JP3336413B2 - 環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出 - Google Patents

環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出

Info

Publication number
JP3336413B2
JP3336413B2 JP54200498A JP54200498A JP3336413B2 JP 3336413 B2 JP3336413 B2 JP 3336413B2 JP 54200498 A JP54200498 A JP 54200498A JP 54200498 A JP54200498 A JP 54200498A JP 3336413 B2 JP3336413 B2 JP 3336413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analyte
hydrophobic
coated
sample
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP54200498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000513818A (ja
Inventor
セサレ,ヨセフ,エル ディ
ローゼン,スティブン,エム
Original Assignee
パーキンエルマー インストルメンツ エルエルシー
ロッシュ ダイアグノスティックス コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パーキンエルマー インストルメンツ エルエルシー, ロッシュ ダイアグノスティックス コーポレーション filed Critical パーキンエルマー インストルメンツ エルエルシー
Publication of JP2000513818A publication Critical patent/JP2000513818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3336413B2 publication Critical patent/JP3336413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/5302Apparatus specially adapted for immunological test procedures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、膠着反応毛細管スライド試験装置を使用す
る環境サンプル中に多分存在する疎水性分析物の、低レ
ベル、10ppbおよびより詳しくは1ppbまたはそれ以下の
検出用装置および方法に関する。
発明の背景 改良された試験装置は膠着反応用物質の検出に設けら
れた。かかる改良された試験装置の例として、ヒュー・
ヴィ・コッティンガムのアメリカ合衆国特許第4,596,69
5号;同第4,597,944号および同第4,775,515号およびピ
ーター・シュルツのアメリカ合衆国特許第5,019,351号
に開示された膠着スライド装置が記載され得る。
膠着試験は分析物とこの分析物に類似のまたは対の分
析物で被覆されたラテックス粒子との間の抗体に結合す
るために競合であるラテックス膠着禁止原理に基礎を置
いている。サンプルは類似または対の分析物および抗体
で被覆されたラテックス粒子に沿って上述したアメリカ
合衆国特許第5,019,351号に開示された型のスライド装
置の混合容器中に置かれる。混合物は可視区域に対して
毛細管作用によりスライド装置の毛細管通路を横切って
いる。サンプル中に分析物がないならば、類似または対
の分析物とともにラテックス粒子は抗体に結合すること
により大きな粒子の集塊(膠着)を形成する。しかしな
がら、分析物がサンプル中に存在するとき、抗体との反
応のためにラベルが付されたラテックス粒子と競合しか
つ分析物は好ましくは抗体に結合しかつラベルが付され
たラテックス粒子との抗体の反応を禁止または阻止しか
つそれによりラテックス粒子の膠着を禁止または阻止す
る。したがって、ラテックス粒子の膠着の存在はサンプ
ルから分析物の不存在の証拠であり、これに反して、ラ
テックス粒子の顕著な膠着の不存在は、ラテックス粒子
の存在または不存在がスライド装置の可視区域において
目視で観察されるとき、サンプル中の分析物の存在の証
拠である。
上述した技術および上記特許に開示された膠着スライ
ド装置を使用して、試験キットがホルモン、腫瘍発生体
等のごとき種々の生物学的物質の容易で迅速な測定、か
つまた尿、血液または他の体液のごとき生物学的サンプ
ルからのアンフェタミン、バルビツール酸塩、コカイ
ン、マリファナ、モルヒネ、フェンシクリジン等のごと
き悪用の薬物のために市場に出されている。かかる試験
装置および分析方法はかかる生物学的物質に関しての生
物学的流体および悪用の薬物の容易かつ迅速な領域分析
を許容した。掛かる迅速な分析はその領域に容易に導入
されることができかつ結果の分析のための機器を必要と
しない。目視定量結果は、スライド装置の混合容器内で
サンプル、ラベルが付されたラテックス粒子および抗体
を混合する時間から、一般に約3〜5分以内またはそれ
以下で、スライド目視区域において観察可能である。
かかる膠着反応スライド装置の使用は非常に有益であ
り、現場での領域分析を、すなわち、他の機器を必要と
することなしに簡単で容易な方法によって非実験室設定
において許容する。悪用の薬物用のかかる分析試験装置
の例は、ニュージャージー州ソマービルのロシュ・ダイ
アグノスティック・システムズ社により販売されたオン
トラック試験装置である。かくして、この技術は、幾つ
かの型の機器を必要とする、薄層クロマトグラフィまた
は液体クロマトグラフィ、酵素免疫アッセイ、蛍光偏光
免疫アッセイまたは放射線免疫アッセイのごとき、使用
が以前に要求されたスクリーニング分析方法を少なくと
も部分的に置き換えた。
しかしながら、膠着反応スライド分析技術はとくに極
端な欠点、すなわち、分析されているサンプル中の分析
物の濃度が、一般に約160μlの合計反応量中に約11μ
lのみのサンプル量をスライド装置の混合容器中に置く
ことができるので所望の目視結果を設けるように膠着禁
止を発生するために少なくとも約50ppbまたはそれ以上
の比較的高い濃度にしなければならないということを有
することが認められた。この欠点はかかる膠着スライド
反応分析技術が、疎水性殺虫剤残留物が存在するかまた
は約1ppbまたはそれ以下のごとき、非常に低い濃度での
み存在するかも知れない場合に、水、流出水、土壌、ス
ラッジ、有機質肥料廃棄物または沈殿物等のごとき、環
境サンプル中の疎水性殺虫剤のごとき分析物を検出する
のに使用できることを防止した。
また、薄膜に直接取着された機能的グループおよび抗
体を備えた親和性薄膜が関心のある分析物を含有してい
る疑わしいサンプルと親密に接触させた親和性クロマト
グラフィ技術の使用によって分析物を検出することが提
案された。しかしながら、低い表面結合区域および抗体
の機能性の損失を含んでいる、多数の理由のために不十
分な結合能力が存在し、かつそれゆえ、一般に、約20%
〜約40%のみの分析物が検出および分析に関して回収さ
れ得る。したがって、かかる親和性クロマトグラフィ技
術は、また、環境サンプル中の殺虫剤および環境毒素の
10ppb又は1ppbレベルの検出に十分な領域分析方法を提
供しなかった。
それゆえ、膠着スライド反応分析装置が疎水性殺虫剤
または他の疎水性有機毒素のごとき低レベルの分析物を
含有している環境サンプルの迅速、容易、領域内分析に
利用できることが非常に望ましい。
発明の概要 本発明は、環境サンプル中の低レベルの疎水性分析物
の検出用の改良された膠着反応スライド分析装置および
方法、およびかかる装置および方法において使用の装置
を提供する。
本発明によれば、上述した特許に開示された型の膠着
反応スライド装置は、今や、1ppbまたはそれ以下でも同
様に、10ppb以下のレベルで環境サンプル中に存在する
疎水性分析物を検出するのに使用され得る。これは、そ
の開示が参考のために本書に組み込まれる、上述したア
メリカ合衆国特許第5,019,351号に開示された型の膠着
反応スライド装置において膠着禁止分析方法に沿ってサ
ンプル濃縮化装置を利用する新規なサンプル濃縮化方法
によって達成される。
本発明によれば、水、流出水、土壌、スラッジ、廃棄
物または沈殿物の如き環境サンプルについて、10ppbま
たはそれ以下の量において、とくに1ppbまたはそれ以下
の量において、該環境サンプル中の疎水性分析物の存在
を検出するための方法において、この方法が: (1)環境サンプルの測定可能な量を設け; (2)液密ハウジング内に透過性薄膜を設け、前記ハウ
ジングがこの薄膜の第1表面への入口ポートおよびこの
薄膜の第2の、反対表面からの出口ポートを有し、前記
透過性薄膜がそれに細孔または裂け目を有しかつ前記透
過性薄膜の前記第1表面に置かれた脂肪族炭化水素疎水
性相で被覆されたシリカ粒子を有し; (3)前記サンプルの測定可能な量を、他と異なる圧力
下で、透過可能な薄膜を通ってかつ出口ポートの外への
走行のために入口ポートに導入し、環境サンプル中の疎
水性分析物がシリカ粒子上に被覆された疎水性相に結合
し; (4)その後、サンプルの前記測定可能な量の分数部
で、メタノール、エチレングリコール、ポリビニルピロ
リドンおよびNaClを含む溶出溶媒を使用し、少なくとも
約50ppbの疎水性分析物の濃度を有する濃縮された分析
物溶液として容器内に出口ポートを通って外へ被覆され
たシリカ粒子から分析物を溶出しており; (5)膠着反応スライド分析装置の受容容器内に(a)
前記濃縮された疎水性分析物溶液、(b)その類似また
は対の分析物で被覆された粒子、および(c)疎水性分
析物に対する抗体を導入しかつ混合し、この混合物を受
容容器からスライド分析装置の毛細管軌道領域に導入し
そして前記混合物を前記スライド分析装置の目視領域に
対して毛細管軌道領域を横切らせ;そして (6)前記スライド分析装置の前記目視領域における顕
著な膠着された粒子の、それぞれ、存在または不存在を
観察することにより前記測定可能な量のサンプル中の疎
水性分析物の不存在または存在を目視測定することから
なっている。
図面の簡単な説明 本発明を添付図面を参照して以下の例示の態様におい
て詳細に説明する。
第1図は、本発明によるサンプルの膠着試験用膠着反
応スライド分析装置を示す部分図; 第2図は、この発明に使用の流体密閉ハウジング内の
透過可能な薄膜を示す斜視図; 第3図は、第2図の線3−3に沿う断面図; 第4図は、第3図の薄膜要素を示す拡大断面図; 第5図は、この発明の分析方法に使用の圧力差供給装
置を示す部分断面図;そして 第6図は、この発明の分析方法に使用の濃縮した分析
物溶液を用意するための装置を示す部分断面図である。
発明を実施するための最良の形態 この発明は、約1ppbまたはそれ以下の非常に低い濃度
で環境サンプル中に存在する、殺虫剤、多芳香族有機化
合物および他の有機毒素のごとき、疎水性分析物、とく
に有機分析物の検出用の容易かつ信頼し得る領域膠着反
応分析を提供する。この発明は、環境サンプルが分析さ
れている低レベルの疎水性分析物を含有する場合に測定
するために約10分以下で導かれるような領域分析を可能
にしている。
この発明の分析方法は、疎水性分析物が約1ppbまたは
それ以下の量において存在するかも知れない、例えば、
水、流出水、土壌、スラッジ、廃棄物または沈殿物等の
ごとき、いずれの型の領域環境サンプルの分析において
使用するのにとくに適する。分析方法は環境サンプル中
のどのような適宜な疎水性分析物を分析するのに使用さ
れ得る。特別な関心は殺虫剤、多芳香族の発癌性物質、
および他の有機性毒素である。例えば、この発明の改良
された分析方法はアトラジン、アルドリン、α−BHC,β
−BHC,γ−BHC,δ−BHC,4,4'−DDD,4,4'−DDE,4,4'−DD
T,ディルドリン、エンドスルファンI,エンドスルファン
II,エンドスルファンサルフェイト、エンドリン、エン
ドリンアルデヒド、エンドリンケトン、ヘプタクロル、
ヘプタクロルエポキシド、メトキシクロル等のごとき殺
虫剤、ポリ塩化ビフェニル、ポリ塩化ポリフェニル及び
PCPのごとき多芳香族発癌性物質を分析するのに使用さ
れ得る。
膠着反応分析は上述したアメリカ合衆国特許第5,019,
351号に開示されかつ第1図に示される装置のごとき、
当該技術において知られている適宜な膠着反応スライド
装置上で導かれ得る。分析試験要素は総括的な参照符号
10によって示されている。試験要素は、分析物に関して
分析されるべきサンプルおよび分析物に対する抗体およ
び類似または対の分析物で被覆された粒子を含んでいる
適切な反応剤が混合される受容および混合容器17からな
っている。混合物は次いで上流の毛細管入口15を通って
曲がりくねった形状の毛細管軌道14に流入させられる。
混合物は上流の毛細管領域19、中間の毛細管領域21およ
び下流の毛細管領域20を通って軌道14に沿って進み、下
流の毛細管軌道出口16によって毛細管軌道を出て、監視
容器18の形の監視または観察領域に入る。監視領域18は
この監視領域を通気するための孔22を備えている。壁23
が、受容区域17、監視区域18および毛細管軌道領域14の
まわりに、これらの領域のまわりに流体密閉結合を設け
るために延びている。
疑われた疎水性分析物の約10ppb以下、特に約1ppb以
下を含有している環境サンプルが第1図の反応スライド
装置において分析され得る前に、サンプルは強化または
濃縮されねばならない。第2図、第3図及び第4図に示
されるのは、参照符号26で総括的に示される、かかるサ
ンプル濃縮装置用要素である。要素26は濃縮要素内に収
納されかつ保持ハウジング34によって入口キャップ30と
出口キャップ32との間に保持される適宜な多孔性または
透過可能な薄膜28からなっている。入口キャップ30は略
中心に置かれた入口ポート36を備えかつ出口キャップ32
は略中央に置かれた出口ポート38を備えている。保持ハ
ウジング34は入口キャップ30、透過可能な薄膜28および
出口キャップ32のまわりに流体密閉ハウジングを設けて
いる。透過可能な薄膜28は第4図により詳細に示され
る。
薄膜28は、それ自体、分析されるべき疎水性分析物に
対して不活性である透過可能な固体相材料から作られた
円板40である。薄膜円板40はそれを貫通する孔または裂
け目を備えた頂部面42および底部面44を有している。粒
子46、とくにシリカ粒子がC18脂肪族炭化水素のごと
き、脂肪族炭化水素疎水性相で被覆しかつ薄膜円板40の
頂部面42に取着した。
薄膜円板40の細孔または裂け目は大きさまたは直径が
被覆され粒子46の直径より小さい。例えば、シリカ粒子
は一般に約10から50μm、好ましくは約40から50μmの
直径を有し、そして細孔または裂け目は一般に約0.4か
ら約45μmの範囲にある。薄膜円板は、例えば、ペーパ
ー、ガラス繊維、綿、セルロース、セルロースアセテー
トおよびポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリビニリデンフッ化物等の合成重合
材料のごとき、反応剤に対して不活性の適宜な物質から
構成され得る。好適な薄膜円板は直径が約25mmでありか
つ少なくとも10μgの分析物の容量を有し、最も好まし
くは前記大きさのガラス繊維薄膜円板である。
脂肪族炭化水素疎水性相は適宜な脂肪族炭化水素、特
にC10ないしC20の脂肪族炭化水素とりわけC18相にする
ことができる。薄膜上のC18被覆シリカ粒子は市場で入
手可能でありかつ適切な大きさの薄膜円板に切断されそ
して前記されたごとく、この発明の適宜な流体密閉濃縮
装置内に置かれ得る。
注射器50は一端にハウジングへの物質の吸い込みおよ
びハウジングからの物質の吐き出し用の中央に置かれた
導管54を有する管状ハウジング52からなっている。反対
端で管状ハウジングは肩部56で終端している。ハウジン
グ52内に置かれるのは、O−リングのごとき、密封手段
60によって管状ハウジング52の内部に流体密閉関係に保
持される可動管状ピストン58である。ハウジング52の外
部でピストン58が物質の手動吸い込みおよび吐き出し用
の適宜なハンドル62を備えている。
円板の頂部面上に置かれた被覆シリカ粒子を有する薄
膜円板40は、薄膜に直接結合される抗体または親和性反
応剤により通常得られる約20〜40%の回収疎水性分析物
に比して、少なくとも約88%またはそれ以上、一般に約
95〜100%の疎水性分析物の回収を導いている濃縮装置
を通して処理されているサンプル中の実質上すべての疎
水性分析物を結合することができる。
その後、疎水性分析物の約10ppb以下、好ましくは約1
ppb以下を含有している環境サンプルが注射器50に吸い
込まれ、注射器は入口ポート36に取着されそして環境サ
ンプルは濃縮装置26内に放出される。サンプル中の分析
物は円板40の頂部面上にある脂肪族炭化水素疎水性相被
覆粒子に結合する一方サンプル中の流体は円板を透過し
かつ適宜な回収容器または容器70に出口ポート38を通っ
て流れ出る。
薄膜円板40上の被覆粒子に結合された分析物は次いで
被覆された粒子から疎水性分析物を結合解除するために
濃縮装置26の入口細孔36に導入された同様な注射器50ま
たは圧縮可能な容器から少量の溶出溶媒で溶出されそし
て自由にされた分析物を出口ポート38から適宜な回収容
器または容器70内に溶出する。溶出溶媒は、スライド装
置内に発生している膠着反応と適合しかつそれと干渉し
ない溶媒にすべきであり、スライド装置内の反応混合物
の運動を許容しかつ膠着反応スライド中の分析物に結合
する抗体の劣化作用を持たないように、水と同様な、十
分な粘性を有している。かかる適宜な溶出溶媒の例とし
て、例えば、メタノールまたはメタノール、エチレング
リコール、ポリビニルピロリドンおよび塩化ナトリウム
の溶液、とくに約60%のメタノール(v/v)、約40%の
エチレングリコール(v/v)、約4%のポリビニルピロ
リドン(w/v)および約2%のNaCl(w/v)が挙げられ
る。
使用される少量の溶出溶媒は濃縮装置に導入された環
境サンプルの容量に比して小さい、分数容量部である。
例えば、1ppbの濃縮において疎水性分析物を含有してい
る50mlサンプルの使用および1mlの溶出溶媒の使用は、
溶出された1mlサンプルが約50ppbの濃度で疎水性分析物
を含有するように約50倍の濃度係数を得ることを可能に
している。
サンプルが前記方法において適宜に補強または濃縮さ
れた後、濃縮された分析物溶液の約11μlがその類似の
または対の分析物および関心のある疎水性分析物に対す
る抗体および必要な反応緩衝剤で被覆された粒子に沿っ
てスライド装置10の受容/混合容器17に導入される。こ
の混合物は上流入口15を通って毛細管軌道領域14に導入
されかつ下流の出口16にかつ監視領域18に曲がりくねっ
た毛細管軌道19,21,20を横切らせられる。関心のある分
析物が環境サンプル中に、かつしたがってその濃縮され
た溶液中に存在しないならば、抗体が粒子の膠着を発生
する毛細管軌道中の類似または対の分析物と反応する。
しかしながら、関心のある疎水性分析物が環境サンプル
中に、かつその濃縮した溶液中に存在するならば、関心
のある疎水性分析物はその抗体に結合しかつ被覆された
ラテックス粒子の類似または対の物と抗体が反応するの
を阻止または禁止し、かくして粒子膠着を阻止または禁
止する。
毛細管軌道を通るサンプルおよび反応剤の横断後、監
視区域の観察は分析物の正量=膠着なし;分析物の負量
=膠着が目視で測定されるような結果を可能にする。
ここで記載された分析方法は特別な機器を必要としな
い比較的簡単な方法でありかつしたがって迅速な領域分
析、すなわち、自然の状態または事務所または家庭等に
おけるごとく、実験室でない環境における分析を容易に
導く。一般に、濃縮段階および膠着反応試験の両方を含
んでいる分析方法全体はサンプル濃縮相に関して約10分
またはそれ以下、一般に、約5分またはそれ以下そして
膠着反応試験相に関して5分またはそれ以下で実施され
得る。
そのうえ、分析方法に必要とされるすべての材料およ
び装置は容易に製造され、安価でありそして環境許容方
法において容易に処理され得る。
10ppbまたはそれ以下、とくに1ppbまたはそれ以下の
レベルで環境サンプル中に存在する疎水性分析物に関す
る領域分析を行うのに必要とされるすべては薄膜の前方
面上に適切に被覆された粒子を有する薄膜を備えた濃縮
装置、1またはそれ以上の注射器および回収容器、膠着
反応スライド装置および分析部またはそれに結合された
対の分析物を有する溶出溶媒ラテックス粒子のごとき適
切な反応剤、分析物に対する抗体および要求されるかま
たは必要とみなされる反応緩衝剤である。
本発明を、さらに、疎水性殺虫剤アストラジンの分析
を以下の例示の実施例によって例示する。
実施例 ガラス繊維薄膜円板の頂部面上にC18シリカ粒子を有
するこの発明の濃縮装置が設けられる。注射器を使用し
て、10ppbのアトラジン(すなわち、200ngのアトラジン
合計)を含有すると疑われた、20mlの池の水がアトラジ
ンを捕捉するようにC18薄膜に通された。その後、C18
膜円板上に捕捉されたアトラジンが約60%メタノール
(w/v)、約40%エチレングリコール(v/v)、約4%ポ
リビニルピロリドン(w/v)および約2%NaCl(w/v)か
らなっている1mlの溶出溶媒で溶出されかつ1mlの溶出液
が濃縮分析物サンプルとして回収ボトル中に集められ
た。濃縮分析物サンプルの分析は、サンプルから175ng
(88%)のアトラジンが回収されたことを明らかにし
た。
かかる濃縮された分析物溶液の分析は、この発明にし
たがって、約11μlの濃縮されたアトラジン分析物溶
液、約50μlのアトラジン−BSAの対のラテックス粒
子、約50μlのアトラジンに対する抗体、および約50μ
lの緩衝剤を第1図に示した型の膠着反応スライド装置
の受容及び混合容器中に配置し、前記容器中で反応剤を
混合し、混合物を毛細管軌道に導入しそしてスライドの
監視区域に反応混合物を流させることによって行われ
る。監視における膠着されたラテックス粒子の不存在は
環境水溶液中のアトラジンの存在を確認する。対比にお
いて、1ppbのアトラジンを含有する環境水サンプルが濃
縮方法なしに同一の膠着反応分析に従わされるならば、
分析はスライド中のラテックス粒子の膠着を結果として
生じ、環境水溶液中のアトラジンの不存在を誤って示
す。
本発明の前記説明により、当該技術に熟練した者はそ
の精神から逸脱することなく本発明に変更がなされ得る
ことは明らかである。それゆえ、本発明の範囲は説示さ
れた特別な実施例に制限されるようには意図されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディ セサレ,ヨセフ,エル アメリカ合衆国,コネチカット州 06896,レディング,ガァロゥズ ヒル ロード 37 (72)発明者 ローゼン,スティブン,エム アメリカ合衆国,ニュー ジャージー州 07046,マウンテン レイクス,ブー ルバード 22 (56)参考文献 特開 平2−28559(JP,A) 特開 昭63−138265(JP,A) 国際公開95/24418(WO,A1) 国際公開95/17247(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/543 581 G01N 1/10 G01N 31/20

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水、流出水、土壌、スラッジ、廃棄物また
    は沈殿物の如き環境サンプルについて、10ppbまたはそ
    れ以下の量において該環境サンプル中に存在する疎水性
    分析物の存在を検出するための方法において、この方法
    が: (1)環境サンプルの測定可能な量を設け; (2)液密ハウジング内に透過性薄膜を設け、前記ハウ
    ジングがこの薄膜の第1表面への入口ポートおよびこの
    薄膜の第2の、反対表面からの出口ポートを有し、前記
    透過性薄膜がそれに細孔または裂け目を有しかつ前記透
    過性薄膜の前記第1表面に置かれた脂肪族炭化水素疎水
    性相で被覆されたシリカ粒子を有し; (3)前記サンプルの測定可能な量を、他と異なる圧力
    下で、透過可能な薄膜を通ってかつ出口ポートの外への
    走行のために入口ポートに導入し、環境サンプル中の疎
    水性分析物がシリカ粒子上に被覆された疎水性相に結合
    し; (4)その後、サンプルの前記測定可能な量の分数部
    で、メタノール、エチレングリコール、ポリビニルピロ
    リドンおよびNaClを含む溶出溶媒を使用し、少なくとも
    約50ppbの疎水性分析物の濃度を有する濃縮された分析
    物溶液として容器内に出口ポートを通って外へ被覆され
    たシリカ粒子から分析物を溶出しており; (5)膠着反応スライド分析装置の受容容器内に(a)
    前記濃縮された疎水性分析物溶液、(b)その類似また
    は対の分析物で被覆された粒子、および(c)疎水性分
    析物に対する抗体を導入しかつ混合し、この混合物を受
    容容器からスライド分析装置の毛細管軌道領域に導入し
    そして前記混合物を前記スライド分析装置の目視領域に
    対して毛細管軌道領域を横切らせ;そして (6)前記スライド分析装置の前記目視領域における顕
    著な膠着された粒子の、それぞれ、存在または不存在を
    観察することにより前記測定可能な量のサンプル中の疎
    水性分析物の不存在または存在を目視測定することから
    なっていることを特徴とする疎水性分析物の存在検出方
    法。
  2. 【請求項2】前記透過可能な薄膜の前記細孔または裂け
    目が約0.4から45μmの範囲内にありそして前記透過可
    能な薄膜の第1面上に置かれた被覆粒子が約10ないし50
    μmの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第1項
    に記載の疎水性分析物の存在検出方法。
  3. 【請求項3】前記透過可能な薄膜がガラス繊維薄膜であ
    ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の疎水性分
    析物の存在検出方法。
  4. 【請求項4】前記被覆粒子がC18で被覆された粒子であ
    ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の疎水性分
    析物の存在検出方法。
  5. 【請求項5】前記分析物が有機性殺虫剤であることを特
    徴とする請求の範囲第1項に記載の疎水性分析物の存在
    検出方法。
  6. 【請求項6】前記分析物がアトラジンであることを特徴
    とする請求の範囲第5項に記載の疎水性分析物の存在検
    出方法。
  7. 【請求項7】前記サンプルが環境サンプルであり、前記
    分析物がアトラジンであり、被覆された粒子が約40〜50
    μmの範囲内のC18で被覆された粒子であり、透過可能
    な薄膜が約0.4〜45μmの範囲の細孔および裂け目を有
    するガラス繊維薄膜でありそして溶出溶媒の分数量が環
    境サンプルの測定可能な量の約1/50より大きくないこと
    を特徴とする請求の範囲第1項に記載の疎水性分析物の
    存在検出方法。
  8. 【請求項8】前記溶出溶媒が約60%のメタノール(v/
    v)、約40%のエチレングリコール(v/v)、約4%のポ
    リビニルピロリドン(w/v)および約2%のNaCl(w/v)
    を含む溶液であることを特徴とする請求の範囲第1項に
    記載の疎水性分析物の存在検出方法。
  9. 【請求項9】前記溶出溶媒が約60%メタノール(v/
    v)、約40%エチレングリコール(v/v)、約4%ポリビ
    ニルピロリドン(w/v)および約2%NaCl(w/v)を含む
    溶液であることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の
    疎水性分析物の存在検出方法。
  10. 【請求項10】水、流出水、土壌、スラッジ、廃棄物ま
    たは沈殿物の如き環境サンプルについて、10ppbまたは
    それ以下の量において該環境サンプル中に存在する疎水
    性分析物を濃縮するための方法において、この方法が: (1)環境サンプルの測定可能な量を設け; (2)液密ハウジング内に透過性薄膜を設け、前記ハウ
    ジングがこの薄膜の第1表面への入口ポートおよびこの
    薄膜の第2の、反対表面からの出口ポートを有し、前記
    透過性薄膜がそれに細孔または裂け目を有しかつ前記透
    過性薄膜の前記第1表面に置かれた脂肪族炭化水素疎水
    性相で被覆されたシリカ粒子を有し; (3)前記サンプルの測定可能な量を、他と異なる圧力
    下で、透過可能な薄膜を通ってかつ出口ポートの外への
    走行のために入口ポートに導入し、環境サンプル中の疎
    水性分析物がシリカ粒子上に被覆された疎水性相に結合
    し;そして (4)その後、サンプルの前記測定可能な量の分数部
    で、メタノール、エチレングリコール、ポリビニルピロ
    リドンおよびNaClを含む溶出溶媒を使用し、少なくとも
    約50ppbの疎水性分析物の濃度を有する濃縮された分析
    物溶液として容器内に出口ポートを通って外へ被覆され
    たシリカ粒子から分析物を溶出することを特徴とする疎
    水性分析物の濃縮方法。
  11. 【請求項11】前記透過可能な薄膜の前記細孔または裂
    け目が約0.4から45μmの範囲内にありそして前記透過
    可能な薄膜の第1面上に置かれた被覆粒子が約0.8ない
    し1.0μmの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲
    第10項に記載の疎水性分析物の濃縮方法。
  12. 【請求項12】前記透過可能な薄膜がガラス繊維薄膜で
    あることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の疎水性
    分析物の濃縮方法。
  13. 【請求項13】前前記被覆粒子がC18で被覆された粒子
    であることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の疎水
    性分析物の濃縮方法。
  14. 【請求項14】前記分析物が有機性殺虫剤であることを
    特徴とする請求の範囲第10項に記載の疎水性分析物の濃
    縮方法。
  15. 【請求項15】前記分析物がアトラジンであることを特
    徴とする請求の範囲第14項に記載の疎水性分析物の濃縮
    方法。
  16. 【請求項16】前記サンプルが環境サンプルであり、前
    記分析物がアトラジンであり、被覆された粒子が約40〜
    50μmの範囲内のC18で被覆された粒子であり、透過可
    能な薄膜が約0.4〜45μmの範囲の細孔および裂け目を
    有するガラス繊維薄膜でありそして溶出溶媒の分数量が
    環境サンプルの測定可能な量の約1/50より大きくないこ
    とを特徴とする請求の範囲第10項に記載の疎水性分析物
    の濃縮方法。
  17. 【請求項17】前記溶出溶媒が約60%のメタノール(v/
    v)、約40%のエチレングリコール(v/v)、約4%のポ
    リビニルピロリドン(w/v)および約2%のNaCl(w/v)
    を含む溶液であることを特徴とする請求の範囲第10項に
    記載の疎水性分析物の濃縮方法。
  18. 【請求項18】前記溶出溶媒が約60%メタノール(v/
    v)、約40%エチレングリコール(v/v)、約4%ポリビ
    ニルピロリドン(w/v)および約2%NaCl(w/v)を含む
    溶液であることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の
    疎水性分析物の濃縮方法。
JP54200498A 1997-04-02 1998-04-02 環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出 Expired - Fee Related JP3336413B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/832,168 1997-04-02
US08/832,168 US5891740A (en) 1997-04-02 1997-04-02 Detection of low level hydrophobic analytes in environmental samples using agglutination reaction capillary slide test and apparatus therefor
PCT/US1998/006536 WO1998044348A1 (en) 1997-04-02 1998-04-02 Detection of low level hydrophobic analytes in environmental samples

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000513818A JP2000513818A (ja) 2000-10-17
JP3336413B2 true JP3336413B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=25260883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54200498A Expired - Fee Related JP3336413B2 (ja) 1997-04-02 1998-04-02 環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5891740A (ja)
EP (1) EP0974053B1 (ja)
JP (1) JP3336413B2 (ja)
AU (1) AU730066B2 (ja)
CA (1) CA2285282C (ja)
DE (1) DE69817793T2 (ja)
WO (1) WO1998044348A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6710906B2 (en) 1999-12-03 2004-03-23 Gentex Corporation Controlled diffusion coefficient electrochromic materials for use in electrochromic mediums and associated electrochromic devices
US6614578B2 (en) 1999-12-03 2003-09-02 Gentex Corporation Ultraviolet stabilizing materials having a solublizing moiety
ES1046520Y (es) * 2000-06-09 2001-06-01 Martinez Estalisnao Martinez Dispositivo para la extraccion y toma de muestras de una solucion acuosa de un sustrato.
US7920906B2 (en) 2005-03-10 2011-04-05 Dexcom, Inc. System and methods for processing analyte sensor data for sensor calibration
US9247900B2 (en) 2004-07-13 2016-02-02 Dexcom, Inc. Analyte sensor
US20060020192A1 (en) 2004-07-13 2006-01-26 Dexcom, Inc. Transcutaneous analyte sensor
WO2006127694A2 (en) 2004-07-13 2006-11-30 Dexcom, Inc. Analyte sensor
US7850917B2 (en) * 2008-03-11 2010-12-14 Ortho-Clinical Diagnostics, Inc. Particle agglutination in a tip
WO2010131140A1 (en) * 2009-05-09 2010-11-18 Diagcor Bioscience Incorporation Limited Biological sample collection device

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175957A (en) * 1981-04-24 1982-10-29 Chugai Pharmaceut Co Ltd Measuring method and device for antigen- antibody reaction
US4597944A (en) * 1983-10-18 1986-07-01 Cottingham Hugh V Agglutination reagent detection system
JPS60153903A (ja) * 1984-01-23 1985-08-13 Nok Corp 限外口過膜の製造法
US4530786A (en) * 1984-09-04 1985-07-23 Colorado State University Research Foundation Antibody for the detection and quantification of atrazine
US4596695A (en) * 1984-09-10 1986-06-24 Cottingham Hugh V Agglutinographic reaction chamber
JPS6227004A (ja) * 1985-07-25 1987-02-05 Asahi Chem Ind Co Ltd 濾過用微多孔膜
JPS6264371A (ja) * 1985-09-13 1987-03-23 テルモ株式会社 膜型人工肺
US5236826A (en) * 1985-12-10 1993-08-17 Murex Corporation Immunoassay for the detection or quantitation of an analyte
US5501949A (en) * 1985-12-10 1996-03-26 Murex Diagnostics Corporation Particle bound binding component immunoassay
US4798807A (en) * 1986-06-24 1989-01-17 The Regents Of The University Of California Monoclonal antibodies and method for detecting dioxins and dibenzofurans
US4775515A (en) * 1986-11-18 1988-10-04 Cottingham Hugh V Agglutinographic slide
US5128244A (en) * 1987-05-14 1992-07-07 Wisconsin Alumni Research Foundation Assay for dioxins
US5429925A (en) * 1988-01-26 1995-07-04 The Regents Of The University Of California Method for immunodiagnostic detection of dioxins at low concentrations
DE3814585A1 (de) * 1988-04-29 1989-11-09 Hoffmann La Roche Testelement fuer agglutinationsuntersuchungen, verfahren zu seiner herstellung und dessen verwendung
US5137031A (en) * 1989-09-18 1992-08-11 La Mina Ltd. Urine testing apparatus with urinary sediment device
US5207915A (en) * 1990-02-23 1993-05-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Separation method using controlled pore composite polytetrafluoroethylene article
US5290517A (en) * 1990-04-04 1994-03-01 Westinghouse Electric Corp. Optical agglutination assay device
US5145790A (en) * 1990-05-04 1992-09-08 Abbott Laboratories Reagents and method for detecting polychlorinated biphenyls
IL109159A (en) * 1993-03-29 2003-11-23 Isk Biotech Corp Immunoassays for tetrachloroiso-phthalonitrile and its metabolites and antibodies for use therein
JPH06313062A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Daikin Ind Ltd エチレンーテトラフルオロエチレン共重合体多孔膜の製造方法
US5578459A (en) * 1993-11-24 1996-11-26 Abbott Laboratories Method and apparatus for collecting a cell sample from a liquid specimen
WO1995017247A1 (en) * 1993-12-22 1995-06-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Sheet materials for solid phase extractions and solid phase reactions
US5627080A (en) * 1994-07-29 1997-05-06 Beckman Instruments, Inc. Detergent-facilitated immunoassay for the rapid and quantitative assay of pharmacological agents
US6750031B1 (en) * 1996-01-11 2004-06-15 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Displacement assay on a porous membrane

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000513818A (ja) 2000-10-17
DE69817793D1 (de) 2003-10-09
AU6879698A (en) 1998-10-22
DE69817793T2 (de) 2004-03-11
CA2285282A1 (en) 1998-10-08
EP0974053B1 (en) 2003-09-03
AU730066B2 (en) 2001-02-22
CA2285282C (en) 2005-02-22
WO1998044348A1 (en) 1998-10-08
EP0974053A1 (en) 2000-01-26
US5891740A (en) 1999-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6632681B1 (en) Reagent delivery device and method of use
EP0272044B1 (en) Vacuum diagnostic device
US6413784B1 (en) Multi-sectioned fluid delivery devices for detecting target molecules by immunoassay
CA1295817C (en) Centrifugable pipette tip and pipette therefor
CA1300006C (en) Self-contained immunoassay element
AU732304B2 (en) Detection of low level analytes in samples
US6074183A (en) Peristaltic system and method for plasma separation and blood dispensation
WO2005068969A1 (en) Self-contained swab-based diagnostic systems
EP0419168B1 (en) Fluid specimen collecting and testing apparatus
JP3336413B2 (ja) 環境サンプル中の低レベル疎水性分析物の検出
JPH0216451A (ja) 流体標本を診断装置に供給する装置および分析成分の検定法
EP0321145A2 (en) Immunodiagnostic device
US6039868A (en) Blood separator system
US7863053B2 (en) Swab-based diagnostic systems
US4792432A (en) Method for performing a liquid analysis and an analytical element for use in the method
JP6907001B2 (ja) 検出キット、検出方法
WO1989009395A1 (en) Paper and method for detecting marijuana use
JPH06324037A (ja) 便潜血判定装置
JPH06331625A (ja) 便潜血判定装置
WO2020232075A1 (en) Processing cartridge for portable drug testing system
GB2339904A (en) Membrane carrying assay areas
Nemulenzi Development of a novel extraction technique based on combination of molecular imprinted polymers and liquid membrane for biomedical and environmental applications
JPH0850131A (ja) 便潜血判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees