JP3340392B2 - 情報処理装置並びにそのハードディスク装置の支持装置 - Google Patents

情報処理装置並びにそのハードディスク装置の支持装置

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JP3340392B2
JP3340392B2 JP24877798A JP24877798A JP3340392B2 JP 3340392 B2 JP3340392 B2 JP 3340392B2 JP 24877798 A JP24877798 A JP 24877798A JP 24877798 A JP24877798 A JP 24877798A JP 3340392 B2 JP3340392 B2 JP 3340392B2
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真剛 福永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置並び
にそのハードディスク装置の支持装置、特に、情報処理
装置等の電子機器に対するハードディスク装置の着脱を
容易に行うと共に、安定して支持することのできる情報
処理装置並びにそのハードディスク装置の支持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な情報社会の発達に伴い、各
種情報の送受信が盛んに行われるようになった。その結
果、コンピュータ等を携帯してオフィスの外で各種情報
の活用を行う機会が増えた。例えば、携帯した小型のコ
ンピュータを利用し外出先で営業マンが受発注資料や業
務記録を作成したり、データの入力・照会を行ったり、
コンピュータを利用して作成した企画のプレゼンテーシ
ョン等が日常的に行われている。
【0003】このようにコンピュータをオフィスの外で
使用するために携帯する場合、そのコンピュータは、多
機能であることはいうまでもなく、小型化、特に軽量化
と薄型化が要求される。このようなコンピュータ等の電
子機器の小型化を行う場合、筐体内部のデットスペース
を最小限度に抑える必要があり、当該電子機器を構成す
る内部構成部品は密集的に配置される。この時、取り外
す可能性のある部品、例えばバッテリーパックやハード
ディスク装置(以下、HDDという)等は着脱容易な位
置や形態で、筐体内部に配置される必要がある。また、
HDDは、機能上、振動に敏感であり、十分な振動対策
(制振構造)が行われつつ、支持されることが好まし
い。
【0004】従来、HDDを筐体内部に配置する場合、
振動を良好に吸収するために、スプリング機能付き支持
台等を利用すると共に、この支持台に対してHDDを完
全に固定するために、ブラケット等の補助部品を利用し
たネジ止めが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、電子機器(特に携帯型コンピュータ)の小型化、薄
型化が盛んに行われている今日では、スプリング機能付
き支持台やブラケット等の使用は部品点数の増加、取付
スペースの増加を招き好ましくない。また、電子機器の
構成部品を密集的に配置する場合、必ずしもHDD等を
着脱が容易な位置に配置することができないという場合
も生じる。例えば、HDDの一部がカバーや他部品の下
に入り込んでしまうような部品レイアウトしかできない
場合も度々生じる。このような場合、HDDの着脱のた
めに周辺部品の着脱が必要になり、当該HDDの着脱作
業が繁雑になるという問題が生じる。また、他部品の干
渉を避けようとすると設計の自由度(部品レイアウト
等)が低下してしまうという問題も生じる。
【0006】本発明は上記従来の問題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、情報記憶装置の着脱を容易に行
うことができると共に、省スペースで、安定してハード
ディスク装置を支持することのできる情報処理装置並び
にそのハードディスク装置の支持装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る情報処理装置は、少なくとも4つの側
面を有する情報記憶装置と、前記4つの側面のうちの第
1の側面側に設けられ、前記情報記憶装置の前記第1の
側面と平行な2方向、及び、この2方向に対して垂直
で、前記情報記憶装置の上面に対して平行な第1の方向
