JP3301034B2 - ガラス組成物 - Google Patents

ガラス組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス組成物に関し、
特に、光計測、光加工、光通信等に使用されるレーザあ
るいは光増幅作用を示すガラス組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ガラスに含まれるイオンの誘導放出を利
用したガラスレーザあるいは光増幅器としては、従来、
イオンとして希土類元素を用いたものがよく知られてい
る。例えば、Nd3+イオンをドープした1.06μmを中
心としたガラスレーザあるいは増幅器がある。これらの
ガラスは、レーザ核融合に用いられるような大出力光源
として用いられている。
【0003】また、最近光通信波長域においてもEr3+
イオンあるいはPr3+イオンを活性中心とする1.55μ
mあるいは1.3μmを中心とする光ファイバ型の光増
幅器が発表されている(NTTR&D,Vol41,No
3.pp.295−306(1992))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
いずれの活性イオンもマトリクスとの相互作用の小さい
4f軌道電子の輻射遷移を用いているために、本質的に
レーザ発振あるいは増幅可能な波長範囲が狭いという問
題があった。
【0005】本発明の目的は、レーザ発振あるいは光増
幅作用を示す波長範囲が格段に広く、かつ、その中心波
長が、光通信波長域にとって重要な1.3〜1.5μmに
あるようなレーザあるいは光増幅器に使用することが可
能なガラス組成物を提供することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明者らは、遷移金属イオンを活性イオンとする
ガラスの発光作用を検討していたところ、アルカリ土類
炭酸塩又はその酸化物を主たる組成とするガラスにCr
イオンを含有させた場合、1.1〜1.7μmの範囲の広
い波長帯域で強い蛍光が得られることを見出した。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明は、〔Ga +In 〕を5〜25モル%
含有し、かつ、Al を含まないガラス組成物であ
って、Be2+,Mg2+,Ca2+,Sr2+,Ba
2+の炭酸塩又は酸化物のうち1種又は2種以上を10
〜72モル(mol)%含有し、かつ、Cr4+イオン
を含有することを特徴とする
【0009】前記Be2+,Mg2+,Ca2+,Sr2+,Ba2+
の炭酸塩又は酸化物のうち1種又は2種以上の総量が1
0モル%より少なくなると、蛍光強度が著しく低下し、
72モル%以上ではガラス化形成が困難になる等の問題
を生じる。
【0010】Crイオンの含有量は、重量基準で10〜
10000ppm、最適添加量範囲は200〜1000ppm
である。Crイオンの含有量がこの範囲より少ないとそ
の添加効果はなく、一方、前記範囲を超えると添加効果
が急激に減少する。
【0011】基本的ガラス組成は、ガラス形成能力のあ
るB23,P25,V25,As2 5,Sb25と1価の
ガラス成分Li2O,Na2O,K2O,Rb2O,Cs2Oが
全く含まれていないことにある。ただし、ガラス安定化
のため、SiO2,GeO2,SnO2を0〜50モル%含ま
れることである。すなわち、モル%表示で、数1に示す
0〜50モル%、好ましくは5〜15モル%であるガラ
ス組成物である。
【0012】
【数1】〔SiO2+GeO2+SnO2〕:0〜50モル% ここで、成分全体のモル%を記号〔 〕内に示す。
【0013】このほかのガラス組成は、主にBeO,Mg
O,CaO,SrO,BaO等アルカリ土類酸化物の安定
化に寄与するガラス成分である2価、3価、4価、5価
の酸化物から成る。その成分全体のモル%は、それぞれ
数2、数3、数4、数5、数6で表されるガラス組成物
である。
【0014】
【数2】〔Al23+Ga23+In23〕:0〜60モ
ル%(好ましくは5〜25モル%)
【0015】
【数3】〔ZnO+CdO+PbO〕:0〜40モル%
(好ましくは15〜25モル%)
【0016】
【数4】〔Sc23+Y23+La23〕:0〜40モル
%(好ましくは5〜20モル%)
【0017】
【数5】〔TiO2+ZrO2〕:0〜40モル%(好まし
くは10〜20モル%)
【0018】
【数6】〔Ta25+Nb25〕:0〜40モル%(好ま
しくは10〜20モル%) これらのガラス組成は、構成組成の面から以下の5つに
大別できる。
【0019】第1番目のグループは、Be2+,Mg2+,C
a2+等の2価イオン元素を主成分として、これにAl3+
Ga3+,In3+等の3価イオン元素を導入したガラス組成
物である。このガラス組成の特徴は、Ca2+及びMg2+
のアルカリ土類金属イオンを用いて、クロム4価の電荷
補償を行い、ドープした各種のCrイオンを、広帯域光
増幅の活性イオンとなるCr4+イオンとして生成させる
ことにある。
【0020】ガラス中に生成されるCr4+イオン濃度
は、前記アルカリ土類イオン量に比例して増加する傾向
を示し、特に、Be2+,Mg2+,Ca2+炭酸塩又は酸化物
の組成が50モル%以上では一段とその傾向が顕著にな
る。本ガラス組成物は、Ca2+炭酸塩又は酸化物の一部
を他の2価イオン(Sr2+,Ba2+)で置換、または3
価、5価イオンの添加によりガラス転移温度、融点等の
熱特性が調整可能であり、この結果ガラスの安定形成が
図れる。また、Al23の一部を他の3価イオンに置換
することによっても前記2価イオン添加効果と同様の熱
特性の調整が可能である。一方、CaOの一部をPbOで
置換することにより大幅にガラスの融点を低下させるこ
とができる。
【0021】第2番目のグループは、Be2+,Mg2+,C
a2+等の2価イオン元素を主成分として、これにSc3+
3+及びLa3+等の3価イオンを導入したガラス組成物
である。このガラス系においても発光の活性イオンとな
るCr4+イオンが合成される。この組成物では前記第1
番目のガラス組成物に比べ、より高濃度なCr4+イオン
の合成が可能である。おそらく、このガラス系では、ク
ロム4価の電荷補償に、前記アルカリ土類イオンの他に
Sc3+,Y3+及びLa3+イオン等も係わり、より効率的な
電荷補償が行われているものと思われる。いずれにして
も、このガラス組成物では、その活性イオン効果により
大きな発光特性が得られる。このガラス組成物は、前記
第1番目のグループに比べ溶融温度が50〜200℃上
昇するが、このガラス系においても前記第1番目のグル
ープと同様に2価、3価、4価、5価イオンで組成の一
部を置換することにより、ガラスの安定化と熱特性を制
御できる。
【0022】第3番目のグループは、酸化カルシウム及
び酸化マグネシウムとSnO2あるいはPbOから成る組
成物である。このガラスの組成的特徴は、酸化アルミニ
ウムを含まなくてもガラスを形成できることにある。こ
のガラス系においても前記第1番目のグループと同様に
広帯域な蛍光特性が得られる。また、2価、3価、4
価、5価イオンで組成の一部を置換することにより、ガ
ラスの安定化と熱特性を制御できる。
【0023】第4番目のグループは、酸化カルシウム及
び酸化マグネシウムと酸化チタンあるいは酸化ジルコニ
ウムから成る組成物である。このガラスの組成的特徴
は、酸化アルミニウムを含まなくてもガラスを形成でき
ることにある。このガラス系においても前記第1番目の
グループと同様に2価、3価、4価、5価イオンで組成
の一部を置換することにより、ガラスの安定化と熱特性
を制御できる。
【0024】第5番目のグループは、酸化カルシウム及
び酸化マグネシウムと酸化ニオブあるいは酸化タンタル
から成る組成物である。このガラスの組成的特徴は酸化
アルミニウムを含まなくてもガラスを形成できることに
ある。このガラス系においても前記第1番目のグループ
と同様に2価、3価、4価、5価イオンで組成の一部を
置換することにより、ガラスの安定化と熱特性を制御で
きる。
【0025】(クロムドープ種)表1〜表3のガラス組
成物に含有されるクロムドープ種として、金属クロム及
びクロム酸化物(CrO,Cr23,CrO2,CrO3)、
クロム硫化物(Cr2(SO43・nH2O、クロム塩化
物(CrCl3・6H2O)、硫酸クロム(Cr(NO33
・9H2O)及び水酸化クロム(Cr(OH)3・nH
2O)を用いた。
【0026】ドープしたCrイオンは、ガラス中の様々
なサイトに応じた価数状態をとるが、表1〜表3のガラ
ス組成を用いた場合、すべてのクロムドーパント材で程
度の差はあるもののCr4+活性イオンによる1.1〜1.
7μmの範囲の広い波長帯域で蛍光が得られることを確
認した。特に、金属クロム及びクロム酸化物(CrO,
Cr23,CrO2,CrO3)をドーパントに用いたガラ
スでは大きな蛍光強度が得られた。
【0027】以上、説明したガラス組成物とCrドープ
種から成るガラス組成物は、Crイオン濃度が10ppm以
上であれば、いずれも図1と同様な蛍光スペクトルを示
し、かつ、YAGレーザ励起により、1.2〜1.7μm
の範囲の波長域においてレーザ発振を確認できた。図1
は、本発明の一実施例の試料番号18のガラス組成物に
おける1.06μmのYAGレーザ励起の発光スペクト
ルを示す。
【0028】上記ガラス中のCrイオンの状態について
は、CrイオンドープYAG結晶の蛍光特性の結果から
類推して、蛍光特性に関与しているにはCr4+四面体4
配位構造であり、その結合状態はクロムとアルカリ土類
酸化物もしくは3価の酸化物との複合酸化物、あるいは
CrO2酸化物を形成し、いずれも微細結晶として存在し
ていると考えられる。Cr4+イオンは、前記のように、
4価の電荷補償形成に強く影響する前記アルカリ土類イ
オン、及びイットリウム・ランタンイオンに大きく依存
している。
【0029】ガラスの作製は溶融法により行った。その
作製条件としての溶融温度は、ガラス組成により異なる
がいずれも1400〜1600℃である。溶融中の雰囲
気は、大気中、不活性雰囲気(アルゴンガス、窒素ガ
ス、ヘリウムガス)、酸素雰囲気、還元雰囲気(水素ガ
ス、一酸化炭素と二酸化炭素との混合ガス)により行
い、すべての条件で1.1〜1.7μmの範囲の広い波長
帯域で蛍光が得られる。中でも不活性雰囲気においては
蛍光強度が大きいガラスが得られる。
【0030】また、キャステング条件もガラス組成によ
り異なるが600〜850℃に余熱したモールドにガラ
ス融液を流し出し自然冷却によりガラスを形成した。キ
ャステング時の雰囲気は、大気中、不活性雰囲気(アル
ゴンガス、窒素ガス、ヘリウムガス)、酸素雰囲気、還
元雰囲気(水素ガス、一酸化炭素と二酸化炭素との混合
ガス)のいずれにおいても蛍光特性が得られるが、好ま
しくは不活性雰囲気(アルゴンガス、窒素ガス、ヘリウ
ムガス)中で室温までの自然冷却が必要である。
【0031】以上、説明したガラス組成物は、バルク状
でレーザあるいは光増幅作用を示すが、コア部を中心と
した領域にCrイオンをドープした光導波路あるいは光
ファイバにおいても同様の作用を示した。その作製法と
しては、従来方法が適用できる。例えば、光ファイバ作
製法としては、ロッドインチューブ法あるいは石英ガラ
ス及びCrを含まない本組成ガラスチューブ中に本発明
ガラス組成物を入れ、線引きする方法が適用できた。
【0032】
【作用】前述した手段によれば、Be2+,Mg2+,C
a2+,Sr2+,Ba2+炭酸塩又は酸化物のうち1種又は2
種以上を10〜70モル%含有し、かつ、Cr4+イオン
を含んでいるのでレーザ発振あるいは光増幅作用を示す
波長範囲が格段に広く、かつ、その中心波長が、光通信
波長領域にとって重要な1.3〜1.5μmにあるような
レーザあるいは光増幅器が得られる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。本発明の光増幅器用ガラス組成
物の実施例を表1〜表3に示す。
【0034】(実施例1)実施例1では、前記ガラス組
成表1のガラス組成物(モル%)を以下の方法により合
成した。まず、ガラス原料である炭酸塩あるいは酸化物
を瑪瑙乳鉢中で混合した後、所定の量を白金製の坩堝に
入れ、不活性雰囲気(アルゴンガス、窒素ガス、ヘリウ
ムガス)中で室温から2℃/min〜20℃/minの昇温速
度で1400〜1600℃まで加熱制御し、1400〜
1600℃で60分間保持し溶融合成した。
【0035】溶融合成したガラスは、600〜850℃
に余熱したモールド上にガラス融液を流し出し室温まで
自然冷却した後、不活性雰囲気(アルゴンガス、窒素ガ
ス、ヘリウムガス)の電気炉中において750℃で10
時間保持し、次いで室温まで徐冷した。徐冷したガラス
は10mm×20mm×2tmmの板状に切り出し、切
削面を4000番相当までの研磨を行った。
【0036】ガラスの蛍光測定は、発振波長が1020
nmのレーザ光を励起光に用い、冷却Geを検出器とし
た分光光学系により1100〜1700nmまでの波長
範囲を測定したところ、図1と同様な蛍光スペクトルが
得られた。このガラス系では、酸化カルシウム、及び酸
化マグネシウム組成の増大とともに蛍光強度が増大し
た。特に、酸化カルシウム組成が50モル%以上、ま
た、酸化マグネシウムが3モル%以上のガラス組成物で
は蛍光強度が著しく増加した。
【0037】ファイバ作製法は、ロッドインチューブ法
を用い、クラッドガラスに石英ガラス管又はCrをドー
プしない試料番号8のガラスを用い、コアガラスとして
表1のガラス組成物を挿入し石英系ファイバ線引き装置
により線引きを行った。
【0038】ガラス組成表1のガラス組成物を直系2m
m、長さ20mmに切断し端面を研磨し、中心波長1.
4μmの狭帯域フィルタを備えたレーザ共振器内に固定
した。片側より1.06μmYAGレーザ光を200m
w入射したところ100mwの出力が得られた。この時
の発振波長は1.4μm、線幅は0.01μm以下であっ
た。この様に、ガラス組成表1のガラス組成はレーザあ
るいは光増幅用マトリクスとして有用である。このガラ
ス系では前記蛍光特性同様に、酸化カルシウム、及び酸
化マグネシウム組成の増大とともにレーザの発振効率が
改善され、Ca2+炭酸塩又は酸化物組成が50モル%及
びMg2+炭酸塩又は酸化物組成が、3モル%以上のガラ
ス組成物では発振効率が著しく増加した。表1のガラス
組成物におけるBe2+,Mg2+,Ca2+,Sr2+,Ba2+
酸塩又は酸化物の1種又は2種以上の組成比増大に伴う
蛍光強度の増大は、ガラス中のCr4+イオンの増加に起
因する。ドープ材としてのCrイオン価数は蛍光スペク
トルの波長範囲とその蛍光強度に殆ど依存しないことか
ら、表1に示したガラス組成物の蛍光特性は、カルシウ
ム、及びマグネシウムイオンによる配位子場の制御が、
Cr4+の生成とその安定化に有効に寄与していると考え
られる。
【0039】(実施例2)前記ガラス組成表2のガラス
組成物(モル%)を前記実施例1と同様の方法により合
成した。このガラス系は前記表1の組成物にY23及び
La23組成を加えたガラス組成物である。このガラス
組成物においても、図1と同様な蛍光スペクトルが得ら
れた。このガラス系では、酸化イットリウム、及び酸化
ランタン組成の増大と共に蛍光強度が増大した。特に、
酸化イットリウム組成が5モル%以上、また酸化ランタ
ン組成が7モル%以上のガラス組成物では蛍光強度が著
しく増加した。このガラス組成物においても前記実施例
1の方法でファイバ化が図られ、かつ前記実施例1と同
様な発振効率を持つレーザ特性が得られた。
【0040】表2のガラス組成物における酸化イットリ
ウム、及び酸化ランタン組成の増大に伴う蛍光強度の増
大は、ガラス中のCr4+イオンの増加に起因する。即
ち、Cr4+イオンの配位子場をイットリウム、及びラン
タンイオンにより制御できることを示している。このガ
ラス系においてはCr4+イオンの配位子場は、前記実施
例1で述べたカルシウム、及びマグネシウムイオンの他
にイットリウムとランタンイオンがあり、前記実施例1
に比べより効果的に制御できる利点がある。
【0041】(実施例3)前記ガラス組成表3のガラス
組成物(モル%)を前記実施例1と同様の方法により合
成した。このガラス系の特徴は、Be2+,Mg2+,C
a2+,Sr2+,Ba2+炭酸塩又は酸化物の1種又は2種以
上から成る組成が30モル%以下で、かつ、酸化アルミ
ニウムが全く含まれていないことである。この組成物に
おいても前記表1〜表2のガラス組成物と同様、図1に
示される蛍光スペクトルが得られた。このガラス組成物
においても前記実施例1の方法でファイバ化が図られ、
かつ前記実施例1と同様な発振特性発振効率を持つレー
ザ特性が得られた。
【0042】前記試料番号18のガラス組成物のCr含
有料を変化させた場合の蛍光測定の試験結果を表4に示
す。
【0043】本発明のガラス組成物を用いることによ
り、前記全てのガラス組成でCr4+イオンを活性中心と
するレーザあるいは光増幅器が構成できる。
【0044】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ガラス組成物を用いたレーザあるいは光増幅器を構
成すれば、光通信で最も重要な1.3〜1.5μmを含む
実用通信波長領域を全てカバーできる、これまでにない
画期的なレーザあるいは光増幅器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の試料番号18のガラス組成
物の発光スペクトルを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01S 3/10 H01S 3/10 Z 3/17 3/17 (72)発明者 西 俊弘 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−296058(JP,A) 特開 平8−310831(JP,A) 特開 平7−211979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 4/12 C03C 3/062 C03C 3/12 H01S 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 〔Ga +In 〕を5〜25
    モル%含有し、かつ、Al を含まないガラス組成
    物であって、 Be2+,Mg2+,Ca2+,Sr2+,Ba2+
    炭酸塩または酸化物のうち1種又は2種以上を10〜7
    2モル%含有し、かつ、Cr4+イオンを含んでいるこ
    とを特徴とするガラス組成物。
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