JP3300207B2 - 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー - Google Patents

熱処理炉の被加熱物搬送ローラー

Info

Publication number
JP3300207B2
JP3300207B2 JP22614795A JP22614795A JP3300207B2 JP 3300207 B2 JP3300207 B2 JP 3300207B2 JP 22614795 A JP22614795 A JP 22614795A JP 22614795 A JP22614795 A JP 22614795A JP 3300207 B2 JP3300207 B2 JP 3300207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
roller
roller shaft
heated object
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22614795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0972668A (ja
Inventor
斌 篠崎
河合  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP22614795A priority Critical patent/JP3300207B2/ja
Publication of JPH0972668A publication Critical patent/JPH0972668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300207B2 publication Critical patent/JP3300207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続熱処理炉であ
るローラーハース型の熱処理炉の炉床に備える被加熱物
搬送ローラーに関し、詳しくは熱処理炉の炉床部に備え
るローラー軸に、その外周に沿った被加熱物支持部材を
取付け、前記被加熱物支持部材の外周面を被加熱物の支
持面に形成してあるローラーハース型の熱処理炉の被加
熱物搬送ローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続熱処理用のローラーハース型
の熱処理炉においては、搬送する被加熱物が冷却される
のを避けるために、被加熱物との接触面の小さいディス
クタイプのものが多く用いられている。このディスクタ
イプの被加熱物搬送ローラーは、図6に示すように、円
環状の支持部材であるディスク10を複数枚、搬送ロー
ラーの軸1に、その長手方向に間隔を開けて取付け、前
記ディスクの外周面部を露出させて、耐火断熱材6で被
覆してあり、炉床位置に連続して複数並設されている。
被加熱物Bは、被加熱物搬送ローラーRのローラー軸1
に取付けられた前記ディスク10の外周面に接して支持
され、この被加熱物搬送ローラーRの回転に伴って移送
される。前記被加熱物搬送ローラーRは、熱処理炉の炉
壁13に設けられた貫通孔の外側で軸支され、駆動され
る。前記ローラー軸1は中空の円筒状に形成されてお
り、内部から水冷される。この水冷用に、前記ローラー
軸1内に冷却管7が設けられており、前記ローラー軸1
の一方の軸端部にはスウィベルジョイントを設けてあ
り、そのスウィベルジョイントに備える冷却水入口11
を経て前記冷却管7から冷却水Wを供給し、前記ローラ
ー軸1を冷却した後、前記冷却水Wは前記スウィベルジ
ョイントに備える冷却水出口12から排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の被加熱物搬
送ローラーにおいては、図7及び図8に示すように、1
200℃に加熱された被加熱物Bがディスク10に接す
ると同時に、炉内の雰囲気温度にも曝され、前記ディス
ク10の外周部10aの温度は約1000℃に達する
が、これに対し水冷されたローラー軸1に取付けられて
いる前記ディスク10の内周部10bの温度は150〜
200℃に冷却されている。このため、前記ディスク1
0の内外温度差はおよそ800℃を超え、熱応力によ
り、前記外周部10aに座屈を生じたり、前記内周部1
0bには亀裂が発生したりして前記ディスク10の損傷
を招くに到る。例えば、前記ディスク10の外径が30
0mm、内径が110mmの場合には、前記外周部10
aでは約800MPaの圧縮応力が、また、前記内周部
10bでは約1600MPaの引張応力が熱応力として
生ずる。このようにしてディスク10が損傷した場合
に、ディスク10を取り替えるためには、ディスク10
をローラー軸1の端部までずらせて引き抜かねばなら
ず、このためには、ディスク10の間に施されている耐
火断熱材6をも撤去しなければならず、被加熱物搬送ロ
ーラーRを炉から取外し解体する必要があり、さらに、
ディスク10を取り替えた後に、再度耐火断熱材6をほ
ぼ全面的に修復する必要があり、ディスク10を取り替
えるのに多大の時間と人手を要するという問題があっ
た。尚、ディスク10に半径方向の切り込みを設けた
り、ディスク10を単純に周方向に分割して、熱応力を
緩和することも考えられるが、このような単純な処置で
は、隣接する分割したディスクの変形に伴う相互の咬合
或いは隣接する分割したディスクの間へのスケール等の
噛み込み等の問題が生じ、熱応力に関する問題解決には
なり難い。さらに、ディスク10が被加熱物搬送ローラ
ーRの全周に亘って被加熱物Bとの接触面を有している
ので、前記被加熱物Bはその温度よりも低い温度のディ
スク10の外周面に接触し、各被加熱物搬送ローラーR
共に前記ディスク10が同一の位置に配置されているの
で、前記ディスク10と前記被加熱物Bとの接触熱抵抗
で冷却は緩和されるものの、被加熱物Bには搬送方向に
連続した縞状の幾分温度の低下した領域が生じ、前記被
加熱物Bの均熱には好ましくない面を有するものでもあ
った。そこで、本発明は、上記の問題点を解決し、被加
熱物の均熱を維持しながら、被加熱物支持部材の温度差
に起因する損傷を回避し、且つ、その取替えに際して
も、時間と人手を要しない被加熱物搬送ローラーの提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的のための本発
明の特徴構成は、円弧状に形成してある前記被加熱物支
持部材の複数を、前記ローラー軸の周方向及び軸芯方向
に互いに間隔を開け、且つ、近接配置するものどうしの
一部を軸芯方向視で互いにオーバーラップさせて配設す
ると共に、前記ローラー軸に対してローラー軸径方向か
着脱可能に取り付けてある点にある(請求項1に対
応)。上記の構成によって、被加熱物支持部材は円弧状
に形成して周方向に互いに間隔を開けて配設してあるの
で、たとえ被加熱物支持部材の被加熱物の支持面とロー
ラー軸に近接した部位とのあいだに大きな温度差が生じ
たとしても、被加熱物支持部材の変形により、従来のよ
うな円環の内外温度差による熱膨張差に基づくような大
きな熱応力は発生せず、熱応力に起因する被加熱物支持
部材の損傷を防止できる。また、近接配置する前記被加
熱物支持部材どうしの一部を、前記ローラー軸の軸芯方
向視において互いにオーバーラップするように配置して
あるので、被搬送物を搬送するにあたって、被搬送物の
ガタツキ等の搬送上の障害を防止でき、さらに、前記被
加熱物支持部材は円弧状に形成してあって、ローラー軸
に対してローラー軸径方向から着脱可能であり、前記被
加熱物支持部材の取替えに際して、従来のように、被加
熱物支持部材をローラー軸に対して軸芯方向に移動させ
て、そのローラー軸から抜き出すようなことなく、その
まま前記被加熱物支持部材を取り外すことができ、前記
ローラー軸を取外し解体するという手間を省ける。通常
前記被加熱物支持部材を設けていない部分の前記ローラ
ー軸の周囲は耐火断熱被覆が施されているが、この耐火
断熱被覆材も前記被加熱物支持部材を取り付けた部分の
みを撤去するだけでよく、前記被加熱物支持部材を取り
替えた後も、その撤去した部分の耐火断熱被覆を修復す
るだけでよい。その上、前記被加熱物支持部材は前記ロ
ーラー軸の周方向にも軸芯方向にも近接して配置される
ことがないので、前記被加熱物支持部材間にスケール等
が噛み込む虞もない。尚、この構成においては、被加熱
物搬送ローラーの全周に亘って連続した支持面を有しな
いので、被加熱物が、その搬送方向の同一直線上におい
ても間歇的に支持されるので、連続縞状に温度低下域が
生ずるのを防止できる。その結果、被加熱物の損傷を防
止し、且つ、均熱を維持しながら、被加熱物支持部材の
温度差に起因する損傷を回避し、且つ、その取替えに際
しても、時間と人手を要しない被加熱物搬送ローラーを
提供できるようになった。
【0005】尚、近接配置した被加熱物支持部材を、千
鳥配置の位置に交互に配置した構成としてもよく(請求
項2に対応)、このようにすれば、被加熱物が被加熱物
支持部材に接する点が偏らず、被加熱物の温度分布にむ
らの生ずるのを回避でき、また、被加熱物支持部材への
被加熱物の荷重が均等化される。その結果、上記請求項
1に記載の発明の齎す効果に加えて、被加熱物の均熱を
一層向上しながら、被加熱物支持部材をより保護できる
ようになった。また、前記複数の被加熱物支持部材を、
それらの前記支持面が前記ローラー軸の軸芯方向視に於
いて連続した円を形成するように設けた構成としてもよ
く(請求項3に対応)、このようにすれば、被加熱物の
下面には、常に何れかの被加熱物支持部材が接してお
り、被加熱物を上下動を与えること無く搬送できる。そ
の結果、上記各請求項に記載の発明の齎す効果に加え
て、被加熱物への支持力の変動を防止し、被加熱物の変
形及び損傷を防止できる。さらに、前記被加熱物支持部
材をローラー軸に取付けるに、前記ローラー軸に設けた
取付部に貫通したピン孔と、前記被加熱物支持部材のピ
ン孔にピンを挿通して取付けた構成としてもよい(請求
項4に対応)。このようにすれば、ピンを取り外すだけ
で被加熱物支持部材を取り外すことができ、また、ピン
を挿入して固定するだけで被加熱物支持部材を取り付け
ることができる。さらに、ピンとピン孔との間に緩みが
あれば、被加熱物支持部材がローラー軸に設けた取付部
に拘束されないので、被加熱物支持部材の熱変形を許容
し、内部応力を開放できやすくなる。その結果、上記各
請求項に記載の発明の齎す効果に加えて、被加熱物支持
部材の内外温度差による損傷をより確実に防止でき、さ
らに、被加熱物支持部材の交換に要する時間と人手を大
幅に削減でき、被加熱物搬送ローラーのメンテナンス性
は一層向上した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を連続鋳造のホットストリ
ップ均熱炉に適用した一形態を以下に図面を参照しなが
ら説明する。被加熱物搬送ローラーであるハースローラ
ーは、均熱炉の一部の縦断面を示した図1に示すよう
に、均熱炉はトンネル炉であり、通常のローラーハース
炉と同様に、炉天井と炉底との間の炉床部Hに、多数の
ハースローラーRが、その被加熱物支持部材2(以下、
単に支持部材2という。)の外周部上面が一つの平面に
接するように配置され、被加熱物であるホットストリッ
プBの下面に接して、これを支持し、前記均熱炉の入口
側から出口側に搬送するように回転駆動されるようにし
てある。前記ハースローラーRのローラー軸1の外周に
設けられた前記支持部材2の外周面で構成する支持面2
aは、円柱面の一部に形成してあり、複数の前記支持部
材2の外周面は、前記ローラー軸1の軸方向視で円形に
なるようにし、前記支持面2aの上端が常に一定の高さ
になるようにしてある(図2、3参照)。こうして、前
記ホットストリップBは、前記支持面2a上に支持され
ながら、加熱され、内部が全体に均一な温度に保たれ
る。前記均熱炉内は重油燃焼ガスで加熱され、前記ホッ
トストリップBは1200℃に均一に加熱される。前記
ハースローラーRは、図2にその軸直交半断面を示し、
図3にその軸方向断面を示すが、ローラー軸1は一体に
形成された外径110mmの円筒状の中空軸で、従来と
同様に内部に同軸芯に冷却管7を配置して、水で冷却す
るようにしてある。前記ローラー軸1の外面には直径方
向に対向して取付部1aを設け、その取付部1aを介し
て支持部材2を取り付けてある。この支持部材2は、前
記ローラー軸1の外周面に沿って、その長さ方向の一部
を展開した状態を描いた図5に示すように、二対の支持
部材2を、90°周方向にずらせた位置に配置し、両一
対の支持部材2を夫々前記ローラ軸1の軸芯方向に15
5mm離間した位置に配置してあり、前記軸芯方向視で
前記各支持部材2の外周が直径300mmの円形をなす
ように形成されている。さらに、前記ローラー軸1の周
囲は、前記支持部材2の支持面2aを突出させるべく、
前記支持部材2の外周部の一部を露出させるように、外
径270mmの円筒状に断熱材としてキャスタブル6を
巻いて、耐火保温してある(図4参照)。このキャスタ
ブル6は、均熱炉の両側壁の外面にまで施してある。上
述の前記一対の支持部材2の配置を前記軸芯方向に31
0mm間隔で繰り返すように、5対の高さ19mmの前
記取付部1aを前記ローラー軸1に溶接して配置してあ
り、前記取付部1aにはピン4を挿通するためのピン孔
3が3個貫通されている。中央の前記ピン孔3はやや大
径に形成し、前記ピン4と前記中央のピン孔3との間に
は隙間を設けてある。前記支持部材2は、円環状の一部
を形成する中心角100°の弧状に形成されており、そ
の外周面は前記ホットストリップBを支持する、曲率半
径150mmの支持面2aを形成し、その内周面は曲率
半径約55mmの前記ローラー軸1に沿う面に形成さ
れ、この内周面に前記取付部1aに外嵌するための凹部
が形成してあり、この凹部の両側壁部に、前記取付部1
aに取り付けるために、前記ピン4を挿通するためのピ
ン孔3を貫通して設けてある。この支持部材2は、前記
凹部を前記取付部1aに外嵌し、前記各ピン孔3を貫通
させたピン4にリング5を溶接して前記ローラー軸1に
取り付ける。
【0007】以上のようにハースローラーを構成してあ
るので、被加熱物支持部材は従来と同様に加熱され、そ
の支持面の温度は1000℃となるが、その内周部は、
ローラー軸に設けた取付部に、被加熱物支持部材の変形
を許容するピンを介して取り付けられるので、従来ほど
に冷却されないうえに、弧状に形成されているので、内
外温度差に基づく熱膨張差はその曲げ歪みとして、被加
熱物支持部材の変形をもたらし、その内部の熱応力を緩
和する。従って、半径方向に生ずる温度差による熱応力
に起因する被加熱物支持部材の損傷は防止できる。
【0008】〔別実施形態〕次に本発明の他の実施の形
態について説明する。 〈1〉上述の実施の形態においては、被加熱物搬送ロー
ラーをホットストリップを均熱する均熱炉のハースロー
ラーとして説明したが、本発明の被加熱物搬送ローラー
の用途は、上記の均熱炉に限定されるものではなく、金
属熱処理用の加熱炉に限らず、加熱された被搬送物体
を、搬送ローラーによる冷却を避けつつ移送するための
搬送手段としては好適に利用でき、さらに、低温の物体
の移送にも適用可能である。 〈2〉被加熱物支持部材の形状は、図示の形状に限定さ
れるものではなく、円弧状の外周面を形成し、内周側で
ローラー軸に取り付け可能な形状であればよい。従っ
て、二つの取付部に周方向両端部を外嵌させるような形
状であってもよく、この場合、周方向中央部の内周側を
欠いたものであってもよい。また、被加熱物支持部材の
ローラー軸軸芯方向の断面をT字状に形成し、ローラー
軸に設ける取付部をローラー軸の軸芯方向に2個並設
し、これら2個の取付部の間に被加熱物支持部材の内周
側を嵌装して取り付けるようにしてもよい。尚、上記の
寸法は例示してあるものであって、本発明の構成に特別
な意味を有するものではない。 〈3〉ローラー軸に備える被加熱物支持部材の取付部
は、溶接に限らず、いかなる取付方法で設けられてあっ
てもよく、また、ローラー軸と一体に形成されてあって
もよい。 〈4〉被加熱物支持部材の取付部への取付方法は、ピン
によるものに限らず、ボルト・ナットによる取り付け、
取付部或いは被加熱物支持部材の上記ピン孔に相当する
孔に螺設された雌ネジにボルトを螺合させて締めつけて
もよく、その他、着脱自在な取付方法を採用可能であ
る。尚、上記の寸法は例示してあるものであって、本発
明の構成に特別な意味を有するものではない。 〈5〉被加熱物支持部材のローラー軸上の配列は、上述
の配列に限らず、また、上述の配置間隔にも限らない。
例えば、対向する被加熱物支持部材をローラー軸の軸芯
方向にずらせ、螺旋状の配置としてもよい。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被加熱物搬送ローラーを均熱炉に設け
た状態の説明用正面視断面図
【図2】本発明の被加熱物支持部材の形状及び取付状態
の一例を示す側面視要部断面図
【図3】本発明の被加熱物支持部材の形状及び取付状態
の一例を示す正面視要部断面図
【図4】本発明の被加熱物搬送ローラーへの被加熱物支
持部材の配置の一例を示す要部斜視図
【図5】本発明の被加熱物支持部材の配列の一例を示す
要部の展開図
【図6】従来のディスク型被加熱物搬送ローラーの取付
状態の説明用要部一部断面図
【図7】従来のディスク型被加熱物搬送ローラーの説明
用正面視要部断面図
【図8】従来のディスク型被加熱物搬送ローラーの説明
用側面視断面図
【符号の説明】
1 ローラー軸 1a 被加熱物支持部材を取付ける取付部 2 被加熱物支持部材 2a 被加熱物を支持する支持面 3 ピン孔 4 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−148530(JP,A) 特開 昭62−175581(JP,A) 実開 昭57−82458(JP,U) 実開 平2−3451(JP,U) 特公 平7−72669(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27B 9/24 C21D 1/00 115 C21D 9/56 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱処理炉の炉床部に備えるローラー軸
    (1)に、その外周に沿った被加熱物支持部材(2)を
    取付け、前記被加熱物支持部材(2)の外周面を被加熱
    物の支持面(2a)に形成してあるローラーハース型の
    熱処理炉の被加熱物搬送ローラーであって、円弧状に形成してある 前記被加熱物支持部材(2)の複
    数を、前記ローラー軸(1)の周方向及び軸芯方向に互
    いに間隔を開け、且つ、近接配置するものどうしの一部
    を軸芯方向視で互いにオーバーラップさせて配設すると
    共に、前記ローラー軸(1)に対してローラー軸径方向
    から着脱可能に取り付けてある熱処理炉の被加熱物搬送
    ローラー。
  2. 【請求項2】 前記近接配置した被加熱物支持部材
    (2)を、千鳥配置の位置に交互に配置してある請求項
    1記載の熱処理炉の被加熱物搬送ローラー。
  3. 【請求項3】 前記複数の被加熱物支持部材(2)を、
    それらの前記支持面(2a)が前記ローラー軸(1)の
    軸芯方向視に於いて連続した円を形成するように設けて
    ある請求項1又は2に記載の熱処理炉の被加熱物搬送ロ
    ーラー。
  4. 【請求項4】 前記被加熱物支持部材(2)をローラー
    軸(1)に取付けるに、前記ローラー軸(1)に設けた
    取付部(1a)に貫通したピン孔(3)と、前記被加熱
    物支持部材(2)のピン孔(3)にピン(4)を挿通し
    て取付けてある請求項1〜3の何れかに記載の熱処理炉
    の被加熱物搬送ローラー。
JP22614795A 1995-09-04 1995-09-04 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー Expired - Fee Related JP3300207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22614795A JP3300207B2 (ja) 1995-09-04 1995-09-04 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22614795A JP3300207B2 (ja) 1995-09-04 1995-09-04 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0972668A JPH0972668A (ja) 1997-03-18
JP3300207B2 true JP3300207B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=16840602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22614795A Expired - Fee Related JP3300207B2 (ja) 1995-09-04 1995-09-04 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3300207B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324244A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Daehan Dongbang Co Ltd 断熱ロール
JP2007240051A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Nippon Steel Engineering Co Ltd 水冷式水平回転体のエア抜き構造

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5694029B2 (ja) * 2011-03-28 2015-04-01 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および搬送ローラ
KR101257400B1 (ko) * 2011-04-27 2013-04-23 현대제철 주식회사 가열로
KR101246318B1 (ko) * 2011-04-27 2013-03-21 현대제철 주식회사 가열로
KR101246317B1 (ko) * 2011-04-27 2013-03-21 현대제철 주식회사 가열로
KR101257398B1 (ko) * 2011-06-29 2013-04-23 현대제철 주식회사 가열로
JPWO2019193895A1 (ja) * 2018-04-02 2021-04-08 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 加熱炉用搬送ローラー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005324244A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Daehan Dongbang Co Ltd 断熱ロール
JP2007240051A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Nippon Steel Engineering Co Ltd 水冷式水平回転体のエア抜き構造
JP4533332B2 (ja) * 2006-03-07 2010-09-01 新日鉄エンジニアリング株式会社 水冷式水平回転体のエア抜き構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0972668A (ja) 1997-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3300207B2 (ja) 熱処理炉の被加熱物搬送ローラー
US5230618A (en) Insulated furnace roller
US3941160A (en) Interlocking ceramic tile for covering an insulated water cooled pipe structure
US5362230A (en) Rolls for high temperature roller hearth furnaces
CA1322542C (en) Flexible conveyance and guidance roller for use in metal working furnace structure
EP0199838A1 (en) Butterfly valve for controlling high-temperature fluid
US6638472B2 (en) Furnace roller
US2950097A (en) Carbon-faced conveyor roll for silicon steel strip
JPH03163298A (ja) 断熱管構造
WO2005113843A1 (en) Adiabatic roll
EA010918B1 (ru) Охлаждаемый ролик для перемещения металлургических изделий
US6435867B1 (en) Furnace roller and cast tire therefor
US11698226B2 (en) Expansion constraint assembly and related methods
JPH03186108A (ja) 高温粒状材料のための搬送導管
JPS59150011A (ja) 耐ビルドアツプ性にすぐれた搬送ロ−ル
JP3499718B2 (ja) ロータリーキルン
US3003713A (en) Coiler reel for reversing hot strip mills
US4553245A (en) Roof assembly for an electric arc furnace
US2264872A (en) Steel mill coiling reel
JPS6244984Y2 (ja)
RU1772566C (ru) Печной ролик
JPS59137170A (ja) 複合ロールの分割スリーブ取付構造
US6547557B2 (en) Water-coolable furnace roller for conveying continuous-cast strip material workpieces through a roller hearth furnace
JPH0762588B2 (ja) 水冷ハ−スロ−ル
JPH0222632Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees