JP3339168B2 - ピックアップの上下移動機構 - Google Patents
ピックアップの上下移動機構Info
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- JP3339168B2 JP3339168B2 JP04794294A JP4794294A JP3339168B2 JP 3339168 B2 JP3339168 B2 JP 3339168B2 JP 04794294 A JP04794294 A JP 04794294A JP 4794294 A JP4794294 A JP 4794294A JP 3339168 B2 JP3339168 B2 JP 3339168B2
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- Japan
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- pickup
- elevator
- cam
- spiral
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なピックアップの上
下移動機構に関する。詳しくは、上下方向に間隔を置い
て配列した複数の記録媒体ディスクの適宜のものに対す
る信号の記録及び/又は読み出しを行えるようにした新
規なピックアップの上下移動機構を提供しようとするも
のである。
下移動機構に関する。詳しくは、上下方向に間隔を置い
て配列した複数の記録媒体ディスクの適宜のものに対す
る信号の記録及び/又は読み出しを行えるようにした新
規なピックアップの上下移動機構を提供しようとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】上下方向に間隔を置いて配列した複数の
記録媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録又は
/読み出しを行えるように、その記録又は/読み出しを
行うピックアップを適宜に目的の記録媒体ディスクに対
向する位置に移動させるようにしたものは提案されてい
ない。
記録媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録又は
/読み出しを行えるように、その記録又は/読み出しを
行うピックアップを適宜に目的の記録媒体ディスクに対
向する位置に移動させるようにしたものは提案されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上下方向に間隔を置い
て配列した複数の記録媒体ディスクの適宜のものに対す
る信号の記録又は/読み出しを行えるように、その記録
及び/又は読み出しを行うピックアップを適宜に目的の
記録媒体ディスクに対向する位置に移動させるようにし
ようとする場合、例えば、ラックギヤを備えたカム部材
に高さの異なる複数のカム面を設け、該カム部材をラッ
クギヤに噛み合うピニオンによって移動させて上記カム
面によってピックアップを上下方向に移動させることが
考えられる。
て配列した複数の記録媒体ディスクの適宜のものに対す
る信号の記録又は/読み出しを行えるように、その記録
及び/又は読み出しを行うピックアップを適宜に目的の
記録媒体ディスクに対向する位置に移動させるようにし
ようとする場合、例えば、ラックギヤを備えたカム部材
に高さの異なる複数のカム面を設け、該カム部材をラッ
クギヤに噛み合うピニオンによって移動させて上記カム
面によってピックアップを上下方向に移動させることが
考えられる。
【0004】しかしながら、このような手法によると、
記録媒体ディスクの積み重ね段数が多くなると、カム部
材の水平方向の長さ及び移動ストロークが長くなり、装
置全体が著しく大きくなってしまうという問題がある。
記録媒体ディスクの積み重ね段数が多くなると、カム部
材の水平方向の長さ及び移動ストロークが長くなり、装
置全体が著しく大きくなってしまうという問題がある。
【0005】また、パルスモータと該パルスモータによ
って駆動されるタイミングベルトとによってピックアッ
プを所定の高さに移動させることも考えられる。
って駆動されるタイミングベルトとによってピックアッ
プを所定の高さに移動させることも考えられる。
【0006】しかしながら、パルスモータは高価であ
り、各段階におけるセンサー等の位置調整が必要とな
り、コストがかかりすぎると言う問題がある。
り、各段階におけるセンサー等の位置調整が必要とな
り、コストがかかりすぎると言う問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ピックアップの上
下移動機構は、複数の記録媒体ディスクが上下方向に間
隔を置いて配列されたディスク配列部と、上記記録媒体
ディスクに対する信号の記録及び/又は読み出しを行う
ピックアップと、該ピックアップを記録媒体ディスクに
対向する位置に案内する複数の固定案内部と、上下方向
に移動可能に設けられ所定の複数の位置で上記複数の固
定案内部と各別に対応してピックアップの案内の受け渡
しが可能となる可動案内部を備えたエレベータと、軸方
向が上下方向に延びカム面が上記エレベータに設けられ
た被押圧部と当接した螺旋カムと、該螺旋カムを回転さ
せる駆動部とを備えたものである。
下移動機構は、複数の記録媒体ディスクが上下方向に間
隔を置いて配列されたディスク配列部と、上記記録媒体
ディスクに対する信号の記録及び/又は読み出しを行う
ピックアップと、該ピックアップを記録媒体ディスクに
対向する位置に案内する複数の固定案内部と、上下方向
に移動可能に設けられ所定の複数の位置で上記複数の固
定案内部と各別に対応してピックアップの案内の受け渡
しが可能となる可動案内部を備えたエレベータと、軸方
向が上下方向に延びカム面が上記エレベータに設けられ
た被押圧部と当接した螺旋カムと、該螺旋カムを回転さ
せる駆動部とを備えたものである。
【0008】また、本発明ピックアップの上下移動機構
は、上記した螺旋カムのカム面にリード角を持たない水
平部を設けたものである。
は、上記した螺旋カムのカム面にリード角を持たない水
平部を設けたものである。
【0009】
【作用】従って、本発明ピックアップの上下移動機構に
あっては、上下方向に間隔を置いて配列した複数の記録
媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録及び/又
は読み出しを容易に行なうことが出来、大量の情報の取
扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
あっては、上下方向に間隔を置いて配列した複数の記録
媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録及び/又
は読み出しを容易に行なうことが出来、大量の情報の取
扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
【0010】また、螺旋カムのカム面にリード角を持た
ない水平部を設けておくことによって、螺旋カムの停止
に複雑な制御回路や精密な機構を用いなくともピックア
ップを所定の位置に正確に位置させることが出来る。
ない水平部を設けておくことによって、螺旋カムの停止
に複雑な制御回路や精密な機構を用いなくともピックア
ップを所定の位置に正確に位置させることが出来る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明ピックアップの上下移動機構
の詳細を図示した実施例に従って説明する。
の詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0012】図中1は基台であり、該基台1の左右両側
縁(尚、本明細書において向きに言及するときは、図2
における左下方に向かう方向を前方向とし、右上方に向
かう方向を後方向とし、左上方に向かう方向を左方向と
し、右下方に向かう方向を右方向とし、上方に向かう方
向を上方向とし、下方に向かう方向を下方向とする。)
寄りの位置に支持壁2、2′が立設されている。
縁(尚、本明細書において向きに言及するときは、図2
における左下方に向かう方向を前方向とし、右上方に向
かう方向を後方向とし、左上方に向かう方向を左方向と
し、右下方に向かう方向を右方向とし、上方に向かう方
向を上方向とし、下方に向かう方向を下方向とする。)
寄りの位置に支持壁2、2′が立設されている。
【0013】これら支持壁2、2′の前側縁からは互い
に近づく方向へ突出した前側壁3、3′が、また、後側
縁からも互いに近づく方向へ突出した後側壁4、4′
が、それぞれ突設されている。そして、支持壁2、2′
からの突出量は前側壁3、3′の方が後側壁4、4′よ
り大きくなっている。
に近づく方向へ突出した前側壁3、3′が、また、後側
縁からも互いに近づく方向へ突出した後側壁4、4′
が、それぞれ突設されている。そして、支持壁2、2′
からの突出量は前側壁3、3′の方が後側壁4、4′よ
り大きくなっている。
【0014】左側の支持壁2の前側壁3の先端縁、即
ち、右方を向いた縁には前方から見て逆L字状をした支
持腕5、5、・・・が上下方向に等間隔に並んで右方へ
向かって突設されている。また、該支持壁2の後側壁4
の先端縁からは真っ直ぐな支持腕6、6、・・・が上下
方向に等間隔に並んで右方へ向かって突設されている。
そして、各段の前側の支持腕5、5、・・・の先端部と
後ろ側の支持腕6、6、・・・の先端部とは同じ高さに
位置しており、これら同じ高さで対向した先端間には丸
棒状のガイドロッド7、7、・・・が架け渡し状に固定
されている。
ち、右方を向いた縁には前方から見て逆L字状をした支
持腕5、5、・・・が上下方向に等間隔に並んで右方へ
向かって突設されている。また、該支持壁2の後側壁4
の先端縁からは真っ直ぐな支持腕6、6、・・・が上下
方向に等間隔に並んで右方へ向かって突設されている。
そして、各段の前側の支持腕5、5、・・・の先端部と
後ろ側の支持腕6、6、・・・の先端部とは同じ高さに
位置しており、これら同じ高さで対向した先端間には丸
棒状のガイドロッド7、7、・・・が架け渡し状に固定
されている。
【0015】右側の支持壁2′の前側壁3′の先端縁、
即ち、左方を向いた縁には真っ直ぐな支持腕5′、
5′、・・・が上下方向に等間隔に並んで左方へ向かっ
て突設されている。これら支持腕5′、5′、・・・の
先端部の高さは左側の支持腕5、5、・・・のそれぞれ
対応したものの先端部の高さと同じにされている。ま
た、該支持壁2′の後側壁4′の先端縁からは真っ直ぐ
な支持腕6′、6′、・・・が上下方向に等間隔に並ん
で左方へ向かって突設されている。そして、各段の前側
の支持腕5′、5′、・・・の先端部と後ろ側の支持腕
6′、6′、・・・の先端部とは同じ高さに位置してお
り、これら同じ高さで対向した先端間には丸棒状のガイ
ドロッド7′、7′、・・・が架け渡し状に固定されて
いる。従って、ガイドロッド7、7、・・・と7′、
7′、・・・とは、それぞれ対向したもの同士が同じ高
さに位置している。そして、これら同じ高さで対向した
ガイドロッド7と7′とによって固定案内部が構成され
る。
即ち、左方を向いた縁には真っ直ぐな支持腕5′、
5′、・・・が上下方向に等間隔に並んで左方へ向かっ
て突設されている。これら支持腕5′、5′、・・・の
先端部の高さは左側の支持腕5、5、・・・のそれぞれ
対応したものの先端部の高さと同じにされている。ま
た、該支持壁2′の後側壁4′の先端縁からは真っ直ぐ
な支持腕6′、6′、・・・が上下方向に等間隔に並ん
で左方へ向かって突設されている。そして、各段の前側
の支持腕5′、5′、・・・の先端部と後ろ側の支持腕
