JP3330856B2 - 印刷解像度の改善方法及びその装置 - Google Patents
印刷解像度の改善方法及びその装置Info
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01D9/38—Producing one or more recordings, each recording being produced by controlling the recording element, e.g. stylus, in accordance with one variable and controlling the recording medium, e.g. paper roll, in accordance with another variable
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- B41J19/14—Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク・ジェット印字
装置に関し、より詳細には、自らのインク・ジェット印
字要素の解像度よりも高い印字ドット解像度を達成する
インク・ジェット印字装置に関する。
装置に関し、より詳細には、自らのインク・ジェット印
字要素の解像度よりも高い印字ドット解像度を達成する
インク・ジェット印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク・ジェット・プリンタは、印字媒
体に合わせて規定された配列の特定の位置に個々のドッ
トからなるパターンを印字することによって、印字画像
を形成する。この位置は、便利なことに、直線に配列さ
れた小さなドットとして視覚化される。この位置は、
「ドット位置」、「ドット場所」、または「画素」と呼
ばれることもある。したがって、印字動作は、ドット位
置のパターンにインクのドットを満たすことであると考
えることができる。
体に合わせて規定された配列の特定の位置に個々のドッ
トからなるパターンを印字することによって、印字画像
を形成する。この位置は、便利なことに、直線に配列さ
れた小さなドットとして視覚化される。この位置は、
「ドット位置」、「ドット場所」、または「画素」と呼
ばれることもある。したがって、印字動作は、ドット位
置のパターンにインクのドットを満たすことであると考
えることができる。
【0003】インク・ジェット・プリンタは、非常に小
さなインク滴を印字媒体上に噴出することによってドッ
トを印字し、通常、それぞれがインクを噴出するノズル
を有する1個またはそれ以上のプリントヘッドを支持す
る、移動可能なキャリッジを含む。キャリッジは印字媒
体の表面の上方を横切り、ノズルは、マイクロコンピュ
ータその他制御装置の命令に従って、適当な時点でイン
ク滴を噴出するように制御される。インク滴を塗布する
タイミングは、印字されている画像の画素のパターンに
対応するように意図されている。
さなインク滴を印字媒体上に噴出することによってドッ
トを印字し、通常、それぞれがインクを噴出するノズル
を有する1個またはそれ以上のプリントヘッドを支持す
る、移動可能なキャリッジを含む。キャリッジは印字媒
体の表面の上方を横切り、ノズルは、マイクロコンピュ
ータその他制御装置の命令に従って、適当な時点でイン
ク滴を噴出するように制御される。インク滴を塗布する
タイミングは、印字されている画像の画素のパターンに
対応するように意図されている。
【0004】インク・ジェットのプリントヘッドは、そ
こを通ってインク滴が発射されるノズルの配列を含む。
通常、隣接するノズル間の媒体軸に沿った距離、これは
ノズルのピッチとも呼ばれるが、これは所望のドットの
解像度のドットのピッチと等しい(例えば、600dp
iであれば1/600インチ)。
こを通ってインク滴が発射されるノズルの配列を含む。
通常、隣接するノズル間の媒体軸に沿った距離、これは
ノズルのピッチとも呼ばれるが、これは所望のドットの
解像度のドットのピッチと等しい(例えば、600dp
iであれば1/600インチ)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インク・ジェット・プ
リンタが生成する印字画像の品質は、かなりの程度プリ
ンタの解像度によって決まる。解像度がより高く、印字
されるドットの間隔がより狭ければ、より高品質の画像
が生成される。解像度をより高くするためには、ノズル
のピッチを小さくする、すなわち、ノズルの配列のノズ
ルの密度を上げればよい。しかし、ノズルの間隔が細か
くなるにつれて、ノズルの配列を製造することが困難に
なり、ノズルの配列の動作の信頼性が低下する。
リンタが生成する印字画像の品質は、かなりの程度プリ
ンタの解像度によって決まる。解像度がより高く、印字
されるドットの間隔がより狭ければ、より高品質の画像
が生成される。解像度をより高くするためには、ノズル
のピッチを小さくする、すなわち、ノズルの配列のノズ
ルの密度を上げればよい。しかし、ノズルの間隔が細か
くなるにつれて、ノズルの配列を製造することが困難に
なり、ノズルの配列の動作の信頼性が低下する。
【0006】したがって、インク・ジェット印字装置の
印字要素の解像度よりも高い印字解像度を達成する技術
を提供することは、利点となろう。
印字要素の解像度よりも高い印字解像度を達成する技術
を提供することは、利点となろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のおよびその他の利
点は、媒体軸に沿って所定の印字要素のドットのピッチ
を有する複数の印字要素を有するプリントヘッド、キャ
リッジ走査軸に沿って往復運動して走査する移動可能な
印字キャリッジ、印字キャリッジ上にありプリントヘッ
ドを保持する位置が調整可能なシュート、およびプリン
トヘッドを保持するシュートに動作可能に接続されプリ
ントヘッドの位置をキャリッジ軸に沿ったキャリッジの
それぞれの走査の最後において媒体軸に関して調整する
プリントヘッド配置機構、を含み、印字キャリッジの連
続した第1の走査および第2の走査において印字要素が
印字するドットが媒体軸に沿って交互に印刷され、所定
の印字要素のドットのピッチの半分だけ媒体軸に沿って
分離される、インク・ジェット・プリンタにおける本発
明によって提供される。
点は、媒体軸に沿って所定の印字要素のドットのピッチ
を有する複数の印字要素を有するプリントヘッド、キャ
リッジ走査軸に沿って往復運動して走査する移動可能な
印字キャリッジ、印字キャリッジ上にありプリントヘッ
ドを保持する位置が調整可能なシュート、およびプリン
トヘッドを保持するシュートに動作可能に接続されプリ
ントヘッドの位置をキャリッジ軸に沿ったキャリッジの
それぞれの走査の最後において媒体軸に関して調整する
プリントヘッド配置機構、を含み、印字キャリッジの連
続した第1の走査および第2の走査において印字要素が
印字するドットが媒体軸に沿って交互に印刷され、所定
の印字要素のドットのピッチの半分だけ媒体軸に沿って
分離される、インク・ジェット・プリンタにおける本発
明によって提供される。
【0008】
【実施例】当業者であれば、以下の詳細な説明を図面と
共に読めば、開示する本発明の利点および特徴は容易に
理解されるであろう。以下の詳細な説明および図面にお
いて、同じ要素は同じ参照番号で識別される。
共に読めば、開示する本発明の利点および特徴は容易に
理解されるであろう。以下の詳細な説明および図面にお
いて、同じ要素は同じ参照番号で識別される。
【0009】図1を参照して、ここには、例として、本
発明による解像度を倍増するプリントヘッド配置システ
ムを採用する、帯状に印字するタイプ(swath type)のマ
ルチプル・インク・ジェット・プリンタの主要な機械的
構成要素を表す概略平面図が描かれている。プリンタ
は、ガイドレール53、55上に搭載されキャリッジ走
査軸に沿って平行移動で往復運動または走査する、移動
可能なキャリッジ51を含む。キャリッジ51は、従来
技術の方法で駆動することができるエンドレス・ベルト
57によって、ガイドレール53、55に沿って駆動さ
れる。直線状のエンコーダのストリップ59は、例えば
従来技術によって、キャリッジ走査軸に沿ったキャリッ
ジ51の位置を検出するのに利用される。
発明による解像度を倍増するプリントヘッド配置システ
ムを採用する、帯状に印字するタイプ(swath type)のマ
ルチプル・インク・ジェット・プリンタの主要な機械的
構成要素を表す概略平面図が描かれている。プリンタ
は、ガイドレール53、55上に搭載されキャリッジ走
査軸に沿って平行移動で往復運動または走査する、移動
可能なキャリッジ51を含む。キャリッジ51は、従来
技術の方法で駆動することができるエンドレス・ベルト
57によって、ガイドレール53、55に沿って駆動さ
れる。直線状のエンコーダのストリップ59は、例えば
従来技術によって、キャリッジ走査軸に沿ったキャリッ
ジ51の位置を検出するのに利用される。
【0010】印字キャリッジ51は、プリントヘッドの
カートリッジを保持するシュート91を支持している。
シュート91は、移動可能なインク・ジェットのプリン
トヘッドのカートリッジ25(「ペン」、「印字カート
リッジ」、または「カートリッジ」と呼ばれることもあ
る)を保持している。プリントヘッドのカートリッジ2
5は、下を向いてインクを下向きに、媒体走査軸に沿っ
て従来技術によって前進する印字媒体61に噴出するノ
ズルを有するプリントヘッドを含む。
カートリッジを保持するシュート91を支持している。
シュート91は、移動可能なインク・ジェットのプリン
トヘッドのカートリッジ25(「ペン」、「印字カート
リッジ」、または「カートリッジ」と呼ばれることもあ
る)を保持している。プリントヘッドのカートリッジ2
5は、下を向いてインクを下向きに、媒体走査軸に沿っ
て従来技術によって前進する印字媒体61に噴出するノ
ズルを有するプリントヘッドを含む。
【0011】図2は、カートリッジ25のノズルの上か
ら見た(すなわち、印字媒体はこの図を含む平面の下に
なる)カートリッジのプリントヘッドのノズルの配列を
概略的に表している。それぞれのノズルの配列は、2列
に配置された偶数のノズルを含み、一列のノズルは他方
の列のノズルに関して互い違いに配置されている。例と
して、それぞれのノズルの配列は50個のノズルを有す
るものとして示し、その50個には、ノズルの配列の下
端から(1)から(50)の番号を付け、左側の列のノ
ズルは奇数番号、右側の列のノズルは偶数番号になるよ
うにしてある。図2において距離Pで示す、斜めに隣接
するノズル間の媒体走査軸に沿った距離は、ノズルのピ
ッチとして知られている。使用時には、プリントヘッド
のノズルの列間の物理的な間隔は、帯状の印字データに
おいて適当にデータをシフトすることによって補償さ
れ、この2列のノズルがあたかも1列のノズルとして機
能するようになっている。
ら見た(すなわち、印字媒体はこの図を含む平面の下に
