JP3349003B2 - 電子交換機の交換処理システム - Google Patents

電子交換機の交換処理システム

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JP3349003B2
JP3349003B2 JP01116095A JP1116095A JP3349003B2 JP 3349003 B2 JP3349003 B2 JP 3349003B2 JP 01116095 A JP01116095 A JP 01116095A JP 1116095 A JP1116095 A JP 1116095A JP 3349003 B2 JP3349003 B2 JP 3349003B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話中着信サービスや
電話会議サービス等、各種の交換サービスを行なう電子
交換機に係り、特に、既存のサービスの保守や、新たな
サービスの付加を効率良く行なうのに好適な電子交換機
の交換処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子交換機は、蓄積プログラム方
式を採用し、通話中着信サービスや電話会議サービス
等、各種の交換サービスを、迅速にかつ廉価に提供する
ことができる。そして、例えば、電子情報通信学会編
「電子情報通信ハンドブック」(1988年、オーム社
発行)の第2162頁〜第2166頁に記載のように、
ハードウェアとソフトウェアのモジュール化により、交
換プログラムの作成や機能追加を容易にすると共に、シ
ステム全体をわかりやすくし、信頼性を高めている。
【0003】例えば、電子交換機相互の間の通信インタ
フェースである交換機間プロトコルを処理する機能部
と、電子交換機と端末間の通信インタフェースである交
換機端末間プロトコルを処理する機能部とを、それぞれ
別々に具備している。しかし、この交換機間プロトコル
と交換機端末間プロトコル間の変換処理は、交換サービ
スを制御する交換サービス制御プログラムにおいて行な
われていた。
【0004】このように、従来の電子交換機は、交換機
間プロトコルと交換機端末間プロトコルの変換処理を交
換サービス制御プログラムで行なっているため、交換サ
ービス制御プログラムが大規模化し、複雑化していた。
さらに、交換サービス制御プログラム中に、プロトコル
の変換処理を記述する必要があるため、交換サービス制
御プログラムの作成者には、両プロトコルに関する知識
が要求され、交換サービス制御プログラムの更新/作成
に大きな負荷となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、交換機間プロトコルと交換機端
末間プロトコル間の変換処理を、交換サービス制御プロ
グラムから独立して行なうことができない点である。本
発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、交換サ
ービス制御プログラムを小規模で簡易なものとし、プロ
グラムの作成に係る負荷を軽減し、既存のサービスの保
守や新たなサービスの付加を効率良く行なうことを可能
とする電子交換機の交換処理システムを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子交換機の交換処理システムは、(1)
各交換サービスの実行制御を行なうサービス制御部10
と、電子交換機1,3間の通信インタフェースである交
換機間プロトコルと、電子交換機1と端末2間の通信イ
ンタフェースである交換機端末間プロトコルとの情報交
換に伴う変換処理を行なうと共に、交換機間の通信イン
タフェース(交換機間インタフェース12)と交換機端
末間の通信インタフェース(交換機端末間インタフェー
ス11)とを統合したサービス制御インタフェース13
を、サービス制御部10との間に提供する通信処理共通
部9とを設け、この通信処理共通部9を、サービス制御
部10の各プログラムで共用することを特徴とする。ま
た、(2)上記(1)に記載の電子交換機の交換処理シ
ステムにおいて、通信処理共通部9からの各端末2に関
する加入者情報6へのアクセスを可能とする加入者情報
収集インタフェース14と、通信処理共通部9からの接
続先交換機3に関する中継線情報7へのアクセスを可能
とする中継線情報収集インタフェース15とを設け、通
信処理共通部9は、接続先交換機間でやり取りされる交
換機間メッセージ26、40への加入者情報6の設定、
および、端末間でやり取りされる交換機端末間メッセー
ジ20、46への中継線情報8の設定を行なうことを特
徴とする。また、(3)上記(1)、もしくは、(2)
のいずれかに記載の電子交換機の交換処理システムにお
いて、通信処理共通部9は、交換機間プロトコルと交換
機端末間プロトコルのそれぞれの情報要素とメッセージ
名を解釈し、交換機間プロトコルから交換機端末間プロ
トコルへの、および、交換機端末間プロトコルから交換
機間プロトコルへの情報要素とメッセージ名の変換を行
なうことを特徴とする。また、(4)上記(1)から
(3)のいずれかに記載の電子交換機の交換処理システ
ムにおいて、通信処理共通部9により、接続先の交換機
3および端末2からの、受信メッセージに対する確認メ
ッセージの有無を判断することを特徴とする。また、
(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の電子交
換機の交換処理システムにおいて、サービス制御部10
は、接続先の交換機3や端末2からの受信メッセージお
よび接続先の交換機3や端末2への送信メッセージを取
り込み、受信メッセージの情報要素の読み取りおよび送
信メッセージの選択と情報要素の設定を行なうことを特
徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、接続先の交換機や端末との
通信制御を行なう通信制御部の状態や、接続先の交換機
や端末から送られてくる情報、加入者情報および中継線
情報によって、交換機間プロトコルと交換機端末間プロ
トコルを変換できることを利用して、プロトコル変換処
理を、サービス制御プログラムから独立して、通信処理
共通部で行なう。また、通信処理共通部に、加入者情報
と中継線情報の両方へのアクセスを許容することで、交
換機間メッセージへの加入者情報の設定、および、交換
機端末間メッセージへの中継線情報の設定を可能とす
る。さらに、通信処理共通部に、交換機間プロトコルと
交換機端末間プロトコルの情報要素とメッセージ名の解
釈機能を配備することにより、交換機間プロトコルから
交換機端末間プロトコルへの、および、交換機端末間プ
ロトコルから交換機間プロトコルへの情報要素とメッセ
ージ名の変換を行なう。
【0008】また、通信処理共通部で、接続先の交換機
や端末からの受信メッセージに対する確認メッセージの
有無を判断することにより、サービス制御部の交換サー
ビス制御プログラムにおける確認メッセージの送信判断
を不要にする。そして、接続先の交換機や端末からの受
信メッセージは、サービス制御部の交換サービス制御プ
ログラムを経由し、また、接続先の交換機や端末への送
信メッセージも、サービス制御部の交換サービス制御プ
ログラムを経由した後に送信される手順とすることによ
り、交換サービス制御プログラムにおける受信メッセー
ジの情報要素の読み取りや、送信メッセージの選択と情
報要素の設定を可能にする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の電子交換機の交換処理シス
テムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本図において、1は電子交換機、2は端末、3は
接続先交換機、4は本発明の交換処理システムとしての
交換処理部、5は端末2との通信制御を行なう加入者線
通信制御部、6は端末2の属性を表す加入者情報、7は
接続先交換機3との通信制御を行なう中継線通信制御
部、8は接続先交換機に関する中継線情報、9は本発明
に係るプロトコル変換処理を行なう通信処理共通部、1
0は各交換サービス制御プログラムにより各種の交換サ
ービスの実行制御を行なうサービス制御部、11は交換
機端末間インタフェース、12は交換機間インタフェー
ス、13はサービス制御インタフェース、14は加入者
情報収集インタフェース、15は中継回線情報収集イン
タフェース、16は通話路装置である。
【0010】尚、加入者情報6としては、端末2がアナ
ログ方式であるかディジタル方式であるかを表す端末種
別や、端末2が一般電話であるか公衆電話であるかを表
すユーザ種別、および、NCC(New Common
Carrier、新規通信事業者)契約種別、着信呼
出し制御表示(鳴動着信/無鳴動着信)、回線表示(衛
星回線あり/なし)等があり、また、中継線情報8とし
ては、接続先交換機3との接続がアナログ方式であるか
ディジタル方式であるかを表す回線種別等がある。
【0011】電子交換機1は、交換処理部4の加入者線
通信制御部5を介して端末2と接続され、また、中継線
通信制御部7を介して接続先交換機3と接続される。加
入者線通信制御部5は、端末2とのメッセージ送受を行
なうためのプロトコル処理部であり、交換機端末間イン
タフェース11で通信処理共通部9と結合される。ま
た、中継線通信制御部7は、接続先交換機3とのメッセ
ージ送受を行なうためのプロトコル処理部であり、交換
機間インタフェース12で通信処理共通部9と結合され
る。
【0012】サービス制御部10は、具備した交換サー
ビス制御プログラムに基づき、端末2や接続先交換機3
との通信メッセージによって交換されるパラメータの設
定や、通話路装置16を制御することにより、各種の交
換サービスを実行する。通信処理共通部9は、交換機端
末間インタフェース11と交換機間インタフェース12
との間の情報交換に伴う各種の交換サービスに共通の変
換機能を有し、サービス制御部10に対して、交換機端
末間インタフェース11と交換機間インタフェース12
を統合したインタフェースであるサービス制御インタフ
ェース13を提供する。
【0013】さらに、通信処理共通部9は、交換機端末
間インタフェース11と交換機間インタフェース12の
変換処理や、交換機端末間インタフェース11とサービ
ス制御インタフェース13の変換処理、および、交換機
間インタフェース12とサービス制御インタフェース1
3の変換処理において、端末2の属性等を示す加入者情
報6を利用するために、加入者情報6との加入者情報収
集インタフェース14を持つ。同様に、通信処理共通部
9は、中継線情報8を利用するために、中継線情報8と
の中継線情報収集インタフェース15を持つ。
【0014】次に、通信処理共通部9の機能を、加入者
線通信制御部5と中継線通信制御部7のそれぞれに分け
て、前述のサービス制御インタフェース13を交換機端
末間インタフェース11に基づくインタフェースとする
例を、図2〜図7を用いて説明する。最初に、図2〜図
4に基づき、端末2からのメッセージを電子交換機1が
受信したときの処理の流れを説明し、その後に、図5〜
図7に基づき、接続先交換機3からのメッセージを電子
交換機1が受信した時の処理の流れを説明する。
【0015】図2は、図1における電子交換機の端末か
らメッセージを受信したときの処理の流れの一具体例を
示す説明図であり、図3および図4は、その処理動作例
を示すフローチャートである。以下、図2における処理
の流れを、図3、図4に基づき説明する。まず、端末2
からのメッセージの受信を契機に、通信処理共通部91
で、加入者線通信制御部5からの交換機端末間メッセー
ジ20を受信する(ステップ101)。図2の通信処理
共通部91では、この交換機端末間メッセージ20をサ
ービス制御メッセージ22とし(ステップ102)、こ
のサービス制御メッセージ22のパラメータ23に、図
2の加入者線通信制御部5から先に受信した交換機端末
間メッセージ20のパラメータ21をコピーする(ステ
ップ103)。
【0016】そして、交換機間インタフェース12に、
サービス制御メッセージ22に対応する交換機間メッセ
ージ26が存在し、かつ、交換機間メッセージ26のパ
ラメータ27に加入者情報6に起因するものが有るか否
かを判別する(ステップ104)。無い場合にはステッ
プ106にジャンプし、有る場合には、加入者情報6に
アクセスして図2のパラメータ27に設定される値をパ
ラメータ23に設定する(ステップ105)。通信処理
共通部91では、状態30に応じてパラメータ23を設
定した後に(ステップ106)、状態30を更新し(ス
テップ107)、サービス制御メッセージ22を、図2
におけるパラメータ23と共にサービス制御部10へ引
継ぐ(ステップ108)。ここで、図2における通信処
理共通部91の処理を終了する。
【0017】サービス制御メッセージ22を受けたサー
ビス制御部10は、このサービス制御メッセージ22に
該当する処理を行ない(ステップ109)、図2の通信
処理共通部92に引く次ぐサービス制御メッセージ24
を選択して、パラメータ25を設定する(ステップ11
0)。通常は、サービス制御メッセージ22とサービス
制御メッセージ24は同一であるが、サービス制御メッ
セージ22とサービス制御メッセージ24が異なる場合
には、サービス制御部10で、パラメータ25に必要な
全ての内容を設定する。
【0018】サービス制御部10が、通信処理共通部9
2へサービス制御メッセージ24を引き継がないことを
判断した場合には(ステップ111)、処理を終了す
る。また、引き継ぐ場合には、通信処理共通部92で、
サービス制御メッセージ24を受け(ステップ11
2)、交換機間インタフェース12に、サービス制御メ
ッセージ24に対応するメッセージ26が存在するか否
かを判別する(ステップ113)。存在しなければステ
ップ119にジャンプし、存在すれば、サービス制御メ
ッセージ24に対応する交換機間インタフェース12の
交換機間メッセージ26を選択する(ステップ11
4)。
【0019】そして、パラメータ25を交換機間メッセ
ージ26のパラメータ27に変換し(ステップ11
5)、通信処理共通部92の状態31に応じてパラメー
タ27を設定した後に(ステップ116)、状態31を
更新し(ステップ117)、交換機間メッセージ26を
パラメータ27と共に、中継線通信制御部7に引き継ぐ
(ステップ118)。さらに、サービス制御メッセージ
24に対応する交換機端末メッセージに対する確認メッ
セージが有るか否かを判定し(ステップ119)、存在
しなければ処理を終了する。確認メッセージが存在する
場合には、この確認メッセージを42に読み替えて(ス
テップ120)、後述の図6における「ステップ20
7」からの処理を行なう。
【0020】図5は、図1における電子交換機の接続先
交換機からメッセージを受信したときの処理の流れの一
具体例を示す説明図であり、図6および図7は、その処
理動作例を示すフローチャートである。以下、図5にお
ける処理の流れを、図6、図7に基づき説明する。ま
ず、図5の接続先交換機3からのメッセージの受信を契
機に、通信処理共通部92で、中継線通信制御部7から
交換機間メッセージ40を受信する(ステップ20
1)。図2の通信処理共通部92で、交換機端末間イン
タフェース11に、交換機間メッセージ40に対応する
交換機端末間メッセージ46が存在するか否かを判断す
る(ステップ202)。
【0021】存在しなければ、交換機間メッセージ40
をサービス制御メッセージ42とし(ステップ20
3)、サービス制御メッセージ42のパラメータ43
に、中継線通信制御部7から受信した交換機間メッセー
ジ40のパラメータ41をコピーして(ステップ20
4)、ステップ209にジャンプする。存在する場合に
は、交換機間メッセージ40に対応する交換機端末間メ
ッセージ46をサービス制御メッセージ42とし(ステ
ップ205)、サービス制御メッセージ42のパラメー
タ43に、中継線通信制御部7から受信した交換機間メ
ッセージ40のパラメータ41を変換して設定する(ス
テップ206)。
【0022】次に、サービス制御メッセージ42のパラ
メータ43を設定するために、中継線情報8が必要であ
るか否か、すなわち、サービス制御メッセージ42のパ
ラメータ43に中継線情報に起因するものが有るか否か
を判断する(ステップ207)。無い場合には、ステッ
プ209にジャンプし、有る場合には、中継線情報8に
アクセスして、パラメータ43に必要な値を設定する
(ステップ208)。通信処理共通部92で、状態31
に応じてパラメータ43を設定した後(ステップ20
9)、状態31を更新し(ステップ210)、サービス
制御メッセージ42を、パラメータ43と共にサービス
制御部10へ引継ぎ(ステップ211)、通信処理共通
部92の処理を終了する。
【0023】サービス制御メッセージ42を受けたサー
ビス制御部10で、サービス制御メッセージ42に該当
する処理を行ない(ステップ212)、以下、図7に示
すように、通信処理共通部91に引き継ぐサービス制御
メッセージ44を選択し、パラメータ45を設定する
(ステップ213)。通常は、サービス制御メッセージ
42とサービス制御メッセージ44は同一であるが、サ
ービス制御メッセージ42とサービス制御メッセージ4
4が異なる場合には、サービス制御部10でパラメータ
45に必要な全ての内容を設定する。
【0024】サービス制御部10が通信処理共通部91
へサービス制御メッセージ44を引き継がないことを判
断した場合には(ステップ214)、処理を終了する
が、引き継ぐ場合には、通信処理共通部91で、サービ
ス制御メッセージ44を受け(ステップ215)、サー
ビス制御メッセージ44が、交換機端末間インタフェー
ス11の交換機端末間メッセージ46であるか否かを判
別する(ステップ216)。否であればステップ222
にジャンプし、そうであれば、サービス制御メッセージ
44を交換機端末間インタフェース11の交換機端末間
メッセージ46とし(ステップ217)、サービス制御
メッセージ44のパラメータ45を交換機端末間メッセ
ージ46のパラメータ47にコピーする(ステップ21
8)。
【0025】さらに、通信処理共通部91で、状態30
に応じてパラメータ47を設定した後に(ステップ21
9)、状態30を更新し(ステップ220)、交換機端
末間メッセージ46をパラメータ47と共に、加入者線
通信制御部5に引き継ぐ(ステップ221)。そして、
サービス制御メッセージ44に対応する交換機間メッセ
ージを索引し、この交換機間メッセージの確認メッセー
ジの有無を判定し(ステップ222)、存在しなければ
処理を終了する。この確認メッセージが存在する場合に
は、この確認メッセージをサービス制御メッセージ22
に読み替えて(ステップ223)、図3におけるステッ
プ104から処理を開始する。
【0026】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本実施例の電子交換機では、加入者線通信制御部5
と中継線通信制御部7との情報交換に伴う変換処理を、
サービス制御部10から分離した通信処理共通部9で行
なうので、サービス制御部10を簡易化できる。尚、本
発明は、図1〜図7を用いて説明した実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変更可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、交換機間プロトコルと
交換機端末間プロトコル間の変換処理を、交換サービス
制御プログラムから独立して行なうことができ、交換サ
ービス制御プログラムを小規模で簡易なものにでき、プ
ログラムの作成に係る負荷を軽減でき、既存のサービス
の保守や新たなサービスの付加を効率良く行なうことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子交換機の交換処理システムの本発
明に係る構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における電子交換機の端末からのメッセー
ジを受信したときの処理の流れの一具体例を示す説明図
である。
【図3】図2における電子交換機の処理動作例の前半の
部分を示すフローチャートである。
【図4】図2における電子交換機の処理動作例の後半の
部分を示すフローチャートである。
【図5】図1における電子交換機の接続先交換機からメ
ッセージを受信したときの処理の流れの一具体例を示す
説明図である。
【図6】図5における電子交換機の処理動作例の前半の
部分を示すフローチャートである。
【図7】図5における電子交換機の処理動作例の後半の
部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:電子交換機、2:端末、3:接続先交換機、4:交
換処理部、5:加入者線通信制御部、6:加入者情報、
7:中継線通信制御部、8:中継線情報、9:通信処理
共通部、10:サービス制御部、11:交換機端末間イ
ンタフェース、12:交換機間インタフェース、13:
サービス制御インタフェース、14:加入者情報収集イ
ンタフェース、15:中継回線情報収集インタフェー
ス、16:通話路装置、20:交換機端末間メッセー
ジ、21:パラメータ、22:サービス制御メッセー
ジ、23:パラメータ、24:サービス制御メッセー
ジ、25:パラメータ、26:交換機間メッセージ、2
7:パラメータ、30,31:状態、40:交換機間メ
ッセージ、41:パラメータ、42:サービス制御メッ
セージ、43:パラメータ、44:サービス制御メッセ
ージ、45:パラメータ、46:交換機端末間メッセー
ジ、47:パラメータ、91,92:通信処理共通部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 一雄 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中嶋 信一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 松井 学 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−151192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 1/54 - 1/56 H04Q 3/42 H04Q 3/54 - 3/56 H04Q 3/70 - 3/74

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末を収容し、各種の交換サービ
    スの提供が可能な電子交換機において、上記各交換サー
    ビスの実行制御を行なうサービス制御手段と、電子交換
    機間の通信インタフェースである交換機間プロトコル
    と、電子交換機と端末間の通信インタフェースである交
    換機端末間プロトコルとの情報交換に伴う変換処理を行
    なうと共に、上記交換機間の通信インタフェースと交換
    機端末間の通信インタフェースとを統合したサービス制
    御インタフェースを、上記サービス制御手段との間に提
    供する通信処理共通手段とを設け、該通信処理共通手段
    を、上記サービス制御手段の各プログラムで共用するこ
    とを特徴とする電子交換機の交換処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子交換機の交換処理
    システムにおいて、上記通信処理共通手段からの上記各
    端末に関する加入者情報へのアクセスを可能とする加入
    者情報収集インタフェースと、上記通信処理共通手段か
    らの接続先の電子交換機に関する中継線情報へのアクセ
    スを可能とする中継線情報収集インタフェースとを設
    け、上記通信処理共通手段は、上記接続先の電子交換機
    間でやり取りされる交換機間メッセージへの上記加入者
    情報の設定、および、上記端末間でやり取りされる交換
    機端末間メッセージへの上記中継線情報の設定を行なう
    ことを特徴とする電子交換機の交換処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の電子交換機の交換処理システムにおいて、上
    記通信処理共通手段は、上記交換機間プロトコルと上記
    交換機端末間プロトコルのそれぞれの情報要素とメッセ
    ージ名を解釈し、上記交換機間プロトコルから上記交換
    機端末間プロトコルへの、および、上記交換機端末間プ
    ロトコルから上記交換機間プロトコルへの情報要素とメ
    ッセージ名の変換を行なうことを特徴とする電子交換機
    の交換処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の電子交換機の交換処理システムにおいて、上記通信処
    理共通手段により、上記接続先の交換機および端末から
    の、受信メッセージに対する確認メッセージの有無を判
    断することを特徴とする電子交換機の交換処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の電子交換機の交換処理システムにおいて、上記サービ
    ス制御手段は、上記接続先の交換機や端末からの受信メ
    ッセージおよび上記接続先の交換機や端末への送信メッ
    セージを取り込み、上記受信メッセージの情報要素の読
    み取りおよび上記送信メッセージの選択と情報要素の設
    定を行なうことを特徴とする電子交換機の交換処理シス
    テム。
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