JP3339776B2 - ガス成分分離方法 - Google Patents

ガス成分分離方法

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JP3339776B2
JP3339776B2 JP04869096A JP4869096A JP3339776B2 JP 3339776 B2 JP3339776 B2 JP 3339776B2 JP 04869096 A JP04869096 A JP 04869096A JP 4869096 A JP4869096 A JP 4869096A JP 3339776 B2 JP3339776 B2 JP 3339776B2
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三重水素(T)のよう
に放射性を有するガス、ダイオキシンのように人体に極
めて強い毒性を示すガス、あるいは水素(H)のように
空気中に漏れでることにより非常に爆発の危険性の高い
ガス等の、種々の意味で危険性の高いガスを含有する混
合ガスを、回収再利用または分離除去の目的で、危険性
の高いガスとそれ以外のガスとに分離する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の危険性ガスの分離技術について列
記する: (a)コンパウンドクライオポンプ法 10-7〜10-8Torrの高真空下で液体ヘリウム温度
(−269℃)に冷却した板を2枚用意し、一方の板の
表面には吸着剤を貼付しておく。三重水素を含む水素同
位体とヘリウムの混合ガスを最初に吸着剤を貼付してい
ない板と接触させると水素同位体はヘリウムより沸点が
高いため、この板の上で凝縮する。ヘリウムはこの板を
通過して吸着剤を貼付した板に到達し、吸着剤に吸着さ
れる。
【0003】この方法は、高真空下で行われるために同
一重量のガスを処理するためには1気圧付近でのガス処
理に比較して処理ガスの体積が相対的に膨大となり、其
れに伴いガスを吸着させる冷却板の表面積も著しく大き
くしなければならず、吸着装置全体が極めて大げさな形
状になるという欠点がある。
【0004】(b)圧力スウィング吸着(Pressu
re Swing Adsorption、以下PSA
と略す)による方法 種々の混合ガスを分離する手法として、PSAによる方
法が広く行われている。この方法は、例えば水素の精製
の場合、モレキューラ−シーブを吸着剤としてカラムに
充填しておき、水素と、水素よりもモレキューラ−シー
ブに対する吸着親和性が大きい炭酸ガスやメタンガス等
との混合物から成る原料ガスを10〜20気圧程度に加
圧した状態で吸着塔に供給して炭酸ガスやメタンガス等
をこれに吸着させ、残った水素を系外へ排出して回収し
た後に吸着塔の圧力を下げ、常圧もしくは減圧して炭酸
ガスやメタンガス等を脱着させるという手順を繰り返す
ことで、高純度の水素を得る方法で、吸着剤への吸着量
が対象成分の吸着親和性および分圧によって変化するこ
とを利用している。
【0005】この方法は吸脱着の吸着量の差を大きくす
るために、吸着工程を高圧にすることが必要である。こ
のため、系外への漏れ防止には多大な注意を払う必要が
あり、高圧にすることで危険性が増すような対象には本
来適していない。
【0006】(c)気体分離膜による方法 水素同位体やヘリウムは、高分子膜等への透過性が非常
に大きいガスであるため、酸素や窒素あるいは炭化水素
等とは透過性の差を利用して分離することができる。し
かし水素同位体とヘリウムから成る混合ガスのように、
構成ガスの透過性がほぼ同程度の場合には、分離するこ
とが困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように従
来の方法は何れも欠点を有している。そのため、外部に
漏れると危険性を有する成分を含有する原料ガスを、危
険性ガスの画分とそれ以外の画分に分離するに適した方
法とは、危険性ガスを完全に分離することのできる高い
分離性能を有し、装置規模が実現可能な大きさであっ
て、なお且つ分離操作に高圧を必要とせず、しかも原料
ガスの大量処理が可能な連続処理型であることが望まし
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の新規な特徴は、吸着剤を充填した3個以上
の吸着塔を遮断弁を有する配管で直列に連結するととも
に、最後部の吸着塔と最前部の吸着塔をも遮断弁を有す
る配管で連結することにより無端に連結した吸着塔群を
形成し、当該吸着塔群を原料ガスの流れ方向に第1区
画、第2区画、第3区画と3つの区画に分割する点にあ
る。この場合の操作を図3又は図4の工程にしたがって
説明すると、次のとおりである。
【0009】(1)第1区画の最前列に位置する吸着塔
の入り口から吸着剤に対する吸着親和性の弱いガス成分
A(例えば、水素同位体、図3及び図4では一例として
2を用いている)と、吸着剤に対する吸着親和性の強
いガス成分B(例えば、H2)とを含む原料ガスを供給
するとともに、この区画最後列に位置する吸着塔の出口
よりA成分が冨化されたA画分を抜き出す。
【0010】(2)これと並行して第2区画の最前列に
位置する吸着塔入口に原料ガスに含まれるA,Bよりも
吸着親和性の強い脱着用ガスC(例えば、Ar或いはN
2)を供給し、第2区画の最後列に位置する吸着塔出口
からB成分が冨化されたガスの1部を抜き出す。
【0011】(3)この1部をB画分として抜き出すと
同時に残りのガスを第3区画の最前列に位置する吸着塔
入口に供給し、さらに並行して第3区画の最後列に位置
する吸着塔出口より、A成分とB成分の混合ガスを抜き
出してこれを第1区画最前列に位置する吸着塔に供給す
る。
【0012】又、本発明は、以上3つの区画の各操作を
行うとともに、B成分とA成分の吸着帯の移動にあわせ
て原料ガス及び脱着ガスCの供給口、A成分やB成分の
抜き出し口を流れの下流側に吸着塔1塔分ずつ移動させ
る吸着剤の擬似移動操作をも適宜行うことを特徴とする
擬似移動層によるガス成分分離を行う方法である点にも
特徴がある。
【0013】ここで第1区画は吸着剤に対する吸着親和
性の強いガス成分Bの吸着を行わせる区画であり、圧力
が高いか低温であるか、あるいはその組み合わせの吸着
に適した条件で運転されることが望ましい。吸着剤に対
する吸着親和性が強い成分Bと、吸着剤に対する吸着親
和性の弱い成分Aは吸着剤層中を移動する速度に差がで
き、成分Aが先にこの区画末端の吸着塔出口に到達す
る。
【0014】第2区画は吸着剤に対する吸着親和性が強
い成分Bの脱着を行う区画であり、低圧と高温の組み合
わせ、あるいはまた低圧のみの脱着に適した条件で運転
されることが望ましく、成分Bがこの区画の最後端の吸
着塔出口より抜き出される。
【0015】第3区画は第1区画と同じく吸着剤に対す
る吸着親和性の差でA成分およびB成分を分離する区画
であるが、第1区画においてはA成分がB成分に対し先
行し、A成分が冨化された部分が生じるのに対し、第3
区画ではB成分がA成分に対し遅れ、B成分が冨化され
た部分が生じる点で第1区画と異なる。
【0016】本発明は上記の3つの区画で行うことを基
本とするが請求項7〜12に記すように、脱着ガスCの
回収区画を追加して4つの区画で行っても良い。これに
より脱着に必要な脱着ガスCの量を低減し、A及びBの
それぞれの画分への成分Cの混入を少なくすることがで
きる。
【0017】即ち、本発明においては、図5又は図6に
示されるように、吸着塔群を原料ガスの流れ方向に第1
区画、第2区画、第3区画、第4区画と4つの区画に分
割し、吸着剤に対する吸着親和性の弱いガス成分A(例
えばHe)と吸着剤に対する吸着親和性の強いガス成分
B(例えば水素同位体、図5及び図6では一例としてD
2を用いる)との混合ガスをA、Bよりも吸着親和性の
強いガス成分C(例えばAr或いはN2、図5では一例
としてAr、図6では一例としてN2を用いている)を
脱着ガスとして使用することによりガス成分の分離処理
を行うことができる。
【0018】この場合、吸着親和性の弱いガス成分He
と、吸着剤に対する吸着親和性の強いガス成分D2とを
含む原料ガスを第1区画に供給してD2を吸着し、He
ガスを取り出し、そのHeガスの1部を第2区画に供給
して第2区画でHeを吸着する。第2区画からのガスを
脱着ガスAr或いはN2とともに第3区画に供給して吸
着剤からD2を脱着させる。この脱着されたD2ガスの1
部を第4区画に供給してD2を吸着させ、Heを脱着さ
せた後に原料ガスと合体させる。
【0019】
【実施例】次に本発明を図面を参照して更に具体的に説
明する。
【0020】図1は本発明の方法を実施するための擬似
移動層式分離装置の構成概要の1例を示したものであ
る。
【0021】図1において、1〜4は各々同一の吸着剤
が充填された吸着塔であり、各吸着塔1〜4の間は、そ
れぞれ遮断弁5〜7を有する配管9〜11により流体が
流通も遮断も可能に連結されていると共に、最後段の吸
着塔4の後端は最前段の吸着塔1の前端に遮断弁8を有
する配管12を介して連結されている。また吸着塔間の
連結配管に設けられた遮断弁5〜8は図示しない制御装
置によって開閉制御される。
【0022】吸着塔1〜4の入口側に連結された配管1
2と、9〜11には、吸着剤に対する吸着親和性の弱い
ガス成分Aと、吸着剤に対する吸着親和性の強いガス成
分Bとを含む原料ガスの供給弁1f〜4fのそれぞれを
介して原料ガスの供給配管13fが、また脱着用ガスC
の供給弁1D〜4Dのそれぞれを介して脱着用ガスの供
給配管13Dが連結されている。また吸着塔1〜4の出
口側に連結されている配管9〜12には、A画分の抜き
出し弁1a〜4aのそれぞれを介してA成分ガスの抜き
出し配管13Aが、またB画分の抜き出し弁1c〜4c
を介してB画分の抜き出し配管13C、さらにA成分と
B成分の混合ガスの抜き出し弁1b〜4bを介してこの
ガスの循環配管13Bが接続されている。そして13A
〜13Cのそれぞれの配管中に、ガスを抜き出すための
真空ポンプ14A〜14Cが設置されており、この真空
ポンプのそれぞれは、図示しない制御装置により流量が
制御されている。また原料ガスの供給弁1f〜4fと脱
着ガスの供給弁1D〜4Dおよび各ガスの抜き出し弁1
a〜4a、1b〜4b、1c〜4cは、不図示の制御装
置によってその開閉が適宜に切換えられるようになって
いる。
【0023】図2には本発明の方法を実施するための擬
似移動層式分離装置の構成概要の他の1例を示した。
【0024】図2において、1〜4は各々同一の吸着剤
が充填された吸着塔であり、各吸着塔1〜4の間は、そ
れぞれの流量の調節または設定のために設置された弁2
e〜4eを有する配管9〜11により連結されていると
共に、最後段の吸着塔4の後端は最前段の吸着塔1の前
端に流量の調節または設定のために設置された弁1eを
有する配管12を介して連結されている。また吸着塔間
の連結配管に設けられた流量の調節または設定のために
設置された弁1e〜4eは図示しない制御装置によって
開閉制御される。
【0025】吸着塔1〜4の間および4と1の間を連結
する配管12と、9〜11には、吸着剤に対する吸着親
和性の弱いガス成分Aと、吸着剤に対する吸着親和性の
強いガス成分Bとを含む原料ガスの供給弁1f〜4fの
それぞれを介して原料ガスの供給配管13fが、また脱
着用ガスCの供給弁1D〜4Dのそれぞれを介して脱着
用ガスの供給配管13Dが連結されている。また配管9
〜12には、それぞれの配管中に、ガスを抜き出すため
の真空ポンプ1P〜4Pが設置されており、この真空ポ
ンプのそれぞれは、図示しない制御装置により流量が制
御されるようになっている。A画分の抜き出し弁1a〜
4aのそれぞれを介してA成分ガスの抜き出し配管13
Aが、またB画分の抜き出し弁1c〜4cを介してB画
分の抜き出し配管13Cが接続されている。また原料ガ
スの供給弁1f〜4fと脱着ガスの供給弁1D〜4Dお
よび各ガスの抜き出し弁1a〜4a、1c〜4cは、不
図示の制御装置によってその開閉が適宜に切換えられる
ようになっている。
【0026】図1及び図2は上記したように、本発明の
方法を実施するために設けられた分離装置の構成概要の
1例であって、本図に記載の装置に代えて、吸着塔の数
やこれに応じて供給弁、抜き出し弁の数を分離の目的と
なる純度や回収率によって変化させることができること
はいうまでもない。
【0027】
【実施例1】図1に記載の装置を用いて、表1に記載の
原料ガスを図3のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表2に記載の処理ガスを得
た。
【0028】図1に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と水素(H2)の混合ガスを、脱着用ガスとしてア
ルゴン(Ar)を使用した。分離操作中の全圧(原料ガ
ス圧+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を50
0〜750Torrの範囲内から任意に選択し、しかも
常に圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第1
区画≧第3区画≧第2区画となるようにそれぞれのガス
流量を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度分
布は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択
し、常に温度分布が第1区画温度≦第3区画温度≦第2
区画温度となるように温度調節した。なお、これら選択
された全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。ま
た、4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高
1000mmであり、合計314mlの吸着剤を充填し
た。
【0029】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、水素
(H2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、水素とヘリウムの分離を従来
の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成す
ることができた。その結果は表1及び表2に示されると
おりである。
【0030】
【表1】
【表2】
【0031】
【実施例2】図1に記載の装置を用いて、表1に記載の
原料ガスを図4のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表2に記載の処理ガスを得
た。図1に示した装置では、吸着剤としてモレキュラ−
シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(He)と水素
(H2)の混合ガスを、脱着用ガスとして窒素(N2)を
使用した。分離操作中の全圧(原料ガス圧+脱着用ガス
圧)および圧力分布は、全圧値を500〜750Tor
rの範囲内から任意に選択し、しかも常に圧力分布が原
料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第1区画≧第3区画≧
第2区画となるようにそれぞれのガス流量を調節した。
分離操作中の吸着塔温度および温度分布は、−10〜1
00℃の範囲内で任意の温度を選択し、常に温度分布が
第1区画温度≦第3区画温度≦第2区画温度となるよう
に温度調節した。なお、これら選択された全圧及び温度
の値は、分離操作中不変とした。また、4本の吸着塔
は、それぞれ内径10mm、充填層高1000mmであ
り、合計314mlの吸着剤を充填した。
【0032】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、水素
(H2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、水素とヘリウムの分離を従来
の方法により極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成
することができた。その結果は表1及び表2に示される
とおりである。
【0033】
【実施例3】図1に記載の装置を用いて、表3に記載の
原料ガスを図5のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表4に記載の処理ガスを得
た。
【0034】図1に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と重水素(D2)の混合ガスを、脱着用ガスとして
アルゴン(Ar)を使用した。分離操作中の全圧(原料
ガス圧+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を5
00〜750Torrの範囲内から任意に選択し、しか
も常に圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第
1区画≧第4区画≧第3区画となるようにそれぞれのガ
ス流量を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度
分布は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択
し、常に温度分布が第1区画温度≦第4区画温度≦第3
区画温度となるように温度調節した。なお、これら選択
された全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。ま
た、4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高
1000mmであり、合計314mlの吸着剤を充填し
た。
【0035】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、重水素
(D2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、重水素とヘリウムの分離を従
来の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成
することができた。その結果は表3及び表4に示される
とおりである。
【0036】
【表3】
【表4】
【0037】
【実施例4】図1に記載の装置を用いて、表3に記載の
原料ガスを図6のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表4に記載の処理ガスを得
た。
【0038】図1に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と重水素(D2)の混合ガスを、脱着用ガスとして
アルゴン(Ar)を使用した。分離操作中の全圧(原料
ガス圧+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を5
00〜750Torrの範囲内から任意に選択し、しか
も常に圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第
1区画≧第4区画≧第3区画となるようにそれぞれのガ
ス流量を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度
分布は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択
し、常に温度分布が第1区画温度≦第4区画温度≦第3
区画温度となるように温度調節した。なお、これら選択
された全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。ま
た、4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高
1000mmであり、合計314mlの吸着剤を充填し
た。
【0039】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、重水素
(D2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、水素とヘリウムの分離を従来
の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成す
ることができた。その結果は表3及び表4に示されると
おりである。
【0040】
【実施例5】図2に記載の装置を用いて、表1に記載の
原料ガスを図3のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表2に記載の処理ガスを得
た。図2に示した装置では、吸着剤としてモレキュラ−
シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(He)と水素
(H2)の混合ガスを、脱着用ガスとしてアルゴン(A
r)を使用した。分離操作中の全圧(原料ガス圧+脱着
用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を500〜750
Torrの範囲内から任意に選択し、しかも常に圧力分
布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第1区画≧第3
区画≧第2区画となるようにそれぞれのガス流量を調節
した。分離操作中の吸着塔温度および温度分布は、−1
0〜100℃の範囲内で任意の温度を選択し、常に温度
分布が第1区画温度≦第3区画温度≦第2区画温度とな
るように温度調節した。なお、これら選択された全圧及
び温度の値は、分離操作中不変とした。また、4本の吸
着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高1000mm
であり、合計314mlの吸着剤を充填した。
【0041】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、水素
(H2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、水素とヘリウムの分離を従来
の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成す
ることができた。その結果は表1及び表2に示されると
おりである。
【0042】
【表5】
【表6】
【0043】
【実施例6】図2に記載の装置を用いて、表1に記載の
原料ガスを図4のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表2に記載の処理ガスを得
た。
【0044】図2に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と水素(H2)の混合ガスを、脱着用ガスとして窒
素(N2)を使用した。分離操作中の全圧(原料ガス圧
+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を500〜
750Torrの範囲内から任意に選択し、しかも常に
圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第1区画
≧第3区画≧第2区画となるようにそれぞれのガス流量
を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度分布
は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択し、
常に温度分布が第1区画温度≦第3区画温度≦第2区画
温度となるように温度調節した。なお、これら選択され
た全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。また、
4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高10
00mmであり、合計314mlの吸着剤を充填した。
【0045】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、水素
(H2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、水素とヘリウムの分離を従来
の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成す
ることができた。その結果は表1及び表2に示されると
おりである。
【0046】
【実施例7】図2に記載の装置を用いて、表3に記載の
原料ガスを図5のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表2に記載の処理ガスを得
た。
【0047】図2に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と重水素(D2)の混合ガスを、脱着用ガスとして
アルゴン(Ar)を使用した。分離操作中の全圧(原料
ガス圧+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を5
00〜750Torrの範囲内から任意に選択し、しか
も常に圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第
1区画≧第4区画≧第3区画となるようにそれぞれのガ
ス流量を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度
分布は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択
し、常に温度分布が第1区画温度≦第4区画温度≦第3
区画温度となるように温度調節した。なお、これら選択
された全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。ま
た、4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高
1000mmであり、合計314mlの吸着剤を充填し
た。
【0048】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、重水素
(D2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、重水素とヘリウムの分離を従
来の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成
することができた。その結果は表3及び表4に示される
とおりである。
【0049】
【表7】
【表8】
【0050】
【実施例8】図2に記載の装置を用いて、表3に記載の
原料ガスを図6のフローチャートに記載の工程を繰り返
し行うことによって分離し、表4に記載の処理ガスを得
た。
【0051】図2に示した装置では、吸着剤としてモレ
キュラ−シーブ5Aを、原料ガスとしてヘリウム(H
e)と重水素(D2)の混合ガスを、脱着用ガスとして
窒素(N2)を使用した。分離操作中の全圧(原料ガス
圧+脱着用ガス圧)および圧力分布は、全圧値を500
〜750Torrの範囲内から任意に選択し、しかも常
に圧力分布が原料ガス圧≦脱着用ガス圧、および第1区
画≧第4区画≧第3区画となるようにそれぞれのガス流
量を調節した。分離操作中の吸着塔温度および温度分布
は、−10〜100℃の範囲内で任意の温度を選択し、
常に温度分布が第1区画温度≦第4区画温度≦第3区画
温度となるように温度調節した。なお、これら選択され
た全圧及び温度の値は、分離操作中不変とした。また、
4本の吸着塔は、それぞれ内径10mm、充填層高10
00mmであり、合計314mlの吸着剤を充填した。
【0052】本分離例においては、ヘリウム(He)が
吸着剤に対して吸着親和性の弱いA成分であり、重水素
(D2)が吸着剤に対して吸着親和性の強いB成分であ
る。本発明の方法により、重水素とヘリウムの分離を従
来の方法より極めて簡便に、しかも高い分離性能で達成
することができた。その結果は表3及び表4に示される
とおりである。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、危険性の高いガスの分
離を吸着剤の利用効率の良い擬似移動層式分離装置で連
続的に行うことができるため、分離装置を小型化でき、
大量処理の用途に用いても装置の設備費の低減化を達成
することができる。本発明の別なる効果は、分離性能が
極めて高いため、完全分離の用途に用いることができ、
吸着工程で圧力を高くする必要がないことである。この
ため極めて危険性の高いガスを分離する場合でも、系内
の圧力を1気圧以下に保ったままで分離操作が行えるた
め、安全性の高い分離方法になることである。本発明の
他の効果は、擬似移動層方式の装置の特性で脱着用ガス
の使用量を少なくできることである。このために分離対
象成分が脱着用ガスによって希釈される程度が極めて軽
微となることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示した構成概要図であ
る。
【図2】この発明の他の実施例を示した構成概要図であ
る。
【図3】この発明による水素(H2)とヘリウム(H
e)の一分離過程を模式的に示したフローチャートであ
る。
【図4】この発明による水素(H2)とヘリウム(H
e)の他の分離過程を模式的に示したフローチャートで
ある。
【図5】この発明による重水素(D2)とヘリウム(H
e)の一分離過程を模式的に示したフローチャートであ
る。
【図6】この発明による重水素(D2)とヘリウム(H
e)の他の分離過程を模式的に示したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1〜4 吸着塔 1a〜4a 抜き出し弁 1b〜4b 抜き出し弁 1c〜4c 抜き出し弁 1D〜4D 供給弁 1e〜4e 流量調節または設定のための弁 1f〜4f 供給弁 1p〜4p 真空ポンプ 5〜8 遮断弁 9〜12 配管 13A 抜き出し配管 13B 循環配管 13C 抜き出し配管 13D 供給配管 13f 供給配管 14A 真空ポンプ 14B 真空ポンプ 14C 真空ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 義夫 茨城県那珂郡那珂町大字向山801番地の 1 日本原子力研究所那珂研究所内 (72)発明者 増田 隆之 東京都文京区本郷5丁目5番16号 オル ガノ株式会社内 (72)発明者 松田 文彦 埼玉県戸田市川岸1丁目4番9号 オル ガノ株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平8−108046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に漏れると危険性を有する成分を含
    有する原料ガスを、危険性ガスの画分とそれ以外の画分
    に分離する方法であって、吸着剤を充填した3個以上の
    吸着塔を遮断弁を有する配管で直列に連結するととも
    に、最後部の吸着塔と最前部の吸着塔をも遮断弁を有す
    る配管で連結することにより無端に連結した吸着塔群を
    形成し、当該吸着塔群を原料ガスの流れ方向に第1区
    画、第2区画、第3区画と3つの区画に分割し、(1)
    第1区画の最前列に位置する吸着塔の入り口から吸着剤
    に対する吸着親和性の弱いガス成分Aと、吸着剤に対す
    る吸着親和性の強いガス成分Bとを含む原料ガスを供給
    するとともに、この区画最後列に位置する吸着塔の出口
    よりA成分が冨化されたA画分を抜き出し、(2)これ
    と並行して第2区画の最前列に位置する吸着塔入口に原
    料ガスに含まれるA,Bよりも吸着親和性の強い脱着用
    ガスCを供給し、第2区画の最後列に位置する吸着塔出
    口からB成分が冨化されたガスを抜き出し、(3)この
    1部をB画分として抜き出すと同時に残りのガスを第3
    区画の最前列に位置する吸着塔入口に供給し、さらに並
    行して第3区画の最後列に位置する吸着塔出口より、A
    成分とB成分の混合ガスを抜き出してこれを第1区画最
    前列に位置する吸着塔に供給する、以上3つの区画の各
    操作とともに、B成分とA成分の吸着帯の移動にあわせ
    て原料ガス及び脱着用ガスCの供給口、A成分やB成分
    の抜き出し口を流れの下流側に吸着塔1塔分ずつ移動さ
    せる吸着剤の擬似移動操作をも適宜行うことを特徴とす
    る擬似移動層によるガス成分分離方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、系内の圧力が1気圧
    以下であることを特徴とするガス成分分離方法。
  3. 【請求項3】 請求項1および2において、各区画の系
    内平均圧力の高さが、第1区画≧第3区画≧第2区画で
    あることを特徴とするガス成分分離方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、各区画の系内平
    均温度の高さが、第1区画≦第3区画≦第2区画である
    ことを特徴とするガス成分分離方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、第1〜第3の各
    区画からのガスの排出が真空ポンプによって行われるこ
    とを特徴とするガス成分分離方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5において、ガス成分Aがヘ
    リウム、ガス成分Bが水素同位体であるガス成分分離方
    法。
  7. 【請求項7】 外部に漏れると危険性を有する成分を含
    有する原料ガスを、危険性ガスの画分とそれ以外の画分
    に分離する方法であって、吸着剤を充填した4個以上の
    吸着塔を配管で直列に連結するとともに、最後部の吸着
    塔と最前部の吸着塔をも配管で連結することにより無端
    に連結した吸着塔群を形成し、当該吸着塔群を原料ガス
    の流れ方向に第1区画、第2区画、第3区画、第4区画
    と4つの区画に分割し、(1)第1区画の最前列に位置
    する吸着塔の入り口から吸着剤に対する吸着親和性の弱
    いガス成分Aと、吸着剤に対する吸着親和性の強いガス
    成分Bとを含む原料ガスを供給するとともに、この区画
    最後列に位置する吸着塔の出口よりA成分が冨化された
    ガスを抜き出し、(2)その1部をA画分として抜き出
    すと同時に、残りのガスを第2区画最前列に位置する吸
    着塔入口に供給し、第2区画最後列に位置する吸着塔出
    口よりほとんどが、脱着用ガスであるC成分のみのガス
    を抜き出し、(3)これと脱着用ガスCとを第3区画最
    前列に位置する吸着塔入口に供給し、これと並行して第
    3区画の最後列に位置する吸着塔出口からB成分が冨化
    されたB画分を抜き出し、(4)この1部をB画分とし
    て抜き出すと同時に残りのガスを第4区画の最前列に位
    置する吸着塔入口に供給し、さらに並行して第4区画の
    最後列に位置する吸着塔出口より、A成分とB成分の混
    合ガスを抜き出してこれを第1区画最前列に位置する吸
    着塔入り口に供給する、以上4つの区画の各操作ととも
    に、B成分とA成分の吸着帯の移動にあわせて原料ガス
    及び脱着用ガスCの供給口、A成分やB成分の抜き出し
    口を流れの下流側に吸着塔1塔分ずつ移動させる吸着剤
    の擬似移動操作をも適宜行うことを特徴とする擬似移動
    層によるガス成分分離方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、系内の圧力が1気圧
    以下であることを特徴とするガス成分分離方法。
  9. 【請求項9】 請求項7および8において、各区画の系
    内平均圧力の高さが、第1区画≧第4区画≧第3区画で
    あることを特徴とするガス成分分離方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9において、各区画の系内
    平均温度の高さが、第1区画≦第4区画≦第3区画であ
    ることを特徴とするガス成分分離方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10において、第1〜第4
    の各区画からのガスの排出が真空ポンプによって行われ
    ることを特徴とするガス成分分離方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11において、ガス成分A
    がヘリウム、ガス成分Bが水素同位体であるガス成分分
    離方法。
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