JP3312904B2 - 診断システム - Google Patents

診断システム

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JP3312904B2
JP3312904B2 JP2001136496A JP2001136496A JP3312904B2 JP 3312904 B2 JP3312904 B2 JP 3312904B2 JP 2001136496 A JP2001136496 A JP 2001136496A JP 2001136496 A JP2001136496 A JP 2001136496A JP 3312904 B2 JP3312904 B2 JP 3312904B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体の情報を再
現する手段を設けた診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療分野及び工業用分野
において広く用いられるようになった。従来の内視鏡で
は、対象物の凹凸を視認しにくいため、例えば特開平2
−216403号公報に開示されているように対物光学
系を2つ設けたステレオ内視鏡を用いることにより、3
次元的にできるようにした装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ステレオ内視鏡に
よれば3次元的に形状を確認できるが、術者(観察者)
が触覚的に認知できないため、情報を有効に利用できな
かった。例えば、対象部位に凹凸がある場合、その部位
が実際にどの程度凹凸になっているか触覚的に認知でき
ない。
【0004】この問題は、内視鏡以外の場合にも存在す
るものであった。
【0005】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、術者が触覚的に認知でき、情報の利用効率を上
げて診断の機能を向上できる診断システムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】本発明による第1の診断システムは、被検
体に接触可能な第1の接触部に作用される圧力を測定す
る圧力測定手段と、使用者が接触可能な第2の接触部よ
り前記使用者に機械的刺激を付与可能な刺激付与手段
と、前記圧力測定手段で測定された圧力測定値に基づ
き、前記刺激付与手段で前記使用者に付与される刺激の
量を制御する刺激制御手段と、を具備したことを特徴と
する。
【0007】本発明による第2の診断システムは、被検
体の温度を検出する温度測定手段と、使用者が接触可能
な接触部の温度を可変し、前記使用者に温度刺激を付与
可能な温度可変手段と、前記温度測定手段で測定された
温度測定値に基づいて前記温度可変手段で前記使用者に
付与される温度刺激の量を制御する温度制御手段と、
具備したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0009】図1に示す概念図に示すように、本発明の
診断システム1は、生体の情報又は機械内部の情報等を
検出する検出手段2と、この検出手段2の出力信号を信
号処理する信号処理手段3と、この信号処理手段3の出
力に基づいて動作し、被検体の情報を再現する被検体情
報再現手段4とから構成され、術者はこの被検体情報再
現手段4により触覚的に情報を把握することで、生体又
は機器の情報をより効率的に認知できるようにしてい
る。
【0010】図2ないし図4は本発明の第1実施形態に
係り、図2は第1実施形態の内視鏡システムの構成図、
図3は情報処理装置およびモニタの構成図、図4はマウ
スを示す側面図である。
【0011】図2に示すように診断システムの第1実施
形態としての内視鏡システム11は、ステレオ電子スコ
ープ12と、この電子スコープ12に照明光を供給する
光源装置13と、電子スコープ12の撮像手段に対して
信号処理すると共に、モニタに表示する情報処理装置&
モニタ14と、情報処理装置&モニタ14の出力信号に
より、上下部15aが上下動されるマウス15とから構
成される。
【0012】上記ステレオ電子スコープ12は、細長の
挿入部17と、この挿入部17の後端に形成された太幅
の操作部18と、この操作部18から延出されたユニバ
ーサルケーブル19とからなり、このユニバーサルケー
ブル19の先端に設けたコネクタ20を光源装置13に
接続することにより、この光源装置13から図示しない
ライトガイドの入射端面に照明光が供給されるようにな
っている。このコネクタ20からさらに信号ケーブル2
1が延出され、情報処理装置&モニタ14に接続できる
ようにしてある。
【0013】上記挿入部17は、先端側より硬性の先端
部22、湾曲自在の湾曲部23、可撓性の可撓部24が
順次形成されている。上記操作部18にはアングル操作
ノブ25が設けてあり、このノブ25を操作することに
より、湾曲部23を上下/左右方向に湾曲することがで
きる。
【0014】上記光源装置13から供給された照明光
は、ライトガイドにより伝送され、先端部22内の端面
からさらに照明レンズ26を経て前方に出射される。こ
の照明光で照明された被検体は、先端部22に離間して
取付けられた対物レンズ27a,27bにより、各焦点
面に配設されて図示しないCCDに結像され、光電変換
されて図3に示す情報処理装置&モニタ14に入力され
る。
【0015】上記情報処理装置&モニタ14に入力され
る各画像信号は、図示しないA/Dコンバータで変換さ
れてそれぞれ第1及び第2画像メモリ31a,31bに
入力され、各画像データが格納される。各画像メモリ3
1a,31bの画像データはそれぞれ読出されて立体画
像構成部32に入力され、この立体画像構成部32によ
り、立体画像として表示するための信号処理が行われて
立体画像を表示する映像信号が生成され、モニタ33に
立体画像を表示する。
【0016】上記第1及び第2画像メモリ31a,31
bの画像データは演算部34にも入力され、これら画像
データから画像の凹凸量を演算する。一方、マウス15
は、該マウス15の移動量を移動量検出部35により検
出し、その検出した信号をマウス信号入力部36に出力
する。このマウス信号入力部36に入力されたマウス1
5の移動位置は、立体画像構成部32に出力され、モニ
タ33の画面上にマウス15の位置をカーソル37で表
示する(図2参照)。
【0017】又、このマウス15の位置は、演算部34
にも出力され、この演算部34は、マウス15の位置し
ている部分の内視鏡画像部分の凹凸量を変位量発生手段
38に出力する。この変位量発生手段38は、演算部3
4の出力に応じて、上下部15aを上下動させるように
なっており、カーソル37で指定された位置の凹凸を再
現できるようになっている。この上下部15aは、形状
記憶合金とかエアーの圧力によって上下に駆動されるも
ので構成されている。
【0018】この第1実施形態によれば、術者は、図4
に示すように手39をマウス15の上下部15aに当
て、カーソル37を内視鏡画像における所望とする位置
に移動設定すると、そのカーソル位置の凹凸量が演算部
34で演算され、マウス15の上下部15aが演算で求
められた凹凸量だけ上下動する。従って、術者はマウス
15を内視鏡画像上で移動すると、その画像上の移動部
分における内視鏡画像の凹凸量を上下部15aの上下動
により指(手)に伝えることができ、触覚的に認知する
ことができる。
【0019】従って、術者はモニタ33上での3次元画
像のみならず触覚的にも知ることができるので、より的
確な診断を行うことができる。なお、カーソル位置の凹
凸量が演算部34で演算され、マウス15の上下部15
aをこの凹凸に対応する量だけ上下動する場合、この上
下動する量を演算部34で演算された凹凸量の任意倍数
に設定できる設定手段を設けるようにしても良い。
【0020】図5は本発明の第2実施形態の生体情報告
知装置41を使用状態で示す。この装置41は、内視鏡
42と、この内視鏡42で観察される患者43の生体情
報を検出する生体情報検出部44と、この検出部44で
検出された生体情報を信号処理する生体情報信号処理装
置45と、この処理装置45で駆動する処理を行う駆動
装置46と、この駆動装置46で駆動される刺激発生部
47とから構成され、この刺激発生部47は内視鏡42
で観察する術者48に取付けられ、術者48に刺激を伝
達し、患者43の生体情報を再現できるようにしてい
る。
【0021】図6はこの告知装置41の構成を示す。患
者43に取付けられる生体情報検出部44は、例えばゴ
ムバンドに生体情報検出素子51が取付けられている。
この検出素子51は患者43の心拍、血圧、酸素濃度
(O2)等の生体情報を検出するためのものであり、検
出信号は生体情報信号処理装置45に入力される。
【0022】この生体情報信号処理装置45により、信
号処理されて、例えば心拍数、酸素濃度(酸素の含有
率)、血圧等を算出し、それぞれの表示部45a,45
b,45cにより各値を表示する。この処理装置45は
各表示部45a,45b,45cにより、各値を表示す
ると共に、駆動装置46にも信号を出力し、該駆動装置
46を介して刺激発生部47を駆動する。この刺激発生
部47は、圧電素子等からなる刺激発生素子52が取付
けバンド部53に設けられている。
【0023】図7ないし図9は、刺激発生素子52の駆
動方法を示す。図7は心拍(上の波形)と刺激発生素子
52(下の図)の関係を示す。この図7に示すように、
心拍に合わせて刺激発生素子52が駆動される(刺激で
心拍数が確認できる。)。図8は、血圧が高い場合
(a)と、低い場合(b)の駆動量の関係を示す。血圧
が高い場合、刺激発生素子52の駆動量は図8(a)の
ように大となる。一方、血圧が低いと、図8(b)に示
すように駆動量は小となる(刺激の量で血圧が確認でき
る。)。
【0024】図9は、酸素濃度と刺激発生素子52の駆
動量の関係を示す。酸素濃度が低い場合の図9(a)の
場合には、酸素が不足している状態であり、刺激発生素
子52が伸張した状態から駆動する。一方、酸素濃度が
高い図9(b)の場合には、刺激発生素子52は伸張し
ていない状態から駆動する(術者43をしめつける刺激
で確認できる。)。
【0025】図10はこの告知装置41の詳細な構成を
示す。酸素濃度は発光素子61と受光素子62とで検出
されるようにしている。発光素子61は発光素子駆動部
63により駆動され、この発光素子61の光は生体の透
過光量が受光素子62で検出され、受光素子処理部64
に出力される。この場合、酸素濃度が高いと、光の減衰
が大きくなり、この減衰量から酸素濃度を検出する(例
えばミノルタ製パルスオキシメータ等がある。)。
【0026】上記受光素子処理部64で処理され、酸素
濃度信号出力部65で表示されると共に、駆動装置46
内の電圧発生手段66に出力され、この電圧発生手段6
6により、刺激発生素子52に常時印加する電圧を、こ
の信号で変化させるようになっている。
【0027】心拍検出は、圧電素子等からなる心拍検出
素子67で心拍が検出され、この信号は電圧検出部68
で電圧で検出され、心拍信号出力部69で心拍信号が表
示されると共に、この心拍信号に同期して、パルス発生
手段70を駆動し、刺激発生素子52にパルス的に電圧
を印加するようにしている。
【0028】血圧検出は、圧迫素子71により血圧検出
素子72を押圧して検出するようにしている。圧迫素子
71は圧迫素子駆動部73により駆動され、血圧検出素
子72で検出された信号は、電圧検出部74により電圧
が検出され、圧迫素子駆動部73の出力と共に血圧信号
演算部75に入力される。この血圧信号演算部75は、
圧迫素子駆動部73の駆動量と、電圧検出部74の出力
とから演算により血圧を算出し、血圧信号出力部76に
出力する。
【0029】この血圧信号出力部76により血圧を表示
すると共に、血圧信号をパルス電圧制御手段77に出力
し、このパルス電圧制御手段77は、パルス発生手段7
0のパルス出力の電圧レベルを制御する。又、制御部7
8は、刺激発生素子52の動作量、電圧発生手段66、
パルス発生手段70、パルス電圧制御手段77の駆動の
組み合わせ(1つのみ、2つの組合わせ、3つ等)の選
択および制御を行うようになっている。
【0030】尚、生体の情報として、呼吸の状態等を検
出するようにしても良い。
【0031】この実施形態によれば、内視鏡42により
患者43を観察することができると共に患者43の生体
情報を検出して、その情報は術者48に触覚的な刺激で
伝達されるようにしてあるので、術者48により具体的
に患者43の状態を把握でき、診断に有効な情報をもた
らす。
【0032】図11は本発明の第3実施形態の生体触診
装置81を示す。この生体触診装置81はプローブ82
を有し、このプローブ82を構成する超音波センサ83
は、超音波を送受波し、この超音波センサ83で受信し
た信号は超音波信号処理部84で処理した後、CRT8
5上に超音波断層像を表示する。又、上記プローブ82
には、感圧センサ86,…,86が設けられており、各
感圧センサ86で検知された感圧信号は、信号処理部8
7に入力される。
【0033】この信号処理部87は感圧信号と、超音波
信号処理部84からの超音波信号とを用い、超音波信号
からは観察部の形状を、感圧信号から観察部の硬さを求
め、これらの信号を生体モデル駆動部88に送る。生体
モデル駆動部88は、入力された信号に基づいて、生体
モデル89を観察部と同一形状となるように変形させ
る。
【0034】上記プローブ82は、例えば、図12に示
すような外形である。プローブ82の先端にはバルーン
91が設けてあり、バルーン91の表面に沿って感圧セ
ンサ86,…,86が並べて取付けてある。プローブ8
2内部には超音波を送受信できる超音波センサ83が設
けてある。このバルーン91は、水でふくらます(空気
でふくらますと、超音波が通らないため)。
【0035】図13は、食道静脈癌の診断にプローブ8
2を挿入した様子を示す。破線で示した面の断層像が超
音波で画像化される。感圧センサ86,…,86は、断
層像と重ならないように取付けてあるので、超音波像に
は感圧センサ86,…,86の像は写らない。
【0036】図14は、例えば生体モデル89の1例を
示す。この生体モデル89は、例えば小さなバルーン9
4,…,94を多数並べて構成されており、所定位置に
あるバルーンを膨らませたり、縮ませたりして、観察部
と同じ形状となるように変形させる。そして、生体モデ
ル89に実際に手95で触れてみることにより、患部の
大きさ、硬さを確認することができる。本実施形態では
食道静脈癌を食道の内側から触診するという実際の生体
では不可能な診断を可能にする。尚、生体モデル89と
しては、図15に示すように、各ピン96をアクチュエ
ータ等で動かして、変形させるようなものでも良い。
【0037】尚、直腸癌等の診断では、直接患者の肛門
に指をつっこんでしこり等がないか調べることがあり、
安全衛生上問題があったが、本発明を応用すれば、直接
患部に触れる必要がないので、衛生的である。
【0038】図16は本発明の第4実施形態の感温機能
付診断システム101を示す。このシステム101は電
子スコープ102と、この電子スコープ102のCCD
103に対する信号処理を行うカメラコントロールユニ
ット(以下、CCUと略記)104と、このCCU10
4により信号処理された映像信号を表示する内視鏡像表
示モニタ105と、電子スコープ102に設けた赤外線
センサ106で検出した温度信号に対して信号処理する
温度信号処理ユニット107と、この温度信号処理ユニ
ット107で処理した温度分布画像を表示する温度分布
像表示モニタ108と、マーカ位置を設定するためのマ
ウス109と、このマウス109によるマーカ位置での
温度を、マウス109に設けた温度変化部110で再現
する処理等を行う主制御ユニット111とから構成され
る。
【0039】この診断システム101では、電子スコー
プ102に、診断部位の温度を検出するための赤外線セ
ンサ106を設け、温度信号処理ユニット107で信号
処理してモニタ108上に温度分布像を表示している。
又、マウス109により、内視鏡像及び温度分布像上で
マーカ112の位置を移動できるようにしている。この
マウス109には、図17に示すようにペルチェ素子等
からなる温度変化部110が設けられている。この温度
変化部110の位置は、例えば人指し指の当たる位置に
設定されている。
【0040】図18は、この診断システム101におけ
る主制御ユニット111の詳細な構成を示す。マウス1
09の位置(移動量)信号は、マウス位置検出回路11
3に入力され、マウス109の位置が検出され、この検
出信号はマーカ表示回路114を介してCCU104及
び温度信号処理ユニット107内の各画像メモリ11
5,116に格納され、モニタ105,108上にマー
カ112がそれぞれ表示される。
【0041】温度信号処理ユニット107内の画像メモ
リ116は、温度信号読込回路117と接続され、マー
カ112の位置する所の温度信号がマウス位置検出回路
113の信号を用いて読込まれ、さらに信号増幅回路1
18により増幅される。この増幅により、微妙な温度変
化を手の温感で判断できるように温度変化が拡大された
後、温度変化素子駆動回路119に出力され、この駆動
回路119により温度変化部110を駆動する。
【0042】尚、上記信号増幅回路118は、増幅温度
調整回路120により、増幅率を可変設定できるように
なっている。この実施形態によれば、内視鏡像を見て、
病変部ではないか疑わしいと思われる部位を温感として
確認することができる。従って、従来例における視覚だ
けによる診断に比べ、温感でも診断できるので、より的
確な診断を行うことができる。
【0043】図19は本発明の第5実施形態における温
感機能付診断システム131を示す。この実施形態は、
図16におけるシステム101において、電子スコープ
102の代りに超音波内視鏡(又は超音波プローブ)1
32を用い、この超音波内視鏡132に内蔵した超音波
振動子133による超音波信号は超音波信号処理ユニッ
ト134で処理され、超音波像表示モニタ135で超音
波断層像が表示される。
【0044】又、上記超音波内視鏡132は、温度検出
素子としてマイクロストリップアンテナ136が設けて
あり、このマイクロストリップアンテナ136でマイク
ロ波を受信し、温度信号処理ユニット107に出力す
る。
【0045】上記超音波内視鏡132の先端側は図20
に示すように、図示しないモータにより回転される軸1
41の先端に、超音波振動子133とマイクロストリッ
プアンテナ136とが取付けられ、これら超音波振動子
133とマイクロストリップアンテナ136とは周方向
に回転されてメカラジアル走査を行う。尚、これら振動
子133及びマイクロストリップアンテナ136の外周
は超音波を伝達するゴム又は合成樹脂で覆われ、且つそ
の内側は超音波を伝達し、電気的には絶縁特性を示す液
体が封入されている。超音波内視鏡132の場合には、
図示しない内視鏡機能を有する。
【0046】その他の構成は第4実施形態と同様であ
り、またその作用効果もほぼ同様のものとなる。
【0047】尚、例えば第5実施形態において、マウス
109の代わりに図21に示すように、指151に位置
センサ152を付けたリング状の温度変化部材153を
取り付けるようにしても良い。また、上述した実施形態
において、マウス109の代わりに温度変化部材を設け
たトラックボールその他のポインティングデバイスを用
いても良い。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被検
体の情報等を検出手段により検出し、その情報を用いて
被検体を再現し、術者が触覚的にも認知できるようにし
ているので、術者は視覚的のみで診断等を行う場合より
も的確な診断などを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念的構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態の全体構成図。
【図3】第1実施形態における主要部の構成を示すブロ
ック図。
【図4】マウスを示す側面図。
【図5】本発明の第2実施形態を使用状態で示す構成
図。
【図6】第2実施形態における生体情報検出部等の構成
を示す構成図。
【図7】刺激発生素子の心拍に対する駆動方法を示すた
めの説明図。
【図8】刺激発生素子の血圧に対する駆動方法を示すた
めの説明図。
【図9】刺激発生素子の酸素濃度に関する駆動方法を示
すための説明図。
【図10】第2実施形態における生体情報信号処理回路
等の具体的構成を示すブロック図。
【図11】本発明の第3実施形態の全体構成を示すブロ
ック図。
【図12】第3実施形態におけるプローブの構成を示す
側面図。
【図13】図12のプローブを食道内に挿入した様子を
示す説明図。
【図14】第3実施形態における生体モデルの1例を示
す説明図。
【図15】第3実施形態における生体モデルの他の1例
を示す説明図。
【図16】本発明の第4実施形態の全体構成図。
【図17】第4実施形態におけるマウスを示す断面図。
【図18】第4実施形態における主制御ユニットの構成
を示すブロック図。
【図19】本発明の第5実施形態の全体構成図。
【図20】第5実施形態における超音波内視鏡の先端側
を示す断面図。
【図21】第5実施形態の変形例における主要部を示す
側面図。
【符号の説明】
1…診断システム 2…検出手段 3…信号処理手段 4…被検体情報再現手段 11…内視鏡システム 12…電子スコープ 13…光源装置 14…情報処理装置&モニタ 15…マウス 15a…上下部 41…生体情報告知装置 42…内視鏡 43…患者 44…生体情報検出部 45…生体情報信号処理装置 46…駆動装置 47…刺激発生部 48…術者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 征治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 梅山 広一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 布施 栄一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 道雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 雅一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田中 靖人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松野 清孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 克哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−80827(JP,A) 特開 昭63−267368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に接触可能な第1の接触部に作用
    される圧力を測定する圧力測定手段と、 使用者が接触可能な第2の接触部より前記使用者に機械
    的刺激を付与可能な刺激付与手段と、 前記圧力測定手段で測定された圧力測定値に基づき、前
    記刺激付与手段で前記使用者に付与される刺激の量を制
    御する刺激制御手段と、 を具備したことを特徴とする診断システム。
  2. 【請求項2】 被検体の温度を検出する温度測定手段
    と、 使用者が接触可能な接触部の温度を可変し、前記使用者
    に温度刺激を付与可能な温度可変手段と、 前記温度測定手段で測定された温度測定値に基づいて前
    記温度可変手段で前記使用者に付与される温度刺激の量
    を制御する温度制御手段と、 を具備したことを特徴とする診断システム。
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