JP3293848B2 - Icカードによるリモート制御システム - Google Patents
Icカードによるリモート制御システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば家庭に設置さ
れた各種の機器を、電話回線を用いて外部からICカー
ドを用いてリモート制御するための、ICカードによる
リモート制御システムに関する。
れた各種の機器を、電話回線を用いて外部からICカー
ドを用いてリモート制御するための、ICカードによる
リモート制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の機器、例えば風呂釜を、外部か
らICカードを用いて電話回線を介してリモート制御
し、出先から風呂釜のガスに点火することができる、I
Cカードによるリモート制御システムがある。
らICカードを用いて電話回線を介してリモート制御
し、出先から風呂釜のガスに点火することができる、I
Cカードによるリモート制御システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭内の安全上、重要
な機器である風呂釜が点火されていても、この状態が正
確に把握し難いという問題がある。
な機器である風呂釜が点火されていても、この状態が正
確に把握し難いという問題がある。
【0004】又、例えばTVの番組予約を電話回線を用
いて行う場合、リモート位置の電話機のキーボードのよ
うな入力装置から種々の制御情報を入力しなければなら
ず、手間が煩雑である。
いて行う場合、リモート位置の電話機のキーボードのよ
うな入力装置から種々の制御情報を入力しなければなら
ず、手間が煩雑である。
【0005】又、家庭内の安全上重要な機器例えば風呂
釜がリモート制御により誰にでも比較的容易に作動でき
るという安全上の問題があった。
釜がリモート制御により誰にでも比較的容易に作動でき
るという安全上の問題があった。
【0006】そこで、この発明は、被制御機器の状態が
容易に確認でき、制御データを容易に入力でき、より安
全なICカードによるリモート制御システムを提供する
ことを目的とする。
容易に確認でき、制御データを容易に入力でき、より安
全なICカードによるリモート制御システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決するために、ICカードを用いて第1の場所に設置
された端末装置が第2の場所に設置された機器を遠隔制
御するシステムであって、前記端末装置は、前記ICカ
ード内の特定データを読み出して該ICカードが第2の
場所に設置された機器を遠隔制御するための媒体である
のか及び機器の状態確認をするための媒体であるのかを
判定するための判定手段と、この判定手段による判定の
結果前記ICカードが第2の場所に設置された機器を遠
隔制御するための媒体であると判定された場合前記第2
の場所に設置された機器に対する操作内容の入力案内を
行なう操作案内手段と、判定手段による判定の結果前記
ICカードが制御対象機器の状態確認をするためのカー
ドであると判定された場合前記制御対象機器の状態を表
示する手段とを有し、前記第2の場所に設置された機器
は前記操作案内手段に基づき入力された操作内容に基づ
いた処理を行うようにしたことを特徴とする、ICカー
ドによるリモート制御システムを提供する。
解決するために、ICカードを用いて第1の場所に設置
された端末装置が第2の場所に設置された機器を遠隔制
御するシステムであって、前記端末装置は、前記ICカ
ード内の特定データを読み出して該ICカードが第2の
場所に設置された機器を遠隔制御するための媒体である
のか及び機器の状態確認をするための媒体であるのかを
判定するための判定手段と、この判定手段による判定の
結果前記ICカードが第2の場所に設置された機器を遠
隔制御するための媒体であると判定された場合前記第2
の場所に設置された機器に対する操作内容の入力案内を
行なう操作案内手段と、判定手段による判定の結果前記
ICカードが制御対象機器の状態確認をするためのカー
ドであると判定された場合前記制御対象機器の状態を表
示する手段とを有し、前記第2の場所に設置された機器
は前記操作案内手段に基づき入力された操作内容に基づ
いた処理を行うようにしたことを特徴とする、ICカー
ドによるリモート制御システムを提供する。
【0008】更にこの発明はICカードと第1の場所に
設置される端末を用いて、第2の場所に設置される制御
対象機器をリモート制御するシステムにおいて、前記I
Cカードは、前記制御対象機器に関する制御情報を記憶
する手段を有することを特徴とするICカードによるリ
モート制御システムを提供する。
設置される端末を用いて、第2の場所に設置される制御
対象機器をリモート制御するシステムにおいて、前記I
Cカードは、前記制御対象機器に関する制御情報を記憶
する手段を有することを特徴とするICカードによるリ
モート制御システムを提供する。
【0009】更に、この発明は、ICカードと第1の場
所に設置される端末を用いて、第2の場所に設置される
制御対象機器をリモート制御するシステムにおいて、前
記ICカードは、前記制御対象機器に対する制御項目を
指定する手段を有することを特徴とする、ICカードに
よるリモート制御システムを提供する。
所に設置される端末を用いて、第2の場所に設置される
制御対象機器をリモート制御するシステムにおいて、前
記ICカードは、前記制御対象機器に対する制御項目を
指定する手段を有することを特徴とする、ICカードに
よるリモート制御システムを提供する。
【0010】
【作用】第1の場所にICカードが利用可能な端末、例
えば電話機が設置され、第2の場所、例えば家庭に複数
の機器およびこれらを制御する制御装置を設置し、前記
端末により機器の状態が確認されるとともに、ICカー
ドから機器の制御情報が読み出され、又、ICカードに
よって機器の制御項目が制限される。
えば電話機が設置され、第2の場所、例えば家庭に複数
の機器およびこれらを制御する制御装置を設置し、前記
端末により機器の状態が確認されるとともに、ICカー
ドから機器の制御情報が読み出され、又、ICカードに
よって機器の制御項目が制限される。
【0011】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1はこの実施例のシステム全体の構成を
示したもので、家庭1内には家庭内機器を制御/管理す
る制御装置2があり、これによってビデオ装置3、風呂
の給湯制御器4、ICカード用の電話/FAX装置5が
一括して制御される。ICカード用の電話/FAX装置
5には、ICカードリーダ/ライタ(R/W)、CRT
又は液晶ディスプレイ、FAXの各機能が具えられてい
る。これは、図2に示されているように、公衆回線9に
接続された制御装置2に、FAX5a、CRT5b、キ
ーボード5c、ICカードR/W5dが接続されてい
る。
示したもので、家庭1内には家庭内機器を制御/管理す
る制御装置2があり、これによってビデオ装置3、風呂
の給湯制御器4、ICカード用の電話/FAX装置5が
一括して制御される。ICカード用の電話/FAX装置
5には、ICカードリーダ/ライタ(R/W)、CRT
又は液晶ディスプレイ、FAXの各機能が具えられてい
る。これは、図2に示されているように、公衆回線9に
接続された制御装置2に、FAX5a、CRT5b、キ
ーボード5c、ICカードR/W5dが接続されてい
る。
【0013】一方、公衆回線9は公衆電話機(端末)1
0に接続されているが、これも液晶ディスプレイ10
a、キーボード10b、ICカードR/Wに連通したカ
ード挿入口10c等を持ち、家庭1内の制御装置2に接
続されている。
0に接続されているが、これも液晶ディスプレイ10
a、キーボード10b、ICカードR/Wに連通したカ
ード挿入口10c等を持ち、家庭1内の制御装置2に接
続されている。
【0014】次に図3を参照して公衆電話機10から家
庭1内の機器を制御する方法について説明する。
庭1内の機器を制御する方法について説明する。
【0015】まず、操作者は公衆電話機10に設けられ
た液晶ディスプレイ10aの初期画面の指示に従って、
コインをコイン投入口に投入するか、電話用のプリペイ
カード又はICカード20をカード挿入口10cに挿入
するかを決定する。ここで、コインが投入された場合、
又はプリペイカードが挿入された場合は通常の通話処理
が行われる。
た液晶ディスプレイ10aの初期画面の指示に従って、
コインをコイン投入口に投入するか、電話用のプリペイ
カード又はICカード20をカード挿入口10cに挿入
するかを決定する。ここで、コインが投入された場合、
又はプリペイカードが挿入された場合は通常の通話処理
が行われる。
【0016】ICカード20が挿入されると、公衆電話
機10は、挿入されたICカード20と相互認証コマン
ドにより相互の正当性を確認する。もし、ここで正当性
が確認できなければ公衆電話機10はエラーメッセージ
(例えば、「このカードは使用できません」)をディス
プレイ10aに表示後、ICカード20を排出し、IC
カード20が抜き取られたことを確認すると、先の初期
画面を表示する。
機10は、挿入されたICカード20と相互認証コマン
ドにより相互の正当性を確認する。もし、ここで正当性
が確認できなければ公衆電話機10はエラーメッセージ
(例えば、「このカードは使用できません」)をディス
プレイ10aに表示後、ICカード20を排出し、IC
カード20が抜き取られたことを確認すると、先の初期
画面を表示する。
【0017】正当性が確認できると、公衆電話機10は
ICカード20に対してカード処理情報をメモリより読
出すためにリードコマンドを実行する。ここで、公衆電
話機10は、リードコマンドにレスポンスデータにより
ICカード20が正当でない(例えばカード処理情報が
登録されていない)と判断すると、カード排出処理に移
る。
ICカード20に対してカード処理情報をメモリより読
出すためにリードコマンドを実行する。ここで、公衆電
話機10は、リードコマンドにレスポンスデータにより
ICカード20が正当でない(例えばカード処理情報が
登録されていない)と判断すると、カード排出処理に移
る。
【0018】ICカード20が正当であると判断される
と、公衆電話機10はカード処理情報からこのICカー
ド20がプリペイドカード用か(ケース1)、家庭1内
の機器制御用か(ケース2)、あるいはその両方可能な
カードか(ケース3)を判断する。もしプリペイカード
として使用するケース1のものであれば、先のコイン投
入と同様に通常の通話処理に移る。
と、公衆電話機10はカード処理情報からこのICカー
ド20がプリペイドカード用か(ケース1)、家庭1内
の機器制御用か(ケース2)、あるいはその両方可能な
カードか(ケース3)を判断する。もしプリペイカード
として使用するケース1のものであれば、先のコイン投
入と同様に通常の通話処理に移る。
【0019】もしケース2であれば、次の家庭1内の機
器制御処理に移る。また、ケース3の場合、公衆電話機
10はディスプレイ10aにメニュー画面(例えば「通
話:1,家庭内機器制御:2のいずれかをキーで選択し
て下さい」)を表示し、操作者に選択を促す。操作者は
その指示に従ってキーボード10bを操作し、キー1,
2のいずれかを押す。
器制御処理に移る。また、ケース3の場合、公衆電話機
10はディスプレイ10aにメニュー画面(例えば「通
話:1,家庭内機器制御:2のいずれかをキーで選択し
て下さい」)を表示し、操作者に選択を促す。操作者は
その指示に従ってキーボード10bを操作し、キー1,
2のいずれかを押す。
【0020】このとき、通話メニューをキー1で選択す
ると、先の通話処理に移行し、キー2を押すと家庭内機
器制御処理に移る。
ると、先の通話処理に移行し、キー2を押すと家庭内機
器制御処理に移る。
【0021】さて、家庭内機器制御処理に移ると、公衆
電話機10はまず操作者に対してディスプレイ10aに
てPINの入力を要求する。操作者はこれに従って自分
が既知とするPINをキーボード10bから入力する。
公衆電話機10は、入力されたPINを暗唱照合コマン
ドにてICカード20に通知する。ICカード20はこ
れを受けると、ICカード20内部で保持しているPI
Nと照合し、結果を公衆電話機10へ通知する。このと
きNGであればカード排出処理に移る。
電話機10はまず操作者に対してディスプレイ10aに
てPINの入力を要求する。操作者はこれに従って自分
が既知とするPINをキーボード10bから入力する。
公衆電話機10は、入力されたPINを暗唱照合コマン
ドにてICカード20に通知する。ICカード20はこ
れを受けると、ICカード20内部で保持しているPI
Nと照合し、結果を公衆電話機10へ通知する。このと
きNGであればカード排出処理に移る。
【0022】OKであれば、次に公衆電話機10は操作
者が操作したい家庭の電話番号を入力する指示をディス
プレイ10aに表示する。操作者が所定の電話番号をキ
ーボード10bにより入力すると、公衆電話機10はI
Cカード20内の電話番号リストをリードコマンドによ
り読出し、操作者が入力した番号がリスト内にあるか否
かを確認する。もしなければ、次の番号入力指示を行
い、同様の処理を繰返す。
者が操作したい家庭の電話番号を入力する指示をディス
プレイ10aに表示する。操作者が所定の電話番号をキ
ーボード10bにより入力すると、公衆電話機10はI
Cカード20内の電話番号リストをリードコマンドによ
り読出し、操作者が入力した番号がリスト内にあるか否
かを確認する。もしなければ、次の番号入力指示を行
い、同様の処理を繰返す。
【0023】リスト中に該当番号があれば、公衆電話機
10は公衆回線9を介して対応する家庭内の制御装置2
に対して回線の開放を行うと共に、ICカード20との
相互認証処理を要求(ACK)する。制御装置2はこれ
に応じて、ICカード20に対して相互認証コマンドを
用いて相互の正当性を確認する。そして、その結果を自
身の有する暗号アルゴニズム及びキーを用いて暗号化
(ACK´)し、これを公衆電話機10へ通知する。
10は公衆回線9を介して対応する家庭内の制御装置2
に対して回線の開放を行うと共に、ICカード20との
相互認証処理を要求(ACK)する。制御装置2はこれ
に応じて、ICカード20に対して相互認証コマンドを
用いて相互の正当性を確認する。そして、その結果を自
身の有する暗号アルゴニズム及びキーを用いて暗号化
(ACK´)し、これを公衆電話機10へ通知する。
【0024】公衆電話機10はこれ(ACK´)を受信
すると、ICカード20に対して復合化コマンドに受信
データを乗せて送り、ICカード20からの復号データ
(ACK)を待つ。もし復号データがNGであると、公
衆電話機10は、制御装置2とICカード20との相互
の正当性の確認が取れなかったと判断して、カード排出
処理を行なう。
すると、ICカード20に対して復合化コマンドに受信
データを乗せて送り、ICカード20からの復号データ
(ACK)を待つ。もし復号データがNGであると、公
衆電話機10は、制御装置2とICカード20との相互
の正当性の確認が取れなかったと判断して、カード排出
処理を行なう。
【0025】復号データの内容がOKであれば、公衆電
話機10はICカード20内に登録されている制御可能
な家庭内機器のリストをリードコマンドにより読み出
し、ディスプレイ10aに表示する。
話機10はICカード20内に登録されている制御可能
な家庭内機器のリストをリードコマンドにより読み出
し、ディスプレイ10aに表示する。
【0026】操作者が制御したい機器の番号をキーボー
ド10bから入力すると、公衆電話機10はこれに対応
する機器の番号(例えば、ビデオ制御であれば111
1、給湯制御であれば2222)を先のICカード20
より読出した制御可能家庭内機器リストより見付け出
し、且つ、ICカード20に登録されている機器別ラン
クデータ及びカード固有データをリードコマンドで読出
し、これらを暗号コマンドによってICカード20に通
知する。そして、暗号化されたデータを受信すると、そ
れをそのまま公衆回線9を介して家庭1内の制御装置2
へ送る。
ド10bから入力すると、公衆電話機10はこれに対応
する機器の番号(例えば、ビデオ制御であれば111
1、給湯制御であれば2222)を先のICカード20
より読出した制御可能家庭内機器リストより見付け出
し、且つ、ICカード20に登録されている機器別ラン
クデータ及びカード固有データをリードコマンドで読出
し、これらを暗号コマンドによってICカード20に通
知する。そして、暗号化されたデータを受信すると、そ
れをそのまま公衆回線9を介して家庭1内の制御装置2
へ送る。
【0027】制御装置2はこれを受信すると、自身のも
つ復号アルゴリズム及びキーを用いて復号化して、機器
番号を認識する。認識が完了すると、次に機器別制御ラ
ンクデータおよびカード固有データから対応する機器の
制御範囲(例えば、その機器に対して操作者が制御可能
か、又はその機器の状態の確認のみ可とか)を自身のも
つデータにより確認して、その結果を含めて認識が完了
したことを示すデータを公衆電話機10に対して暗号化
して通知する。これを受信すると、公衆電話機10は復
号コマンドによりICカード20に復号させ、そのレス
ポンスにより認識結果を判断する。もし結果がOKであ
れば、次に制御装置2より通知された制御範囲データに
基づきディスプレイ10aにより操作者に操作項目選択
を促す。このとき、制御範囲がその機器の状態確認のみ
可の場合は対応する処理へ移り、制御も可であれば、デ
ィスプレイ10aにより制御を行なうか、状態を確認す
るかの選択指示を出す。
つ復号アルゴリズム及びキーを用いて復号化して、機器
番号を認識する。認識が完了すると、次に機器別制御ラ
ンクデータおよびカード固有データから対応する機器の
制御範囲(例えば、その機器に対して操作者が制御可能
か、又はその機器の状態の確認のみ可とか)を自身のも
つデータにより確認して、その結果を含めて認識が完了
したことを示すデータを公衆電話機10に対して暗号化
して通知する。これを受信すると、公衆電話機10は復
号コマンドによりICカード20に復号させ、そのレス
ポンスにより認識結果を判断する。もし結果がOKであ
れば、次に制御装置2より通知された制御範囲データに
基づきディスプレイ10aにより操作者に操作項目選択
を促す。このとき、制御範囲がその機器の状態確認のみ
可の場合は対応する処理へ移り、制御も可であれば、デ
ィスプレイ10aにより制御を行なうか、状態を確認す
るかの選択指示を出す。
【0028】尚、これらの処理で、公衆電話機10側で
発生する操作者による操作指示データは、ICカード2
0によりその都度暗号化され、公衆回線9を介して制御
装置2へ送られる。また、制御装置2から送られてくる
処理結果データ等は、制御装置2により暗号化され、公
衆回線9を介して公衆電話機10へ通知される。このと
き公衆電話機10は通知されたデータをICカード20
に復号させて、以降の処理に使用する。
発生する操作者による操作指示データは、ICカード2
0によりその都度暗号化され、公衆回線9を介して制御
装置2へ送られる。また、制御装置2から送られてくる
処理結果データ等は、制御装置2により暗号化され、公
衆回線9を介して公衆電話機10へ通知される。このと
き公衆電話機10は通知されたデータをICカード20
に復号させて、以降の処理に使用する。
【0029】全ての処理が終了すると、電話機10はI
Cカード20の所定のメモリへ処理の過程のデータをラ
イトコマンドにより登録し、操作者が所定の操作を行っ
たことを確認してカード排出処理を行なう。
Cカード20の所定のメモリへ処理の過程のデータをラ
イトコマンドにより登録し、操作者が所定の操作を行っ
たことを確認してカード排出処理を行なう。
【0030】以下図4〜図6を参照してこの実施例にお
いて家庭1内の風呂釜をリモート制御する場合につき詳
細に説明する。
いて家庭1内の風呂釜をリモート制御する場合につき詳
細に説明する。
【0031】図4は風呂釜を制御するための情報を示す
データフォーマットである。この情報12は、操作者各
D1、制御フラグD2、風呂情報D3、着火開始時間D
4、着火時間長D5が含まれている。制御フラグD2は
風呂釜の着火権限の有無を示し、風呂情報D3として
は、ガスの有無、ガス漏れの有無、水の有無、着火の有
無、温度等の項目があるが、これらの実データは風呂釜
の方から送出される。着火開始時間D4を着火時間長D
5は公衆電話機10のキーボード10bにより入力でき
る。
データフォーマットである。この情報12は、操作者各
D1、制御フラグD2、風呂情報D3、着火開始時間D
4、着火時間長D5が含まれている。制御フラグD2は
風呂釜の着火権限の有無を示し、風呂情報D3として
は、ガスの有無、ガス漏れの有無、水の有無、着火の有
無、温度等の項目があるが、これらの実データは風呂釜
の方から送出される。着火開始時間D4を着火時間長D
5は公衆電話機10のキーボード10bにより入力でき
る。
【0032】図5は、ICカード20を用いて家庭1内
の風呂釜4を制御し、着火指示を与える際の動作フロー
を示し、図6は風呂釜制御システム例を示す。
の風呂釜4を制御し、着火指示を与える際の動作フロー
を示し、図6は風呂釜制御システム例を示す。
【0033】図3のメニュー表示において風呂制御を選
択すると、家庭1内の風呂釜4cの状態、例えば水位、
温度、ガス源4eのガス圧、ガス燃焼、ガス漏れ、等が
各種センサ4a,4b,4dにより給湯制御器4を介し
て公衆電話機10から確認することができる。
択すると、家庭1内の風呂釜4cの状態、例えば水位、
温度、ガス源4eのガス圧、ガス燃焼、ガス漏れ、等が
各種センサ4a,4b,4dにより給湯制御器4を介し
て公衆電話機10から確認することができる。
【0034】然し乍ら、着火指示を与えるためにはIC
カード20の操作者および制御フラグにより着火権限が
ある場合のみ、風呂釜4cに対し着火指示を与えること
ができる。着火指示後、風呂釜4cの状態はいつでもI
Cカード20を用いて公衆電話機10から確認すること
が可能である。
カード20の操作者および制御フラグにより着火権限が
ある場合のみ、風呂釜4cに対し着火指示を与えること
ができる。着火指示後、風呂釜4cの状態はいつでもI
Cカード20を用いて公衆電話機10から確認すること
が可能である。
【0035】図7はビデオ機器3を制御するための情報
フォーマットを示す。ICカード20の中には公衆電話
機10を通して制御するためにメニュー情報として予約
者名D11、カセットD12、チャンネルNo.D1
3、開始時間D14、終了時間D15等の情報が記録さ
れている。予約者名については実際の指名が記録され、
!チャンネルNo.開始時間、終了時間の実データは予
めICカード20に記録しておくことができる。或い
は、公衆電話機10に設けられたキーボード10b、又
は音声認識機能により入力することもできる。
フォーマットを示す。ICカード20の中には公衆電話
機10を通して制御するためにメニュー情報として予約
者名D11、カセットD12、チャンネルNo.D1
3、開始時間D14、終了時間D15等の情報が記録さ
れている。予約者名については実際の指名が記録され、
!チャンネルNo.開始時間、終了時間の実データは予
めICカード20に記録しておくことができる。或い
は、公衆電話機10に設けられたキーボード10b、又
は音声認識機能により入力することもできる。
【0036】図8はICカード20を用いて家庭1内の
ビデオ機器3を制御して予約する際のフローチャートを
示す。図3のメニューによりビデオ予約選択後、ICカ
ード20から制御情報を読出し、この制御情報により家
庭1内のビデオ機器3の状態をチェックし、予約に必要
な情報や実データをICカード20から読み出して回線
9を通じて送信することにより、ビデオ機器3に対して
記録予約指示を行なう。
ビデオ機器3を制御して予約する際のフローチャートを
示す。図3のメニューによりビデオ予約選択後、ICカ
ード20から制御情報を読出し、この制御情報により家
庭1内のビデオ機器3の状態をチェックし、予約に必要
な情報や実データをICカード20から読み出して回線
9を通じて送信することにより、ビデオ機器3に対して
記録予約指示を行なう。
【0037】ICカード20内の制御情報は予め家庭1
内に設置された電話機5により入力することもできる。
また、ICカード20自身にキーボード、ディスプレイ
があるときは、ICカード単体で入力することもでき
る。この操作はビデオ機器以外にもエアコンや風呂のリ
モート制御でも同様にできる。
内に設置された電話機5により入力することもできる。
また、ICカード20自身にキーボード、ディスプレイ
があるときは、ICカード単体で入力することもでき
る。この操作はビデオ機器以外にもエアコンや風呂のリ
モート制御でも同様にできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ICカードを用いて離れた地点から特定の場所、例えば
家庭に設置された機器を安全、確実、且つ容易にリモー
ト制御することができる。
ICカードを用いて離れた地点から特定の場所、例えば
家庭に設置された機器を安全、確実、且つ容易にリモー
ト制御することができる。
【図1】この発明の一実施例のシステム全体のブロック
図。
図。
【図2】図1中の家庭内の制御装置と電話機との接続を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図3】図1のシステムの各部間の情報の流れを示す
図。
図。
【図4】制御情報の一例のデータフォーマット。
【図5】ICカードによる風呂釜のリモート制御のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図6】風呂釜の制御システムのブロック図。
【図7】ビデオ機器用制御情報のデータフォーマット。
【図8】ビデオ機器のリモート制御のフローチャート。
2…家庭内制御機器、4…給湯制御器、9…公衆回線、
10…公衆電話機、20…ICカード。
10…公衆電話機、20…ICカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−166897(JP,A) 特開 平3−162098(JP,A) 特開 平3−158059(JP,A) 特開 平3−80793(JP,A) 特開 平1−158867(JP,A) 特開 平1−81454(JP,A) 特開 昭62−126756(JP,A) 実開 平3−41363(JP,U) 実開 平1−120749(JP,U) 実開 昭63−99449(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/02 G06F 13/00 354 G06K 19/00 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301
Claims (3)
- 【請求項1】 ICカードを用いて第1の場所に設置さ
れた端末装置が第2の場所に設置された機器を遠隔制御
するシステムであって、 前記端末装置は、前記ICカード内の特定データを読み
出して該ICカードが第2の場所に設置された機器を遠
隔制御するための媒体であるのか及び機器の状態確認を
するための媒体であるのかを判定するための判定手段
と、 この判定手段による判定の結果前記ICカードが第2の
場所に設置された機器を遠隔制御するための媒体である
と判定された場合前記第2の場所に設置された機器に対
する操作内容の入力案内を行なう操作案内手段と、判定手段による判定の結果前記ICカードが制御対象機
器の状態確認をするためのカードであると判定された場
合前記制御対象機器の状態を表示する手段と を有し、 前記第2の場所に設置された機器は前記操作案内手段に
基づき入力された操作内容に基づいた処理を行うように
したことを特徴とする、ICカードによるリモート制御
システム。 - 【請求項2】 ICカードを用いて第1の場所に設置さ
れた端末装置が第2の場所に設置された機器を遠隔制御
するシステムであって、前記ICカードは、前記制御対
象機器に関する制御情報を記憶する手段を有することを
特徴とする、ICカードによるリモート制御システム。 - 【請求項3】 ICカードと第1の場所に設置される端
末を用いて、第2の場所に設置される制御対象機器をリ
モート制御するシステムにおいて、前記ICカードは、
前記制御対象機器に対する制御項目を制限する手段を有
することを特徴とする、ICカードによるリモート制御
システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22074291A JP3293848B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icカードによるリモート制御システム |
FR9203618A FR2680592B1 (fr) | 1991-08-23 | 1992-03-25 | Systeme de commande a distance. |
DE19924212200 DE4212200A1 (de) | 1991-08-23 | 1992-04-10 | Fernbedienungssystem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22074291A JP3293848B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Icカードによるリモート制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561508A JPH0561508A (ja) | 1993-03-12 |
JP3293848B2 true JP3293848B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=16755821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3293848B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP5437548B2 (ja) | 2004-11-15 | 2014-03-12 | ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト | 電子制御システムにおける入力署名 |
JP5740586B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2015-06-24 | 株式会社テージーケー | ステッピングモータ駆動式の制御弁 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP22074291A patent/JP3293848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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