JP3301462B2 - 変調多値数情報伝送方法 - Google Patents

変調多値数情報伝送方法

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JP3301462B2
JP3301462B2 JP05920894A JP5920894A JP3301462B2 JP 3301462 B2 JP3301462 B2 JP 3301462B2 JP 05920894 A JP05920894 A JP 05920894A JP 5920894 A JP5920894 A JP 5920894A JP 3301462 B2 JP3301462 B2 JP 3301462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線信号の変調多値数
を変化させて伝送容量を制御する可変容量伝送方式にお
いて、送信側(変調側)から受信側(復調側)に変調多
値数情報を伝送する変調多値数情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量伝送方式は、通信回線のトラヒ
ックの変動、無線信号の受信レベルの低下、フェージン
グその他の要因による異常伝搬に応じて伝送容量を制御
するものである。この可変容量伝送方式において変調多
値数を変化させて伝送容量を制御する場合には、送信側
から受信側に変調多値数情報が伝送される。
【0003】図4および図5は、従来の変調多値数情報
伝送方法を説明する図である(大内他,“ATM網に対
する無線可変容量伝送方式適用の検討”,電子情報通信
学会論文集B-II,J76-B-II,No.8,pp.661-668, 第4
章)。
【0004】図4において、(1) に示す送信装置は、送
信端局装置1,変調器2,送信器3および遅延回路7に
より構成され、(2) に示す受信装置は、受信器4,復調
器5,受信端局装置6および遅延回路7により構成され
る。ここで、図5に示すように、次のフレームの変調方
式に対応する変調多値数情報が送信端局装置1でSDH
フレームの先頭に挿入される。なお、送信装置では、こ
の変調多値数情報は次のフレームの変調処理に用いるの
で、1フレーム相当の遅延τを与える遅延回路7を介し
て変調器2に与えられる。一方、受信端局装置6では受
信信号から変調多値数情報を抽出し、次のフレームの復
調処理に用いるために同様の遅延回路7を介して復調器
5に与える。これにより、変調多値数の切り替えが行わ
れ、伝送容量の制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の変調多値数情報
伝送方法では、変調多値数情報が無線信号に重畳されて
伝送されるので、変調多値数情報に伝送誤りが生じる可
能性がある。変調多値数情報に伝送誤りが生じた場合に
は、復調器5が誤動作して通信品質が劣化する。
【0006】一方、多値変調方式における入力信号D1
は、変調多値数をn、各系列信号をa1 〜an とする
と、 D1 =a1・2n-1+a2・2n-2+ … +an・20 と表される。この式からわかるように、第1系列信号
(最上位系列信号)は入力信号の極性を表しており信号
識別は正負判定のみである。したがって、第1系列信号
の誤り率は他の系列信号に比べて低い。また、各系列信
号の誤り率は異なり下位の系列信号ほど誤り率は高くな
る。
【0007】変調器2では、入力されるシリアル信号が
変調方式に応じてシリアル−パラレル(S−P)変換さ
れ、無線回線用の複数のデータ信号系列が生成される。
このとき、SDHフレームとの同期を行わずにS−P変
換されるので、送信端局装置1で挿入された変調多値数
情報がのる信号系列は不確定となる。すなわち、従来の
変調多値数情報伝送方法では、変調多値数情報が下位の
信号系列に挿入されて伝送されることがある。この場合
には変調多値数情報の誤り率が高まり、復調器5の誤動
作が増加して通信品質が著しく劣化する。しかも、変調
多値数情報が挿入される信号系列が不確定であるので通
信品質が変動する要因にもなる。
【0008】本発明は、変調多値数情報の伝送誤りを最
小限に抑え、復調器の誤動作および通信品質の変動を低
減することができる変調多値数情報伝送方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、変調多値数情
報を伝送信号の最上位または所定の信号系列中に挿入し
て伝送する。
【0010】また、伝送信号を多値変調方式に応じてシ
リアル−パラレル変換し、生成された複数の信号系列ご
とにフレーム生成する際に、最上位または所定の信号系
列に変調多値数情報を挿入する。
【0011】
【作用】変調器に入力される伝送信号(シリアル信号)
は、変調多値数nに応じて片チャネルn系列信号(パラ
レル信号)に変換され、誤り訂正符号化等を行うための
信号フレームが生成される。このとき、信号系列の順位
は確定しているので、変調多値数情報を最上位または所
定の信号系列に挿入することができる。なお、変調器で
は、この変調多値数情報が挿入されたフレームの処理が
終わった後に、この変調多値数への切り替えが行われ
る。
【0012】一方、復調器では、最上位または所定の信
号系列から変調多値数情報を抽出し、変調器と同様に変
調多値数情報が挿入されたフレームの処理が終わった後
に、この変調多値数への切り替えが行われる。
【0013】このように、変調多値数情報を挿入する信
号系列を固定することにより変調多値数情報の誤り率が
安定し、復調器の誤動作に伴う通信品質の変動を最小限
に抑えることができる。さらに、変調多値数情報を最上
位の信号系列に挿入することにより変調多値数情報の誤
り率が小さくなり、復調器の誤動作を最小限に抑えて通
信品質の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の変調多値数情報伝送方法を
実現する変調器および復調器の実施例構成を示す。(1)
は変調器2を含む送信装置の構成であり、(2) は復調器
5を含む受信装置の構成である。
【0015】図において、送信端局装置1から変調器2
に入力された信号は、シリアル−パラレル変換回路(S
−P)21で片チャネルn系列のパラレル信号に変換さ
れ、誤り訂正符号化のためのフレーム生成を行うフレー
ム生成回路22に入力される。また、通信回線の状況に
応じて設定される変調多値数情報は、フレーム生成回路
22およびフリップフロップ25に直接入力される。フ
レーム生成回路22では、最上位の信号系列(第1信号
系列)または所定の信号系列(例えば第2信号系列)
で、かつ図2に示すように例えば誤り訂正符号化用に生
成されたフレームの所定の位置(制御ビット)に変調多
値数情報を挿入する。なお、図3では最上位の信号系列
に次のフレームにおける変調多値数情報が挿入される様
子を示す。
【0016】フレーム生成回路22の出力信号は多値数
制御回路23に入力され、変調多値数に応じたドリフト
および利得調整を行って直交変調回路24に送出され
る。直交変調回路24で変調された信号は、送信器3で
無線信号に変換されて送信される。ここで、シリアル/
パラレル変換回路21および多値数制御回路23におけ
る変調多値数の切り替えは、フレーム生成回路22のフ
レーム処理に同期して出力されるパルスに同期して行わ
れる。フリップフロップ25はこのタイミング制御に用
いられる。
【0017】受信装置に受信された信号は、受信器4で
周波数変換された後に直交復調回路51で復調され、多
値数制御回路52に入力される。多値数制御回路52で
は、変調多値数に応じて直交復調回路51における復調
処理のための信号を生成して直交復調回路51に出力す
る。また、多値数制御回路52から出力される復調信号
は、誤り訂正を行うフレーム同期回路53に入力され
る。フレーム同期回路53は、図3に示すように最上位
の信号系列でかつフレームの所定の位置に挿入されてい
る変調多値数情報を抽出してフリップフロップ55に送
出する。フレーム同期回路53で誤り訂正された復調信
号は、パラレル−シリアル変換回路(P−S)54でシ
リアル信号に変換されて受信端局装置6に送出される。
ここで、多値数制御回路52およびパラレル−シリアル
変換回路54における変調多値数の切り替えは、フレー
ム同期回路53のフレーム処理に同期して出力されるパ
ルスに同期して行われる。フリップフロップ55はこの
タイミング制御に用いられる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変調多値
数情報伝送方法では、変調多値数情報を最も誤りにくい
最上位の信号系列に挿入して伝送することにより、変調
多値数情報の伝送誤りを最小限に抑え、復調器の誤動作
を低減して通信品質の向上を図ることができる。
【0019】また、変調多値数情報を所定の信号系列に
挿入して伝送することにより、変調多値数情報の誤り率
が安定し、復調器の誤動作に伴う通信品質の変動を最小
限に抑えることができる。
【0020】なお、本発明の変調多値数情報伝送方法
は、変調器および復調器の内部で処理することができる
ので、高速切り替え動作にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変調多値数情報伝送方法を実現する変
調器および復調器の実施例構成を示すブロック図。
【図2】本発明の変調多値数情報伝送方法に用いる信号
フレームの構成例を示す図。
【図3】本発明の変調多値数情報伝送方法の動作原理を
説明する図。
【図4】従来の変調多値数情報伝送方法をとる送信装置
および受信装置の構成を示すブロック図。
【図5】従来の変調多値数情報伝送方法の動作原理を説
明する図。
【符号の説明】
1 送信端局装置 2 変調器 3 送信器 4 受信器 5 復調器 6 受信端局装置 7 遅延回路 21 シリアル−パラレル変換回路(S−P) 22 フレーム生成回路 23 多値数制御回路 24 直交変調回路 25 フリップフロップ 51 直交復調回路 52 多値数制御回路 53 フレーム同期回路 54 パラレル−シリアル変換回路(P−S) 55 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−122241(JP,A) 特開 平7−250117(JP,A) 特開 平7−297862(JP,A) 特開 平5−276211(JP,A) 特開 昭62−15957(JP,A) 特開 昭64−55942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線の状況に応じて多値変調方式に
    おける変調多値数を変化させて伝送容量を制御する可変
    容量伝送システムにおいて、 変調多値数情報を伝送信号の所定の信号系列中に挿入し
    て伝送することを特徴とする変調多値数情報伝送方法。
  2. 【請求項2】 通信回線の状況に応じて多値変調方式に
    おける変調多値数を変化させて伝送容量を制御する可変
    容量伝送システムにおいて、 変調多値数情報を伝送信号の最上位の信号系列中に挿入
    して伝送することを特徴とする変調多値数情報伝送方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の変調多
    値数情報伝送方法において、 伝送信号を多値変調方式に応じてシリアル−パラレル変
    換し、生成された複数の信号系列ごとにフレーム生成す
    る際に、最上位または所定の信号系列に変調多値数情報
    を挿入することを特徴とする変調多値数情報伝送方法。
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