JP3329400B2 - 物体の3次元情報抽出装置 - Google Patents

物体の3次元情報抽出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像された動画像を用
いて、建築物、地形、人工構造物体、動植物などの3次
元構造物の形状情報及び3次元動き情報を抽出する装置
に関し、特に、動物体の画像認識、画像解析分野やロボ
ットの視覚制御に利用するのに好適な物体の3次元情報
抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、3次元的な構造を有する計測
対象物の3次元座標を計測する手法が種々提案されてい
るが、その代表的なものに運動立体視法がある(例え
ば、Bolles et al.:Epipolar-plane image analysis:
Anapproach to determiningstructure from motion,
International Journal of Computer Vision,Vo
l.1,No.1,pp.7−55,1987)。これは、ビ
デオカメラ等の画像入力部を運動させて、撮影位置を変
化させながら計測対象物を連続的に撮影し、得られる画
像上の計測対象の像の動きから計測対象物の各部分に対
する3次元座標を求めるものであり、画像上の投映像の
動きは画像入力部と計測対象物との距離が近いほど速い
という性質を利用した方法である。
【0003】また、2台のカメラを用いたステレオ視法
も提案されている(例えば、谷内田:視覚を用いた3次
元位置・形状の計測とその応用、システムと制御、Vo
l.29,No.10,pp.631−638,198
5)。この手法は、2点の異なった位置から撮影された
2枚の画像に投影された物体の像から、三角測量の原理
を用いて、その物体の位置を計測する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、運動立体視法による計測の問題点は、計測対象物が
計測中に静止していなければならないという制限がある
ことである。一方、ステレオ視法による計測において
は、二視点の画像間の対応点の決定が困難であるという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は、計測対象物が計測中に運
動していても計測可能で、また、二視点の画像間の対応
点の探索をする必要のない、物体の3次元抽出装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による運動する物体の3次元情報抽出装置
は、物体の画像情報を二方向に分ける分光手段と、前記
分光手段により分けられた一方の前記物体の画像情報
を、固定された視点から複数枚入力する固定視点画像入
力手段と、前記分光手段により分けられた他方の前記物
体の画像情報を、移動する視点から複数枚入力する移動
視点画像入力手段と、最初は前記移動視点画像入力手段
の光軸を前記固定視点画像入力手段の光軸と一致させ、
その後、前記移動視点画像入力手段を移動させる駆動手
段と、前記移動視点画像入力手段の移動量を検出する移
動情報入力手段と、前記固定視点画像入力手段から入力
された複数枚の画像情報から計測対象物の各部分の2次
元画像上の運動情報を抽出する固定視点2次元運動情報
抽出手段と、前記移動視点画像入力手段から入力された
複数枚の画像情報から計測対象物および背景物体の2次
元画像上の運動情報を抽出する移動視点2次元運動情報
抽出手段と、前記固定視点2次元運動情報抽出手段およ
び前記移動視点2次元運動情報抽出手段からの各2次元
画像上の運動情報と、前記移動情報入力手段からの位置
情報を用いて計測対象物の3次元運動情報を抽出する3
次元運動情報抽出手段と、前記3次元運動情報抽出手段
で抽出された3次元運動情報を出力する出力手段とから
構成される。
【0007】
【作用】固定視点2次元運動情報抽出手段は、固定視点
画像入力手段から入力された複数枚の画像情報から物体
の2次元画像上の運動情報を抽出している。そのため
に、静止環境中の運動物体を抽出することができる。一
方、移動視点2次元運動情報抽出手段は、移動視点画像
入力手段から入力された複数枚の画像情報から物体の2
次元画像上の運動情報を抽出している。そのために、静
止環境中の静止物体の3次元位置情報を抽出することが
できる。そして、3次元運動情報抽出手段は、前記固定
視点2次元運動情報抽出手段からの運動情報、前記移動
視点2次元運動情報抽出手段からの運動情報、及び、移
動情報入力手段からの前記移動視点画像入力手段に対応
する位置情報を用いて、前記物体の3次元運動情報を抽
出している。そのために、運動物体の3次元位置情報及
び運動情報を抽出することができる。これにより、計測
対象物が計測中に静止していなくても、また、二視点の
画像間の対応点の決定をすることなしに、運動する物体
の3次元情報を抽出することが出来るようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の物体の3次元情
報抽出装置の概略構成を示すブロック図である。図1
中、Xは運動する物体の計測対象物である。10は計測
対象物Xの画像情報を2方向に分ける分光手段で、ハー
フミラー11と鏡12で構成される。20は計測対象物
Xの画像情報を固定された視点から入力(撮像)する固
定視点画像入力手段である。30は計測対象物Xの画像
情報を移動する視点から入力(撮像)する移動視点画像
入力手段である。40は移動視点画像入力手段30を移
動させる駆動手段である。50は駆動手段40の移動量
を測定することにより、移動視点画像入力手段30の移
動量を検出する移動情報入力手段である。60は固定視
点画像入力手段20から入力された複数枚の画像情報か
ら計測対象物Xの各部分の2次元画像上の運動情報を抽
出する固定視点2次元運動情報抽出手段である。70は
移動視点画像入力手段30から入力された複数枚の画像
から計測対象物Xおよび背景物体2次元画像上の運動
情報を抽出する移動視点2次元運動情報抽出手段であ
る。80は3次元運動情報抽出手段であり、固定視点2
次元運動情報抽出手段60および移動視点2次元運動情
報抽出手段70からのそれぞれの2次元画像上の運動情
報と、移動情報入力手段50から入力された位置情報と
を用いて、計測対象物Xの3次元運動情報を抽出する手
段である。90は3次元運動情報抽出手段80で抽出さ
れた3次元運動情報を出力する出力手段を示す。
【0010】本実施例の物体の3次元情報抽出装置を動
作するには、分光手段10で計測対象物Xの画像情報を
2方向に分け、固定視点画像入力手段20に該計測対象
物Xの一方の画像情報を入力する。そして、最初は該固
定視点画像入力手段20と光軸を一致させておいて、移
動視点画像入力手段30に、計測対象物Xのもう一方の
画像情報を入力する。その後、駆動手段40を用いて移
動視点画像入力手段30を移動させる。この時、移動情
報入力手段50で駆動手段40の移動量を測定すること
により、移動視点画像入力手段30の移動量を検出す
る。
【0011】固定視点2次元運動情報抽出手段60は、
固定視点画像入力手段20から時間をずらして入力され
た複数枚の画像情報から計測対象物Xの各部分の2次元
画像上の運動情報を抽出する。また、移動視点2次元運
動情報抽出手段70は、移動視点画像入力手段30から
入力された各移動位置の複数枚の画像情報から計測対象
物Xおよび背景物体の2次元画像上の運動情報を抽出す
る。なお、固定視点2次元運動情報抽出手段60および
移動視点2次元運動情報抽出手段70において、複数枚
の画像から2次元画像上の運動情報、すなわち、オプテ
ィカルフローを求める方法は、例えば“E.J.Gibso
n,J.J.Gibson,O.W.Smish andH.Flock:Moti
on Parallax as a Determinant of Perceived Dept
h,Journal of Experimental Psychology,Vol.
8,No.1,pp.40−51,1959”に述べられて
いる。
【0012】次に、3次元運動情報抽出手段80は、上
記固定視点2次元運動情報抽出手段60および移動視点
2次元運動情報抽出手段70からのそれぞれの2次元画
像上の運動情報と、移動情報入力手段50から入力され
た位置情報とを用いて、次のようにして計測対象物Xの
3次元運動情報を抽出する。
【0013】いま、座標系を図2に示す様に定義する。
座標系中、計測対象物X上の1点をP(x,y,z)と
する。ここで、固定視点2次元運動情報抽出手段60か
ら入力された2次元画像上のPの像の座標をp0(u0
0)、その運動情報、すなわち、オプティカルフロー
をp′0(u′0,v′0)とし、移動視点2次元運動情報
抽出手段70から入力された2次元画像上のPの像の座
標をp1(u1,v1)、その運動情報、すなわち、オプテ
ィカルフローをp′1(u′1,v′1)とする。また、移
動視点画像入力手段30は該座標系のX軸に沿って移動
するとし、移動情報入力手段50から入力された位置情
報から、その光学系のレンズ中心の位置を(d,0,
0)とし、その移動速度を(d′,0,0)とする。す
ると、3次元座標P(x,y,z)は次式で表現され
る。
【0014】
【数1】
【0015】式(1)から計測対象物Xの3次元運動情報
を抽出できる。出力手段90は、3次元運動情報抽出手
段80で抽出された3次元運動情報を出力する。
【0016】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更し
得ることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運動立体視法による3次元形状の計測において、計測対
象物が計測中に運動していても計測可能であり、また、
最初に固定視点用と移動視点用の画像入力手段の光軸を
一致させているので、二視点の画像間の対応点の探策を
することなしに、計測対象物の3次元情報を抽出するこ
とができる。したがって、本発明の装置はコンピュータ
アニメーションや3次元運動解析の為に、人間等の動物
や自動車等の運動物体の3次元情報を高精度に入力する
ことができ、更にまた、自動車の自動運転、ロボットの
視覚制御等に応用できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の物体の3次元情報抽出装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の座標系を示す図である。
【符号の説明】
10 分光手段 20 固定視点画像入力手段 30 移動視点画像入力手段 40 駆動手段 50 移動情報入力手段 60 固定視点2次元運動情報抽出手段 70 移動視点2次元運動情報抽出手段 80 3次元運動情報抽出手段 90 出力手段 X 計測対象物

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動する物体の3次元情報を抽出する装
    置において、 物体の画像情報を2方向に分ける分光手段と、 前記分光手段により分けられた一方の前記物体の画像情
    報を、固定された視点から複数枚入力する固定視点画像
    入力手段と、 前記分光手段により分けられた他方の前記物体の画像情
    報を、移動する視点から複数枚入力する移動視点画像入
    力手段と、最初は前記移動視点画像入力手段の光軸を前記固定視点
    画像入力手段の光軸と一致させ、その後、前記移動視点
    画像入力手段を移動させる駆動手段と、 前記移動視点画像入力手段の移動量を検出する移動情報
    入力手段と、 前記固定視点画像入力手段から入力された複数枚の画像
    情報から計測対象物の各部分の2次元画像上の運動情報
    を抽出する固定視点2次元運動情報抽出手段と、 前記移動視点画像入力手段から入力された複数枚の画像
    情報から計測対象物および背景物体の2次元画像上の運
    動情報を抽出する移動視点2次元運動情報抽出手段と、 前記固定視点2次元運動情報抽出手段および前記移動視
    点2次元運動情報抽出手段からの各2次元画像上の運動
    情報と、前記移動情報入力手段からの位置情報を用いて
    計測対象物の3次元運動情報を抽出する3次元運動情報
    抽出手段と、 前記3次元運動情報抽出手段で抽出された3次元運動情
    報を出力する出力手段と、 から構成されることを特徴とする物体の3次元情報抽出
    装置。
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