JP3350204B2 - 分割型軸スリーブ - Google Patents

分割型軸スリーブ

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JP3350204B2 JP02367894A JP2367894A JP3350204B2 JP 3350204 B2 JP3350204 B2 JP 3350204B2 JP 02367894 A JP02367894 A JP 02367894A JP 2367894 A JP2367894 A JP 2367894A JP 3350204 B2 JP3350204 B2 JP 3350204B2
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芳一 木村
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • F16D1/08Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
    • F16D1/09Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces
    • F16D1/092Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces the pair of conical mating surfaces being provided on the coupled hub and shaft

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸スリーブに係り、特に
周方向に複数に分割された分割型軸スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から分割型軸スリーブを軸に固定す
るために種々の方法が採用されている。図6は従来の分
割型軸スリーブの固定方法を示す1例である。図6にお
いては、軸スリーブ21は軸22の外周に締結手段23
によって締結されている。なお、符号24は軸スリーブ
21に摺接するセラミック軸受であり、セラミック軸受
24はゴム等の弾性体25を介してリテーナ26に保持
されている。
【0003】図7は従来の分割型軸スリーブの固定方法
を示す他の例である。図7においては、軸スリーブ31
は軸32にフランジ33によって固定されている。な
お、符号34は軸スリーブ31に摺接するセラミック軸
受であり、セラミック軸受34はケース35によって保
持されている。またケース35はゴム等の弾性体36を
介して軸受ケーシング37に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術は軸スリーブを外周側から他の部品を使用して軸
に締め付けたり(図6)、軸と軸スリーブをフランジで
固定したりして(図7)、分割型スリーブを一体にし、
かつ軸との回り止め機能を持たせていた。しかしなが
ら、どうしても軸スリーブとその固定手段とを含む全体
が大きくなったり、分割面がずれたりする問題があっ
た。また、スリーブがセラミックスのような焼結体であ
る場合には、焼結体自身に孔加工を施して軸に固定する
ことは好ましくなかった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、軸スリーブとその固定手段とを含む全体が小型でか
つ分割面がずれることがない分割型軸スリーブを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の分割型軸スリーブは、周方向に分割され
た複数の軸スリーブ片からなる軸に取り付けられる分割
型軸スリーブにおいて、各軸スリーブ片の軸方向一端部
に軸中心に向かって傾斜したテーパー部を形成し、軸に
前記各軸スリーブ片の一端部のテーパー部に密接するテ
ーパー部を有した係合部を形成し、前記各軸スリーブ片
の軸方向他端部に円弧状の頂部から両側縁部に向かって
傾斜した主テーパー部を形成し、かつ該主テーパー部の
外周縁に軸中心に向かって傾斜した補助テーパー部を形
成し、前記軸に固定されるとともに前記主テーパー部に
密接するテーパー部を有したスリーブ押さえ内輪と前記
補助テーパー部に密接するテーパー部を有したスリーブ
押さえ外輪とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、分割さ
れた各軸スリーブ片の軸方向一端部には軸中心に向かっ
て傾斜したテーパー部が形成され、またそれを取り付け
る軸には軸スリーブの一端部のテーパー部に合うように
テーパー部を有した係合部が形成されており、分割され
た軸スリーブは軸によって押さえ込まれるようになって
いる。また軸スリーブの他端部には円弧状の頂部から両
側縁部に向かって傾斜した主テーパー部と、主テーパー
部の外周縁に形成された軸中心に向かって傾斜した補助
テーパー部とが形成されており、主テーパー部にスリー
ブ押さえ内輪が密接し補助テーパー部にスリーブ押さえ
外輪が密接した状態でスリーブ押さえ内外輪は軸に固定
されている。これによって、分割型軸スリーブはスリー
ブ押さえ内外輪と軸の係合部とにより挟持され、食い違
うことなく、またスリーブ自身に軸との回り止め部品を
必要とすることなく軸に取り付けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る分割型軸スリーブの一実
施例を図1乃至図5を参照して説明する。図1は分割型
軸スリーブの全体構成を示す断面図、図2は図1のII矢
視図である。
【0009】図1において、符号1は上下に2分割され
た軸スリーブ片1a,1bからなる軸スリーブである。
軸スリーブ片1a,1bは略半円筒状をなしセラミック
ス等の焼結体にて形成されている。軸スリーブ1が取り
付けられる軸2は、軸スリーブ1の端部に相応する箇所
に、内周側がテーパー面12に形成された係合部Aを有
している。そして、軸スリーブ1の一端部も軸中心に向
かって傾斜したテーパー面11を有しており、このテー
パー面11が前記軸2のテーパー面12に密接すること
により、軸スリーブ1はその分割部が食い違うことなく
軸2に取り付けられている。
【0010】図3は軸スリーブ1の一方の軸スリーブ片
1aを示す図であり、図3(a)は断面図、図3(b)
は図3(a)の III(b)矢視図,図3(c)は図3
(b)の III(c)矢視図である。軸スリーブ片1a
には、前記テーパー面11の反対側の端部に円弧状の頂
部tから両側縁部s,sに向かって外側に傾斜した主テ
ーパー面15が形成されている。また主テーパー面15
の外周縁には、軸中心に向かって傾斜した補助テーパー
面13が形成されている。なお、軸スリーブ片1bは軸
スリーブ片1aと同様に形成されている。
【0011】前記軸スリーブ片1a,1bのテーパー面
11の反対側の端部は、分割型の軸スリーブ押さえ内輪
3とスリーブ押さえ外輪4とにより押さえられている。
図4はスリーブ押さえ内輪3を示す図であり、図4
(a)は断面図、図4(b)は図4(a)のIV(b)矢
視図、図4(c)は図4(b)のIV(c)矢視図であ
る。スリーブ押さえ内輪3は、その一端部に軸スリーブ
1の主テーパー面15に適合するように内側に傾斜した
テーパー面16を有している。
【0012】図5はスリーブ押さえ外輪4を示す図であ
り、図5(a)は断面図、図5(b)は図5(a)のV
(b)矢視図、図5(c)は図5(b)のV(c)矢視
図である。スリーブ押さえ外輪4は、その一端部に軸ス
リーブ1の補助テーパー面13に適合するように内側に
傾斜したテーパー面14を有している。
【0013】図1に示されるように、スリーブ押さえ内
輪3及びスリーブ押さえ外輪4は、それらのテーパー面
16及び14がそれぞれ軸スリーブ1のテーパー面15
及び13に密接した状態でボルト5により軸2に固定さ
れている。
【0014】このように本実施例によれば、分割された
各軸スリーブ片1a,1bの軸方向一端部には軸中心に
向かって傾斜したテーパー面11が形成され、またそれ
を取り付ける軸2には軸スリーブ1のテーパー面11に
合うようにテーパー面12を有した係合部Aが形成され
ている。また軸スリーブ1の他端部には、円弧状の頂部
tから両側縁部s,sに向かって傾斜した主テーパー面
15と、この主テーパー面15の外周縁に形成された軸
中心に向かって傾斜した補助テーパー面13とが形成さ
れている。そして、主テーパー面15に密接するテーパ
ー面16を有するスリーブ押さえ内輪3と、補助テーパ
ー面13に密接するテーパー面14を有するスリーブ押
さえ外輪4とがボルト5により軸2に固定されている。
これによって、分割型軸スリーブ1はスリーブ押さえ内
外輪3,4と軸2の係合部Aとにより挟持され、食い違
うことなく、またスリーブ自身に軸2との回り止め部品
を必要とすることなく軸2に取り付けられる。上述の固
定方法は、軸スリーブ1がセラミックスのような焼結体
で製作されている場合には特に有効である。
【0015】なお、軸スリーブ1の押さえ付けをより確
実なものにするために、スリーブ押さえ内輪3と軸2と
の間にゴム等の柔軟材を介在させることも有効である。
また、本実施例においては、軸スリーブを2分割型とし
たが、本発明は分割数が3以上の場合でも同様である。
さらに、本例ではスリーブ押さえ内輪3とスリーブ押さ
え外輪4の分割面と軸スリーブ1の分割面の位置が同一
であるが、それを違えた場合の方が分割部がずれないた
めにより有効である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
割型軸スリーブの分割部がずれることなく取り付けるこ
とができるとともに、軸スリーブとその固定手段とを含
む全体をコンパクトにすることができる。また、本発明
によれば、軸スリーブに固定用の孔加工を行う必要がな
く、かつ軸スリーブの回り止めを行うための部材を別途
設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分割型軸スリーブの一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】軸スリーブ片の詳細を示す図である。
【図4】スリーブ押さえ内輪の詳細を示す図である。
【図5】スリーブ押さえ外輪の詳細を示す図である。
【図6】従来の分割型軸スリーブの一例を示す断面図で
ある。
【図7】従来の分割型軸スリーブの他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 軸スリーブ 1a,1b 軸スリーブ片 2 軸 3 スリーブ押さえ内輪 4 スリーブ押さえ外輪 11,12,14,16 テーパー面 13 補助テーパー面 15 主テーパー面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−202940(JP,A) 特開 平6−10948(JP,A) 実開 昭61−114119(JP,U) 実開 昭63−137121(JP,U) 実開 平6−10621(JP,U) 特公 昭48−1733(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 17/00 - 17/26 F16C 33/00 - 33/28 F16C 35/00 - 43/08 F16D 1/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に分割された複数の軸スリーブ片
    からなる軸に取り付けられる分割型軸スリーブにおい
    て、各軸スリーブ片の軸方向一端部に軸中心に向かって
    傾斜したテーパー部を形成し、軸に前記各軸スリーブ片
    の一端部のテーパー部に密接するテーパー部を有した係
    合部を形成し、前記各軸スリーブ片の軸方向他端部に円
    弧状の頂部から両側縁部に向かって傾斜した主テーパー
    部を形成し、かつ該主テーパー部の外周縁に軸中心に向
    かって傾斜した補助テーパー部を形成し、前記軸に固定
    されるとともに前記主テーパー部に密接するテーパー部
    を有したスリーブ押さえ内輪と前記補助テーパー部に密
    接するテーパー部を有したスリーブ押さえ外輪とを設け
    たことを特徴とする分割型軸スリーブ。
  2. 【請求項2】 前記軸スリーブ片は焼結体からなること
    を特徴とする請求項1記載の分割型軸スリーブ。
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NL2009734C2 (en) * 2012-06-29 2013-12-31 Micro Turbine Technology B V A combination of two interconnected shafts for high-speed rotors.

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