の動きを規制し、前記情報記憶装置を前記第1の方向と
逆方向成分を有する第2の方向に着脱自在に保持する保
持部材と、前記情報記憶装置の第1の側面と対向する第
2の側面側に設けられ、前記保持部材に対して前記情報
記憶装置を前記第1の方向成分を有する方向に押すとと
もに前記情報記憶装置を着脱自在に支持する付勢部材
と、前記付勢部材が取り付けられると共に前記情報記憶
装置を収納する筐体とを備え、前記保持部材は、前記情
報記憶装置の前記第1の側面側に設けられた係合爪と、
前記筐体の内壁面であって前記情報記憶装置の収納時に
前記係合爪と係合する位置に配設されたボスとを有し、
前記付勢部材は、前記情報記憶装置が前記ボスと前記付
勢部材との間の収納空間に収納され前記ボスと前記係合
爪とが係合している状態において発生する付勢力によっ
て前記情報記憶装置を支持するものとする。
【0008】また、前記情報記憶装置は、前記収納空間
に係合爪形成側から斜めに挿入され、前記係合爪が前記
ボスに係合された後、押し込まれることにより前記収納
空間に収納されるものである
【0009】また、前記係合爪の先端部は、斜め上方に
屈曲されており、前記ボスは、前記情報記憶装置が装着
される際に前記係合爪の先端部を誘導する溝を有するも
のである
【0010】前記目的を達成するために、本発明に係る
ハードディスク装置の支持装置は、電子機器の筐体内部
にハードディスク装置を着脱自在に支持するハードディ
スク装置の支持装置であって、前記筐体の内壁面に突設
されたボスと、前記筐体に取り付けられ、前記ボスにハ
ードディスク装置を押し付けることにより前記ボスとで
当該ハードディスク装置を持する付勢部材と、前記ハ
ードディスク装置のボス当接面に形成され前記ボスと係
合する係合爪とを含み前記付勢部材は、前記ハードデ
ィスク装置が前記ボスと前記付勢部材との間の収納空間
に係合爪形成側から斜めに挿入され、前記ボスと前記
合爪とが係合された後、当該ハードディスク装置が前記
収納空間に押し込まれることによって付勢力を発生し、
当該ハードディスク装置を支持するものとする。
【0011】また、前記ボスは、周囲に弾性部材を有
し、前記係合爪を介してハードディスク装置を弾性支持
するものとする。
【0012】また、前記係合爪は、先端部が前記ボスの
形成面に対して斜め上方に屈曲しているものとする。
【0013】さらに、前記ハードディスク装置と筐体の
内壁面との間に弾性シートを介在させ、ハードディスク
装置を弾性支持するものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を用いて説明する。
【0015】図1は、本実施の形態に係るハードディス
ク装置(以下、HDDという)の支持装置を筐体内部に
有する電子機器(情報処理装置)の一例としての携帯型
コンピュータ(以下、ノートパソコンという)10の主
要部品を示す分解斜視図である。当該ノートパソコン1
0の筐体を構成するボトム12上には、メインボード1
4、DC/DCボード16、メモリーボード18、I/
Oボード20、情報記憶装置であるHDD22、CPU
24、PCカードスロット26、マイク28、スピーカ
30等がそれぞれユニット化され、密集配置されてい
る。また、前記ボトム12には、着脱自在にバッテリー
パック32も配置されている。
【0016】さらに、前記ボトム12に係合可能なカバ
ー34には、キーボード36及びポインティングパッド
38を有するパームレスト40が配置される。前記キー
ボード36及びパームレスト40は、それぞれ開閉自在
であり、開閉により前記HDD22やバッテリーパック
32等の交換や各種構成部品のメンテナンスやメモリの
増設等を容易に行えるようにしている。
【0017】また、前記ボトム12には液晶表示器(L
CD)42が当該ボトム12に対して開閉自在に接続さ
れている。なお、LCD42とボトム12との接続部に
は、両者を接続するヒンジ機構や接続ケーブル等を表面
に露出させないようにすると共に接続部から筐体内部に
ゴミ等が混入しないようにするためにLCDキャップ4
4が配置される。また、前述した各内部構成部品はフレ
キシブルケーブルやソケット等の接続手段により相互に
接続されている。さらに、動作時に発熱するCPU24
を最適な温度環境下で動作させるために、当該CPU2
4を覆うようにヒートスプレッダ46が配置されてい
る。このヒートスプレッダ46は、アルミニウム等で形
成された板状の部品であり、発熱部品であるCPU24
からの熱を広範囲に拡散することによって、効率的な放
熱を行っている。この他に良好な放熱を行うために図示
しない排気ファン等が設けられ、筐体内部の温度を下げ
るようになっている。
【0018】本実施の形態の特徴的事項は、HDD22
が筐体の内壁面に突設されたボスと、付勢部材とによっ
て形成される収納空間に斜めに挿入された後、前記収納
空間に押し込まれることによって、付勢部材が付勢力を
発生しボスと付勢部材とによってHDDを持するとこ
ろである。この実施形態において、後述するボス50及
び係合爪64は保持部材である。
【0019】図2には、HDD22の収納空間48を有
する前記ボトム12を他の方向から見た斜視図が示され
ている。前記収納空間48の一方向は、ボトム12の底
面に突設された2本のボス50と、当該ボス50に対し
て所定距離隔てて、ボトム12上に形成された付勢部材
としての板バネ52とで定義され、それと直交する方向
は、ノートパソコン10を構成する他の構成部品の配置
によって定義されている。
【0020】前記ボス50及び板バネ52の拡大図を図
3(a),(b)に示す。本実施の形態では、図3
(a)に示すようなボス50を図2に示すように、2本
平行に配置している。このボス50は、その周囲に、例
えばシリコンゴム等の弾性部材で形成されるダンパ54
を有している。このダンパ54には、後述するHDD2
2に固定された係合爪と係合するための溝54aが周設
されている。なお、このダンパ54はワッシャ56を介
して固定ピン58(ネジでもよい)で固定されている。
また、ダンパ54をボス50に装着する時、独立したダ
ンパ54をそれぞれのボス50に装着してもよいが、小
部品であるため、組み立て時の紛失防止を考慮して2個
のダンパ54を連結部材で一体化してもよい。この場
合、組立性が向上する。
【0021】図2に示すように、HDD22を筐体内に
装着したとき、保持部材であるボス50と係合爪64は
係合され、第1の側面であるHDD22のボス50当接
面と平行な2方向CにHDD22が動かないように保持
する。同時に、板バネ52がHDD22を押す第1の方
向Bに対して、HDD22の動きを規制して保持する。
この方向Bは、方向Cと垂直で装着時のHDD22の上
面22aと平行な方向、すなわち、第一の側面22cと
垂直な方向成分を含んでいる。
【0022】なお、着脱を容易にするため、ボス50と
係合爪64は、上述の第1の方向Bとは、逆方向の第2
の方向Dに対しては、HDD22を固定しないように
けられる。従って、HDD22は、保持部材と付勢部材
により、上面22aに垂直な方向成分を有する方向に着
脱自在に保持されている。
【0023】一方、板バネ52は、図3(b)に示すよ
うに、断面略への字形状を呈する板状部品であり、側面
にHDD22を固定すると共に、HDD22が装着され
たときに、HDD22に形成された溝と係合してクリッ
ク感を得るための突起52aが形成されている。この板
バネ52は、HDD22が当該板バネ52と前記ボス5
0とで形成される収納空間48に対して挿入動作される
時に、矢印A方向に撓み、HDD22が所定位置に押し
込まれた状態で、矢印B方向に付勢力を発生するように
なっている。前述したように、前記ボス50の周囲に
は、ダンパ54が設けられているため、HDD22は板
バネ52に付勢されることによって、前記収納空間48
に強固に支持されることになる。また、ダンパ54の弾
性力によって、ボトム12等に振動が加わった場合でも
その振動をダンパ54が吸収し、直接HDD22に振動
が伝わらないようにしている。さらに、図2に示すよう
に、ボトム12には、HDD22が装着された場合にH
DD22に伝わる振動を吸収、低減するためのクッショ
ン60が配置されている。
【0024】また、HDD22の上面にも弾性シート6
2が粘付されている。図1に示すように、本実施の形態
のノートパソコン10は、薄型化のため、HDD22の
上にはキーボード36が配置される。そのためキーボー
ド36の使用時の振動をHDD22に伝えないようにす
るために防振機能を有する弾性シート62(例えば、発
泡性樹脂シートやゴムシート等)が配置される。さら
に、この弾性シート62は、キーボード36の装着時
に、当該キーボード36によって下方に押圧され、ボト
ム12に対して、HDD22を弾性支持する機能を有し
ている。
【0025】また、第1の側面22cである前記HDD
22のボス50当接面には、ボス50に対して、HDD
22の位置決めを行うための係合爪64が2本設けられ
ている。この係合爪64は、ステンレス等で形成され、
フォーク形状を呈し、その内径は前記ボス50のダンパ
54の溝54aと一致する係合可能な幅になっている。
この係合爪64は、後述するHDD22の斜めからの挿
入動作を容易にするために、先端部が斜め上方に屈曲し
ている(後述の図5参照)。この屈曲によって、斜めか
ら挿入されるHDD22を容易に溝54aに導くと共
に、HDD22がボトム12に対して平行になるように
押し込まれた時には、この屈曲部が溝54aの上面を付
勢し、ダンパ54との密着度を向上し、支持機能及び防
振機能を向上する。また、屈曲部は、溝54aの上面を
付勢しなくてもよい。この場合も図6に示すように、係
合爪64が溝54aと平行とはならず、角度を有するた
め、HDD22の上面と平行方向に抜けずらく保持力を
発揮する。
【0026】図4、図5には、上述したような支持構成
を有するノートパソコン10とHDD22の装着手順が
示されている。まず、LCDキャップ44を取り外し、
開閉自在に取り付けられたキーボード36を手前側に開
く。この状態でボス50と板バネ52とで形成されHD
D22を収納する収納空間48が露出する。この収納空
間48にHDD22の係合爪64側から当該HDD22
を斜めに挿入する。前述したように係合爪64は先端が
上方に屈曲しているので、斜めにHDD22を挿入して
も係合爪64の先端部は、ほぼ水平にダンパ54の溝5
4aに挿入できる。そして、係合爪64とダンパ54と
が完全に係合したらHDD22をボトム12に向かって
押し込む。この時、前記板バネ52は、図3(b)に示
すよう矢印A方向に撓み矢印B方向に付勢力を発生する
と共に、HDD22が所定位置まで押し込まれると、突
起52aがHDD22に形成された溝に係合し、クリッ
ク感を発生し、HDD22をロックする。
【0027】図6には、HDD22が所定位置に押し込
まれ、キーボード36が所定位置に閉じられた状態を示
している。図6に示されるように、HDD22は、ボス
50(ダンパ54)と板バネ52によって前端及び後端
を支持され、上下をクッション60及び弾性シート62
によって支持され、収納空間48内部に弾性的かつ安定
的に固定される。このようにHDD22は、ネジ等の固
定手段を使用することなく、振動対策を良好に行いつつ
容易に固定することができる。さらに、前述したよう
に、ノートパソコン10の小型化、薄型化を行うと構成
部品のレイアウトに制限が生じ、図5に示すように、H
DD22の収納空間48の一部がカバー34の下側に入
り込んでしまう場合があるが、本実施の形態のようにH
DD22を斜めに挿入することにより、収納空間48の
全てが露出しない場合でも、容易にカバー34の下側に
HDD22を導き収納空間48に装着することが可能に
なる。この結果、部品レイアウト(設計)の自由度を向
上することができる。また、HDD22の支持構造を上
述のように、ボス50(ダンパ54)と板バネ52等で
挟持し固定する構造とするので、従来のようにネジ止め
用のブラケット等を使用する必要がなくなり、部品点数
を削減すると共に、薄型化に貢献することができる。な
お、本実施の形態では、筐体の上面側からHDD22を
挿入したが、筐体底面に穴をあけ、底面側からHDD2
2を挿入するようにしてもよい。
【0028】さらに、装着されているHDD22を取り
外す際も、キーボード36を開けた後、HDD22を手
前斜め上方に引き上げるのみで、取り外すことが可能に
なり、取り外し作業を迅速かつ容易に行うことができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、少な
くとも4つの側面を有する情報記憶装置と、前記4つの
側面のうちの第1の側面側に設けられ、前記情報記憶装
置の前記第1の側面と平行な2方向、及び、この2方向
に対して垂直で、前記情報記憶装置の上面に対して平行
な第1の方向の動きを規制し、前記情報記憶装置を前記
第1の方向と逆方向成分を有する第2の方向に着脱自在
に保持する保持部材と、前記4つの側面のうちの1つの
側面側に設けられ、前記保持部材に対して、前記情報記
憶装置を前記第1の方向成分を有する方向に押すととも
に、前記情報記憶装置を着脱自在に支持する付勢部材
と、前記保持部材と前記付勢部材を支持する筐体と、を
備えるので、着脱容易で、かつ、少なくとも残り2つの
側面側に情報処理装置を保持するための部材を置くスペ
ースが減るため、省スペース化を図ることができる。
【0030】また、この発明によれば、前記筐体は、前
記情報記憶装置の底面を支持する底面と、前記情報記憶
装置の上面の前記第1の側面側の一部を覆うカバーとを
有し、前記付勢部材は、前記情報記憶装置の第1の側面
と対向する第2の側面側に設けられ、前記保持部材は、
前記情報処理装置に固定されるとともに、前記情報処理
装置の側面側に設けられた係合爪と、当該係合爪と係合
し、前記筐体の内壁面に突出したボスと、を備えるの
で、カバーを外さずに着脱できるため着脱作業が容易
で、かつ、省スペース化を図ることができる。
【0031】また、この発明によれば、前記付勢部材
は、前記情報処理装置の第1の側面と対向する第2の側
面側に設けられ、前記保持部材は、前記情報処理装置に
固定されるとともに、前記情報処理装置の側面側に設け
られ、先端部が斜め上方に屈曲した係合爪と、前記筐体
の内壁面に突出され、前記係合爪と係合する溝を有する
ボスと、を備えるので、情報記憶装置を傾けた状態で、
係合爪の先端部とボスの溝とを容易に係合することがで
き、情報処理装置の着脱が容易にできる。しかも、係合
部の中部又は後部をボスに係合させた際には、高い保持
力を得ることができる。
【0032】また、この発明によれば、ハードディスク
装置(HDD)をボスと付勢部材との間の収納空間にハ
ードディスク装置に形成された係合爪形成側から斜めに
挿入し、前記ボスと係合爪とを係合させた後、当該ハー
ドディスク装置を前記収納空間に押し込むことによって
付勢部材(板バネ)に付勢力を発生させ、ハードディス
ク装置を支持するので、当該ハードディスク装置の着脱
を容易に行うことができる。
【0033】また、この発明によれば、前記ボスの周囲
に弾性部材を配置し、前記係合爪を介してハードディス
ク装置を弾性支持するので、電子機器に付加される振動
を前記弾性部材で吸収可能なので、ハードディスク装置
に振動が伝わることが防止され、かつ弾性力によって安
定的に支持することができる。
【0034】また、この発明によれば、前記係合爪は、
先端部が前記ボスの形成面に対して斜め上方に屈曲して
いるので、ハードディスク装置をボスと付勢部材とで形
成される収納空間に斜めに挿入する時も、係合爪の先端
をボスに水平に導き、当該係合爪とボスとを確実かつ容
易に係合させることが可能で、ハードディスク装置の装
着を容易にすることができる。
【0035】さらに、この発明によれば、前記ハードデ
ィスク装置と筐体の内壁面との間に弾性シートを介在さ
せ、ハードディスク装置を弾性支持するので、当該ハー
ドディスク装置を筐体に対して確実に支持することがで
きると共に、電子機器に付加される振動を前記弾性シー
トで吸収可能なので、ハードディスク装置に振動が伝わ
ることをさらに防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態のハードディスク装
置の支持装置を備えたノートパソコンの主要部品の分解
斜視図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態のハードディスク装
置の支持装置とボトムに形成された収納空間との関係を
説明する説明図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態のハードディスク装
置の支持装置のボスと付勢手段(板バネ)の構成を説明
する断面図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態の支持装置のハード
ディスク装置の装着手順を説明する斜視図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態の支持装置のハード
ディスク装置の装着手順を説明する断面図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態の支持装置のハード
ディスク装置の装着完了状態を説明する断面図である。
【符号の説明】 10 携帯型コンピュータ(電子機器)、12 ボト
ム、22 ハードディスク装置(HDD)、48 収納
空間、50 ボス、52 板バネ(付勢部材)、54
