JP3363636B2 - 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法 - Google Patents

音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法

Info

Publication number
JP3363636B2
JP3363636B2 JP32701194A JP32701194A JP3363636B2 JP 3363636 B2 JP3363636 B2 JP 3363636B2 JP 32701194 A JP32701194 A JP 32701194A JP 32701194 A JP32701194 A JP 32701194A JP 3363636 B2 JP3363636 B2 JP 3363636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accent
word
information
adjunct
combination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32701194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08185195A (ja
Inventor
泰夫 奥谷
恭則 大洞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32701194A priority Critical patent/JP3363636B2/ja
Publication of JPH08185195A publication Critical patent/JPH08185195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3363636B2 publication Critical patent/JP3363636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声規則合成方法及び
装置に関わるアクセント制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、音声規則合成装置における付属
語のアクセント生成は、辞書引きして得られたアクセン
ト結合情報を使って、その付属語の前の語とのアクセン
ト結合を行うことにより、アクセントを生成することが
通常である。さらに、形態素解析の精度向上などのため
に、付属語等の連続した場合を長めにひとつの付属語と
して辞書登録することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
付属語アクセント結合方法では、長めに登録した付属語
では、前の語との間でのアクセント結合時に付属語のア
クセント結合規則では正しい解が得られない場合が多く
生じるという問題があった。
【0004】例えば、「〜かも知れない」という付属語
相当語句を例に挙げて説明する。尚、以下の説明におい
て、付属語とは助詞、助動詞を意味する(一般には、助
詞、助動詞は、これ以上細かく分割することができない
非自立語として定義される)。
【0005】「〜かも知れない」という付属語相当語句
を学校文法などで定義されているように分割すると、正
しくは、「か、も、知れ、ない」の4つの形態素に分割
されるはずである。しかしながら、計算機でこの語句を
解析しようとすると非常に多くの解の可能性を考えなけ
ればならなくなる。「かも(鴨)、知れ、ない」や「か
(蚊)、も(藻)、知れ、ない(内)」など、人間なら
一蹴してしまえる解でも、意味を考えていない以上、計
算機では立派に解として成立してしまうものが多数出て
くる。この結果、解析時間の増加、多数解の増大による
解の組み合わせ爆発など、不都合が生じる。
【0006】このような状況を打破する一手段として、
「かも知れない」は、本来「か、も、知れ、ない」だ
が、一語の助動詞「かも知れない」として登録すること
によって、それを優先的に選択することが可能となる。
こうした背景から、付属語を長めに辞書に登録すること
がある。
【0007】また、長めに登録した付属語において、付
属語のアクセント結合規則に従うと正しいアクセントが
得られなくなる場合について説明する。ここでは、「食
べようとするまい」という入力文を用いて説明する。
【0008】「食べようとするまい」は形態素解析によ
って、「食べ(動詞)、ようとする(助動詞)、まい
(助動詞)」に分割される。付属語のアクセント結合規
則によって、まず、「食べ(動詞)」と「ようとする
(助動詞)」がアクセント的に結合する。その様子は、 食↑べ↓る+よ↓うとする −> 食↑べよ↓うとする と表わせる。ここで、矢印はアクセントの工程の変化を
示す記号である。
【0009】次に、アクセント結合した「食↑べよ↓う
とする」と「ま↓い」がアクセント結合規則に従って結
合する。すると、 食↑べよ↓うとする+ま↓い −> 食↑べようとする
ま↓い となり、この結果、「食↑べようとするま↓い」という
間違ったアクセントが生成されてしまう。正しくは、
「食↑べよ↓うとす↑るまい」となるべきものである。
この原因を以下に考察する。
【0010】本来の付属語アクセント結合規則は、学校
