JP3355758B2 - 原子炉炉心 - Google Patents

原子炉炉心

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JP3355758B2
JP3355758B2 JP02084094A JP2084094A JP3355758B2 JP 3355758 B2 JP3355758 B2 JP 3355758B2 JP 02084094 A JP02084094 A JP 02084094A JP 2084094 A JP2084094 A JP 2084094A JP 3355758 B2 JP3355758 B2 JP 3355758B2
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肇男 青山
洋子 石橋
貴顕 持田
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章広 山中
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉炉心に係
り、特に初装荷炉心に好適な炉心に関する。
【0002】
【従来の技術】初装荷炉心では、装荷された燃料体の一
部分が第1サイクルの運転終了後に取り出され、新しい
取替燃料と交換される。第1サイクルで取り出される燃
料体は他の燃料体に比べて燃焼度が低く、発生エネルギ
ーが少ない。そこで、核分裂性物質の有効活用を図るた
めに、炉内滞在期間に応じてウラン濃縮度を変えた複数
の燃料体を用いる初装荷炉心が知られている。
【0003】従来の初装荷炉心としては特開平5−24927
0 号公報に、燃料体平均濃縮度が3.4% の高濃縮度燃
料体,2.3% の中濃縮度燃料体、及び1.1% の低濃
縮度燃料体の3種類で構成した炉心が記載されており、
更に、核分裂性物質の有効活用のために、濃縮度の低い
燃料体ほど早い時期に炉心から取り出し、濃縮度の高い
燃料体ほど長い間炉心に装荷することが記載されてい
る。
【0004】また、同公報には、燃料経済性を向上する
ために、初装荷炉心の平均濃縮度を高めることが記載さ
れており、炉心径方向の出力分布を平坦化して熱的余裕
を増大するために、炉心外への中性子漏れの影響が大き
な外周領域に反応度の高い高濃縮度燃料体を多く装荷す
ることが記載されている。
【0005】他の従来技術としては、特開昭53−40188
号公報に、燃料体下部の濃縮度に比べて燃料体上部の濃
縮度を高めることにより沸騰水型原子炉に特徴的な炉心
下部の出力ピークを減少させ、軸方向出力分布を平坦化
させて熱的余裕を増大する技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術は
燃料経済性の向上には有効であるが、余剰反応度が大き
くなる。この場合、運転時に多数の制御棒を挿入する必
要があり出力ピーキングが増大するので、熱的余裕が減
少してしまう。また、平均濃縮度を高めるために高濃縮
度燃料体の濃縮度を高くすると、低濃縮度燃料体との燃
料体出力差が拡大するので、熱的余裕の確保はさらに難
しくなる。即ち、第1の従来技術では、軸方向出力分布
について考慮されていないため、燃料経済性を更に向上
させようとした場合、熱的余裕の確保が難しい。また、
第2の従来技術では燃料経済性については十分に考慮さ
れていなかった。
【0007】本発明の目的は、複数の種類の燃料体から
なる初装荷炉心において、熱的余裕を確保しつつ、高濃
縮度燃料体中の核分裂性物質の消耗を低減して燃料経済
性を向上できる炉心を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、核分裂性物質の燃料体平均濃度が異なる
複数の燃料体を装荷した原子炉炉心において、前記燃料
体は軸方向に平均濃度が高い上部と平均濃度が低い下部
に分割され、前記燃料体平均濃度が最も高い第1の燃料
(高濃縮度燃料体)の上部と下部の核分裂性物質濃度
差は、前記燃料体平均濃度が前記第1の燃料体よりも低
全ての第2の燃料体の上部と下部の核分裂性物質濃度
差よりも小さく、前記炉心は最外周を除く領域を径方向
に内側領域と外側領域に分割され、前記第1の燃料体の
割合は、外側領域の方が内側領域よりも大きい構成とし
たものである。
【0009】また、好ましくは、前記第1の燃料体に含
まれる可燃性毒物の量が、前記第2の燃料体に含まれる
可燃性毒物の量よりも多い構成としたものである。
【0010】
【0011】
【作用】上記本発明によれば、燃料体平均濃度が最も高
い第1の燃料体(高濃縮度燃料体)の外側領域における
割合を内側領域よりも大きくすることにより径方向の出
力分布を平坦化できると共に、燃料体上部の平均濃縮度
を燃料体下部の平均濃縮度よりも高めることにより軸方
向の出力分布も平坦化できるので、炉心内の出力分布は
平坦化され、熱的余裕を確保することができる。
【0012】また、炉心内で最大の出力ピーキングは、
燃料体出力が高い炉心径方向における中央の下部で発生
しており、炉心外周の下部での出力ピーキングに対して
は余裕が大きい。本発明の炉心ではこの余裕を考慮に入
れ、炉心外側領域に多く装荷される高濃縮度燃料体で軸
方向の上部と下部の濃縮度差を小さくすることにより、
下部出力ピーキングを必要以上に低下させずに、燃料経
済性を向上することができる。
【0013】また、高濃縮度燃料体における下部出力ピ
ーキングを比較的大きくできるので、下部出力ピーキン
グを小さく抑える場合に比べて蒸気ボイドの発生位置が
低く、燃料体平均のボイド率が高くなる。ボイド率が高
いと中性子の減速が悪くなるので、高濃縮度燃料体の反
応度は減少して燃焼が抑制される。更に、高いボイド率
で燃焼すると、同じ燃焼度でも核分裂性物質の消耗は少
ないので、これも燃料経済性の向上に寄与する。
【0014】また、中性子の減速が悪い状況では、燃料
中のウラン238による中性子吸収割合が増加し、新た
な核分裂性物質であるプルトニウム239の生成が促進
されると共に、水による低エネルギー中性子の無駄な吸
収も減るので、核分裂性物質の減少率が小さくなる。こ
れも燃料経済性の向上に寄与する。これに加えて、低エ
ネルギー中性子が少ないのでガドリニアの減少速度が遅
くなり、余剰反応度を抑制する効果も高まるので、熱的
余裕を十分に確保することができる。
【0015】また、高濃縮度燃料体が装荷された炉心外
側領域の出力が減少する分、炉心内側領域の出力は増加
する。しかし、内側領域に装荷される、より低濃縮度の
燃料体においては上部と下部の濃縮度差を大きくつけて
あるので、軸方向出力分布は十分に平坦化され、最も出
力ピーキングが厳しい炉心径方向における中央の下部で
も出力ピーキングを抑制し、熱的余裕を十分に確保する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0017】(実施例1)図1に本発明の第1の実施例
である炉心の1/4横断面を示す。本実施例の炉心は径
方向に内側領域2,外側領域1、及び最外周領域に分か
れている。燃料体としては、核分裂性物質の燃料体平均
濃縮度が3.4% の高濃縮度燃料体3,2.3%の中濃
縮度燃料体4、及び1.1%の低濃縮度燃料体5の3種
類を用いている。高濃縮度燃料体3は可燃性毒物である
ガドリニアを7.5% 含む燃料ペレットを充填した燃料
棒(以下、可燃性毒物入り燃料棒と呼ぶ)を8本用いて
おり、中濃縮度燃料体4は可燃性毒物入り燃料棒を3本
用いている。低濃縮度燃料体5は可燃性毒物を含まな
い。
【0018】各燃料体は軸方向の中心で上部と下部に2
分割されており、上部と下部の平均濃縮度の差(以下、
上下濃縮度差と呼ぶ)は、高濃縮度燃料体3で0.1
%,中濃縮度燃料体4で0.3%,低濃縮度燃料体5で
0.2%となっている。即ち、高濃縮度燃料体3の上下
濃縮度差は中濃縮度燃料体4及び低濃縮度燃料体5の上
下濃縮度差よりも小さい。
【0019】また、径方向の各領域における燃料体の構
成は、最外周領域が低濃縮度燃料体100%で、外側領
域1が高濃縮度燃料体91%,中濃縮度燃料体9%で、
内側領域2が高濃縮度燃料体34%,中濃縮度燃料体3
0%,低濃縮度燃料体36%である。即ち、高濃縮度燃
料体3の占める割合は内側領域2より外側領域1の方が
大きい。
【0020】更に、径方向の各領域における平均濃縮度
は、最外周領域が1.1% で、外側領域1が3.3%
で、内側領域2が2.3%である。即ち、平均濃縮度は
内側領域2より外側領域1の方が高い。
【0021】また、外側領域1の上部平均濃縮度は3.
36%,下部平均濃縮度は3.24%であり、内側領域
2の上部平均濃縮度は2.34%,下部平均濃縮度は2.
14%である。従って、外側領域1における上下濃縮度
差は0.12% であり、内側領域2における上下濃縮度
差0.20% よりも小さい。
【0022】本炉心の特性を、図2に示す従来技術を組
合せて構成した炉心と比較して説明する。図2の炉心
は、図1と同様に燃料体平均濃縮度が異なる3種類の燃
料体5,23及び24を用いており、炉心への燃料体の
装荷パタ−ンは図1と同じである。図2の炉心では、燃
料体の上下濃縮度差が全ての燃料体で0.2% である。
従って、外側領域も内側領域も上下濃縮度差は0.2%
で等しい。
【0023】図1の炉心と図2の炉心における軸方向出
力分布を図3に示す。本発明による図1の炉心では、図
2の炉心に比べて内側領域における軸方向出力分布が平
坦化され、炉心内で最大の出力ピーキングは5%低減さ
れる。一方、外側領域においては図1の炉心の方が下部
出力が高まっているが、燃料体の出力が低いため、内側
領域で生じた最大の出力ピーキングよりは小さな出力ピ
ーキングに収まっている。従って、炉心の最大線出力密
度は本発明による図1の炉心の方が5%低減される。
【0024】次に、図1と図2の炉心の径方向出力分布
を比較すると、図4に示すように本発明による図1の炉
心では炉心外周の出力が減少し、炉心内側領域の出力が
増加する。中・低濃縮度燃料体は大部分が内側領域に装
荷されているので、第1サイクル終了後の中濃縮度燃料
体及び低濃縮度燃料体の平均燃焼度は図2の炉心に比べ
て3%程度増加する。これにより、第1サイクルと第2
サイクルに取り出される比較的低い濃縮度の燃料体中に
残る核分裂性物質量を減らすことができる。
【0025】(実施例2)図5に本発明の第2の実施例
である炉心の1/4横断面を示す。本実施例の炉心は4
種類の燃料体からなり、平均濃縮度3.4% の高濃縮度
燃料体は、可燃性毒物であるガドリニアが多く入った燃
料体3とガドリニアの含有量が少ない燃料体53の2種
類ある。燃料体3ではガドリニアを7.5% 含む燃料ペ
レットをつめた燃料棒が8本使用され、燃料体53では
ガドリニアを7.5% 含む燃料ペレットをつめた燃料棒
が7本使用されている。燃料体53の濃縮度分布は、燃
料体3と同じである。また、中濃縮度燃料体4と低濃縮
度燃料体5は図1の炉心と同じものである。
【0026】炉心内の燃料装荷パタ−ンに関しては、外
側領域1に装荷される高濃縮度燃料体が全てガドリニア
の含有量が少ない燃料体53であることを除き、図1の
炉心と同様の構成になっている。
【0027】本炉心においては、核分裂性物質の燃料体
平均濃縮度が最も高い第1の燃料体は燃料体3と燃料体
53であり、第1の燃料体より平均濃縮度が低い第2の
燃料体は中濃縮度燃料体4と低濃縮度燃料体5である。
各燃料体の上下濃縮度差、及び炉心内の各領域ごとの濃
縮度分布の関係は図1の炉心と同じである。
【0028】本炉心では、外側領域にガドリニア量が少
ない燃料体を装荷しているため、図1の炉心に比べると
炉心最外周の出力割合が大きく、図2の炉心と同程度に
なる。従って、高濃縮度燃料体の燃焼を抑制する効果は
小さい。しかし、高濃縮度燃料体における燃料体平均の
ボイド率は高く保たれているため、図2の炉心に比べて
高濃縮度燃料体中の核分裂性物質の消耗を抑える効果は
得られる。また、径方向の出力分布が平坦化されるた
め、図1の炉心に比べて最大線出力密度は約3%減少す
る。
【0029】(実施例3)図6に本発明の第2の実施例
である炉心の1/4横断面を示す。本炉心は3種類の燃
料体で構成されており、高濃縮度燃料体63の平均濃縮
度は3.7% ,中濃縮度燃料体64の平均濃縮度は2.
5% ,低濃縮度燃料体65の平均濃縮度は1.2% で
ある。高濃縮度燃料体63は燃料有効長の下端から1/
3の位置に上部と下部の境界があり、上部の平均濃縮度
は3.76%、下部の平均濃縮度は3.56%である。中
濃縮度燃料体64と低濃縮度燃料体65は燃料有効長の
下端から1/2の位置に上部と下部の境界があり、中濃
縮度燃料体64の上部の平均濃縮度は2.65%,下部
の平均濃縮度は2.35%で、低濃縮度燃料体65の上
部の平均濃縮度は1.35%,下部の平均濃縮度は1.0
5%である。
【0030】高濃縮度燃料体63における上半分の平均
濃縮度は3.77% ,下半分の平均濃縮度は3.63%
であり、中・低濃縮度燃料体における上下濃縮度差より
も小さい。本実施例の炉心は、外側領域1での高濃縮度
燃料体63の割合が100%であり、内側領域2での高
濃縮度燃料体63の割合33%よりも大きい。
【0031】本炉心の特性を図7に示す比較例の燃料体
を用いた場合と比較して説明する。図7の各燃料体の平
均濃縮度は図6の対応する燃料体の平均濃縮度と同じで
ある。しかし、高濃縮度燃料体73は燃料有効長の下端
から1/2の位置に上部と下部の境界があり、上下濃縮
度差は0.2% である。中濃縮度燃料体74及び低濃縮
度燃料体75も燃料有効長の下端から1/2の位置に上
部と下部の境界があり、上下濃縮度差は0.2% であ
る。炉心内での燃料装荷パターンは図6と同じである。
【0032】図6の高濃縮度燃料体63における上部と
下部の濃縮度差は、図7の高濃縮度燃料体73における
上部と下部の濃縮度差と同じく0.2% であるが、燃料
体63は上部と下部の境界が下側に位置するため、軸方
向中心を境界としてみた上下の平均濃縮度差は0.14
% であり、燃料体73での上下の平均濃縮度差よりも
小さい。
【0033】本発明による図6の燃料体を装荷した炉心
と、図7の燃料体を装荷した炉心の外側領域の軸方向出
力分布を図8に示す。どちらの炉心も炉心下部の出力ピ
ーキング値は同程度であるが、下半分での出力割合は図
6の炉心の方が大きく、燃料体平均のボイド率が高くな
る。特に、炉心の反応度に影響の大きい、軸方向中央部
ではボイド率が4%程度高くなり、核分裂性物質の節約
効果が大きい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、初装荷炉心において熱
的余裕を確保しつつ、高濃縮度燃料体中の核分裂性物質
の消耗を低減し、初装荷炉心の燃料経済性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である炉心の1/4横断
面を示す。
【図2】第1の実施例の比較例の炉心の1/4横断面を
示す。
【図3】第1の実施例の軸方向出力分布を示す図。
【図4】第1の実施例の径方向出力分布を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例である炉心の1/4横断
面を示す。
【図6】本発明の第3の実施例である炉心の1/4横断
面を示す。
【図7】第3の実施例の比較例の燃料体を示す図。
【図8】第3の実施例の軸方向出力分布を示す図。
【符号の説明】
1…炉心外側領域、2…炉心内側領域、3,23,5
3,63,73…高濃縮度燃料体、4,24,64,7
4…中濃縮度燃料体、5,65,75…低濃縮度燃料
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 洋子 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株式会社 日立製作所 エネルギー研究 所内 (72)発明者 持田 貴顕 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 配川 勝正 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 山中 章広 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 平6−347578(JP,A) 特開 平7−128473(JP,A) 特開 昭62−80586(JP,A) 特開 昭64−43792(JP,A) 特開 昭64−21389(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 5/00 G21C 3/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】核分裂性物質の燃料体平均濃度が異なる複
    数の燃料体を装荷した原子炉炉心において、 前記燃料体は軸方向に平均濃度が高い上部と平均濃度が
    低い下部に分割され、 前記燃料体平均濃度が最も高い第1の燃料体の上部と下
    部の核分裂性物質濃度差は、前記燃料体平均濃度が前記
    第1の燃料体よりも低い全ての第2の燃料体の上部と下
    部の核分裂性物質濃度差よりも小さく、 前記炉心は最外周を除く領域を径方向に内側領域と外側
    領域に分割され、前記第1の燃料体の割合は、外側領域
    の方が内側領域よりも大きいことを特徴とする原子炉炉
    心。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の原子炉炉心において、前
    記第1の燃料体に含まれる可燃性毒物の量が、前記第2
    の燃料体に含まれる可燃性毒物の量よりも多いことを特
    徴とする原子炉炉心。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の原子炉炉心において、前
    記第1の燃料体の上部と下部の境界は燃料有効長部の下
    端から燃料有効長の1/3から7/12の間に位置し、 前記第2の燃料体の上部と下部の境界は燃料有効長部の
    下端から燃料有効長の1/3以上に位置すると共に、 前記第1の燃料体の境界は前記第2の燃料体の境界より
    も低い位置にあることを特徴とする原子炉炉心。
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