ダンパ、62 弾性シート、64 係合爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−55919(JP,A) 特開 平9−114542(JP,A) 特開 平9−297631(JP,A) 特開 平5−289776(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 - 1/18 G06F 3/00 H05K 7/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも4つの側面を有する情報記憶
    装置と、 前記4つの側面のうちの第1の側面側に設けられ、前記
    情報記憶装置の前記第1の側面と平行な2方向、及び、
    この2方向に対して垂直で前記情報記憶装置の上面に対
    して平行な第1の方向の動きを規制し、前記情報記憶装
    置を前記第1の方向と逆方向成分を有する第2の方向に
    着脱自在に保持する保持部材と、前記情報記憶装置の第1の側面と対向する第2の側面側
    に設けられ、 前記保持部材に対して前記情報記憶装置を
    前記第1の方向成分を有する方向に押すとともに前記情
    報記憶装置を着脱自在に支持する付勢部材と、前記付勢部材が取り付けられると共に前記情報記憶装置
    を収納する 筐体と、 を備え 前記保持部材は、 前記情報記憶装置の前記第1の側面側に設けられた係合
    爪と、 前記筐体の内壁面であって前記情報記憶装置の収納時に
    前記係合爪と係合する位置に配設されたボスと、 を有し、 前記付勢部材は、前記情報記憶装置が前記ボスと前記付
    勢部材との間の収納空間に収納され前記ボスと前記係合
    爪とが係合している状態において発生する付勢力によっ
    て前記情報記憶装置を支持する ことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶装置は、前記収納空間に係
    合爪形成側から斜めに挿入され、前記係合爪が前記ボス
    に係合された後、押し込まれることにより前記収納空間
    に収納されることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記係合爪の先端部は、斜め上方に屈曲
    されており、 前記ボスは、前記情報記憶装置が装着される際に前記係
    合爪の先端部を誘導する溝を有する ことを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 電子機器の筐体内部にハードディスク装
    置を着脱自在に支持するハードディスク装置の支持装置
    であって、 前記筐体の内壁面に突設されたボスと、前記筐体に取り付けられ、 前記ボスにハードディスク装
    置を押し付けることにより前記ボスとで当該ハードディ
    スク装置を持する付勢部材と、 前記ハードディスク装置のボス当接面に形成され前記ボ
    スと係合する係合爪と、 を含み 前記付勢部材は、前記ハードディスク装置が前記ボスと
    前記付勢部材との間の収納空間に係合爪形成側から斜め
    に挿入され、前記ボスと前記係合爪とが係合された後、
    当該ハードディスク装置が前記収納空間に押し込まれる
    ことによって付勢力を発生し、当該ハードディスク装置
    を支持することを特徴とするハードディスク装置の支持
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ボスは、周囲に弾性部材を有し、前
    記係合爪を介してハードディスク装置を弾性支持するこ
    とを特徴とする請求項4記載のハードディスク装置の支
    持装置。
  6. 【請求項6】 前記係合爪は、先端部が前記ボスの形成
    面に対して斜め上方に屈曲していることを特徴とする請
    求項4または請求項5記載のハードディスク装置の支持
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ハードディスク装置と筐体の内壁面
    との間に弾性シートを介在させ、ハードディスク装置を
    弾性支持することを特徴とする請求項4〜請求項6のい
    ずれかに記載のハードディスク装置の支持装置。
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