JP3327200B2 - バーナの異常判定装置 - Google Patents
バーナの異常判定装置Info
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- JP3327200B2 JP3327200B2 JP03958598A JP3958598A JP3327200B2 JP 3327200 B2 JP3327200 B2 JP 3327200B2 JP 03958598 A JP03958598 A JP 03958598A JP 3958598 A JP3958598 A JP 3958598A JP 3327200 B2 JP3327200 B2 JP 3327200B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バーナにおい
て、ゴミ等の詰まりによる圧力損失の増大を検出するた
めの異常判定装置に関するものである。
て、ゴミ等の詰まりによる圧力損失の増大を検出するた
めの異常判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】予混合式ガスバーナには、多数のガス噴
出孔を有する平面状の保炎体を備えたものがある。この
予混合式ガスバーナは、前記各ガス噴出孔から燃焼用空
気と燃料ガスとの予混合気を噴出させて、燃焼させる構
成になっている。
出孔を有する平面状の保炎体を備えたものがある。この
予混合式ガスバーナは、前記各ガス噴出孔から燃焼用空
気と燃料ガスとの予混合気を噴出させて、燃焼させる構
成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各ガス噴出孔は、
直径1〜3mm程度の大きさであるので、燃焼用空気に同
伴されるゴミやホコリ等が詰まりやすい傾向がある。前
記各ガス噴出孔が詰まると、不完全燃焼を起こし、CO
等の有害排気物が大量に発生することになる。この発明
が解決しようとする課題は、バーナの詰まりを早期に検
出することである。
直径1〜3mm程度の大きさであるので、燃焼用空気に同
伴されるゴミやホコリ等が詰まりやすい傾向がある。前
記各ガス噴出孔が詰まると、不完全燃焼を起こし、CO
等の有害排気物が大量に発生することになる。この発明
が解決しようとする課題は、バーナの詰まりを早期に検
出することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、燃焼用空気が流通するダクト内に絞り部材を設け、
この絞り部材の上流位置の圧力PAと前記絞り部材のス
ロート部の圧力PFとに基づいて、両者の差圧ΔPが減
少し,かつ前記圧力PAが増加したとき、バーナの詰ま
りと判定する判定器を備えたことを特徴としている。
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、燃焼用空気が流通するダクト内に絞り部材を設け、
この絞り部材の上流位置の圧力PAと前記絞り部材のス
ロート部の圧力PFとに基づいて、両者の差圧ΔPが減
少し,かつ前記圧力PAが増加したとき、バーナの詰ま
りと判定する判定器を備えたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明におけるバーナは、一端に送
風機を設け、他端にバーナエレメントを設けたダクトを
備える。このダクト内を前記送風機からの燃焼用空気が
流通する。また、前記ダクト内の途中箇所には、スロー
ト部を備えた絞り部材を設ける。そして、この絞り部材
の上流位置の圧力PAと、前記スロート部の圧力PFを検
出し、これらの圧力PAおよび圧力PFに基づいて、前記
バーナの異常,すなわち前記バーナエレメントの詰まり
を判定する。この判定は、予め設定した判定条件にした
がって、判定器により判定する。
ついて説明する。この発明におけるバーナは、一端に送
風機を設け、他端にバーナエレメントを設けたダクトを
備える。このダクト内を前記送風機からの燃焼用空気が
流通する。また、前記ダクト内の途中箇所には、スロー
ト部を備えた絞り部材を設ける。そして、この絞り部材
の上流位置の圧力PAと、前記スロート部の圧力PFを検
出し、これらの圧力PAおよび圧力PFに基づいて、前記
バーナの異常,すなわち前記バーナエレメントの詰まり
を判定する。この判定は、予め設定した判定条件にした
がって、判定器により判定する。
【0006】前記バーナエレメントの詰まりが発生する
と、燃焼用空気の流量が減少するとともに、前記ダクト
内の圧力が上昇する。前記圧力PAと前記圧力PFとの差
圧ΔPは、燃焼用空気流量の二乗に比例して変化する
(燃焼用空気流量が増加すると前記差圧ΔPも増加し、
燃焼用空気流量が減少すると前記差圧ΔPも減少す
る。)ので、前記差圧ΔPおよび前記圧力PAの変化を
監視し、前記差圧ΔPが減少しているにもかかわらず前
記圧力PAが増加しているとき、異常と判定する。異常
と判定されたときは、その旨を報知手段により管理者へ
知らせる。
と、燃焼用空気の流量が減少するとともに、前記ダクト
内の圧力が上昇する。前記圧力PAと前記圧力PFとの差
圧ΔPは、燃焼用空気流量の二乗に比例して変化する
(燃焼用空気流量が増加すると前記差圧ΔPも増加し、
燃焼用空気流量が減少すると前記差圧ΔPも減少す
る。)ので、前記差圧ΔPおよび前記圧力PAの変化を
監視し、前記差圧ΔPが減少しているにもかかわらず前
記圧力PAが増加しているとき、異常と判定する。異常
と判定されたときは、その旨を報知手段により管理者へ
知らせる。
【0007】また、前記バーナを付設した燃焼室内の圧
力PBと、前記バーナエレメントを包囲するように設け
たウインドボックス内の圧力PWとを検出し、これらの
圧力の差圧(PW−PB)に基づいて、前記バーナの異
常,すなわち前記バーナエレメントの詰まりを判定す
る。すなわち、前記差圧(PW−PB)は、前記バーナエ
レメントにおける圧力損失に相当し、前記差圧(PW−
PB)に基づいて、前記バーナエレメントの詰まりを判
定する。この判定は、予め設定した判定条件にしたがっ
て、判定器により判定する。すなわち、前記差圧(PW
−PB)が予め設定した値を超えたとき、異常と判定す
る。異常と判定されたときは、その旨を報知手段により
管理者へ知らせる。
力PBと、前記バーナエレメントを包囲するように設け
たウインドボックス内の圧力PWとを検出し、これらの
圧力の差圧(PW−PB)に基づいて、前記バーナの異
常,すなわち前記バーナエレメントの詰まりを判定す
る。すなわち、前記差圧(PW−PB)は、前記バーナエ
レメントにおける圧力損失に相当し、前記差圧(PW−
PB)に基づいて、前記バーナエレメントの詰まりを判
定する。この判定は、予め設定した判定条件にしたがっ
て、判定器により判定する。すなわち、前記差圧(PW
−PB)が予め設定した値を超えたとき、異常と判定す
る。異常と判定されたときは、その旨を報知手段により
管理者へ知らせる。
【0008】ここにおいて、前記差圧ΔPおよび前記圧
力PAに基づいて異常を判定する構成と、前記差圧(PW
−PB)に基づいて異常を判定する構成は、それぞれ単
独で用いることもできるし、併用することもできる。併
用する場合は、それぞれの判定条件をOR条件またはA
ND条件で用いる。
力PAに基づいて異常を判定する構成と、前記差圧(PW
−PB)に基づいて異常を判定する構成は、それぞれ単
独で用いることもできるし、併用することもできる。併
用する場合は、それぞれの判定条件をOR条件またはA
ND条件で用いる。
【0009】前記構成によれば、前記バーナの異常,す
なわち前記バーナエレメントの詰まりを早期にかつ確実
に検出することができ、前記バーナの不完全燃焼を未然
に防止することができる。また、前記差圧ΔP,前記圧
力PAおよび前記差圧(PW−PB)を常時監視すること
により、前記バーナエレメントの詰まりの進行状況を連
続的に把握し、掃除あるいは交換の時期を予測すること
もできる。そうすることにより、運転中の前記バーナを
緊急に停止することなく、計画的に掃除あるいは交換の
作業を行うことができる。
なわち前記バーナエレメントの詰まりを早期にかつ確実
に検出することができ、前記バーナの不完全燃焼を未然
に防止することができる。また、前記差圧ΔP,前記圧
力PAおよび前記差圧(PW−PB)を常時監視すること
により、前記バーナエレメントの詰まりの進行状況を連
続的に把握し、掃除あるいは交換の時期を予測すること
もできる。そうすることにより、運転中の前記バーナを
緊急に停止することなく、計画的に掃除あるいは交換の
作業を行うことができる。
【0010】ところで、この発明は、油バーナにもガス
バーナにも適用することができる。また、ガスバーナに
適用する場合は、予混合式のものおよび先混合式のもの
の両方に適用可能である。
バーナにも適用することができる。また、ガスバーナに
適用する場合は、予混合式のものおよび先混合式のもの
の両方に適用可能である。
【0011】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。この実施例は、この発明を予混合
式ガスバーナに適用した実施例である。図1に示すよう
に、バーナ1は、筒状のダクト2の先端にウインドボッ
クス3を接続し、このウインドボックス3の一側面にバ
ーナエレメント4を設けている。前記ダクト2の他端に
は、燃焼用空気を送る送風機(図示省略)を設けてあ
り、前記ダクト2内を燃焼用空気が流通する。前記バー
ナエレメント4は、その表面に多数の予混合気噴出孔
(図示省略)を有し、保炎体として作用する。ここで、
前記ダクト2と前記ウインドボックス3は、一体に構成
することもできる。
いて詳細に説明する。この実施例は、この発明を予混合
式ガスバーナに適用した実施例である。図1に示すよう
に、バーナ1は、筒状のダクト2の先端にウインドボッ
クス3を接続し、このウインドボックス3の一側面にバ
ーナエレメント4を設けている。前記ダクト2の他端に
は、燃焼用空気を送る送風機(図示省略)を設けてあ
り、前記ダクト2内を燃焼用空気が流通する。前記バー
ナエレメント4は、その表面に多数の予混合気噴出孔
(図示省略)を有し、保炎体として作用する。ここで、
前記ダクト2と前記ウインドボックス3は、一体に構成
することもできる。
【0012】前記ダクト2内の途中箇所には、略ベンチ
ュリ形状をした絞り部材5を設けている。この絞り部材
5は、対をなす相似形をした部材を対面させて配置する
ことにより構成し、この絞り部材5と前記ダクト2との
間に一対のガス室6,6を形成している。これらのガス
室6,6は、適宜の手段により連通させている(詳細は
図示省略)。前記絞り部材5は、燃焼用空気の流れ方向
上流側から、流路断面積が漸次減少するノズル部7,流
路断面積が略同一のスロート部8および流路断面積が漸
次増加するディフューザ部9を備えている。そして、前
記スロート部8に複数の燃料ガス噴出孔10を穿設して
いる。
ュリ形状をした絞り部材5を設けている。この絞り部材
5は、対をなす相似形をした部材を対面させて配置する
ことにより構成し、この絞り部材5と前記ダクト2との
間に一対のガス室6,6を形成している。これらのガス
室6,6は、適宜の手段により連通させている(詳細は
図示省略)。前記絞り部材5は、燃焼用空気の流れ方向
上流側から、流路断面積が漸次減少するノズル部7,流
路断面積が略同一のスロート部8および流路断面積が漸
次増加するディフューザ部9を備えている。そして、前
記スロート部8に複数の燃料ガス噴出孔10を穿設して
いる。
【0013】前記ガス室6には、燃料ガス供給管11を
接続している。この燃料ガス供給管11には、燃料ガス
の供給および停止を制御する電磁弁12を設けている。
接続している。この燃料ガス供給管11には、燃料ガス
の供給および停止を制御する電磁弁12を設けている。
【0014】第一圧力検出器13により、前記ダクト2
内における前記絞り部材5の上流位置の圧力PAを検出
する。そして、第二圧力検出器14により、前記絞り部
材5における前記スロート部8の圧力PFを検出する。
これらの第一圧力検出器13および第二圧力検出器14
は、判定器15に接続してあり、この判定器15によ
り、前記圧力PAおよび前記圧力PFの値に基づいて、前
記バーナ1の異常,すなわち前記バーナエレメント4の
詰まりを判定する。異常と判定されたときは、その旨を
報知手段16により管理者へ知らせる。
内における前記絞り部材5の上流位置の圧力PAを検出
する。そして、第二圧力検出器14により、前記絞り部
材5における前記スロート部8の圧力PFを検出する。
これらの第一圧力検出器13および第二圧力検出器14
は、判定器15に接続してあり、この判定器15によ
り、前記圧力PAおよび前記圧力PFの値に基づいて、前
記バーナ1の異常,すなわち前記バーナエレメント4の
詰まりを判定する。異常と判定されたときは、その旨を
報知手段16により管理者へ知らせる。
【0015】前記バーナエレメント4の詰まりが発生す
ると、燃焼用空気流量が減少するとともに、前記ダクト
2内の圧力が上昇する。前記圧力PAと前記圧力PFとの
差圧ΔPは、燃焼用空気流量の二乗に比例して変化する
ので、この差圧ΔPおよび前記圧力PAの変化を監視
し、この差圧ΔPが減少しているにもかかわらず前記圧
力PAが増加しているとき、異常と判定する。
ると、燃焼用空気流量が減少するとともに、前記ダクト
2内の圧力が上昇する。前記圧力PAと前記圧力PFとの
