JP3315322B2 - コークス崩れ検出装置 - Google Patents

コークス崩れ検出装置

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JP3315322B2 JP23550496A JP23550496A JP3315322B2 JP 3315322 B2 JP3315322 B2 JP 3315322B2 JP 23550496 A JP23550496 A JP 23550496A JP 23550496 A JP23550496 A JP 23550496A JP 3315322 B2 JP3315322 B2 JP 3315322B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B45/00Other details
    • C10B45/005Devices for recovering spilled coke, e.g. recovering the coke falling out the oven when opening doors or withdrawing the leveler bar

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス炉移動機
のガイド車、押出機の蓋取作業に於けるコークス崩れ検
出に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術におけるコークス炉移動機、
特にガイド車及び押出機に於いては、コークス炉蓋を取
る作業を行うが、この炉蓋を取り外す時に、蓋自体に付
着しているコークスが崩れ落ちる。これは、コークス炉
の構造上、やむを得ない事であり、これまで特に対策は
取られなかった。
【0003】しかし、コークス炉蓋取り時に発生するコ
ークス崩れに関しては、落骸板を取り付け、この落骸板
に落ちた分の落骸コークスのみがコンベアーなどで排除
されていた。しかしこれは、落骸を処理する事のみを目
的としており、特に崩れを検出させるものではなく、且
つ、大量にコークスが崩れた場合にも何ら対策を行って
はいなかった。
【0004】即ち、コークス炉にはコークス炉から隔離
するための炉蓋が備えられており、コークス炉移動機は
その作業過程に於いて炉蓋を取り外し、その時に炉蓋に
付着していた落骸コークスが崩れ落ちる。
【0005】崩れ落ちた落骸コークスは落骸板により受
けられ、落骸コンベアに運ばれ、落骸受けに集められ
る。一般的には、炉蓋に付着している落骸コークスは少
量であり、落骸板、落骸コンベアそして落骸受けの工程
に問題はないが、仮に落骸コークスが大量であった場
合、落骸板もしくは落骸コンベアでは火災が発生し、事
故に繋がる可能性がある。
【0006】なお、有人運転である場合には、ストロー
ク装置の操作は移動機運転室において目視による監視を
行っているため、大量に崩れが発生した場合にも、移動
機作業を非常停止させるなど、状況に適した作業を実施
させることが出来るので事故を防ぐ事が可能である。
【0007】しかしながら、無人自動運転の場合、上記
の様に監視や判断を行う事が出来ないため、低い確率
(パーセンテージ)ではあるが危険性を含んでいた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、少量
のコークス崩れに対しては有効であるが、大量にコーク
スが崩れた場合には、全く対応が行えないという欠点が
あった。これは、従来の技術が崩れ量を検出するもので
なく、落骸を処理するものであるため、やむを得ないも
のであった。従って、移動機の無人運転時などでオペレ
ータが目視による監視を行っていない場合には、コーク
ス崩れが落骸板で処理出来る量なのか、或いは事故に繋
がる量なのかを判別することが出来なかった。
【0009】本発明は、前述のコークス崩れ検出の問題
点を解決すべく、落骸板を用いてコークス崩れ量を検出
させ、その崩れ量を任意に設定し、外部にアナウンスを
行わせることのできるコークス崩れ検出装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコークス崩れ検
出装置は、コークス炉の炉蓋に隣接して移動し炉蓋を取
り外すコークス炉移動機と、取り外した炉蓋の部分から
崩れて落下する落骸コークスを受け止める落骸板と、落
骸板に落下した落骸コークスを搭載して運搬する落骸コ
ンベアと、落骸コンベアによって運ばれた落骸コークス
を集積する落骸受けとを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載したコークス崩れ検出装置
は、落骸板に取り付けられて落下した落骸コークスの加
重を計測する過重検知器を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項3に記載したコークス崩れ検出装置
は、過重検知器で検出した落下コークス過重量が予め定
めた過重設定値を超過した場合に過重超過信号を出力す
るコントローラを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項4に記載したコークス崩れ検出装置
は、落骸板の上部に取り付けられて落下する落骸コーク
スの加重によって回転角度を変化させるストローク検出
機構を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項5に記載したコークス崩れ検出装置
は、ストローク検出機構で検出した落下コークス過重量
が予め定めた過重設定値を超過した場合に過重超過信号
を出力するコントローラを備えたことを特徴としてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明のコークス崩れ検出装
置の実施の形態を説明する。図1において、コークス炉
移動機5はコークス炉4の炉蓋1、2、3に隣接して設
置され、移動して炉蓋1、2、3を取り外す装置であ
る。
【0016】落骸板6は取り外した例えば炉蓋2の部分
から崩れて落下する落骸コークス12を受け止める板で
あり、落骸コンベア7は落骸板6に並べて設置され、落
骸板6に落下した落骸コークス12を搭載して運搬する
装置であり、落骸受け8は落骸コンベア7の終端に設け
られ、落骸コンベア7によって運ばれた落骸コークス1
2を集積する装置である。
【0017】また、過重検知器9は落骸板6に取り付け
られて設置され、炉蓋2の部分から落下した落骸コーク
ス12の加重を計測する装置である。そして、移動機運
転室14などに設置されたコントローラ11は、過重検
知器9に接続され、過重検知器9で検出した落下コーク
ス過重量が予め定めた過重設定値を超過した場合に過重
超過信号を出力する装置である。
【0018】更に、ストローク検出機構10は過重検知
器9と単独または並列状態に設けられるが、ストローク
検出機構10は落骸板6の上部にペダル式に取り付けら
れ、足踏みペダルが踏まれた足による加重によって角度
を変えるように、落下する落骸コークス12の加重によ
って回転角度を変化させる機構である。
【0019】そして、この場合のコントローラ11は、
ストローク検出機構10に接続され、ストローク検出機
構10で検出した落下コークス過重量が予め定めた過重
設定値を超過した場合に過重超過信号を出力するように
シーケンスされている。
【0020】即ち、炉蓋2を外した際に崩れ落ちた落骸
コークス12は落骸板6により受けられ、落骸コンベア
7に運ばれ、落骸受け8に集められる。一般的には、炉
蓋2に付着している落骸コークス12は少量であり、落
骸板6、落骸コンベア7そして落骸受け8の工程に問題
はないが、仮にもし仮に大量な落骸コークス12が発生
した場合、過重検知器9、もしくはストローク検出機構
10により検知され、コントローラ11に信号を送る。
コントローラ11にては、この検出信号入力にで非常処
理を行わせ、重大事故となる事を防ぐことができる。
【0021】但し、過重検知器9及びストローク検出機
構10はそれぞれ任意に設定出来るものとし、少量の落
骸コークス12の崩れに対しては検出をしないものとす
る。次ぎに図2によりコークス崩れ検出装置の作用を説
明する。まず、炉蓋2を外すことにより落骸コークス1
2が崩れ落ちるが、通常量(少量)の崩れに対しては、
過重検知器9及びストローク検出機構10は検出しない
ように予め動作設定値を定める。
【0022】過重検知器9については、リミット・スイ
ッチ等の検出センサーを用い、ある任意の設定過重以上
の加重があった場合にセンサーが入る仕組みとする。し
かし、常時0N(動作)の方式でも可能である。そし
て、この過重検出については、落骸板6の面積及びそれ
に対する過重検知器9の設置個数、およびセンサー特性
によって設定を行なう。
【0023】ストローク検出機構10については、スト
ローク装置13の長さ変化に対する検出を行わせるもの
であり、エンコーダ等によるストローク装置13の長さ
変化、検出もしくは油圧シリンダー等によるストローク
検出を行わせるものとする。そして、ストローク装置1
3の設定長さに対して任意にストローク量を設定し、そ
の設定値以上の過重が掛かった場合に信号を送信するも
のとする。
【0024】なお、コントローラ11については上記の
信号を取り込んだ後、然るべき制御を行わせるものとす
る。
【0025】以上のように構成したので、無人自動運転
の場合に落骸コークス12が大量であった場合でも、移
動機作業を非常停止させるなど、状況に適した作業を実
施させることが出来るので、落骸板6もしくは落骸コン
ベア7では火災が発生したり、事故に繋がるといった可
能性をなくすることが可能である。
【0026】従って、本発明により蓋取り時のコークス
崩れ検出が行なえので、ある任意の設定値以上すなわち
事故につながる量以上のコークス崩れを検出させる事が
可能となる。
【0027】以上、説明したように、本発明によれば蓋
取り時のコークス崩れ検出が行え、有人による監視もし
くはITV等による地上側画有人画面監視を行う必要が
なくなる。この事から、現状手動オペレータ走行もしく
は地上側監視員を削減することが出来、システムの省力
化を構築することが出来る。
【0028】また、既設の落骸板等を改造して使用する
事が出来るため、価格的にも有利な構成となっている。
【0029】
【発明の効果】本発明により、コークス崩れ検出装置の
操作安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコークス崩れ検出装置
の斜視図である。
【図2】図1の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 炉蓋 2 炉蓋 3 炉蓋 4 コークス炉 5 コークス炉移動機 6 落骸板 7 落骸コンベア 8 落骸受け 9 過重検知器 10 ストローク検出機構 11 コントローラ 12 落骸コークス 14 移動機運転室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋敷 光吉 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 審査官 原 健司 (56)参考文献 特開 昭64−24886(JP,A) 実開 昭61−129848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10B 41/02 C10B 33/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉の炉蓋に隣接して移動し前記
    炉蓋を取り外すコークス炉移動機と、取り外した前記炉
    蓋の部分から崩れて落下する落骸コークスを受け止め
    前記落骸コークスを重量として定量的にとらえる落骸板
    と、この落骸板に落下した前記落骸コークスを搭載して
    運搬する落骸コンベアと、この落骸コンベアによって運
    ばれた前記落骸コークスを集積する落骸受けと、を具備
    してなるコークス崩れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記落骸板に取り付けられて落下した前
    記落骸コークスの加重を計測する過重検知器を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載したコークス崩れ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記過重検知器で検出した落下コークス
    過重量が予め定めた過重設定値を超過した場合に過重超
    過信号を出力するコントローラを備えたことを特徴とす
    る請求項1および請求項2に記載したコークス崩れ検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記落骸板の上部に取り付けられて落下
    する前記落骸コークスの加重によって回転角度を変化さ
    せるストローク検出機構を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載したコークス崩れ検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ストローク検出機構で検出した落下
    コークス過重量が予め定めた過重設定値を超過した場合
    に過重超過信号を出力するコントローラを備えたことを
    特徴とする請求項3および請求項4に記載したコークス
    崩れ検出装置。
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