JP3336354B2 - 折畳みテント - Google Patents

折畳みテント

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JP3336354B2
JP3336354B2 JP2000087843A JP2000087843A JP3336354B2 JP 3336354 B2 JP3336354 B2 JP 3336354B2 JP 2000087843 A JP2000087843 A JP 2000087843A JP 2000087843 A JP2000087843 A JP 2000087843A JP 3336354 B2 JP3336354 B2 JP 3336354B2
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pipe
dropping
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shall
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義則 杉田
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サンアイ企画装飾株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葬儀の受付やお祭
りや運動会の際に雨露、寒暑を防ぐために仮設の建家を
して用いられる折畳みテントに関する。
【0002】
【従来の技術】葬儀の受付やお祭りや運動会の際に用い
られる折畳みテントとしては、図11に紹介のもの(実
用新案登録第3057257号)が通常見掛けられると
ころである。
【0003】このものの小屋組1は、それ自体で安定し
たもので、シート2を覆い四隅に垂下する短管3、…に
支柱4、…が後行して小屋組1を持ち上げておいて、挿
嵌着されて、完成するものである。
【0004】柱4、4間の間口をいっぱいに使えて便利
なために、広く用いられている。
【0005】なお、図示のものは当該テントが雨水の雫
が直下の人に当たるのを解消すべく、四周骨枠と支柱4
に雨樋受5、排水6、S状樋受7を付設するとした提案
を紹介しているものである。
【0006】叙上の如き小屋組1がそれ自体で安定する
のは、先ず小屋組の端面骨組架構自体が安定したものに
組立てられ、これ等の面材が水平つなぎ材を介して連絡
されるからである。
【0007】叙上の両面傾斜の小屋組端面骨組架構の構
成手段が特開平5−79193号中に例示されている。
【0008】すなわち、図12に示す如く、一対の屋根
養成枠8、8を組合せることによって両流れ式の屋根を
構成する。図において、9は該枠8、8の傾斜に合わせ
てくの字状に屈曲させた連結部材であって、両端部9
a、9aを向い合わせて配置した該枠8、8にそれぞれ
挿入して固定ピン9bで固定できるようになっている。
両枠8、8間は更にアームロック10で確実に連結され
るが、このアームロック10の連結は接続ピン10′を
介して行なわれる。
【0009】このようにパイプ屋根材同志の傾斜をもっ
ての突き合いを安定させるには、上記の三角完成材とし
てのアームロック10の追加設が不可欠であり、一般的
には三角形底辺の梁材をもって三角形の端面架構を安定
させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】叙上の両面傾斜の小屋
組端面パイプ三角骨組架構は、辺材間の交点ジョイント
は締結ネジにて固定されるが、この螺動作業はテントの
組み立て、解体の迅速性を損なう因をなすと共に折畳み
時の格納、運搬時の部品管理を煩わしいものとする因を
なしている。
【0011】本発明は叙上の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、組立、解体がワンタッチ
の落し込み嵌合、引き抜きにて迅速になし得ると共にネ
ジ等の細かな別体部材の部品管理の要を一切無くした折
畳みテントを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折畳みテントは、切妻、腰折れ屋根等の両
面傾斜の小屋組端面架構を、一対の上、下パイプ弦材を
上端広巾から下端狭巾に収斂させたワーレントラスの当
該上端上、下に突き出しのブラケット間にジョイント用
ピンを落し込み貫通させて構成するものとし、当該小屋
組端面体の対支柱ジョイントは、パイプ製支柱上端へ該
ワーレントラス下端に突き出し垂下のジョイント用脚の
落し込みでなすものとし、上記建家端面架構間のつなぎ
は、屋根頂上間並びに支柱間は一方の該ワーレントラス
上端縦辺並びに支柱上端部に付設の短パイプに両端にジ
ョイント用垂下脚を有するパイプ製連絡材の落し込みで
なすものとし、傾斜屋根中途の補強桟的つなぎは、該ワ
ーレントラス上弦材頂面に突設のシートハト目掛合用の
フックピンに両端に絞り成形ブラケットを有するパイプ
製連絡材の落し込みでなすものとし、上記フックピンに
上記ハト目付シートを落し込み掛合のうえ所定のひも結
着を施して成るとしたものである。
【0013】
【作用】小屋組端面架構は、面状部材(ワーレントラ
ス)の広巾側端面の上、下二点の係止にて突き合うもの
であるため、この上、下二点の間で応力処理がなされて
傾斜架構は三角形底辺の梁部材なしにて安定する。
【0014】ここに背が高い間口をもたらす梁無しの小
屋組が提供される。
【0015】主用骨組材の全てがパイプ製で究極の軽量
化が達成されている。
【0016】組立ては落し込みにて、解体は引き抜きの
ワンタッチ作業にてなし得るので、迅速性に優れる。
【0017】ジョイントに骨組材と別体の締結ネジ等の
部材を一切必要としないために部材作業の煩わしさがな
い。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の態様を図1〜10
に基いて説明する。
【0019】本発明の両面傾斜の小屋組端面骨架構11
は、一対のワーレントラス12、12の突き合せで完成
する。
【0020】当該ワーレントラスには、上、下パイプ弦
材12a、12bを上端広巾Aから下端狭巾Bに収斂さ
れて成る。
【0021】上記突き合せは、図3に詳示の如く、該広
巾Aの上、下に互いに突き出しのブラケット13、13
間に係止鍔14aを有するジョイント用ピン14を落し
込み貫通させることで成立する。
【0022】当然のことながらブラケット13の一方が
他方に対し挟み込まれる態様に嵌入して脱落の無いもの
とされる。
【0023】この上、下二点での係止構成は、この両面
傾斜2辺を底辺の存在無しのもとで安定させてしまう。
【0024】一対のワーレントラス12、12の一方の
上端縦辺12cには短パイプ12dが付設され、また、
いずれの下端にもジョイント用脚12e、12eが垂下
設され、いずれの上パイプ弦材12a、12aの頂面に
もシート15のハト目15a、…掛合用のフックピン1
6、…が突設されている。パイプ支柱17、…は当然な
がら伸縮自在であるものが格納、運搬上好ましい(図
1、4に足ピン18で高さを決めるタイプを紹介)。
【0025】当該支柱17上端部には短パイプ17aが
付設されている。
【0026】しかして、上記小屋組端面骨架構11は、
持ち上げしてからそのジョイント用脚12eを該支柱1
7の上端に落し込みすることで組付けされる。
【0027】一方、つなぎは、両端にジョイント用垂下
脚19aを有するパイプ製連絡材19を該短パイプ12
dに落とし込むことで屋根頂上間を、また、該連結材1
9を該短パイプ17aに落とし込むことで支柱17間を
夫々なしている。
【0028】さらに、両端に絞り成形ブラケット20a
を有するパイプ製連結材20を傾斜屋根中途のフックピ
ン16に落し込み掛合させることで補強桟的つなぎをな
す。
【0029】図2bには上方に先端屈曲のフックピン1
6′が示されるが、これは、屋根頂側からなされるシー
ト15の取り付けが可能で、かつ吹き上げでの脱掛阻止
効果を意図したものである。
【0030】図8a、bには小屋組端面に張られる異な
るデザインのシート15b、15cを示す。
【0031】図9に本発明テントの組み立て要領を示
す。
【0032】すなわち、つなぎ処理で所定長に組み立て
られた小屋組に対してシート15、15b若しくは15
cを張り(a)、次いで片側から支柱17、…さらには
連結材19を装着していって(b)、完成するものであ
る。
【0033】以後、詰め作業としての図示省略のシート
裏面に配設の結び紐の骨材への結束、支柱17の図示省
略のロープ、鎖、重し等での固定で終了する。
【0034】この際、b図の如く片脚立ちの姿勢時にテ
ント内に出入する作業時、本発明の梁無し構造は作業者
にとり極めて好適なものとなる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く本発明は構成されるので、ワ
ンタッチ操作で組立、解体の迅速性に優れるばかりでな
く、細かな別部材品が一切無く、格納、運搬等の部材管
理が簡易という極めて合理的なものであり、この種の設
備として要求される最高の機能を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の切妻様折畳みテントの建家骨組説
明図である。
【図2】aは本発明のワーレントラスの突き合い部説明
図、bはフックピンの別実施説明図である。
【図3】aは本発明のワーレントラスの突き合い部の平
面説明図、bは突き合い完成正面説明図、cはジョイン
ト用ピンの説明図である。
【図4】aは本発明の支柱の格納時の説明図、bは引き
出し高さの設定時の説明図である。
【図5】本発明のつなぎ用連結材の説明図である。
【図6】a、bは本発明のつなぎ用連結材の平、正面図
である。
【図7】本発明シートの説明図である。
【図8】a、bは本発明の小屋組端面用シートのバリエ
ーション説明図である。
【図9】a、bは本発明テントの組立手順説明図であ
る。
【図10】aは本発明の腰折れタイプ屋根の実施説明
図、bはこの場合に適する3段伸縮式の支柱の説明図で
ある。
【図11】従来の折畳みテントの俯瞰図である。
【図12】従来の折畳みテントの小屋組骨組架構安定化
説明図である。
【符号の説明】
1 ; 小屋組 2 ; シート 3 ; 短管 4 ; 支柱 5 ; 雨樋受 6 ; 排水 7 ; S状樋受 8 ; 屋根養成枠 9 ; 連結部材 9a ; 両端部 9b ; 固定ピン 10 ; アームロック 11 ; 骨架構 12 ; ワーレントラス 12a ; パイプ上弦材 12b ; パイプ下弦材 12c ; 上端縦辺 12d ; 短パイプ 12e ; ジョイント用脚 13 ; ブラケット 14 ; ジョイント用ピン 14a ; 係止鍔 15、15b、15c ; シート 15a ; ハト目 16、16′ ; フックピン 17 ; パイプ支柱 17a ;短パイプ 18 ; 足ピン 19 ; 連絡材 19a ; 垂下脚 20 ; 連絡材 20a ; 絞り成形ブラケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切妻、腰折れ屋根等の両面傾斜の小屋組
    端面架構を、一対の上、下パイプ弦材を上端広巾から下
    端狭巾に収斂させたワーレントラスの当該上端上、下に
    突き出しのブラケット間にジョイント用ピンを落し込み
    貫通させて構成するものとし、当該小屋組端面体の対支
    柱ジョイントは、パイプ製支柱上端へ該ワーレントラス
    下端に突き出し垂下のジョイント用脚の落し込みでなす
    ものとし、上記建家端面架構間のつなぎは、屋根頂上間
    並びに支柱間は一方の該ワーレントラス上端縦辺並びに
    支柱上端部に付設の短パイプに両端にジョイント用垂下
    脚を有するパイプ製連絡材の落し込みでなすものとし、
    傾斜屋根中途の補強桟的つなぎは、該ワーレントラス上
    部材頂面に突設のシートハト目掛合用のフックピンに両
    端に絞り成形ブラケットを有するパイプ製連絡材の落し
    込みでなすものとし、上記フックピンに上記ハト目付シ
    ートを落し込み掛合のうえ所定のひも結着を施して成る
    としたことを特徴とする折畳みテント。
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