JP3344365B2 - 移動体通信システム及びそのサービスエリア品質情報収集方法 - Google Patents
移動体通信システム及びそのサービスエリア品質情報収集方法Info
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- JP3344365B2 JP3344365B2 JP15092099A JP15092099A JP3344365B2 JP 3344365 B2 JP3344365 B2 JP 3344365B2 JP 15092099 A JP15092099 A JP 15092099A JP 15092099 A JP15092099 A JP 15092099A JP 3344365 B2 JP3344365 B2 JP 3344365B2
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- Japan
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- quality
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスエリアの
評価を行うことに適した移動体通信システム及びそのサ
ービスエリア品質情報収集方法に関する。
評価を行うことに適した移動体通信システム及びそのサ
ービスエリア品質情報収集方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動体通信システムは、無線方式の通信
を行うため、電波状態が不良の場所では通信が切断され
る場合がある。
を行うため、電波状態が不良の場所では通信が切断され
る場合がある。
【０００３】このような電波状態の不良を改善するため
に、個別に電界強度測定や通話品質試験等の試験作業を
実施し、品質情報を収集している。
に、個別に電界強度測定や通話品質試験等の試験作業を
実施し、品質情報を収集している。
【０００４】ところが、このように個別に品質情報を収
集する方法では、多大な作業工数と時間とを必要とす
る。また、収集した品質情報をサービスエリア設計に反
映させるためには、個別にサービスエリア設計支援シス
テムに入力したり、サービスエリア設計支援システムで
の解析結果と照合する作業が必要となる。
集する方法では、多大な作業工数と時間とを必要とす
る。また、収集した品質情報をサービスエリア設計に反
映させるためには、個別にサービスエリア設計支援シス
テムに入力したり、サービスエリア設計支援システムで
の解析結果と照合する作業が必要となる。
【０００５】このような不具合を解消するものとして、
たとえば特開平１１−２７７２９号公報では、携帯情報
端末から位置情報と電波状態の情報とを収集蓄積するよ
うにしている。
たとえば特開平１１−２７７２９号公報では、携帯情報
端末から位置情報と電波状態の情報とを収集蓄積するよ
うにしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した先
行技術では、単に位置情報と電波状態の情報とを収集蓄
積するものであるため、電波状態の劣化の要因までを特
定することができないという問題がある。
行技術では、単に位置情報と電波状態の情報とを収集蓄
積するものであるため、電波状態の劣化の要因までを特
定することができないという問題がある。
【０００７】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、電波状態の劣化の要因を容易かつ確実に
特定することができる移動体通信システム及びそのサー
ビスエリア品質情報収集方法を提供することができるよ
うにするものである。
たものであり、電波状態の劣化の要因を容易かつ確実に
特定することができる移動体通信システム及びそのサー
ビスエリア品質情報収集方法を提供することができるよ
うにするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の移動体
通信システムは、サービスエリアを提供する基地局と、
サービスエリア内で基地局に、各種情報の通知が可能な
移動局と、基地局に通知された各種情報から電波受信状
態に関する情報を抽出する基地局制御装置と、抽出され
た情報をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄
積を行うサービスエリア品質データ管理部とを備え、移
動局には、電波受信状態の品質劣化有無及び品質劣化要
因の判定を行う判定手段が具備されていることを特徴と
する。請求項２に記載の移動体通信システムのサービス
エリア品質情報収集方法は、サービスエリアを提供する
第１の工程と、サービスエリア内での各種情報を通知す
る第２の工程と、通知された各種情報から電波受信状態
に関する情報を抽出する第３の工程と、抽出された情報
をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄積を行
う第４の工程とを備え、第２の工程には、各種情報を通
知すると同時に、電波受信状態の品質劣化有無及び品質
劣化要因の判定を行う工程が含まれることを特徴とす
る。本発明に係る移動体通信システム及びそのサービス
エリア品質情報収集方法においては、基地局制御装置に
より、サービスエリア内で移動局から基地局に通知され
た各種情報から電波受信状態に関する情報を抽出した
後、サービスエリア品質データ管理部により、抽出され
た情報をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄
積を行うようにする。
通信システムは、サービスエリアを提供する基地局と、
サービスエリア内で基地局に、各種情報の通知が可能な
移動局と、基地局に通知された各種情報から電波受信状
態に関する情報を抽出する基地局制御装置と、抽出され
た情報をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄
積を行うサービスエリア品質データ管理部とを備え、移
動局には、電波受信状態の品質劣化有無及び品質劣化要
因の判定を行う判定手段が具備されていることを特徴と
する。請求項２に記載の移動体通信システムのサービス
エリア品質情報収集方法は、サービスエリアを提供する
第１の工程と、サービスエリア内での各種情報を通知す
る第２の工程と、通知された各種情報から電波受信状態
に関する情報を抽出する第３の工程と、抽出された情報
をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄積を行
う第４の工程とを備え、第２の工程には、各種情報を通
知すると同時に、電波受信状態の品質劣化有無及び品質
劣化要因の判定を行う工程が含まれることを特徴とす
る。本発明に係る移動体通信システム及びそのサービス
エリア品質情報収集方法においては、基地局制御装置に
より、サービスエリア内で移動局から基地局に通知され
た各種情報から電波受信状態に関する情報を抽出した
後、サービスエリア品質データ管理部により、抽出され
た情報をもとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄
積を行うようにする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１０】（第１の実施の形態）図１は、本発明の移
動体通信システムの第１の実施の形態を示すブロック
図、図２及び図３は、図１の移動体通信システムの動作
を説明するためのフローチャートである。
動体通信システムの第１の実施の形態を示すブロック
図、図２及び図３は、図１の移動体通信システムの動作
を説明するためのフローチャートである。
【００１１】図１に示す移動体通信システムは、基地局
２、基地局制御装置３、サービスエリア品質データ管理
部４及びサービスエリア設計支援システム５を備えてい
る。
２、基地局制御装置３、サービスエリア品質データ管理
部４及びサービスエリア設計支援システム５を備えてい
る。
【００１２】基地局２は、移動局１に対してサービスエ
リア１１を提供する。この中に在圏する移動局１は、基
地局２と通信を行う。
リア１１を提供する。この中に在圏する移動局１は、基
地局２と通信を行う。
【００１３】低電界エリア１２は、基地局２からの電界
強度が低いために所定の品質を確保できないエリアであ
る。被干渉エリア１３は、基地局２からの電界強度は十
分であるが、他からの電波干渉により、所定の品質が確
保できないエリアである。
強度が低いために所定の品質を確保できないエリアであ
る。被干渉エリア１３は、基地局２からの電界強度は十
分であるが、他からの電波干渉により、所定の品質が確
保できないエリアである。
【００１４】サービスエリア１１に移動局１が在圏する
場合、移動局１の受信入力電圧（以下、受信レベルとい
う）及びビットエラーレートに関する品質情報が移動局
１から基地局２に対して報告される。
場合、移動局１の受信入力電圧（以下、受信レベルとい
う）及びビットエラーレートに関する品質情報が移動局
１から基地局２に対して報告される。
【００１５】報告された情報は、基地局２及び基地局制
御装置３を経由して、サービスエリア品質データ管理部
４に渡され、そこで蓄積される。
御装置３を経由して、サービスエリア品質データ管理部
４に渡され、そこで蓄積される。
【００１６】基地局制御装置３内部には、各種情報の中
から品質／位置情報を抽出するサービスエリア品質デー
タ抽出部３１が設けられている。
から品質／位置情報を抽出するサービスエリア品質デー
タ抽出部３１が設けられている。
【００１７】サービスエリア品質データ管理部４内部に
は、品質劣化有無及び品質劣化要因の判定を行う品質情
報判定／処理部２１と、品質／位置情報の蓄積を行う品
質／位置情報データベース２２とが設けられている。
は、品質劣化有無及び品質劣化要因の判定を行う品質情
報判定／処理部２１と、品質／位置情報の蓄積を行う品
質／位置情報データベース２２とが設けられている。
【００１８】サービスエリア設計支援システム５は、品
質／位置情報データベース２２に蓄積されているデータ
をもとに、低電界エリア１２、被干渉エリア１３の改善
のための検討を行う。
質／位置情報データベース２２に蓄積されているデータ
をもとに、低電界エリア１２、被干渉エリア１３の改善
のための検討を行う。
【００１９】次に、このような構成の移動体通信システ
ムのサービスエリア品質情報収集方法について説明す
る。
ムのサービスエリア品質情報収集方法について説明す
る。
【００２０】まず、図２に示すように、サービスエリア
１１内の移動局１が基地局２と接続されると、移動局１
の定期報告タイマが起動し、監視動作を行う（ステップ
Ａ１）。次に、定期報告タイマがタイムアウトになると
（ステップＡ２のＹＥＳ）、移動局１の位置情報と品質
情報とが基地局２に報告される（ステップＡ３）。
１１内の移動局１が基地局２と接続されると、移動局１
の定期報告タイマが起動し、監視動作を行う（ステップ
Ａ１）。次に、定期報告タイマがタイムアウトになると
（ステップＡ２のＹＥＳ）、移動局１の位置情報と品質
情報とが基地局２に報告される（ステップＡ３）。
【００２１】報告が完了すると（ステップＡ４のＹＥ
Ｓ）、定期報告タイマがリセットされる（ステップＡ
５）。
Ｓ）、定期報告タイマがリセットされる（ステップＡ
５）。
【００２２】報告が完了しなかった場合（ステップＡ４
のＮＯ）、再度、報告動作を行う。報告中に呼切断が発
生した場合（ステップＡ６のＹＥＳ）、その時点の位置
情報と品質情報とが移動局１に記憶され、移動局１の次
の発呼時に、接続先の基地局２に報告される（ステップ
Ａ７）。
のＮＯ）、再度、報告動作を行う。報告中に呼切断が発
生した場合（ステップＡ６のＹＥＳ）、その時点の位置
情報と品質情報とが移動局１に記憶され、移動局１の次
の発呼時に、接続先の基地局２に報告される（ステップ
Ａ７）。
【００２３】ここで、位置情報は、移動局１にＧＰＳ受
信機能を設けることで検出可能である。また、ＧＰＳ受
信機能に限らず、他の位置検出手段によることも可能で
ある。
信機能を設けることで検出可能である。また、ＧＰＳ受
信機能に限らず、他の位置検出手段によることも可能で
ある。
【００２４】報告する品質情報については、受信レベル
とビットエラーレート値とを併せたものである。たとえ
ば、移動局１が低電界エリア１２内に存在する場合、移
動局１から基地局２に報告される品質情報は、「受信レ
ベルが低くかつビットエラーレートが劣化」という内容
になる。
とビットエラーレート値とを併せたものである。たとえ
ば、移動局１が低電界エリア１２内に存在する場合、移
動局１から基地局２に報告される品質情報は、「受信レ
ベルが低くかつビットエラーレートが劣化」という内容
になる。
【００２５】また、移動局１が被干渉エリア１３内に存
在する場合、移動局１から基地局２に報告される品質情
報は、「受信レベルが高く、ビットエラーレートが劣
化」という内容になる。
在する場合、移動局１から基地局２に報告される品質情
報は、「受信レベルが高く、ビットエラーレートが劣
化」という内容になる。
【００２６】次に、図３を用いて基地局制御装置３及び
サービスエリア品質データ管理部４の動作について説明
する。
サービスエリア品質データ管理部４の動作について説明
する。
【００２７】基地局制御装置３では、サービスエリア品
質データ抽出部３１により、基地局２を通して受信した
移動局１からの各種情報の中から、品質情報及び位置情
報が抽出される（ステップＢ１）。抽出された品質情報
及び位置情報は、サービスエリア品質データ管理部４に
送信される。
質データ抽出部３１により、基地局２を通して受信した
移動局１からの各種情報の中から、品質情報及び位置情
報が抽出される（ステップＢ１）。抽出された品質情報
及び位置情報は、サービスエリア品質データ管理部４に
送信される。
【００２８】サービスエリア品質データ管理部４内部の
品質情報判定／処理部２１においては、受信した品質情
報である受信レベル及びビットエラーレートと、それぞ
れに対して設定したしきい値との比較が行われる。品質
情報である受信レベル及びビットエラーレートのいずれ
かでしきい値を越える品質劣化があった場合（ステップ
Ｂ２，Ｂ３）には、次の処理が行われる。
品質情報判定／処理部２１においては、受信した品質情
報である受信レベル及びビットエラーレートと、それぞ
れに対して設定したしきい値との比較が行われる。品質
情報である受信レベル及びビットエラーレートのいずれ
かでしきい値を越える品質劣化があった場合（ステップ
Ｂ２，Ｂ３）には、次の処理が行われる。
【００２９】品質情報判定／処理部２１において、「受
信レベルが設定したしきい値より低くかつビットエラー
レートが劣化」である場合、低電界による品質劣化であ
ると判定される（ステップＢ５）。また、「受信レベル
が設定したしきい値より高く、ビットエラーレートが劣
化」の場合、他からの干渉波による品質劣化であると判
定される（ステップＢ４）。さらに、その品質劣化理由
も含んだ品質情報と位置情報とを併せて、位置／品質情
報データベース２２に送信し、記憶させる（ステップＢ
６）。
信レベルが設定したしきい値より低くかつビットエラー
レートが劣化」である場合、低電界による品質劣化であ
ると判定される（ステップＢ５）。また、「受信レベル
が設定したしきい値より高く、ビットエラーレートが劣
化」の場合、他からの干渉波による品質劣化であると判
定される（ステップＢ４）。さらに、その品質劣化理由
も含んだ品質情報と位置情報とを併せて、位置／品質情
報データベース２２に送信し、記憶させる（ステップＢ
６）。
【００３０】ここで、品質劣化理由判定のためのしきい
値は、必要に応じて、品質劣化有無判定のしきい値と個
別の値との設定により変更可能である。
値は、必要に応じて、品質劣化有無判定のしきい値と個
別の値との設定により変更可能である。
【００３１】サービスエリア設計支援システム５では、
サービスエリア品質データ管理部４の位置／品質情報デ
ータベース２２に蓄積された位置／品質情報を読出し、
サービスエリア設計に反映させる。
サービスエリア品質データ管理部４の位置／品質情報デ
ータベース２２に蓄積された位置／品質情報を読出し、
サービスエリア設計に反映させる。
【００３２】このように、第１の実施の形態では、基地
局制御装置２により、サービスエリア１１内で移動局１
から基地局２に通知された各種情報から電波受信状態に
関する受信レベルを示す電界強度情報と電波の干渉状態
を示すビットエラーレートの情報を抽出した後、サービ
スエリア品質データ管理部４により、抽出された情報を
もとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄積を行う
ようにしたので、電波状態の劣化の要因を容易かつ確実
に特定することができる。また、一般ユーザーが使用す
る移動局１にサービスエリア品質情報を取得、報告させ
るため、個別にサービスエリア評価のための試験作業を
実施する必要が無くなる。さらに、収集した品質情報を
サービスエリア設計に反映させるためには、個別にサー
ビスエリア設計支援システムに入力したり、サービスエ
リア設計支援システムでの解析結果と照合する作業が必
要となる。
局制御装置２により、サービスエリア１１内で移動局１
から基地局２に通知された各種情報から電波受信状態に
関する受信レベルを示す電界強度情報と電波の干渉状態
を示すビットエラーレートの情報を抽出した後、サービ
スエリア品質データ管理部４により、抽出された情報を
もとに、電波受信状態の判定及び判定結果の蓄積を行う
ようにしたので、電波状態の劣化の要因を容易かつ確実
に特定することができる。また、一般ユーザーが使用す
る移動局１にサービスエリア品質情報を取得、報告させ
るため、個別にサービスエリア評価のための試験作業を
実施する必要が無くなる。さらに、収集した品質情報を
サービスエリア設計に反映させるためには、個別にサー
ビスエリア設計支援システムに入力したり、サービスエ
リア設計支援システムでの解析結果と照合する作業が必
要となる。
【００３３】また、一般ユーザーが使用する移動局１に
サービスエリアの品質情報を取得、報告させるようにし
ているため、個別にサービスエリア評価のための試験作
業を実施する必要がなくなる。
サービスエリアの品質情報を取得、報告させるようにし
ているため、個別にサービスエリア評価のための試験作
業を実施する必要がなくなる。
【００３４】さらに、サービスエリア設計支援システム
５とサービスエリア品質情報収集のシステムを統合する
ことにより、サービスエリア１１の品質情報をサービス
エリア設計支援システムに入力するという作業を個別に
行う必要がなくなる。
５とサービスエリア品質情報収集のシステムを統合する
ことにより、サービスエリア１１の品質情報をサービス
エリア設計支援システムに入力するという作業を個別に
行う必要がなくなる。
【００３５】（第２の実施の形態）図４は、本発明の移
動体通信システムの第２の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
動体通信システムの第２の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【００３６】第２の実施の形態では、図１の品質情報判
定／処理部２１で行っていた品質劣化有無の判定を移動
局１において行わせるようにしたものである。品質／位
置情報報告の契機は、移動局１における品質劣化の検出
時である。
定／処理部２１で行っていた品質劣化有無の判定を移動
局１において行わせるようにしたものである。品質／位
置情報報告の契機は、移動局１における品質劣化の検出
時である。
【００３７】まず、サービスエリア１１内の移動局１
は、基地局２と接続された後、品質監視動作を行う（ス
テップＣ１）。品質劣化判定のしきい値を越える品質劣
化が発生した場合（ステップＣ２のＹＥＳ）、基地局２
に対し品質／位置情報の報告を行う（ステップＣ３）。
以降の移動局１の動作は、図２と同様である。
は、基地局２と接続された後、品質監視動作を行う（ス
テップＣ１）。品質劣化判定のしきい値を越える品質劣
化が発生した場合（ステップＣ２のＹＥＳ）、基地局２
に対し品質／位置情報の報告を行う（ステップＣ３）。
以降の移動局１の動作は、図２と同様である。
【００３８】すなわち、報告が完了すると（ステップＣ
４のＹＥＳ）、定期報告タイマがリセットされる（ステ
ップＣ５）。
４のＹＥＳ）、定期報告タイマがリセットされる（ステ
ップＣ５）。
【００３９】報告が完了しなかった場合（ステップＣ４
のＮＯ）、再度、報告動作を行う。報告中に呼切断が発
生した場合（ステップＣ６のＹＥＳ）、その時点の位置
情報と品質情報とが移動局１に記憶され、次に移動局１
が発呼した際、その時の接続先の基地局２に報告が行わ
れる（ステップＣ７）。
のＮＯ）、再度、報告動作を行う。報告中に呼切断が発
生した場合（ステップＣ６のＹＥＳ）、その時点の位置
情報と品質情報とが移動局１に記憶され、次に移動局１
が発呼した際、その時の接続先の基地局２に報告が行わ
れる（ステップＣ７）。
【００４０】ここで、品質劣化判定のしきい値は、図２
と同様に、受信レベル及びビットエラーレートのそれぞ
れに対して設定されている。また、移動局１に対するし
きい値の設定は、移動局１に予め書込んでおくようにし
てもよく、また基地局２から通知するようにしてもよ
い。
と同様に、受信レベル及びビットエラーレートのそれぞ
れに対して設定されている。また、移動局１に対するし
きい値の設定は、移動局１に予め書込んでおくようにし
てもよく、また基地局２から通知するようにしてもよ
い。
【００４１】基地局制御装置３及びサービスエリア品質
データ管理部４の動作については、図３のしきい値を越
える品質劣化有無の判定動作（ステップＢ２）を除いた
ものと同様である。
データ管理部４の動作については、図３のしきい値を越
える品質劣化有無の判定動作（ステップＢ２）を除いた
ものと同様である。
【００４２】このように、第２の実施の形態では、移動
局１から基地局２への品質情報の報告が、品質劣化の発
生した場合のみとなるため、第１の実施の形態に比べ
て、基地局２、基地局制御装置３及びサービスエリア品
質データ管理部４の負荷が低減される効果がある。
局１から基地局２への品質情報の報告が、品質劣化の発
生した場合のみとなるため、第１の実施の形態に比べ
て、基地局２、基地局制御装置３及びサービスエリア品
質データ管理部４の負荷が低減される効果がある。
【００４３】また、品質劣化要因の判定を、移動局１側
で行い、判定結果のみを報告することも可能であり、サ
ービスエリア品質データ管理部４の負荷をさらに低減す
ることが可能となる。
で行い、判定結果のみを報告することも可能であり、サ
ービスエリア品質データ管理部４の負荷をさらに低減す
ることが可能となる。
【００４４】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る移動体通信シス
テム及びそのサービスエリア品質情報収集方法によれ
ば、基地局制御装置により、サービスエリア内で移動局
から基地局に通知された各種情報から電波受信状態に関
する情報を抽出した後、サービスエリア品質データ管理
部により、抽出された情報をもとに、電波受信状態の判
定及び判定結果の蓄積を行うようにしたので、電波状態
の劣化の要因を容易かつ確実に特定することができる。
テム及びそのサービスエリア品質情報収集方法によれ
ば、基地局制御装置により、サービスエリア内で移動局
から基地局に通知された各種情報から電波受信状態に関
する情報を抽出した後、サービスエリア品質データ管理
部により、抽出された情報をもとに、電波受信状態の判
定及び判定結果の蓄積を行うようにしたので、電波状態
の劣化の要因を容易かつ確実に特定することができる。
【図１】本発明の移動体通信システムの第１の実施の形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図２】図１の移動体通信システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図３】図１の移動体通信システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図４】本発明の移動体通信システムの第２の実施の形
態を示すフローチャートである。
態を示すフローチャートである。
１ 移動局 ２ 基地局 ３ 基地局制御装置 ４ サービスエリア品質データ管理部 ５ サービスエリア設計支援システム １１ サービスエリア １２ 低電界エリア １３ 被干渉エリア ２１ 品質情報判定／処理部 ２２ 品質／位置情報データベース ３１ サービスエリア品質データ抽出部
Claims (2)
- 【請求項１】 サービスエリアを提供する基地局と、 前記サービスエリア内で前記基地局に、各種情報の通知
が可能な移動局と、 前記基地局に通知された各種情報から電波受信状態に関
する情報を抽出する基地局制御装置と、 前記抽出された情報をもとに、前記電波受信状態の判定
及び判定結果の蓄積を行うサービスエリア品質データ管
理部とを備え、 前記移動局には、前記電波受信状態の品質劣化有無及び
品質劣化要因の判定を行う判定手段が具備されている こ
とを特徴とする移動体通信システム。 - 【請求項２】 サービスエリアを提供する第１の工程
と、 前記サービスエリア内での各種情報を通知する第２の工
程と、 前記通知された各種情報から電波受信状態に関する情報
を抽出する第３の工程と、 前記抽出された情報をもとに、前記電波受信状態の判定
及び判定結果の蓄積を行う第４の工程とを備え、 前記第２の工程には、前記各種情報を通知すると同時
に、前記電波受信状態の品質劣化有無及び品質劣化要因
の判定を行う工程が含まれる ことを特徴とする移動体通
信システムのサービスエリア品質情報収集方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15092099A JP3344365B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 移動体通信システム及びそのサービスエリア品質情報収集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15092099A JP3344365B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 移動体通信システム及びそのサービスエリア品質情報収集方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000341204A JP2000341204A (ja) | 2000-12-08 |
| JP3344365B2 true JP3344365B2 (ja) | 2002-11-11 |
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ID=15507305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15092099A Expired - Fee Related JP3344365B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 移動体通信システム及びそのサービスエリア品質情報収集方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3344365B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1189467B1 (en) * | 2000-09-14 | 2008-03-05 | Allen Telecom, LLC | A method to characterize the prospective or actual level of interference at a point, in a sector and throughout a cellular system |
| JP4186042B2 (ja) | 2002-11-14 | 2008-11-26 | 日本電気株式会社 | 無線通信の情報収集方法、情報収集システムおよび移動無線端末 |
| US20070054624A1 (en) * | 2005-09-07 | 2007-03-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Broadcasting base station device, mobile terminal device, hierarchical modulation setup method, broadcast system, and hierarchical modulation setup computer program |
| JP4758294B2 (ja) | 2006-07-10 | 2011-08-24 | 株式会社日立製作所 | エリア品質情報取得システム |
| JP5087877B2 (ja) | 2006-08-02 | 2012-12-05 | 日本電気株式会社 | パケット通信システムおよびその通信方法ならびに基地局および移動局 |
| JP5392091B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2014-01-22 | 日本電気株式会社 | 無線通信システム及び方法 |
| US8170488B2 (en) * | 2008-03-11 | 2012-05-01 | Intel Corporation | Mitigation of internetwork interference |
| EP2259616A1 (en) * | 2008-03-24 | 2010-12-08 | NEC Corporation | Margin design apparatus, margin design system, margin design method, and program |
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