JP3363220B2 - 接続装置 - Google Patents

接続装置

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JP3363220B2
JP3363220B2 JP28102593A JP28102593A JP3363220B2 JP 3363220 B2 JP3363220 B2 JP 3363220B2 JP 28102593 A JP28102593 A JP 28102593A JP 28102593 A JP28102593 A JP 28102593A JP 3363220 B2 JP3363220 B2 JP 3363220B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピン状の接触子が器体
に突設され、接触子を相手方接続装置に挿入した状態で
相手方接続装置に保持される接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の接続装置としては、
一般の電気機器に用いられている栓刃を備えたプラグが
ある。接続装置としてのプラグに対する相手方接続装置
にはコンセントなどが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラグをコ
ンセントに差し込んだ状態では、プラグはコンセントに
対して比較的強い力で保持されるものであるから、プラ
グに接続されている電線を足などで引掛けて電線に大き
な張力が作用したとすると、電気機器が電線に引張られ
て倒れたり、電線が断線するなどの問題が生じる。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、相手方接続装置に対しては実用強度で結合し
ながらも比較的弱い力で相手方接続装置から外れるよう
にした接続装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相手
方接続装置に形成され少なくとも一部が対向する保持壁
の対向面間に挿入される突台が一面に突設された器体
と、突台の先端面に突設され相手方接続装置に挿入され
るとともに外部電線に電気的に接続されるピン状の接触
子と、少なくとも保持壁の対向面にそれぞれ形成された
複数の係止孔に凹凸係合するように突台の側面に進退自
在に突出する複数の係止爪とを備え、係止爪は接触子の
長手方向において可撓性を持つ弧状のばね板に連続一体
に形成され、突台の側面には係止爪の通る案内溝が接触
子の長手方向に沿って形成されていることを特徴とす
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、器体において突台の突設面に隣合う一面にプラグの
栓刃が挿入される栓刃挿入口が開口し、栓刃挿入口を通
して挿入されたプラグの栓刃を受ける刃受け部と、刃受
け部を接触子に電気的に接続する電路とが器体内に納装
されて成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、器体に突設された突
台の先端面に接触子が突設され、突台は相手方接続装置
に設けた保持壁の対向面間に挿入され、保持壁に設けら
れた係止孔に対して突台の側面に進退自在に突設された
係止爪が係合するから、相手方接続装置に接続したとき
には係止爪と係止孔との係合によって保持されるのであ
る。しかも、係止爪は突台に対して進退自在であるか
ら、相手方接続装置に対する結合強度を比較的小さく設
定することが可能であり、比較的小さい力で相手方接続
装置との結合状態を解除することができるのである。こ
のことは、外部電線が接続した場合において外部電線を
足で引掛けるなどして電線に張力が作用しても、相手方
接続装置から容易に抜けることで、外部電線に接続され
た電気機器が倒れたり、電線が断線するなどといった事
故を防止できるのである。しかも、係止爪は接触子の長
手方向において可撓性を持つ弧状のばね板に連続一体に
形成され、突台の側面には係止爪の通る案内溝が接触子
の長手方向に沿って形成されているので、係止爪は接触
子の長手方向においても進退する。
【0008】請求項2の構成によれば、プラグの栓刃を
挿入する栓刃挿入口が器体に形成され、プラグの栓刃を
受ける刃受け部と接触子とが電路を介して電気的に接続
されているから、ピン状の接触子を用いて相手方接続装
置と接続する構成を採用しているにもかかわらず、一般
的なプラグを備えた電気機器に対して用いることができ
るのである。すなわち、この接続装置は一般的なプラグ
と相手方接続装置との間で接続形態を変更するためのア
ダプタとして機能するのである。また、接触子と栓刃挿
入口とは器体において隣合う面に形成されているから、
接触子の挿入方向と栓刃の挿入方向とが一致している場
合に比較すると、相手方接続装置に取り付けた状態での
相手方接続装置からの突出寸法を小さくすることができ
るのであって、相手方接続装置が壁面等に固定されてい
る場合に不用意に器体に衝突して相手方接続装置から脱
落する可能性を低減できるのである。
【0009】
【実施例】図1ないし図3に示すように、器体1は合成
樹脂のような絶縁材料により形成されたボディ10とカ
バー20とを組立ねじ2で結合することにより形成され
ている。組立ねじ2はカバー20を通してボディ10に
挿入されるのであって、ボディ10に形成されたボス1
1に螺合することによって、カバー20をボディ10に
結合する。カバー20の外側面には突台21が突設さ
れ、突台21の先端面に開口する1対の挿通孔22には
丸ピン状の接触子31が挿通される。接触子31は長手
方向の一端部にねじ部32が形成され、このねじ部32
にはナット33が螺合している(ここでは、ナットを螺
合させているが、接触子31にナット状の鍔を一体に形
成してもよい)。
【0010】ボディ10の内部は仕切壁12により2室
に分割されており、各室には良導体の板金により形成し
た刃受け部材30が納装される。刃受け部材30の一端
部には1対のばね片34を互いに向かい合わせた形状の
刃受け部35が形成され、刃受け部材30の他端部には
接触子31のねじ部32の螺合するねじ孔36を有した
電路板37が延長されている。したがって、接触子31
のねじ部32を電路板37のねじ孔36に螺合させ、ナ
ット33の位置までねじ込むことによって、刃受け部3
5と接触子31とが電路板37を介して電気的に接続さ
れるのである。刃受け部材30の電路板37には、ボデ
ィ10やカバー20に対して位置決めするための位置決
め突片38が突設されている。ボディ10とカバー20
との合わせ目に跨がる部位には、刃受け部32に対して
プラグの栓刃を導入するための栓刃挿入口13が開口す
る。
【0011】ところで、突台21の両側面には係止爪4
1が進退自在に突出する。係止爪41は接触子31の長
手方向において可撓性を持つように合成樹脂等によって
弧状に曲成されたばね板42に連続一体に形成されてお
り、突台21の側面には係止爪41の通る案内溝23が
接触子31の長手方向に沿って形成されている。したが
って、係止爪41は接触子31の長手方向においても進
退できるようになっている。
【0012】一方、この接続装置を接続するための相手
方接続装置は、たとえば、図4および図5のような形状
に形成される。すなわち、器体50の前面(図4の上
面)の周部に全周に亙って形成された角筒状の保持壁5
1を備え、保持壁51に囲まれた空間に突台21が挿入
可能となっている。器体50の前面には接触子31が挿
入される挿入口52が開口し、また、保持壁51の内面
には突台21を保持壁51に囲まれた部分に挿入したと
きに係止爪41の係合する係止孔53が形成されてい
る。器体50の中には、挿入口52を通して接触子31
を挿入したときに開放される開閉子54が配設され、開
閉子54を挟んで挿入口52とは反対側には、接触子3
1が挿入される方向において弾性を有し接触子31を器
体50から押し出す向きに付勢する受け金55が配設さ
れる。この受け金55はいわゆる速結端子よりなる端子
部56に電気的に接続されており、この端子部56に電
線が接続されるようになっている。器体50はJIS等
で規格化された埋込型の配線器具と同寸法に形成されて
おり、埋込型の配線器具用に規格化されている大角形3
個用の取付枠などに取着できるように、器体50の側面
には取付枠に結合する取付爪57が突設されている。
【0013】しかるに、器体50を壁面等に固定してお
き、本実施例の接続装置の器体1を器体50に結合すれ
ば、一般の電気機器に用いられているプラグの栓刃を器
体1に挿入することで一般の電気機器を器体50に接続
することができるのである。また、器体50と器体1と
は係止爪41が係止孔53に係合することによって保持
されるのであって、係止爪41は進退自在であるから、
結合強度を比較的小さくすることができ、プラグに接続
された電線に足などを引掛けたとしても器体50から器
体1が簡単に外れて電線に大きな張力が作用するのを防
止することができるのである。しかも、接触子31は受
け金55によって器体50から押し出す向きに付勢され
ているから、係止爪41と係止孔53との係合状態が解
除されると接触子31は器体50から押し出されるので
あって、このことによっても器体1を器体50から容易
に外すことができるのである。また、接触子31の器体
1からの突出方向とプラグの栓刃を器体1に挿入する方
向とは直交しているから、器体50に器体1を結合した
状態での器体50からの器体1の突出寸法を小さくする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、器体に突設された突
台の先端面に接触子が突設され、突台は相手方接続装置
に設けた保持壁の対向面間に挿入され、保持壁に設けら
れた係止孔に対して突台の側面に進退自在に突設された
係止爪が係合するから、相手方接続装置に接続したとき
には係止爪と係止孔との係合によって相手方接続装置に
保持されるのである。しかも、係止爪は突台に対して進
退自在であるから、相手方接続装置に対する結合強度を
比較的小さく設定することが可能であり、比較的小さい
力で相手方接続装置との結合状態を解除することができ
るのである。このことは、外部電線が接続した場合にお
いて外部電線を足で引掛けるなどして張力が作用したと
きに、相手方接続装置から容易に抜けることで、外部電
線に接続された電気機器が倒れたり、外部電線が断線す
るなどといった事故を防止することができるという利点
を有するのである。しかも、係止爪は接触子の長手方向
において可撓性を持つ弧状のばね板に連続一体に形成さ
れ、突台の側面には係止爪の通る案内溝が接触子の長手
方向に沿って形成されているので、係止爪は接触子の長
手方向においても進退することができる。
【0015】請求項2の発明は、プラグの栓刃を挿入す
る栓刃挿入口が器体に形成され、プラグの栓刃を受ける
刃受け部と接触子とが電路を介して電気的に接続されて
いるから、ピン状の接触子を用いて相手方接続装置と接
続する構成を採用しているにもかかわらず、一般的なプ
ラグを備えた電気機器に対して用いることができるとい
う利点がある。また、接触子と栓刃挿入口とは器体にお
いて隣合う面に形成されているから、接触子の挿入方向
と栓刃の挿入方向とが一致している場合に比較すると、
相手方接続装置に取り付けた状態での相手方接続装置か
らの突出寸法を小さくすることができるのであって、相
手方接続装置が壁面等に固定されている場合に不用意に
器体に衝突して相手方接続装置から脱落する可能性を低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す断面図である。
【図2】実施例を示す分解斜視図である。
【図3】実施例を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は下面図である。
【図4】実施例に対する相手方接続装置の一例を示す断
面図である。
【図5】実施例に対する相手方接続装置の一例を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は下面図であ
る。
【符号の説明】
1 器体 13 栓刃挿入口 21 突台 31 接触子 35 刃受け部 37 電路板 41 係止爪 51 保持壁 53 係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−164438(JP,A) 実開 昭63−178082(JP,U) 実開 平2−73072(JP,U) 実開 昭50−151085(JP,U) 実開 昭63−191583(JP,U) 実開 平6−88067(JP,U) 実開 平3−22379(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/20 H01R 13/46 H01R 31/06 H01R 13/639

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方接続装置に形成され少なくとも一
    部が対向する保持壁の対向面間に挿入される突台が一面
    に突設された器体と、突台の先端面に突設され相手方接
    続装置に挿入されるとともに外部電線に電気的に接続さ
    れるピン状の接触子と、少なくとも保持壁の対向面にそ
    れぞれ形成された複数の係止孔に凹凸係合するように突
    台の側面に進退自在に突出する複数の係止爪とを備え
    係止爪は接触子の長手方向において可撓性を持つ弧状の
    ばね板に連続一体に形成され、突台の側面には係止爪の
    通る案内溝が接触子の長手方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする接続装置。
  2. 【請求項2】 器体において突台の突設面に隣合う一面
    にプラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口が開口し、栓刃
    挿入口を通して挿入されたプラグの栓刃を受ける刃受け
    部と、刃受け部を接触子に電気的に接続する電路とが器
    体内に納装されて成ることを特徴とする請求項1記載の
    接続装置。
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