JP3338635B2 - 医療用ギプス - Google Patents

医療用ギプス

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JP3338635B2 JP22422897A JP22422897A JP3338635B2 JP 3338635 B2 JP3338635 B2 JP 3338635B2 JP 22422897 A JP22422897 A JP 22422897A JP 22422897 A JP22422897 A JP 22422897A JP 3338635 B2 JP3338635 B2 JP 3338635B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨折時、負傷時等
において、肢体の患部を固定するための医療用ギプスに
関し、更に詳しくは、患部固定性に優れ、かつ着脱容易
であって、使い捨て可能な医療用ギプスに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】医療用ギプスは、骨折時、負傷時等にお
いて、肢体の患部を固定するのに使用される。従来の医
療用ギプスとしては、肢体の患部を包み込んで固定する
石膏ギプス、或いは副木が用いられていた。石膏ギプス
に使用される石膏粉末(ギプス粉末)は、半分子の結晶
水をもった硫酸カルシウムで、水を加えると硬化して2
分子の結晶水をもったものになる。これを約100〜1
30°Cに熱すると、再び結晶水を失って粉末になる可
逆性をもっている。
【0003】石膏ギプスは、目の荒いガーゼ地に石膏粉
末をまぶして巻いたもの(この状態のものが「巻軸体」
と称される)である。その使用時には、手を入れて少し
熱い程度のお湯に、粉を落とさないように静かに巻軸体
を沈めて、しばらく放置して気泡を発生させる。気泡が
出なくなったのを確認して、巻軸体を静かに水中より取
り出して、水をよく切って使用する。そして、肢体の患
部に巻く際には、各層間に空気を挟み込まないようにし
て、1巻毎によく擦って下層のものに密着させる。この
ようにして、石膏ギプスを巻く場合には、その巻始めか
ら硬化するまでの間において、肢体位置を一定に保って
おくことが必要である。
【0004】上記石膏ギプスを使用すると、治療のため
ではあるが、その患部は、石膏を含んだ包帯が幾層にも
巻かれて固定されるために、以下のような偶発症にも十
分に注意する必要がある。(1)石膏ギプスを巻いた後
の出血、腫脹により、結果的に石膏ギプスにより締め付
けられて、末端の血行障害を生じることがある。(2)
石膏ギプスが神経を圧迫して麻痺を生じさせることがあ
る。(3)皮膚における石膏ギプスを巻いた部分に褥瘡
を生じさせることがある。
【0005】上記した各偶発症は、いずれも石膏ギプス
と固定された患部との適合性が不十分なために、患部が
圧迫されたり、患部が不衛生になることに起因して生じ
る。また、石膏ギプスは、石膏を含んだ包帯を幾層にも
巻くために、患部が重くなると共に、通気性も悪いとい
う不具合もある。
【0006】一方、副木に関しては、石膏ギプスの有す
る上記不具合は少なく、軽量で、通気性等に関しても問
題は少ないが、患部に対するなじみが悪いという不具合
がある。更に、石膏ギプスの有する上記各不具合の除去
に加えて、患者の不快感を和らげることを目的としたギ
プスも種々提案されている。例えば、特表平5−503
860号の軟質材料製ギプスや、特開平7−78985
号のスチレン系ポリマー材によるギプス等があるが、こ
れらは、作業性を含めて患者の不快感を十分に和らげる
までには、至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、軽量で、しかも良好な通気性を有していて、肢体に
対しても比較的なじみがよい医療用ギプスの提供であ
り、その第2の課題は、上記第1の課題に加えて、患部
の大きさ、形状に対応してサイズ調整が可能であって、
しかも容易に取り外すことのできる医療用ギプスの提供
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の課題を解決するた
めに本発明の採用した手段は、外科整形に用いられる医
療用ギプスにおいて、その全体をパルプモールドで製作
したことである。また、第2の課題を解決するために本
発明の採用した手段は、断面視において2分割された一
対のギプス分割体により医療用ギプスを構成して、肢体
の大きさに応じてサイズ調整可能にしたことである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明に係るギプスG1
腕の肘関節まわりに装着した状態の斜視図であり、図2
は、同様の状態の縦断面図であり、図3は、同様の状態
の横断面図であり、図4は、図3においてファスナーの
みが異なる状態を示す横断面図であり、図5は、本発明
に係るギプスG1 を腕の肘関節まわりに装着する前の状
態の斜視図である。第1実施例のギプスG1 は、人体の
肘関節のまわりに装着されるものであって、断面視にお
いて2分割された一対のギプス分割体1,2により構成
される。各ギプス分割体1,2の全体形状は、ほぼL字
形であると共に、その横断面形状は、ほぼ半円形であっ
て、各ギプス分割体1,2が一体に組み付けられると、
円筒体をL字形に屈曲させた形状となる。各ギプス分割
体1,2の断面視において両端となる部分は、他の部分
よりも薄肉に成形されて重合せ部1a,2aを構成して
いて、各ギプス分割体1,2の重合せ部1a,2aを互
いに重ね合わせて円筒状にして使用され、この重合せ代
(S)の調整によってサイズ調整できる。一方のギプス
分割体1の外周面の複数箇所には、調整ファスナー3の
一端部が固着されていると共に、他方のギプス分割体2
の外周面の対応箇所には、固定ファスナー4の全体が固
着されていて、一対のギプス分割体1,2を組み付けた
状態において、対応する各ファスナー3,4に設けられ
た無数の小片状の引掛け片を互いに引っ掛け合うことに
より、その組付状態が維持される。
【0010】このギプスG1 は、その全体がパルプモー
ルドで製作されており、人体の肘関節のまわりに装着可
能なように型成形によって製作される。このパルプモー
ルドは、パルプ泥漿から製造されて、従来の用途は、梱
包材であった。一般に梱包材は、運搬される製品等の形
状に対応した凹所を有していて、この凹所に製品等の一
部を部分的に嵌め入れて梱包するのに使用され、従来の
梱包材は、発泡ポリスチレン等の比較的高価な材料で成
形されていたために、発泡ポリスチレン等がコスト高に
なると共に、廃棄処理が困難であった。これに対して、
パルプモールドは、回収資源の有効利用等を目的とし
て、ダンボールや新聞紙等の古紙のパルプで製造されて
おり、低コスト、廃棄処理の容易性に加え、軽量でしか
も通気性に優れている。本発明は、梱包材の用途のみに
使用されていたパルプモールドの有する上記特質を有効
に利用せんとするものである。
【0011】上記パルプモールドは、それに対応する形
状の成形面を有し、かつその成形面に多数の吸引穴が形
成された成形型を用い、その成形型の成形面をパルプ泥
漿中に浸漬させた状態で前記吸引穴から吸引を続けて、
その成形面にパルプ成分を吸着させた後に、パルプ泥漿
外に引き上げて脱水し、更に成形型から離型させた後に
乾燥炉内で遠赤外線、或いは熱風にて乾燥させることに
より製造される。本発明におけるパルプモールドは、原
料としてデインクトペーパーが使用され、バインダーと
して内添式紙力増強剤及びフッ素防水剤が使用される。
また、そのパルプモールドの厚さに関しては、2〜10
mmであり、好ましくは5〜10mmである。厚さが5
mm以下では、十分な固定強度が得られず、また10m
m以上では、嵩張ってしまい、日常生活において患者に
不快感を与えるからである。
【0012】そして、人体の肘関節の部分が骨折、或い
は負傷した場合において、この肘関節のまわりに前記ギ
プスG1 を装着するには、以下のようにして行う。この
肘関節部は、骨折、或いは負傷しているために、包帯6
を巻回して負傷部を保護し、その後に、この負傷部にギ
プスG1 を装着する。即ち、図5に示されるように、肘
関節部の上下の両方に一対のギプス分割体1,2を覆い
被せて、該肘関節部を一対のギプス分割体1,2の内部
に収容した形とする。この状態では、図3に示されるよ
うに、一対のギプス分割体1,2の各重合せ部1a,2
aは、互いに重ね合わせられていて、この重合せ代
(S)の調整によって、ギプスG1 のサイズ調整ができ
て、大きさの異なる肢体に対応可能となる。そして、上
方のギプス分割体1に固着された調整ファスナー3と、
下方のギプス分割体2に固着された固定ファスナー4と
を互いに引っ掛けると、図1ないし図3に示されるよう
に、一対のギプス分割体1,2が互いに組み付けられ
て、人体の肘関節部に対するギプスG1 の固定状態が維
持される。なお、一対のギプス分割体1,2を一体に組
み付けるには、図4に示されるように、別体のテープ状
のファスナー5によりギプスG1 の全周を巻回してもよ
い。
【0013】また、装着後時間を経るに従って、ギプス
1 は、患部の形状になじんで良好に適合し、しかも従
来の石膏ギプスに比較して軽量であり、かつ通気性に富
んでいるために、装着による違和感、不快感等はほとん
どない。そして、患部からギプスG1 を取り外すには、
調整及び固定の各ファスナー3,4の引掛けを解いて、
一対のギプス分割体1,2を分離させるのみでよいの
で、その取外しの作業は、熟練を必要とせず、極めて容
易である。
【0014】また、図6及び図7には、本発明に係る別
のギプスG2 が示されている。このギプスG2 は、人体
の腕部(肘関節と手首との間の部分)を負傷した場合に
使用されるものであって、同様に全体がパルプモールド
で製作されて、断面視においてギプス本体7の周方向の
両端部7a,7bを互いに非拘束にして、その周長が調
整可能な円筒状に形成されている。また、ギプス本体7
の長手方向の両端部には、一対一組となった調整及び固
定の各ファスナー3,4がそれぞれ固着されている。そ
して、このギプスG2 を人体の腕部に装着するには、ギ
プス本体7の両端部7a,7bを開いて、その間から腕
部を挿入し、ギプス本体7の両端部7a,7bを互いに
重ね合わせる。このギプス本体7の両端部7a,7bの
重合せ代は、腕部の太さに対応して、肘関節の側では少
なく、手首部の側では多くなり、ギプス本体7の長手方
向に沿って漸次変化している。このようにして、腕部に
ギプスG2 を適合させて固定したならば、各ファスナー
3,4によって、この適合状態を維持させる。
【0015】また、図8には、本発明に係るギプスG3
が人体の脚部(膝関節と足首との間の部分)に固定され
た状態が示されている。このギプスG3 は、人体の腕部
に固定される前記ギプスG2 とほぼ同様な構成であっ
て、ギプス本体8の両端部8a,8bの重合せ代が膝部
から足首部にかけて漸次多くなった状態で固定される。
【0016】更に、図9及び図10には、人体の指部を
負傷した場合に使用されるギプスG4 が示されている。
このギプスG4 は、人差指と中指との両指に対して装着
されるものであって、一対のギプス分割体11,12で
構成される。各ギプス分割体11,12は、一体に組み
付けた状態においては、その横断面は、ほぼ楕円状であ
って、長手方向に沿って横断面の大きさが漸次変化した
略テーパー楕円筒状をしているため、大きさの異なる指
に対して装着可能となっている。図9に示されるよう
に、一対のギプス分割体11,12を一体に組み付け
て、その間に人差指と中指とを収容した形にして、両ギ
プス分割体11,12を調整ファスナー13と、固定フ
ァスナー(図示せず)とによって互いに組み付けると、
いずれか一方、或いは双方が負傷した人差指と中指に対
してギプスG4 が固定される。
【0017】また、一対のギプス分割体11,12を一
体に組み付けるには、図11に示されるように、ゴムバ
ンド14を使用することも可能である。なお、図11に
おいて、2点鎖線は、ゴムバンド14を伸ばした状態を
示す。更に、図12に示されるギプスG5 は、指に対し
て装着される前記ギプスG4 の変形例であって、断面視
における両端部の重合せ代が調整可能となった略テーパ
ー楕円筒状のギプス本体15を有していて、装着する指
の大きさに対応させて前記重合せ代を調整して、負傷し
た指に対して適合した状態で固定させるものである。そ
して、巻回方向の一端部がギプスG5 に固定されたファ
スナー16をほぼ1回分だけ巻回して、指に対する適合
状態を維持させる。
【0018】本発明に係るパルプモールド製の各ギプス
1 〜G5 は、患部に対するなじみが良好であって、し
かも患部に対する取付け、及び取外しも一人で簡単に行
える利点があるが、病院の例えば治療室に常備して使用
することは、必ずしも本発明のギプスの本来の使用方法
ではない。なぜならば、例えば病院のような医療設備が
整い、熟練者である医師が治療を行う場合には、むしろ
石膏ギプスを用いた方がよい治療が行える場合が多いか
らである。即ち、実際の患部の形状に合わせて石膏ギプ
スを硬化させることにより、患部に対して隙間のない成
形が可能で、しかも患部が動かない程度の十分な強度を
持たせることができるからである。
【0019】本発明に係るパルプモールド製のギプスが
推奨される第1の理由は、患部がある程度回復した後に
おいて、この患部を固定する際の簡易的ギプスとして使
用できるからである。従来から多用されている石膏ギプ
スは、患部を固定することについては非常に優れた特性
を有しているが、患者にとって患部を締め付けることに
よる偶発症の発生に加えて、重い、きつい、一人では外
せない、不衛生である等の不快感がどうしてもつきまと
う。この点、本発明に係るパルプモールド製のギプス
は、軽量であって、通気性に優れているために、患者に
不快感を与えることは少なく、また患者或いは家族のみ
で容易に取り替えられるという優れた利点を有してい
る。従って、負傷部の治癒後において、安全のためにし
ばらくはギプスを必要とする場合において、本発明に係
るギプスは、パルプモールド製であるために、この間に
生ずる患者の不快感を大幅に改善できる。
【0020】また、パルプモールド製のギプスが推奨さ
れる第2の理由は、治療者が熟練者でなくても、応急処
置ができることである。例えば、学校、ホテル、遊園地
等には、治療室が備え付けられているが、これらの場所
で怪我人が発生した場合において、怪我人を病院に運ん
で治療を行うまでの間において、何らかの応急処置を行
わざるを得ない場合がある。このような場合には、保存
がある程度容易で、必ずしも熟練者でなくても患部に固
定できる本発明に係るパルプモールド製のギプスが効果
を発揮する。また、同様に、登山やキャンプの際の救急
用具としても、適していて、医療施設のない場所での怪
我発生時においては、多大な効果を発揮する。
【0021】上記の場合を考慮して、比較例として石膏
ギプスを挙げて、本発明のパルプモールド製のギプス
と、この石膏ギプスとの取付・取外時、及び固定時にお
ける各種特性について比較評価を行った。評価について
は下記基準により行い、その結果は、
【表1】 の通りであった。 (1)取付容易性 ○:非熟練者が容易に取り付けることができた。 ×:非熟練者では容易に取り付けられなかった。 (2)固定性:親指を除く4本を固定できる試験用ギプ
スを製作し、指に固定した後において、指を曲げようと
した時の指関節の動きを観察した。 ○:動かなかった。 ×:動いた。 (3)患部へのなじみ性:腕まわりに装着できる試験用
ギプスを製作し、1週間固定した後に取り外して、肌の
荒れ具合を観察した。 ○:肌はほとんど荒れていなかった。 ×:肌が赤くなっていた。 (4)脱解性:ギプスを一人で外せるか試みた。 ○:一人で外せた。 ×:一人では外せなかった。 (5)軽量性:パルプモールド製のギプスは、その比重
が石膏ギプスのほぼ1/4であって、極めて軽量である。 (6)通気性:パルプモールド製のギプスは、その気孔
率が10%程度であるのに対して、石膏ギプスの気孔率
は零であり、石膏ギプスに比較して通気性に優れてい
る。
【0022】
【表1】。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る医療用ギプスは、その全体
がパルプモールドで製作されているために、軽量でかつ
良好な通気性を有し、しかも肢体に対するなじみがよい
ので、長期間固定することにより患部の肌が荒れること
も無く、時間を経るに従って、ギプスが患部の形状にな
じんでくるために、従来の石膏ギプスに比較して、患者
の不快感、或いは苦痛を和らげることができる。また、
本発明に係る医療用ギプスはパルプモールド製であるの
で、使用済のギプスは、一般のゴミと同様にそのまま廃
棄処分できる。
【0024】また、断面視において2分割された一対の
ギプス分割体で医療用ギプスを構成すると、肢体の大き
さに応じてサイズ調整することができるので、ある程度
のサイズの標準化が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るギプスG1 を腕の肘関節まわりに
装着した状態の斜視図である。
【図2】同様の状態の縦断面図である。
【図3】同様の状態の横断面図である。
【図4】図3においてファスナーのみが異なる状態を示
す横断面図である。
【図5】本発明に係るギプスG1 を腕の肘関節まわりに
装着する前の状態の斜視図である。
【図6】本発明に係るギプスG2 の斜視図である。
【図7】本発明に係るギプスG2 を腕の肘関節と手首と
の間に装着した状態の斜視図である。
【図8】本発明に係るギプスG3 を脚の膝関節と足首と
の間に装着した状態の斜視図である。
【図9】本発明に係るギプスG4 を人差指と中指との2
本の指に装着した状態の平面図である。
【図10】本発明に係るギプスG4 の斜視図である。
【図11】ギプスG4 を構成する一対のギプス分割体1
1,12と、これらを固定するゴムバンド14との斜視
図である。
【図12】本発明に係るギプスG5 の斜視図である。
【符号の説明】
1 〜G5 :医療用ギプス S:ギプス分割体の重合せ代 1,2,11,12:ギプス分割体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−64518(JP,A) 特開 平11−56995(JP,A) 実開 平7−31021(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/04 A61L 15/07 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外科整形に用いられる医療用ギプスであ
    って、その全体がパルプモールドで成形されていること
    を特徴とする医療用ギプス。
  2. 【請求項2】 断面視において2分割された一対のギプ
    ス分割体で構成されて、肢体の大きさに応じてサイズ調
    整可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の
    医療用ギプス。
  3. 【請求項3】 周長が調整可能なように円筒状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の医療用ギプ
    ス。
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