なる)カートリッジのプリントヘッドのノズルの配列を
概略的に表している。それぞれのノズルの配列は、2列
に配置された偶数のノズルを含み、一列のノズルは他方
の列のノズルに関して互い違いに配置されている。例と
して、それぞれのノズルの配列は50個のノズルを有す
るものとして示し、その50個には、ノズルの配列の下
端から(1)から(50)の番号を付け、左側の列のノ
ズルは奇数番号、右側の列のノズルは偶数番号になるよ
うにしてある。図2において距離Pで示す、斜めに隣接
するノズル間の媒体走査軸に沿った距離は、ノズルのピ
ッチとして知られている。使用時には、プリントヘッド
のノズルの列間の物理的な間隔は、帯状の印字データに
おいて適当にデータをシフトすることによって補償さ
れ、この2列のノズルがあたかも1列のノズルとして機
能するようになっている。
【0012】次に図3ないし図5を参照して、プリント
ヘッドのカートリッジ25を移動可能に支持するシュー
ト91は、例えばピン65によって、印字キャリッジ5
1に枢転可能に取り付けられており、キャリッジ走査軸
と平行でプリントヘッドのカートリッジ25の下部に近
接して配置された枢軸PAを中心として枢転可能になっ
ている。カートリッジを保持するシュート91の上部後
面97は、カム従動子の面を具備しており、このカム従
動子の面は、キャリッジ51のてっぺんとカートリッジ
を保持するシュート91のてっぺんの間に接続された一
対の保持ばね113によって、位置調整カム111に当
たって後方にバイアスされている。
ヘッドのカートリッジ25を移動可能に支持するシュー
ト91は、例えばピン65によって、印字キャリッジ5
1に枢転可能に取り付けられており、キャリッジ走査軸
と平行でプリントヘッドのカートリッジ25の下部に近
接して配置された枢軸PAを中心として枢転可能になっ
ている。カートリッジを保持するシュート91の上部後
面97は、カム従動子の面を具備しており、このカム従
動子の面は、キャリッジ51のてっぺんとカートリッジ
を保持するシュート91のてっぺんの間に接続された一
対の保持ばね113によって、位置調整カム111に当
たって後方にバイアスされている。
【0013】調整カム111は、キャリッジ51上のピ
ン115を支点にして回転可能に搭載されており、本明
細書でさらに十分に説明する、半径の異なる2個のドエ
ル面111a、111bを含む。ドエル面111a、1
11bは、保持シュートのカム従動子の面97に当たっ
て係合すると、プリントヘッドのカートリッジおよびそ
のノズルの配列を、枢軸PAを中心としたそれぞれの回
転位置に配置する。調整カム111は、調整カム111
と一体的に形成されたカム・レバー117によって回転
する。参考までに、カム・レバー117は、媒体軸に沿
って、前から後ろに整列したときに中央にあると考え
る。カム・レバー117が中央から時計回りに回転する
と、中央から右または時計回りと考える。カム・レバー
117が中央から反時計回りに回転すると、中央から左
または反時計回りと考える。
ン115を支点にして回転可能に搭載されており、本明
細書でさらに十分に説明する、半径の異なる2個のドエ
ル面111a、111bを含む。ドエル面111a、1
11bは、保持シュートのカム従動子の面97に当たっ
て係合すると、プリントヘッドのカートリッジおよびそ
のノズルの配列を、枢軸PAを中心としたそれぞれの回
転位置に配置する。調整カム111は、調整カム111
と一体的に形成されたカム・レバー117によって回転
する。参考までに、カム・レバー117は、媒体軸に沿
って、前から後ろに整列したときに中央にあると考え
る。カム・レバー117が中央から時計回りに回転する
と、中央から右または時計回りと考える。カム・レバー
117が中央から反時計回りに回転すると、中央から左
または反時計回りと考える。
【0014】特に図6Aおよび図6Bを参照して、調整
カムは、カム・レバーが中央位置から時計回りまたは右
に回転するとカム111のドエル面111aがカートリ
ッジを保持するシュート91のカム従動子の面97に当
たり、カム・レバーが中央位置から反時計回りまたは左
に回転するとカム111のドエル面111bがカートリ
ッジを保持するシュート91のカム従動子の面97に当
たるように構成されている。
カムは、カム・レバーが中央位置から時計回りまたは右
に回転するとカム111のドエル面111aがカートリ
ッジを保持するシュート91のカム従動子の面97に当
たり、カム・レバーが中央位置から反時計回りまたは左
に回転するとカム111のドエル面111bがカートリ
ッジを保持するシュート91のカム従動子の面97に当
たるように構成されている。
【0015】図7に示すように、カム111のドエル面
111aがカートリッジを保持するシュート91のカム
従動子の面97に当たると、プリントヘッドのカートリ
ッジ25は枢軸PAを中心とした第1の回転位置にな
り、それによってインク滴は第1のインク滴位置Aに向
けられる。カム111の第2のドエル面111bがカー
トリッジを保持するシュート91のカム従動子の面97
に当たると、プリントヘッドのカートリッジ25は枢軸
PAを中心とした第2の回転位置になり、それによって
インク滴は第2のインク滴位置Bに向けられる。第1の
ドエル面111aが、第2のドエル面111bの一定の
半径R2よりも小さい一定の半径R1を有している例で
は、第1のインク滴位置Aは、第2のインク滴位置Bに
関して、媒体が前進する方向に変位する。本発明によれ
ば、第1および第2のドエル面111a、111bの半
径R1、R2は、第1のインク滴位置と第2のインク滴
位置の間の距離が、プリントヘッドのカートリッジ25
のノズルの配列のノズルのピッチPの半分になるように
構成されている。
111aがカートリッジを保持するシュート91のカム
従動子の面97に当たると、プリントヘッドのカートリ
ッジ25は枢軸PAを中心とした第1の回転位置にな
り、それによってインク滴は第1のインク滴位置Aに向
けられる。カム111の第2のドエル面111bがカー
トリッジを保持するシュート91のカム従動子の面97
に当たると、プリントヘッドのカートリッジ25は枢軸
PAを中心とした第2の回転位置になり、それによって
インク滴は第2のインク滴位置Bに向けられる。第1の
ドエル面111aが、第2のドエル面111bの一定の
半径R2よりも小さい一定の半径R1を有している例で
は、第1のインク滴位置Aは、第2のインク滴位置Bに
関して、媒体が前進する方向に変位する。本発明によれ
ば、第1および第2のドエル面111a、111bの半
径R1、R2は、第1のインク滴位置と第2のインク滴
位置の間の距離が、プリントヘッドのカートリッジ25
のノズルの配列のノズルのピッチPの半分になるように
構成されている。
【0016】インク滴は実際にはある領域一面にデポジ
ットされるので、インク滴位置A、Bは、その一面にイ
ンク滴がデポジットされるそれぞれの領域における基準
位置として考えることができる、あるいはノズルの配列
の中で選択された1個のノズルから発射される滴の位置
として考えることができる、ということが理解されるべ
きである。
ットされるので、インク滴位置A、Bは、その一面にイ
ンク滴がデポジットされるそれぞれの領域における基準
位置として考えることができる、あるいはノズルの配列
の中で選択された1個のノズルから発射される滴の位置
として考えることができる、ということが理解されるべ
きである。
【0017】図1も参照して、印字キャリッジ51がキ
ャリッジ軸に沿って往復運動をして走査するときに動く
キャリッジの経路の両端には、固定された、カム・レバ
ーを作動する留め具121、122が配置されている。
カム・レバーを作動する留め具121は、印字キャリッ
ジ51が左に進む走査の最後にカム・レバー117とぶ
つかり、それによってカム111が上から見て時計回り
に回転し、第1のドエル面111aがカートリッジを保
持するシュート91のカム従動子の面97に当たる。カ
ム・レバーを作動する留め具122は、印字キャリッジ
51が右に進む走査の最後にカム・レバー117とぶつ
かり、それによってカム111が上から見て反時計回り
に回転し、第2のドエル面111bがカートリッジを保
持するシュート91のカム従動子の面97に当たる。
ャリッジ軸に沿って往復運動をして走査するときに動く
キャリッジの経路の両端には、固定された、カム・レバ
ーを作動する留め具121、122が配置されている。
カム・レバーを作動する留め具121は、印字キャリッ
ジ51が左に進む走査の最後にカム・レバー117とぶ
つかり、それによってカム111が上から見て時計回り
に回転し、第1のドエル面111aがカートリッジを保
持するシュート91のカム従動子の面97に当たる。カ
ム・レバーを作動する留め具122は、印字キャリッジ
51が右に進む走査の最後にカム・レバー117とぶつ
かり、それによってカム111が上から見て反時計回り
に回転し、第2のドエル面111bがカートリッジを保
持するシュート91のカム従動子の面97に当たる。
【0018】したがって、キャリッジ51の左への走査
に従ってカム調整レバー117がカム・レバーを作動す
る留め具121に当たって係合することによってカム1
11が時計回りに回転した後に、印字キャリッジが右に
走査しているときには、インク滴は位置Aにデポジット
される(図7)。キャリッジ51の右への走査に従って
カム調整レバー117が第2のカム・レバーを作動する
留め具122に当たって係合することによってカム11
1が反時計回りに回転した後に、印字キャリッジが左に
走査しているときには、インク滴は位置Bにデポジット
される(図7)。第1および第2のドエル面111a、
111bは、印字位置A、Bが媒体軸に沿ってプリント
ヘッドのカートリッジ25のノズルの配列のノズルのピ
ッチの半分だけ間隔をおくように構成されているので、
当然の結論として、かかる右に進むキャリッジの走査お
よびかかる左に進むキャリッジの走査に従って印字され
るドットは、走査間で媒体が前進しなければ、一列のド
ットについて図8で概略的に示すように、交互に印刷さ
れる、ということになる。図8においては、中を塗りつ
ぶしたドットは印字位置Aにおいて印字されたドットを
表し、中空のドットは印字位置Bにおいて印字されたド
ットを表す。さらに、かかる両方向の走査に従って印字
されたドットのピッチは、プリントヘッドのカートリッ
ジ25のノズルの配列のノズルのピッチの半分であり、
これはプリントヘッドのカートリッジのノズルの配列の
解像度の2倍である。このようにして、反対方向の2回
の走査に従ってそれぞれの帯状の印字が行われ、かかる
2回の走査後に印字媒体が前進する。媒体の前進量は、
ノズルのピッチと作動するノズルの数の積に等しい。
に従ってカム調整レバー117がカム・レバーを作動す
る留め具121に当たって係合することによってカム1
11が時計回りに回転した後に、印字キャリッジが右に
走査しているときには、インク滴は位置Aにデポジット
される(図7)。キャリッジ51の右への走査に従って
