JP3342019B2 - 人工呼吸装置 - Google Patents
人工呼吸装置Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/04—Tracheal tubes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
- A61M25/04—Holding devices, e.g. on the body in the body, e.g. expansible
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、近端(proximal end)と遠端(distal e
nd)を有するチューブを具備しており、該遠端は気管の
端部に向けて口及び咽頭を通過させられるようになって
いる。人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人工呼
吸装置に関する。
nd)を有するチューブを具備しており、該遠端は気管の
端部に向けて口及び咽頭を通過させられるようになって
いる。人又は哺乳動物に人工呼吸を与えるための人工呼
吸装置に関する。
声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装
置は医療活動で一般に知られている。それらは、唇と気
管(windpipe or trachea)との間の空気の良好な通
過を保証するために多くの手術及び集中治療で使用され
る。同時に、人工呼吸装置は例えば食道からの水分が気
管に入ることがないことを確実にする。人工呼吸装置は
一般に、口及び咽頭を通して気管に挿入される柔軟性プ
ラスチックチューブを含んで成る。その挿入を促進する
ために、チューブは或る曲率を有する。肺に向かって移
動させられるべきチューブの遠い方の端部(far end)
の回りに、該端部の近くに、バルーンが固定されてい
る。チューブは、該バルーンが全体として声帯を通過す
るまで気管に挿入される。チューブを配置した後、バル
ーンをホースにより膨らませ、その結果チューブの外壁
と気管の壁との間の空間は空気が通らないように遮断さ
れる。従って、空気圧は気管において人工呼吸装置によ
り増加されそして肺で低くなる。
置は医療活動で一般に知られている。それらは、唇と気
管(windpipe or trachea)との間の空気の良好な通
過を保証するために多くの手術及び集中治療で使用され
る。同時に、人工呼吸装置は例えば食道からの水分が気
管に入ることがないことを確実にする。人工呼吸装置は
一般に、口及び咽頭を通して気管に挿入される柔軟性プ
ラスチックチューブを含んで成る。その挿入を促進する
ために、チューブは或る曲率を有する。肺に向かって移
動させられるべきチューブの遠い方の端部(far end)
の回りに、該端部の近くに、バルーンが固定されてい
る。チューブは、該バルーンが全体として声帯を通過す
るまで気管に挿入される。チューブを配置した後、バル
ーンをホースにより膨らませ、その結果チューブの外壁
と気管の壁との間の空間は空気が通らないように遮断さ
れる。従って、空気圧は気管において人工呼吸装置によ
り増加されそして肺で低くなる。
声帯を越えて通って行くように設計された人工呼吸装
置は一般に大きな操作信頼性を保証する。従って、これ
らの人工呼吸装置は、患者が長時間人工呼吸を与えなけ
ればならない場合又は人工呼吸装置自体が人工呼吸の間
到達するのが困難である場合に使用される。これは、例
えば、患者が手術中胃にもたれている場合である。
置は一般に大きな操作信頼性を保証する。従って、これ
らの人工呼吸装置は、患者が長時間人工呼吸を与えなけ
ればならない場合又は人工呼吸装置自体が人工呼吸の間
到達するのが困難である場合に使用される。これは、例
えば、患者が手術中胃にもたれている場合である。
声帯を越えるまで気管の入り口に向けて口及び咽頭を
通過するように設計された先行技術に従う人工呼吸装置
の使用は大きな欠点を有する。気管が十分に遮断される
ことを保証するために、チューブの端部のバルーンが相
対的高い圧力で膨らまされなければならない。その圧力
は20〜30cm水(約2000〜3000Pa)のオーダーである。バ
ルーンを気管の内側の粘膜に対して押圧するこの高い圧
力は血管を圧縮して閉め、そのため粘膜への血液の供給
を妨げる。この結果として、気管内のチューブが長期間
使用されるならば、粘膜が死ぬことがあり、潰瘍が粘膜
に形成されることがあり、その後気管の壁に穴があくこ
とすらある。
通過するように設計された先行技術に従う人工呼吸装置
の使用は大きな欠点を有する。気管が十分に遮断される
ことを保証するために、チューブの端部のバルーンが相
対的高い圧力で膨らまされなければならない。その圧力
は20〜30cm水(約2000〜3000Pa)のオーダーである。バ
ルーンを気管の内側の粘膜に対して押圧するこの高い圧
力は血管を圧縮して閉め、そのため粘膜への血液の供給
を妨げる。この結果として、気管内のチューブが長期間
使用されるならば、粘膜が死ぬことがあり、潰瘍が粘膜
に形成されることがあり、その後気管の壁に穴があくこ
とすらある。
声帯を越えて通過するように設計された先行技術に従
う人工呼吸装置の他の欠点は、これらのチューブが挿入
中に声帯を損傷すことがあるということである。チュー
ブが働くためには、そのまわりにバルーンを有するチュ
ーブの遠い方の端部が声帯の間に挿入されなければなら
ない。これは、非常にこわれやすい声帯の間に相対的に
大きな容積が強制的に通されなければならないことを意
味する。声帯がチューブにより損傷を受けるならば、患
者に感染症、瘢痕組織の形成、気管の閉塞又は永久的な
嗄れ声をもたらすことがある。
う人工呼吸装置の他の欠点は、これらのチューブが挿入
中に声帯を損傷すことがあるということである。チュー
ブが働くためには、そのまわりにバルーンを有するチュ
ーブの遠い方の端部が声帯の間に挿入されなければなら
ない。これは、非常にこわれやすい声帯の間に相対的に
大きな容積が強制的に通されなければならないことを意
味する。声帯がチューブにより損傷を受けるならば、患
者に感染症、瘢痕組織の形成、気管の閉塞又は永久的な
嗄れ声をもたらすことがある。
本発明の目的は、声帯を越えて通過するように設計さ
れた先行技術に従う既知の人工呼吸装置の欠点のない人
工呼吸装置を製造することである。本発明は、特にチュ
ーブが咽頭又は上気道を損傷する危険を冒すことなく、
気管を十分に遮断しそして簡単に挿入されうる人工呼吸
装置を製造することを目的とする。
れた先行技術に従う既知の人工呼吸装置の欠点のない人
工呼吸装置を製造することである。本発明は、特にチュ
ーブが咽頭又は上気道を損傷する危険を冒すことなく、
気管を十分に遮断しそして簡単に挿入されうる人工呼吸
装置を製造することを目的とする。
その目的は、チューブの遠端が柔軟性ホース中に開い
ており(open out)、該ホースの近端が該チューブの
遠端に固定されており、該ホースの遠端は該チューブか
ら離れて延びており(extending away)、該ホースは
或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作ら
れており、そして該人工呼吸装置は該チューブの内側に
移動可能に取り付けられた挿入要素を具備し、該挿入要
素は近端と遠端を有し、該挿入要素の遠端は該ホースの
遠端に固定され、そして該挿入要素の近端は該チューブ
の近端から突き出しており、該挿入要素は、その近端に
よって、該挿入要素の遠端が本質的に該ホースの遠端に
引張力を及ぼさない第1の位置から、該チューブの遠端
に向けて、該挿入要素の遠端が該ホースの遠端に引張力
を及ぼして該ホースを締め付けさせる第2の位置に、該
チューブに対して移動可能であることにより達成され
る。
ており(open out)、該ホースの近端が該チューブの
遠端に固定されており、該ホースの遠端は該チューブか
ら離れて延びており(extending away)、該ホースは
或る種の記憶を有する材料(1種又は複数種)から作ら
れており、そして該人工呼吸装置は該チューブの内側に
移動可能に取り付けられた挿入要素を具備し、該挿入要
素は近端と遠端を有し、該挿入要素の遠端は該ホースの
遠端に固定され、そして該挿入要素の近端は該チューブ
の近端から突き出しており、該挿入要素は、その近端に
よって、該挿入要素の遠端が本質的に該ホースの遠端に
引張力を及ぼさない第1の位置から、該チューブの遠端
に向けて、該挿入要素の遠端が該ホースの遠端に引張力
を及ぼして該ホースを締め付けさせる第2の位置に、該
チューブに対して移動可能であることにより達成され
る。
本発明に従う人工呼吸装置の挿入期間中、ホースは引
張力によって締めつけられることができる。これは、チ
ューブの遠端に固定されたホースが相対的に小さい直径
で声帯を通ることができることを意味する。その結果、
声帯を損傷する危険が減少する。ホースが相対的に小さ
い直径で声帯を通った後、ホースに対する引張力は除去
される。ホースの材料の記憶作用がその後ホースに実質
的にその元の形状をとらせる。次いで外側壁によりホー
スは気管の内壁の粘膜に対して具合よく座る(nest)。
従って気管のシーリングは、先行技術に従う人工呼吸装
置の場合のように、高い圧力が及ぼされる膨張可能な要
素により保証されるのではなくて、気管の内壁の粘膜を
相対的に小さい力で押圧するホースにより保証される。
気管が遮断されるのを保証するのに約5cm水(約500Pa)
の圧力で十分である。このような低い圧力では、粘膜の
血液循環は危険にさらされないであろう。チューブそれ
自体ではなくてチューブの端部上のホースのみが声帯を
通過させられるので、本発明に従う人工呼吸装置の追加
の利点は、チューブの内径は先行技術に従う人工呼吸装
置の外径と丁度ほぼ同じであるように選ばれるというこ
とである。本発明に従う人工呼吸装置を通る空気の流れ
に対する抵抗は先行技術に従う人工呼吸装置を通る空気
の流れに対する抵抗と比べて相対的に低いであろう。ホ
ースの遠端に作用することができる挿入要素が存在する
ので、ホースに長手方向の力を加えること及びチューブ
の開口から長手方向力を除去することをチューブの近端
から調節することができる。
張力によって締めつけられることができる。これは、チ
ューブの遠端に固定されたホースが相対的に小さい直径
で声帯を通ることができることを意味する。その結果、
声帯を損傷する危険が減少する。ホースが相対的に小さ
い直径で声帯を通った後、ホースに対する引張力は除去
される。ホースの材料の記憶作用がその後ホースに実質
的にその元の形状をとらせる。次いで外側壁によりホー
スは気管の内壁の粘膜に対して具合よく座る(nest)。
従って気管のシーリングは、先行技術に従う人工呼吸装
置の場合のように、高い圧力が及ぼされる膨張可能な要
素により保証されるのではなくて、気管の内壁の粘膜を
相対的に小さい力で押圧するホースにより保証される。
気管が遮断されるのを保証するのに約5cm水(約500Pa)
の圧力で十分である。このような低い圧力では、粘膜の
血液循環は危険にさらされないであろう。チューブそれ
自体ではなくてチューブの端部上のホースのみが声帯を
通過させられるので、本発明に従う人工呼吸装置の追加
の利点は、チューブの内径は先行技術に従う人工呼吸装
置の外径と丁度ほぼ同じであるように選ばれるというこ
とである。本発明に従う人工呼吸装置を通る空気の流れ
に対する抵抗は先行技術に従う人工呼吸装置を通る空気
の流れに対する抵抗と比べて相対的に低いであろう。ホ
ースの遠端に作用することができる挿入要素が存在する
ので、ホースに長手方向の力を加えること及びチューブ
の開口から長手方向力を除去することをチューブの近端
から調節することができる。
本発明に従う人工呼吸装置の使用は、挿入要素の遠端
がホースの遠端に取り外し可能に固定される場合に改良
される。本発明に従えば、ホースの遠端は開口を備え、
そして挿入要素の遠端はホースの開口を通って突き出す
ことができるフックを具備することが可能である。
がホースの遠端に取り外し可能に固定される場合に改良
される。本発明に従えば、ホースの遠端は開口を備え、
そして挿入要素の遠端はホースの開口を通って突き出す
ことができるフックを具備することが可能である。
挿入要素は、その遠端のフックによってホースの開口
に係合することができる。これは、ホースを締めつける
のに必要なホースに対する長手方向力が挿入要素により
ホースに伝達されうるという利点を有する。ホースの遠
端は、それに引張力を及ぼすために、挿入要素に固定す
ることができる。
に係合することができる。これは、ホースを締めつける
のに必要なホースに対する長手方向力が挿入要素により
ホースに伝達されうるという利点を有する。ホースの遠
端は、それに引張力を及ぼすために、挿入要素に固定す
ることができる。
ホースの記憶作用は、チューブの遠端がフラップを備
えている場合に強められる。挿入期間中或る種の弾性に
よってお互いの方に向けて動かされるフラップは、それ
らの弾性によって、ホースに対する引張力が除去された
後ホースが元の形状をとるのを助ける。
えている場合に強められる。挿入期間中或る種の弾性に
よってお互いの方に向けて動かされるフラップは、それ
らの弾性によって、ホースに対する引張力が除去された
後ホースが元の形状をとるのを助ける。
薄い柔軟性のフイルムで覆われた網状の基材(reticu
lated base)からホースを構成するのが有利である。
例えばエラストマーの網状の基材は本発明の基礎になる
チューブの記憶作用を与える。次いで例えばエラストマ
ーの薄い柔軟性フイルムはホースの気密閉鎖(airtight
closure)を与える。
lated base)からホースを構成するのが有利である。
例えばエラストマーの網状の基材は本発明の基礎になる
チューブの記憶作用を与える。次いで例えばエラストマ
ーの薄い柔軟性フイルムはホースの気密閉鎖(airtight
closure)を与える。
挿入要素をプラスチックで覆われたアルミニウムから
作ることを確実にするためにあらゆる努力がなされる。
それは、アルミニウムが手で容易に変形されるという利
点を有する。手で変形されうる挿入要素によって、本発
明に従う人工呼吸装置は或る曲率を与えられることがで
き、それによりチューブの位置決めを促進することがで
きる。
作ることを確実にするためにあらゆる努力がなされる。
それは、アルミニウムが手で容易に変形されるという利
点を有する。手で変形されうる挿入要素によって、本発
明に従う人工呼吸装置は或る曲率を与えられることがで
き、それによりチューブの位置決めを促進することがで
きる。
本発明に従う人工呼吸装置の操作及び使用を、例示的
態様を示す図面を参照して説明する。
態様を示す図面を参照して説明する。
図1はホースが締めつけられた状態にある本発明に従
う人工呼吸装置の略図である。
う人工呼吸装置の略図である。
図2はホースが締めつけられていない状態にある本発
明に従う人工呼吸装置の略図である。
明に従う人工呼吸装置の略図である。
図3はフラップのレベルにおける人工呼吸装置の断面
図である。
図である。
図4は人に導入された本発明に従う人工呼吸装置の略
図である。
図である。
図1は、肺に向けて移動させられるべき人工呼吸装置
1の遠端を示す。チューブ2の端部はホース3中に開い
ている(open out)。チューブ2の端部は或る数のフ
ラップ7を備えている。ホース3は薄いフイルム5をそ
の上に有する網状材料4から構成される。ホース3の端
部では、フイルム5において開口6が形成されている。
挿入要素8によってホース3に引張力を及ぼすことがで
きる。挿入要素8は球状部分9で終わっておりそして複
数の固定要素10、例えばフックを備えている。固定要素
10にホース3の端部を引っかけることができる。肺に向
けて移動されるべき遠い方の端部から挿入要素8を押し
出すことにより、引張力がホース3に及ぼされそしてホ
ース3を締めつけ(consttrict)。締めつけられたホー
ス3の直径はチューブ2の直径より小さいことが図1か
ら分かる。次いで挿入要素8を他の方向に移動させるこ
とによって、固定要素10はホースから取り外され、そし
てホース3は記憶作用の結果として実質的にその元の形
状を回復することができる。
1の遠端を示す。チューブ2の端部はホース3中に開い
ている(open out)。チューブ2の端部は或る数のフ
ラップ7を備えている。ホース3は薄いフイルム5をそ
の上に有する網状材料4から構成される。ホース3の端
部では、フイルム5において開口6が形成されている。
挿入要素8によってホース3に引張力を及ぼすことがで
きる。挿入要素8は球状部分9で終わっておりそして複
数の固定要素10、例えばフックを備えている。固定要素
10にホース3の端部を引っかけることができる。肺に向
けて移動されるべき遠い方の端部から挿入要素8を押し
出すことにより、引張力がホース3に及ぼされそしてホ
ース3を締めつけ(consttrict)。締めつけられたホー
ス3の直径はチューブ2の直径より小さいことが図1か
ら分かる。次いで挿入要素8を他の方向に移動させるこ
とによって、固定要素10はホースから取り外され、そし
てホース3は記憶作用の結果として実質的にその元の形
状を回復することができる。
図2は、ホース3に対して引張力が及ぼされていない
状況にある人工呼吸装置1の略図である。締めつけられ
ていないホース3の直径はチューブ2の直径より今は大
きい。チューブ2の端部に固定されたフラップ7は図2
から分かるように開かれている(fold out)。図1に
示されたようにホース3に引張力が加えられると、フラ
ップ7はお互いの方に向けて動かされ、そして或る弾力
を蓄積する。図2に示されたようにホース3に対する引
張力が除去されると、フラップ7はそれらの弾力によっ
てホース3がその元の形状をとるのを助ける。フラップ
7は引張力が除去された後開くので、球状部分9及びそ
の上の固定要素10を有する挿入要素8はホース3からそ
して更にチューブ2を通って容易に引張戻されることが
できる。
状況にある人工呼吸装置1の略図である。締めつけられ
ていないホース3の直径はチューブ2の直径より今は大
きい。チューブ2の端部に固定されたフラップ7は図2
から分かるように開かれている(fold out)。図1に
示されたようにホース3に引張力が加えられると、フラ
ップ7はお互いの方に向けて動かされ、そして或る弾力
を蓄積する。図2に示されたようにホース3に対する引
張力が除去されると、フラップ7はそれらの弾力によっ
てホース3がその元の形状をとるのを助ける。フラップ
7は引張力が除去された後開くので、球状部分9及びそ
の上の固定要素10を有する挿入要素8はホース3からそ
して更にチューブ2を通って容易に引張戻されることが
できる。
図3はフラップ7のレベルにおける人工呼吸装置1の
断面図である。この図はフラップ7がお互いの方に向け
てたたまれた(fold)状況を示す。この図は6個のフラ
ップ7が一緒になって円形断面を形成している状況を示
す。もちろん、他の数のフラップ、例えば4、5又は8
個のフラップで円形断面をつくることも可能である。
断面図である。この図はフラップ7がお互いの方に向け
てたたまれた(fold)状況を示す。この図は6個のフラ
ップ7が一緒になって円形断面を形成している状況を示
す。もちろん、他の数のフラップ、例えば4、5又は8
個のフラップで円形断面をつくることも可能である。
図4は人に挿入された人工呼吸装置1の略図である。
チューブ2は、フラップ7が声帯20の間に位置するまで
気管21の方向に口及び咽頭を通して挿入される。フラッ
プ7に蓄積された弾力は常に声帯20のレベルにおける自
由な空気の通過を保証する。ホース3は声帯20の肺側に
おいて実質的に気管23の入り口に位置している。図4
は、ホース3の端部が挿入要素8から取り外されている
状況を示す。ホース3は実質的にその元の形状をとって
おりそして気管21の壁の粘膜23によりかかっている。気
管21の粘膜23に対してホース3により及ぼされた力(約
5cm水)は相対的に小さいけれども、ホース3は気管21
を十分に遮断する。気管21において人工呼吸装置1の下
に空気圧が蓄積されうる。ホース3は例えば食道22から
の水分の透過からも気管21を保護する。
チューブ2は、フラップ7が声帯20の間に位置するまで
気管21の方向に口及び咽頭を通して挿入される。フラッ
プ7に蓄積された弾力は常に声帯20のレベルにおける自
由な空気の通過を保証する。ホース3は声帯20の肺側に
おいて実質的に気管23の入り口に位置している。図4
は、ホース3の端部が挿入要素8から取り外されている
状況を示す。ホース3は実質的にその元の形状をとって
おりそして気管21の壁の粘膜23によりかかっている。気
管21の粘膜23に対してホース3により及ぼされた力(約
5cm水)は相対的に小さいけれども、ホース3は気管21
を十分に遮断する。気管21において人工呼吸装置1の下
に空気圧が蓄積されうる。ホース3は例えば食道22から
の水分の透過からも気管21を保護する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−197970(JP,A) 米国特許5065757(US,A) 米国特許3996938(US,A) 米国特許4650466(US,A) 米国特許2541691(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 16/04
Claims (6)
- 【請求項1】近端と遠端を有するチューブを具備し、該
遠端は気管の端部に向けて口及び咽頭を通過させられる
ようになっている、人又は哺乳動物に人工呼吸を与える
ための人工呼吸装置であって、チューブ(2)の遠端が
柔軟性ホース(3)中に開いており、該ホース(3)の
近端が該チューブの遠端に固定されており、該ホース
(3)の遠端は該チューブ(2)から離れて延びてお
り、該ホース(3)は記憶作用を有する材料(1種又は
複数種)から作られており、そして該人工呼吸装置は該
チューブ(2)の内側に移動可能に取り付けられた挿入
要素(8)を具備し、該挿入要素(8)は近端と遠端を
有し、該挿入要素(8)の遠端はホース(3)の遠端に
固定され、そして該挿入要素(8)の近端は該チューブ
(2)の近端から突き出しており、該挿入要素は、その
近端によって、該挿入要素(8)の遠端が本質的に該ホ
ース(3)の遠端に引張力を及ぼさない第1の位置か
ら、該チューブの遠端に向けて、該挿入要素(8)の遠
端が該ホース(3)の遠端に引張力を及ぼして該ホース
(3)を締め付けさせる第2の位置に、該チューブ
(2)に対して移動可能であることを特徴とする人工呼
吸装置。 - 【請求項2】挿入要素(8)の遠端がホース(3)の遠
端に取り外し可能に固定されていることを特徴とする請
求の範囲1に記載の人工呼吸装置。 - 【請求項3】ホース(3)の遠端が開口(6)を備え、
そして挿入要素(8)の遠端がホース(3)の開口
(6)を通って突き出すことができるフックを具備する
ことを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の人工呼吸
装置。 - 【請求項4】チューブ(2)遠端がフラップ(7)を備
えていることを特徴とする請求の範囲1〜3のいずれか
1に記載の人工呼吸装置。 - 【請求項5】ホース(3)が薄い柔軟性フイルム(5)
で覆われた網状の基材(4)を有することを特徴とする
請求の範囲1〜4のいずれか1に記載の人工呼吸装置。 - 【請求項6】挿入要素(8)がプラスチックで覆われた
アルミニウムから作られていることを特徴とする請求の
範囲1〜5のいずれか1に記載の人工呼吸装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL1004721 | 1996-12-06 | ||
NL1004721A NL1004721C2 (nl) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | Beademingsinrichting. |
PCT/NL1997/000669 WO1998024498A1 (en) | 1996-12-06 | 1997-12-05 | Artificial respiration device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000506767A JP2000506767A (ja) | 2000-06-06 |
JP3342019B2 true JP3342019B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=19764009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52548198A Expired - Fee Related JP3342019B2 (ja) | 1996-12-06 | 1997-12-05 | 人工呼吸装置 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6216696B1 (ja) |
EP (1) | EP0952860B1 (ja) |
JP (1) | JP3342019B2 (ja) |
AT (1) | ATE262942T1 (ja) |
AU (1) | AU5417698A (ja) |
DE (1) | DE69728421T2 (ja) |
DK (1) | DK0952860T3 (ja) |
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