JP3342072B2 - 積層形流体制御装置 - Google Patents

積層形流体制御装置

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JP3342072B2
JP3342072B2 JP34523092A JP34523092A JP3342072B2 JP 3342072 B2 JP3342072 B2 JP 3342072B2 JP 34523092 A JP34523092 A JP 34523092A JP 34523092 A JP34523092 A JP 34523092A JP 3342072 B2 JP3342072 B2 JP 3342072B2
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徹雄 山本
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクチュエータに接続
する負荷流路の圧力により作動する圧力スイッチを備え
た積層形流体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積層形流体制御装置とし
て実公平1−34721号公報に示された図7の如きも
のがある。このものは、マニホールド49の上面に、最
上段に電磁切換弁53を位置して流体の流路を上下面に
規格化して貫通形成した積層形制御弁50、51、52
を選択的に積層配設し、アクチュエータの作動制御回路
を構成している。そして、積層形の圧力スイッチ54を
積層形制御弁50、51、52とともにマニホールド4
9の上面に積層配設して、圧力スイッチ54はアクチュ
エータに接続する負荷流路の圧力が設定した圧力値にな
ると作動し電気信号を外部の報知器等の負荷に出力する
よう電気接続して設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構成
では、圧力スイッチ54を積層形制御弁50、51、5
2とともにマニホールド49の上面に積層配設している
ため、補修や回路変更により積層形制御弁50、51、
52をマニホールド49から取り外すとき、外部の電圧
源や負荷に電気接続する圧力スイッチ54の電気配線5
5を取り外して圧力スイッチ54を積層形制御弁50、
51、52とともに取り外し再度取り付けせねばなら
ず、作業に手間がかかる問題点があった。本発明は、か
かる問題点を解決するもので、圧力スイッチを積層形制
御弁とともに積層配設することなくマニホールドに取り
付け、積層形制御弁の取り外しに伴う圧力スイッチの電
気配線の取り外しを不要にして補修や回路変更の作業を
簡単にし得るようにした積層形流体制御装置を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、圧
力源に接続する供給流路と低圧側に接続する低圧流路と
を長手方向に延在すると共にアクチュエータに接続する
負荷流路を長手方向の側面に開口するよう内部に形成し
たマニホールドを有し、このマニホールド上面の供給流
路、低圧流路、負荷流路とそれぞれ連通する流路を規格
化して開口形成した取付面に、パイロット操作式の切換
弁を最上段に位置して積層形制御弁を選択的に積層配設
し、切換弁をパイロット操作するパイロット流体の流れ
方向を制御する電磁弁をマニホールドに設け、このマニ
ホールドには電磁弁の電気配線と電磁弁のための外部か
らの電気配線を電気接続する端子台を内部に収容した端
子箱を装着し、端子箱は幅寸法をマニホールドの幅寸法
より長く設けて両側部をマニホールドより突出して設
け、マニホールドの側面に開口する負荷流路に取り付け
取り外し可能に接続して圧力スイッチを設け、圧力スイ
ッチの電気配線を端子箱のマニホールドより突出した底
板を挿通して端子箱内の端子台で圧力スイッチのための
外部からの電気配線と電気接続して成る。この場合、
子箱のマニホールドより突出した底板にコネクタ部材を
装着し、圧力スイッチの端子台への電気接続をコネクタ
部材により着脱自在に設けても良い。
【0005】
【作用】かかる本発明の構成において、マニホールド上
面の取付面に選択的に積層配設した積層形制御弁の最上
段に位置する切換弁をパイロット流体によるパイロット
操作式のものに設け、この積層形制御弁とは別に圧力ス
イッチを負荷流路に接続してマニホールドに設け、圧力
スイッチの電気配線を端子箱のマニホールドより突出し
た底板を挿通してマニホールドに設けた端子箱内に収容
した端子台に電気接続しているため、マニホールドに対
して積層配設する積層形制御弁および圧力スイッチを格
別に取り扱いできると共に、圧力スイッチの電気配線の
長さを短くでき、補修や回路変更の作業を簡単に行うこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1ないし図4において、1はマニホールド
で、圧力源Pに接続する供給流路2と低圧側としてのタ
ンクTに接続する低圧流路3とを長手方向に延在して内
部に形成していると共に、2個のアクチュエータ4A、
4Bにそれぞれ接続する2個で1組の負荷流路5A、5
Bと6A、6Bとを長手方向に離して供給流路2、低圧
流路3の延在方向と直交方向に内部を貫設して形成して
いる。負荷流路5A、5B、6A、6Bはマニホールド
1の内部を貫設して長手方向の一側面1Aに開口した一
方の開口部をアクチュエータ4A、4Bに接続して設け
ると共に、マニホールド1の長手方向の他側面1Bに開
口した負荷流路5Aの他方の開口部には後述詳記する圧
力スイッチ7を取り付け取り外し可能に接続して設け、
他側面1Bに開口した負荷流路5B、6A、6Bの他方
の開口部をマニホールド1に着脱自在に螺着した詰栓部
材8A、8B、8Cにより閉塞して設けている。尚、負
荷流路5B、6A、6Bの他方の開口部にも詰栓部材8
A、8B、8Cを取り外して負荷流路5Aと同様に圧力
スイッチを取り付け取り外し可能に接続して設けること
ができる。
【0007】9A、9Bはマニホールド1の上面に形成
した2個の取付面で、取付面9Aには供給流路2、低圧
流路3、負荷流路5A、5Bに分岐連通する流路を規格
化して開口形成し、取付面9Bには供給流路2、低圧流
路3、負荷流路6A、6Bに分岐連通する流路を規格化
して開口形成している。10はマニホールド1の取付面
9Aに選択的に積層配設した積層形制御弁で、マニホー
ルド1の各流路2、3、5A、5Bと連通する流路11
A、12A、13A、14A、15Aおよび、パイロッ
ト流体を流すパイロット流路16A、17Aを本体10
Aの上下面に規格化して貫通開口して設け、メータアウ
ト絞り機能を備えている。尚、仕様用途に応じてメータ
アウト絞り機能を備えた積層形制御弁10以外にも各種
の流体制御機能を備えた積層形制御弁を選択的に積層配
設することができる。18は取付面9Aに選択的に積層
配設した積層形制御弁10の最上段に位置したパイロッ
ト操作式の切換弁で、積層形制御弁10の各流路11
A、12A、13A、14A、15A、16A、17A
と連通する流路19A、20A、21A、22A、23
A、24A、25Aを有し、パイロット流路24A、2
5Aを流れるパイロット流体によりパイロット操作され
て各流路19A、20A、21A、22A、23A間を
切換制御自在に設けている。また、マニホールド1の取
付面9Bには、マニホールド1の各流路2、3、6A、
6Bと連通する流路11B、12B、13B、14B、
15Bおよびパイロット流路16B、17Bを本体26
Aの上下面に規格化して貫通開口しメータアウト絞り機
能を備えた積層形制御弁26を選択的に積層配設し、そ
の最上段には、積層形制御弁26の各流路11B、12
B、13B、14B、15B、16B、17Bと連通す
る流路19B、20B、21B、22B、23B、24
B、25Bを有してパイロット流路24B、25Bを流
れるパイロット流体によりパイロット操作されて各流路
19B、20B、21B、22B、23B間を切換制御
するパイロット操作式の切換弁27を位置している。そ
して、積層形制御弁10と切換弁18は4本のボルト部
材28によりマニホールド1に着脱自在に固設され、積
層形制御弁26と切換弁27は4本のボルト部材29に
よりマニホールド1に着脱自在に固設されている。
【0008】30A、31Aは切換弁18をパイロット
操作するパイロット流体の流れ方向を制御する2個の電
磁弁で、マニホールド1の取付面9Aと直交して相互に
対向する両側面に装着して設け、電磁弁30Aは通電非
通電により積層形制御弁10のパイロット流路16Aと
連通してマニホールド1に有したパイロット流路32A
を供給流路2と低圧流路3とに切換連通自在に設け、電
磁弁31Aは通電非通電によりパイロット流路17Aと
連通してマニホールド1に有したパイロット流路33A
を供給流路2と低圧流路3とに切換連通自在に設けてい
る。30B、31Bは切換弁27をパイロット操作する
パイロット流体の流れ方向を制御する2個の電磁弁で、
電磁弁30Bは電磁弁30Aに隣接してマニホールド1
に装着し、通電非通電により積層形制御弁26のパイロ
ット流路16Bと連通してマニホールド1に有したパイ
ロット流路32Bを供給流路2と低圧流路3とに切換連
通自在に設けている。また、電磁弁31Bは電磁弁31
Aに隣接してマニホールド1に装着し、通電非通電によ
りパイロット流路17Bと連通してマニホールド1に有
したパイロット流路33Bを供給流路2と低圧流路3と
に切換連通自在に設けている。
【0009】34はマニホールド1に装着して設けた端
子箱で、上方を開口してその内部に電磁弁30A、30
B、31A、31Bのための外部の電圧源からの電気配
線(図示せず)を電気接続する端子台35を収容して設
け、図3の上下方向の幅寸法をマニホールド1の幅寸法
より長く設けて両側部をマニホールド1より突出して設
けている。端子台35は外部からの電気配線を取り付け
るビス35Aによる圧着端子と、これに電気接続して下
方に突出した端子35Bとを複数組有している。36は
端子箱34の上方開口を閉塞する蓋部材で、端子箱34
に着脱自在に装着して設けている。37は端子箱34に
形成した挿通孔で、端子台35に電気接続する外部から
の電気配線を挿通するよう設けている。電磁弁30A、
30Bの複数の電気配線38Aは電磁弁30A、30B
に装着したダクト部材39Aの内部を挿通し、また電磁
弁31A、31Bの複数の電気配線38Bは電磁弁31
A、31Bに装着したダクト部材39Bの内部を挿通し
てそれぞれ端子箱34内の端子台35の端子35Bに半
田付けして電気接続し、外部からの電気配線と電気接続
するよう設けている。
【0010】負荷流路5Aに接続した圧力スイッチ7
は、半導体歪ゲージを用いた半導体式のものであり、調
整ツマミ7Aにより設定する圧力値を調整自在に設け、
負荷流路5Aの他方の開口部に螺着した管継手部材40
に取り付け取り外し可能に螺着してマニホールド1の他
側面1Bに突出して設けている。41は端子箱34の底
板に下方に突出して装着したコネクタ部材で、端子台3
5の電磁弁30A、…31Bからの電気配線38A、3
8Bを半田付けした残余の端子35Bに複数の電気配線
42を半田付けして電気接続して設けている。43は内
部に複数の電気配線を有した圧力スイッチ7の多芯ケー
ブルで、その先端には回動操作によりコネクタ部材41
に着脱自在に螺着する連結部43Aを有し、コネクタ部
材41への螺着により電気配線42を介して端子台35
に電気接続して設けている。そして、端子台35の電気
配線42を半田付けした複数の端子35Bと電気接続す
るビス35Aによる圧着端子には、圧力スイッチ7のた
めの外部電圧源からの電気配線(図示せず)および、圧
力スイッチ7から出力する電気信号により作動する報知
器等の負荷からの圧力スイッチ7のための電気配線(図
示せず)を端子箱34の挿通孔37を挿通して取り付け
て電気接続するよう設けている。尚、圧力スイッチ7を
負荷流路5A以外の負荷流路5Bもしくは6Aもしくは
6Bにも接続して設けた場合には、この圧力スイッチ7
の個数に応じてコネクタ部材41の個数を増加して端子
箱34の底板に装着することができる。
【0011】次に、かかる構成の作動を説明する。図1
および図4の状態は、圧力源Pより供給流路2に圧力流
体を供給しておらず、2個のアクチュエータ4A、4B
は停止している。この状態より、供給流路2に圧力流体
を供給すると、圧力流体は流路11A、19A、22
A、14A、負荷流路5Aを流れてアクチュエータ4A
のヘッド側に導入し、アクチュエータ4Aのロッド側の
