JP3323980B2 - 変調器異常監視回路 - Google Patents

変調器異常監視回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変調器異常監視回路
に関し、特にベースバンド信号であるビデオ信号を振幅
変調する手段を有するTV(テレビ)送信機等の無線送
信装置の変調器異常監視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のTV送信機等の無線送信
装置においては、通常、演奏所からSTL(Studi
o−Transmitter Link)等によって伝
送されるビデオ信号を振幅変調した後に所定の周波数に
変換し、その信号を定格電力に増幅して出力している。
【0003】この変調方式は負変調であるため、ビデオ
信号の同期信号のピーク値がそのまま変調出力信号のピ
ーク値となる。入力されるビデオ信号の素材は多岐にわ
たっているため、同期信号が様々な長さとなっている。
よって、入力されたビデオ信号をそのまま変調すると、
プログラムの内容によって出力電力が変動することにな
る。
【0004】そこで、入力されたビデオ信号の同期信号
を無線送信装置内で一定長の同期信号に付け替えてい
る。この同期信号の付け替え方法としては、入力された
ビデオ信号の同期信号を一定長でスライスし、それに一
定長の信号を付加して一定長の同期信号とする方法や、
入力されたビデオ信号の同期信号と一定長の同期信号と
の時間的な選択回路によって入力されたビデオ信号の映
像信号に一定長の同期信号部を付加する方法等がある。
【0005】上記の同期信号の付け替えを行う回路が正
常に動作しているかどうかの確認、あるいは変調回路の
正常動作の確認等のために、無線送信装置外部に同期信
号の異常監視回路を備えている。
【0006】この異常監視回路は、図5に示すように、
入力端子41,42と、直線検波回路43と、ペデスタ
ルクランプ回路44,45と、同期信号検波回路46,
47と、コンパレータ48,49と、遅延回路50,5
1と、反転回路52と、比較回路53と、出力端子54
とから構成されている。
【0007】ペデスタルクランプ回路44は入力端子4
1から入力されるビデオ信号のペデスタル部を0Vにク
ランプし、その信号を同期信号検波回路46に出力す
る。同期信号検波回路46はペデスタルクランプ回路4
4でペデスタル部が0Vにクランプされた信号から同期
信号のピークを検波し、検波した同期信号のピークをコ
ンパレータ48に出力する。
【0008】コンパレータ48は同期信号検波回路46
で検波された同期信号のピークを予め設定された基準電
圧と比較し、その比較結果を遅延回路50に出力する。
遅延回路50はコンパレータ48からの比較結果が連続
して一定時間出力されているかどうかを確認するための
回路である。
【0009】直線検波回路43は入力端子42から入力
される変調器出力信号を直線検波してビデオ信号を復調
する。ペデスタルクランプ回路45は直線検波回路43
で復調されたビデオ信号のペデスタル部を0Vにクラン
プし、その信号を同期信号検波回路47に出力する。同
期信号検波回路47はペデスタルクランプ回路45でペ
デスタル部が0Vにクランプされた信号から同期信号の
ピークを検波し、検波した同期信号のピークをコンパレ
ータ49に出力する。
【0010】コンパレータ49は同期信号検波回路47
で検波された同期信号のピークを予め設定された基準電
圧と比較し、その比較結果を遅延回路51に出力する。
遅延回路51はコンパレータ48からの比較結果が連続
して一定時間出力されているかどうかを確認するための
回路である。
【0011】反転回路52は遅延回路50で遅延された
コンパレータ48の比較結果を反転して比較回路53に
出力する。比較回路53は反転回路52で反転されたコ
ンパレータ48の比較結果と遅延回路51で遅延された
コンパレータ49の比較結果とを比較し、その比較結果
を出力端子54から出力する。
【0012】この場合、入力されたビデオ信号の同期信
号と変調器出力信号から復調されたビデオ信号の同期信
号とを夫々基準電圧と比較し、その結果、入力されたビ
デオ信号に同期信号があり、復調されたビデオ信号に同
期信号がない場合、出力端子54から振幅変調器(図示
せず)の異常が通知されることとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線送
信装置では、同期信号の付け替えを行う回路が正常に動
作しているかどうかの確認、あるいは変調回路の正常動
作の確認等のために、装置外部に配設した異常監視回路
によって振幅変調器に入力されるビデオ信号の同期信号
及び振幅変調器から出力されるビデオ信号の同期信号を
夫々基準電圧と比較している。
【0014】しかしながら、何らかの原因によって振幅
変調器内でビデオ信号の映像信号が欠落またはレベル低
下を招いても、その映像信号の異常を検出することがで
きない。
【0015】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、同期信号の付け替えを行う回路及び変調回路にお
ける映像信号及び同期信号の異常を検出することができ
る変調器異常監視回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による変調器異常
監視回路は、演奏所から伝送されるビデオ信号に対して
振幅変調器で振幅変調した後に所望のチャネルに周波数
変換し、電力増幅器にて所望の出力電力に増幅して出力
する無線送信装置の変調器異常監視回路であって、前記
振幅変調器への入力ビデオ信号を映像信号と同期信号と
に分割する第1の分割手段と、前記振幅変調器の出力ビ
デオ信号を映像信号と同期信号とに分割する第2の分割
手段と、前記第1の分割手段で分割された前記映像信号
のレベル信号と前記第2の分割手段で分割された前記映
像信号のレベル信号とを比較する第1の比較手段と、前
記第1の分割手段で分割された前記同期信号のレベル信
号と前記第2の分割手段で分割された前記同期信号のレ
ベル信号とを比較する第2の比較手段と、前記第1及び
第2の比較手段各々の比較結果を基に前記振幅変調器の
異常を検出する検出手段とを備えている。
【0017】本発明による他の変調器異常監視回路は、
演奏所から伝送されるビデオ信号に対して振幅変調器で
振幅変調した後に所望のチャネルに周波数変換し、電力
増幅器にて所望の出力電力に増幅して出力する無線送信
装置の変調器異常監視回路であって、前記振幅変調器へ
の入力ビデオ信号を映像信号と同期信号とに分割する第
1の分割手段と、前記第1の分割手段で分割された前記
映像信号と前記同期信号とを夫々直流成分に変換する第
1の変換手段と、前記第1の変換手段で前記直流成分に
変換された前記映像信号及び前記同期信号のレベル信号
を反転増幅する反転増幅手段と、前記振幅変調器の出力
ビデオ信号を映像信号と同期信号とに分割する第2の分
割手段と、前記第2の分割手段で分割された前記映像信
号と前記同期信号とを夫々直流成分に変換する第2の変
換手段と、前記反転増幅手段で反転増幅された前記映像
信号のレベル信号と前記第2の変換手段で前記直流成分
に変換された前記映像信号のレベル信号とを比較する第
1の比較手段と、前記反転増幅手段で反転増幅された前
記同期信号のレベル信号と前記第2の変換手段で前記直
流成分に変換された前記同期信号のレベル信号とを比較
する第2の比較手段と、前記第1及び第2の比較手段各
々の比較結果を基に前記振幅変調器の異常を検出する検
出手段とを備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0019】演奏所から伝送されるビデオ信号に対して
振幅変調回路で振幅変調した後に所望のチャネルに周波
数変換し、電力増幅器にて所望の出力電力に増幅して出
力する無線送信装置において、振幅変調回路への入力ビ
デオ信号及び振幅変調回路の出力ビデオ信号をペデスタ
ルクランプ回路で夫々映像信号と同期信号とに分割す
る。
【0020】入力ビデオ信号から分割された映像信号の
レベル信号と出力ビデオ信号から分割された映像信号の
レベル信号とを加算器及びゼロクロスコンパレータで比
較するとともに、入力ビデオ信号から分割された同期信
号のレベル信号と出力ビデオ信号から分割された同期信
号のレベル信号とを加算器及びゼロクロスコンパレータ
で比較してこれらの比較結果を基に振幅変調回路の異常
を検出する。
【0021】これによって、何らかの原因によって振幅
変調回路内でビデオ信号の映像信号が欠落またはレベル
低下を招いても、その映像信号の異常を検出することが
できるので、同期信号の付け替えを行う回路及び変調回
路における映像信号及び同期信号の異常を検出すること
が可能となる。
【0022】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例による変調器
異常監視回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、本発明の一実施例による変調器異常監視回路は入力
端子1,2と、低域通過フィルタ3と、直線検波回路4
と、同期分離回路5,6と、クランプパルス発生回路
7,8と、ペデスタルクランプ回路9,10と、映像信
号半波整流回路11,12と、同期信号半波整流回路1
3,14と、反転増幅回路15,16と、増幅度可変用
可変抵抗器17,18と、加算器19,20と、ゼロク
ロスコンパレータ21,22と、ヒステリシス可変用可
変抵抗器23,24と、論理和回路25と、遅延回路2
6と、出力端子27とから構成されている。
【0023】図2及び図3は図1の各回路の出力波形を
示す図である。これら図1〜図3を用いて本発明の一実
施例による変調器異常監視回路の動作について説明す
る。
【0024】同期分離回路5は入力端子1から入力され
るプログラムビデオ信号から水平同期信号を分離し、プ
ログラムビデオ信号をペデスタルクランプ回路9に、分
離した水平同期信号をクランプパルス発生回路7に夫々
出力する。
【0025】クランプパルス発生回路7は同期分離回路
5で分離された水平同期信号をクランプパルス信号に変
換し、そのクランプパルス信号をペデスタルクランプ回
路9に出力する。ペデスタルクランプ回路9はクランプ
パルス発生回路7からのクランプパルス信号を基に同期
分離回路5からのプログラムビデオ信号のペデスタル部
を0Vにクランプする。
【0026】これによって、プログラムビデオ信号は映
像信号が正電圧に、同期信号が負電圧に夫々分割され
る。クランプの時定数はプログラムビデオ信号のペデス
タル部にあるカラー信号用のバースト信号に反応しない
程度に遅らせる(図2参照)。
【0027】映像信号半波整流回路11はペデスタルク
ランプ回路9で分割された映像信号をピーク検波または
半波整流して直流成分に変換し、同期信号半波整流回路
13はペデスタルクランプ回路9で分割された同期信号
をピーク検波または半波整流して直流成分に変換する。
【0028】反転増幅回路15は映像信号半波整流回路
11で直流化された映像信号のレベル信号の電位を反転
増幅し、反転増幅回路16は同期信号半波整流回路13
で直流化された同期信号のレベル信号の電位を反転増幅
する。反転増幅回路15,16の増幅度は1以下で、増
幅度可変用可変抵抗器17,18等によって可変可能で
ある。
【0029】また、反転増幅回路15,16の増幅度は
図示せぬ振幅変調器からの出力の高周波信号に含まれる
ビデオ信号の変調異常を検出するレベル設定値となる。
この反転増幅回路15,16で反転増幅されたレベル信
号は夫々電流比較型のコンパレータに送出される(図3
参照)。
【0030】一方、振幅変調器で変調された変調波信号
(変調器出力)が入力端子2に入力されると、低域通過
フィルタ3はその変調波信号の高調波成分を除去し、直
線検波回路4に出力する。
【0031】直線検波回路4は低域通過フィルタ3で高
調波成分が除去された変調波信号を直線検波して復調
し、ベースバンドのビデオ信号に変換する。同期分離回
路6は直線検波回路4で復調されたビデオ信号から水平
同期信号を分離し、復調されたビデオ信号をペデスタル
クランプ回路10に、分離した水平同期信号をクランプ
パルス発生回路8に夫々出力する。
【0032】クランプパルス発生回路8は同期分離回路
6で分離された水平同期信号をクランプパルス信号に変
換し、そのクランプパルス信号をペデスタルクランプ回
路10に出力する。ペデスタルクランプ回路10はクラ
ンプパルス発生回路8からのクランプパルス信号を基に
同期分離回路6からの復調されたビデオ信号のペデスタ
ル部を0Vにクランプする。
【0033】これによって、復調されたビデオ信号は映
像信号が正電圧に、同期信号が負電圧に夫々分割され
る。クランプの時定数は復調されたビデオ信号のペデス
タル部にあるカラー信号用のバースト信号に反応しない
程度に遅らせる(図2参照)。
【0034】映像信号半波整流回路12はペデスタルク
ランプ回路10で分割された映像信号をピーク検波また
は半波整流して直流成分に変換し、同期信号半波整流回
路14はペデスタルクランプ回路10で分割された同期
信号をピーク検波または半波整流して直流成分に変換す
る。
【0035】映像信号半波整流回路11で直流化された
映像信号のレベル信号は電流比較型のコンパレータに送
出され、同期信号半波整流回路13で直流化された同期
信号のレベル信号は電流比較型のコンパレータに送出さ
れる(図3参照)。
【0036】電流比較型のコンパレータは加算器19,
20とゼロクロスコンパレータ21,22との組合せに
よって構成されている。プログラムビデオ信号側のレベ
ル信号は反転増幅回路15,16によって、電位が復調
されたビデオ信号側のレベル信号とは逆となっている。
【0037】そのため、映像信号及び同期信号各々のレ
ベル信号を加算器19,20で加算した結果は、復調さ
れたビデオ信号側のレベルがプログラムビデオ信号側の
異常設定値よりも高い場合に正電圧となり、その逆に復
調されたビデオ信号側のレベルがプログラムビデオ信号
側の異常設定値よりも低い場合に負電圧となる。プログ
ラムビデオ信号側には増幅度1以下の反転増幅回路1
5,16があるため、映像信号の輝度成分が低い信号で
ある全黒信号のような場合にも加算器19,20での加
算は正常に行われる。
【0038】この加算結果と基準設定値である設定レベ
ルとをゼロクロスコンパレータ21,22によって比較
する。ゼロクロスコンパレータ21,22は出力電圧を
基準電圧側にフィードバックすることによってヒステリ
シスをもつ。そのヒステリシス幅はヒステリシス可変用
可変抵抗器23,24によって設定可能である。このヒ
ステリシスによってノイズ等による誤動作を防いでい
る。
【0039】論理和回路25は映像信号及び同期信号に
対するゼロクロスコンパレータ21,22の比較結果を
合成しており、この論理和回路25の出力信号が高い電
圧の場合に復調されたビデオ信号側のレベル信号が低下
したこととなるため、振幅変調器に何らかの異常が発生
したこととなる。
【0040】遅延回路26は論理和回路25の出力が連
続して一定時間出力されているかどうかを確認するため
の回路である。
【0041】図4は図1の変調器異常監視回路を用いた
無線送信装置の一例を示す図である。図において、無線
送信装置は入力端子31と、ビデオ段補償回路32と、
振幅変調回路33と、周波数混合器34と、電力増幅器
35と、方向性結合器36と、空中線37と、変調器異
常監視回路38とから構成されている。
【0042】入力端子31から入力されたビデオ信号は
ビデオ段補償回路32及び変調器異常監視回路38に夫
々入力される。ビデオ段補償回路32はビデオ信号の水
平同期信号を一定長に変換する処理及び電力増幅器35
で発生する歪みの補償を行っている。
【0043】ビデオ段補償回路32の出力信号は振幅変
調回路33によって振幅変調されて映像中間周波数とな
る。映像中間周波数は周波数混合器34によって所定の
搬送波に変換される。この搬送波は電力増幅器35によ
って所定の定格電力間で増幅される。
【0044】増幅された搬送波電力信号は方向性結合器
36によって高周波信号が結合され、その高周波信号は
変調器異常監視回路38に送られる。変調器異常監視回
路38は入力端子31から入力されたビデオ信号と振幅
変調された高周波信号とを比較し、振幅変調回路33の
異常を監視する。尚、変調器異常監視回路38は図1に
示す各回路によって構成されている。
【0045】このように、演奏所(図示せず)から伝送
されるビデオ信号に対して振幅変調回路33で振幅変調
した後に所望のチャネルに周波数変換し、電力増幅器3
5にて所望の出力電力に増幅して出力する無線送信装置
において、振幅変調回路33への入力ビデオ信号及び振
幅変調回路33の出力ビデオ信号をペデスタルクランプ
回路9,10で夫々映像信号と同期信号とに分割し、入
力ビデオ信号から分割された映像信号のレベル信号と出
力ビデオ信号から分割された映像信号のレベル信号とを
加算器19及びゼロクロスコンパレータ21で比較する
とともに、入力ビデオ信号から分割された同期信号のレ
ベル信号と出力ビデオ信号から分割された同期信号のレ
ベル信号とを加算器20及びゼロクロスコンパレータ2
2で比較してこれらの比較結果を基に振幅変調回路33
の異常を検出することによって、何らかの原因によって
振幅変調回路33内でビデオ信号の映像信号が欠落また
はレベル低下を招いても、その映像信号の異常を検出す
ることができるので、同期信号の付け替えを行う回路及
び変調回路における映像信号及び同期信号の異常を検出
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、演
奏所から伝送されるビデオ信号に対して振幅変調器で振
幅変調した後に所望のチャネルに周波数変換し、電力増
幅器にて所望の出力電力に増幅して出力する無線送信装
置において、振幅変調器への入力ビデオ信号及び振幅変
調器の出力ビデオ信号を夫々映像信号と同期信号とに分
割し、入力ビデオ信号から分割された映像信号のレベル
信号と出力ビデオ信号から分割された映像信号のレベル
信号とを比較するとともに、入力ビデオ信号から分割さ
れた同期信号のレベル信号と出力ビデオ信号から分割さ
れた同期信号のレベル信号とを比較してこれらの比較結
果を基に振幅変調器の異常を検出することによって、同
期信号の付け替えを行う回路及び変調回路における映像
信号及び同期信号の異常を検出することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による変調器異常監視回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の各回路の出力波形を示す図である。
【図3】図1の各回路の出力波形を示す図である。
【図4】図1の変調器異常監視回路を用いた無線送信装
置の一例を示す図である。
【図5】従来例による変調器異常監視回路の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1,2,31 入力端子 3 低域通過フィルタ 4 直線検波回路 5,6 同期分離回路 7,8 クランプパルス発生回路 9,10 ペデスタルクランプ回路 11,12 映像信号半波整流回路 13,14 同期信号半波整流回路 15,16 反転増幅回路 17,18 増幅度可変用可変抵抗器 19,20 加算器 21,22 ゼロクロスコンパレータ 23,24 ヒステリシス可変用可変抵抗器 25 論理和回路 26 遅延回路 27 出力端子 32 ビデオ段補償回路 33 振幅変調回路 34 周波数混合器 35 電力増幅器 36 方向性結合器 37 空中線 38 変調器異常監視回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏所から伝送されるビデオ信号に対し
    て振幅変調器で振幅変調した後に所望のチャネルに周波
    数変換し、電力増幅器にて所望の出力電力に増幅して出
    力する無線送信装置の変調器異常監視回路であって、前
    記振幅変調器への入力ビデオ信号を映像信号と同期信号
    とに分割する第1の分割手段と、前記振幅変調器の出力
    ビデオ信号を映像信号と同期信号とに分割する第2の分
    割手段と、前記第1の分割手段で分割された前記映像信
    号のレベル信号と前記第2の分割手段で分割された前記
    映像信号のレベル信号とを比較する第1の比較手段と、
    前記第1の分割手段で分割された前記同期信号のレベル
    信号と前記第2の分割手段で分割された前記同期信号の
    レベル信号とを比較する第2の比較手段と、前記第1及
    び第2の比較手段各々の比較結果を基に前記振幅変調器
    の異常を検出する検出手段とを有することを特徴とする
    変調器異常監視回路。
  2. 【請求項2】 前記検出手段から前記振幅変調器が正常
    であることを示す信号が予め設定された所定時間連続し
    て出力されていることを確認する手段を含むことを特徴
    とする請求項1記載の変調器異常監視回路。
  3. 【請求項3】 演奏所から伝送されるビデオ信号に対し
    て振幅変調器で振幅変調した後に所望のチャネルに周波
    数変換し、電力増幅器にて所望の出力電力に増幅して出
    力する無線送信装置の変調器異常監視回路であって、前
    記振幅変調器への入力ビデオ信号を映像信号と同期信号
    とに分割する第1の分割手段と、前記第1の分割手段で
    分割された前記映像信号と前記同期信号とを夫々直流成
    分に変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段で
    前記直流成分に変換された前記映像信号及び前記同期信
    号のレベル信号を反転増幅する反転増幅手段と、前記振
    幅変調器の出力ビデオ信号を映像信号と同期信号とに分
    割する第2の分割手段と、前記第2の分割手段で分割さ
    れた前記映像信号と前記同期信号とを夫々直流成分に変
    換する第2の変換手段と、前記反転増幅手段で反転増幅
    された前記映像信号のレベル信号と前記第2の変換手段
    で前記直流成分に変換された前記映像信号のレベル信号
    とを比較する第1の比較手段と、前記反転増幅手段で反
    転増幅された前記同期信号のレベル信号と前記第2の変
    換手段で前記直流成分に変換された前記同期信号のレベ
    ル信号とを比較する第2の比較手段と、前記第1及び第
    2の比較手段各々の比較結果を基に前記振幅変調器の異
    常を検出する検出手段とを有することを特徴とする変調
    器異常監視回路。
  4. 【請求項4】 前記検出手段から前記振幅変調器が正常
    であることを示す信号が予め設定された所定時間連続し
    て出力されていることを確認する手段を含むことを特徴
    とする請求項3記載の変調器異常監視回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の比較手段は、前記反転増幅手
    段で反転増幅された前記映像信号のレベル信号と前記第
    2の変換手段で前記直流成分に変換された前記映像信号
    のレベル信号とを加算する第1の加算手段と、前記第1
    の加算手段の加算結果を予め設定された設定値と比較す
    る第1のコンパレータとを含み、 前記第2の比較手段は、前記反転増幅手段で反転増幅さ
    れた前記同期信号のレベル信号と前記第2の変換手段で
    前記直流成分に変換された前記同期信号のレベル信号と
    を加算する第2の加算手段と、前記第2の加算手段の加
    算結果を予め設定された設定値と比較する第2のコンパ
    レータとを含むことを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の変調器異常監視回路。
JP18188296A 1996-07-11 1996-07-11 変調器異常監視回路 Expired - Fee Related JP3323980B2 (ja)

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