6′、6′、・・・の先端部とは同じ高さに位置してお
り、これら同じ高さで対向した先端間には丸棒状のガイ
ドロッド7′、7′、・・・が架け渡し状に固定されて
いる。従って、ガイドロッド7、7、・・・と7′、
7′、・・・とは、それぞれ対向したもの同士が同じ高
さに位置している。そして、これら同じ高さで対向した
ガイドロッド7と7′とによって固定案内部が構成され
る。
【0016】8は基台1上であって上記支持壁2と2′
との間の部分のうち後端寄りの位置に回転可能に立設さ
れたスピンドルであり、図示しないスピンドルモータに
より回転されるようになっている。
との間の部分のうち後端寄りの位置に回転可能に立設さ
れたスピンドルであり、図示しないスピンドルモータに
より回転されるようになっている。
【0017】9、9、・・・は上下両面に記録面を有す
る光ディスクであり、上記スピンドル8に上下方向に等
間隔に並んで固定されている。そして、各光ディスク
9、9、・・・は上記ガイドロッド7、7、・・・、
7′、7′、・・・の各段の中間の高さに対応した高さ
に位置している。
る光ディスクであり、上記スピンドル8に上下方向に等
間隔に並んで固定されている。そして、各光ディスク
9、9、・・・は上記ガイドロッド7、7、・・・、
7′、7′、・・・の各段の中間の高さに対応した高さ
に位置している。
【0018】ここに、スピンドル8と複数の光ディスク
9、9、・・・とによってディスク配置部が形成され
る。
9、9、・・・とによってディスク配置部が形成され
る。
【0019】尚、光ディスク9、9、・・・のスピンド
ル8への支持形態は、固定に限らず、着脱自在として、
交換可能なものであっても良く、或いはまた、スピンド
ル毎交換可能なものとしても良く、要は、この箇所に複
数の光ディスクが上下方向に等間隔に配列される形態で
あれば良いものである。また、ここで使用される光ディ
スクとしては、例えば、光磁気ディスク、CD−ROM
等、読み書き可能なもの、読み出し専用のもの、追記型
のもの等、適宜のタイプのものであって良い。更に、記
録面は両面ではなく、片面のものであっても差し支えな
い。
ル8への支持形態は、固定に限らず、着脱自在として、
交換可能なものであっても良く、或いはまた、スピンド
ル毎交換可能なものとしても良く、要は、この箇所に複
数の光ディスクが上下方向に等間隔に配列される形態で
あれば良いものである。また、ここで使用される光ディ
スクとしては、例えば、光磁気ディスク、CD−ROM
等、読み書き可能なもの、読み出し専用のもの、追記型
のもの等、適宜のタイプのものであって良い。更に、記
録面は両面ではなく、片面のものであっても差し支えな
い。
【0020】10は光学ピックアップ装置であり、ベー
ス11に対物レンズ12その他の所用要素を備えた光学
ピックアップ13が支持されて成る。
ス11に対物レンズ12その他の所用要素を備えた光学
ピックアップ13が支持されて成る。
【0021】ベース11は左右方向に長い長方形状をし
た枠状をしており、該ベース11の内側に光学ピックア
ップ13が図示しない反転機構によって上下に反転し得
るように支持されている。ベース11の左端部には下方
に開口すると共に前後方向に延びる断面形状で逆U字状
をした被支持溝14が形成され、また、ベース11の右
端部には右端に開口すると共に前後方向に延びる横倒U
字状をした被支持溝14′が形成されている。
た枠状をしており、該ベース11の内側に光学ピックア
ップ13が図示しない反転機構によって上下に反転し得
るように支持されている。ベース11の左端部には下方
に開口すると共に前後方向に延びる断面形状で逆U字状
をした被支持溝14が形成され、また、ベース11の右
端部には右端に開口すると共に前後方向に延びる横倒U
字状をした被支持溝14′が形成されている。
【0022】15はエレベータであり、上記光学ピック
アップ装置10を支持して上下方向に移動させるための
ものである。
アップ装置10を支持して上下方向に移動させるための
ものである。
【0023】該エレベータ15はその左右両端部の前後
方向における略中央に上下に貫通した被支持孔16、1
6が形成され、また、左右両端面の前後方向における略
中央にコロ17、17′が各別に回転自在に支持されて
いる。また、エレベータ15の左右両端寄りの位置には
受取ロッド18、18′が設けられている。該受取ロッ
ド18、18′は上記したガイドロッド7、7、・・
・、7′、7′、・・・と同じ径の丸棒状をしていて、
その前端部がエレベータ15の前壁19に支持されてお
り、後端は開放されている。そして、これら受取ロッド
18、18′によって可動案内部が構成される。
方向における略中央に上下に貫通した被支持孔16、1
6が形成され、また、左右両端面の前後方向における略
中央にコロ17、17′が各別に回転自在に支持されて
いる。また、エレベータ15の左右両端寄りの位置には
受取ロッド18、18′が設けられている。該受取ロッ
ド18、18′は上記したガイドロッド7、7、・・
・、7′、7′、・・・と同じ径の丸棒状をしていて、
その前端部がエレベータ15の前壁19に支持されてお
り、後端は開放されている。そして、これら受取ロッド
18、18′によって可動案内部が構成される。
【0024】20、20は基台1の前端部上に上記支持
壁2、2′の前端に近接して立設された丸棒状をしたエ
レベータ軸であり、該エレベータ軸20、20が上記エ
レベータ15の被支持孔16、16に摺動自在に挿通さ
れ、これによって、エレベータ15が基台1上に上下方
向に移動可能に支持される。
壁2、2′の前端に近接して立設された丸棒状をしたエ
レベータ軸であり、該エレベータ軸20、20が上記エ
レベータ15の被支持孔16、16に摺動自在に挿通さ
れ、これによって、エレベータ15が基台1上に上下方
向に移動可能に支持される。
【0025】尚、21はエレベータ15の後面の左端部
から後方へ向けて突設されたシャッターである。
から後方へ向けて突設されたシャッターである。
【0026】そして、このようなエレベータ15の左側
の受取ロッド18に光学ピックアップ装置10の左側の
被支持溝14が上方から摺動自在に係合され、また、右
側の受取ロッド18′に右側の被支持溝14′が左方か
ら摺動自在に係合される。
の受取ロッド18に光学ピックアップ装置10の左側の
被支持溝14が上方から摺動自在に係合され、また、右
側の受取ロッド18′に右側の被支持溝14′が左方か
ら摺動自在に係合される。
【0027】しかして、エレベータ15が上下動され
て、その受取ロッド18、18′の後端が所定の段のガ
イドロッド7、7′の前端と対向近接した位置に来る
と、図示しないピックアップ移動機構によって光学ピッ
クアップ装置10が後方へ向けて移動され、その左側の
被支持溝14は左側のガイドロッド7に、また、右側の
被支持溝14′は右側のガイドロッド7′に、それぞれ
係合し、光学ピックアップ装置10は受取ロッド18、
18′、即ち可動案内部からガイドロッド7、7′、即
ち、固定案内部に乗り移る。そして、ガイドロッド7、
7′に乗り移った光学ピックアップ装置10は、そのピ
ックアップ13が目的の光ディスク9に対向する位置ま
で移動され、そこで記録及び/又は読み出しの動作を行
う。
て、その受取ロッド18、18′の後端が所定の段のガ
イドロッド7、7′の前端と対向近接した位置に来る
と、図示しないピックアップ移動機構によって光学ピッ
クアップ装置10が後方へ向けて移動され、その左側の
被支持溝14は左側のガイドロッド7に、また、右側の
被支持溝14′は右側のガイドロッド7′に、それぞれ
係合し、光学ピックアップ装置10は受取ロッド18、
18′、即ち可動案内部からガイドロッド7、7′、即
ち、固定案内部に乗り移る。そして、ガイドロッド7、
7′に乗り移った光学ピックアップ装置10は、そのピ
ックアップ13が目的の光ディスク9に対向する位置ま
で移動され、そこで記録及び/又は読み出しの動作を行
う。
【0028】22、22′は螺旋カムである。該螺旋カ
ム22、22′は基台1上の上記エレベータ軸20、2
0′に外側から近接した位置、即ち、左側の螺旋カム2
2は左側のエレベータ軸20に左方から近接した位置
に、また、右側の螺旋カム22′は右側のエレベータ軸
20に右方から近接した位置に、それぞれ回転可能に立
設状に支持されている。尚、これら2つの螺旋カム2
2、22′は略同じ構造及び形状をしているので、主と
して、左側の螺旋カム22について詳細に説明し、右側
の螺旋カム22′については、左側の螺旋カム22につ
いてその各部に付した符号に「′」を付して示し、詳細
な説明は省略する。
ム22、22′は基台1上の上記エレベータ軸20、2
0′に外側から近接した位置、即ち、左側の螺旋カム2
2は左側のエレベータ軸20に左方から近接した位置
に、また、右側の螺旋カム22′は右側のエレベータ軸
20に右方から近接した位置に、それぞれ回転可能に立
設状に支持されている。尚、これら2つの螺旋カム2
2、22′は略同じ構造及び形状をしているので、主と
して、左側の螺旋カム22について詳細に説明し、右側
の螺旋カム22′については、左側の螺旋カム22につ
いてその各部に付した符号に「′」を付して示し、詳細
な説明は省略する。
【0029】螺旋カム22は略円筒状をし、その外周部
に螺旋状のカム面23が形成されたドラム部24と該ド
ラム部24の上下両端面の中心から突設された軸部2
5、26とを備え、また、ドラム部24の下端部には平
歯車状のギヤ部27が形成されている。
に螺旋状のカム面23が形成されたドラム部24と該ド
ラム部24の上下両端面の中心から突設された軸部2
5、26とを備え、また、ドラム部24の下端部には平
歯車状のギヤ部27が形成されている。
【0030】カム面23はリード角を有するリード部2
8、28、・・・とリード角を有しない水平部29、2
9、・・・とが交互に形成されて成る。各リード部28
は上記エレベータ15を光ディスク9、9、・・・の配
列段の一段分を上下させる範囲に亘って形成されてお
り、水平部29は所定の角度範囲、例えば、100゜の
範囲に亘って形成されている。尚、カム面とその直ぐ上
に位置するカム面を構成する棚部との間の間隔はエレベ
ータ15のコロ17の外径と等しいか僅かに大きくされ
ている。
8、28、・・・とリード角を有しない水平部29、2
9、・・・とが交互に形成されて成る。各リード部28
は上記エレベータ15を光ディスク9、9、・・・の配
列段の一段分を上下させる範囲に亘って形成されてお
り、水平部29は所定の角度範囲、例えば、100゜の
範囲に亘って形成されている。尚、カム面とその直ぐ上
に位置するカム面を構成する棚部との間の間隔はエレベ
ータ15のコロ17の外径と等しいか僅かに大きくされ
ている。
【0031】尚、この実施例では、螺旋カム22の1回
転によってエレベータ15が1段階上下するようになっ
ているが、これに限るものではなく、例えば、半回転で
エレベータが1段階上下するようにすることも出来、そ
の場合は、その半回転の間に、即ち、中心角で180゜
の角度範囲内にリード部と水平部とが形成される。その
他、3分の1回転でエレベータが1段階上下し、或は2
回転でエレベータが1段階上下する等、種々の態様が考
えられる。
転によってエレベータ15が1段階上下するようになっ
ているが、これに限るものではなく、例えば、半回転で
エレベータが1段階上下するようにすることも出来、そ
の場合は、その半回転の間に、即ち、中心角で180゜
の角度範囲内にリード部と水平部とが形成される。その
他、3分の1回転でエレベータが1段階上下し、或は2
回転でエレベータが1段階上下する等、種々の態様が考
えられる。
【0032】30は上記ギヤ部27の上面にその周縁か
ら突出するように設けられたシャッターであり、該シャ
ッター30は左側の螺旋カム22にのみ設けられてい
る。
ら突出するように設けられたシャッターであり、該シャ
ッター30は左側の螺旋カム22にのみ設けられてい
る。
【0033】31、31′は基台1上の上記支持壁2、
2′の前側壁3、3′の稍前方の位置に設けられた軸受
部であり、該軸受部31、31′に対向して上記前側壁
3、3′の上縁から前方へ突出した支持片32、32′
の前端部には支持孔33、33′が形成されている。し
かして、上記螺旋カム22、22′はその上端の軸部2
5、25′が上記支持孔33、33′に、また、下端の
軸部26、26′が軸受部31、31′に、それぞれ支
持されて、基台1上に回転自在に支持される。そして、
これら2つの螺旋カム22、22′の向きは、同じ方向
に回転した時に水平部29、29′同士が、また、リー
ド部28、28′同士が、それぞれ向き合う向きになっ
ている。
2′の前側壁3、3′の稍前方の位置に設けられた軸受
部であり、該軸受部31、31′に対向して上記前側壁
3、3′の上縁から前方へ突出した支持片32、32′
の前端部には支持孔33、33′が形成されている。し
かして、上記螺旋カム22、22′はその上端の軸部2
5、25′が上記支持孔33、33′に、また、下端の
軸部26、26′が軸受部31、31′に、それぞれ支
持されて、基台1上に回転自在に支持される。そして、
これら2つの螺旋カム22、22′の向きは、同じ方向
に回転した時に水平部29、29′同士が、また、リー
ド部28、28′同士が、それぞれ向き合う向きになっ
ている。
【0034】そして、上記エレベータ15のコロ17、
17′が螺旋カム22、22′のカム面23、23′上
に各別に転動自在に載置される。従って、螺旋カム2
2、22′が回転することによって、コロ17、17′
が螺旋カム23、23′上を転動しながら、螺旋カム2
2、22′の回転の方向に応じて上方又は下方へ移動さ
れることになる。
17′が螺旋カム22、22′のカム面23、23′上
に各別に転動自在に載置される。従って、螺旋カム2
2、22′が回転することによって、コロ17、17′
が螺旋カム23、23′上を転動しながら、螺旋カム2
2、22′の回転の方向に応じて上方又は下方へ移動さ
れることになる。
【0035】34は上記螺旋カム22、22′を回転さ
せるための駆動部であり、複数のギヤ35、35、・・
・によって構成されている。35aが駆動ギヤであり、
図示しないモータによって回転される。35b、35
b′は出力ギヤであり、螺旋カム22、22′のギヤ部
27、27′と各別に噛合されている。しかして、駆動
ギヤ35aが回転すると、螺旋カム22、22′が同じ
方向に回転するようになっている。
せるための駆動部であり、複数のギヤ35、35、・・
・によって構成されている。35aが駆動ギヤであり、
図示しないモータによって回転される。35b、35
b′は出力ギヤであり、螺旋カム22、22′のギヤ部
27、27′と各別に噛合されている。しかして、駆動
ギヤ35aが回転すると、螺旋カム22、22′が同じ
方向に回転するようになっている。
【0036】36は左側の支持壁2の前側壁3の下端寄
りの位置の前面に取着された回転検出用のフォトインタ
ラプタであり、左側の螺旋カム22のシャッター30に
対応しており、該シャッター30がフォトインタラプタ
36の図示しない発光部と受光部との間を遮ることによ
って螺旋カム22の回転を検出するようになっている。
これによって、例えば、エレベータ15のコロ17、1
7′がカム面23、23′の水平部29、29′上に位
置している時に螺旋カム22、22′の回転を停止する
等の制御を行うタイミングを取るようになっている。
りの位置の前面に取着された回転検出用のフォトインタ
ラプタであり、左側の螺旋カム22のシャッター30に
対応しており、該シャッター30がフォトインタラプタ
36の図示しない発光部と受光部との間を遮ることによ
って螺旋カム22の回転を検出するようになっている。
これによって、例えば、エレベータ15のコロ17、1
7′がカム面23、23′の水平部29、29′上に位
置している時に螺旋カム22、22′の回転を停止する
等の制御を行うタイミングを取るようになっている。
【0037】37、37、・・・は左側の支持壁2の前
側壁3の前面に上下方向に間隔を置いて配列された高さ
検出用のフォトインタラプタであり、上記エレベータ1
5の停止段に対応して設けられている。そして、エレベ
ータ15に設けられたシャッター21があるフォトイン
タラプタ37の図示しない発光部と受光部との間を遮る
ことによってエレベータ15が該フォトインタラプタ3
7に対応した段に来たことが検出されるようになってい
る。
側壁3の前面に上下方向に間隔を置いて配列された高さ
検出用のフォトインタラプタであり、上記エレベータ1
5の停止段に対応して設けられている。そして、エレベ
ータ15に設けられたシャッター21があるフォトイン
タラプタ37の図示しない発光部と受光部との間を遮る
ことによってエレベータ15が該フォトインタラプタ3
7に対応した段に来たことが検出されるようになってい
る。
【0038】例えば、下から3枚目の光ディスク9の下
側記録面に記録された信号を読み取るとすると、現在の
エレベータ15の位置がエレベータ15に設けられたシ
ャッター21とフォトインタラプタ37により認識さ
れ、目的の位置まで何段上下すれば良いか、即ち、螺旋
カム22、22′が何回転すれば良いかが判断され、駆
動部34を駆動して螺旋カム22、22′が回転しエレ
ベータ15を上下方向に移動させる。この時、螺旋カム
22のシャッター30とフォトインタラプタ36による
検出回数をカウントして所定数で駆動部34を停止させ
る。この直前に螺旋カム22、22′のカム面23、2
3′の所定段の水平部29、29′にエレベータ15の
コロ17、17′が位置して、エレベータ15に設けら
れたシャッター21とフォトインタラプタ37とによる
検出結果によりエレベータ15が所定の位置にあること
が認識されている。
側記録面に記録された信号を読み取るとすると、現在の
エレベータ15の位置がエレベータ15に設けられたシ
ャッター21とフォトインタラプタ37により認識さ
れ、目的の位置まで何段上下すれば良いか、即ち、螺旋
カム22、22′が何回転すれば良いかが判断され、駆
動部34を駆動して螺旋カム22、22′が回転しエレ
ベータ15を上下方向に移動させる。この時、螺旋カム
22のシャッター30とフォトインタラプタ36による
検出回数をカウントして所定数で駆動部34を停止させ
る。この直前に螺旋カム22、22′のカム面23、2
3′の所定段の水平部29、29′にエレベータ15の
コロ17、17′が位置して、エレベータ15に設けら
れたシャッター21とフォトインタラプタ37とによる
検出結果によりエレベータ15が所定の位置にあること
が認識されている。
【0039】これによってエレベータ15の受取ロッド
18、18′の後端がディスク配列部の下から3段目の
ガイドロッド7、7′の前端と対向した状態となる。そ
こで、光学ピックアップ装置10が図示しないピックア
ップ移動機構によって移動されて受取ロッド18、1
8′からガイドロッド7、7′に乗り移り、更に、下か
ら2番目の光ディスク9と下から3番目の光ディスク9
との間に移動する。そこで、下から3番目の光ディスク
9の下側記録面に記録された信号の読み取りが行われ
る。
18、18′の後端がディスク配列部の下から3段目の
ガイドロッド7、7′の前端と対向した状態となる。そ
こで、光学ピックアップ装置10が図示しないピックア
ップ移動機構によって移動されて受取ロッド18、1
8′からガイドロッド7、7′に乗り移り、更に、下か
ら2番目の光ディスク9と下から3番目の光ディスク9
との間に移動する。そこで、下から3番目の光ディスク
9の下側記録面に記録された信号の読み取りが行われ
る。
【0040】次いで、一番上段の光ディスク9の上側記
録面に記録された信号の読み取りを行う場合は、図示し
ないピックアップ移動機構によって光学ピックアップ装
置10が前方へ移動され、更に、エレベータ15の受取
ロッド18、18′に戻される。
録面に記録された信号の読み取りを行う場合は、図示し
ないピックアップ移動機構によって光学ピックアップ装
置10が前方へ移動され、更に、エレベータ15の受取
ロッド18、18′に戻される。
【0041】そして、図示しないセンサによって光学ピ
ックアップ装置10がエレベータ15に戻されたことが
確認されると、駆動部34が駆動されて、螺旋カム2
2、22′が回転し、エレベータ15が上方へ移動され
る。そして、エレベータ15のシャッター21が最上段
のフォトインタラプタ37の位置に達したことが認識さ
れ、螺旋カム22のシャッター30とフォトインタラプ
タ36による検出結果により駆動部34が停止し、これ
によって、エレベータ15の受取ロッド18、18′の
後端が最上段のガイドロッド7、7′の前端と対応し、
そこで、図示しないピックアップ移動機構によって光学
ピックアップ装置10がエレベータ15の受取ロッド1
8、18′からガイドロッド7、7′に移され、更に、
最上段の光ディスク9の上側記録面に対向する位置まで
移動される。そして、この間に光学ピックアップ13は
反転されてその対物レンズ12が下向きにされる。そこ
で、最上段の光ディスク9の上側記録面に記録されてい
る信号の読み取りが行われる。
ックアップ装置10がエレベータ15に戻されたことが
確認されると、駆動部34が駆動されて、螺旋カム2
2、22′が回転し、エレベータ15が上方へ移動され
る。そして、エレベータ15のシャッター21が最上段
のフォトインタラプタ37の位置に達したことが認識さ
れ、螺旋カム22のシャッター30とフォトインタラプ
タ36による検出結果により駆動部34が停止し、これ
によって、エレベータ15の受取ロッド18、18′の
後端が最上段のガイドロッド7、7′の前端と対応し、
そこで、図示しないピックアップ移動機構によって光学
ピックアップ装置10がエレベータ15の受取ロッド1
8、18′からガイドロッド7、7′に移され、更に、
最上段の光ディスク9の上側記録面に対向する位置まで
移動される。そして、この間に光学ピックアップ13は
反転されてその対物レンズ12が下向きにされる。そこ
で、最上段の光ディスク9の上側記録面に記録されてい
る信号の読み取りが行われる。
【0042】以上のようなピックアップの上下移動機構
にあっては、 上下方向に間隔を置いて配列した複数の
光ディスク9、9、・・・の適宜のものに対する信号の
記録及び/又は読み出しを容易に行なうことが出来、大
量の情報の取扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
にあっては、 上下方向に間隔を置いて配列した複数の
光ディスク9、9、・・・の適宜のものに対する信号の
記録及び/又は読み出しを容易に行なうことが出来、大
量の情報の取扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
【0043】また、螺旋カム22、22′のカム面2
3、23′にリード角を持たない水平部29、29′を
設けてあるので、複雑な制御回路や精密な機構を用いな
くとも、光学ピックアップ13を所定の高さに正確に位
置させることが出来る。
3、23′にリード角を持たない水平部29、29′を
設けてあるので、複雑な制御回路や精密な機構を用いな
くとも、光学ピックアップ13を所定の高さに正確に位
置させることが出来る。
【0044】図10は本発明ピックアップの上下移動機
構の変形例を示すものであり、上記実施例では螺旋カム
を2個22、22′使用していたのを、1個にした点で
相違し、その外の点では上記実施例と同様であるので、
上記相違する点について主として説明し、相違しない点
については図示は省略するか、図示した場合でも、上記
実施例におけると同様の部分については上記実施例にお
ける同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は
省略する。
構の変形例を示すものであり、上記実施例では螺旋カム
を2個22、22′使用していたのを、1個にした点で
相違し、その外の点では上記実施例と同様であるので、
上記相違する点について主として説明し、相違しない点
については図示は省略するか、図示した場合でも、上記
実施例におけると同様の部分については上記実施例にお
ける同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は
省略する。
【0045】エレベータ15にはその前面の中央部にコ
ロ38が回転自在に支持されている。また、左右側面の
略中央部に連係ピン39、39が突設されている。
ロ38が回転自在に支持されている。また、左右側面の
略中央部に連係ピン39、39が突設されている。
【0046】40はエレベータ15の前面の中央部に対
向するように基台1上に回転自在に立設された螺旋カム
であり、螺旋状に延びるカム面23を有している。そし
て、該カム面23はリード部28、28、・・・、水平
部29、29、・・・を交互に有していることは前記螺
旋カム22、22′と同様である。そして、該螺旋カム
40のカム面23に上記エレベータ15のコロ38が転
動自在に載置されている。
向するように基台1上に回転自在に立設された螺旋カム
であり、螺旋状に延びるカム面23を有している。そし
て、該カム面23はリード部28、28、・・・、水平
部29、29、・・・を交互に有していることは前記螺
旋カム22、22′と同様である。そして、該螺旋カム
40のカム面23に上記エレベータ15のコロ38が転
動自在に載置されている。
【0047】41は同期リンクであり、前端部が基台1
の前端部に回動自在に支持された左右2つの主リンク4
2、42と該主リンク42と42との間を固定的に連結
した連結リンク43とから成り、主リンク42、42の
後端部に形成された長孔44、44にエレベータ15の
連係ピン39、39が摺動自在に係合されている。
の前端部に回動自在に支持された左右2つの主リンク4
2、42と該主リンク42と42との間を固定的に連結
した連結リンク43とから成り、主リンク42、42の
後端部に形成された長孔44、44にエレベータ15の
連係ピン39、39が摺動自在に係合されている。
【0048】しかして、螺旋カム40の回転によりエレ
ベータ15は上下に移動される。そして、該エレベータ
15の左右に設けられた連係ピン39、39が同期リン
ク41の主リンク42、42の後端部と連係されている
ので、左右が同期して移動することになり、螺旋カム4
0が1個であるにもかかわらず、エレベータ15が左右
に傾くことはない。
ベータ15は上下に移動される。そして、該エレベータ
15の左右に設けられた連係ピン39、39が同期リン
ク41の主リンク42、42の後端部と連係されている
ので、左右が同期して移動することになり、螺旋カム4
0が1個であるにもかかわらず、エレベータ15が左右
に傾くことはない。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ピックアップの上下移動機構は、複数の記録
媒体ディスクが上下方向に間隔を置いて配列されたディ
スク配列部と、上記記録媒体ディスクに対する信号の記
録及び/又は読み出しを行うピックアップと、該ピック
アップを記録媒体ディスクに対向する位置に案内する複
数の固定案内部と、上下方向に移動可能に設けられ所定
の複数の位置で上記複数の固定案内部と各別に対応して
ピックアップの案内の受け渡しが可能となる可動案内部
を備えたエレベータと、軸方向が上下方向に延びカム面
が上記エレベータに設けられた被押圧部と当接した螺旋
カムと、該螺旋カムを回転させる駆動部とを備えたこと
を特徴とする。
に、本発明ピックアップの上下移動機構は、複数の記録
媒体ディスクが上下方向に間隔を置いて配列されたディ
スク配列部と、上記記録媒体ディスクに対する信号の記
録及び/又は読み出しを行うピックアップと、該ピック
アップを記録媒体ディスクに対向する位置に案内する複
数の固定案内部と、上下方向に移動可能に設けられ所定
の複数の位置で上記複数の固定案内部と各別に対応して
ピックアップの案内の受け渡しが可能となる可動案内部
を備えたエレベータと、軸方向が上下方向に延びカム面
が上記エレベータに設けられた被押圧部と当接した螺旋
カムと、該螺旋カムを回転させる駆動部とを備えたこと
を特徴とする。
【0050】従って、本発明ピックアップの上下移動機
構にあっては、上下方向に間隔を置いて配列した複数の
記録媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録及び
/又は読み出しを容易に行なうことが出来、大量の情報
の取扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
構にあっては、上下方向に間隔を置いて配列した複数の
記録媒体ディスクの適宜のものに対する信号の記録及び
/又は読み出しを容易に行なうことが出来、大量の情報
の取扱を簡単かつ容易に行なうことが出来る。
【0051】また、螺旋カムのカム面にリード角を持た
ない水平部を設けておくと、複雑な制御回路や精密な機
構を用いなくとも、ピックアップを所定の位置に正確に
位置させることが出来る。
ない水平部を設けておくと、複雑な制御回路や精密な機
構を用いなくとも、ピックアップを所定の位置に正確に
位置させることが出来る。
【0052】尚、上記実施例に示した各部の具体的形状
及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化
のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具体化
のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本
発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図1】図2乃至図9と共に本発明ピックアップの上下
移動機構の実施の一例を示すものであり、本図は一部を
切り欠いて示す斜視図である。
移動機構の実施の一例を示すものであり、本図は一部を
切り欠いて示す斜視図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】要部を別の角度から見た分解斜視図である。
【図4】ピックアップがエレベータに支持されている状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図5】ピックアップがエレベータに支持されている状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図6】ピックアップがエレベータに支持されている状
態を一部を切り欠いて示す右側面図である。
態を一部を切り欠いて示す右側面図である。
【図7】ピックアップがディスク配列部に移動している
状態を一部を切り欠いて示す平面図である。
状態を一部を切り欠いて示す平面図である。
【図8】ピックアップがディスク配列部に移動している
状態を一部を切り欠いて示す右側面図である。
状態を一部を切り欠いて示す右側面図である。
【図9】一部を切り欠いて示す正面図である。
【図10】変形例を示す要部の斜視図である。
7、7′ ガイドロッド(固定案内部) 9 光ディスク(記録媒体ディスク) 13 光学ピックアップ(ピックアップ) 15 エレベータ 17、17′ コロ(被押圧部) 18、18′ 受取ロッド(可動案内部) 22、22′ 螺旋カム 23、23′ カム面 29、29′ 水平部 34 駆動部 38 コロ(被押圧部) 40 螺旋カム 41 同期リンク(同期移動手段) 42 主リンク(回動リンク)
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の記録媒体ディスクが上下方向に間
隔を置いて配列されたディスク配列部と、上記記録媒体
ディスクに対する信号の記録及び/又は読み出しを行う
ピックアップと、該ピックアップを記録媒体ディスクに
対向する位置に案内する複数の固定案内部と、上下方向
に移動可能に設けられ所定の複数の位置で上記複数の固
定案内部と各別に対応してピックアップの案内の受け渡
しが可能となる可動案内部を備えたエレベータと、軸方
向が上下方向に延びカム面が上記エレベータに設けられ
た被押圧部と当接した螺旋カムと、該螺旋カムを回転さ
せる駆動部とを備えたことを特徴とするピックアップの
上下移動機構。 - 【請求項2】 螺旋カムのカム面にはリード角を持たな
い水平部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載
のピックアップの上下移動機構。 - 【請求項3】 エレベータの幅方向に離間して2つの被
押圧部が設けられ、該2つの被押圧部に対応して2つの
螺旋カムが設けられ、該2つの螺旋カムを同期回転させ
る駆動部が設けられたことを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載のピックアップの上下移動機構。 - 【請求項4】 単一の螺旋カムを使用し、エレベータの
左右同期移動手段を設けたことを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載のピックアップの上下移動機構。 - 【請求項5】 左右同期移動手段が、揺動端がエレベー
タの左右に各別に回動自在に連結された2つの回動リン
クを固定的に連結して成るものであることを特徴とする
請求項4に記載のピックアップの上下移動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04794294A JP3339168B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ピックアップの上下移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04794294A JP3339168B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ピックアップの上下移動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235122A JPH07235122A (ja) | 1995-09-05 |
JP3339168B2 true JP3339168B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=12789428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04794294A Expired - Fee Related JP3339168B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ピックアップの上下移動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3339168B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP04794294A patent/JP3339168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07235122A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |