JP3301317B2 - 配管凍結工法 - Google Patents

配管凍結工法

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JP3301317B2
JP3301317B2 JP24562296A JP24562296A JP3301317B2 JP 3301317 B2 JP3301317 B2 JP 3301317B2 JP 24562296 A JP24562296 A JP 24562296A JP 24562296 A JP24562296 A JP 24562296A JP 3301317 B2 JP3301317 B2 JP 3301317B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配管凍結工法に係
り、特に配管の補修・交換等の作業を行うに際し、アイ
スプラグによる配管止水の実施時において配管中心部の
凍結を促進して迅速に配管内部液体を凍結させるのに好
適な配管凍結工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図6に示すように、空調
設備に用いられる冷温水配管等を補修・交換する場合、
タンク1から配管2が接続されている経路途中におい
て、亀裂等が生じている補修・交換箇所3aでは、当該
箇所3aに至る経路間に介装されているバルブ4を閉鎖
し、タンク1からの液体の流れを遮断後、補修・交換作
業を行っている。
【0003】しかし、周辺にバルブが配置されていない
補修・交換箇所3bでは、タンク1及び配管2の水を抜
き取ってから、配管の補修・交換作業を行う。このため
作業後の水充填も考慮すれば、長時間・高コストにな
る。そこで、3bのような箇所を補修・交換する場合、
補修・交換箇所3bへの流通配管の一部をアイスプラグ
により止水箇所5を形成する凍結工法が考えられている
(特開昭51−102220号公報、特開昭63−26
491号公報)。
【0004】アイスプラグは、図7に示すように、配管
2の外表面に、液体窒素等の冷却媒体6を保持するジャ
ケット7を配管周囲に形成し、配管内部液体8を局部的
に凍結させアイスプラグ(氷栓)9を形成し、配管内部
液体の流動を一時的に止水するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアイスプラグを用いて配管の内部液体の止水を行す
るためには、配管中央部の液体まで完全に凍結させる必
要があるが、配管の直径が大きくなるに従い、完全に凍
結するまでの時間が長くなる。また、大口径配管では、
配管内面に一定厚さの氷層が形成された状態で温度が均
衡し、配管中央部まで完全に凍結しないため、大口径配
管にアイスプラグを適用できないという技術的問題があ
った。
【0006】そこで、本発明は、アイスプラグを用いる
配管凍結工法において、短時間・確実に配管内部にアイ
スプラグを形成することができ、大口径配管にも適用可
能とする配管凍結工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る配管凍結工法は、第1に、冷却媒体を
用いて配管表面から配管内部流体を凍結させ、配管をア
イスプラグにより止水する配管凍結工法において、配管
の止水箇所を囲繞可能とする半割の筒体を有し、その一
方に分岐管を設けてなる割T字管を取付け、この割T字
管の先端に取り付けられ前記分岐管の中心に沿ったドリ
ル差し込み孔を有するドリル保持器にドリルを装備した
電動ドリル装置を装着し、ドリルを前記差し込み孔から
挿入して配管壁を穿孔し、配管への穿孔後に前記ドリル
を、ドリル保持器に差し込んだまま、割T字管に設けた
弁が開閉可能とする位置に移動させて後、前記弁を閉
じ、その後に前記ドリルを撤去し、前記ドリル保持器の
ドリル差し込み孔を利用して伝熱棒を配管表面から内部
へ貫通させることにより貫通端側を配管内部に位置させ
て固定し、前記割T字管を撤去した後、前記冷却媒体が
供給されるジャケットを配管外周に装着し、前記ジャケ
ット内に冷却媒体を供給しつつこの冷却熱を前記伝熱棒
へ熱伝達することによって前記配管中心部の凍結促進を
なしてアイスプラグを形成することを特徴としている。
【0008】第2には、冷却媒体を用いて配管表面から
配管内部流体を凍結させ、配管をアイスプラグにより止
水する配管凍結工法において、配管の止水箇所を囲繞可
能とする半割の筒体を有し、その一方に分岐管を設けて
なる割T字管を取付け、この割T字管の先端に取り付け
られ前記分岐管の中心に沿ったドリル差し込み孔を有す
るドリル保持器にドリルを装備した電動ドリル装置を装
着し、ドリルを前記差し込み孔から挿入して配管壁を穿
孔し、配管への穿孔後に前記ドリルを、ドリル保持器に
差し込んだまま、割T字管に設けた弁が開閉可能とする
位置に移動させて、前記弁を閉じ、その後に前記ドリル
を撤去し、前記ドリル保持器のドリル差し込み孔を利用
して冷媒導管を配管表面から内部へ貫通させることによ
り貫通端側を配管内部に位置させて固定し、前記割T字
管を撤去した後、前記冷却媒体が供給されるジャケット
を配管外周に装着し、前記ジャケット内に冷却媒体を供
給しつつ前記冷媒配管へ通流させることにより配管中心
部の凍結促進をなしてアイスプラグを形成することを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、配管を冷却媒体で囲んで配
管内部を冷却するに際して、第1の例では伝熱棒が配管
を貫通して先端を配管中心部に到達するようにし、基端
を冷却媒体で冷却するため、伝熱棒が配管中心部を確実
に冷却する。したがって、伝熱棒が配管表面に設置する
冷媒の冷熱源を、配管凍結位置中央部まで、効率よく伝
熱させるため、配管の補修・交換作業を短時間・確実に
行える。
【0010】また、第2の方法では、冷媒導管が同様に
作用し、アイスプラグ実施時において、冷却媒体が配管
内部を循環するため、配管中心部を確実に冷却して氷結
させることができるのである。
【0011】したがって、配管表面に冷却媒体を設置
し、配管肉厚部からの熱伝導によって配管内部流体を凍
結する方法に加え、凍結部中心付近の配管流体を、伝熱
棒や冷媒導管等を介した冷却媒体で直接冷却することに
より、配管の補修・交換作業を短時間・確実に行えるも
のとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る配管凍結工
法の具体的実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】図1は、第1実施形態に係る伝熱棒を用い
て凍結促進をなすようにした治具利用の説明断面図であ
る。配管10の表面に、ジャケット12を介して、液体
窒素等の冷媒14を保持し、配管内部にアイスプラグ1
6を形成するようにしている。このアイスプラグ16は
冷媒14の冷却作用により形成されるが、ジャケット1
2の内部に充填された冷媒14による冷却熱が配管10
の中心部に供給されるように、伝熱棒18を配管10に
貫通させている。伝熱棒18は熱伝導率の高い金属棒等
を用いて構成され、一端をジャケット12の内部に挿入
して冷媒14と接触させ、他端は配管10を直径方向に
沿って横断するように貫通させ、少なくとも配管中心部
に達するようにしている。これにより、冷媒14の冷却
熱が配管内中央部の凍結位置まで効率よく伝熱し、配管
中心部に位置する流体の凍結促進をなすのである。
【0014】図2は、上記伝熱棒18からなる凍結促進
治具を用いた凍結工法の実施手順を示したものである。
【0015】まず、同図(1)に示すように、配管18
の止水箇所に割T字管20を取付ける。この割T字管2
0は配管を囲繞可能とする半割の筒体22a、22bを
有し、その一方に分岐管24を設けている。分岐管24
には、ハンドル26と連動する弁28が装備され、分岐
端24の先端にはフランジ部29が形成されている。こ
れは市販品を用いればよい。
【0016】次に、同図(2)に示しているように、前
記フランジ部29を介して、ドリル保持器30を取付け
る。このドリル保持器30は、フランジ部32を有して
割T字管20とフランジ接続可能とされ、前記分岐管2
4の中心に沿ったドリル差し込み孔34が形成されたも
のである。このドリル保持器30に対し、ドリル36を
装備した電動ドリル装置37を装着し、ドリル36を前
記差込み孔34から挿入し、配管10の管壁へ穿孔を行
って、孔38を形成する。また、伝熱棒18の固定を確
実にするためには、管壁孔38にドリル作業と同時にタ
ップ作業を行い、管壁孔38にねじ部を設けるようにし
てもよい。
【0017】配管10への穿孔後、ドリル36をドリル
保持器30に差し込んだまま、割T字管20の弁28が
開閉可能とする位置に移動し、弁28を閉じ(図2
(3)参照)、その後にドリル36を撤去する。
【0018】次いで、図2(4)に示すように、ドリル
差し込み孔34から、ドリル保持器30、割T字管20
を通じて、凍結促進治具である伝熱棒18を管壁孔38
に差し込み装着する。伝熱棒18は全長を配管10の外
径より長く設定されたもので、その頭部を配管10の外
部に突出させ、差込み先端が配管10の内部を横断する
ように、管壁孔38に対向する管内壁近傍に達する長さ
となっている。これにより伝熱棒18は配管10の中心
部に確実に配置される。伝熱棒18の差込み量を一定に
するために、フランジが形成され、頭部を配管10の外
部に残留させるように規定している。
【0019】そして、図2(5)のように、伝熱棒18
を配管10に残したまま、ドリル保持器30、割T字管
20を撤去し、ジャケット12を配管10に設置し、液
体窒素等の冷媒14をジャケット12内に充填し、アイ
スプラグ16を形成する。これにより、配管10はアイ
スプラグ16により止水された状態になり、これを配管
補修箇所の前後で同時に行うことにより、配管補修作業
を止水状態で実施できるものとなる。
【0020】配管10の補修作業の後は、図2(6)に
示しているように、割T字管20を配管10の外周に再
装着し、ドリル36及び伝熱棒18の差し込み時と同様
に、ドリル36を弁28の開閉操作可能位置まで引き抜
き、弁28で止水する。そしてドリル36を取り外した
後、同図(7)のように、電動ドリル装置37を用いて
栓40で管壁孔38を塞ぎ、周辺を溶接等で補強し作業
を終了する。
【0021】このような実施形態によれば、伝熱棒18
が冷媒14の冷却熱を配管10の中央部に位置する流体
に伝達し、当該配管中心部の凍結を促進するものとな
る。この結果、配管外周に冷媒ジャケット12を装着し
て凍結工法を行った場合でも、簡単に配管中心部を凍結
させることができ、大口径配管に対しても凍結工法を実
施できるものとなる。また、伝熱棒18は配管10の内
部に貫通されるため、伝熱棒18がアイスプラグ16の
滑り止め作用をなすため、プラグ保持機能が増大したも
のとなっている。
【0022】図3には、第2の実施形態に係る例を示し
ている。これは、配管10の内部に差し込む凍結促進治
具としての伝熱棒18の形状を傘型とした例である。す
なわち、伝熱棒18aは傘型に拡開できるようにリンク
構成とし、装着に際して折り畳んだ棒状態で、小さな管
壁孔38から差し込み可能とし、また、冷却時には、開
いた状態にすることにより、冷却表面積を拡大し、冷却
時間をより短縮できる。
【0023】
【0024】また、図4第3の実施形態を示してい
る。これは、上記実施形態のいずれもが伝熱棒18を用
い、冷媒14の冷却熱を配管中央部の流体に伝達するも
のであったのに対し、直接冷媒14を配管中心部まで流
通させるようにした点で異なる。すなわち、この第4実
施形態では、少なくとも配管中心部に達する冷媒導管4
2を管壁孔38から挿通し、ジャケット12内の冷媒1
4が当該冷媒導管42内を流通するようにし、冷却媒体
により配管中心部の凍結促進をなしてアイスプラグを形
成させている。この実施形態では冷媒導管42はU字パ
イプとして構成され、パイプ開口がジャケット12の内
部に臨むように取付けるものである。
【0025】このように構成した場合には、配管10の
表面に、ジャケット12を介して、液体窒素等の冷媒1
4を保持し、配管内部にアイスプラグ16を形成する
際、ジャケット12内部の冷却媒体が、パイプ構造の冷
媒導管42を流動し、配管内凍結位置中央部まで効率よ
く冷却することができる。
【0026】図5は冷媒導管を用いた変形例としての
実施形態を示しており、配管10の内部に半径方向に
沿って差し込む冷媒導管42aを筒体として構成し、こ
の筒底部に向けてジャケット外部に設けた冷却媒体ボン
ベ44(液体窒素ボンベ等)と直接接続されるノズルパ
イプ46を差込むようにする。そして、冷媒14がノズ
ルパイプ46を通じて冷媒導管42aを循環した後、ジ
ャケット12の内部に充填され、ジャケット12に形成
した冷却媒体排出口(図示せず)から抜ける通路を構成
するものとする。これにより、冷媒導管42a内部の冷
却媒体は、常に最も低温に近い状態で、配管10の内部
を冷却するため、止水作業が迅速に行える。この場合に
おいて、上記の冷却媒体循環通路において、ジャケット
12と冷媒導管42aの通路を分離してもよい。
【0027】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、冷却媒
体を用いて配管表面から配管内部流体を凍結させ、配管
をアイスプラグにより止水する配管凍結工法において、
配管の止水箇所を囲繞可能とする半割の筒体を有し、そ
の一方に分岐管を設けてなる割T字管を取付け、この割
T字管の先端に取り付けられ前記分岐管の中心に沿った
ドリル差し込み孔を有するドリル保持器にドリルを装備
した電動ドリル装置を装着し、ドリルを前記差し込み孔
から挿入して配管壁を穿孔し、配管への穿孔後に前記ド
リルを、ドリル保持器に差し込んだまま、割T字管に設
けた弁が開閉可能とする位置に移動させて後、前記弁を
閉じ、その後に前記ドリルを撤去し、前記ドリル保持器
のドリル差し込み孔を利用して伝熱棒を配管表面から内
部へ貫通させることにより貫通端側を配管内部に位置さ
せて固定し、前記割T字管を撤去した後、前記冷却媒体
が供給されるジャケットを配管外周に装着し、前記ジャ
ケット内に冷却媒体を供給しつつこの冷却熱を前記伝熱
棒へ熱伝達することによって前記配管中心部の凍結促進
をなしてアイスプラグを形成するように構成し、あるい
は、配管の止水箇所を囲繞可能とする半割の筒体を有
し、その一方に分岐管を設けてなる割T字管を取付け、
この割T字管の先端に取り付けられ前記分岐管の中心に
沿ったドリル差し込み孔を有するドリル保持器にドリル
を装備した電動ドリル装置を装着し、ドリルを前記差し
込み孔から挿入して配管壁を穿孔し、配管への穿孔後に
前記ドリルを、ドリル保持器に差し込んだまま、割T字
管に設けた弁が開閉可能とする位置に移動させて、前記
弁を閉じ、その後に前記ドリルを撤去し、前記ドリル保
持器のドリル差し込み孔を利用して冷媒導管を配管表面
から内部へ貫通させることにより貫通端側を配管内部に
位置させて固定し、前記割T字管を撤去した後、前記冷
却媒体が供給されるジャケットを配管外周に装着し、前
記ジャケット内に冷却媒体を供給しつつ前記冷媒配管へ
通流させることにより配管中心部の凍結促進をなしてア
イスプラグを形成するように構成したので、配管内凍結
位置中央部まで、効率よく冷却可能であるため、配管の
補修・交換作業を短時間・確実に行えるとともに、特
に、従来、完全に凍結する事が不可能であった大口径配
管に、アイスプラグを利用した補修・交換作業を可能と
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る凍結工法に用いる伝熱棒の
配置構成を示す縦横断面図である。
【図2】第1実施形態に係る凍結工法の作業工程図であ
る。
【図3】第2実施形態に係る凍結工法に用いる伝熱棒の
配置構成を示す縦横断面図および伝熱棒の展開構成図で
ある。
【図4】第3実施形態に係る凍結工法の冷媒導管を用い
た例の断面構成図である。
【図5】第4実施形態に係る凍結工法の冷媒導管を用い
た例の断面構成図である。
【図6】配管補修の説明図である。
【図7】従来の凍結工法の説明断面図および斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 配管 12 ジャケット 14 冷媒 16 アイスプラグ18、18a 伝熱棒 20 割T字管 22a、22b 半割筒体 24 分岐管 26 ハンドル 28 弁 29 フランジ部 30 ドリル保持器 32 フランジ部 34 ドリル差込み孔 36 ドリル 37 電動ドリル装置 38 管壁孔 40 栓 42、42a 冷媒導管 44 冷却媒体ボンベ 46 ノズルパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−150692(JP,A) 特開 昭55−78886(JP,A) 特開 昭55−63090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却媒体を用いて配管表面から配管内部
    流体を凍結させ、配管をアイスプラグにより止水する配
    管凍結工法において、配管の止水箇所を囲繞可能とする半割の筒体を有し、そ
    の一方に分岐管を設けてなる割T字管を取付け、この割
    T字管の先端に取り付けられ前記分岐管の中心に沿った
    ドリル差し込み孔を有するドリル保持器にドリルを装備
    した電動ドリル装置を装着し、ドリルを前記差し込み孔
    から挿入して配管壁を穿孔し、配管への穿孔後に前記ド
    リルを、ドリル保持器に差し込んだまま、割T字管に設
    けた弁が開閉可能とする位置に移動させて後、前記弁を
    閉じ、その後に前記ドリルを撤去し、前記ドリル保持器
    のドリル差し込み孔を利用して伝熱棒を配管表面から内
    部へ貫通させることにより貫通端側を配管内部に位置さ
    せて固定し、前記割T字管を撤去した後、前記冷却媒体
    が供給されるジャケットを配管外周に装着し、前記ジャ
    ケット内に冷却媒体を供給しつつこの冷却熱を前記伝熱
    棒へ熱伝達することによって前記配管中心部の凍結促進
    をなしてアイスプラグを形成する ことを特徴とする配管
    凍結工法。
  2. 【請求項2】 冷却媒体を用いて配管表面から配管内部
    流体を凍結させ、配管をアイスプラグにより止水する配
    管凍結工法において、配管の止水箇所を囲繞可能とする半割の筒体を有し、そ
    の一方に分岐管を設けてなる割T字管を取付け、この割
    T字管の先端に取り付けられ前記分岐管の中心に沿った
    ドリル差し込み孔を有するドリル保持器にドリルを装備
    した電動ドリル装置を装着し、ドリルを前記差し込み孔
    から挿入して配管壁を穿孔し、配管への穿孔後に前記ド
    リルを、ドリル保持器に差し込んだまま、割T字管に設
    けた弁が開閉可能とする位置に移動させて、前記弁を閉
    じ、その後に前記ドリルを撤去し、前記ドリル保持器の
    ドリル差し込み孔を利用して冷媒導管を配管表面から内
    部へ貫通させることにより貫通端側を配管内部に位置さ
    せて固定し、前記割T字管を撤去した後、前記冷却媒体
    が供給されるジャケットを配管外周に装着し、前記ジャ
    ケット内に冷却媒体を供給しつつ前記冷媒配管へ通流さ
    せることにより配管中心部の凍結促進をなしてアイスプ
    ラグを形成する ことを特徴とする配管凍結工法。
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