JP3343724B2 - 電磁式ロック装置 - Google Patents
電磁式ロック装置Info
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Description
石を適用した電磁式ロック装置に関する。
体駐車場の昇降装置等に落下防止用として使用されてい
る。
ば、図5に示すように、筒形ボビン51に巻回された励
磁コイル52と、励磁コイル52中心へ円すい台状に突
出した固定磁極53を有する固定鉄心54と、出入する
ロック端部55および固定磁極53に対向する側に円す
い台穴を有する磁極部56を備えた可動鉄心57と、固
定磁極53と可動鉄心57との間に設けられた復帰用の
コイルばね58と、可動鉄心57の位置検出スイッチ5
9とを備え、水密構造の本体容器60に覆われて構成さ
れていた。
可動鉄心57の直線移動距離(ストローク)が大きく、
例えば、40mm程度のストロークに形成され、可動鉄
心57の軸線を水平にして、屋外、または屋内の立体駐
車場の支柱,桁材等に取り付けられていた。そして、可
動鉄心57のロック端部55の突出時に、ロック端部5
5が、何らかの原因によって落下する昇降パレットを支
持可能に配設されて、昇降パレットの落下防止用として
使用されていた。
磁式ロック装置においては、水平方向へ移動するロック
端部が雨や埃に晒されるため、可動鉄心の復帰動作が不
安定になり易い。
必要が生じ、それに伴って、固定鉄心の磁気吸引力、即
ち、励磁コイルのアンペアターンを大きくして、可動鉄
心の吸引力を大にする必要がある。従って、励磁コイル
の大型化、消費電力の増大、さらには防塵対策等の問題
があった。
のであり、その目的とするところは、励磁コイルのアン
ペアターンの増大を伴うことなく磁気吸引力を増大して
安定した復帰動作をするとともに、ロック端部に付着す
る塵埃の本体容器内への侵入を容易な構成で防止できる
電磁式ロック装置を提供しようとするものである。
成するためになされたものであり、本発明の第1の構成
上の特徴は、筒形ボビンに巻回された励磁コイルと、前
記励磁コイルの中心に突出形成された丸棒状の固定磁極
を有する固定鉄心と、前記固定鉄心の鉄心前部を貫通し
て出入可能なロック端部を有するとともに前記励磁コイ
ル内を前記固定磁極に対向して直線移動可能に設けられ
た可動鉄心と、を備え、前記可動鉄心は、前記固定磁極
に対向する側に、外周側が前記固定磁極方向へ先窄まり
状に形成されるとともに、内側に前記固定磁極の外周に
一定の空隙を保持して外嵌可能な中空部が形成されたテ
ーパ磁極部を有してなることを特徴とする電磁式ロック
装置である。
磁極が、前記可動鉄心に対向する先端部に、軸線方向の
座ぐりにより筒状部が形成されてなることを特徴とする
電磁式ロック装置である。
磁極の筒状部の内側座ぐり底面と前記可動鉄心の中空部
の底部との間に、前記筒状部内径に対応する大径のコイ
ルばねが介装されてなることを特徴とする電磁式ロック
装置である。
鉄心の内側に位置検出スイッチが配設されるとともに、
前記位置検出スイッチの作動子が前記固定磁極に吸引さ
れた前記可動鉄心のテーパ磁極部のテーパ部分に当接し
て該可動鉄心の位置検出可能に形成されてなることを特
徴とする電磁式ロック装置である。
鉄心が、筒状に形成されてた前記励磁コイルおよび位置
検出スイッチの外周を囲繞する本体部と、前記本体部の
後部に水密性を有して固着された鉄心後部と、前記本体
部の前部に水密性を有して固着されるとともに前記可動
鉄心を直線移動可能に支持する鉄心前部と、前記鉄心後
部に固着された固定磁極と、を有し、前記励磁コイルお
よび位置検出スイッチの本体容器を構成してなることを
特徴とする電磁式ロック装置である。
された励磁コイルと、前記励磁コイルの中心に突出形成
された丸棒状の固定磁極を有する固定鉄心と、前記固定
鉄心の鉄心前部を貫通して出入可能なロック端部を有す
るとともに前記励磁コイル内を前記固定磁極に対向して
直線移動可能に設けられた可動鉄心と、を備え、前記可
動鉄心は、前記固定磁極に対向する側に、外周側が前記
固定磁極方向へ先窄まり状に形成されるとともに、内側
に前記固定磁極の外周に一定の空隙を保持して外嵌可能
な中空部が形成されたテーパ磁極部を有し、前記可動鉄
心は前記ボビンの内周面に配設された軸受内に摺動可能
に支持されてなることを特徴とする電磁式ロック装置で
ある。
周面に防塵シールが外嵌され、前記防塵シールが前記ロ
ック端部を外装してなることを特徴とする電磁式ロック
装置である。
面に基づいて説明する。
ク装置は、励磁コイル5と、固定磁極20を有する固定
鉄心10と、ロック端部26を有する可動鉄心25とを
備え、固定磁極20は先端部に筒状部22が穿設され、
可動鉄心25は中空部32およびテーパ磁極部30を有
し、固定鉄心10と可動鉄心25との間にコイルばね3
5が介装され、可動鉄心25のテーパ磁極部30により
位置検出スイッチ37が位置検出可能に配設されて構成
されている。
のアンペアターンを有して巻回されている。そして、励
磁コイル5の中心、即ち、ボビン6の内側には、固定磁
極20が設けられるとともに、固定磁極20に対向して
可動鉄心25が直線移動可能に設けられている。また、
ボビン6自体の後部(図1における右側)には、軸線方
向へ延びる延設部7が形成されている。
る本体部11と、鉄心後部12と、鉄心前部15と、固
定磁極20とにより、ほぼ円筒状に形成され、励磁コイ
ル5、位置検出スイッチ37を覆って、水密性を有する
本体容器として一体的に形成されている。
部7の外方を覆う円筒状に形成され、一方の開口部(図
1の右端部)には、円板状の鉄心後部12がパッキン1
3を介装して止め輪14により固着されている。また本
体部11の他方の開口部は、鉄心前部15に溶着されて
いる。
し、貫通孔16には、可動鉄心25を摺動可能に支持す
る軸受18が圧入されている。また鉄心前部15には、
本電磁式ロック装置1を、被取り付け部材へ取り付ける
ための複数のねじ穴17が設けられている。
動鉄心25に対向する先端部21に筒状部22が形成さ
れて、鉄心後部12の中央部に固着されている。筒状部
22は、先端部21に、軸線方向への深い座ぐりによっ
て形成され、所定の肉厚と長さを有して形成されてい
る。なお、座ぐりが深くなるほど小径になる円すい台穴
状に形成して、筒状部22の肉厚を先端部21側へ行く
ほど薄肉にしてもよい。
体からなる、フランジ付き丸棒状の緩衝部材24が固着
され、コイルばね35の一端部を支持するとともに、先
端部21より稍突出するように配設されている。
らなり、外端側(図1の左端側)に鉄心前部15を貫通
して出入するロック端部26を有し、中央部にロック端
部26より稍大径のストッパ部28を有し、内端側に
は、固定磁極20に対向して励磁コイル5内を直線移動
するテーパ磁極部30を有して形成されている。
28の際から内端側へ向けて先窄まり状(例えば、外周
面が軸線に対して3度の傾斜角を有する)に形成され、
その内側には、固定磁極20の外周面に対して、所定の
空隙を保持して外嵌可能な直径と、所定のストロークに
対応した深さの深穴状の中空部32が形成されている。
に、ストッパ部28が緩衝部材29に当接してロック端
部26が突出し、かつテーパ磁極部30内端が、固定磁
極20の筒状部22に対して空隙を介して軸線方向に僅
かに重なる非通電位置と、図2に示すテーパ磁極部30
の底部33が、緩衝部材24の先端部に当接して、ロッ
ク端部26の端面が、鉄心前部15の左端面とほぼ面一
となる通電位置との間を、直線的に往復移動するように
構成されている。
応する大きな外径に形成され、固定磁極20の筒状部2
2内側底部、本例では緩衝部材24のフランジ部分と、
可動鉄心25の中空部32の底部33との間に介装され
て、可動鉄心25を外端側方向(復帰方向)へ付勢して
いる。
子38の押圧によりオン・オフ動作するマイクロスイッ
チからなり、固定鉄心10内側においてボビン6の延設
部7に取り付けられている。
移動した可動鉄心25のテーパ磁極部30の外周側テー
パにより、作動子38が押圧されるように構成されてい
る。なお、ボビン6の延設部7に、位置検出スイッチ3
7と同様に動作するマイクロスイッチを追加して、位置
検出スイッチ37による位置検出作用に加えて、インタ
ーロック機能をもたせてもよい。
装置1の動作を説明する。
より、可動鉄心25は、ストッパ部28が緩衝部材29
に当接して位置決めされ、ロック端部26が鉄心前部1
5より突出したロック位置にあり、テーパ磁極部30内
端は、固定磁極20の筒状部22に小空隙を介して相対
する位置にある。そして、位置検出スイッチ37は、テ
ーパ磁極部30が作動子38から離隔して非押圧状態に
あり、ロック端部26がロック位置にあることを検出し
ている。
に吸引磁力が発生し、可動鉄心25は固定磁極20に吸
引される。この吸引磁力は、最初、固定磁極20の筒状
部22とテーパ磁極部30内端との間で作用し、大きな
始動吸引力を発生する。
勝って、可動鉄心25を、図1の右方向へ移動させる。
これにより、テーパ磁極部30内端は、筒状部22と小
空隙を介して右方へ移動するとともに、先端部21の吸
引磁力は、テーパ磁極部30の更なる厚肉部へと順次作
用して、可動鉄心25を、更に右方向へ吸引する。そし
て、テーパ磁極部30に作用する筒状部22の吸引磁力
は、軸線に直角方向の吸引磁力より軸線方向の吸引磁力
が大きく作用し、中間ストローク時の吸引力を大きく保
って移動する。
先端部21の吸引磁力が底部33に作用し、ついには、
底部33が緩衝部材24に当接し吸着状態となって停止
する。これにより、ロック端部26の端面が鉄心前部1
5左端面とほぼ面一となり(図2参照)、テーパ磁極部
30外周テーパ面は位置検出スイッチ37の作動子38
を押圧して、ロック端部26がロック解除位置にあるこ
とを検出している。なお、本実施態様では、可動鉄心2
5のストロークは50mmに形成されている。
10の吸引磁力が消滅し、可動鉄心25はコイルばね3
5の付勢力により、ロック端部26が突出したロック位
置へ復帰する。このとき、大径のコイルばね35の付勢
力は、可動鉄心25の復帰力を大きくしており、使用環
境による可動鉄心25の直線移動性の低下があっても、
その復帰動作を安定化している。
的に受け止められ、金属騒音の発生を防止し、テーパ磁
極部30の左方移動により、位置検出スイッチ37が被
押圧状態となってロック位置を検出する。またコイルば
ね35は大径であるため、圧縮・伸長時に安定した方向
性を保持し、軸線ずれを防止するばねガイド等の補助部
材を必要としない。
のストロークによる吸引力の変化を実線Aで表し、従来
例の電磁式ロック装置50のものを実線Bで表して比較
した特性曲線図である。なお、比較実験に用いた電磁式
ロック装置1の励磁コイル5と、電磁式ロック装置50
の励磁コイル52とは、同一アンペアターンに形成され
ている。
0mm時)は、非通電時における、テーパ磁極部30内
端と固定磁極20の先端部21との間の小空隙により、
実線Aで示すように約1.8Kgfを発生し、実線Bの
約1.4Kgfに比し、大きな始動吸引力を有してい
る。
て、ストロークの中程における吸引力は、筒状部22形
成による漏洩磁束減少効果により、テーパ磁極部30に
作用する筒状部22の吸引磁力が、軸線に直角方向の吸
引磁力よりも、軸線方向の吸引磁力が大きく、実線Aの
矢印aで示すように、長ストローク化による中間ストロ
ーク部分での吸引力の低下を抑制している。
端部21と、テーパ磁極部30の底部33との間の磁気
作用により、実線Aではストローク0mm(吸着)時の
吸引力は4Kgf以上であり、実線Bの約2Kgfに比
し、極めて大きな吸引力を備えている。
びテーパ磁極部30、中空部32の構成は、可動鉄心2
5の長ストローク化に有利である。また、大きな始動吸
引力、およびストローク0mm時の大吸引力は、コイル
ばね35の付勢力の増強を可能にしている。
は、テーパ磁極部30の先窄まり状傾斜角3度に対応す
るものであり、傾斜角2度の場合は、矢印a部分での吸
引力低下が少なくなり、4度の場合は、矢印a部分の吸
引力の低下が大になり、また始動吸引力が増大するとい
う結果が得られた。
1は、例えば、図4に示すように、立体駐車場の昇降パ
レット落下防止用のロック装置として使用される。
体駐車場の両側の桁材40へ、鉄心前部15のねじ穴1
7に、ボルト39を用いて固定されるとともに、図示し
ない制御盤に電気的に接続されているる。
25は、非吸引状態でコイルばね35に付勢されて、ロ
ック端部26が桁材40より内方へ突出している。左右
両側の桁材40,40に配置された、各2個の電磁式ロ
ック装置1のロック端部26の突出により、何らかの原
因により落下する昇降パレット41の下面が、各ロック
端部26上面に当接して停止する。
心25は固定磁極20方向へ吸引され、底部33と緩衝
部材24とが当接して、ロック端部26が鉄心前部15
と面一となる吸着状態を保持する。そして、テーパ磁極
部30が、位置検出スイッチ37の作動子38を押圧し
てロック解除を検知し、制御盤を介して昇降パレット4
1の次の作動が開始される。
の別の形態を図6に基づいて説明する。この電磁式ロッ
ク装置70の基本構成は、図1に示す電磁式ロック装置
1と同様であり、図1に示す可動鉄心25の一部を変更
して防塵対策を図るものである。従って、以下の説明に
あっては、可動鉄心の変更部以外の同部位については図
1と同様の符号を付し、変更された部位と追加された部
位について新たな符号を付すものとする。
貫通して出入するロック端部26と、中央部にロック端
部26より稍大径のストッパ部73と、内端側に、固定
磁極20に対向して励磁コイル5内を直線移動するテー
パ磁極部30を有して形成されている。そして、ボビン
6の内周面には軸受75が、一端を緩衝部材29に当接
し他端を固定磁極20の先端部21付近に位置するよう
に嵌装され、可動鉄心71のストッパ部73の外周面が
軸受75に摺動可能に支持するように形成されている。
そのため、ストッパ部73は、図1に示すストッパ部2
8より小径に形成されるとともに、その幅は摺動する部
分の耐圧面積を大きくするために図1におけるストッパ
部28より大きく形成されることになる。
挟持された状態で配設され、ロック端部26が突出して
いる時には、コイルばね35の付勢力によって可動鉄心
71のストッパ部73で押圧された状態にある。従っ
て、圧縮された緩衝部材29は、ボビン6の先端部内周
面をシールする働きを行なうことになり、ボビン6内部
に配置された軸受75と可動鉄心71のストッパ部73
との摺動面に外部からの細かい塵埃が侵入するのを防ぐ
ことになる。
面先端部(図6中、左方)には図1に示す軸受18の代
わりに防塵シールとしてのダストシール76が嵌装さ
れ、ダストシール76に形成される舌片部がロック端部
26の外周面を内嵌する。ダストシール76は、例え
ば、図7に示すようなものが使用され、軸心に向かって
舌片部76aが形成されている。従って、ロック端部2
6はダストシール76の舌片部76aを押圧しながら摺
動可能に形成される。
3がボビンに軸受75を介して摺動支持され、ロック端
部26と鉄心前部15との間にはダストシール76の舌
片部76aが接触するだけで鉄心前部15には支持され
ていない。
外周側がストッパ部73の際から内端側へ向けて先窄ま
り状に形成され、その内側には、固定磁極20の外周面
に対して、所定の空隙を保持して外嵌可能な直径と、所
定のストロークに対応した深さの深穴状の中空部32が
形成されている。
状態では、常に外部に突出しているので、ロック端部2
6の回りにはゴミや誇りあるいは砂等の小さな塵埃が付
着する。常時はこの状態が長く続きこの状態において
は、ロック端部26に付着した塵埃は、ダストシール7
6に内部への侵入を妨げられるとともに、例え極少量の
塵埃がダストシール65を越えて内部に侵入したとして
も、可動鉄心71のストッパ部73により圧縮された緩
衝部材29によって軸受75に向かっては侵入できな
い。
固定磁極20側に吸着移動すると、ロック端部26はダ
ストシール76の舌片部76aを押圧しながら摺動する
とともにストッパ部73が軸受75を介して支持されな
がら図中右方向に移動する。この状態は極めて短時間に
行なわれる。従って、ロック端部26に付着した多くの
塵埃は、ダストシール76の舌片部76aに妨げられ固
定鉄心10内に侵入することはない。しかも緩衝部材2
9の配置により二重のシール効果を供与するため、軸受
75内への塵埃の侵入を防止でき可動鉄心71の摺動を
安定させる。
示す説明は前述通りである。
6に限らず、一般的に使用されるものであれば空気圧用
パッキンでも油圧用パッキンでもよい。
ク装置によれば、丸棒状の固定磁極と、先窄まり状でか
つ中空部をもつテーパ磁極部30を有する可動鉄心とを
備え、両者の間に小空隙を形成した構成なので、励磁コ
イルのアンペアターンの増大を伴うことなく、可動鉄心
の始動吸引力を大きくするとともに、大きな吸着時吸引
力を得ることができる。
力を有するコイルばねが使用でき、強力な復帰動作を行
って、使用環境による復帰動作の不安定化を防止するこ
とができる。
で、吸引力低下を招くことなく、長いストロークの可動
鉄心を有する電磁式ロック装置を形成することができ
る。
出スイッチの作動子に当接して位置検出する構成なの
で、作動子押圧用の外付け部材を省略できる。
造を解消して、電磁式ロック装置を簡潔に構成できると
ともに、固定磁極の形状を単純化して加工性を向上する
ことができる効果を奏する。
鉄心がボビンの内周面に軸受を介して摺動支持されてい
る。従って、摺動面がボビン内部に配設されることによ
り前記ボビンの外部からの入口部にシール手段を設ける
ことが可能となり、前記軸受内への塵埃の侵入を防止す
ることができ、可動鉄心の安定した摺動を行なうことが
できる。
塵シールを介装しているので、ロック端部に付着した塵
埃を、新たな防塵カバーを追加させることなく容易な構
成で固定鉄心内に侵入させることがなくなり、可動鉄心
を安定して作動させることが可能となる。
状態を示す正面断面図。
図。
ック装置の吸引力を比較した曲線図。
図。
図。
の一形態を示す正面断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 筒形ボビンに巻回された励磁コイルと、 前記励磁コイルの中心に突出形成された丸棒状の固定磁
極を有する固定鉄心と、 前記固定鉄心の鉄心前部を貫通して出入可能なロック端
部を有するとともに前記励磁コイル内を前記固定磁極に
対向して直線移動可能に設けられた可動鉄心と、を備
え、 前記可動鉄心は、前記固定磁極に対向する側に、 外周側が前記固定磁極方向へ先窄まり状に形成されると
ともに、内側に前記固定磁極の外周に一定の空隙を保持
して外嵌可能な中空部が形成されたテーパ磁極部を有し
てなることを特徴とする電磁式ロック装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁式ロック装置であっ
て、 前記固定磁極が、前記可動鉄心に対向する先端部に、軸
線方向の座ぐりにより筒状部が形成されてなることを特
徴とする電磁式ロック装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の電磁式ロック装置であっ
て、 前記固定磁極の筒状部の内側座ぐり底面と前記可動鉄心
の中空部の底部との間に、前記筒状部内径に対応する大
径のコイルばねが介装されてなることを特徴とする電磁
式ロック装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3の何れか
に記載の電磁式ロック装置であって、 前記固定鉄心の内側に位置検出スイッチが配設されると
ともに、 前記位置検出スイッチの作動子が前記固定磁極に吸引さ
れた前記可動鉄心のテーパ磁極部のテーパ部分に当接し
て該可動鉄心の位置検出可能に形成されてなることを特
徴とする電磁式ロック装置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4の何れかに記載の電磁式ロック装置であって、 前記固定鉄心が、筒状に形成されてた前記励磁コイルお
よび位置検出スイッチの外周を囲繞する本体部と、 前記本体部の後部に水密性を有して固着された鉄心後部
と、 前記本体部の前部に水密性を有して固着されるとともに
前記可動鉄心を直線移動可能に支持する鉄心前部と、 前記鉄心後部に固着された固定磁極と、を有し、 前記励磁コイルおよび位置検出スイッチの本体容器を構
成してなることを特徴とする電磁式ロック装置。 - 【請求項6】 筒形ボビンに巻回された励磁コイルと、 前記励磁コイルの中心に突出形成された丸棒状の固定磁
極を有する固定鉄心と、 前記固定鉄心の鉄心前部を貫通して出入可能なロック端
部を有するとともに前記励磁コイル内を前記固定磁極に
対向して直線移動可能に設けられた可動鉄心と、を備
え、 前記可動鉄心は、前記固定磁極に対向する側に、 外周側が前記固定磁極方向へ先窄まり状に形成されると
ともに、内側に前記固定磁極の外周に一定の空隙を保持
して外嵌可能な中空部が形成されたテーパ磁極部を有
し、 前記可動鉄心は前記ボビンの内周面に配設された軸受内
に摺動可能に支持されてなることを特徴とする電磁式ロ
ック装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の電磁式ロック装置であっ
て、 前記鉄心前部の内周面に防塵シールが外嵌され、前記防
塵シールが前記ロック端部を外装してなることを特徴と
する電磁式ロック装置。
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JP13725898A JP3343724B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-05-19 | 電磁式ロック装置 |
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- 1998-05-19 JP JP13725898A patent/JP3343724B2/ja not_active Expired - Lifetime
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