差圧ΔPは、燃焼用空気流量の二乗に比例して変化する
ので、この差圧ΔPおよび前記圧力PAの変化を監視
し、この差圧ΔPが減少しているにもかかわらず前記圧
力PAが増加しているとき、異常と判定する。
【0016】図2に判定条件をフローチャートで示す。
まず、前記差圧ΔPの初期値からの減少率を設定値(た
とえば20%)と比較する(ステップS1)。前記差圧
ΔPの減少率が設定値を超えているときは、つぎのステ
ップへ移り、前記圧力PAの初期値からの増加率を設定
値(たとえば20%)と比較する(ステップS2)。前
記圧力PAの増加率が設定値を超えているときは、異常
と判定し(ステップS3)、その旨を報知する(ステッ
プS4)。
まず、前記差圧ΔPの初期値からの減少率を設定値(た
とえば20%)と比較する(ステップS1)。前記差圧
ΔPの減少率が設定値を超えているときは、つぎのステ
ップへ移り、前記圧力PAの初期値からの増加率を設定
値(たとえば20%)と比較する(ステップS2)。前
記圧力PAの増加率が設定値を超えているときは、異常
と判定し(ステップS3)、その旨を報知する(ステッ
プS4)。
【0017】前記バーナ1は、図1に示すように、ボイ
ラの缶体17に装着している。この缶体17は、矩形の
上部管寄せ(図示省略)および下部管寄せ18を備え、
これらの管寄せ間に燃焼室19を形成し、この燃焼室1
9に複数本の水管20を配置している。前記バーナ1
は、水管20に近接させて設けている。
ラの缶体17に装着している。この缶体17は、矩形の
上部管寄せ(図示省略)および下部管寄せ18を備え、
これらの管寄せ間に燃焼室19を形成し、この燃焼室1
9に複数本の水管20を配置している。前記バーナ1
は、水管20に近接させて設けている。
【0018】第三圧力検出器21により、前記燃焼室1
9内の圧力PBを検出する。そして、第四圧力検出器2
2により、前記ウインドボックス3内の圧力PWを検出
する。これらの第三圧力検出器21および第四圧力検出
器22は、前記判定器15に接続してあり、前記判定器
15により、前記圧力PBおよび前記圧力PWの値に基づ
いて、前記バーナ1の異常,すなわち前記バーナエレメ
ント4の詰まりを判定する。異常と判定されたときは、
その旨を前記報知手段16により管理者へ知らせる。
9内の圧力PBを検出する。そして、第四圧力検出器2
2により、前記ウインドボックス3内の圧力PWを検出
する。これらの第三圧力検出器21および第四圧力検出
器22は、前記判定器15に接続してあり、前記判定器
15により、前記圧力PBおよび前記圧力PWの値に基づ
いて、前記バーナ1の異常,すなわち前記バーナエレメ
ント4の詰まりを判定する。異常と判定されたときは、
その旨を前記報知手段16により管理者へ知らせる。
【0019】前記バーナエレメント4の詰まりが発生す
ると、前記バーナエレメント4における圧力損失も増大
する。したがって、前記圧力PBと前記圧力PWとの差圧
(PW−PB)の変化を監視し、異常を判定する。
ると、前記バーナエレメント4における圧力損失も増大
する。したがって、前記圧力PBと前記圧力PWとの差圧
(PW−PB)の変化を監視し、異常を判定する。
【0020】図3に判定条件をフローチャートで示す。
まず、前記差圧(PW−PB)の初期値からの増加率を設
定値(たとえば20%)と比較する(ステップS1)。
前記差圧(PW−PB)の増加率が設定値を超えていると
きは、異常と判定し(ステップS2)、その旨を報知す
る(ステップS3)。ここで、増加率をみる他に、前記
差圧(PW−PB)が予め設定した閾値を超えたかどうか
により、異常を判定することもできる。
まず、前記差圧(PW−PB)の初期値からの増加率を設
定値(たとえば20%)と比較する(ステップS1)。
前記差圧(PW−PB)の増加率が設定値を超えていると
きは、異常と判定し(ステップS2)、その旨を報知す
る(ステップS3)。ここで、増加率をみる他に、前記
差圧(PW−PB)が予め設定した閾値を超えたかどうか
により、異常を判定することもできる。
【0021】前記差圧ΔPおよび前記圧力PAに基づく
判定条件と、前記差圧(PW−PB)に基づく判定条件
は、この実施例ではOR条件で用いる。
判定条件と、前記差圧(PW−PB)に基づく判定条件
は、この実施例ではOR条件で用いる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、バーナの詰まりを早
期にかつ確実に検出することができ、バーナの不完全燃
焼を未然に防止することができる。また、差圧ΔPおよ
び圧力PA を常時監視することにより、バーナの詰まり
の進行状況を連続的に把握し、掃除あるいは交換の時期
を予測することもできる。そうすることにより、運転中
のバーナを緊急に停止することなく、計画的に掃除ある
いは交換の作業を行うことができる。
期にかつ確実に検出することができ、バーナの不完全燃
焼を未然に防止することができる。また、差圧ΔPおよ
び圧力PA を常時監視することにより、バーナの詰まり
の進行状況を連続的に把握し、掃除あるいは交換の時期
を予測することもできる。そうすることにより、運転中
のバーナを緊急に停止することなく、計画的に掃除ある
いは交換の作業を行うことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】この発明における実施例の判定条件のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】この発明における実施例の他の判定条件のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 バーナ 2 ダクト 5 絞り部材 8 スロート部 15 判定器P A 絞り部材5の上流位置の圧力 P F スロート部8の圧力 ΔP 圧力P A と圧力P F との差圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 104 F23N 5/18 101
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼用空気が流通するダクト2内に絞り
部材5を設け、この絞り部材5の上流位置の圧力PAと
前記絞り部材5のスロート部8の圧力PFとに基づい
て、両者の差圧ΔPが減少し,かつ前記圧力PAが増加
したとき、バーナ1の詰まりと判定する判定器15を備
えたことを特徴とするバーナの異常判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03958598A JP3327200B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | バーナの異常判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03958598A JP3327200B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | バーナの異常判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223338A JPH11223338A (ja) | 1999-08-17 |
JP3327200B2 true JP3327200B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=12557185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03958598A Expired - Fee Related JP3327200B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | バーナの異常判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327200B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6221351B2 (ja) * | 2013-05-30 | 2017-11-01 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
JP6488550B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2019-03-27 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP03958598A patent/JP3327200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11223338A (ja) | 1999-08-17 |
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