JP3353736B2 - スペクトル評価装置およびスペクトル評価方法 - Google Patents

スペクトル評価装置およびスペクトル評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトルの評価
装置及び評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光はその単色性、指向性などの特
徴をいかされ、多くの産業分野に利用されている。近年
では半導体露光装置の光源として、短波長の光源である
エキシマレーザが用いられている。
【0003】この半導体露光装置は、微細化の進展が著
しい半導体デバイスを製造する上で非常に重要な装置で
あり、最近になってエキシマレーザであるKrFレーザ
が既に実用化されている。
【0004】導体露光装置では、光源の波長スペクト
ルに広がりがあると、露光光学系の色収差により、分解
能が低下する。
【0005】そのため半導体露光装置用エキシマレーザ
では、この色収差の影響を低減するために波長のスペク
トルを狭帯域化する必要がある。
【0006】特に、近年では、半導体露光装置は年々微
細化が進んでおり、その要求を満たすために光源の波長
スペクトル半値幅もサブピコメータが要求されている。
すなわち、このレーザのスペクトル幅は、従来において
は、半値幅で2〜3pm程度であったが、現在では1pm
以下の半値幅が実用化されている。このように純度の高
いエキシマレーザ光を得るための方法については、例え
ば、特開平3―87084号公報に記載されたものが知
られている。
【0007】エキシマレーザの狭帯域化が進むにつれ、
精度の高いスペクトルの測定も困難な領域に入ってき
た。図4に従来のスペクトル評価装置を示す。
【0008】図4は、従来のレーザビームのスペクトル
評価装置の概念図である。図4において41はレーザ発
振器で本従来例では代表的にエキシマレーザ発振器を用
いた。42はレーザ発振器から発振されるレーザビーム
であり点線で示した。43は拡散板、44はエタロン、
45はレンズ、46はセンサであり本従来例ではライン
センサを用いた。そして47はセンサから取り出された
信号である。
【0009】次に動作について説明する。エキシマレー
ザ発振器41から出たレーザビーム42は、拡散板43
により様々な角度に拡散される。拡散されたレーザビー
ム42はエタロン44を透過した後、レンズ45によ
り、センサ46上に集光される。センサ46上での光パ
ターンは、図5の5aに示すように同心円の干渉パタ
ーンとなる。本従来例はラインセンサを用いて3縞分の
干渉パターンを測定し、エタロンのFSRが既知である
ことから、干渉パターンを図5の5bに示すような波長
特性に変換している。
【0010】ここで図5の5bはレーザビーム42のス
ペクトルの情報とエタロン44の情報を含んでおり、デ
コンボリューションによりエタロン44の情報を除去す
ればレーザビーム42のスペクトルが得られる。
【0011】ここでエタロンの情報とはエタロンのフリ
ースペクトラムレンジ(FSR)及び実効フィネスから
決定されるエタロンの透過特性で、FSRが小さいほど
及び実効フィネスが大きいほど図bにおける半値
全幅(FWHM)の値は小さくなる。よってエタロンの
FSR及び実効フィネスの正確な値がわかっていれば、
正確に測定データからレーザビーム12のスペクトルを
知ることが出来る。
【0012】エタロンの実効フィネスは平行平板の反射
率、面精度、平行度から決定され、(数1)のような形
で与えられる。
【0013】
【数1】
【0014】ここでFeffは実効フィネス、Freflは反
射率フィネス、Froughは面精度フィネス、Fupは非平
行フィネスである。従来は、実効フィネスは反射率フィ
ネスであると仮定し、決定したエタロンの透過特性をデ
コンボリューションにより除去し、測定データからレー
ザビームのスペクトルを算出している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にエタロンのFSRは比較的正確に与えられるが、実効フ
ィネスの値は製作による誤差が大きいため、従来のよう
に実効フィネスが反射率フィネスに等しいと仮定した場
合、算出されるレーザビームのスペクトルは真のレーザ
スペクトルに対し、結果的に誤差を持つという課題があ
る。
【0016】本発明はレーザビームのスペクトルを測
定、算出する評価装置及び評価方法に関するものであ
り、エタロンの正確な実効フィネスを確認して、真のレ
ーザスペクトルを正確に測定、算出することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、入射したレーザビームを拡散して出力す
る拡散板と、前記拡散板の出力を入射し干渉させて出力
するエタロンと、前記エタロンの干渉出力を受光し干渉
パターン信号を出力するセンサと、前記干渉パターン信
号を入力し前記レーザビームのスペクトルを算出する算
出手段と、を有し、前記算出手段が、前記エタロンとし
て、実効フィネスが同じでフリースペクトラムレンジ
(FSR)が異なる2つのエタロンを交互に用いること
でそれぞれ得られた2つの干渉パターン信号を用いて、
前記スペクトル及び前記実効フィネスを算出することを
特徴とするものであり、測定に実効フィネスが同じでF
SRが異なる2つのエタロンを用い、交互に測定を行な
い、取得した2つのデータを比較することにより、真の
レーザスペクトル及び測定に用いたエタロンの実効フィ
ネスを算出できるよう構成したものである。
【0018】これにより真のレーザスペクトルを正確に
測定、算出することが出来る
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、入射し
たレーザビームを拡散して出力する拡散板と、前記拡散
板の出力を入射し干渉させて出力するエタロンと、前記
エタロンの干渉出力を受光し干渉パターン信号を出力す
るセンサと、前記干渉パターン信号を入力し前記レーザ
ビームのスペクトルを算出する算出手段と、を有し、前
記算出手段は、前記エタロンとして、実効フィネスが同
じでフリースペクトラムレンジが異なる2つのエタロン
を交互に用いることでそれぞれ得られた2つの干渉パタ
ーン信号を用いて、前記スペクトル及び前記実効フィネ
を算出することを特徴とするスペクトル評価装置であ
る。この構成により、レーザビームのスペクトルを正確
に測定、算出できる。
【0020】また、より具体的に、請求項2記載の本発
明は、算出手段は、2つのエタロンを交互に用いること
でそれぞれ得られる干渉パターン信号をそれぞれ波長特
性信号に変換し、前記波長特性信号それぞれに対してデ
コンボリューション演算を行うことでそれぞれ演算結果
を求め、得られた2つの演算結果を用いてレーザビーム
のスペクトルを算出することを特徴とする請求項1記載
のスペクトル評価装置であり、この構成により、レーザ
ビームのスペクトルを正確に測定、算出できる。
【0021】また請求項3は、更に、拡散板のレーザビ
ーム入射側に配置されたテレスコープ系と、を有し、前
記テレスコープ系は、2つのエタロンの非平行フィネス
の影響が無視できる領域となるようにレーザビーム径を
調整することを特徴とする請求項1または2記載のスペ
クトル評価装置であり、この構成により、レーザビーム
のスペクトルを正確に測定、算出できる。
【0022】さらに請求項4は、更に、拡散板とエタロ
ンとの間に配置されたアパーチャと、を有し、前記アパ
ーチャは、2つのエタロンの非平行フィネスの影響が無
視できる領域となるようにレーザビーム径を調整するこ
とを特徴とする請求項1または2記載のスペクトル評価
装置であり、この構成により、レーザビームのスペクト
ルを正確に測定、算出できる。
【0023】また請求項5は、センサが、ラインセンサ
であることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載
のスペクトル評価装置であり、この構成により、レーザ
ビームのスペクトルを正確に測定、算出できる。
【0024】または、請求項6記載の本発明は、入射し
たレーザビームを拡散して出力する拡散板と、前記拡散
板の出力を入射し干渉させて出力するエタロンと、前記
エタロンの干渉出力を受光し干渉パターン信号を出力す
るセンサと、前記干渉パターン信号を入力し前記レーザ
ビームのスペクトルを算出する算出手段と、を有し、前
記エタロンとして互いに実効フィネスが同じでフリース
ペクトラムレンジが異なる第1のエタロン及び第2のエ
タロンを用意する工程と、前記第1のエタロンを用いた
ときに前記センサから出力される第1の干渉パターン信
号を前記算出手段に入力する工程と、前記第2のエタロ
ンを用いたときに前記センサから出力される第2の干渉
パターン信号を前記算出手段に入力する工程と、前記算
出手段に入力された前記第1の干渉パターン信号と前記
第2の干渉パターン信号とを用いて前記レーザビームの
スペクトル及び前記実効フィネスを算出する工程と、を
有することを特徴とするスペクトル評価方法である。こ
の手法により、レーザビームのスペクトルを正確に算出
できる。
【0025】更に具体的には、請求項7記載の本発明
は、レーザビームのスペクトルを算出する工程は、第1
の干渉パターン信号及び第2の干渉パターン信号をそれ
ぞれ波長特性信号に変換し、前記波長特性信号それぞれ
に対してデコンボリューション演算を行うことでそれぞ
れ演算結果を求め、得られた2つの演算結果を用いてレ
ーザビームのスペクトルを算出することを特徴とする請
求項6記載のスペクトル評価方法であり、この構成によ
り、レーザビームのスペクトルを正確に測定、算出でき
る。
【0026】(実施の形態) 以下、本実施の形態について、図面を参照しながら説明
する。図1は、本実施の形態におけるレーザビームのス
ペクトル評価装置の概念図である。図1において11は
レーザ発振器で本実施の形態では代表的にエキシマレー
ザ発振器を用いた。12はレーザ発振器から発振される
レーザビームであり点線で示した。13はレーザビーム
12を適切な大きさに変換するテレスコープ、14は拡
散板、15はアパーチャ、16及び17はエタロンで本
実施の形態ではこの2つのエタロンを用いて交互に測定
を行う。そして18はレンズ、19はセンサであり本
施の形態ではラインセンサを用いた。そして20はエタ
ロン16を用いたときのセンサから取り出された信号、
21はエタロン17を用いたときのセンサ19から取り
出された信号である。そして22は算出器、23は算出
結果である。
【0027】次に動作について説明する。エキシマレー
ザ発振器11から出たレーザビーム12は、テレスコー
プ13により、所定の大きさに縮小される。レーザビー
ム12は拡散板13により様々な角度に拡散されなが
ら、アパーチャ15に入射する。アパーチャ15を通過
したレーザビーム12は、エタロン16あるいはエタロ
ン17を透過した後、レンズ18により、センサ19上
に集光される。
【0028】センサ19上での光パターンは、図2の2
aに示すように同心円の干渉パターンとなる。本実施
の形態はラインセンサを用いて3縞分の干渉パターンを
測定し、エタロンのFSRが既知であることから、算出
器22により干渉パターンを図2の2bに示すような波
長特性に変換している。
【0029】ここで図2の2bはレーザビーム12のス
ペクトルの情報とエタロン16あるいはエタロン17の
情報を含んでおりデコンボリューションによりエタロン
16あるいはエタロン17の情報を除去すればレーザビ
ーム12のスペクトルが得られる。ここでエタロンの情
報とはエタロンのFSR及び実効フィネスから決定され
るもので、FSRが小さいほど、及び実効フィネスが大
きいほど図2の2bにおけるFWHMの値は小さくな
る。よってエタロンのFSR及び実効フィネスの正確な
値がわかっていれば、正確に測定データからレーザビー
ム12のスペクトルを知ることが出来る。
【0030】エタロンの実効フィネスは平行平板の反射
率、面精度、平行度から決定され(数1)のような形で
与えられる。
【0031】一般的にエタロンのFSRは比較的正確に
与えられるが、実効フィネスの値は精度が悪い。そこで
実施の形態では、実効フィネスを正確に確認しなが
ら、レーザビームのスペクトルをより正確に測定する装
置を提供している。
【0032】具体的には、テレスコープ13を用いてレ
ーザビーム12を縮小することでエタロン16あるいはエ
タロン17を照射する領域をエタロン16あるいはエタ
ロン17の非平行性が無視できる範囲まで小さくしてい
る。こうすることでエタロン16及びエタロン17の実
効フィネスは反射率フィネス及び面精度フィネスの2つ
から決定される。そしてエタロン16及びエタロン17
の実効フィネスは値は不明であるが同じ値のものを用い
る。一般的に同一ロットで同一製作条件のもと製作され
たエタロンは、非平行性が無視できる領域であれば、同
じ値のフィネスをもつと推定される。ただしエタロン1
6及びエタロン17のFSRは、異なる値のものを用い
る。そしてこの2つのエタロン16,17を用いて本測
定を交互に行う。
【0033】図3の31及び31’にエタロン16,1
7を用いて測定された測定信号を示す。31がエタロン
16を用いて測定した場合、31'がエタロン17を用
いて測定した場合とする。ただし31、31’は算出器
22により波長特性に変換されたものとする。次に算出
器22は信号31、31’に対し、エタロンの情報3
2、32’をデコンボリューションにより除去する。そ
の結果レーザビームのスペクトルである33及び33’
が求まる。これは(数2)及び(数3)のような形で与えられ
る。
【0034】
【数2】
【0035】
【数3】
【0036】ここでPmeasurement(λ)は測定信号3
1、Pmeasure(λ)'は測定信号31'、Petalon(λ,Fef
f)はエタロン16の情報32、Petalon'(λ,Feff)はエ
タロン17の情報32’、Plaser(λ)はレーザスペク
トル33、Plaser’(λ)はレーザスペクトル33'、
*はコンボリューションを表す。ここで(数2)及び
(数3)におけるPlaser(λ)、Plaser'(λ)は実際同じ
ものなので、(数2)及び(数3)においてPlaser(λ)=Pl
aser’(λ)の条件を満たす実効フィネスFeffがエタロ
ン16及び17の実効フィネスの値であり、この時のPlaser
(λ)、Plaser’(λ)が真のレーザスペクトルの値で
ある。算出器22は、実効フィネスFeffの値を変えなが
ら、(数2)及び(数3)の計算を行い、Plaser(λ)=Plas
er’(λ)を満たす真のレーザスペクトルを算出する。
以上のように実効フィネスは未知であるが、等しい値を
持ち、FSRが異なる2つのエタロンを用いてレーザビ
ームのスペクトルを交互に測定することで、レーザビー
ムのスペクトルを正確に求めることが出来た。また同時
に実効フィネスFeffも決定された。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザビ
ームのスペクトルを正確に測定できるという有利な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるレーザビームのス
ペクトル評価装置の概略図
【図2】同測定データの波長特性の概略図
【図3】同測定データ、エタロンの情報及びレーザスペ
クトルの概略図
【図4】従来例におけるレーザビームのスペクトル評価
装置の概略図
【図5】同測定データの波長特性の概略図
【符号の説明】
11 エキシマレーザ発振器 12 レーザビーム 13 テレスコープ 14 拡散板 15 アパーチャ 16 エタロン 17 エタロン 18 レンズ 19 センサ 20 信号 21 信号 22 算出器 23 算出結果 41 エキシマレーザ発振器 42 レーザビーム 43 拡散板 44 エタロン 45 レンズ 46 センサ 47 信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀実 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番 1号 松下技研株式会社内 (56)参考文献 特開2000−39360(JP,A) 特開 平7−152055(JP,A) 特開 平6−188502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 9/00 - 9/04 G01J 3/26 G01B 9/02 G01M 11/00 G02B 5/28 G02F 1/00 - 1/01 H01S 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射したレーザビームを拡散して出力す
    る拡散板と、前記拡散板の出力を入射し干渉させて出力
    するエタロンと、前記エタロンの干渉出力を受光し干渉
    パターン信号を出力するセンサと、前記干渉パターン信
    号を入力し前記レーザビームのスペクトルを算出する算
    出手段と、を有し、前記算出手段は、前記エタロンとし
    て、実効フィネスが同じでフリースペクトラムレンジが
    異なる2つのエタロンを交互に用いることでそれぞれ得
    られた2つの干渉パターン信号を用いて、前記スペクト
    及び前記実効フィネスを算出することを特徴とするス
    ペクトル評価装置。
  2. 【請求項2】 算出手段は、2つのエタロンを交互に用
    いることでそれぞれ得られる干渉パターン信号をそれぞ
    れ波長特性信号に変換し、前記波長特性信号それぞれに
    対してデコンボリューション演算を行うことでそれぞれ
    演算結果を求め、得られた2つの演算結果を用いてレー
    ザビームのスペクトルを算出することを特徴とする請求
    項1記載のスペクトル評価装置
  3. 【請求項3】 更に、拡散板のレーザビーム入射側に配
    置されたテレスコープ系と、を有し、前記テレスコープ
    系は、2つのエタロンの非平行フィネスの影響が無視で
    きる領域となるようにレーザビーム径を調整することを
    特徴とする請求項1または2記載のスペクトル評価装
  4. 【請求項4】 更に、拡散板とエタロンとの間に配置さ
    れたアパーチャと、を有し、前記アパーチャは、2つの
    エタロンの非平行フィネスの影響が無視できる領域とな
    るようにレーザビーム径を調整することを特徴とする請
    求項1または2記載のスペクトル評価装置
  5. 【請求項5】 センサは、ラインセンサであることを特
    徴とする請求項1から4のいずれか記載のスペクトル評
    価装置。
  6. 【請求項6】 入射したレーザビームを拡散して出力す
    る拡散板と、前記拡散板の出力を入射し干渉させて出力
    するエタロンと、前記エタロンの干渉出力を受光し干渉
    パターン信号を出力するセンサと、前記干渉パターン信
    号を入力し前記レーザビームのスペクトルを算出する算
    出手段と、を有し、前記エタロンとして互いに実効フィ
    ネスが同じでフリースペクトラムレンジが異なる第1の
    エタロン及び第2のエタロンを用意する工程と、前記第
    1のエタロンを用いたときに前記センサから出力される
    第1の干渉パターン信号を前記算出手段に入力する工程
    と、前記第2のエタロンを用いたときに前記センサから
    出力される第2の干渉パターン信号を前記算出手段に入
    力する工程と、前記算出手段に入力された前記第1の干
    渉パターン信号と前記第2の干渉パターン信号とを用い
    て前記レーザビームのスペクトル及び前記実効フィネス
    を算出する工程と、を有することを特徴とするスペクト
    ル評価方法。
  7. 【請求項7】 レーザビームのスペクトルを算出する工
    程は、第1の干渉パターン信号及び第2の干渉パターン
    信号をそれぞれ波長特性信号に変換し、前記波長特性信
    号それぞれに対してデコンボリューション演算を行うこ
    とでそれぞれ演算結果を求め、得られた2つの演算結果
    を用いてレーザビームのスペクトルを算出することを特
    徴とする請求項6記載のスペクトル評価方法
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