JP3317165B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

Info

Publication number
JP3317165B2
JP3317165B2 JP31143896A JP31143896A JP3317165B2 JP 3317165 B2 JP3317165 B2 JP 3317165B2 JP 31143896 A JP31143896 A JP 31143896A JP 31143896 A JP31143896 A JP 31143896A JP 3317165 B2 JP3317165 B2 JP 3317165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
leg
cabin
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31143896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09277860A (ja
Inventor
悦司 水野
秀樹 中根
康裕 西井
勝 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP31143896A priority Critical patent/JP3317165B2/ja
Publication of JPH09277860A publication Critical patent/JPH09277860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3317165B2 publication Critical patent/JP3317165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シート、特に
後部車室に並設され、収納可能とした車両用シートに関
する。
【0002】
【従来の技術】ワゴン型車両の後部車室に収納可能に設
置された車両用シートには、右シート、左シート、中央
シートの三つのシートを車室のほぼ全幅に並設し、右シ
ートおよび左シートをそれぞれ車幅方向に起倒自在とし
て、右シートを右側壁に、左シートを左側壁に沿って起
立収納可能とするとともに、中央シートは、その右シー
トに隣接する側端を右シートの側端と相対回動可能に連
結し、右シートを側壁に沿って起立せしめると、中央シ
ートは、連結部を中心に右シートと逆方向に回動し、右
シートと重なり合って起立状態となるようにしたものが
ある(実開平7−40255号)。ワゴン型車両の多く
は左側壁にスライドドアによって開閉される後部車室用
の乗降口を有し、この乗降口に隣接してシートが設けら
れているが、上記のように、右シート、中央シートを右
側壁側に起立収納し、左シートを左側壁側に起立収納す
る構造では、左側壁側に起立したシートが乗降口を塞い
でしまう。
【0003】後部車室用の乗降口に隣接して設置するシ
ートとしては一般に、図8に示すように、フロントシー
ト91,92の後方に前倒し収納するシート1Aが用い
られている。シート1Aは、車室幅とほぼ同じ幅のシー
トクッション11に前方へ回動可能にシートバック12
を設けた構造で、シートクッション11の下面前端には
シートレッグ13が、上記下面後端には該下面に沿うよ
うに前後方向に起倒自在なシートレッグ14が設けてあ
り、シートレッグ13の下端が車両前後方向に回動可能
に車室フロアに軸支せしめてある。シート1Aを収納す
るには、シートバック12をシートクッション11と重
なり合うように前倒しして、シート1Aを上記シートレ
ッグ13の下端を中心に前方へ回動せしめて、フロント
シート91,92の直後へ収納する。図中、19は連結
機構であり、シート1Aを前方に前倒し回動したとき、
シートレッグ14をシートクッション11の下面に沿う
ように回動せしめるものである。しかしながら、シート
1Aを前倒し収納した場合、シート1Aに遮られてフロ
ントシート91,92の乗員がフロントシート91,9
2の間から後部車室内に移動することができない。ま
た、前倒し収納状態のシート1Aのスペース分、積載す
る長尺荷物の長さが制約される。
【0004】また、フロントシートの後方に設置するシ
ートして、図9に示すように、第1シート1Bと第2シ
ート2Bとを設置し、第1シート1Bは一方の側壁に沿
うように車幅方向に起倒自在に設け、第2シート2Bは
他方の側壁側で車両前後方向に前倒し自在に設けた構造
としてある。そして、第1シート1Bは側壁に沿って起
立状態に収納し、第2シート2Bはフロントシート92
の後方に前倒し収納する。第1シート1Bを側壁に沿っ
て起立状態に収納したので乗員がフロントシート91,
92の間から後部車室内への行来ができ後部車室用の乗
降口は塞がれないものの、前倒し収納したシート2Bの
スペース分、積載する長尺荷物の長さが制約される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、収
納状態としたシートが邪魔をして乗員の車室内の移動お
よび後部車室用乗降口からの乗降を妨げることなく、か
つ、後部車室長を拡大して、長尺荷物の積載に有利な車
両用シートを実現することを課題としてなされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】車両の後部車室に車室の
ほぼ全幅にわたって設置する車両用シートを、左右に分
割し、第1シートと第2シートとで構成する。第1シー
トは、その車室側壁側の端部を車室側部に回動自在に枢
着して、上記側壁沿いに起立可能とする。一方、第2シ
ートは、その第1シート側のシートレッグをシート側端
よりも更に第1シート側へ延出せしめて脚端を車室フロ
アに回動自在に枢着して、上記側壁に沿って起立状態と
した第1シートに重ね合わせるように第2シートを起立
可能とする(請求項1)。従って、第1シートおよび第
2シートは両シートを重ね合わせた状態で側壁沿いにコ
ンパクトに収納でき、乗員の車室内の移動に支障をきた
すことなく、後部車室長が拡大できる。
【0007】上記第2シートのシートレッグを、第2シ
ートから第1シート側へ水平方向に延出する延出部と、
延出部の延出端から屈曲して下方へ延び下端を車室フロ
アに回動自在に枢着した垂直部で形成する。そして、上
記シートレッグの延出部で着座状態の上記第1シートの
第2シート側の端部を支持せしめ、第2シートを起立状
態としたときに上記垂直部を車室フロアに沿わせるよう
になす(請求項2)。第1シートの第2シート側の端部
にシートレッグが必要ないので構造の簡素化がはかれ
る。
【0008】上記第2シートのシートレッグの延出部か
ら垂直部へ移る屈曲コーナー部を水平側と垂直側とにわ
たるようにクッション部材で被覆する(請求項3)。第
1シートを第2シートの上記シートレッグで支持させた
ときも第2シートを起立させたときでもクッション部材
によりガタつきなく安定性がよい。また操作時の衝撃も
緩和できる。
【0009】上記第1シートを1人掛けとし、かつ上記
第2シートを2人掛けとする(請求項4)。第1シート
起立収納時に、着座状態の第2シートを有効に利用でき
る。
【0010】上記第2シートのシートレッグを、第2シ
ートから下方へ延びる垂直部と、垂直部の下端から屈曲
して第1シート側へ車室フロアに沿って延出し延出端を
車室フロアに回動自在に枢着した延出部とからなるL字
形に形成する(請求項5)。第1シート起立収納時に、
第1シートのスペースを荷室スペースとして有効に利用
できる。
【0011】上記第2シートのシートレッグの基端を第
2シートに回動自在に枢着して、着座状態の上記第2シ
ートを起立状態とした上記第1シートに隣接する位置に
着座可能状態で転換可能とする(請求項6)。従って、
第1シートのスペースに第2シートを移動して着座状態
に設置することで、第2シートのスペースを荷室スペー
スとして有効に利用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、後部車室に車
室幅のほぼ全幅にわたって設置する車両用シートは、そ
のほぼ中央で分割してあり、第1シート1と第2シート
2とで構成してある。第1および第2シート1,2はそ
れぞれ、シートクッション11,21にリクライニング
機構8を介してシートバック12,22をリクライニン
グ自在に設けた構造としてある。
【0013】上記第1シート1は、その車室側壁側の端
部が、シートレッグ3を介して上記側壁寄りの車室フロ
アに回動自在に枢着してある。第1シート1のシートク
ッション11の車室側壁側の底面に設けたシートレッグ
3は、U字形のパイプ材で、前後の先端が上記シートク
ッション11の底面に回動自在に枢着してある。そし
て、シートレッグ3の底辺を車室フロアに固着して、第
1シート1を車幅方向に起立回動自在としてある。
【0014】一方、第2シート2は、その第1シート1
側の端部が、シートレッグ4を介して車室フロアに回動
自在に枢着してある。シートレッグ4は、シートクッシ
ョン21の底面の第1シート1側の端部に前後一対設け
てあり、シートクッション21の底面に固着した基端か
ら第1シート1側へ水平方向に延出する延出部41と、
延出部41の延出端から屈曲し下方へ延びる垂直部42
とを備えたほぼ逆L字形のパイプ材で構成してある。ま
た、シートレッグ4の延出部41から垂直部42へ移る
屈曲コーナー部には、水平側と垂直側とにわたってその
上面側を覆うようにゴム材または軟質合成樹脂材で成形
したクッション部材43が接着固定してある。そして、
シートレッグ4は、その垂直部42の下端を上記シート
レッグ3から第2シート2の座面高さとほぼ同等な距離
を置いた第1シート1寄りの位置で車室フロアに車幅方
向に回動自在に枢着して、第2シート2を車幅方向に起
立回動自在としてある。一方、第2シート2の他方の端
部には、ほぼU字形のパイプ材よりなるシートレッグ7
が起倒自在に枢着してあり、シートレッグ7を起立状態
として、着座状態とした第2シート2の他方の端部を支
持している。
【0015】上記シートレッグ4は、その延出部41に
着座状態の第1シート1の第2シート2側の端部を載せ
て、これを支持する。この場合、第1シート1のシート
クッション11の底面は上記クッション部材43の延出
部41側の面と圧接しガタつきを吸収するとともに、ク
ッション部材43の第1シート1の底面に対する摩擦抵
抗により第1シート1の安定性がよい。
【0016】上記車両用シートにおいて、図2(A)に
示すように、第1シート1は、そのシートバック12を
リクライニングしてシートクッション11とシートバッ
ク12とを面一として、車幅方向に起立回動させ、車室
側壁に沿って起立状態に収納する。この場合、第2シー
ト2は着座状態であるので乗員が着座可能であり、か
つ、着座状態での第1シート1分のスペースに荷物を置
くことができる。
【0017】次に、図2(B)に示すように、第2シー
ト2は、そのシートバック22をリクライニングしてシ
ートクッション21とシートバック22とをほぼ面一と
して、車幅方向に起立回動させ、車室側壁に沿って起立
状態に収納した第1シート1に重ね合わせて収納するこ
とができる。この場合、シートレッグ4のクッション部
材43の垂直部42側の面が車室フロアに圧接しガタつ
きを吸収するとともに、クッション部材43の車室フロ
アに対する摩擦抵抗により起立状態とした第2シート2
の安定性がよい。上記シートレッグ7もシートクッショ
ン21に沿うように収納する。
【0018】上述の実施の形態によれば、第1および第
2シート1,2は車室側壁沿って重ね合わせてコンパク
トに安定した状態で収納することができ、収納したシー
ト1,2は車室を遮断したり後部車室用の乗降口を塞ぐ
ことがない。従って、シート1,2が邪魔をするくとな
く、乗員の車室内の移動と上記乗降口からの乗降がで
き、かつ後部車室が拡大でき長尺荷物の積載が可能とな
る。第1シート1を第2シート2のシートレッグ4に載
置するとき、および第2シート2を起立回動させるとき
の操作は容易であり、かつ、たとえこれ等の操作が急激
になされてもクッション部材43が衝撃を緩和する作用
をなす。また、第1シート1の第2シート2側のシート
レッグが必要なく部品点数の削減ができる。
【0019】本発明の第2の実施の形態として図3に示
すように、上述の第1の実施の形態の車両用シートの第
1および第2シート1,2の分割位置を、例えば、第1
シート1の比率を1、第2シート2の比率を2で分割す
れば、第1シート1のみを側壁に沿って収納した状態で
も、着座状態の第2シート2には約2名の乗員が着座す
ることができる。また、第2シート2の幅が拡大した
分、シートレッグ4はその延出部41が第2シート2の
幅に対してその延出量が少なくなるので、第2シート2
のみを着座状態としたときの見栄えが向上する。
【0020】本発明の第3の実施の形態を図4、図5に
基づいて先の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、第1シート1は、その側壁に沿う一
方の端部がシートレッグ3を介してに起立回動自在に枢
着されており、第1シート1の第2シート2側の他方の
端部は、シートクッション11の底面に起倒自在に設け
られたシートレッグ6で支持されている。
【0021】一方、第2シート2は、その第1シート1
側の端部が、シートレッグ4Aを介して車室フロアに回
動自在に枢着してある。シートレッグ4Aは、シートク
ッション21の底面の第1シート1側の端部に前後一対
設けてあり、シートクッション21の底面に沿うように
固着した基端から屈曲し下方へ延びる垂直部42Aと、
垂直部42Aの下端から屈曲し車室フロアに沿って水平
方向に延びる延出部41Aとを備えたほぼL字形のパイ
プ材で構成してある。そして、延出部41Aの延出端を
上記シートレッグ3から第2シート2の座面高さとほぼ
同等な距離を置いた第1シート1寄りの位置で車室フロ
アに車幅方向に回動自在に枢着して、第2シート2を車
幅方向に起立回動自在としてある。また第2シート2の
他方の端部はシートクッション21の底面に起倒自在に
設けられたシートレッグ7で支持されている。
【0022】図5(A)に示すように、上記第1シート
1は、そのシートバック12をシートクッション11と
面一になるようにリクライニングして、車幅方向に起立
回動させ、上記シートレッグ6をシートクッション11
の底面に沿って倒し、車室側壁に沿うように起立状態に
収納する。この場合、第2シート2は着座状態で、シー
トレッグ4Aは、第2シート2の横から突出しておら
ず、見栄えが良好で、かつ、着座状態の第1シート1分
のスペースが荷室として有効に利用できる。
【0023】そして図5(B)に示すように、第2シー
ト2は、そのシートバック22をリクライニングしてシ
ートクッション21とシートバック22とを面一とし
て、車幅方向に起立回動させ、車室側壁に沿って起立状
態に収納した第1シート1に重ね合わせて収納すること
ができる。
【0024】第3の実施の形態によれば、第1の実施の
形態と同様な効果が得られ、かつ、第1シート1のみを
車室側壁に沿って起立収納し、着座状態の第2シート2
との間のスペースが荷室として有効に利用できる。
【0025】これらの構造によれば、後部車室のシート
を車室側壁に沿って収納し、荷室を前後方向に遮断する
ことなく荷室の全長を拡大したので、フロントシートの
助手席シートを前倒し収納可能なシートとすれば、収納
した助手席シートのスペース分荷室の全長を拡大でき、
更に、長尺荷物の積載に有効である。
【0026】図6、図7は第4の実施の形態を示すもの
で、第1の実施の形態における上記シートレッグ4の基
端を、第2シート2のシートクッション21の底面の第
1シート1側の端部に幅方向に回動自在に枢着せしめた
構造とする。第1シート1を側壁に沿って起立収納せし
めたとき(図6(A))、第2シート2は、シートレッ
グ4とともに車幅方向に起立回動させ、起立収納状態の
第1シート1に重ね合わせて収納できる(図6
(B))。また、第2シート2は、シートレッグ4の車
室フロアに連結した垂直部42を図7に示すように第1
シート1側に回動させてクッション部材43の垂直部4
2側の面が車室フロア上に圧接するように倒すことで、
収納した第1シート1側に横方向に移動させて安定した
着座状態とすることができる。これにより、上述のフロ
ントシートの助手席シートを前倒し収納可能とすれば、
長尺荷物を積載したときでも、横方向に移動して着座状
態とした第2シート2に乗員が着座できる。
【0027】尚、図略ではあるが本実施の形態の他の構
造として、上述の第3の実施の形態における上記シート
レッグ4Aの基端をシートクッション21の底面の第1
シート1側の端部に幅方向に回動自在に枢着した構造と
しても同様な効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明の構造によれば、後部車室の車両
シートを一方の車室側壁に沿ってコンパクトに収納でき
るので、収納状態としたシートが邪魔をして、乗員の車
室内の移動や後部車室用乗降口からの乗降を妨げること
なく、かつ、収納状態としたシートが車室を遮断するこ
とがなくなり、後部車室長を拡大するので、後部車室が
有効に利用でき、長尺荷物の積載に有利となる。また、
シートレッグにクッション部材を取付けることで、シー
トの支持をガタつきなく安定にし、かつ、シートを回動
操作するときの衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両用シートの斜
視図である。
【図2】図2(A)は図1に示す車両用シートのうちの
一方のシートのみを起立収納した状態の斜視図、図2
(B)は両方のシートを起立収納した状態を示す斜視図
である。
【図3】図1に示す車両用シートの両方のシートの幅を
変化させた本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態の車両用シートの斜
視図である。
【図5】図5(A)は図4に示す車両用シートのうちの
一方のシートのみを起立収納した状態の斜視図、図5
(B)は両方のシートを起立収納した状態を示す斜視図
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の車両用シートを示
すもので、図6(A)は車両用シートの一方のシートの
みを起立収納した状態の斜視図、図6(B)は両方のシ
ートを起立収納した状態を示す斜視図である。
【図7】図6に示す車両用シートのうちの一方のシート
を起立収納して他方のシートの位置を転換した状態の斜
視図である。
【図8】従来の収納可能な車両用シートを示すもので、
図8(A)はその平面図、図8(B)はその側面図であ
る。
【図9】他の従来の収納可能な車両用シートを示すもの
で、図9(A)はその平面図、図9(B)はその収納状
態の平面図である。
【符号の説明】
1 第1シート 2 第2シート 3 第1シートのシートレッグ 4,4A 第2シートのシートレッグ 41,41A 延出部 42,42A 垂直部 43 クッション部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 勝 鹿児島県国分市上之段395番地1 株式 会社トヨタ車体研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−81829(JP,A) 実開 昭61−68935(JP,U) 実開 平3−121131(JP,U) 実開 平7−40255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/72

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部車室に車室のほぼ全幅にわた
    って設置したシートにおいて、該シートを左右に分割さ
    れた第1シートと第2シートで構成し、第1シートは、
    その車室側壁側の端部を車室側部に回動自在に枢着して
    上記側壁沿いに起立可能とし、第2シートは、その第1
    シート側のシートレッグをシート側端部よりも更に第1
    シート側へ延出せしめて脚端を車室フロアに回動自在に
    枢着して、上記側壁に沿って起立状態とした第1シート
    に重ね合わせるように第2シートを起立可能としたこと
    を特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 上記第2シートのシートレッグを、第2
    シートから第1シート側へ水平方向に延出する延出部
    と、延出部の延出端から屈曲して下方へ延び下端を車室
    フロアに回動自在に枢着した垂直部で形成し、上記シー
    トレッグの上記延出部で着座状態の上記第1シートの上
    記第2シート側の端部を支持せしめ、第2シートを起立
    状態としたときに上記垂直部を車室フロアに沿わせるよ
    うになした請求項1記載の車両用シート。
  3. 【請求項3】 上記第2シートのシートレッグの延出部
    から垂直部へ移る屈曲コーナー部を水平側と垂直側とに
    わたるようにクッション部材で被覆した請求項2記載の
    車両用シート。
  4. 【請求項4】 上記第1シートを1人掛けとし、かつ上
    記第2シートを2人掛けとした請求項2記載の車両用シ
    ート。
  5. 【請求項5】 上記第2シートのシートレッグを、第2
    シートから下方へ延びる垂直部と、垂直部の下端から屈
    曲して第1シート側へ車室フロアに沿って延出し延出端
    を車室フロアに回動自在に枢着した延出部とからなるL
    字形に形成した請求項1記載の車両用シート。
  6. 【請求項6】 上記第2シートのシートレッグの基端を
    第2シートに回動自在に枢着して、上記第2シートを起
    立状態とした上記第1シートに隣接する位置に着座可能
    状態で転換可能とした請求項2ないし5記載の車両用シ
    ート。
JP31143896A 1996-02-15 1996-11-07 車両用シート Expired - Fee Related JP3317165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31143896A JP3317165B2 (ja) 1996-02-15 1996-11-07 車両用シート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-53912 1996-02-15
JP5391296 1996-02-15
JP31143896A JP3317165B2 (ja) 1996-02-15 1996-11-07 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09277860A JPH09277860A (ja) 1997-10-28
JP3317165B2 true JP3317165B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=26394639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31143896A Expired - Fee Related JP3317165B2 (ja) 1996-02-15 1996-11-07 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3317165B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2998142A1 (en) * 2013-04-23 2016-03-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
EP2998143A1 (en) * 2013-04-23 2016-03-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2998142A1 (en) * 2013-04-23 2016-03-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
EP2998143A1 (en) * 2013-04-23 2016-03-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
EP2998143A4 (en) * 2013-04-23 2017-05-03 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
EP2998142A4 (en) * 2013-04-23 2017-05-03 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle
US9738141B2 (en) 2013-04-23 2017-08-22 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09277860A (ja) 1997-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1493624B1 (en) Combination structure of storage box and center seat for vehicle
US5871255A (en) Vehicle seat
US7255399B2 (en) Thin profile folding vehicle seat
US6811200B2 (en) Seat device for vehicle
JP4206274B2 (ja) 車両座席
EP2185403B1 (en) Vehicle seating system and cabin
US6685269B1 (en) Vehicle seat assembly
JPS6340701B2 (ja)
JP2012507443A (ja) 折り畳み式座席
US6893095B2 (en) Horizontally pivoting headrest for motor vehicle
JPH025613B2 (ja)
EP1406787A1 (en) Fold flat stow in floor seat assembly with collapsible bolsters
US6039378A (en) Cargo tray for a motor vehicle
US6464279B1 (en) Self stowing seat
JP3317165B2 (ja) 車両用シート
JP2003104103A (ja) 有用車両の運転室
JPH0764238B2 (ja) 自動車の後部座席構造
JPH1159240A (ja) 自動車用シート装置の施蓋構造
JPH08258599A (ja) 自動車用シート及びこのシートを備えた乗用車
GB2350787A (en) Vehicle seat converible into a bed
JP3261972B2 (ja) 車両用シート
JP2008284950A (ja) 車両用シート装置
JPH09328030A (ja) 自動車用室内テーブル
JPH0428840Y2 (ja)
JPH0226740Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees