JP3301025B2 - ハイブリッド通信システム、特に「isdn←→dect仕様のrll/wll」システムで有効データを伝送する方法 - Google Patents

ハイブリッド通信システム、特に「isdn←→dect仕様のrll/wll」システムで有効データを伝送する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はハイブリッド通信システムに係り、特に「IS
DNDECT仕様のRLL/WLL」システムで有効データを伝送
する方法に関する。
背景技術 情報送信部と情報受信部との間に情報送信通路がある
情報システムでは、情報処理とその伝送のために送信機
器と受信機器が使われ、 1)情報処理と情報伝送とは、優先された送信方向(単
運転)または両方向(複運転)で行うことが可能であ
り、 2)情報処理はアナログまたはデジタルであり、 3)遠距離送信通路での情報伝送は有線で行うか、また
は別の情報伝送方式FDMA(周波数分割多重アクセス方
式)、TDMA(時分割多重アクセス方式)またはCDMA(コ
ード分割多重方アクセス方式」)をベースにして、たと
えばDECT、GSM、WACSまたはPACS、IS−54、PHS、PDCな
ど(参照:IEEE Communications Magazine、1995年1
月号の50〜57ページ、D.D.Falconer et al.「無線式
パーソナル通信のための時分割多重アクセス方式」)の
ような無線標準に従って無線で行われる。
「情報」とは上位の概念であり、これは意味内容(イ
ンフォメーション)および物理的な表現(信号)を意味
する。ある情報が同じ信号内容であるにもかかわらず、
つまり同じインフォメーションであるにもかかわらず、
さまざまな信号形態になることがある。たとえばある対
象に関連する情報が (1)画像で (2)話された言葉で (3)書かれた言葉で (4)記号化された言葉または画像で 伝達されることがある。(1)から(3)のような伝送
は一般的には連続的な(アナログ)信号によることを特
徴とするが、(4)による伝送の場合には通常、非連続
的な信号(パルス、デジタル信号など)が発生する。
情報システムのこうした一般的な区別を前提にして、
本発明は、ハイブリッドの通信システム、特に請求項1
の上位概念による「ISDNDECT仕様のRLL/WLL」システ
ムで、連続的、または非連続的なデータの流れを伝送す
るための方法と通信インターフェースに関する。
ハイブリッドの通信システムは、たとえばさまざまな
(無線または有線の)通信サブシステムを含む情報シス
テムである。
図1は、多くのハイブリッドの通信システムを代表す
るシステムであり、印刷物「情報技術エレクトロニク
ス、ベルリン45(1995)1号、21〜23ページ、および3
号29ページ、30ページ」、およびIEE「討論」1993、17
3:(1993)、29/1〜29/7ページ;W.Hing、F.Halsall:「I
SDN基本サービスへの無線アクセス」を前提にしてお
り、ETSI刊行物prETS 300xxx、バージョン1.10、1996
年9月、によるDECT/ISDN中間システムDIISをベースに
した「ISDNDECT仕様のRLL/WLL」通信システムIDRW−T
S(Integrated Services Digital NetworkRadio
in the Local Loop/Wireless in the Local Loo
p)を示しており、これにはISDN通信サブシステムI−T
TS(参照:印刷物「情報技術エレクトロニクス、ベルリ
ン41−43、1〜10部、T1:(1991)3号99〜102ページ;T
2:(1991);4号、138〜143ページ;T3:(1991)5号、17
9〜182ページおよび6号、219〜220ページ;T4:(1991)
6号、220〜222ページ、(1992)1号、19〜20ページ;T
5:(1992)2号、59〜62ページおよび(1992)3号、99
〜102ページ;T6:(1992)4号、150〜153ページ;T7:(1
992)6号、238〜241ページ;T8:(1993)1号、29〜33
ページ;T9:(1993)2号、95〜97ページおよび(1993)
3号、129〜135ページ;T10:(1993)4号、187〜190ペ
ージ)、およびDECT仕様のRLL/WLL通信サブシステムRW
−TTSがついている。
DECT/ISDN中間システムDIIS、またはRLL/WLL通信サブ
システムRW−TTSは、主にDECT/GAPシステムDGS(Digita
l Enhanced{以前はEuropean}Cordless Telecommuni
