2】同バーナユニットにダンパユニットとオイルレ
ベラーを取り付けた状態を示す正面図。
【図3】同基板ユニットの正面図。
【図4】同バーナユニットに基板ユニットを仮止めした
時の要部側面図。
【図5】同差し込み部と差し込み受け部との係合状態を
示す要部断面図。
【図6】同バーナユニットに基板ユニットを本固定した
時の差し込み部と差し込み受け部との係合状態を示す要
部断面図。
【符号の説明】
2 給湯機本体 12 バーナユニット 14 前面板 15 差し込み孔部 19 基板ユニット 20 基板 22 折り曲げ部 26 差し込み部 31 仮止め用係合孔 32 仮止め用係合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−117702(JP,A) 実開 平6−4552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/02 F24H 9/06 F24H 9/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行
    うバーナユニットと、給湯機の制御全体を行う基板を収
    納した基板ケースと該基板ケースを収納して給湯機本体
    内に固定される取り付けケースとからなる基板ユニット
    とを備えた給湯機の基板ユニットの取り付け構造に於い
    て、前記バーナユニットの前面板の下部に差し込み孔部
    を形成し、前記基板ユニットの上部に前記差し込み孔部
    に差し込まれる断面凹形状の差し込み部を設けると共
    に、前記差し込み部を差し込み孔部に差し込んで当接し
    た状態で、基板ユニットをバーナユニットに対して約9
    0度傾けた位置で仮止めする可とう性の仮止め用係合部
    材をバーナユニットの前面板に設けたことを特徴とする
    給湯機の基板ユニットの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 給湯機本体内に取り付けられて燃焼を行
    うバーナユニットと、給湯機の制御全体を行う基板を収
    納した基板ケースと該基板ケースを収納して給湯機本体
    内に固定される取り付けケースとからなる基板ユニット
    とを備えた給湯機の基板ユニットの取り付け構造に於い
    て、前記バーナユニットの前面板の下部に差し込み孔部
    と上部基板止め孔を形成すると共に、前記基板ユニット
    の上部には上部固定孔と断面凹形状の差し込み部とを形
    成した折り曲げ部を設け、前記基板ユニットの折り曲げ
    部をバーナユニットの差し込み孔部に差し込んで回転さ
    せた後、位置の一致したバーナユニットの上部基板止め
    孔と基板ユニットの上部固定孔とを固定ねじでねじ止め
    することを特徴とする給湯機の基板ユニットの取り付け
    構造。
  3. 【請求項3】 前記バーナユニットの前面板に可とう性
    の仮止め用係合部材を設けると共に、前記基板ユニット
    に仮止め用係合部材と係合する仮止め用係合孔を形成し
    たことを特徴とする請求項2記載の給湯機の基板ユニッ
    トの取り付け構造。
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