JP3322927B2 - 成形体連続的製造装置 - Google Patents
成形体連続的製造装置Info
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- JP3322927B2 JP3322927B2 JP00752993A JP752993A JP3322927B2 JP 3322927 B2 JP3322927 B2 JP 3322927B2 JP 00752993 A JP00752993 A JP 00752993A JP 752993 A JP752993 A JP 752993A JP 3322927 B2 JP3322927 B2 JP 3322927B2
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- fiber material
- reinforcing fiber
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
として各種の用途に利用される発泡樹脂成形体を製造す
るための成形体連続的製造装置に関するものである。
発泡樹脂成形体は、成形体連続的製造装置によって製造
されている。この成形体連続的製造装置は、例えば特願
平3ー242162号に開示されているように、四角筒
形状の成形通路の上下左右面を同一長さの4つのエンド
レスベルトによって形成され、この成形通路に発泡硬化
性樹脂液を含浸させたガラス繊維等の補強繊維材料を供
給し、長尺の発泡樹脂成形体を連続的に製造するもので
あった。
成形体連続的製造装置では、図5〜図7に示すように成
形通路入口Aであるベルトターン部〔図中Bで示す箇
所)では、発砲硬化性樹脂液を含浸させた補強繊維材料
Kの引き揃えが悪く、補強繊維材料Kがたるんだりす
る。この場合、側面側エンドレスベルトCの端部と下面
側エンドレスベルトDとの間(図中イの部分)に補強繊
維材料Kがかみ込まれ、エンドレスベルトCの下面とエ
ンドレスベルトDの上面との隙間が大きくなり、その隙
間から補強繊維材料Kのバリが流出し、エンドレスベル
トを走行させるローラー等に付着してローラーが廻りに
くくなったり、ローラーとエンドレスベルト間の抵抗が
大きくなったりして所定の成形体を成形できなくなる、
といった問題があった。
込みを防止するためには、成形通路入口Aで補強繊維材
料Kの巾(W)を狭めたりすることも考えられる。しか
しながら、最適成形条件として前記補強繊維材料Kが成
形通路内で発砲・充満する位置Eは、できるだけ成形通
路の入口に近いところが成形管理上好ましいため、この
位置Eできるだけ成形通路入口に近い位置にもってくる
と、ベルトターン部Bで補強繊維材料Kの巾(W)を狭
めたとしても、補強繊維材料のかみ込み防止の効果は少
ない。
たものであり、その目的とする処は、成形通路の入口部
でのバリの発生を防止し、所望の安定した成形体を連続
して製造できるようにした成形体連続的製造装置を提供
することにある。
目的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、駆動装置によって回動するようにした4
つのエンドレスベルトにより上下左右面を構成するよう
にした成形通路に、この成形通路に発泡硬化性樹脂液を
含浸させたガラス繊維等の補強繊維材料を供給し、成形
通路内で上記発泡硬化性樹脂液を発泡・硬化させて長尺
の成形体を連続的に成形できるようにした成形体連続的
製造装置において、上記成形通路を構成する下面側のエ
ンドレスベルトを、他の面を構成する3つのエンドレス
ベルトより長くし、成形通路入口からこの下面側のエン
ドレスベルト端が、他の面を構成する3つのエンドレス
ベルト端より前に突き出るように設けた構成である。
含浸させたガラス繊維等の補強繊維材料は、始めに他の
エンドレスベルトより前に突き出た下面側のエンドレス
ベルト上に先ず乗せられ、そのままの状態で成形通路内
に導びかれるため、成形通路入口での補強繊維材料の引
揃えが悪くなることも、たるむこともなく、補強繊維材
料のかみ込まれやすい状態をなくすことができる。ま
た、下面側エンドレスベルトと側面側エンドレスベルト
とがかみ合う部分では、この部分と補強繊維材料の両端
との距離を充分に確保することができ、補強繊維材料の
噛み込みを防止できる。
づいて説明する。図において、1は本発明に係る一実施
例の成形体連続的製造装置であって、この実施例の装置
1は、長尺の成形体を連続的に製造するために、角筒状
の成形通路2に発泡硬化性樹脂液を含浸させたガラス繊
維等の補強繊維材料Kを供給して、上記成形通路6を4
つのエンドレスベルト2,3、4、5によって囲繞する
と共に、各エンドレスベルト2、3、4、5の長手方向
の一端部2a、3a、4a、5aを、所定の他のエンド
レスベルト3、4、5、2の内面に摺動可能となるよう
に配設されている。そして少なくとも上記3つのエンド
レスベルトをそれぞれの可動手段によって移動可能に支
持し、これらのエンドレスベルトを任意に移動させて前
記成形通路6の断面形状を自由に変更できるようにして
ある。
を構成する下面側のエンドレスベルト3は、他の3つの
エンドレスベルト2,4,5より長くし、上記成形通路
6の成形通路入口Aで、上記下面側のエンドレスベルト
端が他のエンドレスベルト端より前に突き出るように設
けてある(図2参照)。上記のような構成からなる成形
体連続的製造装置1により、発泡硬化性樹脂液を含浸さ
せたガラス繊維等の補強繊維材料Kは始めに他のエンド
レスベルト2,4,5より前に突き出た下面側のエンド
レスベルト3上に乗り、そのままの状態で成形通路6内
に導びかれるため、成形通路入口Aでの引込み時に発生
する上記補強繊維材料Kのたるみ等を防ぐことができ、
補強繊維材料Kのかみ込まれやすい状態をなくすことが
できる。
エンドレスベルト4,5とがかみ合う部分Xでは、補強
繊維材料Kの端との距離tを充分に確保することがで
き、噛み込むことがない。そして上面側エンドレスベル
ト2のリターン部と、下面側エンドレスベルト3のリタ
ーン部との距離T(図3、図4参照)は、T≧Rが好ま
しい。(Rは側面側エンドレスベルト4(5)のリター
ン径である。) 尚、上記実施例の成形体連続的製造装置は、成形通路6
の断面形状を自由に変更できる構成のものであるが、成
形通路6の断面形状が所定の断面形状である固定式の装
置に、本発明の要部である下面側のエンドレスベルトを
他の面のエンドレスベルトより長くした構成としてもよ
い。
的製造装置では、成形通路を形成する下面側のエンドレ
スベルトを、他の3つのエンドレスベルトより長くし、
上記成形通路の入口で、上記下面側のエンドレスベルト
端が他のエンドレスベルト端より前に突き出るように設
けた構成であるので、補強繊維材料は始めに他のエンド
レスベルトより前に突き出た下面側のエンドレスベルト
上に乗り、そのままの状態で成形通路内に導びかれるた
め、成形通路入口での引込み時に発生する補強繊維材料
のたるみ等を防ぐことができ、エンドレスベルトによる
補強繊維材料のかみ込みを防止して、装置を補強繊維材
料のかみ込みによって止めることなく効率よく、より安
定した品質の成形体を連続的に製造することができる。
また、下面側エンドレスベルトと側面側エンドレスベル
トとがかみ合う部分では、この部分と補強繊維材料の両
端との距離を充分に確保することができ、補強繊維材料
が噛み込むことがない。
の横断面図である。
説明図である。
説明図である。
簡略斜視図である。
状態の説明図である。
状態の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動装置によって回動するようにした4
つのエンドレスベルトにより上下左右面を構成するよう
にした成形通路に、この成形通路に発泡硬化性樹脂液を
含浸させたガラス繊維等の補強繊維材料を供給し、成形
通路内で上記発泡硬化性樹脂液を発泡・硬化させて長尺
の成形体を連続的に成形できるようにした成形体連続的
製造装置において、上記成形通路を構成する下面側のエ
ンドレスベルトを、他の面を構成する3つのエンドレス
ベルトより長くし、成形通路入口からこの下面側のエン
ドレスベルト端が、他の面を構成する3つのエンドレス
ベルト端より前に突き出るように設けたことを特徴とす
る成形体連続的製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00752993A JP3322927B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 成形体連続的製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00752993A JP3322927B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 成形体連続的製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210745A JPH06210745A (ja) | 1994-08-02 |
JP3322927B2 true JP3322927B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=11668312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00752993A Expired - Lifetime JP3322927B2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 成形体連続的製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW202116522A (zh) | 2019-10-18 | 2021-05-01 | 日商Dic股份有限公司 | 成形品的製造方法 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP00752993A patent/JP3322927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06210745A (ja) | 1994-08-02 |
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