流体は負荷流路5B、流路15A、23A、20A、1
2A、低圧流路3を流れてタンクTに排出され、アクチ
ュエータ4Aは図4の左方向にメータアウト絞り機能で
速度制御されて作動し左方端で停止する。このアクチュ
エータ4Aの左方向への作動で、負荷流路5Aを流れる
圧力流体の圧力が圧力スイッチ7の設定した圧力値にな
ると、圧力スイッチ7が作動して電気信号を多芯ケーブ
ル43、コネクタ部材41の電気配線42、端子台35
の端子35Bとビス35Aによる圧着端子をとおり外部
の報知器等の負荷に出力する。そして、負荷流路5Aを
流れる圧力流体の圧力が圧力スイッチ7の設定した圧力
値より低くなると、圧力スイッチ7は電気信号を出力し
なくなる。また、供給流路3の圧力流体は、流路11
B、19B、22B、14B、負荷流路6Aを流れてア
クチュエータ4Bのヘッド側に導入し、アクチュエータ
4Bのロッド側の流体は負荷流路6B、流路15B、2
3B、20B、12B、低圧流路3を流れてタンクTに
排出され、アクチュエータ4Bは図4の左方向にメータ
アウト絞り機能で速度制御されて作動し左方端で停止す
る。
【0012】アクチュエータ4Aが左方端で停止した前
述の状態より、電磁弁31Aを通電すると、電磁弁31
Aはパイロット流路33Aを供給流路2に切換連通し、
供給流路2の圧力流体の一部がパイロット流体としてパ
イロット流路33A、17A、25Aを流れて切換弁1
8をパイロット操作し、切換弁18は流路19Aを流路
23Aに流路22Aを流路21Aに切換制御する図4の
右側位置に切換り、供給流路3より流路11A、19A
を流れた圧力流体は流路23A、15A、負荷流路5B
を流れてアクチュエータ4Aのロッド側に導入し、アク
チュエータ4Aのヘッド側より負荷流路5A、流路14
A、22Aを流れた流体は流路21A、13A、低圧流
路3を流れてタンクTに排出され、アクチュエータ4A
は図4の右方向にメータアウト絞り機能で速度制御され
て作動し、図4に示す右方端で停止する。そして、電磁
弁31Aは非通電によりパイロット流路33Aを低圧流
路3に切換連通する図4の状態に復帰する。そして、再
びアクチュエータ4Aを図4の左方向に作動させる場合
には、電磁弁30Aの通電によりパイロット流路32A
を供給流路2に切換連通し、パイロット流体がパイロッ
ト流路32A、16A、24Aを流れて切換弁18をパ
イロット操作し、切換弁18は図4の状態に復帰作動
し、この後、電磁弁30Aを非通電して図4の状態に復
帰する。
【0013】また、左方端で停止したアクチュエータ4
Bを図4の状態の右方端まで作動するには、電磁弁31
Bの通電によりパイロット流路33Bを供給流路2に切
換連通し、パイロット流体がパイロット流路33B、1
7B、25Bを流れて切換弁27をパイロット操作し、
切換弁27は流路19Bを流路23Bに流路22Bを流
路21Bに切換制御する図4の右側位置に切換り、アク
チュエータ4Bは図4の右方向にメータアウト絞り機能
で速度制御されて作動し、図4に示す右方端で停止す
る。そして、電磁弁31Bは非通電により図4の状態に
復帰する。そして、再びアクチュエータ4Bを左方向に
作動させる場合には、電磁弁30Bを通電し、これによ
り切換弁27は図4の状態に復帰作動し、この後、電磁
弁30Bを非通電して図4の状態に復帰する。
【0014】かかる作動で、マニホールド1の取付面9
Aに、最上段にパイロット操作式の切換弁18を位置し
て選択的に積層配設した積層形制御弁10とは別に、圧
力スイッチ7をマニホールド1の他側面1Bに開口した
負荷流路5Aの他方の開口部に螺着した管継手部材40
に取り付け取り外し可能に螺着して設けているので、積
層形制御弁10および圧力スイッチ7を格別に取り扱い
できると共に、弁の積層高さ寸法を抑制でき、補修や回
路変更の作業を簡単に行うことができる。また、圧力ス
イッチ7の多芯ケーブル43内に有した電気配線を端子
箱34内に収容した端子台35に電気接続しているた
め、その電気配線の長さを短くでき、補修や回路変更の
作業を一層簡単に行うことができ、圧力スイッチの電
気配線の長さを短くできることによって、断線の発生を
軽減できて装置の信頼性を向上することができる。さら
にまた、端子箱34の幅寸法をマニホールド1の幅寸法
より長く設けて端子箱34の両側部をマニホールド1よ
り突出し、圧力スイッチ7の多芯ケーブル43をマニホ
ールド1より突出した端子箱34の底板に装着したコネ
クタ部材41に螺着することで多芯ケーブル43内に有
した電気配線を端子箱34の底板を挿通し電気配線42
を介して端子箱34内の端子台35に電気接続している
いるため、圧力スイッチ7から端子箱34に至る外部へ
露呈した多芯ケーブル43を端子箱34の側方へ飛び出
し難くでき、作業者が誤って電気配線を引っ掛けること
による断線の発生をより一層軽減することができる。
らにまた、マニホールド1の一側面1Aに開口した負荷
流路5Aの一方の開口部にアクチュエータ4Aを接続す
ると共に、マニホールド1の他側面1Bに開口した負荷
流路5Aの他方の開口部に圧力スイッチ7を接続してマ
ニホールド1に設けているため、アクチュエータ4Aと
圧力スイッチ7とをマニホールド1に対して別方向から
それぞれ負荷流路5Aに接続でき、その接続作業を相互
に干渉することなく行い易くできる。さらにまた、圧力
スイッチ7の多芯ケーブル43を着脱自在に螺着するコ
ネクタ部材41を端子箱34に設けているため、圧力ス
イッチ7の交換や点検作業に伴う圧力スイッチ7の電気
配線の取り外し取り付け作業を簡単に行うことができ
る。
【0015】図5は本発明の他実施例を示し、一実施例
と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異る個所
についてのみ説明する。圧力スイッチ7の複数の電気配
線44は、端子箱34の底板に装着した弾性材より成る
シール部材45を液密に挿通し、端子箱34内に収容し
た端子台35の端子35Bに半田付けして電気接続して
設けている。そして、一実施例に記載したコネクタ部材
41に伴う作用効果の他は一実施例と同様の作用効果を
得ることができる。
【0016】図6は本発明のさらに他実施例を示し、一
実施例と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異
る個所についてのみ説明する。マニホールド1に有した
負荷流路46A、46Bは、マニホールド1の一側面1
Aに開口して設け、マニホールド1の一側面1Aに着脱
自在に装着して負荷流路46Aの開口部に接続してフラ
ンジ部材47を設け、フランジ部材47には負荷流路4
6Aに分岐接続する分岐流路48を有し、アクチュエー
タ4Aを分岐流路48の一方に接続すると共に、圧力ス
イッチ7をフランジ部材47に着脱自在に螺着して分岐
流路48の他方に接続して設け、圧力スイッチ7の多芯
ケーブル43を着脱自在に螺着するコネクタ部材41
は、端子箱34の底板に一実施例のものとマニホールド
1を介して対向する位置に装着して設けている。そし
て、一実施例に記載した負荷流路5Aをマニホールド1
の一側面1Aと他側面1Bに開口したことによる作用効
果の他は一実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0017】
【発明の効果】このように請求項1に係る発明では、圧
力源に接続する供給流路と低圧側に接続する低圧流路と
を長手方向に延在すると共にアクチュエータに接続する
負荷流路を長手方向の側面に開口するよう内部に形成し
たマニホールドを有し、このマニホールド上面の供給流
路、低圧流路、負荷流路とそれぞれ連通する流路を規格
化して開口形成した取付面に、パイロット操作式の切換
弁を最上段に位置して積層形制御弁を選択的に積層配設
し、切換弁をパイロット操作するパイロット流体の流れ
方向を制御する電磁弁をマニホールドに設け、このマニ
ホールドには電磁弁の電気配線と電磁弁のための外部か
らの電気配線を電気接続する端子台を内部に収容した端
子箱を装着し、端子箱は幅寸法をマニホールドの幅寸法
より長く設けて両側部をマニホールドより突出して設
け、マニホールドの側面に開口する負荷流路に取り付け
取り外し可能に接続して圧力スイッチを設け、圧力スイ
ッチの電気配線を端子箱のマニホールドより突出した底
板を挿通して端子箱内の端子台で圧力スイッチのための
外部からの電気配線と電気接続しているので、積層形制
御弁および圧力スイッチを格別に取り扱いできると共
に、弁の積層高さ寸法を抑制でき、補修や回路変更の作
業を簡単に行うことができる。また、圧力スイッチの電
気配線をマニホールドに装着した端子箱内の端子台に電
気接続しているため、圧力スイッチの電気配線の長さを
短くでき、補修や回路変更の作業を一層簡単に行うこと
ができ、圧力スイッチの電気配線の長さを短くできるこ
とによって、断線の発生を軽減できて装置の信頼性を向
上することができる。さらにまた、端子箱の幅寸法をマ
ニホールドの幅寸法より長く設けて端子箱の両側部をマ
ニホールドより突出し、圧力スイッチの電気配線を端子
箱のマニホールドより突出した底板を挿通して端子箱内
の端子台に電気接続しているため、圧力スイッチから端
子箱に至る外部へ露呈した電気配線を端子箱の側方へ飛
び出し難くでき、作業者が誤って電気配線を引っ掛ける
ことによる断線の発生をより一層軽減することができる
効果を有する。また、請求項2に係る発明では、請求項
1に係る発明の効果に加え、端子箱のマニホールドより
突出した底板にコネクタ部材を装着し、圧力スイッチの
端子台への電気接続をコネクタ部材により着脱自在に設
けているため、圧力スイッチの電気配線の取り外し取り
付け作業を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(A)は積層形流体
制御装置の一部を断面にした正面図、(B)は(A)の
矢視Aから見た一部を断面にした図である。
【図2】図1(B)の矢視Bから見た一部内部を示した
図である。
【図3】図1(B)の矢視Cから見た図である。
【図4】本発明の一実施例を示した積層形流体制御装置
の回路図である。
【図5】本発明の他実施例を示した図である。
【図6】本発明のさらに他実施例を示した図である。
【図7】従来例を示した図である。
【符号の説明】
1マニホールド 2供給流路 3低圧流路 4A、4Bアクチュエータ 5A、5B、6A、6B、46A、46B負荷流路 7圧力スイッチ 9A、9B取付面 10、26積層形制御弁 18、27切換弁 30A、30B、31A、31B電磁弁 34端子箱 35端子台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 F16K 31/06 305

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源に接続する供給流路と低圧側に接
    続する低圧流路とを長手方向に延在すると共にアクチュ
    エータに接続する負荷流路を長手方向の側面に開口する
    よう内部に形成したマニホールドを有し、このマニホー
    ルド上面の供給流路、低圧流路、負荷流路とそれぞれ連
    通する流路を規格化して開口形成した取付面に、パイロ
    ット操作式の切換弁を最上段に位置して積層形制御弁を
    選択的に積層配設し、切換弁をパイロット操作するパイ
    ロット流体の流れ方向を制御する電磁弁マニホールド
    に設け、このマニホールドには電磁弁の電気配線と電磁
    弁のための外部からの電気配線を電気接続する端子台を
    内部に収容した端子箱を装着し、端子箱は幅寸法をマニ
    ホールドの幅寸法より長く設けて両側部をマニホールド
    より突出して設け、マニホールドの側面に開口する負荷
    流路に取り付け取り外し可能に接続して圧力スイッチを
    設け、圧力スイッチの電気配線を端子箱のマニホールド
    より突出した底板を挿通して端子箱内の端子台で圧力ス
    イッチのための外部からの電気配線と電気接続したこと
    を特徴とする積層形流体制御装置。
  2. 【請求項2】 端子箱のマニホールドより突出した底板
    にコネクタ部材を装着し、圧力スイッチの端子台への電
    気接続をコネクタ部材により着脱自在に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載した積層形流体制御装置。
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