cation)をベースにしている(参照:(1)情報技術エ
レクトロニクス42(1992)1月/2月、1号、ベルリン、
DE;U.Pilger「DECT標準の構造」23〜29ページ、およびE
TSI刊行物ETS 300175−1...9、1992年10月;(2)Tel
com Report 16(1993)、1号、J.H.Koch:「無線通信
のためのデジタル的快適さ−DECT標準は新しい分野を開
く」26ページ、27ページ;(3)tec2/93−アスコム技
術雑誌「汎用移動通信への道」35〜42ページ;(4)フ
ィリップス通信情報49巻、3号、1991年9月、R.J.Muld
er「DECT、汎用コードレスアクセスシステム」;(5)
WO 93/21719(図1から3に説明あり)。GAP(Generic
Access Profile)標準はDECT標準の下位にあり、電
話使用のためのDECTエアインターフェースのインターオ
ペラビリティを保証するという課題が課せられる(参
照:ETSI−刊行物prETS 300444、1995年4月)。
DECT/ISDN中間システムDIISまたはRLL/WLL通信サブシ
ステムRW−TTSは、GSMシステム(Group Speciale Mob
ileまたは移動通信のためのグローバルシステム;参
照;インフォマティック・スペクトル14(1991)6月、
3号、ベルリン、DE;A.Mann「GSM標準−ヨーロッパデジ
タル移動通信網の基礎」137〜152ページ)をベースにす
ることもできる。GSMシステムの代わりにハイブリッド
通信システムの枠内でISDN通信サブシステムI−TTSをG
SMシステムとして構成する事も可能である。
さらに、DECT/ISDN中間システムDIIS、またはRLL/WLL
通信サブシステムRW−TTS、またはISDN通信サブシステ
ムI−TTSを実現するための別の可能性として、既知の
多重アクセス方式であるFDMA、TDMA、CDMA(周波数分割
多重方式、時分割多重方式、コード分割多重方式)、お
よびそれによって構成されるハイブリッドの多重アクセ
ス方式をベースにした、冒頭に記したシステムおよび未
来のシステムを考察する。
無線チャネル(たとえばDECTチャネル)を、ISDNのよ
うな古典的な導線結合式の通信システムで使用すること
は、独自の完全な電線網をもたない未来のネット運営事
業者にとって特に大きな意味をもつ。
たとえばRLL/WLL通信サブシステムRW−TTSの場合に、
無線の接続技術RLL−TTS(ローカルループでの無線/ロ
ーカルループでのワイヤレス)が、たとえばDECTシステ
ムDSに組み入れられると、ISDN加入者は基準−ISDN−イ
ンターフェースでISDNサービスを利用できるようになる
(図1参照)。
図1の「ISDNDECT使用RLL/WLL」−通信システムIDR
W−TSでは、通信加入者(利用者)TCU(Tele−Communic
ation User)は、端末TE(Terminal Endpoint、Termi
nal Equipment)で、たとえば、標準化されたSインタ
ーフェース(S−BUS)、ローカルな情報伝送通路とし
て構成されている(主にDECT仕様であり、RLL/WLL−通
信システムIDRW−TTSに含まれている)DECT/ISDN中間シ
ステムDIIS(第一の通信サブシステム)、その他の標準
化されたS−インターフェース(S−BUS)、ネット接
続NT(Network Termination)、およびISDN通信サブシ
ステムI−TTS(第二の通信サブシステム)の標準化さ
れたUインターフェースを介して、ISDNの世界に組み入
れられ、そのサービスを利用できる。
第一の通信サブシステムDIISは、実質的には2つの通
信インターフェース、つまり第一の通信インターフェー
スDIFS(DECT中間固定システムDECT Intermediate Fi
xed System)と第二の通信インターフェースDIPS(DEC
T中間移動システムDECT Intermediate Portable Sys
tem)とで構成され、それらは無線で、たとえばDECTエ
アーインターフェースを介して互いに接続されている。
第一の通信インターフェースDIFSは準(quasi)地域接
続であるために、第一の通信サブシステムDIISはそうし
た関係で規定されるローカルな情報伝達通路を構成す
る。第一の通信インターフェースDIFSには、無線固定部
分RFP(Radio Fixed Part)、適合ユニットIWU1(Int
erworking Unit)およびSインターフェースのための
インターフェース回路INC1(Interface Circuitry)が
含まれる。第二の通信インターフェースDIPSには、無線
移動部分RPP(Radio Portable Part)、適合ユニット
IWU2(Interworking Unit)、およびSインターフェー
スのためのインターフェース回路INC2(Interface Cir
cuitry)が含まれる。無線固定部分RFPを無線移動部分R
PPとは、その際、既知のDECT/GAPシステムDGSを構成す
る。
図2は、ETS 300 175−1...9、1992年10月、に関連
する印刷物「情報技術エレクトロニクス42(1992)1月
/2月、1号、ベルリン、DE;U.Pilger:「DECT基準の構
造」23〜29ページ、に準拠して「DECT/GAPシステムのTD
MA構造」を示す。DECT/GAPシステムは多重アクセス方式
に関連するハイブリッドのシステムであり、そこではFD
MA原理にそって1.88GHzから1.90GHzの周波数帯域の10の
周波数で無線情報を、図2のTDMA源域で決められる時間
的な順番で基地局RFPから移動部分RPPへ、および移動部
分RPPから基地局RFPへ送ることが出来る(二重運転)。
時間的な順番は、160msごとに発生し、それぞれが10ms
持続する16の時間フレームZRをもつ、多重時間フレーム
によって決まる。この時間フレームZRで基地局RFPと移
動部分RPPに分けて情報が伝達され、情報はDECT標準で
定義されたC−、M−、N−、P−、Q−チャネルを通
過する。ある時間フレームZRでそれらの複数のチャネル
に関して情報が伝達される場合は、優先順位M>C>N
およびP>Nにそって伝達される。多重時間フレームMZ
Rの16の時間フレームはそれぞれ24のタイムスロットZS
に分かれ、それぞれ417μs持続し、そのうちの12のタ
イムスロットZS(タイムスロット0...11)は「基地局RF
P→移動部分RPP」の伝送用、それ以外の12のタイムスロ
ットZS(12...23)は「移動部分RPP→基地局RFP」への
伝送用に規定される。各タイムスロットZSで、DECT標準
にそって480ビットのビット長さで情報が伝達される。
これらの480ビットのうち32ビットはSYNCフィールドの
同期情報として、388ビットはDフィールドの有効情報
として伝送される。残りの60ビットはZフィールドの追
加情報として、また「ガードタイム」フィールドの保護
情報として伝送される。Dフィールドの有効情報として
伝送される388ビットは、64ビット長さのAフィールド3
20ビット長さのBフィールドおよび4ビット長さの「X
−CRC」言語に分かれる。64ビット長さのAフィールド
は、8ビット長さのデータヘッダー(Header)、C−、
Q−、M−、N−、P−チャネル用のデータを含む40ビ
ット長さのデータ、および16ビット長さの「A−CRC」
言語で構成される。図2に示されているDECT伝送構造は
「フルスロットフォーマット」として表現されている。
その他にDECT基準では「ダブルスロットフォーマット」
が定義されている(参照:WO93/21719)。
図3は、OSI/ISO−シフトモデル(参照:(1)数本
−ドイツテレコム48号、2/1995、102〜111ページ;
(2)ETSI出版物ETS 300175−1..9、1992年10月
(3)ETSI出版物ETS 300102、1992年2月(4):ETSI
出版物ETS300125、1991年9月;(5);ETSI出版物ETS
300012、1992年4月)をベースにした、図1の「ISDN
DECT仕様RLL/WLL」通信システムIDRW−TSのC面のモ
デルを示す(参照:ETSI出版物prETS 300xxx、バージョ
ン1.10、1996年9月、5章、図3)。
図4は、OSI−ISO−シフトモデル(参照:教本−ドイ
ツテレコム48号、2/1995、102〜111ページ;(2)ETSI
出版物ETS300175−1..9、1992年10月;(3)ETSI出版
物ETS300102、1992年2月;(4):ETSI出版物ETS 300
125、1992年9月;(5)ETSI出版物ETS 300012、1992
年4月)をベースにした、図1の「ISDNDECT仕様RLL/
WLL」通信システムIDRW−TSのU面のモデルを示す(参
照:ETSI出版物prETS 300xxx、バージョン1、10、1996
年9月、5章、図4)。
図1のDECT/ISDN中間システム(DECT/ISDN−Protokol
l−Profil)では、たとえばSo接続をISDN加入者がDECT
エアインターフェースを介して無線で利用することが可
能である。その際、ISDN仕様のサービス(音声、データ
など)によって左右されて、ISDN−Dチャネル(データ
伝送速度16kb/s)用のDECT無線チャネル、および両方の
ISDN−Bチャネル(データ伝送速度64kb/s)が構築され
る。ISDN−DチャネルのためにはまずDECT−トラヒック
ベアラー(Traffic Bearer)がフルスロットフォーマ
ットで作られる。つまり10msないしTDMAフレームごとに
320ビットの有効データが伝送される(データ伝送速度3
2kb/s)。ISDN接続のためにISDN−Bチャネルが必要で
ある場合は、Bチャネルごとに、たとえば音声データま
たはビデオデータを伝送すべきかどうかに応じて、「フ
ルスロットフォーマット」のDECT−トラヒックベアラー
が作られるか(10msないしTDMAフレームごとに320ビッ
トの有効データ伝送、データ伝送速度32kb/s)、あるい
はダブルスロットフォーマットのDECT−トラヒックベア
ラー(10msないしTDMAフレームごとに800ビットの有効
データ伝送、データ伝送速度80kb/s)が作られる。
しかし、ISDNの「フルスロットフォーマット」は、非
常に多くのISDN信号送信データを伝送すべき時間に関し
てのみ必要である。こうしたことは接続の始めに生じる
ことが多い。このISDN−Dチャネル−信号送信によっ
て、ISDN接続がISDN−Bチャネルを必要とするか、どの
程度必要とするかが明らかになる。それに対応して1
つ、または2つのDECTトラヒックベアラーがダブルスロ
ットフォーマットで作られるか、または1つ、または2
つのダブルスロットが占有されるようになる。
ISDN−Dチャネルでのデータ速度が遅くなれば、フル
スロットフォーマットになっているDECTトラヒックベア
ラーは解消され、ダブルスロットフォーマットになって
いる両方のDECTトラヒックベアラーのいづれかのAフィ
ールドで信号送信が続けられる。これは残念ながら始め
は不可能である。なぜならISDN−Dチャネルのデータ速
度がDECTトラヒックベアラーのAフィールドでのデータ
速度よりも速いからである。それ故、ISDN−Dチャネル
のデータ速度が再び速くなることが認識されると、ISDN
−DチャネルのためのフルスロットフォーマットでのDE
CTトラヒックベアラーも要求があれば再び作られる。
こうしたメカニズムで、DECTスペクトルの負荷はISDN
−Dチャネルによって再び最小化される(ドイツ特許公
報19625142参照)。しかし、こうしたISDN接続がDECTエ
アインターフェースを介して行われると、それぞれのIS
DN−BチャネルはDECTダブルスロット(120のDECTチャ
ネルのうちの2に相当)を、接続が再び解消されるまで
占有する。
ISDN−Bチャネルデータをデータ伝送速度64kb/sで伝
送するために、ETSI出版物prETS 300xxx、バージョン
1.10、1996年9月、12.3章および12.4章、付録A.2.1.1
および付録B.2のDECT/ISDN中間システムに関して、また
ETSI出版物prETS 300434−1、1996年1月、付録BのD
ECT/ISDN終端システムに関して、LU7データサービスが
予定されており、このサービスは「自動繰り返しリクエ
スト」方式(ARQ)、図5にそって体系的に短縮された
リード・ソロモン・コードをもつ「フォワードエラー訂
正」方式(FEC)、短縮率(100,94)(つまり100のシン
ボルのうち94がインフォシンボル、6が冗長シンボルで
ある)およびサイクリック冗長チェック方式(CRC)を
組み合わせて行われる。こうしたコンセプトでは、シス
テム上の遅延にさらに80msの遅延が追加される。
そうした追加遅延を許さずに伝送すべきISDNサービス
の場合、誤り保護または誤り訂正を予定しない透明な伝
送が必要である。こうした条件に合うのは、ETSI出版物
prETS 300xxxバージョン1.10、1996年9月、12.3章、1
2.4章、付録A.2.1.1および付録B.2のDECT/ISDN中間シス
テムに関してはLUIデータサービスである。その場合、
利用可能であるが使用されていない160ビットの冗長
(データ伝送速度16kb/s)があるために、見逃し誤り率
は高くなる。
発明の開示 本発明の基礎になる課題は、ハイブリッドの通信シス
テム、特にISDNDECT仕様RLL/WLLシステムで有効デー
タの伝送を改良することである。
この課題は請求項1の上位概念に定義された方法を前
提にしており、請求項1に記載した特徴事項によって解
決される。
本発明の基礎になる考え方は、ハイブリッドの通信シ
ステム、特にISDNDECT仕様RLL/WLLシステムにおい
て、有効データを伝送する際、ISDNシステムの第1の有
効データ伝送容量(ISDN−Bチャネルの640ビット)とD
ECT/ISDN中間システムの第3の有効データ伝送容量(DE
CTダブルスロットフォーマットの800ビット)の差から
生じるデータ伝送冗長容量を、少なくとも部分的に使用
してパリティシンボルの伝送を行い、その結果、完全に
保護された有効データを伝送する場合に、システム上の
伝送遅延にさらに、誤ったデータ伝送が追加されること
を避けることである。
請求項2にそって、データ伝送冗長容量を部分的にの
み利用することは長所となる。それによってデータ伝送
用に一般的に(ただし、追加の伝送時間80msを考慮でき
るか、または受け入れられる場合)わずかに訂正した
(たとえば図8のARQ−、CRCデータの放棄)LU7データ
サービスを、本発明に基礎をおくデータ伝送のためにも
利用でき、その際、追加される遅延は受け入れられなく
なる(キーワード:互換性)。互換性により、ハイブリ
ッドの通信システムを実現させるための支出が少なくな
る。
本発明のその他の長所については従属請求範囲に記
す。
図面の簡単な説明 図1は、ISDNDECT仕様RLL/WLL通信システムIDRW−T
Sのシステム構成図である。
図2は、DECT/GAPシステムのTDMA構造を示す図であ
る。
図3は、OSI/ISO−シフトモデルベースにした図1に
示すシステムのC面モデルを示す図である。
図4は、OSI/ISO−シフトモデルをベースにした図1
に示すシステムのU面モデルを示す図である。
図5は、リード・ソロモン・コードをもつ「フォワー
ドエラー訂正」方式の説明図である。
図6〜図8は、本発明による誤り訂正コードつきの利
用可能な冗長がどのように使われるかの説明図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明の実施例を図6から図8で説明する。
図6から図8は、誤り訂正するコードつきの利用可能
な冗長がどのように使われ、その結果LU1データサービ
スを使う際に結果として出てくる誤り率が低減されるこ
とを示す。全体の冗長160ビット(データ伝送速度16kb/
s)を使う方法(図6と図7の斜線部分)の他に、図8
は冗長の一部だけを使う方法(斜線部分)を示すが、あ
る部分は使われないままである(点々の部分)。それぞ
れの図について説明する。
図6は4/5での畳み込みコードの使用を示す。
図7は圧縮率(100,80)で体系的に圧縮したリード・
ソロモン・コードの使用を示す。つまり100のシンボル
のうち80はインフォ・シンボル、20はシンボル冗長であ
る。
図5を前提にした図8は体系的に圧縮率(100,94)で
の、つまり100のシンボルのうち94はインフォ・シンボ
ルであり、6はシンボル冗長であり、圧縮されたリード
・ソロモンコードの使用を示すが、そのさい既述のLU7
フレーム構造に対しては、ARQ方式のための制御データ
とCRC方式のためのデータは使われない。図6と図7の
方法と比べ図8の方法の長所は、LU7データサービスで
のビット分配のビット構造(伝送すべき内容に関するビ
ットではない!)に関連して図8の800ビットの分配が
すぐ次に行われ、それ故DECT/ISDN中間システムおよびD
ECT/ISDN終端システムでのデータ伝送が全体的に簡単に
なることである。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイブリッドの通信システム、特にISDN
    DECT仕様RLL/WLLシステムで有効データを伝送するため
    の方法であって、 a)有効データ伝送のためのハイブリッドの通信システ
    ムは、 a1)第一有効データ伝送容量を持つ、1つ以上の第一通
    信チャネルを有する第一通信サブシステム(I−TTS)
    と、 a2)第二有効データ伝送容量を持つ、所定の数の第二通
    信チャネルを有する第二通信サブシステム(DIIS、RW−
    TTS)とを含み、 b)前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TTS)は、
    第一通信インターフェース(DIFS)および第二通信イン
    ターフェース(DIPS)を持ち、第二通信チャネル又は第
    一及び第二通信チャネルを介して相互に接続されてお
    り、 c)前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TTS)はロ
    ーカルな情報伝送スロットにより前記第一及び第二通信
    インターフェース(DIFS、DIPS)を介して前記第一通信
    サブシステム(I−TTS)に接続されており、 d)前記第一有効データ伝送容量は、前記第二通信チャ
    ネルを経由して伝送される第三有効データ伝送容量より
    も小さく、 前記第一有効データ伝送容量と前記第三有効データ伝送
    容量との差から生じるデータ伝送冗長容量中にパリティ
    シンボルを挿入して伝送し、前記有効データを伝送する
    際のシステム上の伝送遅延にさらに、誤ったデータ伝送
    が追加されることなく前記有効データが伝送されること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記データ伝送冗長容量が部分的に利用さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第一通信サブシステム(I−TTS)がI
    SDNシステムであり、前記第一通信チャネルが、1つ、
    または複数のISDN−Bチャネルであり、前記第一有効デ
    ータ伝送容量はISDN−Bチャネルの容量に対応すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TT
    S)がDECTシステムをベースにしており、前記第二通信
    チャネルがDECTチャネルであり、前記第一有効データ伝
    送容量はDECT−フルスロットチャネルの容量に対応し、
    前記第二有効データ伝送容量はDECTダブルスロットチャ
    ネルの容量に対応することを特徴とする、請求項1乃至
    請求項3の何れか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TT
    S)がGSMシステムをベースにしており、前記第二通信チ
    ャネルがGSMチャネルであることを特徴とする、請求項
    1乃至請求項3の何れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TT
    S)がPHSシステム、WACSシステムまたはPACSシステムを
    ベースにしており、前記第二通信チャネルがPHSチャネ
    ル、WACSチャネルまたはPACSチャネルであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TT
    S)が「IS−54」システムまたはPDCシステムをベースに
    しており、前記第二通信チャネルが「IS−54」またはPD
    Cチャネルであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】前記第二通信サブシステム(DIIS、RW−TT
    S)がCDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、ま
    たはそのような伝送基準に関連するハイブリッドシステ
    ムをベースにしており、前記第二通信チャネルがCDMAチ
    ャネル、TDMAチャネル、FDMAチャネルまたはそのような
    伝送基準に関連するハイブリッドチャネルであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の方
    法。
  9. 【請求項9】前記第一通信インターフェース(DIFS)が
    DECT INTERMEDIATE FIXED SYSTEM(DIFS)であり、
    前記第二通信インターフェース(DIPS)がDECT INTERM
    EDIATE PORTABLE SYSTEM(DIPS)であることを特徴と
    する請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記有効データの伝送プロトコルがリー
    ド・ソロモン・コードで拡張されたLU1データサービス
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか
    1項記載の方法。
  11. 【請求項11】前記リード・ソロモン・コードがLU7の
    データサービスの系統的に短縮されたリード・ソロモン
    ・コードであることを特徴とする請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記有効データの伝送プロトコルが畳み
    込み率4/5の折り畳みコードで拡張されたLU1データサー
    ビスであることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何
    れか1項記載の方法。
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