JP3293544B2 - 補助記憶装置を用いたソート方式 - Google Patents

補助記憶装置を用いたソート方式

Info

Publication number
JP3293544B2
JP3293544B2 JP36286397A JP36286397A JP3293544B2 JP 3293544 B2 JP3293544 B2 JP 3293544B2 JP 36286397 A JP36286397 A JP 36286397A JP 36286397 A JP36286397 A JP 36286397A JP 3293544 B2 JP3293544 B2 JP 3293544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
storage device
auxiliary storage
string
sorting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36286397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11175316A (ja
Inventor
洋一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP36286397A priority Critical patent/JP3293544B2/ja
Publication of JPH11175316A publication Critical patent/JPH11175316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293544B2 publication Critical patent/JP3293544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置に
おけるソート方式に関し、特に補助記憶装置を用いたソ
ート方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置において、主記憶装置に
一度に読み込むことができない大量データのソート処理
を行う場合、作業領域として、補助記憶装置を用いてソ
ート処理を行っている。
【0003】補助記憶装置を用いたソートの処理時間に
大きく影響するのは、使用する補助記憶装置のアクセス
速度であり、たとえば電子ディスクのようなアクセス速
度の速い装置を使用できれば処理時間を大幅に短縮でき
る。
【0004】しかし、電子ディスクのようにアクセス速
度の速い補助記憶装置は、磁気ディスなどと比較して記
憶容量が小さく、ソートする全データを格納できない場
合が多い。このような場合、磁気ディスクのようにアク
セス速度は劣るが記憶容量が大きい他の補助記憶装置を
併用することになる。
【0005】このようにアクセス速度の異なる補助記憶
装置を作業領域として併用してソートを行う場合、従来
の方式では、アクセス速度の速い補助記憶装置内の領域
を先に使用し、その装置の領域が一杯になった時点で、
他の補助記憶装置に切り替えるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来の方式
は、次のような問題点を有している。
【0007】すなわち、アクセス速度の速い装置が十分
に活用できず、アクセス速度の遅い装置だけを使った場
合と、ソート実行時間の差がほとんどない場合がある、
ということである。
【0008】その理由は次の通りである。始めの方に出
力したストリングのみアクセス速度の速い装置に作成さ
れ、その後のストリングはアクセス速度の遅い装置によ
って作成されるため、ストリングのマージ処理におい
て、アクセス速度の速い装置によって作成されたストリ
ングと、アクセス速度の遅い装置によって作成されたス
トリングをマージすることが多くなる。そのような場
合、アクセス速度の遅い装置で作成されたストリングの
最後のブロックを読み終わるまではマージは終了しない
ため、結局アクセス速度の遅い装置で作成されたストリ
ング同士をマージする場合と比較しても、入出力完了待
ち時間も含めた実行時間がほとんど変わらなくなるため
である。
【0009】なお、通常はストリングごとにファイルを
分けるなどの処理を行うため、別のストリングのブロッ
クの入力は並列に行われることが多い。従って、ストリ
ングマージ処理時間はマージするすべてのストリングの
入力時間の合計でなく、各ストリングの入力時間の最大
値の方に近いことに注意されたい。
【0010】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、アクセス速度の
異なる補助記憶装置を作業領域として併用してソートす
るソート方式においてソート実行時間を短縮するソート
方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のソート方式は、主記憶装置に一度に読み込
むことができない大量データを、作業領域としてアクセ
ス速度の異なる複数の補助記憶装置を併用してソート処
理を行うソート方式において、ソートの中間結果である
ストリングをブロック単位で補助記憶装置へ出力する際
に、各ストリングの先頭ブロックを、予め定められた特
定の補助記憶装置へ優先して出力する手段を備えたこと
を特徴とする。
【0012】本発明においては、ストリングをマージす
る際に、読み終わったブロックのアドレスを再利用可能
ブロックとしてテーブルに保存するように制御する手段
を備えたことを特徴とする。
【0013】[発明の概要]本発明は、主記憶装置に一
度に読み込むことができない大量データを、作業領域と
して、例えば電子ディスクと磁気ディスクのようにアク
セス速度の異なる補助記憶装置を併用してソートするソ
ート処理の一方式であり、アクセス速度の速い補助記憶
装置を有効に使うことによりソート実行時間の短縮を実
現する方式を提供するものである
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施の
形態の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明
の一実施の形態は、主記憶装置1、アクセス速度の異な
る第1、及び第2の補助記憶装置2、3、プリソート手
段4、マージ手段5、プロック出力位置決定手段6、お
よび再利用可能ブロック管理テーブル7を備えている。
【0015】プリソート手段4は、ソートの中間結果と
して「ストリング」と呼ぶソート済みレコード列をブロ
ック単位で補助記憶装置に書き出していく前半部分の処
理(プリソート処理)を実行し、マージ手段5は、スト
リングをマージする後半部分の処理(マージ処理)を実
行する。
【0016】ブロック出力位置決定手段6は、プリソー
ト処理では各ストリングの先頭ブロックを第1の補助記
憶装置2(アクセス速度の速い補助記憶装置)に優先し
て出力する。
【0017】また、マージ処理では、再利用可能ブロッ
ク管理テーブル7に登録された読み込み済みのブロック
のなかから、第1の補助記憶装置2(アクセス速度の速
い補助記憶装置)内のブロックを優先して選択して出力
する。
【0018】上記のように構成されてなる本発明の実施
の形態においては、プリソート処理/マージ処理いずれ
の場合もストリングの先頭ブロック(マージ処理の場合
は先頭ブロックからマージしたストリングの本数分のブ
ロックまで)を第1の補助記憶装置2(アクセス速度の
速い補助記憶装置)に優先して出力することができる。
【0019】この効果としては、ストリングの先頭部分
の入力時間を短縮でき、また、先頭から最後までのブロ
ックの入力に要する時間がストリングごとに均等になる
ので、ブロックの入力に時間がかかるストリングの最後
のブロックを入力するまで長い時間待たされたりするこ
とがなくなり、ソート実行時間を短縮することができ
る。
【0020】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面を参
照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の構
成を示す図である。
【0021】図1を参照すると、本実施例は、主記憶装
置1と、第1の補助記憶装置2と、第2の補助記憶装置
3と、プリソート手段4と、マージ手段5と、ブロック
出力位置決定手段6と、再利用可能ブロック管理テーブ
ル7と、を含む。
【0022】プリソート手段4は、主記憶装置1にソー
ト対象レコードを読み込みながらソートしていき、スト
リングを第1の補助記憶装置2または第2の補助記憶装
置3へブロック単位で出力する。
【0023】マージ手段5は、ストリングを繰り返して
マージしていき、最終的に1本にまとめて出力する。マ
ージ処理においてストリングはブロック単位で主記憶装
置1に読み込み、読み込み済みのブロックのアドレスを
再利用可能ブロック管理テーブル7に登録する。
【0024】プリソート手段4およびマージ手段5は、
ストリングのブロックを出力する際に、ブロック出力位
置決定手段6を呼び出し、第1の補助記憶装置2または
第2の補助記憶装置3内にブロックを出力する領域を確
保する。
【0025】ブロック出力位置決定手段6は、プリソー
ト手段4から呼び出され、ストリングの先頭ブロックを
出力する場合には、第1の補助記憶装置2(アクセス速
度の速い補助記憶装置)の領域を優先して確保する。ま
た、マージ手段5から呼び出された場合は、再利用可能
ブロック管理テーブル7へ登録されたブロックアドレス
のなかから第1の補助記憶装置2(アクセス速度の速い
補助記憶装置)内のアドレスを優先的に選択する。
【0026】図2は、本発明の一実施例の処理フローを
説明するための流れ図である。図1及び図2を参照して
本実施例の動作について以下に詳細に説明する。
【0027】まず、ソート処理の前半部分であるプリソ
ート処理の動作について説明する。
【0028】プリソート手段4は、主記憶装置1へソー
ト対象のレコードを1件ずつ読み込みながらソートを行
い、ソートの中間結果としてストリングを生成して第1
の補助記憶装置2または第2の補助記憶装置3へブロッ
ク単位で出力していく。
【0029】プリソート手段4がストリングのブロック
を出力する際には、ブロック出力位置決定手段6を呼び
出し、ブロックを出力する位置を取得する。
【0030】図2を参照すると、ブロック出力位置決定
手段6は、プリソート処理であるか否か判断し(ステッ
プ201)、ここでは、プリソート処理であるのでステ
ップ202へ移行し、ストリングの先頭ブロックである
か否かを判断する(ステップ202)。
【0031】ストリングの先頭ブロックであれば(ステ
ップ202のYes分岐)、第1の補助記憶装置2内に
ブロックを出力するスペースがあるか否かを判断し(ス
テップ203)、スペースがあれば(ステップ203の
Yes分岐)、第1の補助記憶装置2からブロック出力
位置を確保し(ステップ205)、処理を終了する。
【0032】一方、第1の補助記憶装置2内にブロック
を出力するスペースがない場合には(ステップ203の
NO分岐)、第2の補助記憶装置3からブロック出力位
置を確保し(ステップ204)、処理を終了する。
【0033】またストリングの先頭ブロックでないなら
ば(ステップ201のNo分岐)、第2の補助記憶装置
3からブロック出力位置を確保し(ステップ204)、
処理を終了する。
【0034】次に本発明の一実施例における、ソート処
理の後半部分であるマージ処理の動作について説明す
る。
【0035】マージ手段5は、第1の補助記憶装置2ま
たは第2の補助記憶装置3内に作成されたストリングを
主記憶装置1にブロック単位で読み込みながらマージを
行う。
【0036】マージ処理では、まずマージする各ストリ
ングの先頭ブロックを主記憶装置1に読み込み、読み込
みの終わったブロックのアドレスを再利用可能ブロック
管理テーブル7へ登録する。以下マージを実行し、マー
ジ結果を再度ストリングとして出力する場合は、プリソ
ート手段4と同様に、ブロック出力位置決定手段6を呼
び出し、ブロックを出力する位置を取得する。また、あ
るブロックのすべてのレコードの処理が終わると、次の
ブロックを読み込み、読み込みの終わったブロックのア
ドレスを再利用可能ブロック管理テーブル7へ登録す
る。
【0037】図2を参照すると、ブロック出力位置決定
手段6は、プリソート処理であるか判断し(ステップ2
01)、ここではプリソート処理でないのでステップ2
06へ移行し、再利用可能ブロック管理テーブル7に登
録されている読み込み済みのブロックを検索して、第1
の補助記憶装置2内のブロックがあるか否かを判断する
(ステップ206)。
【0038】再利用可能ブロック管理テーブル7に第1
の補助記憶装置2内のブロックがある場合には(ステッ
プ206のYes分岐)、第1の補助記憶装置2内の再
利用可能なブロックを確保し(ステップ207)、処理
を終了する。
【0039】再利用可能ブロック管理テーブル7に第1
の補助記憶装置2内にブロックがない場合には(ステッ
プ206のNo分岐)、第2の補助記憶装置3内の再利
用可能なブロックを確保し(ステップ208)、処理を
終了する。
【0040】次に本実施例の動作について具体例に沿っ
て説明する。
【0041】図3乃至図10は、本実施例の動作につい
て順をおって模式的に説明したものである。
【0042】ここで、図3乃至図10における符号につ
いてあらかじめ説明しておく。
【0043】31、41、51、61、71、81、9
1、101は主記憶装置であり、図1における主記憶装
置1に対応している。
【0044】32、42、52、62、72、82、9
2、102は第1の補助記憶装置であり、図1における
第1の補助記憶装置2に対応している。
【0045】33、43、53、63、73、83、9
3、103は第2の補助記憶装置であり、図1における
第2の補助記憶装置3に対応している。
【0046】34、44、54、64、74、84、9
4、104は再利用可能ブロック管理テーブルであり、
図1における再利用可能ブロック管理テーブル7に対応
している。
【0047】B10、B20、B30はブロックの入出
力を行うバッファを示す。
【0048】B11、B21、B31、B41、B1
2、B22、B32、B42、B13、B23、B3
3、B43、は補助記憶装置に出力したブロックのアド
レスを示す。
【0049】S11、S21、S31、S41、S1
2、S22、S32、S42、S13、S23、S3
3、S43はブロックに書き込まれているストリングの
ブロックデータを示す。
【0050】図3は、プリソート処理が終了した時点の
状態を示している。ここでは、4本のストリングが生成
されており、1番目のストリングはS11、S12、S
13、2番目のストリング2はS21、S22、S2
3、3番目のストリングはS31、S32、S33、4
番目のストリングはS41、S42、S43のそれぞれ
3個のブロックから構成される。また、各ストリングの
先頭ブロックS11、S21、S31、S41が第1の
補助記憶装置32に、2番目以降のブロックが、第2の
補助記憶装置33に確保されている。
【0051】図4以降では、1番目のストリングと2番
目のストリングをマージして5番目のストリングを出力
する動作を説明している。
【0052】図4は、ストリングの先頭ブロックS1
1、S21を、主記憶装置41の入力バッファB10、
B20に読み込んでマージを行い、マージした結果を出
力バッファB30へブロッキングして、5番目のストリ
ングの最初のブロックS51を形成した状態を示してい
る。再利用可能ブロック管理テーブル44には、読み終
わったブロックのアドレスB21、B11が登録されて
いる。
【0053】本実施例では、再利用可能ブロック管理テ
ーブルには、スタック形式で、読み終わったブロックの
アドレスを格納していくものとする。ここではブロック
アドレスB21が最も新しく入力したブロックとなって
いる。
【0054】図5は、5番目のストリングの最初のブロ
ックS51を出力したところを示し、図4における再利
用可能ブロック管理テーブル44内で最も新しく入力し
たブロックアドレスB21へ出力し、出力後、再利用可
能ブロック管理テーブル54からブロックアドレスB2
1を削除している。
【0055】図6は、ブロックS11のレコードをすべ
て処理した後、次のブロックS12を入力バッファB1
0へ読み込んでマージを続け、5番目のストリングの2
番目のブロックS52を形成したところを示す。再利用
可能ブロック管理テーブル64には、読み終わったブロ
ックのアドレスB12が新たに登録されている。
【0056】図7は、5番目のストリングの2番目のブ
ロックS52を出力した状態を示し、図6における再利
用可能ブロック管理テーブル64から、第1の補助記憶
装置72内のブロックアドレスB11を優先的に選択し
て出力している。
【0057】図8は、ブロックS21のレコードをすべ
て処理した後、次のブロックS22を入力バッファB2
0へ読み込んでマージを続け、5番目のストリングの3
番目のブロックS53を形成した状態を示す。再利用可
能ブロック管理テーブル84には、読み終わったブロッ
クのアドレスB22が新たに登録されている。
【0058】図9は、5番目ストリングの3番目のブロ
ックS53を出力した状態を示し、図8における再利用
可能ブロック管理テーブル84内には第1の補助記憶装
置92内のブロックアドレスはすでになくなっていたた
め、第2の補助記憶装置93内のブロックアドレスB2
2を選択して出力している。
【0059】図10は、1番目のストリングと2番目の
ストリングのマージが終了した状態を示し、5番目のス
トリングの4番目のブロックS54をブロックアドレス
B12に、5番目のブロックS55をブロックアドレス
B13に、6番目のブロックS56をブロックアドレス
B23にそれぞれ出力している。この間の詳細な動作に
ついては、図9までで説明した動作と同様であるため、
その説明は省略する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主記憶装置に一度に読み込むことができない大量データ
を、例えば電子ディスクと磁気ディスクのようにアクセ
ス速度の異なる複数の補助記憶装置を作業領域として併
用してソートするソート処理において、アクセス速度の
速い補助記憶装置を最大限に活用してソート実行時間を
短縮できる、ということである。
【0061】その理由は、本発明においては、中間結果
として補助記憶装置に出力するすべてのストリングの先
頭から一定数のブロックを、アクセス速度の速い補助記
憶装置にまとめて出力することができ、その結果、スト
リングの先頭部分の入力時間を短縮できるとともに、ス
トリングの先頭から最終ブロックまでを読み込む時間が
ストリング毎に均等になるので、マージ処理において、
上記の読み込みの時間の遅いストリングのブロックの入
力完了待ちによる遅延が発生することが少なくなる、た
めである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための流れ
図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図6】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図7】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図8】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図9】本発明の一実施例の動作を説明するため具体的
に例示する説明図である。
【図10】本発明の一実施例の動作を説明するため具体
的に例示する説明図である。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 第1の補助記憶装置 3 第2の補助記憶装置 4 プリソート手段 5 マージ手段 6 ブロック出力位置決定手段 7 再利用可能ブロック管理テーブル 31、41、51、61、71、81、91、101
主記憶装置 32、42、52、62、72、82、92、102
第1の補助記憶装置 33、43、53、63、73、83、93、103
第2の補助記憶装置 34、44、54、64、74、84、94、104
再利用可能ブロック管理テーブル B10、B20、B30 ブロック入出力バッファ B11、B21、B31、B41、B12、B22、B
32、B42、B13、B23、B33、B43 ブロ
ックアドレス S11、S21、S31、S41、S12、S22、S
32、S42、S13、S23、S33、S43 ブロ
ックに書き込まれているストリングのブロックデータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主記憶装置に一度に読み込むことができな
    い大量データに対して、作業領域としてアクセス速度の
    異なる複数の補助記憶装置を併用してソート処理を行う
    ソート方式において、 ソートの中間結果であるストリングをブロック単位で補
    助記憶装置へ出力する際各ストリングの先頭ブロック
    を、前記複数の補助記憶装置のうちアクセス速度の速い
    方の補助記憶装置に優先して出力する手段と、 ストリングをマージする際、読み終わったブロックのア
    ドレスを再利用可能ブロックとしてテーブルに保存する
    手段と、 マージしたストリングを再度補助記憶装置に出力する
    際、前記テーブルに保存された再利用可能ブロックのな
    かから、ストリングの先頭ブロックを優先して出力した
    前記アクセス速度の速い補助記憶装置内のブロックを優
    先して選択して出力する手段と を備えたことを特徴とす
    るソート方式。
  2. 【請求項2】データ処理装置の主記憶装置に一度に読み
    込むことができない大量データに対して、作業領域とし
    て、アクセス速度の異なる第1類および第2類の補助記
    憶装置を併用してソート処理を行うソート方式におい
    て、 前記主記憶装置にソート対象レコードを読み込みながら
    ソートしていき、ソートの中間結果としてソート済みレ
    コード列であるストリングを、前記第1類の補助記憶装
    置または前記第2類の補助記憶装置へブロック単位で出
    力するプリソート手段と、 前記ストリングを繰り返してマージし、最終的に一本の
    マージした結果を出力するマージ手段であって、マージ
    処理においてストリングをブロック単位で前記主記憶装
    置に読み込み、読み込み済みのブロックのアドレスを再
    利用可能ブロック管理テーブルに登録するマージ手段
    と、 前記プリソート手段および前記マージ手段が、ストリン
    グのブロックを出力する際に呼び出され、前記第1類の
    補助記憶装置または前記第2類の補助記憶装置内に前記
    ブロックを出力する領域を確保するブロック出力位置決
    定手段と、 を備え、 前記ブロック出力位置決定手段は、前記プリソート手段
    から呼び出され、且つストリングの先頭ブロックを出力
    する場合には、アクセス速度の速い前記第1類の補助記
    憶装置の領域を優先して確保するとともに、前記マージ
    手段から呼び出された場合は、前記再利用可能ブロック
    管理テーブルへ登録されたブロックアドレスのなかから
    前記第1類の補助記憶装置内のアドレスを優先的に選択
    する、ことを特徴とするソート方式。
  3. 【請求項3】データ処理装置の主記憶装置に一度に読み
    込むことができない大量データに対して、作業領域とし
    て、アクセス速度の異なる第1類および第2類の補助記
    憶装置を併用してソート処理を前記データ処理装置のコ
    ンピュータでわせるプログラムを記録した、コンピュ
    ータで読み出し可能な記録媒体において、 (a)前記主記憶装置にソート対象レコードを読み込み
    ながらソートしていき、ソートの中間結果としてソート
    済みレコード列であるストリングを、前記第1類の補助
    記憶装置または前記第2類の補助記憶装置へブロック単
    位で出力するプリソート処理、 (b)前記ストリングを繰り返してマージし、最終的に
    一本のマージした結果を出力するマージ処理であって、
    マージ処理においてストリングはブロック単位で前記
    主記憶装置に読み込み、読み込み済みのブロックのアド
    レスを再利用可能ブロック管理テーブルに登録するマー
    処理、及び、 (c)前記プリソート処理および前記マージ処理が、ス
    トリングのブロックを出力する際に呼び出され、前記第
    1類の補助記憶装置または前記第2類の補助記憶装置内
    に前記ブロックを出力する領域を確保するブロック出力
    位置決定処理であって、前記プリソート処理から呼び出
    され、且つストリングの先頭ブロックを出力する場合に
    は、アクセス速度の速い前記第1類の補助記憶装置の領
    域を優先して確保するとともに、前記マージ処理から呼
    び出された場合は、前記再利用可能ブロック管理テーブ
    ルへ登録されたブロックアドレスのなかから前記第1類
    の補助記憶装置内のアドレスを優先的に選択するブロッ
    ク出力位置決定処理、 の上記(a)〜(c)の各処理を前記データ処理装置を
    構成するコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録した、コンピュータで読み出し可能な記録媒体。
JP36286397A 1997-12-12 1997-12-12 補助記憶装置を用いたソート方式 Expired - Fee Related JP3293544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36286397A JP3293544B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 補助記憶装置を用いたソート方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36286397A JP3293544B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 補助記憶装置を用いたソート方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11175316A JPH11175316A (ja) 1999-07-02
JP3293544B2 true JP3293544B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=18477927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36286397A Expired - Fee Related JP3293544B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 補助記憶装置を用いたソート方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293544B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11175316A (ja) 1999-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000114379A (ja) 集積回路設計方法及び集積回路設計装置
JPH02178730A (ja) 分割法を用いた内部ソート方式
CN108509556A (zh) 数据迁移方法和装置、服务器、存储介质
JP3640580B2 (ja) ソート・マージ処理装置
JP3515810B2 (ja) ソート処理方法および装置
JP3293544B2 (ja) 補助記憶装置を用いたソート方式
CN110377601B (zh) 一种基于B树数据结构的MapReduce计算过程优化方法
US5479657A (en) System and method for sorting count information by summing frequencies of usage and using the sums to determine write addresses
JP2923952B2 (ja) マージ処理方法
JPH0581337A (ja) データ処理装置
JP3293551B2 (ja) ソート処理方法
JP3785766B2 (ja) マージ処理装置
JP3518420B2 (ja) ディスクキャッシュを用いたソート処理方法ならびに装置
JP2943693B2 (ja) ソート作業ファイルスペース管理方式
JP2965000B2 (ja) ハードウェア記述言語編集装置及びハードウェア記述言語編集方法並びにハードウェア記述言語編集プログラムを記憶した記憶媒体
JPS6266326A (ja) 日本語デ−タ整列処理方式
JP2673085B2 (ja) リレーショナルデータベースの結合処理方法
JP2989962B2 (ja) ベクトル処理装置
JP3277817B2 (ja) データ処理装置
JP2926803B2 (ja) ソート処理方法
JPH0689160A (ja) ソート処理方式
JP2838972B2 (ja) 自動索引作成装置
JPH05210467A (ja) 複数フロッピィディスクへの複写方法
JPH0291725A (ja) 併合処理方式
JPH05241785A (ja) ソート処理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees