JP3335185B2 - シャフト - Google Patents

シャフト

Info

Publication number
JP3335185B2
JP3335185B2 JP20857291A JP20857291A JP3335185B2 JP 3335185 B2 JP3335185 B2 JP 3335185B2 JP 20857291 A JP20857291 A JP 20857291A JP 20857291 A JP20857291 A JP 20857291A JP 3335185 B2 JP3335185 B2 JP 3335185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
core
sleeve
members
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20857291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04250147A (ja
Inventor
ロバード・ダブリュー・キング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JPH04250147A publication Critical patent/JPH04250147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3335185B2 publication Critical patent/JP3335185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0055Constructional details of insertion parts, e.g. vertebral elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/267Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the respiratory tract, e.g. laryngoscopes, bronchoscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • A61B8/445Details of catheter construction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体腔に使用するプローブ
等に用いることのできるシャフトに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】超音波トランスジューサ、
特にフエイズド・アレイ超音波トランスジューサは、様
々な医療用途にしばしば利用される。その一つの用途で
は、トランスジューサは内視鏡の端に配置され、心臓な
どの内臓を精密検査するために患者の食道内に適切に置
かれる。このようにして使用する場合、このトランスジ
ューサすなわちプローブは経食道プローブ(trans
esophageal probe)と呼ばれ、心臓の
精密検査のためにこのプローブを用いるときにその手順
を経食道エコー心電図検査(transesophag
eal echocardiography,TEE)
と呼んでいる。同様な構造を持ち同様の条件が要求され
ている他の侵入型の(invasive)プローブに
は、経直腸(transrectal)、経鼻腔(tr
ansnasal)及び経膣(transvagina
l)プローブがある。
【0003】内視鏡のシャフトは、トランスジューサお
よび内視鏡の他の電気部品を外部電源および外部制御装
置と連結するための電気的かつ機械的ケーブル用の収容
体(enclosure)としての役割がある。この種
のプローブとそのシャフトは人体の内部に入れるので、
プローブとシャフトは、人体内部または外部の殺菌液お
よび洗浄溶液から保護するためだけでなく、体液および
酸に冒されることから保護するために密封しなければな
らない。さらに、このプローブとシャフトは、電気ケー
ブルを通る電流から患者を保護するようになっていなけ
ればならない。したがって、トランスジューサおよび内
視鏡のシャフトは、絶縁保護外部被覆の中に入れなけれ
ばならない。このような被覆は、プローブの回転に伴う
刺激からも人体を保護する。
【0004】このような経食道プローブ用の今世の中に
あるシャフトは、一般に、シャフトに対する要求される
ところの、押しつぶし力に対する抵抗をもたらす内部の
回旋状(convoluted)金属コアと、この内部
コアの上に作られたステンレス鋼編組外装と、エラスト
マ材料の外部被覆を有する。エラストマ材料の機能は、
患者を電流から保護するための絶縁体、プローブの位置
決めを容易にするための滑らかな耐触性表面として、お
よび内視鏡の機械的および電気的部品が体液により損傷
されることを防ぐための覆いとなっている。
【0005】この種のプローブ軸の故障の主な原因の1
つは、患者がこの外部エラストマ被覆に物理的な貫通孔
(penetration)をつけることであり、例え
ば、患者が歯でシャフトを強く噛んだり、プローブを挿
入するときにシャフトを患者の歯に擦りつけたときに生
じるものである。ウレタンなどの切断抵抗の最も大きい
可撓性被覆でさえも、被覆は、結局、患者の歯により傷
つけられるか、他の原因により磨耗したり引き裂かれ
る。これらの傷は、胃酸、および医療環境で一般に使用
される加熱しないで使用できる殺菌薬剤および洗浄液に
さらすことにより悪化する。エラストマ被覆が傷つく
と、患者とプローブとの間に直接的な電気導電経路がで
き、それにより患者に安全上の危険がもたらされる可能
性がある。プローブを食道に挿入したならば、外部エラ
ストマ被覆の1つの小さな傷でさえ患者との直接的な電
気経路をもたらすことがある。
【0006】
【目的】本発明の目的は、通常の使用の間に内部コアま
で貫通するほどの傷がつきにくい、侵入型の人体用プロ
ーブ(body probe)用のシャフトを提供する
ことにある。
【0007】本発明の他の目的は、外部被覆に貫通孔が
できた場合でも、患者をシャフト内の導電性金属部分か
ら電気的に絶縁する伸拡性の人間用プローブ用のシャフ
トを提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、通常の使用中に
患者により引き起こされる損傷からシャフトを充分に保
護するところの、侵入型の人体用プローブを提供するこ
とにある。
【0009】本発明の更に別の目的は、電気的および機
械的ケーブル用の収容体を与えたり、使用中に、ケーブ
ルおよび患者を、患者がシャフトの被覆に作った貫通孔
により生じる損傷から充分に保護するところの、経食道
プローブで使用するための可撓性中空シャフトを提供す
ることにある。
【0010】
【概要】上に述べた目的および他の目的は、使用中に患
者が外部被覆に貫通孔を作ってしまった場合でも、プロ
ーブが損傷しないように保護し、患者に危害の及ぶこと
を避けるところの、侵入型のプローブ、たとえば経食道
プローブ、に用いるシャフトに関する本発明によって達
成される。本発明の一実施例によれば、シャフトは、押
しつぶしにくいコアと、ステンレス鋼製の編組外装(b
raided sheath)と、この外装とコアとの
間にはさまれた誘電体可撓性スリーブとを含む。この構
造全体は、強固なエラストマ材料で覆われている。取り
付け具(fitting)がこの構造の各端に結合さ
れ、またこの取り付け具はステンレス鋼編組に連結され
ている。隣接する部材に取り付けられた別の取り付け具
と編組に連結された取り付け具との間には、誘電体スペ
ーサが置かれている。誘電体スリーブの一端がこの誘電
体スペーサと外装に取り付けされた取り付け具との間に
はさみ込まれており、これによってコアおよびコア内の
内部ケーブルをプローブの他の部分から電気的に絶縁し
ている。
【0011】ステンレス鋼外装による保護があるため、
誘電体スリーブは切り込み傷ができないように守られて
いる。またステンレス鋼外装はコアから電気的に絶縁さ
れている。したがって、外部エラストマ被覆が傷ついた
場合でさえ、患者が危険にさらされることはない。さら
に、シャフトの電気的および機械的ケーブルおよびプロ
ーブの部品は、通常の使用中の損傷から保護されてい
る。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。図3は本発明のシャフトとともに使用す
る代表的な経食道プローブを示す。ここにおいて、以下
の実施例の説明では例示目的のみで本発明を経食道プロ
ーブに関して記述してあること、および損傷しないよう
に保護しなければならずまた患者から電気的に絶縁しな
ければならないシャフトを用いるところの、経直腸、経
鼻腔および経膣プローブなどの他の侵入型のプローブに
も本発明を同等に適用可能であることを理解しなければ
ならない。
【0013】プローブ10は、手元側ヘッド部12と、
遠端部14と、ヘッド部12と遠端部14とを接続する
ある程度の可撓性を有するシャフト16と、電気コネク
タ18を有している。シャフト16は、曲げることので
きる遠端部14の隣に可撓部分24を有してもよい。遠
端部14は、通常はトランスジューサ(図示せず)を有
し、電気ケーブル22が、コネクタ18からヘッド部1
2とシャフト16を通りトランスジューサに伸びてい
る。通常、可撓部分24を曲げてトランスジューサを正
しく位置決めすることができる。この曲げは、シャフト
16の中を通るケーブルなど(図示せず)により可撓部
分24に機械的に結合されたホイール20の回転により
行われる。経食道プローブ10の操作方法およびその構
造の詳細は当業者にはよく知られているので、これ以上
の説明の必要はない。
【0014】代表的な従来技術のシャフト31を図4に
示す。図4の従来技術のシャフトは3つの構成要素から
成る。すなわち、内側の回旋状コア30、ステンレス鋼
製の編組外装32および外側のエラストマ被覆34であ
る。明らかなように、外装32はコア30と電気的に結
合されている。コア30は軸に圧しつぶしに対する抵抗
力を与えており、外装32はねじり剛性をもたらす。ス
テンレス鋼製の外装は、通常、コアを標準の編組機に通
すことにより、内側のコア上に組み付けられる。外側の
エラストマ被覆34は、通常、ステンレス鋼製の外装3
2の上に伸びる押し出された管である。別の構成では、
被覆34は、外装32上に、浸漬や塗布により形成され
ることがある。エラストマ被覆34は、外装32を保護
し、患者に滑らかで柔らかい表面を与えて、遠端部14
を挿入するときに、患者を傷つけることを防止してい
る。また、エラストマ材料はバクテリアが隠れることの
できる割れ目のない滑らかな外部表面を呈するので、容
易に殺菌することができる。
【0015】経食道プローブ10を使用するときは、遠
端部14を患者の口に挿入し、食道まで進めてそこに定
着させ、心臓または他の身体諸器官を精密検査する。こ
の過程で、シャフト16の外部表面の一部磨耗したり患
者が不用意にシャフト16を噛むことがある。患者がシ
ャフト31の被覆34に穴を開けた場合、電気コネクタ
18から遠端部14に達している電気ケーブル22と患
者が電気的に導通する虞がある。さらに、胃液などが編
組でできた外装32にしみ込んでコア30の内部30に
入るので、機械的および電気的ケーブルおよびその中を
通る他の構成要素を損傷することがある。
【0016】少なくともシャフト16の一部を含む本発
明の一実施例のシャフト41について、特に図1および
図3を参照して以下で詳述する。シャフト41は、シャ
フト41をプローブ10のうちのシャフトに隣接する部
分に固定する際の一助になっている取り付け具40およ
び42の間に延在している。取り付け具40は通常は可
撓性部分24のすぐ隣に置かれ、取り付け具42は通常
はヘッド部12に置かれている。もっともいずれの取り
付け具もシャフト16に沿った他の位置に置くこともで
きるが、実際の位置はシャフト16のうちのコアを患者
から電気的に絶縁するために望ましい部分の長さにより
異なる。取り付け具40および42は同じ物であるか
ら、図1には例示のために取り付け具40だけを示す。
シャフト41は、内側の回旋状コア44と、コア44の
まわりのステンレス鋼製の外装48と、外装48及びコ
ア4の間に配置された可撓性スリーブと、外装48を覆
っている外側の強固なエラストマ被覆50を有してい
る。コア44、外装48および被覆50は、従来技術の
シャフト31(図4)のコア30、外装32および被覆
34に夫々類似している。コア44は通常はステンレス
鋼で作られ、外装48は、通常は編組ステンレス鋼で形
成される、被覆50は通常は外装48に浸漬されたり塗
布されるか、別の具体的な構成では、外装48上に伸び
ている押し出し管としてもよい。
【0017】スリーブ46は、外装48をコア44から
電気的に絶縁する誘電体材料で形成される。その一例
は、ポリ塩化ビニルなどのエラストマ材料である。スリ
ーブ46には両側に端部54がある。端部54の各々
は、これから述べるように、外装48の両方の端のうち
の対応する取り付け具40、42に隣接するものを越え
たところまで伸びている。スリーブ46の端部54は、
各端で外装48を剥がすことにより、外装48の隣接端
の先の方まで伸びている。各取り付け具40および42
は、接着剤、ろう付けなどにより外装48の端に結合さ
れる。
【0018】シャフト41をプローブ10のシャフトに
隣接する部分、例えば部分24またはヘッド部分12に
取りつけるための望ましい態様を図2に示す。シャフト
41は両方の端で同じ様にして固定されるので、ここで
は取り付け具40を用いて一端にシャフト41を取り付
ける態様だけを説明する。組立に当たって、環状スペー
サ52をシャフト41の各端に挿入して、スリーブ46
の端部54をスペーサ52と各取り付け具40または4
2との間に挟み込む。シャフト41を固定するプローブ
10の隣接部分、例えば部分24またはヘッド部12な
どには、その端部に取り付け具40または42と向き合
って配置された大きくなったねじ部58を有する付属の
取り付け具56がある。ナット55は、取り付け具40
または42の上にゆるく置かれ、ねじ部58の外部表面
のねじと協調して噛み合うように作られた内部ねじがあ
る。ねじ部58をスペーサ52と接触させると、ナット
55を回転させてそのねじをねじ部58に切ってあるね
じと噛み合わせ、それによりねじ部58をスペーサ52
の方へ引き寄せる。ナット55には、取り付け具40の
肩62と係合するように作られた内側で半径方向に伸び
る面60があり、ナット55がシャフト41に沿って軸
方向の取り付け具56の方へ進むことを制限している。
ナット55を締め付けると、取り付け具56はスペーサ
52および取り付け具40の方へ引き寄せられて、ねじ
部58をスペーサ52に対して堅く押し付ける。その結
果、端部54は取り付け具40とスペーサ52との間に
しっかり締め付けられる。
【0019】通常、ナット55をねじ部58にねじ込む
前に、ナット55のねじをエポキシ樹脂などの熱硬化性
樹脂で被覆し、ナット55を締め付けた後に、エポキシ
樹脂を硬化させてナット55と部分58とのねじ込み接
続が液体の侵入に対して恒久的に密封されるようにす
る。ナット55は、ガラス繊維(ガラス・エポキシ樹
脂)などの誘電体材料で形成することが望ましい。スペ
ーサ52は誘電体材料で形成するが、フエノール樹脂な
どのプラスチックであることが望ましい。
【0020】スリーブ46は、コア44の内面を外装4
8から密封して絶縁する。スリーブ46、スペーサ5
2、端部54およびナット55は、一緒に協働して、コ
ア44の内面を、コア44の全長に沿ってプローブ10
の他の部分から絶縁している。又、スペーサ52、端部
54およびナット55は、取り付け具56を、取り付け
具40および42、さらに軸41から電気的に絶縁して
いる。したがって、コア44は、外装48やアセンブリ
の他の部分と電気的に接触しない。被覆50に貫通孔が
出来た場合でも、外装48はコア44と電気的に絶縁さ
れているので、患者はコア44と電気的に接触すること
はない。外装48があるので、患者が貫通孔をあけても
スリーブ46は保護されているので、患者が被覆50を
傷つけた場合でさえ、患者はスリーブ46に達する孔を
あけることができない。最後に、胃液などが外装48に
入り込んだ場合は、コア44や、コア44内部にある電
気的または機械的構成要素に胃液などが入り込まないよ
うに、スリーブ46がこれを阻止する。
【0021】コアがつぶれないようにするために必要と
される強度、剛性および構造上の支持が得られる限り、
コア44をステンレス鋼以外の他の材料で作ることもで
きることを理解しなければならない。同様に、ステンレ
ス鋼製の編組が外装48に推奨されているが、別の類似
した耐蝕性、強固かつ耐久性のある材料を使用すること
もできる。また、エラストマ材料がスリーブ46および
被覆50に推奨されているが、他の同様に耐久性があり
耐蝕性の誘電体材料を用いることもできる。さらに、シ
ャフト41をプローブ10の隣接部分に結合するために
他のメカニズムを用いることもできる。ねじ込みナット
は例のつもりで使っているだけである。取り付け具56
をシャフト41と結合し、スペーサ52をその間に捕ら
えてシャフト41をプローブ10の残りの部分と電気的
に絶縁するための、クランピング・メカニズムや他の適
切な装置により、シャフト41をプローブ10の隣接部
分に結合することもできる。
【0022】望ましい実施例では、シャフト41は、技
術的によく知られているように、ステンレス鋼などの鋼
帯をマンドレルのまわりに巻き付けてまずコア44を形
成することにより作る。通常、コア44形成後に、前以
って作っておいた誘電体の管材にコア44を滑らせて被
せてスリーブ46を構成する。外装48は、スリーブ4
6付のコア44を標準の編組機に送り込んで、スリーブ
46上に作る。その後で、エラストマ被覆50を塗布す
るか、予め形成しておいて、外装48に滑らせて被せ
る。シャフト16の各端で、外装48を剥がしてスリー
ブ46の端部54を露出させる。次に、取り付け具40
および42を接着剤やろう付けなどにより外装48両端
に結合する。スペーサ52をシャフト41の端の取り付
け具40および42に挿入し、すでに述べたように、シ
ャフト41をプローブ10の隣接部分と連結するところ
のナット55などにより、取り付け具56と取り付け具
40または42との間に圧縮してその場に保持する。
【0023】これまでの説明から、本発明の範囲内での
変更および改良を当業者が考え付く可能性がある。これ
までの説明は典型的な例のためだけに意図されたもので
あり、発明の範囲は特許請求範囲およびその均等物によ
り定められている。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、丈夫で安全性の高いシャフトを得ることができ
る。特に本発明によれば、 (a)シャフトは、ケーブルの保護及び患者の安全性を
高めるために被覆及びスリーブの内側に設けられる絶縁
体スリーブを利用することによって他の部品と結合され
るので、結合部分を比較的小さな径で実現でき、従って
生体内への侵入もスムーズに行わせることができ、損傷
を受ける虞もより小さくなる。 (b)結合部分の構造を比較的小型で単純に実現つつ、
組立作業を少ない工程で容易に行わせることができる。 (c)他の部品との結合部分を最少の部品で全体的に効
果的に保護、補強できる。という効果を奏します。 (d)シャフトの固定は略スリーブによって実現される
ので、例えば被覆に無理な力が作用しても、被覆自体は
強固に保持されてはいないので、結合部分近傍で被覆が
損傷を受ける虞が無い。という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する図。
【図2】本発明の実施例を説明する図。
【図3】本発明を適用可能な装置を説明する図。
【図4】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
10:プローブ 12:ヘッド部 14:遠端部 16、31、41:シャフト 18:電気コネクタ 20:ホイール 22:電気ケーブル 24:可撓部分 30、44:コア 32、48:外装 34、50:被覆 40、42、56:取付具 42:取付具 46:スリーブ 52:スペーサ 54:端部 55:ナット 55:ねじ部 60:面 62:肩
フロントページの続き 審査官 門田 宏 (56)参考文献 特開 昭58−195533(JP,A) 特開 昭59−111732(JP,A) 特開 昭59−137031(JP,A) 実開 昭63−71003(JP,U) 実開 昭62−18103(JP,U) 実開 昭55−138613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15 A61B 1/00 - 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を画定する導電性を有するコアと、
    該コアの外側に位置する絶縁体からなるスリーブと、該
    スリーブの外側に位置する可撓性を有する外装と、該外
    装を覆うように配置される被覆と、他の部品への取り付
    けのために使用される取付手段とを有し、該取付手段
    は、前記シャフトの長さ方向に相互に分離可能にして設
    けられ、前記シャフトの端で延長される前記シャフトの
    一部を挟む一対の部材と、該一対の部材を相互に締め付
    けるよう固定するための締め付け部材とを含む生体内に
    侵入させるためのシャフトにおいて、 前記一対の部材に挟まれる前記シャフトの一部は、前記
    シャフトの端で前記コア及び前記外装よりも長く延長さ
    れる前記スリーブとされ、 前記一対の部材のうち、一方の部材は前記他の部品に当
    接し、他方の部材は前記締め付け部材に係合し、 前記締め付け部材は、前記他の部品と係合し、前記一対
    の部材のうち前記他方の部材を前記他の部品に向けて押
    すようにして前記一対の部材を締め付け固定して、その
    締め付けの際に前記一対の部材の間に前記スリーブの端
    部を挟んで支持し、これによりシャフトを前記他の部品
    に支持させることができ、更に締め付けられた前記締め
    付け部材によって前記スリーブと前記他の部品との境界
    部分の全てが略包囲されるよう構成されることを特徴と
    するシャフト。
  2. 【請求項2】前記他方の部材で前記被覆の径と略同径の
    部分を構成することによって前記締め付け部材との係合
    部分が画定されることを特徴とする、請求項1に記載の
    シャフト。
  3. 【請求項3】前記外装は前記スリーブによって前記コア
    から電気的に絶縁されることを特徴とする、請求項1に
    記載のシャフト。
JP20857291A 1990-07-25 1991-07-25 シャフト Expired - Fee Related JP3335185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US558972 1990-07-25
US07/558,972 US5156155A (en) 1990-07-25 1990-07-25 Transesophageal probe shaft

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04250147A JPH04250147A (ja) 1992-09-07
JP3335185B2 true JP3335185B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=24231756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20857291A Expired - Fee Related JP3335185B2 (ja) 1990-07-25 1991-07-25 シャフト

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5156155A (ja)
EP (1) EP0468133B1 (ja)
JP (1) JP3335185B2 (ja)
DE (1) DE69112532T2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5465724A (en) 1993-05-28 1995-11-14 Acuson Corporation Compact rotationally steerable ultrasound transducer
JPH07178176A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Terumo Corp カテーテル
US5445624A (en) * 1994-01-21 1995-08-29 Exonix Research Corporation Catheter with progressively compliant tip
US5388584A (en) * 1994-04-15 1995-02-14 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for prevention of fluid intrusion in a probe shaft
US5739472A (en) * 1995-09-29 1998-04-14 The Whitaker Corporation Flexible armor cable assembly
US5951929A (en) * 1995-12-12 1999-09-14 Medi-Dyne Inc. Method for forming a catheter having overlapping welds
US5772641A (en) * 1995-12-12 1998-06-30 Medi-Dyne Inc. Overlapping welds for catheter constructions
US6103037A (en) * 1995-12-12 2000-08-15 Medi-Dyne Inc. Method for making a catheter having overlapping welds
US6197015B1 (en) 1998-12-09 2001-03-06 Medi-Dyne Inc. Angiography catheter with sections having different mechanical properties
US6585641B1 (en) * 2000-11-02 2003-07-01 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Transesophageal probe with variable stiffness
US6478743B2 (en) * 2001-03-16 2002-11-12 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Transesophageal ultrasound probe with imaging element position sensor in scanhead
US20030097167A1 (en) * 2001-11-13 2003-05-22 Friedman Paul A. Transesophageal cardiac probe and methods of use
US6921363B2 (en) 2002-10-03 2005-07-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transesophageal endoscope with improved bite-through protection
US20040102829A1 (en) * 2002-11-22 2004-05-27 Bonner Matthew D. Multiple bend catheter for delivering a lead to a heart
US20040225186A1 (en) * 2003-01-29 2004-11-11 Horne Guy E. Composite flexible endoscope insertion shaft with tubular substructure
WO2004110556A1 (en) * 2003-04-16 2004-12-23 New York University Combined transesophageal echocardiography and transesophageal cardioversion probe
US7905877B1 (en) 2006-05-12 2011-03-15 Micrus Design Technology, Inc. Double helix reinforced catheter
US8285362B2 (en) * 2007-06-28 2012-10-09 W. L. Gore & Associates, Inc. Catheter with deflectable imaging device
AU2009251259B2 (en) * 2008-05-30 2013-11-14 W.L. Gore & Associates, Inc. Real time ultrasound catheter probe
US20110166455A1 (en) * 2010-01-07 2011-07-07 Cully Edward H Catheter

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3244174A (en) * 1964-01-31 1966-04-05 Gen Electric Body implantable conductor
USRE27569E (en) * 1965-08-16 1973-02-06 Cardiac electrode catheter and heart stimulation method
US3568660A (en) * 1967-11-20 1971-03-09 Battelle Development Corp Pacemaker catheter
JPS57168648A (en) * 1981-04-08 1982-10-18 Olympus Optical Co Ultrasonic diagnostic apparatus for body cavity
AU559339B2 (en) * 1982-12-20 1987-03-05 Telectronics Pty. Limited Electrical connection
FR2569246B1 (fr) * 1984-08-16 1986-12-05 Bendix France Cle de butee pour plongeur de valve d'un servomoteur d'assistance au freinage, et servomoteur equipe d'une telle cle
US4667686A (en) * 1985-05-16 1987-05-26 Cordis Corporation Pacer lead terminal assembly
FR2584288A1 (fr) * 1985-07-08 1987-01-09 Bazenet Jean Pierre Sonde intracorporelle de type sonde oesophagienne et dispositif de montage des ballonnets d'une telle sonde
US4794931A (en) * 1986-02-28 1989-01-03 Cardiovascular Imaging Systems, Inc. Catheter apparatus, system and method for intravascular two-dimensional ultrasonography
US4679572A (en) * 1986-03-11 1987-07-14 Intermedics, Inc. Low threshold cardiac pacing electrodes
US4991588A (en) * 1986-07-21 1991-02-12 Pfizer Hospital Products Group, Inc. Doppler guide wire
US4730389A (en) * 1986-08-15 1988-03-15 Medtronic, Inc. Method for fabrication of an implantable hermetic transparent container
US4928699A (en) * 1987-05-18 1990-05-29 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic diagnosis device
US4951677A (en) * 1988-03-21 1990-08-28 Prutech Research And Development Partnership Ii Acoustic imaging catheter and the like
US5050539A (en) * 1990-07-30 1991-09-24 Liegner Kenneth B Acaricide dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04250147A (ja) 1992-09-07
EP0468133A1 (en) 1992-01-29
US5156155A (en) 1992-10-20
DE69112532T2 (de) 1996-03-21
DE69112532D1 (de) 1995-10-05
EP0468133B1 (en) 1995-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3335185B2 (ja) シャフト
JP3555031B2 (ja) 同軸ケーブルの血管アクセスシステム
US5275152A (en) Insertion tube terminator
US5968085A (en) Pacing lead with integral guidance using ultrasound
US5368036A (en) Ultrasound probe
US5503155A (en) Drive cable having internal lead wires
US8271100B2 (en) Medical device conductor junctions
JPH11507580A (ja) 電磁式ガイダンスセンサを備えたカテーテル
US5928276A (en) Combined cable and electrophysiology catheters
US7680544B1 (en) Fatigue resistant design for leads employing multi-strand cables as primary conductors
WO2010112245A1 (en) Medical implantable lead
JP2007521912A (ja) 延伸させたストランド充填管ワイヤ
US8594810B2 (en) Medical implantable lead and method for manufacturing of such a lead
US5388584A (en) Method and apparatus for prevention of fluid intrusion in a probe shaft
US3452366A (en) Percutaneous conduit and connector
US6921363B2 (en) Transesophageal endoscope with improved bite-through protection
US6013047A (en) Method and apparatus for prevention of fluid intrusion in a probe shaft
JP2000060793A (ja) 内視鏡
JP6090562B2 (ja) 生体電極
JP3052745B2 (ja) 体腔内診断装置
JPH0513483B2 (ja)
WO2022085748A1 (ja) 挿通部材の固定構造
JPH03109058A (ja) 超音波プローブ
JPS63230140A (ja) 内視鏡
JP2719992B2 (ja) 体腔内診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080802

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees