JP3332092B2 - 制御器 - Google Patents

制御器

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JP3332092B2
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久敏 赤本
純次 佐藤
央欣 目瀬
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清原 まさ子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は制御器に係り、その目
的は弁体を多数回反復して伸縮させた場合であってもこ
の弁体を均等に延伸することができる制御器の提供にあ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の弁体を内填した制御器を図3に、
また従来の弁体を図4に基づいて説明する。従来の弁体
を内填した制御器(A)は送通パイプ(B)がブロック
(C)に挿通状態で埋設され、このブロック(C)の表
面に送通パイプ(B)内に漸次縮径状に抜けるテーパ状
の開口部(D)が形成され、この開口部(D)に位置し
てシート状の弁体(E)が配設され、この弁体(E)の
周縁部はブロック(C)表面に沿って密着状態で固定さ
れ、この弁体(E)の中央部(F)は送通パイプ(B)
内を遮断する状態で開口部(D)から送通パイプ(B)
内に向けて漸次縮径状に突出形成され、この弁体(E)
の中央部(F)の基部(G)は開口部(D)に配設され
た持上げ可能な保形駒(H)で開口部(D)に沿って密
着するテーパ状に保形され、この弁体(E)の中央部
(F)の基部(G)表面に開口部(D)に沿って一連に
密着する円環状の突条(I)が突出形成されてなる。こ
の制御器(A)において、従来の弁体(E)には送通パ
イプ(B)の内周面(J)、開口部(D)、ブロック
(C)表面に沿って弁体(E)の周縁部まで一連に密着
する横断状の突条(K)が設けられたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、保形駒を下
げ弁体を延伸させることにより送通パイプ内を流通する
流体を堰き止める場合、ブロックの表面に形成された前
記送通パイプ内に漸次縮形状に抜けるテーパ状の開口部
から漏れる流体を円環状の突条によって封止し、流出側
に漏れる流体を前記送通パイプの内周面、開口部、ブロ
ックに沿って弁体の周縁部まで形成された横断状の突条
によって封止するが、前記円環状の突条から弁体の周縁
部まで形成された横断状の突条の部分があることによっ
てこの部分に負担がかかり弁体を均等に延伸することが
できず、しかもこの部分が肉厚となっているために流体
を堰き止めるのに余分な負担がかかってしまう課題があ
った。
【0004】そこでこの発明者は上記実情に鑑み、弁体
を多数回反復して伸縮させた場合であってもこの弁体を
均等に延伸させることができ、しかも流体を堰き止める
際に余分な負担がかかることのない制御器について鋭意
研究を続けた。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、送通パ
イプがブロックに挿通状態で埋設され、このブロックの
表面に送通パイプ内に漸次縮径状に抜けるテーパ状の開
口部が形成され、この開口部に位置してシート状の弁体
が配設され、この弁体の周縁部には円環状の凸条が設け
られこの凸条がブロックに設けられた円環状の凹条に挟
着状態で固定され、この弁体の中央部は送通パイプ内を
遮断する状態で開口部から送通パイプ内に向けて漸次縮
径状に突出形成され、この弁体の中央部の基部は開口部
に配設された略逆円錐台形状の保形部材で開口部に沿っ
て密着するテーパ状に保形され、この弁体の中央部の基
部表面に開口部に沿って一連に密着する円環状の突条が
前記凸条の内側に突出形成されてなる制御器において、
前記弁体に形成された円環状の凸条及び突条のうち突条
の内方にのみ送通パイプの内周面に沿って一連に密着す
る横断状の突条が形成されてなることを特徴とする制御
器を提供することにより前記従来の欠点を悉く解消し
た。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例に係る制御器の縦断
面正面図、図2は図1示の制御器に用いる弁体を示す平
面図である。
【0007】まず、制御器本体(1)の構成を説明す
る。(2)は円筒形状の送通パイプである。この送通パ
イプ(2)はブロック(3)に挿通状態で埋設されてい
る。ブロック(3)の表面には送通パイプ(2)内に漸
次縮径状に抜けるテーパ状の開口部(4)が形成されて
いる。この開口部(4)の開口縁部にはアール(5)が
形成されている。開口部(4)に位置して方形シート状
の弁体(6)が配設されている。弁体(6)は中間に内
部強化クロスをサンドイッチ状に埋設した基材の両面に
表面強化クロスが被覆されたもの(図示せず)である。
前記内部強化クロス、表面強化クロスの素材としては、
テトロン又はノメックス等が望ましく、基材としてはシ
リコンゴムその他の弾性素材例えば耐腐食性の硬質樹脂
(テトラフロロエチレン等の樹脂)が望ましい。その理
由はこれら以外の素材を使用すると膜が厚くなり変形す
る為である。弁体(6)の周縁部には円環状の凸条
(7)が設けられ、ブロック(3)に設けられた円環状
の凹条(8)に挟着状態で固定されている。弁体(6)
の中央部(9)は送通パイプ(2)内を遮断する状態で
開口部(4)から送通パイプ(2)内に向けて漸次縮径
状に突出形成されている。中央部(9)の基部(22)
は開口部(4)に配設された持ち上げ可能な駒(10)
で開口部(4)に沿って密着するテーパ状に保形されて
いる。駒(10)の持ち上げはつまみ(19)を手動で
上下動させるが、その他圧搾空気によるピストンの上昇
駆動により行ってもよい。中央部(9)の先端部(1
1)は送通パイプ(2)の内周面(12)に沿って密着
する半球状に形成されている。中央部(9)の基部(2
2)表面には送通パイプ(2)に沿って一連に密着する
円環状の突条(13)が突出形成されている。この円環
状の突条(13)の内方のみに送通パイプ(2)の内周
面に沿って一連に密着する横断状の突条(15)が形成
されている。この横断状の突条(15)により送通パイ
プ(2)の流入側(16)と流出側(17)とを密封状
に封止し、円環状の突状(13)により送通パイプ
(2)内と弁体(6)の外方とを密封状に封止する。中
央部(9)の周囲部分(14)は折返し変形可能とされ
ている。この周囲部分(14)の折返し変形は、周囲部
分(14)をブロック(3)表面、開口部(4)、駒
(10)に非接着状態とし、周囲部分(14)の遊動状
態を保持することにより可能とされる。弁体(6)の中
央部(9)には駒(10)に挿着された保形部材(1
8)が埋設されている。この保形部材(18)は略逆円
錐台形状に形成されている。保形部材(18)の持上げ
により周囲部分(14)の折返し変形を介して弁体
(6)の中央部(9)が送通パイプ(2)内を開通する
状態に持上げ可能とされている。
【0008】このように、弁体(6)に形成された円環
状の突条(13)の内方のみに送通パイプ(2)の内周
面に沿って一連に密着する横断状の突条(15)を形成
するようにしたので、弁体(6)を均等に延伸させるこ
とができ、ひいては耐久力のある弁体(6)とすること
ができる。尚、図3に示した従来の弁体(E)を内填し
た制御器(A)にこの発明に係る弁体(6)を内填して
この発明に係る制御器(1)とすることもできる。要す
るに、この発明に係る弁体(6)が内填できる制御器は
全てこの発明に係る制御器(1)とすることができる。
【0009】
【発明の効果】この発明は以上詳述した如く、送通パイ
プがブロックに挿通状態で埋設され、このブロックの表
面に送通パイプ内に漸次縮径状に抜けるテーパ状の開口
部が形成され、この開口部に位置してシート状の弁体が
配設され、この弁体の周縁部には円環状の凸条が設けら
れこの凸条がブロックに設けられた円環状の凹条に挟着
状態で固定され、この弁体の中央部は送通パイプ内を遮
断する状態で開口部から送通パイプ内に向けて漸次縮径
状に突出形成され、この弁体の中央部の基部は開口部に
配設された略逆円錐台形状の保形部材で開口部に沿って
密着するテーパ状に保形され、この弁体の中央部の基部
表面に開口部に沿って一連に密着する円環状の突条が
記凸条の内側に突出形成されてなる制御器において、前
記弁体に形成された円環状の凸条及び突条のうち突条の
内方にのみ送通パイプの内周面に沿って一連に密着する
横断状の突条が形成されてなることを特徴とする制御器
であるから、以下の効果を奏する。すなわち、弁体に形
成された円環状の突条の内方のみに送通パイプの内周面
に沿って一連に密着する横断状の突条を形成するように
したので、前記弁体を均等に延伸させることができ、
いては耐久力のある弁体とすることができ、しかも弁体
の肉厚が薄いため余分な力を加えなくとも流体を堰き止
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る制御器の縦断面正面
図である。
【図2】図1示の制御器に用いる弁体を示す平面図であ
る。
【図3】従来の制御器を示す縦断面正面図である。
【図4】図3示の制御器に用いる弁体を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 制御器 2 送通パイプ 3 ブロック 4 開口部 6 弁体 7 凸条 8 凹条 9 中央部 10 駒 13 突条 15 突条 18 保形部材 20 基部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 7/02 F16K 7/12 - 7/17

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送通パイプがブロックに挿通状態で埋設
    され、このブロックの表面に送通パイプ内に漸次縮径状
    に抜けるテーパ状の開口部が形成され、この開口部に位
    置してシート状の弁体が配設され、この弁体の周縁部に
    は円環状の凸条が設けられこの凸条がブロックに設けら
    れた円環状の凹条に挟着状態で固定され、この弁体の中
    央部は送通パイプ内を遮断する状態で開口部から送通パ
    イプ内に向けて漸次縮径状に突出形成され、この弁体の
    中央部の基部は開口部に配設された略逆円錐台形状の保
    形部材で開口部に沿って密着するテーパ状に保形され、
    この弁体の中央部の基部表面に開口部に沿って一連に密
    着する円環状の突条が前記凸条の内側に突出形成されて
    なる制御器において、前記弁体に形成された円環状の凸
    条及び突条のうち突条の内方にのみ送通パイプの内周面
    に沿って一連に密着する横断状の突条が形成されてなる
    ことを特徴とする制御器。
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