JP3326272B2 - カード電話機および自動発呼方法 - Google Patents

カード電話機および自動発呼方法

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JP3326272B2 JP06324494A JP6324494A JP3326272B2 JP 3326272 B2 JP3326272 B2 JP 3326272B2 JP 06324494 A JP06324494 A JP 06324494A JP 6324494 A JP6324494 A JP 6324494A JP 3326272 B2 JP3326272 B2 JP 3326272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード電話機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カード電話機としては下記の
2つの方式が一般的であった。
【0003】.磁気カード方式。
【0004】磁気カード方式は、データの書き込み又は
読み込みを行える磁気カードを用い、相手の電話番号
を、磁気カードに記憶させる方式で、例えば特開平2−
136296号公報等に示されている。
【0005】.メモリIC内蔵カード方式。
【0006】メモリIC内蔵カード方式は、メモリIC
をカードに内蔵し、このカードに内蔵されたメモリIC
に、相手の電話番号を記憶させる方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式の場合、磁気カード方式の場合でも、又メモリIC
内蔵カード方式の場合でも、電話番号を記憶する機能と
しては非常に割高であり、未だにカード電話機は余り普
及していない。
【0008】又、従来の方式であれば、システムとして
小型化が難しく、現在のようなスリム化した電話機には
内臓が困難で外観上カード電話機は非常に大型なもので
あった。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
カード電話機は、上記の目的を達成するために、カード
に対応する電話番号をメモリ部に記憶するとともに、前
記メモリ部から電話番号を読み出して発呼動作を行うカ
ード電話機において、前記発呼動作を制御する制御部を
具備し、前記制御部は、前記カードが挿入されたことを
検出し、且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番
号が前記メモリ部に登録されている場合、オフフック状
態として前記電話番号に発呼することを特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明のカード電話機は、
請求項1に記載のカード電話機において、前記制御部
は、前記電話番号に発呼する場合、前記電話番号を表示
部に表示することを特徴とする。
【0011】請求項3に係る本発明のカード電話機は、
請求項1または請求項2に記載のカード電話機におい
て、前記制御部は、前記カードが挿入されたことを検出
し、且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号が
前記メモリ部に登録されていない場合、操作部で入力さ
れた電話番号を前記メモリ部に記憶することを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る本発明のカード電話機は、
請求項3に記載のカード電話機において、前記制御部
は、前記操作部で入力された電話番号を前記表示部に表
示することを特徴とする。
【0013】請求項5に係る本発明の自動発呼方法は、
カードに対応する電話番号をメモリ部に記憶するととも
に、前記メモリ部から電話番号を読み出して発呼動作を
行うカード電話機で使用される自動発呼方法において、
前記発呼動作を制御する制御ステップを含み、前記制御
ステップは、前記カードが挿入されたことを検出し、且
つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号が前記メ
モリ部に登録されている場合、オフフック状態として前
記電話番号に発呼することを特徴とする。
【0014】請求項6に係る本発明の自動発呼方法は、
請求項5に記載の自動発呼方法において、前記制御ステ
ップは、前記電話番号に発呼する場合、前記電話番号を
表示部に表示することを特徴とする。
【0015】請求項7に係る本発明の自動発呼方法は、
請求項5または請求項6に記載の自動発呼方法におい
て、前記制御ステップは、前記カードが挿入されたこと
を検出し、且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話
番号が前記メモリ部に登録されていない場合、操作部で
入力された電話番号を前記メモリ部に記憶することを特
徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、電話機のカード挿入部にカー
ドを挿入すると、カード検出部がカードを識別するため
の識別信号を出力し、この識別信号を制御部例えばマイ
コンに送る。制御部は、識別信号を判断してカードの識
別を行い、各々のカードに割り当てられた相手の電話番
号をメモリ部より読み出してダイヤル発信部を動作させ
発呼動作させる。
【0017】又、電話機に表示部が設けられている場合
は、メモリ部より相手の電話番号を読み出したとき、そ
の相手の電話番号を表示部に表示する。
【0018】又、本発明によれば、コードレス電話機の
子機に設けたカード挿入部にカードを挿入すると、子機
に設けたカード検出部がカードを識別するための識別信
号を出力し、この識別信号を子機の制御部例えばマイコ
ンに送る。制御部は、識別信号を判断してカードの識別
を行い、各々のカードに割り当てられた相手の電話番号
を子機のメモリ部より読み出す。そして前記カード検出
部からの識別信号に関するデータ及び前記メモリ部から
読み出された相手の電話番号に関するデータを親機に送
信する。親機の制御部は、子機から送信されたデータに
基づいてダイヤル発信部を動作させ発呼動作させる。
【0019】又、本発明によれば、コードレス電話機の
子機に設けたカード挿入部にカードを挿入すると、子機
に設けたカード検出部がカードを識別するための識別信
号を出力する。この識別信号のデータを親機に送信す
る。親機の制御部は、子機から送信されたデータに基づ
いてカードの識別信号に対応する相手の電話番号をメモ
リ部より読み出し、ダイヤル発信部を動作させ、発呼動
作させる。
【0020】又、本発明によれば、コードレス電話機の
親機に設けたカード挿入部にカードを挿入すると、カー
ド検出部がカードを識別するための識別信号を出力し、
この識別信号を制御部例えばマイコンに送る。制御部
は、識別信号を判断してカードの識別を行い、各々のカ
ードに割り当てられた相手の電話番号をメモリ部より読
み出してダイヤル発信部を動作させ発呼動作させる。
【0021】更に、子機及び若しくは親機に表示部が設
けられている場合は、メモリ部より相手の電話番号を読
み出したとき、その相手の電話番号を表示部に表示す
る。
【0022】更に、カード識別用の第1の識別標識と対
応する相手の電話番号が登録済みであるか否かの識別用
の第2の識別標識が設けられたカードを用い、書き換え
可能なメモリ部を用いてもよい。このような電話機の場
合、制御部は、カード検出部にて相手の電話番号が未登
録であることが検出されたときには前記カードに対応し
て操作部より入力される相手の電話番号を記憶させ、前
記カード検出部にて相手の電話番号が登録済みであるこ
とが検出されたときには前記カードに対応する相手の電
話番号を前記メモリ部より読み出してダイヤル発信部を
動作させ発呼動作させる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0024】図1、図2は本発明のカード電話機の一実
施例を示すブロック図及び外観斜視図である。図1、図
2に於て、1は電話回線2に接続された電話機本体であ
る。電話機本体1には、通話部3、マイクロコンピュー
タ(マイコン)にて構成された制御部4、書き換え可能
なメモリ部5、ダイヤル発信部6、液晶(LCD)にて
構成された表示部7、カード検出部8を備えている。9
はダイヤルキーを備えた操作部、10はハンドセットの
送受話器、11は電話機本体1に設けたカードの挿入部
である。
【0025】紙製又は合成樹脂製のカード12には、カ
ードを識別するための識別標識が設けられている。例え
ばカード12の下側にカード識別用の透孔13が最大4
個まで穿設されるようになっている。各カードは位置を
変えて透孔13が穿設されているので、各々の位置で透
孔13が設けられているか否かを検出するようにしてお
けば、2の4乗即ち16通りのカードを識別することが
出来る。
【0026】カード12には又上部右側に、各カード毎
に対応する相手の電話番号が登録されたか否か(即ち相
手の電話番号がメモリ部に記憶されたか否か)を検出す
るための透孔14が設けられている。そして、相手の電
話番号が登録済みの場合は、透孔14の上からシール1
5を貼る様にしている。
【0027】尚、相手の電話番号が登録済みで、カード
12の透孔14の上にシール15が貼られている場合で
も、シール15を剥がしてやれば、新たな電話番号を再
度登録し直すことが出来る。
【0028】カード検出部8には、カード挿入部11に
挿入されたカード12の識別用の各透孔13の対応する
位置に第1の光検出手段16が設けられている。例えば
カード12を挟む一方の側に複数個の発光ダイオード1
7を、他方の側に複数個のフォトトランジスタ18を設
け、カード12の透孔13を通過した光を検知し、透孔
13が穿設されている位置を検出して、各カードを識別
するための識別信号を得ている。この様に、カード挿入
部11に挿入されたカード12の識別用透孔13の位置
を検出して得られる識別信号をカード検出部8から出力
し、マイコン4に送るようにしている。
【0029】カード検出部8には又、相手の電話番号が
登録済みのカードであるか否かを検出するために、透孔
14に対応する位置に一組の発光ダイード19とフォト
トランジスタ20とからなる第2の光検出手段21が設
けられている。
【0030】更に、カード検出部8には、カード12が
カード挿入部11に挿入されているか否かを検出するた
めにカード12の上部中央に対応する位置に一組の発光
ダイオード22とフォトトランジスタ23からなる第3
の光検出手段24が設けられている。
【0031】次に本発明のカード電話機の動作につい
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0032】まず、カード12が挿入部11に挿入され
たか否かをカード検出部8の第3の光検出手段24で検
出し(ステップ1)、カード12が挿入部11に挿入さ
れていることが検出されたら、カード検出部8の第1の
光検出手段16でカード12に設けられている透孔13
の位置を検出してカード12を識別し、識別信号をマイ
コン4へ送る(ステップ2)。そして、カード検出部8
の第2の光検出手段21により、挿入されたカード12
に対応する相手の電話番号が登録済みであるか否かを検
出する(即ち、透孔14の上にシール15が貼られてい
るか否かを検出する。)(ステップ3)。未登録であれ
ば、操作部9のダイヤルキーを操作して、挿入されたカ
ード12に対応する相手の電話番号を入力する(ステッ
プ4)。
【0033】ダイヤルキーで入力した番号は表示部7に
表示される(ステップ5)とともに、ダイヤルキーから
の信号はマイコン4に送られ、マイコン4の制御によっ
て、メモリ部5に相手の電話番号が記憶される(ステッ
プ6)。相手の電話番号を操作部9のダイヤルキーで入
力した後、カード12を挿入部11から抜き取り、カー
ド12の上部に穿設した透孔14にシール15を貼り付
ける。これによって、そのカード12に対応する相手の
電話番号の登録が終了する。カード12が挿入部11か
ら抜き取られると、電話機は元の状態に戻る(ステップ
7)。
【0034】カード挿入部11に挿入されたカード12
に対応する相手の電話番号が登録済みであることがカー
ド検出部8の第2の光検出手段21にて検出された場合
(即ち、カード12の透孔14の上にシール15が貼ら
れている場合)は、カード検出部8からの識別信号を受
けたマイコン4の制御により、挿入されたカード12に
対応する相手の電話番号をメモリ部5から読み出す。マ
イコン4の制御により、メモリ部5から読み出された相
手の電話番号は表示部7に表示される(ステップ8)と
ともに、オフフック状態となり(ステップ9)、ダイヤ
ル発信部6を動作させて発呼動作(相手の電話番号を発
信)させる(ステップ10)。その後、通話が終了し、
カード12を挿入部11から抜き取ると、カード12が
抜き取られたことをカード検出部8の第3の光検出手段
24で検出し(ステップ11)、マイコン4の制御によ
りオンフック状態となって(ステップ12)、元の状態
に復帰する。又、通話が終了したとき、先に送受話器1
0を所定位置に戻した場合も、オンフック状態となるの
で、その後カード12を挿入部11から抜き取ってもよ
い。
【0035】この様に、カード12には、カードを識別
するための識別標識、及び登録か未登録かを識別するた
めの識別標識のみを、それぞれ透孔13、14という形
で記憶し、一方相手の電話番号を電話機本体1の内部の
メモリ部5に記憶するようにしているので、磁気カード
やメモリIC等高価なものを使用する必要がない。
【0036】尚、カード12に対応してメモリ部5に記
憶されている電話番号以外の電話番号の相手と通話した
い場合は、カード12を挿入部11に挿入せず、操作部
9のダイヤルキーを直接操作すればよい。
【0037】尚又、登録か未登録かの識別をするため
に、本実施例では、カード12の上部右側に透孔14を
穿設し、登録済みのカードにはその透孔14の上にシー
ル15を貼るようにしているが、このような実施例に限
らず、例えばカードの上部右側に丸孔状にミシン目を設
けておき、相手の電話番号を登録する操作が済んだあと
で、そのミシン目に沿って切り取る様にしてもよい。こ
の場合は、ミシン目に沿って切り取られていない状態が
未登録の状態を示し、ミシン目に沿って切り取られた状
態が登録済みの状態を示す様に、登録済みか未登録かを
識別する信号がカード検出部から出力される様にしてお
けばよい。
【0038】図4、図5は本発明の他の実施例即ち、コ
ードレス電話機に用いた実施例を示すブロック図、図6
は本発明の他の実施例を構成する子機の外観斜視図であ
る。
【0039】親機Aを示す図4に於て、30は商用電源
を整流平滑し、直流電源に変換するACアダプター、3
1は親機Aに一体に設けられた充電器、32は充電器3
1に設けられた第1の充電端子、33は制御部(マイコ
ン)である。34は無線回線部で、アンテナ35、受信
回路部36、及び送信回路部37を備えている。38は
送受信回路部37、36の電源コントロール回路、39
は親機・子機の通話路切り換え回路、リンガー回路等を
含む親機の主要部で、一般加入者電話回線部40に接続
されている。41はダイヤル発信部、42は書き換え可
能なメモリ部、43は液晶にて構成された表示部、44
はダイヤルキーを備えた操作部、45は送受話器(マイ
クロホン及びスピーカ)である。
【0040】一方子機を示す図5に於て、46は充電電
池、47は第2の充電端子で、子機Bを充電器31に載
置することにより、充電電池46が充電される。48は
制御部(マイコン)、49は書き換え可能なメモリ部、
50は液晶にて構成された表示部である。51は無線回
線部で、アンテナ52、受信回路部53、及び送信回路
部54を備えている。55は送受信回路部54、53の
電源コントロール回路、56は送受話器(マイクロホン
及びスピーカ)、57はダイヤルキーを備えた操作部、
58は子機Bに設けたカード挿入部、59はカード検出
部である。
【0041】図4〜図6のコードレス電話機に於いて
も、カードは前述の実施例と同じものを使用する。
【0042】カード12を子機Bの挿入部58に挿入す
ると、前述の実施例の場合と同様、検出部59にてカー
ド12が挿入されたことを検出し、更にカード12を識
別して、検出部59から識別信号をマイコン48に送
り、そのカードに対応する相手の電話番号が登録済みか
否かを検出する。そのカードが未登録の場合は、操作部
57のダイヤルキーを操作し、相手の電話番号を入力す
る。このとき入力された相手の電話番号は、メモリ部4
9に記憶されるとともに、表示器50に表示される。そ
の後、カード12を抜き取り、透孔14の上にシール1
5を貼り、相手の電話番号の登録を終了する。
【0043】相手と通話するために、対応する相手の電
話番号が登録済みのカード12を子機Bの挿入口58に
挿入したとき、カード挿入部58に挿入されたカード1
2に対応する相手の電話番号が登録済みであることが検
出されると(即ち、カード12の透孔14の上にシール
15が貼られている場合)は、カード検出部59からの
識別信号を受けたマイコン48の制御により、相手の電
話番号をメモリ部49から読み出す。メモリ部49から
読み出された相手の電話番号は表示部50で表示され
る。同時にメモリ部49から読み出した相手の電話番号
に関するデータと、カード12の識別信号に関するデー
タとを、送信部54を介して親機A側に送信する。親機
A側で、相手の電話番号に関するデータと、カード12
の識別信号に関するデータを受信すると、親機Aのマイ
コン33が動作し、マイコン33の制御によって、オフ
フック状態となり、ダイヤル発信部41を動作させて発
呼動作(相手の電話番号を発信)させる。
【0044】その後、通話が終了したとき等カード12
を挿入部58から抜き取ると、カードが抜き取られたこ
とを子機Bのカード検出部59で検出し、その検出信号
が子機Bから親機Aへ送られ、親機Aのマイコン33の
制御により、オンフック状態となる。
【0045】図4〜図6の実施例では、子機Bにカード
挿入部58とカード検出部59とを設けるとともに、子
機Bに設けたメモリ部49にカード12に対応する相手
の電話番号を記憶させる様にしたが、この様な実施例に
限らず、例えば、カード12に対応する相手の電話番号
を、親機Aに設けたメモリ部42に記憶させるようにし
てもよい。
【0046】尚、この場合、カード12の識別信号デー
タと、そのカード12に対応する相手の電話番号が登録
されているか否かの識別信号データを子機Bから親機A
に送信する。即ち未登録の場合には、カードの識別信号
に関するデータと、未登録であることを示す識別信号に
関するデータと、操作部57のダイヤルキーから入力し
た相手の電話番号に関するデータとを子機Bから親機A
に送信する。このとき親機Aのメモリ部42にそのカー
ドに対応する相手の電話番号が記憶される。一方、登録
済みの場合には、カードの識別信号に関するデータと、
登録済みであることを示す識別信号に関するデータとを
子機Bから親機Aに送信する。このとき親機A側のメモ
リ部42から相手の電話番号が読み出されて発呼動作が
行われるとともに、その相手の電話番号のデータが子機
B側へ送信され、子機Bの表示部50に相手の電話番号
が表示される。
【0047】更に又、親機Aの方にカード挿入部、カー
ド検出部、制御部、メモリ部を設けるようにしてもよ
い。但し、この場合は、カードを利用した相手の電話番
号の登録及び発呼動作の操作は、親機A側でしか行うこ
とが出来ない。
【0048】尚又、上記各実施例では、メモリ部として
書き換え可能なメモリを用いているが、このような実施
例に限らず、読み出し専用のメモリ(ROM)を用い、
このメモリに各カードに対応する相手の電話番号をあら
かじめ記憶させておいてもよい。但し、この場合は、各
カードに新たな電話番号を再度登録し直すことは出来な
い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、情報量の多い相手先の
電話番号を、メモリ部にまとめて記憶させるようにして
いるので、メモリ効率がよい。そしてカードにはカード
の識別標識等少ない情報のみを記憶させる様にしている
ので、カード及びカード検出部の構成を簡単にすること
が出来る。よって、カード電話機の低価格化及び小型化
を図ることができる。
【0050】又、本発明によれば、カードをカード挿入
部に挿入するだけで相手先に簡単に電話をかけることが
出来る。
【0051】更に、本発明によれば、使用するカード
は、磁石等の近くに置いても磁気カードのようにデータ
が破壊される虞れがなく、高温または低温の場所に置い
てもメモリIC内蔵カードのように信頼性が損なわれる
虞れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード電話機の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明のカード電話機の一実施例を示す外観斜
視図である。
【図3】本発明のカード電話機の一実施例の動作説明に
供するフローチャートである。
【図4】本発明のカード電話機の他の実施例を構成する
コードレス電話機の親機を示すブロック図である。
【図5】本発明のカード電話機の他の実施例を構成する
コードレス電話機の子機を示すブロック図である。
【図6】本発明のカード電話機の他の実施例を構成する
コードレス電話機の子機を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
4、33、48 制御部 5、42、49 メモリ部 6、41 発信手段 7、43、50 表示部 8、59 カード検出部 11、58 カード挿入部 12 カード 13、14 識別標識(透孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−145616(JP,A) 実開 平1−169854(JP,U) 実開 平1−164538(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/274 H04M 1/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードに対応する電話番号をメモリ部に記
    憶するとともに、前記メモリ部から電話番号を読み出し
    て発呼動作を行うカード電話機において、 前記発呼動作を制御する制御部を具備し、 前記制御部は、前記カードが挿入されたことを検出し、
    且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号が前記
    メモリ部に登録されている場合、オフフック状態として
    前記電話番号に発呼すること、 を特徴とするカード電話機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカード電話機において、 前記制御部は、前記電話番号に発呼する場合、前記電話
    番号を表示部に表示すること、 を特徴とするカード電話機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のカード電
    話機において、 前記制御部は、前記カードが挿入されたことを検出し、
    且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号が前記
    メモリ部に登録されていない場合、操作部で入力された
    電話番号を前記メモリ部に記憶すること、 を特徴とするカード電話機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のカード電話機において、 前記制御部は、前記操作部で入力された電話番号を前記
    表示部に表示すること、を特徴とするカード電話機。
  5. 【請求項5】カードに対応する電話番号をメモリ部に記
    憶するとともに、前記メモリ部から電話番号を読み出し
    て発呼動作を行うカード電話機で使用される自動発呼方
    法において、 前記発呼動作を制御する制御ステップを含み、 前記制御ステップは、前記カードが挿入されたことを検
    出し、且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号
    が前記メモリ部に登録されている場合、オフフック状態
    として前記電話番号に発呼すること、 を特徴とする自動発呼方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の自動発呼方法において、 前記制御ステップは、前記電話番号に発呼する場合、前
    記電話番号を表示部に表示すること、 を特徴とする自動発呼方法。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の自動発呼
    方法において、 前記制御ステップは、前記カードが挿入されたことを検
    出し、且つ、前記カードに対応する発呼すべき電話番号
    が前記メモリ部に登録されていない場合、操作部で入力
    された電話番号を前記メモリ部に記憶すること、 を特徴とする自動発呼方法。
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