JP3300708B2 - 水面効果翼艇 - Google Patents
水面効果翼艇Info
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- 230000000694 effects Effects 0.000 title claims description 18
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 13
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水面効果翼艇に関し、
特にそのプロペラー後流制御手段の改良を図った水面効
果翼艇に関する。
特にそのプロペラー後流制御手段の改良を図った水面効
果翼艇に関する。
【0002】
【従来の技術】プロペラー後流を後方の主翼下面に吹き
込む従来のプロペラー後流式水面効果翼艇(PAR-WIG:Po
wer-Augmented Ram Wing-in-Ground Effect Vehicle)
は、図11側面図,図12正面図及び図13平面図に示
すように、主翼02,尾翼03及びプロペラー04を装
備し、主翼02にはフラップ翼05及び翼端板06が装
備されていることが多い。
込む従来のプロペラー後流式水面効果翼艇(PAR-WIG:Po
wer-Augmented Ram Wing-in-Ground Effect Vehicle)
は、図11側面図,図12正面図及び図13平面図に示
すように、主翼02,尾翼03及びプロペラー04を装
備し、主翼02にはフラップ翼05及び翼端板06が装
備されていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の水面効果翼艇
は水面07よりも僅かに上方を航走するのであるが、離
水時は、速度があまり速くないので、艇を浮上させるに
必要な揚力を得るために、プロペラーの後流08を主翼
02の下方に吹き込むPAR-WIG を利用している。この関
係で、プロペラー04は図11に示すように、下向きの
角度で設置されることになるが、艇の浮上後は、プロペ
ラー04が下向きのままでは機首上げのピッチングモー
メントが作用し、不安定航行となる。そこで、図14に
示すように、離水後はプロペラーの角度を水平にするの
である。しかしながら、このプロペラーの角度変更機構
が重量増加の原因となり、この種の高速艇では最も重要
な機体の軽量化に逆行する。
は水面07よりも僅かに上方を航走するのであるが、離
水時は、速度があまり速くないので、艇を浮上させるに
必要な揚力を得るために、プロペラーの後流08を主翼
02の下方に吹き込むPAR-WIG を利用している。この関
係で、プロペラー04は図11に示すように、下向きの
角度で設置されることになるが、艇の浮上後は、プロペ
ラー04が下向きのままでは機首上げのピッチングモー
メントが作用し、不安定航行となる。そこで、図14に
示すように、離水後はプロペラーの角度を水平にするの
である。しかしながら、このプロペラーの角度変更機構
が重量増加の原因となり、この種の高速艇では最も重要
な機体の軽量化に逆行する。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、構造簡単でかつ重量低減を図る低コストの水
面効果翼艇、特にそのプロペラー後流制御手段の改良を
図った水面効果翼艇を提供することを目的とする。
たもので、構造簡単でかつ重量低減を図る低コストの水
面効果翼艇、特にそのプロペラー後流制御手段の改良を
図った水面効果翼艇を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明は、ほぼ水平方向に固定された左右のプロペラーの後
流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図るプロペ
ラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロペラーの
後方にそれぞれ配設されたフラップ付きプロペラー後流
制御小翼を具え、離水時に同プロペラー後流制御小翼の
フラップ角を下向きにとってプロペラー後流を上記主翼
の下方へ導くべく、同フラップ付きプロペラー後流制御
小翼が、上記プロペラーの中心とほぼ同一高さに配設さ
れていることを特徴とする。
明は、ほぼ水平方向に固定された左右のプロペラーの後
流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図るプロペ
ラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロペラーの
後方にそれぞれ配設されたフラップ付きプロペラー後流
制御小翼を具え、離水時に同プロペラー後流制御小翼の
フラップ角を下向きにとってプロペラー後流を上記主翼
の下方へ導くべく、同フラップ付きプロペラー後流制御
小翼が、上記プロペラーの中心とほぼ同一高さに配設さ
れていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、ほぼ水平方向に固定さ
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され上面
が上凸曲面をなすとともに下面が平面をなし、横方向水
平軸線の周りに180°反転可能な弓型断面のプロペラ
ー後流制御小翼を具え、離水時に同プロペラー後流制御
小翼の上面のコアンダ効果により上記プロペラーの後流
を上記主翼の下方へ導くべく、同プロペラー後流制御小
翼が、上記プロペラーの下端とほぼ同じ高さに配設され
ていることを特徴とする。
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され上面
が上凸曲面をなすとともに下面が平面をなし、横方向水
平軸線の周りに180°反転可能な弓型断面のプロペラ
ー後流制御小翼を具え、離水時に同プロペラー後流制御
小翼の上面のコアンダ効果により上記プロペラーの後流
を上記主翼の下方へ導くべく、同プロペラー後流制御小
翼が、上記プロペラーの下端とほぼ同じ高さに配設され
ていることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、ほぼ水平方向に固定さ
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され上面
を気密性軟質弾性材で構成されるとともに内部を空洞と
されて同空洞内の圧力を変えることにより断面形状を変
えるプロペラー後流制御小翼を具え、同プロペラー後流
制御小翼が、離水時に上面を凸曲面に変形して上記プロ
ペラーの後流を上記主翼の下方へ導くべく、上記プロペ
ラーの下端とほぼ同一高さに配設されていることを特徴
とする。
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され上面
を気密性軟質弾性材で構成されるとともに内部を空洞と
されて同空洞内の圧力を変えることにより断面形状を変
えるプロペラー後流制御小翼を具え、同プロペラー後流
制御小翼が、離水時に上面を凸曲面に変形して上記プロ
ペラーの後流を上記主翼の下方へ導くべく、上記プロペ
ラーの下端とほぼ同一高さに配設されていることを特徴
とする。
【0008】請求項4の発明は、ほぼ水平方向に固定さ
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され横水
平軸線の周りに回転可能の水平円筒状のプロペラー後流
制御用ローターを具え、同ローターの回転駆動により上
記プロペラーの後流を上記主翼の下方へ導くべく、同ロ
ーターが上記プロペラーの後方の下側に配設されている
ことを特徴とする。
れた左右のプロペラーの後流を主翼の下方に導き、離水
時の揚力増加を図るプロペラー後流式水面効果翼艇にお
いて、上記各プロペラーの後方にそれぞれ配設され横水
平軸線の周りに回転可能の水平円筒状のプロペラー後流
制御用ローターを具え、同ローターの回転駆動により上
記プロペラーの後流を上記主翼の下方へ導くべく、同ロ
ーターが上記プロペラーの後方の下側に配設されている
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、フラップの角度を下
向きにとると、小翼上面のプロペラー後流はコアンダ効
果により下向きに流れの方向を変える。また、小翼下面
のプロペラー後流は、フラップ面に沿った方向、すなわ
ち下向きに流れの方向を変える。したがって、フラップ
の作用によりプロペラー後流の方向を変えることができ
るので、プロペラー自体の方向変換は不要となる。ま
た、小翼による重量増加はプロペラーの方向変換機構に
比べて軽量で済むとともに、製作コストも安価となる。
請求項2の発明によれば、小翼をその横方向水平軸線の
周りに反転することにより、コアンダ効果により後流は
曲面に沿った方向へ流れの向きを変える。請求項3の発
明によれば、小翼の断面形状を変化させ、プロペラー後
流の向きを変えることができる。請求項4の発明によれ
ば、ローターを回転機構により所望の回転数で回転する
ことで、プロペラー後流の方向を変えることができる。
上述のいずれの発明においても、プロペラー自体の方向
変換によらずにプロペラー後流の方向を変えることがで
きるので、大重量かつ高価なプロペラーの方向変換機構
は不要となる。また、フラップ付き小翼,反転可能の小
翼,可変断面形状の小翼,ローターによるプロペラーの
後流方向変更手段は、それぞれプロペラー自体の方向変
換機構に比べて軽量となり、かつ製作コストが安価にな
る。
向きにとると、小翼上面のプロペラー後流はコアンダ効
果により下向きに流れの方向を変える。また、小翼下面
のプロペラー後流は、フラップ面に沿った方向、すなわ
ち下向きに流れの方向を変える。したがって、フラップ
の作用によりプロペラー後流の方向を変えることができ
るので、プロペラー自体の方向変換は不要となる。ま
た、小翼による重量増加はプロペラーの方向変換機構に
比べて軽量で済むとともに、製作コストも安価となる。
請求項2の発明によれば、小翼をその横方向水平軸線の
周りに反転することにより、コアンダ効果により後流は
曲面に沿った方向へ流れの向きを変える。請求項3の発
明によれば、小翼の断面形状を変化させ、プロペラー後
流の向きを変えることができる。請求項4の発明によれ
ば、ローターを回転機構により所望の回転数で回転する
ことで、プロペラー後流の方向を変えることができる。
上述のいずれの発明においても、プロペラー自体の方向
変換によらずにプロペラー後流の方向を変えることがで
きるので、大重量かつ高価なプロペラーの方向変換機構
は不要となる。また、フラップ付き小翼,反転可能の小
翼,可変断面形状の小翼,ローターによるプロペラーの
後流方向変更手段は、それぞれプロペラー自体の方向変
換機構に比べて軽量となり、かつ製作コストが安価にな
る。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1はその第1実施例を示す水面効果翼艇の側面図、図
2は図1において、小翼のフラップを下げた状態を示す
同じく側面図、図3は本発明の第2実施例を示す側面
図、図4は図3においてプロペラー後流制御小翼を反転
した状態を示す同じく側面図、図5は本発明の第3実施
例を示す側面図、図6は図5のプロペラー後流制御翼の
断面積を小さくした状態を示す同じく側面図、図7は図
5のプロペラー後流制御翼を示す平面図、図8は図7の
横断面図、図9は本発明の第4実施例を示す側面図、図
10は図9においてローターの回転を停止した状態を示
す同じく側面図である。
図1はその第1実施例を示す水面効果翼艇の側面図、図
2は図1において、小翼のフラップを下げた状態を示す
同じく側面図、図3は本発明の第2実施例を示す側面
図、図4は図3においてプロペラー後流制御小翼を反転
した状態を示す同じく側面図、図5は本発明の第3実施
例を示す側面図、図6は図5のプロペラー後流制御翼の
断面積を小さくした状態を示す同じく側面図、図7は図
5のプロペラー後流制御翼を示す平面図、図8は図7の
横断面図、図9は本発明の第4実施例を示す側面図、図
10は図9においてローターの回転を停止した状態を示
す同じく側面図である。
【0011】上図において、図11〜図14と同一の符
号はそれぞれ図11〜図14と同一の部材を示してい
る。まず、図1及び図2に示す第1実施例においては、
フラップを有するプロペラー後流制御小翼1がプロペラ
ー04の後方にプロペラー中心とほぼ同一高さに配設さ
れている。プロペラー04はほぼ水平方向に固定されて
おり、小翼1のフラップ駆動機構は胴体01の中に配置
される。
号はそれぞれ図11〜図14と同一の部材を示してい
る。まず、図1及び図2に示す第1実施例においては、
フラップを有するプロペラー後流制御小翼1がプロペラ
ー04の後方にプロペラー中心とほぼ同一高さに配設さ
れている。プロペラー04はほぼ水平方向に固定されて
おり、小翼1のフラップ駆動機構は胴体01の中に配置
される。
【0012】このような構造において、図1に示すよう
に、小翼1のフラップ角を下向きにとると、プロペラー
後流08は下方に流れの向きを変えて主翼02の下方に
流れ込む。一方、図2に示すようにフラップ角を水平方
向にとると、プロペラー後流08はほぼ水平に流れる。
このように、小翼1のフラップを作動させることにより
図11〜図14に示したプロペラーの方向変換と実質的
に同一のプロペラー後流の方向変換効果が得られる。
に、小翼1のフラップ角を下向きにとると、プロペラー
後流08は下方に流れの向きを変えて主翼02の下方に
流れ込む。一方、図2に示すようにフラップ角を水平方
向にとると、プロペラー後流08はほぼ水平に流れる。
このように、小翼1のフラップを作動させることにより
図11〜図14に示したプロペラーの方向変換と実質的
に同一のプロペラー後流の方向変換効果が得られる。
【0013】次に、図3及び図4に示す第2実施例にお
いては、プロペラー後流制御小翼2はプロペラー04の
後方に、プロペラー下端とほぼ同じ高さに配設される。
プロペラー04はほぼ水平方向に固定しておく。小翼2
の回転機構は胴体01の中に配置する。プロペラー後流
制御小翼02は上面が上凸曲面であるとともに下面が水
平面である弓型断面の翼として形成され、この小翼は横
水平中心線の周りに180°回動してその上下面を反転
することができる。いま、図3に示すように、離水時に
小翼2の凸曲面側を上方にすると、コアンダ効果によ
り、プロペラー後流08は下方に流れの向きを変え、主
翼02の下方に流れ込む。一方、巡航状態では図4のよ
うに平面側を上方にすると、プロペラー後流08はほぼ
水平に流れる。このような構造によれば、小翼2を18
0°反転するだけで、図11〜図14に示したプロペラ
ーの方向変換と実質的に同一の効果が得られる。
いては、プロペラー後流制御小翼2はプロペラー04の
後方に、プロペラー下端とほぼ同じ高さに配設される。
プロペラー04はほぼ水平方向に固定しておく。小翼2
の回転機構は胴体01の中に配置する。プロペラー後流
制御小翼02は上面が上凸曲面であるとともに下面が水
平面である弓型断面の翼として形成され、この小翼は横
水平中心線の周りに180°回動してその上下面を反転
することができる。いま、図3に示すように、離水時に
小翼2の凸曲面側を上方にすると、コアンダ効果によ
り、プロペラー後流08は下方に流れの向きを変え、主
翼02の下方に流れ込む。一方、巡航状態では図4のよ
うに平面側を上方にすると、プロペラー後流08はほぼ
水平に流れる。このような構造によれば、小翼2を18
0°反転するだけで、図11〜図14に示したプロペラ
ーの方向変換と実質的に同一の効果が得られる。
【0014】さらに、図5及び図6に示す第3実施例に
おいては、プロペラー後流制御小翼3をプロペラー04
の後方にプロペラー下端とほぼ同一の高さに配設する。
プロペラー04はほぼ水平方向に固定しておく。ここ
で、小翼3は図7及び図8に示すように、その上面を気
密性軟質弾性材10で構成し、内部に空洞13を設け、
また、この空洞13には圧力を変えるためのコンプレッ
サー11と圧力調整用のバルブ12が配管を介して接続
されている。このような構造において、コンプレッサー
11を作動させ小翼3内の空洞13の圧力を増加させる
と、図5に示すように、軟質弾性材10で構成される小
翼3の上面が変形して凸曲面となる。この凸曲面にプロ
ペラー後流08が接して流れると、同図に示すように、
下方に流れの向きを変え、主翼02の下方に流れ込む。
バルブ12を開放して空洞13の圧力を大気圧と等しく
すれば、図6に示すように、小翼3の上面は平面とな
り、プロペラー後流08はほぼ水平に流れる。このよう
に、小翼3の空洞13の圧力を変えることにより、プロ
ペラーの方向変換と同じ効果が得られる。
おいては、プロペラー後流制御小翼3をプロペラー04
の後方にプロペラー下端とほぼ同一の高さに配設する。
プロペラー04はほぼ水平方向に固定しておく。ここ
で、小翼3は図7及び図8に示すように、その上面を気
密性軟質弾性材10で構成し、内部に空洞13を設け、
また、この空洞13には圧力を変えるためのコンプレッ
サー11と圧力調整用のバルブ12が配管を介して接続
されている。このような構造において、コンプレッサー
11を作動させ小翼3内の空洞13の圧力を増加させる
と、図5に示すように、軟質弾性材10で構成される小
翼3の上面が変形して凸曲面となる。この凸曲面にプロ
ペラー後流08が接して流れると、同図に示すように、
下方に流れの向きを変え、主翼02の下方に流れ込む。
バルブ12を開放して空洞13の圧力を大気圧と等しく
すれば、図6に示すように、小翼3の上面は平面とな
り、プロペラー後流08はほぼ水平に流れる。このよう
に、小翼3の空洞13の圧力を変えることにより、プロ
ペラーの方向変換と同じ効果が得られる。
【0015】最後に、図9及び図10に示す第4実施例
においては、プロペラー後流制御用のローター4をプロ
ペラー04の後方の下側に配設し、プロペラー04は水
平方向に固定しておく。ローター4は水平回転円筒体よ
りなる。ここで、ローター4を回転駆動させた場合は、
図9に示すように、ローター4の回転によりプロペラー
04の後流08が下向きに曲げられて主翼02の下方へ
流れ込むと同時に、ローター4自身に揚力Lが発生す
る。このローター4の回転数を変化させることにより、
後流の方向及び揚力Lの大きさを任意に調整できる。図
10はローター4の回転を止めた場合を示しており、プ
ロペラー04の後流08はほぼ水平を向いている。以上
のように、ローター4の回転を調整することにより、プ
ロペラーの方向変換と同等の効果が得られることにな
る。
においては、プロペラー後流制御用のローター4をプロ
ペラー04の後方の下側に配設し、プロペラー04は水
平方向に固定しておく。ローター4は水平回転円筒体よ
りなる。ここで、ローター4を回転駆動させた場合は、
図9に示すように、ローター4の回転によりプロペラー
04の後流08が下向きに曲げられて主翼02の下方へ
流れ込むと同時に、ローター4自身に揚力Lが発生す
る。このローター4の回転数を変化させることにより、
後流の方向及び揚力Lの大きさを任意に調整できる。図
10はローター4の回転を止めた場合を示しており、プ
ロペラー04の後流08はほぼ水平を向いている。以上
のように、ローター4の回転を調整することにより、プ
ロペラーの方向変換と同等の効果が得られることにな
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の水面効果
翼艇によれば次のような効果が得られる。 (1) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設されたフラ
ップ付きプロペラー後流制御小翼が、上記プロペラーの
中心とほぼ同じ高さに配設されることにより、離水時に
は同小翼のフラップを回動して、主翼下方へのプロペラ
ー後流の方向転換を能率よく行うことができる。 (2) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され上面が
上凸曲面をなすとともに下面が平面をなし、横方向水平
軸線の周りに180°反転可能な弓型断面のプロペラー
後流制御小翼が、上記プロペラーの下端とほぼ同じ高さ
に配設されることにより、離水時には上記プロペラー後
流制御小翼の上面の上凸曲面におけるコアンダ効果によ
り上記プロペラーの後流を上記主翼の下方へ導くととも
に、巡航状態では同小翼の平面をなす下面を上向きに反
転させて、プロペラー後流を水平に流すことができる。 (3) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され上面を
気密性軟質弾性材で構成されるとともに内部を空洞とさ
れて同空洞内の圧力を変えることにより断面形状を変え
るプロペラー後流制御小翼が、上記プロペラーの下端と
ほぼ同一高さに配設されることにより、離水時には同小
翼の上面を凸曲面に変形させて、主翼下方へのプロペラ
ー後流の方向転換を能率よく行うことができる。 (4) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され横水平
軸線の周りに回転可能の水平円筒状のプロペラー後流制
御用ローターが、上記プロペラーの後方の下側に配設さ
れることにより、離水時には同ローターを回転させて、
主翼下方へのプロペラー後流の方向転換を能率よく行う
ことができる。 (5) 上記各項により、プロペラー自体の方向変換機構は
不要となり、構造簡単でかつ重量低減を図れるプロペラ
ー後流制御手段を備えた低コストの水面効果翼艇を実現
することができる。
翼艇によれば次のような効果が得られる。 (1) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設されたフラ
ップ付きプロペラー後流制御小翼が、上記プロペラーの
中心とほぼ同じ高さに配設されることにより、離水時に
は同小翼のフラップを回動して、主翼下方へのプロペラ
ー後流の方向転換を能率よく行うことができる。 (2) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され上面が
上凸曲面をなすとともに下面が平面をなし、横方向水平
軸線の周りに180°反転可能な弓型断面のプロペラー
後流制御小翼が、上記プロペラーの下端とほぼ同じ高さ
に配設されることにより、離水時には上記プロペラー後
流制御小翼の上面の上凸曲面におけるコアンダ効果によ
り上記プロペラーの後流を上記主翼の下方へ導くととも
に、巡航状態では同小翼の平面をなす下面を上向きに反
転させて、プロペラー後流を水平に流すことができる。 (3) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され上面を
気密性軟質弾性材で構成されるとともに内部を空洞とさ
れて同空洞内の圧力を変えることにより断面形状を変え
るプロペラー後流制御小翼が、上記プロペラーの下端と
ほぼ同一高さに配設されることにより、離水時には同小
翼の上面を凸曲面に変形させて、主翼下方へのプロペラ
ー後流の方向転換を能率よく行うことができる。 (4) 左右のプロペラーの後方にそれぞれ配設され横水平
軸線の周りに回転可能の水平円筒状のプロペラー後流制
御用ローターが、上記プロペラーの後方の下側に配設さ
れることにより、離水時には同ローターを回転させて、
主翼下方へのプロペラー後流の方向転換を能率よく行う
ことができる。 (5) 上記各項により、プロペラー自体の方向変換機構は
不要となり、構造簡単でかつ重量低減を図れるプロペラ
ー後流制御手段を備えた低コストの水面効果翼艇を実現
することができる。
【図1】本発明の第1実施例としての水面効果翼艇の側
面図である。
面図である。
【図2】図1の水面効果翼艇において、制御小翼のフラ
ップを下げた状態を示す同じく側面図である。
ップを下げた状態を示す同じく側面図である。
【図3】本発明の第2実施例としての水面効果翼艇の側
面図である。
面図である。
【図4】図3の水面効果翼艇において、プロペラー後流
制御小翼を反転した状態を示す同じく側面図である。
制御小翼を反転した状態を示す同じく側面図である。
【図5】本発明の第3実施例としての水面効果翼艇の側
面図である。
面図である。
【図6】図5の水面効果翼艇において、制御小翼の断面
積を小さくした状態を示す同じく側面図である。
積を小さくした状態を示す同じく側面図である。
【図7】図5の水面効果翼艇におけるプロペラー後流制
御翼を示す平面図である。
御翼を示す平面図である。
【図8】図7のプロペラー後流制御翼の横断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第4実施例としての水面効果翼艇の側
面図である。
面図である。
【図10】図9の水面効果翼艇において、ローターの回
転を停止した状態を示す同じく側面図である。
転を停止した状態を示す同じく側面図である。
【図11】従来の水面効果翼艇を示す側面図である。
【図12】図11の水面効果翼艇の正面図である。
【図13】図11の水面効果翼艇の平面図である。
【図14】図11の水面効果翼艇におけるプロペラーの
後流方向を水平にした状態を示す側面図である。
後流方向を水平にした状態を示す側面図である。
1 プロペラー後流制御小翼(フラップ付き小翼) 2 プロペラー後流制御小翼(弓型断面小翼) 3 プロペラー後流制御小翼(可変断面小翼) 4 ローター 10 軟質弾性材 11 コンプレッサー 12 バルブ 13 空洞 01 胴体 02 主翼 03 (水平)尾翼 04 プロペラー 05 フラップ 06 翼端板 07 水面 08 プロペラー後流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−218499(JP,A) 特開 平3−281472(JP,A) 出射忠明著,「飛行機メカニズム図 鑑」,第6刷,株式会社グランプリ出 版,1987年9月,p.228−2
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ水平方向に固定された左右のプロペ
ラーの後流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図
るプロペラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロ
ペラーの後方にそれぞれ配設されたフラップ付きプロペ
ラー後流制御小翼を具え、離水時に同プロペラー後流制
御小翼のフラップ角を下向きにとってプロペラー後流を
上記主翼の下方へ導くべく、同フラップ付きプロペラー
後流制御小翼が、上記プロペラーの中心とほぼ同一高さ
に配設されていることを特徴とする水面効果翼艇。 - 【請求項2】 ほぼ水平方向に固定された左右のプロペ
ラーの後流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図
るプロペラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロ
ペラーの後方にそれぞれ配設され上面が上凸曲面をなす
とともに下面が平面をなし、横方向水平軸線の周りに1
80°反転可能な弓型断面のプロペラー後流制御小翼を
具え、離水時に同プロペラー後流制御小翼の上面のコア
ンダ効果により上記プロペラーの後流を上記主翼の下方
へ導くべく、同プロペラー後流制御小翼が、上記プロペ
ラーの下端とほぼ同じ高さに配設されていることを特徴
とする水面効果翼艇。 - 【請求項3】 ほぼ水平方向に固定された左右のプロペ
ラーの後流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図
るプロペラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロ
ペラーの後方にそれぞれ配設され上面を気密性軟質弾性
材で構成されるとともに内部を空洞とされて同空洞内の
圧力を変えることにより断面形状を変えるプロペラー後
流制御小翼を具え、同プロペラー後流制御小翼が、離水
時に上面を凸曲面に変形して上記プロペラーの後流を上
記主翼の下方へ導くべく、上記プロペラーの下端とほぼ
同一高さに配設されていることを特徴とする水面効果翼
艇。 - 【請求項4】 ほぼ水平方向に固定された左右のプロペ
ラーの後流を主翼の下方に導き、離水時の揚力増加を図
るプロペラー後流式水面効果翼艇において、上記各プロ
ペラーの後方にそれぞれ配設され横水平軸線の周りに回
転可能の水平円筒状のプロペラー後流制御用ローターを
具え、同ローターの回転駆動により上記プロペラーの後
流を上記主翼の下方へ導くべく、同ローターが上記プロ
ペラーの後方の下側に配設されていることを特徴とする
水面効果翼艇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24120792A JP3300708B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 水面効果翼艇 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24120792A JP3300708B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 水面効果翼艇 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664527A JPH0664527A (ja) | 1994-03-08 |
| JP3300708B2 true JP3300708B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17070800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24120792A Expired - Fee Related JP3300708B2 (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 水面効果翼艇 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3300708B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100899015B1 (ko) * | 2009-02-02 | 2009-05-21 | 윙쉽테크놀러지 주식회사 | 프로펠러 후류 압력을 이용한 위그선 이수 장치 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP24120792A patent/JP3300708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 出射忠明著,「飛行機メカニズム図鑑」,第6刷,株式会社グランプリ出版,1987年9月,p.228−2 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664527A (ja) | 1994-03-08 |
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