カム調整レバー117が第2のカム・レバーを作動する
留め具122に当たって係合することによってカム11
1が反時計回りに回転した後に、印字キャリッジが左に
走査しているときには、インク滴は位置Bにデポジット
される(図7)。第1および第2のドエル面111a、
111bは、印字位置A、Bが媒体軸に沿ってプリント
ヘッドのカートリッジ25のノズルの配列のノズルのピ
ッチの半分だけ間隔をおくように構成されているので、
当然の結論として、かかる右に進むキャリッジの走査お
よびかかる左に進むキャリッジの走査に従って印字され
るドットは、走査間で媒体が前進しなければ、一列のド
ットについて図8で概略的に示すように、交互に印刷さ
れる、ということになる。図8においては、中を塗りつ
ぶしたドットは印字位置Aにおいて印字されたドットを
表し、中空のドットは印字位置Bにおいて印字されたド
ットを表す。さらに、かかる両方向の走査に従って印字
されたドットのピッチは、プリントヘッドのカートリッ
ジ25のノズルの配列のノズルのピッチの半分であり、
これはプリントヘッドのカートリッジのノズルの配列の
解像度の2倍である。このようにして、反対方向の2回
の走査に従ってそれぞれの帯状の印字が行われ、かかる
2回の走査後に印字媒体が前進する。媒体の前進量は、
ノズルのピッチと作動するノズルの数の積に等しい。
【0019】従って、本発明によれば、カム111は印
字キャリッジ51が通過するそれぞれの最後において回
転し、プリントヘッドのカートリッジが、第1の向きの
キャリッジの走査の最後には枢軸PAを中心とした第1
の回転位置に、そして第1の向きと反対の第2の向きの
キャリッジの走査の最後には第2の回転位置に、配置さ
れる。プリントヘッドのカートリッジの回転位置が変化
することによって、プリントヘッドのカートリッジによ
って放出されるインク滴の軌跡が変化し、それによって
プリントヘッドのカートリッジの印字領域の媒体軸に沿
った位置が変化する。プリントヘッドのカートリッジ
が、キャリッジ走査軸と平行な枢軸PAを中心として回
転することによって、プリントヘッドのカートリッジの
位置が媒体軸に沿って効果的に変化する。ドエル面11
1a、111bの半径R1、R2は、プリントヘッドの
カートリッジの第1の回転位置とプリントヘッドのカー
トリッジの第2の回転位置の間でのインク滴の軌跡の変
化が、プリントヘッドのカートリッジ25のノズルの配
列のノズルのピッチの半分になるように、選択される。
このようにして、第1の向きのキャリッジの走査と第2
の向きの次の走査の間印字媒体を動かさずに保つことに
よって、印字されるドットのピッチをノズルのピッチの
半分にすることが達成できる。
字キャリッジ51が通過するそれぞれの最後において回
転し、プリントヘッドのカートリッジが、第1の向きの
キャリッジの走査の最後には枢軸PAを中心とした第1
の回転位置に、そして第1の向きと反対の第2の向きの
キャリッジの走査の最後には第2の回転位置に、配置さ
れる。プリントヘッドのカートリッジの回転位置が変化
することによって、プリントヘッドのカートリッジによ
って放出されるインク滴の軌跡が変化し、それによって
プリントヘッドのカートリッジの印字領域の媒体軸に沿
った位置が変化する。プリントヘッドのカートリッジ
が、キャリッジ走査軸と平行な枢軸PAを中心として回
転することによって、プリントヘッドのカートリッジの
位置が媒体軸に沿って効果的に変化する。ドエル面11
1a、111bの半径R1、R2は、プリントヘッドの
カートリッジの第1の回転位置とプリントヘッドのカー
トリッジの第2の回転位置の間でのインク滴の軌跡の変
化が、プリントヘッドのカートリッジ25のノズルの配
列のノズルのピッチの半分になるように、選択される。
このようにして、第1の向きのキャリッジの走査と第2
の向きの次の走査の間印字媒体を動かさずに保つことに
よって、印字されるドットのピッチをノズルのピッチの
半分にすることが達成できる。
【0020】従って、以上は、キャリッジの走査のそれ
ぞれについてノズルの配列の位置を調節する機構によっ
て、インク・ジェットのノズルの配列の解像度よりも印
字の解像度を高くしたプリンタの開示である。
ぞれについてノズルの配列の位置を調節する機構によっ
て、インク・ジェットのノズルの配列の解像度よりも印
字の解像度を高くしたプリンタの開示である。
【0021】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0022】(実施態様1)以下(a)ないし(d)を
含むことを特徴とするプリンタ、(a)媒体軸に沿って
所定の印字要素のドットのピッチを有する複数の印字要
素を有するプリントヘッド(25)、(b)キャリッジ
走査軸に沿って往復運動して走査する移動可能な印字キ
ャリッジ(51)、(c)前記印字キャリッジ上にあ
り、前記プリントヘッドを保持する、位置が調整可能な
搭載手段(91)、(d)プリントヘッド配置手段(1
11、121、122)を含み、該プリントヘッド配置
手段(111、121、122)は、前記搭載手段に動
作可能に接続され、前記プリントヘッドの位置を、前記
キャリッジ走査軸に沿った前記キャリッジのそれぞれの
走査の最後において前記媒体軸に関して調整し、前記印
字キャリッジの連続した第1の走査および第2の走査に
おいて前記印字要素が印字するドットが、前記媒体軸に
沿って交互に印刷され、また前記所定の印字要素のドッ
トのピッチの半分だけ前記媒体軸に沿って、分離される
ことを特徴とするプリンタ。
含むことを特徴とするプリンタ、(a)媒体軸に沿って
所定の印字要素のドットのピッチを有する複数の印字要
素を有するプリントヘッド(25)、(b)キャリッジ
走査軸に沿って往復運動して走査する移動可能な印字キ
ャリッジ(51)、(c)前記印字キャリッジ上にあ
り、前記プリントヘッドを保持する、位置が調整可能な
搭載手段(91)、(d)プリントヘッド配置手段(1
11、121、122)を含み、該プリントヘッド配置
手段(111、121、122)は、前記搭載手段に動
作可能に接続され、前記プリントヘッドの位置を、前記
キャリッジ走査軸に沿った前記キャリッジのそれぞれの
走査の最後において前記媒体軸に関して調整し、前記印
字キャリッジの連続した第1の走査および第2の走査に
おいて前記印字要素が印字するドットが、前記媒体軸に
沿って交互に印刷され、また前記所定の印字要素のドッ
トのピッチの半分だけ前記媒体軸に沿って、分離される
ことを特徴とするプリンタ。
【0023】(実施態様2)実施態様1に記載のプリン
タであって、前記プリントヘッド配置手段が、以下
(a)及び(b)を含むことを特徴とするプリンタ、
(a)前記印字要素の位置を前記媒体軸に沿って制御す
るように前記プリントヘッドの位置を調整する調整手段
(111)、(b)第1および第2の作動手段(12
1、122)であって、該第1および第2の作動手段
(121、122)は、それぞれキャリッジの経路の第
1および第2の端に配置され、前記印字キャリッジのそ
れぞれの走査の最後において前記調整手段と係合する。
タであって、前記プリントヘッド配置手段が、以下
(a)及び(b)を含むことを特徴とするプリンタ、
(a)前記印字要素の位置を前記媒体軸に沿って制御す
るように前記プリントヘッドの位置を調整する調整手段
(111)、(b)第1および第2の作動手段(12
1、122)であって、該第1および第2の作動手段
(121、122)は、それぞれキャリッジの経路の第
1および第2の端に配置され、前記印字キャリッジのそ
れぞれの走査の最後において前記調整手段と係合する。
【0024】(実施態様3)実施態様2に記載のプリン
タであって、前記調整手段が以下(a)及び(b)を含
むことを特徴とするプリンタ、(a)前記プリントヘッ
ドのキャリッジに関して固定されたカム軸を中心として
回転可能なカムであって、前記カム軸を中心とした前記
カムの回転に従って前記位置が調整可能な搭載手段と係
合し、前記位置が調整可能な搭載手段を前記キャリッジ
に関して動かすカム、(b)前記カムに固定して取り付
けられたカム・レバー。
タであって、前記調整手段が以下(a)及び(b)を含
むことを特徴とするプリンタ、(a)前記プリントヘッ
ドのキャリッジに関して固定されたカム軸を中心として
回転可能なカムであって、前記カム軸を中心とした前記
カムの回転に従って前記位置が調整可能な搭載手段と係
合し、前記位置が調整可能な搭載手段を前記キャリッジ
に関して動かすカム、(b)前記カムに固定して取り付
けられたカム・レバー。
【0025】(実施態様4)実施態様3に記載のプリン
タであって、前記第1の作動手段によって、前記カムが
第1の向きに回転し、前記第2の作動手段によって前記
カムが第2の向きに回転することを特徴とするプリン
タ。
タであって、前記第1の作動手段によって、前記カムが
第1の向きに回転し、前記第2の作動手段によって前記
カムが第2の向きに回転することを特徴とするプリン
タ。
【0026】(実施態様5)実施態様4に記載のプリン
タであって、前記作動手段が、前記カム・レバーが係合
するキャリッジの経路の一端に配置された第1の静止し
た突起物、および前記カム・レバーが係合するキャリッ
ジの経路の他端に配置された第2の静止した突起物を含
むことを特徴とするプリンタ。
タであって、前記作動手段が、前記カム・レバーが係合
するキャリッジの経路の一端に配置された第1の静止し
た突起物、および前記カム・レバーが係合するキャリッ
ジの経路の他端に配置された第2の静止した突起物を含
むことを特徴とするプリンタ。
【0027】(実施態様6)実施態様5に記載のプリン
タであって、前記位置が調整可能な搭載手段が、前記キ
ャリッジ走査軸と平行な位置調整軸を中心として回転可
能であることを特徴とするプリンタ。
タであって、前記位置が調整可能な搭載手段が、前記キ
ャリッジ走査軸と平行な位置調整軸を中心として回転可
能であることを特徴とするプリンタ。
【0028】(実施態様7)媒体軸に沿って所定の印字
要素のピッチで間隔をおいて配置された複数の印字要素
を有するプリントヘッドを含むプリンタの動作方法であ
って、以下(a)ないし(c)のステップを含むことを
特徴とする方法、(a)前記プリントヘッドを前記媒体
軸に沿って第1の位置に配置するステップ、(b)前記
プリントヘッドをキャリッジ軸に沿って動かし、前記印
字要素でドットを印字するステップ、(c)前記プリン
トヘッドを前記媒体軸に沿って第2の位置に配置するス
テップであって、前記第2の位置は、前記プリントヘッ
ドが前記第2の位置で前記印字要素によって印字される
ドットが、前記プリントヘッドの前記第1の位置で印字
されるドットと交互に印刷されるように選択されるステ
ップ、(d)前記プリントヘッドを前記キャリッジ軸に
沿って動かし、前記印字要素でドットを印字するステッ
プ。
要素のピッチで間隔をおいて配置された複数の印字要素
を有するプリントヘッドを含むプリンタの動作方法であ
って、以下(a)ないし(c)のステップを含むことを
特徴とする方法、(a)前記プリントヘッドを前記媒体
軸に沿って第1の位置に配置するステップ、(b)前記
プリントヘッドをキャリッジ軸に沿って動かし、前記印
字要素でドットを印字するステップ、(c)前記プリン
トヘッドを前記媒体軸に沿って第2の位置に配置するス
テップであって、前記第2の位置は、前記プリントヘッ
ドが前記第2の位置で前記印字要素によって印字される
ドットが、前記プリントヘッドの前記第1の位置で印字
されるドットと交互に印刷されるように選択されるステ
ップ、(d)前記プリントヘッドを前記キャリッジ軸に
沿って動かし、前記印字要素でドットを印字するステッ
プ。
【0029】(実施態様8)実施態様7に記載の方法で
あって、前記プリントヘッドを第1の位置に配置する前
記ステップが、前記プリントヘッドを前記キャリッジ走
査軸に平行な枢軸を中心とした第1の回転位置に配置す
るステップを含み、また前記プリントヘッドを第2の位
置に配置する前記ステップが、前記プリントヘッドを前
記枢軸を中心とした第2の回転位置に配置するステップ
を含むことを特徴とする方法。
あって、前記プリントヘッドを第1の位置に配置する前
記ステップが、前記プリントヘッドを前記キャリッジ走
査軸に平行な枢軸を中心とした第1の回転位置に配置す
るステップを含み、また前記プリントヘッドを第2の位
置に配置する前記ステップが、前記プリントヘッドを前
記枢軸を中心とした第2の回転位置に配置するステップ
を含むことを特徴とする方法。
【0030】本発明の特定の実施例を説明し示したが、
当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって規定さ
れる本発明の範囲および精神から逸脱することなくこれ
に様々な変形および変更を行うことができる。
当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって規定さ
れる本発明の範囲および精神から逸脱することなくこれ
に様々な変形および変更を行うことができる。
【図1】 本発明による解像度を倍増するプリントヘッ
ド配置機構を実施するインク・ジェット・プリンタの簡
略化した概略図である。
ド配置機構を実施するインク・ジェット・プリンタの簡
略化した概略図である。
【図2】 図1のプリンタのプリントヘッドのカートリ
ッジのノズルの配列を示す、概略平面図である。
ッジのノズルの配列を示す、概略平面図である。
【図3】 図1のプリンタの印字キャリッジの概略斜視
図である。
図である。
【図4】 図1のプリンタの印字キャリッジの概略立面
図である。
図である。
【図5】 図1のプリンタの印字キャリッジの概略平面
図である。
図である。
【図6A】 図1のプリンタのプリントヘッド位置調整
カムの動作を示す概略平面図である。
カムの動作を示す概略平面図である。
【図6B】 図1のプリンタのプリントヘッド位置調整
カムの動作を示す概略平面図である。
カムの動作を示す概略平面図である。
【図7】 図1のプリンタのプリントヘッド位置調整カ
ムがもたらす印字領域の変化を示す概略立面図である。
ムがもたらす印字領域の変化を示す概略立面図である。
【図8】 図1のプリンタが印字する1列のドットを概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
25: プリントヘッドのカートリッジ 51: キャリッジ 53、55: ガイドレール 65: ピン 91: シュート 111: 位置調整カム 113: 保持ばね 117: カム・レバー 121、122: カム・レバーを作動する留め具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/205 B41J 2/13 B41J 2/485
Claims (8)
- 【請求項1】(a)媒体軸に沿って所定の印字要素のド
ットピッチを有する複数の印字要素を有するプリントヘ
ッドと、 (b)キャリッジ走査軸に沿って往復運動して走査する
移動可能な印字キャリッジであって、前記キャリッジ軸
に沿って前記キャリッジの走査中に印刷されるドット
は、所定の印字要素のドットピッチによって、媒体軸に
沿って分離されており、 (c)前記印字キャリッジ上にあり、前記プリントヘッ
ドを保持する、位置調整可能な搭載手段と、 (d)プリントヘッド配置手段とを含むプリンタにおい
て、 前記 プリントヘッド配置手段は、前記搭載手段に動作可
能に接続され、前記プリントヘッドの位置を、前記キャ
リッジ走査軸に沿った前記キャリッジの各走査の最後に
おいて前記媒体軸に沿って調整し、前記印字キャリッジ
の連続した第1の走査および第2の走査において前記複
数の印字要素が印字するドットが、前記媒体軸に沿って
交互に印刷され、また前記所定の印字要素のドットピッ
チの半分のピッチだけ、前記媒体軸に沿って分離される
ことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】前記プリントヘッド配置手段が、 (a)前記印字要素の位置を前記媒体軸に沿って制御す
るように前記プリントヘッドの位置を調整する調整手段
と、 (b)キャリッジ経路の第1の端部に位置し、前記第1
の端部で終る前記印字キャリッジの各走査の終了時に、
前記調整手段と係合する第1の作動手段と、 (c)キャリッジ経路の第2の端部に位置し、前記第2
の端部で終る前記印字キャリッジの各走査の終了時に、
前記調整手段と係合する第2の作動手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項3】前記調整手段が、 (a)前記プリントヘッドのキャリッジに対して固定さ
れたカム軸を中心として 回転可能なカムであって、前記
カム軸を中心とした前記カムの回転に従って前記位置調
整可能な搭載手段と係合し、前記位置調整可能な搭載手
段を前記キャリッジに対して動かすカムと、 (b)前記カムに固定して取り付けられたカム・レバー
と、 を含むことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。 - 【請求項4】前記第1の作動手段によって前記カムが第
1の方向に回転し、前記第2の作動手段によって前記カ
ムが第2の方向に回転することを特徴とする請求項3に
記載のプリンタ。 - 【請求項5】前記作動手段が、前記カム・レバーが係合
するキャリッジ経路の一端に配置された第1の静止した
突起物と、前記カム・レバーが係合するキャリッジ経路
の他端に配置された第2の静止した突起物を含むことを
特徴とする請求項4に記載のプリンタ。 - 【請求項6】前記位置調整可能な搭載手段が、前記キャ
リッジ走査軸と平行な位置調整軸を含み、前記位置調整
可能な搭載手段が前記位置調整軸を中心として回転可能
であることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。 - 【請求項7】媒体軸に沿って所定の印字要素のドットピ
ッチで間隔をおいて配置された複数の印字要素を含むプ
リントヘッドを有するプリンタの動作方法であって、以
下の(a)から(d)のステップを含むことを特徴とす
る方法、 (a)前記プリントヘッドを前記媒体軸に沿った第1の
位置に配置するステップ、 (b)前記媒体軸に沿った前記第1の位置で、前記プリ
ントヘッドをキャリッジ軸に沿って動かし、前記複数の
印字要素で第1のドットを印字するステップであって、
前記第1のドットは所定の印字要素ドットピッチで、前
記媒体軸に沿って分離されており、 (c)前記第1の位置で前記プリントヘッドをキャリッ
ジ軸に沿って動かした後に、前記媒体軸に沿った第2の
位置に、前記プリントヘッドを配置するステップであっ
て、前記第2の位置は、前記第2の位置にある前記プリ
ントヘッドの前記印字要素によって印字されるドット
が、前記第1の位置にある前記プリントヘッドの前記印
字要素によって印字されるドットと媒体軸に沿って交互
に印刷されるように選択され、前記第1の位置のプリン
トヘッドで印刷されたドットと、前記第2の位置のプリ
ントヘッドで印刷されたドットとが媒体軸に沿って、所
定の印刷要素ドットピッチの半分のピッチで分離されて
おり、 (d)前記媒体軸に沿った前記第2の位置にある前記プ
リントヘッドで、前記プリントヘッドをキャリッジ軸に
沿って動かし、前記複数の印字要素で第2のドットを印
字するステップであって、前記第2のドットは所定の印
字要素ドットピッチで、前記媒体軸に沿って分離されて
おり、前記第2の位置で前記プリントヘッドをキャリッ
ジ軸に沿って動かした後に、前記プリントヘッドを前記
第1の位置に配置し、前記第1のドットと前記第2のド
ットは、前記所定の印字要素ドットピッチの半分のピッ
チで媒体軸に沿って分離されているドットを含むドット
・パターンを形成する。 - 【請求項8】前記プリントヘッドを第1の位置に配置す
る前記ステップが、前記プリントヘッドを前記キャリッ
ジ走査軸に平行な枢軸を中心とした第1の回転位置に配
置するステップを含み、また前記プリントヘッドを第2
の位置に配置する前記ステップが、前記プリントヘッド
を前記枢軸を中心とした第2の回転位置に配置するステ
ップを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US711,573 | 1996-09-10 | ||
US08/711,573 US5880757A (en) | 1991-11-04 | 1996-09-10 | Print resolution enhancement by adjusting printhead position |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086415A JPH1086415A (ja) | 1998-04-07 |
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Family
ID=24858625
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24374597A Expired - Fee Related JP3330856B2 (ja) | 1996-09-10 | 1997-09-09 | 印刷解像度の改善方法及びその装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5880757A (ja) |
EP (1) | EP0827839B1 (ja) |
JP (1) | JP3330856B2 (ja) |
DE (1) | DE69711135T2 (ja) |
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GB9818025D0 (en) | 1998-08-18 | 1998-10-14 | Neopost Ltd | Print head transport mechanism |
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