文法による付属語(一般的な付属語)を対象としてお
り、その定義に従うと、「食べ(動詞)、よう(助動
詞)、と(助詞)、する(動詞)、まい(助動詞)」に
分割される。アクセント結合は、まず、動詞「食↑べ
↓」と助動詞「よ↓う」の間で起こる。次に、その結果
得られる「食↑べよ↓う」と助詞「と」の間で起こり、
「食↑べよ↓うと」というアクセント句ができる。
【0011】しかし、次の「する」は動詞なので、前の
「食べようと」とはアクセント結合せず、次に、この動
詞「す↑る」と助動詞「ま↓い」がアクセント結合し、
「す↑るま↓い」というアクセント句ができる。
【0012】こうして最終的に正しく「食↑べよ↓うと
す↑るま↓い」というアクセント句が生成される。以上
からわかるように、付属語を長めに登録することによ
り、動詞「する」の動詞としての性質が失われているこ
とが原因として考えられる。
【0013】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、付属語が長めに一つの付属語として登録され
ている場合でも、アクセント結合規則を変更することな
く、より自然なアクセントを生成することができる音声
規則合成方法及び装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による音声規則合成に関わるアクセント制御
装置は以下の構成を備えるものである。即ち、入力され
たテキスト列に基づいて音声合成を行う音声合成装置に
関わる制御装置であって、前記テキスト列の形態素解析
の結果、形態素に分割された個々の形態素が付属語であ
るかどうかを判定する付属語判定手段と、前記付属語判
定手段により判明した付属語に関して、該付属語の形態
素情報の中から付属語のアクセント情報を抽出する第1
抽出手段と、前記付属語のアクセント結合情報を抽出す
る第2抽出手段と、前記付属語について語構成情報を抽
出する第3抽出手段と、前記付属語内で、前記語構成情
報に基づいて付属語のアクセント結合に関与する部分を
取り出し、前記アクセント結合情報に基づいてアクセン
ト結合を行いアクセント句を生成する結合手段と、前記
付属語内で、付属語のアクセント結合に関与しない部分
のアクセント情報を前記第1抽出手段で抽出したアクセ
ント情報より抽出し、アクセント句を生成する生成手段
と、前記結合手段と生成手段により得られたアクセント
句を接続する接続手段とを備える。また、上記の目的を
達成するための本発明の他の形態による音声規則合成に
関わるアクセント制御装置は以下の構成を備えるもので
ある。即ち、入力されたテキスト列に基づいて音声合成
を行う音声合成装置に関わるアクセント制御装置であっ
て、前記テキスト列より付属語を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された付属語の語構成情報に基づい
て、該付属語をアクセント結合に関与する部分と関与し
ない部分とに分ける分割手段と、前記分割手段で得られ
た、アクセント結合に関与する部分のアクセントを付属
語のアクセント結合情報に基づいて獲得し、アクセント
句を生成する第1生成手段と、前記分割手段で得られた
アクセント結合に関与しない部分のアクセントを該付属
語のアクセント情報より抽出し、アクセント句を生成す
る第2生成手段と、前記第1及び第2生成手段で生成さ
れたアクセント句を接続する接続手段とを備える。ま
た、上記の目的を達成するための本発明の他の形態によ
る音声規則合成に係るアクセント制御装置は以下の構成
を備える。即ち、入力されたテキストを形態素解析して
付属語を判別する判別手段と、前記判別された付属語
を、アクセントに関与する部分と関与しない部分とに分
ける分割手段と、前記分割手段で得られた、アクセント
結合に関与する部分のアクセントを語のアクセント結合
情報に基づいて獲得し、アクセント句を生成する第1生
成手段と、前記分割手段で得られたアクセント結合に関
与しない部分のアクセントを該付属語のアクセント情報
より抽出し、アクセント句を生成する第2生成手段と、
前記第1及び第2生成手段で生成されたアクセント句を
接続する接続手段とを備える。
【0015】また、上記の目的を達成する本発明の音声
規則合成に関わるアクセント制御方法は、入力されたテ
キスト列に基づいて音声合成を行う音声合成方法に関わ
るアクセント制御方法であって、前記テキスト列の形態
素解析の結果、形態素に分割された個々の形態素が付属
語であるかどうかを判定する付属語判定工程と、前記付
属語判定工程により判明した付属語に関して、該付属語
の形態素情報の中から付属語のアクセント情報を抽出す
る第1抽出工程と、前記付属語のアクセント結合情報を
抽出する第2抽出工程と、前記付属語について語構成情
報を抽出する第3抽出工程と、前記付属語内で、前記語
構成情報に基づいて付属語のアクセント結合に関与する
部分を取り出し、前記アクセント結合情報に基づいてア
クセント結合を行いアクセント句を生成する結合工程
と、前記付属語内で、付属語のアクセント結合に関与し
ない部分のアクセント情報を前記第1抽出工程で抽出し
たアクセント情報より抽出し、アクセント句を生成する
生成工程と、前記結合工程と生成工程により得られたア
クセント句を接続する接続工程とを備える。また、上記
の目的を達成する本発明の他の形態による音声規則合成
に関わるアクセント制御方法は、入力されたテキスト列
に基づいて音声合成を行う音声合成方法に関わるアクセ
ント制御方法であって、前記テキスト列より付属語を抽
出する抽出工程と、前記抽出工程で抽出された付属語の
語構成情報に基づいて、該付属語をアクセント結合に関
与する部分と関与しない部分とに分ける分割工程と、前
記分割工程で得られた、アクセント結合に関与する部分
のアクセントを付属語のアクセント結合情報に基づいて
獲得し、アクセント句を生成する第1生成工程と、前記
分割工程で得られたアクセント結合に関与しない部分の
アクセントを該付属語のアクセント情報より抽出し、ア
クセント句を生成する第2生成工程と、前記第1及び第
2生成工程で生成されたアクセント句を接続する接続工
程とを備える。更に、上記の目的を達成する本発明の他
の形態による音声規則合成に関わるアクセント制御方法
は、入力されたテキストを形態素解析して付属語を判別
し、前記判別された付属語を、アクセントに関与する部
分と関与しない部分とに分割し、アクセント結合に関与
する部分のアクセントを語のアクセント結合情報に基づ
いて獲得して第1のアクセント句を生成し、アクセント
結合に関与しない部分のアクセントを該付属語のアクセ
ント情報より抽出して第2のアクセント句を生成し、前
記生成された第1及び第2のアクセント句を接続する。
【0016】また、好ましくは、付属語について、前記
アクセント情報、アクセント結合情報、語構成情報を辞
書として格納する格納手段を更に備える。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、入力されたテキスト列よ
り、付属語を抽出し、当該付属語について、アクセント
が結合に関与する部分と関与しない部分とに分ける。そ
して、アクセント結合に関与する部分のアクセントを語
のアクセント結合情報に基づいて獲得してアクセント句
を生成し、アクセント結合に関与しない部分のアクセン
トを該付属語のアクセント情報より抽出してアクセント
句を生成する。以上のようにして獲得された結合に関与
しない部分と関与する部分のアクセント句を接続するこ
とにより、当該結合部分のアクセントが決定される。
【0018】このように、本発明によれば、例えば付属
語内部において、アクセント結合に関与する部分と関与
しない部分とに分けてアクセントを生成することが可能
となるので、従来の付属語のアクセント結合規則を崩さ
ずに、より自然なアクセント生成を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
【0020】図1は本実施例の音声合成装置の構成を示
すブロック図である。同図において、11は制御メモリ
であり、例えばROMで構成され、各種の制御プログラ
ムを格納する。後述の図5、図6のフローチャートに示
すような制御手順を実現する制御プログラムも、制御メ
モリ11に格納される。12は中央処理装置(CPU)
であり、制御メモリ11に保持されている制御手順に従
って判断・演算などの処理を行う。13はメモリであ
り、RAMで構成され、中央処理装置12によって実行
される各種の処理における作業メモリとして機能する。
即ち、メモリ13は、後述の図2における言語解析処理
結果保持部23、アクセント句情報保持部25、及び後
述の図3におけるポーズ情報保持部32、アクセント句
情報保持部34、及び後述の図4における付属語アクセ
ント結合情報保持部41、付属語アクセント情報保持部
44、付属語アクセント語構成情報保持部46、非アク
セント結合部分アクセント保持部49、アクセント句保
持部51を有している。
【0021】14はディスク装置であり、言語解析用辞
書28(図2)を有している。15はバスである。ま
た、16は、音声出力装置であり、音響処理部26と出
力装置27とを有する。音響処理部26で、音声合成処
理によって得られた音響データにより音響信号を生成
し、出力装置27で音響データを音声に再生する。ま
た、21は入力装置であり、例えばキーボードで構成さ
れ、音声合成すべき文字列を入力する。
【0022】アクセント句とは、簡単にいうと一つのア
クセント核を持つ境界のことである。ポーズ句とは、大
抵の場合、2、3のアクセント句が集まったものからな
る。ポーズ句の前後では、音響的にいうと無音部分が数
百ミリ秒以上ある。つまり、人間が一息で発生する区間
がポーズ句に相当する。
【0023】図2は、本実施例の音声合成装置における
機能構成を示すブロック図である。同図において21は
入力装置であり、入力テキストの入力を行う。22は言
語解析処理部であり、入力装置21より入力されたテキ
ストについて、形態素解析、句関係解析などを行う。2
3は言語解析結果保持部であり、言語解析処理部22に
よる言語解析の結果を保持する。
【0024】24はアクセント句生成部であり、音声用
のアクセント句を生成する。25はアクセント句情報保
持部であり、アクセント句生成部24により生成された
アクセント句を保持する。26は音響処理部であり、ア
クセント句情報保持部25に保持されたアクセント句情
報を使って、合成音声を作るための音響処理を行う。2
7は出力装置であり、音響処理部26で生成された合成
音声を音声として再生する。28は辞書であり、言語処
理情報、アクセント情報を格納する。
【0025】言語的に分割された形態素から、音響的な
アクセント句を生成する過程は、第1ステップとして、
辞書にあるアクセント情報を各形態素に与え、第2ステ
ップとしてそれぞれの形態素同士がアクセント結合をし
てアクセント句を形成していくものである。
【0026】形態素解析によって、文は自立語(名詞、
動詞など)と付属語(助詞、助動詞)に分割される。ま
た、文節とは、一つの自立語とそれに続く付属語から構
成される。大まかには、言語的に定義される文節が音響
的側面から見たアクセント句と対応する。基本的には、
自立語と付属語がアクセント結合し、一つのアクセント
句を構成する。
【0027】図3は、図2におけるアクセント句生成部
24の詳細な構成を示すブロック図である。同図におい
て31はポーズ情報生成部であり、一息に発生する区間
(ポーズ句)を決定する。32はポーズ情報保持部であ
り、ポーズ情報生成部31の結果を保持する。33はア
クセント句生成実行部であり、アクセント句内のアクセ
ント結合を行う。34はアクセント句情報保持部であ
り、アクセント句生成実行部33の実行の結果を保持す
る。
【0028】また、アクセント句生成実行部33では、
アクセント句内のアクセント結合はそれぞれの品詞につ
いて行われる。331は復号名詞のアクセント結合を行
う復号名詞アクセント結合部、332は付属語のアクセ
ント結合を行う付属語アクセント結合部、333は数詞
の読み、アクセント付けを行う数詞読み・アクセント生
成部である。
【0029】付属語は単体で文として存在せず、前に来
る語(自立語又は、自立語+付属語)とアクセント的に
結びつき、一まとまりのアクセント句をなす。そのた
め、アクセント結合を行うためのアクセント結合情報を
辞書にもつ。アクセント結合情報としては、前に来る品
詞、アクセント結合規則、アクセント結合価(前の語と
アクセント結合したときに、付属語の何文字目でアクセ
ントが降下するかを示すもの)という情報を持たせたも
のが一般的である。
【0030】いわゆるアクセント結合規則とは、大きく
5つに分類される。即ち、 規則1:従属型(前に来る語が有核型の場合、前に来る
語に従う。) 規則2:不完全従属型(前に来る語が有核型の場合、前
に来る語に従う。前に来る語が平板型の場合、アクセン
ト結合価の値でアクセントが降下する。) 規則3:不完全支配型(前に来る語が平板型の場合、平
板型になる。有核型の場合、アクセント結合価の値でア
クセントが降下する。) 規則4:支配型(アクセント結合価の値でアクセントが
降下する。) 規則5:平板型(平板型になる。) である。
【0031】次に、付属語アクセント結合部332につ
いて説明する。図4は、図3におけるアクセント句生成
実行部33の中の、付属語アクセント結合部332の詳
細な構成を示すブロック図である。
【0032】同図において、40は付属語アクセント結
合情報抽出部であり、付属語のアクセント結合情報を言
語解析結果データから抽出する。41は付属語アクセン
ト結合情報保持部であり、付属語アクセント結合情報抽
出部40で抽出したデータを保持する。42は付属語ア
クセント結合実行部であり、付属語のアクセント結合を
実行する。
【0033】また、43は付属語アクセント情報抽出部
であり、付属語自身のアクセント情報を言語解析結果デ
ータから抽出する。44は付属語アクセント情報保持部
であり、付属語アクセント情報抽出部43で抽出したデ
ータを保持する。45は付属語アクセント語構成情報抽
出部であり、付属語の内部語構成情報を言語解析結果デ
ータから抽出する。46は付属語アクセント語構成情報
保持部であり、付属語アクセント語構成情報抽出部45
で抽出したデータを保持する。47は語構成情報解析部
であり、付属語アクセント語構成情報保持部46で保持
しているデータを解析し、アクセント結合に関与する部
分と非関与部分とに分割する。
【0034】付属語をアクセント結合に関与する部分と
非関与部分とに分ける分け方としては、各付属語につい
て、アクセント結合に関与するか否かを辞書に格納して
おく方法がある。また、辞書以外での手法で分割するに
は、長めに登録した付属語の構成形態素情報とそれらの
品詞情報を辞書情報として格納しておき、この品詞情報
を用いてアクセント結合するか否かを判断する。例え
ば、構成形態素が名詞、動詞、副詞等の自立語の場合
は、前の語とアクセント結合しないで、そのままアクセ
ント句を形成し、構成形態素が助詞、助動詞など付属語
の場合は、前にくる語、もしくは、前に来る構成形態素
とアクセント結合し、アクセント句を形成する。
【0035】48は非アクセント結合部分アクセント抽
出部であり、アクセント結合に関与しない部分のアクセ
ントを付属語アクセント情報保持部44から取り出す。
49は非アクセント結合部分アクセント保持部であり、
非アクセント結合部48で抽出したデータを保持する。
50はアクセント句結合部であり、非アクセント結合部
分アクセント保持部49のデータと、付属語アクセント
結合実行部42の実行結果とを統合する。ただし、上記
の参照番号40から42は一般の付属語アクセント結合
部の構成に準ずるものである。参照番号43から51ま
での機能構成により、付属語の非アクセント結合部分が
抽出され、非アクセント結合に適した処理が行われるこ
とになる。
【0036】次に図5に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の音声合成装置の動作を説明する。まず、
ステップ51では、読み挙げるべき文章の入力(テキス
ト)があるかどうかを判定する。入力がない限り、ステ
ップS51を繰り返す。入力があれば、処理はステップ
S52に移る。
【0037】次に、ステップS52では、入力された文
章について言語解析部22で言語解析を行い、その解析
結果を言語解析処理結果保持部23に保持する。解析が
終了すると、ステップS53に移る。ステップS53で
は、アクセント句の生成が行われる。
【0038】アクセント句の生成は以下のように行われ
る。まず、ポーズ情報生成部31において一息で発生す
る単位であるアクセント句毎に区切り、そのポーズ情報
をポーズ情報保持部32に保持する。そして、アクセン
ト句内でのアクセント結合をアクセント句生成実行部3
3で行い、その結果をアクセント句情報保持部34に保
持する。尚、アクセント句情報保持部34(図3)とア
クセント情報保持部25(図2)とは同一のものとな
る。
【0039】アクセント結合が終了すると、ステップS
54に移る。ステップS54では、アクセント句情報保
持部25に保持されたデータを用いて、実際に合成音声
を作り上げるための音響的な処理を行い(音響処理部2
6)、ステップS55に移る。ステップS55で、出力
装置27により合成音声を発生する。
【0040】次に図6に示すフローチャートを参照し
て、図3におけるアクセント句生成部33の中の、付属
語アクセント結合部332の動作を説明する。
【0041】ステップS61では、言語解析処理結果保
持部23のデータを参照して、言語解析結果が付属語か
どうかを判定する。付属語でなければ、そのまま本処理
を終了する。付属語の場合は、ステップS62に移る。
ステップS62では、付属語アクセント結合情報抽出部
40により辞書28からアクセント結合情報を抽出し、
その抽出結果を付属語アクセント情報保持部41に保持
する。次に、ステップS63では、付属語アクセント情
報抽出部43により付属語アクセント情報を抽出し、そ
の結果を付属語アクセント情報保持部44に保持し、ス
テップS64に移る。ステップS64では、付属語アク
セント語構成情報抽出部45により付属語アクセント語
構成情報を抽出し、付属語アクセント語構成情報保持部
46に保持し、ステップS65に移る。ステップS65
では、語構成情報解析部47で、アクセント結合に関与
する部分と、関与しない部分とに付属語を分割し、ステ
ップS66に移る。ステップS66では、付属語のアク
セント結合を行い、ステップS67に移る。ステップS
67では、アクセント結合結果と、非アクセント結合部
分アクセント保持部49にあるアクセント結合に関与し
ない部分のアクセントを結合し、結果をアクセント保持
部51に保持して、終了する。
【0042】以上のように、本実施例では、付属語内部
を、自立語とアクセント的に結合する部分(結合関与部
分)とアクセント的に独立な部分(非関与部分)とに分
割することにより、付属語のアクセント結合、即ち、自
立語(もしくは自立語+付属語)と付属語との間で生じ
るアクセント結合をより正しく行うことができる。
【0043】例文として、「食べるかも知れない」を用
いる。この場合、形態素解析によって、「食べる(動
詞)、かも知れない(助動詞)」に分割され、付属語ア
クセント結合処理では、この結果を用いる。
【0044】付属語判定部52が各形態素毎に付属語か
否かの判定をし、付属語と判明した場合はその付属語の
形態素情報の中から付属語アクセント情報抽出部43が
付属語のアクセント情報を抽出する。
【0045】「かも知れない」の場合、「2モーラ、1
型」、「4モーラ、0型」というアクセント情報であ
る。この情報は、付属語内の付属語アクセント結合しな
い部分に利用する情報で形態素解析の辞書引きの際に得
る情報である。
【0046】付属語のアクセント結合情報抽出部40
が、付属語のアクセント結合情報を形態素情報の中から
得る。前に来る語とアクセント結合をするときのアクセ
ント結合情報(規則2)、結合するときのアクセント結
合価(1:アクセント結合するとき、カモシレナイの
「カ(1文字目)」でアクセントが降下するという意
味)が得られる。
【0047】また、抽出したアクセント結合情報から、
付属語アクセント語構成情報抽出部45が語構成を抽出
する。即ち、かも(助詞)、知れ(動詞)、ない(助動
詞)となる。
【0048】付属語のアクセント結合実行部42は、語
構成情報抽出部で分割したうちの先頭要素「かも」を取
り出し、このアクセント結合に関与する「かも」につい
て、付属語アクセント結合規則に従って、前に来る形態
素「食べる」とアクセント結合させ、アクセント句、
「食↑べ↓るかも」を形成させる。非アクセント結合部
分アクセント抽出部48では、アクセント結合に関与し
ない「知れない」のアクセント情報を付属語アクセント
情報保持部44に保持されているアクセント情報から抽
出し(「知↑れない」)、これを非アクセント結合部分
アクセント保持部49に保持する。。
【0049】アクセント句結合部50において、付属語
アクセント結合実行部の結果(アクセント句「食↑べ↓
るかも」と非アクセント結合部分アクセント保持部49
に保持された「知↑れない」を単につなげる。この結
果、「食↑べ↓るかも知↑れない」を得る。
【0050】以上説明したように上記実施例によれば、
付属語のアクセント結合に関与する部分と関与しない部
分とに付属語の内部を分割する情報を付加するようにし
たので、より自然なアクセント付けを行うことができる
という効果が得られる。
【0051】尚、上記実施例では付属語のアクセント結
合に関する場合について説明したが、これに限定される
ものではない。例えば、名詞間、文節間などのアクセン
ト結合が生じる場合に関しても、アクセント結合に関与
する部分と関与しない部分とに分割することにより、よ
り自然な音声合成を得ることが可能となる。
【0052】また、上記実施例では、アクセント情報等
を言語情報として言語解析結果として持たせているがこ
れに限定されるものではない。例えば、直接辞書から情
報を検索する様に構成してもよい。
【0053】また、図4において、付属語アクセント結
合情報の抽出は、付属語アクセント情報抽出の後に行っ
ているが、これに限定されるものではない。また、付属
語アクセント語構成情報の抽出に関しても同様に、こ実
施例に示した順序に従う必要はない。即ち、これら3つ
の情報抽出(付属語アクセント結合情報抽出、付属語ア
クセント情報抽出、付属語アクセント語構成情報抽出)
は、その順序を問わないものである。また、これら3つ
の情報抽出処理は並列して実行されてもかまわない。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一つの付属語の中に、複数の形態素が含まれている場合
でも、アクセント結合規則を崩すことなく、より自然な
アクセントを発生することが可能となる。以上説明した
ように、本発明によれば、入力されたテキストに対して
付すアクセントを、より自然なものとすることが可能と
なる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の音声合成装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】本実施例の音声合成装置における機能構成を示
すブロック図である。
【図3】アクセント句生成部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施例の付属語アクセント結合部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図5】図4の動作の理解を助けるためのフローチャー
トである。
【図6】本実施例の付属語アクセント結合処理の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 制御メモリ 12 中央処理装置 13 メモリ 14 ディスク装置 15 バス 16 音声出力装置 21 入力装置 40 付属語アクセント結合情報抽出部 41 付属語アクセント結合情報抽出部 42 付属語アクセント結合実行部 43 付属語アクセント情報抽出部 44 付属語アクセント情報保持部 45 付属語アクセント語構成情報抽出部 46 付属語アクセント語構成情報保持部 47 語構成情報解析部 48 非アクセント結合部分アクセント抽出部 49 非アクセント結合部分アクセント保持部 50 アクセント句結合部 51 アクセント句保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−26997(JP,A) 特開 平7−160284(JP,A) 特開 平7−160283(JP,A) 特開 平7−121545(JP,A) 特開 平6−149807(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 13/08

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたテキスト列に基づいて音声合
    成を行う音声合成装置に関わる制御装置であって、 前記テキスト列の形態素解析の結果、形態素に分割され
    た個々の形態素が付属語であるかどうかを判定する付属
    語判定手段と、 前記付属語判定手段により判明した付属語に関して、該
    付属語の形態素情報の中から付属語のアクセント情報を
    抽出する第1抽出手段と、 前記付属語のアクセント結合情報を抽出する第2抽出手
    段と、 前記付属語について語構成情報を抽出する第3抽出手段
    と、 前記付属語内で、前記語構成情報に基づいて付属語のア
    クセント結合に関与する部分を取り出し、前記アクセン
    ト結合情報に基づいてアクセント結合を行いアクセント
    句を生成する結合手段と、 前記付属語内で、付属語のアクセント結合に関与しない
    部分のアクセント情報を前記第1抽出手段で抽出したア
    クセント情報より抽出し、アクセント句を生成する生成
    手段と、 前記結合手段と生成手段により得られたアクセント句を
    接続する接続手段とを備えることを特徴とする音声合成
    に関わるアクセント制御装置。
  2. 【請求項2】 付属語における前記アクセント情報、ア
    クセント結合情報、語構成情報を辞書として格納する格
    納手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    音声合成に関わるアクセント制御装置。
  3. 【請求項3】 前記接続手段により接続されたアクセン
    ト句を用いて合成音声を作る為の音響処理を行う音響処
    理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声
    合成に関わるアクセント制御装置。
  4. 【請求項4】 前記接続手段により接続されたアクセン
    ト句を用いて合成された音声を出力する合成音声出力手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声合成
    に関わるアクセント制御装置。
  5. 【請求項5】 入力されたテキスト列に基づいて音声合
    成を行う音声合成装置に関わるアクセント制御装置であ
    って、前記テキスト列より付属語を抽出する抽出手段
    と、 前記抽出手段で抽出された付属語の語構成情報に基づい
    て、該付属語をアクセント結合に関与する部分と関与し
    ない部分とに分ける分割手段と、 前記分割手段で得られた、アクセント結合に関与する部
    分のアクセントを付属語のアクセント結合情報に基づい
    て獲得し、アクセント句を生成する第1生成手段と、 前記分割手段で得られたアクセント結合に関与しない部
    分のアクセントを該付属語のアクセント情報より抽出
    し、アクセント句を生成する第2生成手段と、 前記第1及び第2生成手段で生成されたアクセント句を
    接続する接続手段とを備えることを特徴とする音声合成
    に関わるアクセント制御装置。
  6. 【請求項6】 付属語における前記アクセント情報、ア
    クセント結合情報、語構成情報を辞書として格納する格
    納手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の
    音声合成に関わるアクセント制御装置。
  7. 【請求項7】 前記接続手段により接続されたアクセン
    ト句を用いて合成音声を作る為の音響処理を行う音響処
    理手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の音声
    合成に関わるアクセント制御装置。
  8. 【請求項8】 前記接続手段により接続されたアクセン
    ト句を用いて合成された音声を出力する合成音声出力手
    段を備えることを特徴とする請求項5に記載の音声合成
    に関わるアクセント制御装置。
  9. 【請求項9】 入力されたテキスト列に基づいて音声合
    成を行う音声合成方法に関わるアクセント制御方法であ
    って、 前記テキスト列の形態素解析の結果、形態素に分割され
    た個々の形態素が付属語であるかどうかを判定する付属
    語判定工程と、 前記付属語判定工程により判明した付属語に関して、該
    付属語の形態素情報の中から付属語のアクセント情報を
    抽出する第1抽出工程と、 前記付属語のアクセント結合情報を抽出する第2抽出工
    程と、 前記付属語について語構成情報を抽出する第3抽出工程
    と、 前記付属語内で、前記語構成情報に基づいて付属語のア
    クセント結合に関与する部分を取り出し、前記アクセン
    ト結合情報に基づいてアクセント結合を行いアクセント
    句を生成する結合工程と、 前記付属語内で、付属語のアクセント結合に関与しない
    部分のアクセント情報を前記第1抽出工程で抽出したア
    クセント情報より抽出し、アクセント句を生成する生成
    工程と、 前記結合工程と生成工程により得られたアクセント句を
    接続する接続工程とを備えることを特徴とする音声合成
    に関わるアクセント制御方法。
  10. 【請求項10】 入力されたテキスト列に基づいて音声
    合成を行う音声合成方法に関わるアクセント制御方法で
    あって、 前記テキスト列より付属語を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程で抽出された付属語の語構成情報に基づい
    て、該付属語をアクセント結合に関与する部分と関与し
    ない部分とに分ける分割工程と、 前記分割工程で得られた、アクセント結合に関与する部
    分のアクセントを付属語のアクセント結合情報に基づい
    て獲得し、アクセント句を生成する第1生成工程と、 前記分割工程で得られたアクセント結合に関与しない部
    分のアクセントを該付属語のアクセント情報より抽出
    し、アクセント句を生成する第2生成工程と、 前記第1及び第2生成工程で生成されたアクセント句を
    接続する接続工程とを備えることを特徴とする音声合成
    に関わるアクセント制御方法。
  11. 【請求項11】 入力されたテキストを形態素解析して
    付属語を判別する判別手段と、 前記判別された付属語を、アクセントに関与する部分と
    関与しない部分とに分ける分割手段と、 前記分割手段で得られた、アクセント結合に関与する部
    分のアクセントを語のアクセント結合情報に基づいて獲
    得し、アクセント句を生成する第1生成手段と、 前記分割手段で得られたアクセント結合に関与しない部
    分のアクセントを該付属語のアクセント情報より抽出
    し、アクセント句を生成する第2生成手段と、 前記第1及び第2生成手段で生成されたアクセント句を
    接続する接続手段とを備えることを特徴とする音声合成
    に関わるアクセント制御装置。
  12. 【請求項12】 入力されたテキストを形態素解析して
    付属語を判別し、 前記判別された付属語を、アクセントに関与する部分と
    関与しない部分とに分割し、 アクセント結合に関与する部分のアクセントを語のアク
    セント結合情報に基づいて獲得して第1のアクセント句
    を生成し、 アクセント結合に関与しない部分のアクセントを該付属
    語のアクセント情報より抽出して第2のアクセント句を
    生成し、 前記生成された第1及び第2のアクセント句を接続する
    ことを特徴とする音声合成に関わるアクセント制御方
    法。
JP32701194A 1994-12-28 1994-12-28 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法 Expired - Fee Related JP3363636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32701194A JP3363636B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32701194A JP3363636B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08185195A JPH08185195A (ja) 1996-07-16
JP3363636B2 true JP3363636B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=18194322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32701194A Expired - Fee Related JP3363636B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3363636B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122386A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Canon Inc プログラム、音声合成装置及び音声合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08185195A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5878386A (en) Natural language parser with dictionary-based part-of-speech probabilities
US6477495B1 (en) Speech synthesis system and prosodic control method in the speech synthesis system
WO2004066271A1 (ja) 音声合成装置,音声合成方法および音声合成システム
JP3363636B2 (ja) 音声合成に関わるアクセント制御装置及び方法
JP3706758B2 (ja) 自然言語処理方法,自然言語処理用記録媒体および音声合成装置
JP2004151527A (ja) 音声合成装置、スタイル判定装置、音声合成方法、スタイル判定方法、およびプログラム
JP3518340B2 (ja) 読み韻律情報設定方法及び装置及び読み韻律情報設定プログラムを格納した記憶媒体
JP2003162524A (ja) 言語処理装置
JPH09146972A (ja) 自然言語対話型情報処理装置
US20030216921A1 (en) Method and system for limited domain text to speech (TTS) processing
JP3958908B2 (ja) 書き起こしテキスト自動生成装置、音声認識装置および記録媒体
JP2004271615A (ja) 情報処理装置
JPH11338863A (ja) 未知名詞および表記ゆれカタカナ語自動収集・認定装置、ならびにそのための処理手順を記録した記録媒体
JPH08185197A (ja) 日本語解析装置、及び日本語テキスト音声合成装置
JP2757356B2 (ja) 単語音声認識方法および装置
JPS62119591A (ja) 文章読上げ装置
JP3573889B2 (ja) 音声出力装置
JP2002311982A (ja) 韻律情報設定方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体
JP3446341B2 (ja) 自然言語処理方法および音声合成装置
JP3216725B2 (ja) 文章構造解析装置
JPS62113264A (ja) 音声文書作成装置
JPH08194494A (ja) 文解析方法および装置
JP2888847B2 (ja) 文章読み上げ装置とその方法及び言語処理装置とその方法
JPH1040267A (ja) 文書要約ビューア
JP2000214881A (ja) 音声認識言語モデル生成装置及び音声認識言語モデル生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020920

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees