JP3348279B2 - プライスルックアップデータ検索回路及びその検索方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プライスルックアップデータ検索回路及びその検索方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

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JP3348279B2
JP3348279B2 JP15006998A JP15006998A JP3348279B2 JP 3348279 B2 JP3348279 B2 JP 3348279B2 JP 15006998 A JP15006998 A JP 15006998A JP 15006998 A JP15006998 A JP 15006998A JP 3348279 B2 JP3348279 B2 JP 3348279B2
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隆幸 松木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプライスルックアッ
プデータ検索回路及びその検索方法並びにその制御プロ
グラムを記録した記録媒体に関し、特に電子式キャッシ
ュレジスタ装置のPLU(Price Look U
p)データの検索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPLUデータの検索方式
としては、例えば特開平01−094499号公報に開
示された方法、あるいは特開平04−151798号公
報に開示された方法がある。これらの方法では高速性と
大容量性とを加味した効率のよい大容量のPLU情報の
アクセスを可能とすることを目的としている。
【0003】図7は従来のPLUデータ検索方式を示す
構成図である。この構成は特開平01−094499号
公報及び特開平04−151798号公報に共通なもの
である。PLUキャッシュデータ(メモリ)8は全PL
Uデータのうちアクセス頻度の高いものを抜粋したもの
である。PLUマスタファイル(DISK:ディスク装
置)9は全てのPLUデータである。
【0004】特開平01−094499号公報に開示さ
れた方法の場合、全てのPLUデータを所有するPLU
マスタファイル9からアクセス頻度の高い順にPLUキ
ャッシュデータ8にロードする。
【0005】PLUデータの検索においてはPLUキャ
ッシュデータ8を先行してアクセスし、PLUキャッシ
ュデータ8にPLUデータが存在しなかった時にPLU
マスタファイル9をアクセスすることによって、PLU
データの検索を行う。
【0006】特開平04−151798号公報に開示さ
れた方法の場合、PLUデータの検索においてはまずP
LUマスタファイル9をアクセスしてPLUデータの検
索を行う。このPLUマスタファイル9をアクセスして
得られた結果のPLUデータはPLUキャッシュデータ
8に格納され、2回目以降は同じPLUデータであれば
PLUキャッシュデータ8から検索を行う。PLUデー
タの検索回数が増えるに従ってPLUキャッシュデータ
8の記憶内容は増加し、PLUマスタファイル9から抽
出した最適化PLUデータがPLUキャッシュデータ8
に作成されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPLU
データの検索方式では、ディスク装置上のPLUマスタ
ファイルを使用してPLUデータの検索を行った場合、
性能が著しくて低下してしまうため、大容量のPLUデ
ータを高速に検索するために大容量のメモリが必要にな
る。
【0008】また、従来技術ではメモリとディスク装置
との間に物理的なアクセス性能の違いによる性能差があ
るため、PLUキャッシュデータでの検索性能とPLU
キャッシュデータ上になかった場合に検索するPLUマ
スタファイル上での検索性能とに著しい違いがあり、性
能が一定しない。
【0009】さらに、従来技術では全てのPLUデータ
をメモリ上に持つことができないので、アクセス頻度の
高いPLUデータをメモリ上に持つ必要があり、PLU
キャッシュデータ上に持つPLUデータの最適化を行わ
なければならない。
【0010】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、PLUデータ件数が大容量であった場合でも少な
いメモリ容量でPLU検索機能を実現することができ、
PLUデータ件数に依存することなく一定した検索性能
を得ることができるプライスルックアップデータ検索回
路及びその検索方法並びにその制御プログラムを記録し
た記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるプライスル
ックアップデータ検索回路は、キー情報を基にそのキー
情報に対応する固有情報を検索するプライスルックアッ
プデータ検索回路であって、前記キー情報及び前記固有
情報からなりかつ予め設定された一定の大きさでグルー
プ化されたPLUデータを保持する外部記憶装置と、前
記グループ化されたPLUデータ各々の各グループの先
頭のデータを特定するための情報を保持する内部メモリ
と、前記内部メモリの保持内容に対して前記キー情報で
検索を行う手段とを備えている。
【0012】本発明によるプライスルックアップデータ
検索方法は、キー情報を基にそのキー情報に対応する固
有情報を検索するプライスルックアップデータ検索方法
であって、前記キー情報及び前記固有情報からなりかつ
予め設定された一定の大きさでグループ化されたPLU
データを保持する外部記憶装置から前記グループ化され
たPLUデータ各々の各グループの先頭のデータを特定
するための情報を内部メモリに保持しておき、前記内部
メモリの保持内容に対して前記キー情報で検索を行うス
テップを備えている。
【0013】本発明によるプライスルックアップデータ
検索制御プログラムを記録した記録媒体は、コンピュー
タにキー情報を基にそのキー情報に対応する固有情報を
検索させるためのプライスルックアップデータ検索制御
プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記キー情報
及び前記固有情報からなりかつ予め設定された一定の大
きさでグループ化されたPLUデータを保持する外部記
憶装置から前記グループ化されたPLUデータ各々の各
グループの先頭のデータを特定するための情報を内部メ
モリに保持しておき、前記プライスルックアップデータ
検索制御プログラムは前記コンピュータに、前記内部メ
モリの保持内容に対して前記キー情報で検索を行わせて
いる。
【0014】すなわち、本発明のPLU(プライスルッ
クアップ)データ検索方式は、メモリ上にPLUキーの
昇順に並べられたPLUキーテーブルからディスク装置
(DISK)上のPLUマスタファイルを検索する。
【0015】より具体的には、ディスク装置上のPLU
マスタファイルをある一定の大きさでグループ分けし、
その先頭のPLUキー及び先頭ポインタをメモリ上のP
LUキーテーブルに持ち、それらPLUキー及び先頭ポ
インタを用いてPLUデータの検索を行う。
【0016】また、上記の構成のほかに、PLUマスタ
ファイルから検索されたPLUキーデータをメモリ上の
PLUキャッシュデータに保存し、それらPLUキー及
び先頭ポインタを用いてPLUデータの検索を行う。
【0017】PLUキーテーブルにはPLUマスタファ
イルをある一定の大きさでグループ分けした時のグルー
プの先頭のPLUキーと先頭のディスク装置ポインタと
が設定されている。検索したいPLUキーがPLUキー
テーブル上のどのグループに属するかをバイナリサーチ
によって検索し、ディスク装置上のPLUマスタファイ
ルグループを特定し、メモリ上のディスクデータ読込み
エリアに読込む。メモリ上のディスクデータ読込みエリ
アのPLUキーをさらにバイナリサーチによって検索
し、検索したいPLUキーデータを特定する。
【0018】また、この時、検索されたPLUキーデー
タをメモリ上のPLUキャッシュデータに登録すること
によって、一度検索されたPLUキーデータは再度ディ
スク装置上のPLUマスタファイルを検索しないように
することで、検索時間の短縮を図ることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
PLU(Price Look Up)データ検索回路
の構成を示すブロック図である。図において、本発明の
一実施例によるPLUデータ検索回路はCPU(中央処
理装置)1と、メモリ2と、入出力制御部3と、ディス
ク装置4と、制御メモリ5とから構成されている。
【0020】メモリ2にはPLUキーテーブル2aと、
ディスク(DISK)データ読込みエリア2bとが設け
られており、ディスク装置4にはPLUマスタファイル
4aが設けられている。
【0021】PLUキーテーブル2aはPLUマスタフ
ァイル4aをある一定の大きさで分割したブロックの先
頭のPLUキーとそのディスクファイルのアクセスポイ
ンタとから構成される1レコードをPLUマスタファイ
ル4aをある一定の大きさで分割した個数分所有するメ
モリ2上のデータである。このPLUキーテーブル2a
では上記のレコードがPLUキーの昇順に並んでいる。
【0022】ディスクデータ読込みエリア2bはPLU
マスタファイル4aをある一定の大きさで分割したディ
スク装置4上の1ブロックが、読込み可能なメモリ2上
のエリアである。
【0023】ディスク装置4は入出力制御部3を介して
CPU1やメモリ2等に接続されている。PLUマスタ
ファイル4aはPLUキーと固有情報とから構成される
1レコードのPLUデータを全件所有するディスク装置
4上のファイルである。1レコードの中のPLUキーと
は商品に添付されているバーコードデータのことで、固
有情報とは価格や商品情報等のPLU個別情報である。
このPLUマスタファイル4aではPLUデータがレコ
ード単位でPLUキーの昇順に並んでいる。
【0024】制御メモリ5にはCPU1で実行されるP
LUデータの検索処理等のためのプログラムが記録され
ており、フロッピディスクやROM(リードオンリメモ
リ)等を使用することが可能である。
【0025】図2は図1のメモリ2及びディスク装置4
の具体的な記憶内容例を示す図であり、図3は本発明の
一実施例によるPLUデータの検索処理を示すフローチ
ャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一
実施例によるPLUデータの検索処理について説明す
る。
【0026】まず、検索を行いたいPLUキーデータを
PLUキーテーブル2aのPLUキーで検索を行う(図
3ステップS1)。このPLUキーデータの検索はバイ
ナリサーチにて検索を行うが、PLUキーテーブル2a
は全てのPLUキーデータが存在するわけではないた
め、検索したいPLUキーデータにてバイナリサーチを
行った場合、該当PLUキーデータが見つからない結果
となってしまう。
【0027】ここで、バイナリサーチでは配列の中央の
値と比較対象のデータとを比較し、そのデータと一致し
なければ、比較結果によってどちらか半分の側に目的の
データが含まれるはずかを決める。その半分になったデ
ータの中央の値と比較して同様の処理を反復することに
よって目的のデータを検索する。この場合、比較回数
は、k≦log2 n<k+1を満足するk+1である。
【0028】よって、バイナリサーチを行う場合、ある
一定の大きさでグループ分けされた単位によって、サー
チ桁数を考慮する必要がある。例えば、PLUマスタフ
ァイル4aを1000件単位でグループ分けした場合、
検索したいPLUキーデータが13桁であれば、下3桁
を外した10桁でバイナリサーチを行えばよいこととな
る。
【0029】このバイナリサーチの結果から、PLUマ
スタファイル4aのどのグループに検索したいPLUキ
ーデータがあるかが、PLUキーテーブル2aのディス
クポインタによってわかる。よって、このディスクポイ
ンタを基にPLUマスタファイル4aからグループ分け
された単位でディスクデータ読込みエリア2bに読込む
(図3ステップS2)。例えば、1000件単位でグル
ープ分けされていた場合にはディスクデータ読込みエリ
ア2bに読込まれるデータの件数が1000件分とな
る。
【0030】次に、ディスクデータ読込みエリア2bに
読込まれたある一定件数のPLUデータグループ内で検
索したいPLUキーデータをバイナリサーチで検索する
(図3ステップS3)。PLUキーテーブル2aでの検
索においては全件分のPLUキーデータがないために桁
数の考慮をしてバイナリサーチを行ったが、ディスクデ
ータ読込みエリア2bには検索したいPLUキーデータ
が存在するので、検索したいPLUキーデータが13桁
である場合、13桁でのバイナリサーチを行い、同一P
LUキーデータを検索する。
【0031】このバイナリサーチの検索の結果、検索し
たいPLUキーデータが存在したかどうかを判断する
(図3ステップS4)。もし、ここで検索したいPLU
キーデータがない場合、該当PLUデータなしを処理結
果として返送する(図3ステップS6)。検索したいP
LUキーデータがディスクデータ読込みエリア2bで検
索された場合、該当PLUキーデータの固有情報(価格
や商品情報等)を処理結果として返送する(図3ステッ
プS5)。
【0032】次に、図2を基に本発明の一実施例の動作
について具体的に説明する。例えば、検索したいPLU
キーデータ“0000000002005”の13桁
で、PLUマスタファイル4aの1000件に対してP
LUキーテーブル2aが1件の関係でグループ分けされ
ていた場合、まずPLUキーテーブル2aにおいてPL
Uキーのバイナリサーチを行う。
【0033】ここで、バイナリサーチを行う桁数は10
桁となるため、“0000000002”のPLUキー
データをバイナリサーチすることとなる。バイナリサー
チの検索の結果として、PLUキーテーブル2aの第3
レコード目が検索され、本レコードのディスクポインタ
によって、PLUマスタファイル4aの1000件単位
でグループ化された第3番目のグループが検索されたこ
とになる。
【0034】続いて、ディスクデータ読込みエリア2b
にPLUキーテーブル2aの第3レコードにあるディス
クポインタから、PLUマスタファイル4aの第3番目
のグループをディスクデータ読込みエリア2bに読込
む。ディスクデータ読込みエリア2bに読込まれた内容
のうちPLUキーは昇順に並んでおり、各レコード内の
PLUキーは13桁であるため、検索したいPLUキー
データが“0000000002005”である場合、
“0000000002005”の13桁でバイナリサ
ーチを行う。
【0035】ディスクデータ読込みエリア2bでバイナ
リサーチを行って検索した結果、検索したいPLUキー
データ“0000000002005”がディスクデー
タ読込みエリア2bに存在しなかった場合、該当PLU
データなしを処理結果として返送する。
【0036】検索したいPLUキーデータ“00000
00002005”がディスクデータ読込みエリア2b
に存在した場合、ディスクデータ読込みエリア2bで該
当PLUキーデータが見つかったレコードから該当PL
Uキーデータの固有情報(価格や商品情報等)を処理結
果として返送する。
【0037】図4は本発明の他の実施例によるPLUデ
ータ検索回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、本発明の他の実施例によるPLUデータ検索回路は
CPU(中央処理装置)1と、入出力制御部3と、制御
メモリ5と、メモリ6と、ディスク装置7とから構成さ
れている。
【0038】メモリ6にはPLUキーテーブル6aと、
ディスク(DISK)データ読込みエリア6bと、PL
Uキャッシュデータ6cとが設けられており、ディスク
装置7にはPLUマスタファイル7aが設けられてい
る。
【0039】PLUキーテーブル6aはPLUマスタフ
ァイル7aをある一定の大きさで分割したブロックの先
頭PLUキーとそのディスクファイルのアクセスポイン
タとから構成される1レコードをPLUマスタファイル
7aをある一定の大きさで分割した個数分所有するメモ
リ6上のデータである。このPLUキーテーブル6aで
は上記のレコードがPLUキーの昇順に並んでいる。
【0040】また、PLUキーテーブル6aにはメモリ
ポインタが追加されており、このメモリポインタはある
一定の大きさでブロック分けされたPLUキャッシュデ
ータ6cのブロック先頭のPLUキーへのポインタであ
る。
【0041】ディスクデータ読込みエリア6bはPLU
マスタファイル7aをある一定の大きさで分割したディ
スク装置7上の1ブロックが、読込み可能なメモリ6上
のエリアである。
【0042】PLUキャッシュデータ6cはPLUマス
タファイル7aのうちアクセスのあったPLUデータの
みを所有するメモリ6上のデータである。このPLUキ
ャッシュデータ6cの1レコードの構成はPLUキーと
固有情報とから構成されている。このPLUキャッシュ
データ6cでは上記のPLUデータがPLUキーの昇順
に並んでいる。
【0043】ディスク装置7は入出力制御部3を介して
CPU1やメモリ6等に接続されている。PLUマスタ
ファイル7aはPLUキーと固有情報とから構成される
1レコードのPLUデータを全件所有するディスク装置
7上のファイルである。1レコードの中のPLUキーと
は商品に添付されているバーコードデータのことで、固
有情報とは価格や商品情報等のPLU個別情報である。
このPLUマスタファイル7aではPLUデータがレコ
ード単位でPLUキーの昇順に並んでいる。
【0044】制御メモリ5にはCPU1で実行されるP
LUデータの検索処理等のためのプログラムが記録され
ており、フロッピディスクやROM(リードオンリメモ
リ)等を使用することが可能である。
【0045】図5は図4のメモリ6及びディスク装置7
の具体的な記憶内容例を示す図であり、図6は本発明の
他の実施例によるPLUデータの検索処理を示すフロー
チャートである。これら図4〜図6を参照して本発明の
他の実施例によるPLUデータの検索処理について説明
する。
【0046】まず、検索を行いたいPLUキーデータを
PLUキーテーブル6aのPLUキーで検索を行う(図
6ステップS11)。この検索はバイナリサーチにて検
索を行うが、PLUキーテーブル6aは全てのPLUキ
ーデータが存在するわけではないため、検索したいPL
Uキーデータにてバイナリサーチを行った場合、該当P
LUキーデータが見つからない結果となってしまう。
【0047】よって、バイナリサーチを行う場合、ある
一定の大きさでグループ分けされた単位によってサーチ
桁数を考慮する必要がある。例えば、PLUマスタファ
イル7aを1000件単位でグループ分けした場合、検
索したいPLUキーデータが13桁であれば、下3桁を
外した10桁でバイナリサーチを行えばよいこととな
る。このバイナリサーチ結果で検索されたPLUキーテ
ーブル6aのレコードにおいて、メモリポインタがNU
LLであるかどうかをチェックする(図6ステップS1
2)。
【0048】もし、メモリポインタがNULLでない場
合、PLUキャッシュデータ6cの対応グループ内にレ
コードが存在することになる。よって、検索したいPL
UキーデータがあるかどうかをPLUキャッシュデータ
6cの対応PLUキーグループからバイナリサーチで検
索する(図6ステップS13)。
【0049】バイナリサーチでの検索の結果、検索した
いPLUキーデータが存在したかどうかを判断する(図
6ステップS14)。もし、ここで、検索したいPLU
キーデータがあった場合、該当PLUキーデータの固有
情報(価格や商品情報等)を処理結果として返送する
(図6ステップS19)。
【0050】PLUキャッシュデータ6cのメモリポイ
ンタのチェックにおいてメモリポインタがNULLであ
った場合、あるいはPLUキャッシュデータ6cに検索
したいPLUキーデータがなかった場合、PLUマスタ
ファイル7aから検索したいPLUキーデータを検索す
ることになる。
【0051】検索したいPLUキーデータがPLUマス
タファイル7aのどのグループにあるかがPLUキーテ
ーブル6aのディスクポインタからわかるため、このデ
ィスクポインタを基にPLUマスタファイル7aからグ
ループ分けされた単位でディスクデータ読込みエリア6
bに読込む(図6ステップS15)。例えば、1000
件単位でグループ分けされていた場合には、ディスクデ
ータ読込みエリア6bに読込まれるデータの件数が10
00件分となる。
【0052】続いて、ディスクデータ読込みエリア6b
に読込まれたある一定件数のPLUデータグループ内で
検索したいPLUキーデータをバイナリサーチで検索す
る(図6ステップS16)。PLUキーテーブル6aで
の検索においては全件分のPLUキーデータがないため
に桁数の考慮をしてバイナリサーチを行ったが、ディス
クデータ読込みエリア6bには検索したいPLUキーデ
ータが存在するので、検索したいPLUキーデータが1
3桁である場合、13桁でのバイナリサーチを行い、同
一のPLUキーデータを検索する。
【0053】検索の結果、検索したいPLUキーデータ
が存在したかどうかを判断する(図6ステップS1
7)。もし、ここで検索したいPLUキーデータがない
場合、該当PLUデータなしを処理結果として返送する
(図6ステップS20)。検索したいPLUキーデータ
がディスクデータ読込みエリア6bで検索された場合、
PLUキャッシュデータ6cに検索した結果の該当PL
Uキーレコードを昇順に追加する。
【0054】また、ステップS12でのチェックでメモ
リポインタがNULLであると判断されていた場合、P
LUキャッシュデータ6cのグループの先頭のポインタ
をPLUキーテーブル6aのメモリポインタに設定する
(図6ステップS18)。その後、該当PLUキーデー
タの固有情報(価格や商品情報等)を処理結果として返
送する(図6ステップS19)。
【0055】次に、図5を基に本発明の他の実施例の動
作について具体的に説明する。例えば、検索したいPL
Uキーデータが“0000000002005”の13
桁で、PLUマスタファイル7aの1000件に対して
PLUキーテーブル6aが1件の関係でグループ分けさ
れていた場合、まずPLUキーテーブル6aにおいてP
LUキーのバイナリサーチを行う。
【0056】ここで、バイナリサーチを行う桁数は10
桁となるため、“0000000002”のPLUキー
データをバイナリサーチすることとなる。バイナリサー
チの結果としてPLUキーテーブル6aの第3レコード
目が検索され、本レコードのメモリポインタによってP
LUキャッシュデータ6cのグループ化された第3番目
のグループが検索されたことになる。
【0057】この検索されたPLUキャッシュデータ6
cのグループ内で検索したいPLUキーデータのバイナ
リサーチを行い、該当PLUキーデータがあるかどうか
を判断する。PLUキャッシュデータ6cで検索したい
PLUキーデータが検索された場合、該当PLUキーデ
ータの固有情報(価格や商品情報等)を処理結果として
返送する。
【0058】もし仮に、PLUキーテーブル6aの第3
レコードがNULLであるか、あるいはPLUキャッシ
ュデータ6c上で検索したいPLUキーデータが見つか
らなかった場合、PLUマスタファイル7aから検索し
たいPLUキーデータを検索することになる。よって、
PLUキーテーブル6aの第3レコード目のディスクポ
インタによってPLUマスタファイル7aの1000件
単位でグループ化された第3番目のグループをディスク
データ読込みエリア6bに読込む。
【0059】ディスクデータ読込みエリア6bに読込ま
れた内容のうちPLUキーは昇順に並んでおり、各レコ
ード内のPLUキーは13桁であるため、検索したいP
LUキーデータが“0000000002005”であ
る場合には、“0000000002005”の13桁
でバイナリサーチを行う。
【0060】ディスクデータ読込みエリア6bでバイナ
リサーチを行って検索した結果、検索したいPLUキー
データ“0000000002005”がディスクデー
タ読込みエリア6bに存在しなかった場合、該当PLU
データなしを処理結果として返送する。
【0061】検索したいPLUキーデータ“00000
00002005”がディスクデータ読込みエリア6b
に存在した場合、PLUキャッシュデータ6cにPLU
キーが“0000000002005”のレコードを昇
順に追加する。また、PLUキーテーブル6aのメモリ
ポインタがNULLであった場合、PLUキャッシュデ
ータ6cの第3レコードの先頭ポインタをPLUキーテ
ーブル6aの第3レコードにあるメモリポインタに設定
する。
【0062】その後、ディスクデータ読込みエリア6b
で該当PLUキーデータが見つかったレコードから該当
PLUキーデータの固有情報(価格や商品情報等)を処
理結果として返送する。
【0063】このように、全てのPLUデータをある一
定の大きさで分割し、メモリ2,6上にそのグループの
先頭データのみを保持してPLUデータの検索を可能と
することによって、検索において分割されたPLUデー
タを特定することでPLUデータを検索することができ
る。よって、大容量のPLUデータを小容量のメモリ
2,6で検索可能となる。
【0064】また、全てのPLUデータをある一定の大
きさで分割し、ディスク装置4,7での検索をなくし、
全てメモリ2,6上でPLUデータの検索を可能とする
ことによって、検索において分割されたPLUデータを
特定することでディスク装置4,7上のPLUマスタフ
ァイル4a,7aのアクセス回数を1回にすることがで
きる。よって、全てのPLUデータの容量に関係なく、
同一の検索性能を得ることが可能となる。
【0065】さらに、PLUキーを全て昇順に並べてお
くことによって、検索時間を短縮することができるの
で、全てのPLUデータの分割サイズを可変とすること
で、装置に応じてPLU検索に使用するメモリ2,6の
容量を調整することができ、装置のメモリ容量に依存し
ないPLU検索が可能となる。
【0066】さらにまた、ディスク装置7上のPLUマ
スタファイル7aのアクセスによって検索されたPLU
データをメモリ6上のPLUキャッシュデータ6cに常
駐させておくことによって、ディスク装置7へのアクセ
スを少なくし、メモリ6上だけでの検索が可能となる。
よって、アクセス頻度の高いPLUデータをメモリ6に
常駐させることによって、PLUデータの検索性能を高
速化することができ、全てメモリ6上でのアクセスでP
LUデータの検索が可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ー情報を基にそのキー情報に対応する固有情報を検索す
るプライスルックアップデータ検索回路において、キー
情報及び固有情報からなりかつ予め設定された一定の大
きさでグループ化されたPLUデータを外部記憶装置に
保持し、グループ化されたPLUデータ各々の先頭のデ
ータを特定するための情報を内部メモリに保持してお
き、内部メモリの保持内容に対してキー情報で検索を行
うことによって、PLUデータ件数が大容量であった場
合でも少ないメモリ容量でPLU検索機能を実現するこ
とができ、PLUデータ件数に依存することなく一定し
た検索性能を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるPLUデータ検索回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリ及びディスク装置の具体的な記憶
内容例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるPLUデータの検索処
理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例によるPLUデータ検索回
路の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のメモリ及びディスク装置の具体的な記憶
内容例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例によるPLUデータの検索
処理を示すフローチャートである。
【図7】従来例のメモリ及びディスク装置の具体的な記
憶内容例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2,6 メモリ 2a,6a PLUキーテーブル 2b,6b ディスクデータ読込みエリア 3 入出力制御部 4,7 ディスク装置 4a,7a PLUマスタファイル 5 制御メモリ 6c PLUキャッシュデータ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キー情報を基にそのキー情報に対応する固
    有情報を検索するプライスルックアップデータ検索回路
    であって、前記キー情報及び前記固有情報からなりかつ
    予め設定された一定の大きさでグループ化されたPLU
    データを保持する外部記憶装置と、前記グループ化され
    たPLUデータ各々の各グループの先頭のデータを特定
    するための情報を保持する内部メモリと、前記内部メモ
    リの保持内容に対して前記キー情報で検索を行う手段と
    を有し、前記内部メモリは前記検索手段で得られた結果
    を基に前記PLUデータの1グループを読み込むエリア
    を有することを特徴とするプライスルックアップデータ
    検索回路。
  2. 【請求項2】前記内部メモリは、前記先頭のデータのキ
    ー情報及び前記外部記憶装置における格納位置を前記先
    頭のデータを特定するための情報として保持するよう構
    成したことを特徴とする請求項1記載のプライスルック
    アップデータ検索回路。
  3. 【請求項3】キー情報を基にそのキー情報に対応する固
    有情報を検索するプライスルックアップデータ検索方法
    であって、前記キー情報及び前記固有情報からなりかつ
    予め設定された一定の大きさでグループ化されたPLU
    データを保持する外部記憶装置から前記グループ化され
    たPLUデータ各々の各グループの先頭のデータを特定
    するための情報を内部メモリに保持しておき、前記内部
    メモリの保持内容に対して前記キー情報で検索を行い、
    検索の結果を基に前記PLUデータの1グループを前記
    内部メモリ内のエリアに読込むステップを有することを
    特徴とするプライスルックアップデータ検索方法。
  4. 【請求項4】前記先頭のデータのキー情報及び前記外部
    記憶装置における格納位置を前記先頭のデータを特定す
    るための情報として前記内部メモリに保持するようにし
    たことを特徴とする請求項3記載のプライスルックアッ
    プデータ検索方法。
  5. 【請求項5】コンピュータにキー情報を基にそのキー情
    報に対応する固有情報を検索させるためのプライスルッ
    クアップデータ検索制御プログラムを記憶した記憶媒体
    であって、前記キー情報及び前記固有情報からなりかつ
    予め設定された一定の大きさでグループ化されたPLU
    データを保持する外部記憶装置か ら前記グループ化され
    たPLUデータ各々の各グループの先頭のデータを特定
    するための情報を内部メモリに保持しておき、前記プラ
    イスルックアップデータ検索制御プログラムは前記コン
    ピュータに、前記内部メモリの保持内容に対して前記キ
    ー情報で検索し、検索の結果を基に前記PLUデータの
    1グループを前記内部メモリ内のエリアに読込ませるこ
    とを特徴とするプライスルックアップデータ検索制御プ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  6. 【請求項6】前記先頭のデータのキー情報及び前記外部
    記憶装置における格納位置を前記先頭のデータを特定す
    るための情報として前記内部メモリに保持するようにし
    たことを特徴とする請求項5記載のプライスルックアッ
    プデータ検索制御プログラムを記憶した記憶媒体。
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