JP3308184B2 - 水位・流量計 - Google Patents

水位・流量計

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JP3308184B2
JP3308184B2 JP04709997A JP4709997A JP3308184B2 JP 3308184 B2 JP3308184 B2 JP 3308184B2 JP 04709997 A JP04709997 A JP 04709997A JP 4709997 A JP4709997 A JP 4709997A JP 3308184 B2 JP3308184 B2 JP 3308184B2
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▲清▼ 後藤
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水位、流量等を
計測する水位・流量計に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、一回目の
計測で得た複数の計測点におけるセットアップ内容をそ
れぞれロガに記憶させるように構成することにより、同
じ計測点で何回も計測を繰り返す場合、2回目からはセ
ットアップキーを操作することなくクイックスタートキ
ーの操作によって、ワンタッチで、かつ、迅速に計測・
記録を開始できるようにするとともに、この計測・記録
途中においてチェックアップキーを押した時点のロガや
センサの動作状況を表示画面上で自己診断してチェック
アップファイルに保存できるように構成することによ
り、例えば、トラブル時には、ロガさえ動作していれ
ば、表示画面に表示されるトラブルの内容をチェック者
が選択してチェックアップファイルに保存することがで
きる新規な構成の水位・流量計を得るようにしたもので
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、水位が流量
の関数となるような多種の流量計測用水路施設の開水路
を測定対象とし、その測定対象に応じた各種センサおよ
び水位流量演算方式の選択と現場最終調整のために表示
操作部の表示画面の周辺に備わったセットアップキーを
操作した後、水位、流量等の計測点情報をウォッチキー
の操作によって前記表示画面に表示する水位・流量計に
おいて、一回目の計測で得た複数の計測点におけるセッ
トアップ情報をそれぞれロガに記憶させておき、同一計
測点で複数回の計測を繰り返す際に2回目からはセット
アップキーを操作することなくクイックスタートキーの
操作によって、選択された計測点の計測・記録を開始さ
せるクイックスタート機能と、前記計測・記録途中にお
けるチェックアップキーの操作により前記ロガやセンサ
の動作状況を表示画面上で自己診断しながら選択された
前記動作状況のチェックアップファイルを生成するチェ
ックアップ機能とを有する。
【0004】
【作用】セットアップ内容を複数の計測点でそれぞれ保
存でき、2回目の計測からは、時間のかかるセットアッ
プ操作を行うことなくクイックスタートキーで呼び出し
てワンタッチで計測・記録を開始できる。
【0005】また、計測・記録途中で収録データや計測
状況を確認できる。すなわち、例えば巡回点検等の中間
チェックが行え、このチェック後に自動的にチェックア
ップファイルを生成するので、これを管理することによ
ってロガやセンサの状況を客観的に把握でき、積極的な
水位・流量計管理に貢献できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。図1、図2において、1は水位・流量
計である。この水位・流量計1は、ロガ本体2と、この
ロガ本体2上に設けられ、液晶表示画面3の周辺に各種
のキーK(k0 ,k1 ,k2 …)が配列されたキーボー
ド4を有する表示操作部5と、ケーブル6を介して例え
ば超音波水位センサ7に接続される入力コネクタ部(図
示せず)と、ロガのデータを収集する例えばノートパソ
コン8に接続される出力コネクタ部(図示せず)と、単
1乾電池(4本)の電池カバー9と、電源スイッチを有
する。
【0007】前記電池カバー9には、流量計測用の7つ
の水路施設a〜gと水位レベル表示パターンjならびに
大規模の水路施設に適用される水理公式hおよび相関回
帰式iがそれぞれ印刷されたラベルが貼着されている。
前記水路施設a〜gは、多様な開水路流量測定に対応し
ている。例えば、水路施設a〜gは、小口径下水管渠や
三角せきなどの小規模施設であって、主として排水の流
量が計測される。そして、用水路や河川の流量計測に
は、前記水理公式hや相関回帰式iが適用される。更
に、前記水位・流量計1は水位計としても機能するもの
であって、地下水位の連続測定や干潮河川の水位測定な
ども行える。10は、電池カバー9の取り付け・取り外
し用の蝶ネジである。また、11はロガ本体2のカバー
体で、12は持ち運びに便利な把手である。
【0008】前記超音波水位センサ7は、超音波を発す
る発振部7aと、計測水面での反射音波を受ける受信部
7bと、温度検出部7cから構成される。なお、13
は、入力コネクタ部の防水キャップを回して外した後、
挿入結合されるリングである。
【0009】図3は、下水14に設置された水路施設
(DmmTYPE)aに超音波水位センサ7をセット
し、そのケーブル6を前記水位・流量計1の入力コネク
タ部に接続して水路施設aの排水流量を計測する状態を
示している。
【0010】而して、電源スイッチを押すと液晶表示画
面3が入力をガイドする。この計測点で始めて計測する
場合には、まず、セットアップキーk0 を押して計測・
記録前の各種準備を行う。例えば、液晶表示画面3に表
示される(1/2)画面では、[0]キーk5 を押して
前記超音波水位センサ7や水路施設aを選択する操作を
行ったり、選択した流量演算式の係数入力が必要なとき
は[0]キーk5 を押して入力するといった操作を行
う。
【0011】続いて、エンターキーk7 を押すことで
(2/2)画面に移行できる。ここでは、例えば、チャ
ート表示フルスケール設定を行ったり、[0]キーk5
を押してIDメモを入力したり、ラボセットを行う。こ
のラボセットは、[0]キーk5 を押して移動平均(記
録データ)や移動平均(オフセット計測)を変更操作し
たり、データ跳び判定やリミット水位設定を[0]キー
5 を押して変更操作したりする。また、収集データに
変化が見られないケースでは、センサ7や電源が異常で
あることが多いから無応答判定時間設定も行う。このよ
うにセットアップ操作では、画面指示に沿って各種の設
定を行う必要がある。
【0012】更に、現場最終調整を行う。これは現場で
の最終設定で、このあと測定を開始する。この現場最終
調整(スタートアップ)では、例えば、所定の受信レベ
ル(%表示)になるまでセンサ7の設置角度を調整して
計測不能にならないようにしたり、センサ7のバーグラ
フの変化から実際手をかざしてセンサ7の動作確認を行
うとともに、[0]キーk5 を押して計測対象水位を校
正するためのレベルオフセットを行う。そして、指示水
位が実測水位(模擬水位)と同値になるように調整する
必要がある。この微調整はオフセット調整画面の矢印キ
ーk6 で行い、[YES]キーk7 で確定する。このよ
うにしてセットアップ操作の最終段階であるスタートア
ップ操作が完了する。
【0013】ところで、この発明の第1の特徴は、上述
したセットアップ内容をロガに保存できるように構成し
ているので、同一計測点における2回目の計測からは、
時間のかかるセットアップ操作を行うことなく後述する
クイックスタートキーk3 で呼び出してワンタッチで計
測・記録を開始できる点である。
【0014】以下同一計測点における2回目以降の計測
手順について説明する。図3に示す現場に水位・流量計
1等をセットし、一回目で行う上述したセットアップ操
作を削除できて、クイックスタートキーk3 を押すだけ
で当該計測点の計測・記録を開始できる。この場合、ク
イックスタート操作用のID(#00〜#19)を選ん
で、[YES]キーk7 を2回クリックして([YE
S][YES]をクリック)クイックスタートできる。
なお、[YES]キーk7 、[0]キーk5 をクリック
すると、前記スタートアップからのスタートに設定する
ことができる。また、[Clear]キーk8 をクリッ
クすると、クイックスタート内容を消去できる。
【0015】次に、ウォッチキーk2 を押すと、水位・
演算流量が表示画面3にモニタされる。この表示は、例
えば、10秒毎に更新される。表示画面3には、例え
ば、水位mm、流量m3 /時間、積算流量m3 、累積流
量m3 等が表示される。なお、[0]キーk5 、[YE
S]キーk7 をクリックすると、測定が終了する。ま
た、後述するように、[Chart]キーk4 をクリッ
クするとチャートおよびデータ表示が行われる。
【0016】この計測途中において、チェックアップキ
ーk1 をクリックすることにより、収録データや計測状
況を確認するためのチェックアップ作業が開始される点
がこの発明の第2の特徴である。
【0017】すなわち、チェックアップは、いわゆる中
間チェックに相当するもので、チェックアップキーk1
を押した時点のロガやセンサ7の状況が表示画面3に表
示される。しかも、このチェック後に自動的にチェック
アップファイルを生成するよう構成されているので、例
えば、トラブル時には、ロガさえ動作していれば、表示
画面3に表示されるトラブルの内容をチェック者が選択
してチェックアップファイルに保存することができる。
しかも、このチェックアップファイルは、計測最大日数
である40日を越える42日分に相当する42ファイル
を保存できるように構成されている。
【0018】前記計測途中において、まず、チェックア
ップキーk1 を押すと、液晶表示画面3には、(1/
3)画面が表示される。この画面は、例えば、図4に示
すような内容を含んでいる。つまり、図4には、例えば
以下の内容が表示列挙されている。 時計表示:チェック開始日時 センサ7の方式とパラメータ表示 電池残量表示 指示表示:指示流量/指示水位等 この場合、[0]キーk5 をクリックすると以前のチェ
ックアップ結果を選ぶことができる上に、[YES]キ
ーk7 をクリックして参照することができる。
【0019】次に、[YES]キーk7 をクリックして
(2/3)画面の前半へ移行する。この画面は、例え
ば、図5に示すような内容を含んでいる。つまり、この
図5には、例えば以下の内容が表示列挙されている。 収録開始日と残り収録可能日数表示 センサ反応:受信レベル(%)表示 リミット上限を越えたデータ数(1分1データ) リミット下限を下回ったデータ数(1分1データ) データ跳びと判定されたデータ数(1分1データ) 無応答と判定されたデータ数(1分1データ)
【0020】そして、[0]キーk5 をクリックする
と、(2/3)画面の後半へ移行してトラブル時のチェ
ックが行われる。この画面は、例えば、図6に示すよう
な内容を含んでいる。つまり、この図6には、例えば以
下の内容が表示列挙されている。例えば、下水路状況と
その処置が表示され、画面の矢印キーk6 で選択できる
よう構成されている。また、センサ状況とその処置、ロ
ガ状況とその処置等が表示されるよう構成されている。
【0021】続いて、[YES]キーk7 をクリックし
て(3/3)画面へ移行する。この画面は、例えば、図
7に示すようにチェックアップファイル作成のための内
容を含んでいる。つまり、[YES]キーk7 をクリッ
クしてチェックアップファイルを作成できる(なお、前
述したトラブル時のチェックの内容も含まれる)よう構
成されている。
【0022】このように、チェックアップファイルを管
理することによってロガやセンサの状況を客観的に把握
でき、積極的な流量計管理に貢献できる。
【0023】次に、[Chart]キーk4 をクリック
するとチャートおよびデータ表示が行われ、更に、デー
タ転送はパソコン8側からの操作で行う。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、セットアップ内容
を複数の計測点でそれぞれ保存でき、2回目の計測から
は、時間のかかるセットアップ操作を行うことなくクイ
ックスタートキーで呼び出してワンタッチで計測・記録
を開始できる。
【0025】また、計測・記録途中で収録データや計測
状況を確認できる。すなわち、例えば巡回点検等の中間
チェックが行え、このチェック後に自動的にチェックア
ップファイルを生成するので、これを管理することによ
ってロガやセンサの状況を客観的に把握でき、積極的な
水位・流量計管理に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す要部構成説明図で
ある。
【図2】上記実施形態におけるデータ転送状態を示す図
である。
【図3】上記実施形態における計測状態を示す図であ
る。
【図4】上記実施形態におけるチェックアップの際の
(1/3)画面を示す図である。
【図5】上記実施形態におけるチェックアップの際の
(2/3)画面の前半を示す図である。
【図6】上記実施形態におけるチェックアップの際の
(2/3)画面の後半を示す図である。
【図7】上記実施形態におけるチェックアップの際の
(3/3)画面を示す図である。
【符号の説明】
2…ロガ本体、3…液晶表示画面、6…ケーブル、7…
超音波水位センサ、8…電池カバー、K…キー、a〜g
…水路施設、h…水理公式、i…相関回帰式。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位が流量の関数となるような多種の流
    量計測用水路施設の開水路を測定対象とし、その測定対
    象に応じた各種センサおよび水位流量演算方式の選択と
    現場最終調整のために表示操作部の表示画面の周辺に備
    わったセットアップキーを操作した後、水位、流量等の
    計測点情報をウォッチキーの操作によって前記表示画面
    に表示する水位・流量計において、一回目の計測で得た
    複数の計測点におけるセットアップ情報をそれぞれロガ
    に記憶させておき、同一計測点で複数回の計測を繰り返
    す際に2回目からはセットアップキーを操作することな
    くクイックスタートキーの操作によって、選択された計
    測点の計測・記録を開始させるクイックスタート機能
    と、前記計測・記録途中におけるチェックアップキーの
    操作により前記ロガやセンサの動作状況を表示画面上で
    自己診断しながら選択された前記動作状況のチェックア
    ップファイルを生成するチェックアップ機能とを有する
    ことを特徴とする水位・流量計。
  2. 【請求項2】 前記センサが、超音波水位センサあるい
    は圧力式水位センサである請求項1に記載の水位・流量
    計。
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