JP3293471B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JP3293471B2 JP3293471B2 JP15298596A JP15298596A JP3293471B2 JP 3293471 B2 JP3293471 B2 JP 3293471B2 JP 15298596 A JP15298596 A JP 15298596A JP 15298596 A JP15298596 A JP 15298596A JP 3293471 B2 JP3293471 B2 JP 3293471B2
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- explosion
- fluorescent lamp
- upper case
- proof
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給油機構を収容し
た下部ケースと、下部ケースの側部に支柱を立設し、こ
の支柱上方に照明器具を有した上部ケースを設けた給油
装置に関するものである。
た下部ケースと、下部ケースの側部に支柱を立設し、こ
の支柱上方に照明器具を有した上部ケースを設けた給油
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かかる給油装置は、夜間における給油作
業や、給油装置の存在感をアピールするために給油機構
を収容した下部ケース上方に照明器具を設けた給油装置
を特願平６−２２８９９７号において提案している。し
かし、給油所では引火性の高い危険物であるガソリンを
扱うことから、ここに設置される給油装置は、地上及び
給油装置の周囲６０ｃｍ以内を危険場所として、この範
囲内に設置する照明器具等の電気機器は、機器からの電
気火花などがガソリンやガソリンベーパーに引火しない
ようこれを高価な防爆構造としている。
業や、給油装置の存在感をアピールするために給油機構
を収容した下部ケース上方に照明器具を設けた給油装置
を特願平６−２２８９９７号において提案している。し
かし、給油所では引火性の高い危険物であるガソリンを
扱うことから、ここに設置される給油装置は、地上及び
給油装置の周囲６０ｃｍ以内を危険場所として、この範
囲内に設置する照明器具等の電気機器は、機器からの電
気火花などがガソリンやガソリンベーパーに引火しない
ようこれを高価な防爆構造としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、照明器具を危
険場所及び非危険場所にそれぞれ設ける場合、その場所
に適した構造の蛍光灯、安定器、スイッチをそれぞれ設
けていたので高価となり、また２個のスイッチを操作し
なければならず操作が面倒であり、さらに非危険場所に
設けた蛍光灯のスイッチの位置が高所となり操作性が悪
いという不都合があった。
険場所及び非危険場所にそれぞれ設ける場合、その場所
に適した構造の蛍光灯、安定器、スイッチをそれぞれ設
けていたので高価となり、また２個のスイッチを操作し
なければならず操作が面倒であり、さらに非危険場所に
設けた蛍光灯のスイッチの位置が高所となり操作性が悪
いという不都合があった。
【０００４】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、非危険場所に
設けた蛍光灯と危険場所に設けた蛍光灯を共通のスイッ
チで点灯、消灯できる給油装置を提供することである。
ものであって、その目的とするところは、非危険場所に
設けた蛍光灯と危険場所に設けた蛍光灯を共通のスイッ
チで点灯、消灯できる給油装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、給油機構を収納した下部ケ
ースと、該下部ケースの端部に立設された支柱と、一端
部が前記支柱の上端部に取り付けられ、前記下部ケース
の上方に延設された上部ケースとよりなる給油装置にお
いて、前記上部ケースを密閉に構成し、前記支柱を前記
上部ケースが非危険場所に位置するように構成し、前記
上部ケース内に非防爆構造の第二の蛍光灯と該蛍光灯の
安定器とを設け、危険場所に設けた防爆構造の第一の蛍
光灯の安定器を非防爆構造で構成して前記上部ケース内
に設け、第一、第二の蛍光灯を点灯、消灯する一つの防
爆構造のスイッチを危険場所に設け、前記蛍光灯、安定
器そしてスイッチからのケーブルは非危険場所に設けた
防爆構造の結線ボックス内で接続され、前記上部ケース
のケーブル出入部に密閉保持手段を施したので照明器具
にかかるパーツを共用でき安価に構成できる。また、危
険なベーパーが侵入することがなく安全を維持できる。
るために本発明においては、給油機構を収納した下部ケ
ースと、該下部ケースの端部に立設された支柱と、一端
部が前記支柱の上端部に取り付けられ、前記下部ケース
の上方に延設された上部ケースとよりなる給油装置にお
いて、前記上部ケースを密閉に構成し、前記支柱を前記
上部ケースが非危険場所に位置するように構成し、前記
上部ケース内に非防爆構造の第二の蛍光灯と該蛍光灯の
安定器とを設け、危険場所に設けた防爆構造の第一の蛍
光灯の安定器を非防爆構造で構成して前記上部ケース内
に設け、第一、第二の蛍光灯を点灯、消灯する一つの防
爆構造のスイッチを危険場所に設け、前記蛍光灯、安定
器そしてスイッチからのケーブルは非危険場所に設けた
防爆構造の結線ボックス内で接続され、前記上部ケース
のケーブル出入部に密閉保持手段を施したので照明器具
にかかるパーツを共用でき安価に構成できる。また、危
険なベーパーが侵入することがなく安全を維持できる。
【０００６】前記蛍光灯、安定器そしてスイッチからの
ケーブルは前記結線ボックス内で着脱自在に構成されて
いるので、故障時はケーブル一体のパーツ毎の交換で済
むので、修理に掛かる費用が安価となる。
ケーブルは前記結線ボックス内で着脱自在に構成されて
いるので、故障時はケーブル一体のパーツ毎の交換で済
むので、修理に掛かる費用が安価となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、例えば、ハイ
オクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油などを給
油するために先端に給油ノズル１を有する給油ホース２
を逆Ｕ字形にリトラクター３からワイヤ４を介して吊り
下げた給油装置であり、その下部ケース５内にはそれぞ
れの油種を給油する給油機構が収納され、一点鎖線で示
すように地上６０ｃｍ以内、及び下部ケース５の上方そ
して側面より６０ｃｍ以内は危険場所として設定され、
電気機器は防爆構造のボックス内に収めることが法律に
よって規制されているので、前記下部ケース５の一方の
端部側に支柱９が立設され、該支柱９内の側面カバー１
０には、アクリル樹脂等で形成された油種表示パネル６
を内照する防爆構造の第一の蛍光灯７及び操作性が良い
位置に防爆構造のスイッチ８を設け、前記支柱９の上方
にはアクリル樹脂等で形成されたパネル１１を介して給
油エリアを内照する非防爆構造の第二の蛍光灯１２、非
防爆構造の第一、第二の安定器１３、１４を収納した上
部ケース１５が取り付けられている。なお、図中符号１
６は給油量を表示する表示器である。
に基づいて説明する。図１に示すように、例えば、ハイ
オクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油などを給
油するために先端に給油ノズル１を有する給油ホース２
を逆Ｕ字形にリトラクター３からワイヤ４を介して吊り
下げた給油装置であり、その下部ケース５内にはそれぞ
れの油種を給油する給油機構が収納され、一点鎖線で示
すように地上６０ｃｍ以内、及び下部ケース５の上方そ
して側面より６０ｃｍ以内は危険場所として設定され、
電気機器は防爆構造のボックス内に収めることが法律に
よって規制されているので、前記下部ケース５の一方の
端部側に支柱９が立設され、該支柱９内の側面カバー１
０には、アクリル樹脂等で形成された油種表示パネル６
を内照する防爆構造の第一の蛍光灯７及び操作性が良い
位置に防爆構造のスイッチ８を設け、前記支柱９の上方
にはアクリル樹脂等で形成されたパネル１１を介して給
油エリアを内照する非防爆構造の第二の蛍光灯１２、非
防爆構造の第一、第二の安定器１３、１４を収納した上
部ケース１５が取り付けられている。なお、図中符号１
６は給油量を表示する表示器である。
【０００８】図２は電気配線の構造を示しており、下部
ケース５内は給油機構からのベーパーが支柱９内に侵入
しないように第一の仕切り板２１で密閉構造とされ、給
油機構の制御部より照明器具に供給される電力は第一の
仕切り板２１でパッキン２２ａを介してシールされてケ
ーブル２３ａにより支柱９内に設けた防爆構造の結線ボ
ックス２４内で着脱自在に結線されている。なお、前記
給油装置は輸送の関係で支柱９と上部ケース１５の一体
品と下部ケース５とが別個で出荷され、現地で組み立て
られるので側面カバー１０を外して下部ケース５からの
ケーブル２３ａを結線し易い位置に結線ボックス２４が
設けられている。
ケース５内は給油機構からのベーパーが支柱９内に侵入
しないように第一の仕切り板２１で密閉構造とされ、給
油機構の制御部より照明器具に供給される電力は第一の
仕切り板２１でパッキン２２ａを介してシールされてケ
ーブル２３ａにより支柱９内に設けた防爆構造の結線ボ
ックス２４内で着脱自在に結線されている。なお、前記
給油装置は輸送の関係で支柱９と上部ケース１５の一体
品と下部ケース５とが別個で出荷され、現地で組み立て
られるので側面カバー１０を外して下部ケース５からの
ケーブル２３ａを結線し易い位置に結線ボックス２４が
設けられている。
【０００９】前記支柱９の操作し易い位置に防爆構造の
スイッチ８が設けられ、該スイッチ８はケーブル２３ｂ
を介して結線ボックス２４内で着脱自在に結線され、支
柱９内の防爆構造の第一の蛍光灯７はケーブル２３ｃを
介して結線ボックス２４に接続されている。また、前記
支柱９の上方の非危険場所には、万一、支柱９内に侵入
したベーパーを侵入させないように第二の仕切り板２５
によって新たな密閉室を形成した上部ケース１５内に、
前記結線ボックス２４内で着脱自在に結線されたケーブ
ル２３ｄ、２３ｅ、２３ｆは第二の仕切り板２５でパッ
キン２２ｂ、２２ｃ、２２ｄを介してシールされて非防
爆構造の第一、第二の安定器１３、１４、第二の蛍光灯
１２に結線されている。
スイッチ８が設けられ、該スイッチ８はケーブル２３ｂ
を介して結線ボックス２４内で着脱自在に結線され、支
柱９内の防爆構造の第一の蛍光灯７はケーブル２３ｃを
介して結線ボックス２４に接続されている。また、前記
支柱９の上方の非危険場所には、万一、支柱９内に侵入
したベーパーを侵入させないように第二の仕切り板２５
によって新たな密閉室を形成した上部ケース１５内に、
前記結線ボックス２４内で着脱自在に結線されたケーブ
ル２３ｄ、２３ｅ、２３ｆは第二の仕切り板２５でパッ
キン２２ｂ、２２ｃ、２２ｄを介してシールされて非防
爆構造の第一、第二の安定器１３、１４、第二の蛍光灯
１２に結線されている。
【００１０】本発明の給油装置は上述のように構成され
ているので、設置場所に応じて機器の構造が選択でき、
第一、第二の蛍光灯７、１１のスイッチ８を共用できる
ので操作性が向上する。また、機器を取付後ケーブル２
２ａ、２２ｂ、２２ｃ、２２ｄ、２２ｅを結線ボックス
２４で着脱自在に接続するので照明器具等の設置が自由
に行える。
ているので、設置場所に応じて機器の構造が選択でき、
第一、第二の蛍光灯７、１１のスイッチ８を共用できる
ので操作性が向上する。また、機器を取付後ケーブル２
２ａ、２２ｂ、２２ｃ、２２ｄ、２２ｅを結線ボックス
２４で着脱自在に接続するので照明器具等の設置が自由
に行える。
【００１１】第２実施例として図３に示すように、下部
ケース３１を密閉して支柱３６を介して非危険場所で新
たに上部ケース３２を密閉にすれば、下部ケース３１内
の下部パネル３３を内照する防爆構造の第一の蛍光灯３
４と操作性が良い位置に防爆構造のスイッチ３５とを設
け、下部ケース３１側部に設けた支柱３６を介して一点
鎖線で示す危険場所を越えた位置に上部パネル３７を内
照する非防爆構造の第二の蛍光灯３８と非防爆構造の第
一、第二の安定器３９、４０とを上部ケース３２に設け
ることができ、スイッチ３５により第一、第二の蛍光灯
３４、３８を点灯、消灯することができる。
ケース３１を密閉して支柱３６を介して非危険場所で新
たに上部ケース３２を密閉にすれば、下部ケース３１内
の下部パネル３３を内照する防爆構造の第一の蛍光灯３
４と操作性が良い位置に防爆構造のスイッチ３５とを設
け、下部ケース３１側部に設けた支柱３６を介して一点
鎖線で示す危険場所を越えた位置に上部パネル３７を内
照する非防爆構造の第二の蛍光灯３８と非防爆構造の第
一、第二の安定器３９、４０とを上部ケース３２に設け
ることができ、スイッチ３５により第一、第二の蛍光灯
３４、３８を点灯、消灯することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係る給油装置は以上詳述に述べ
た如くであって、非危険場所に設けた蛍光灯と危険場所
に設けた蛍光灯とを共通のスイッチで点灯、消灯できる
ので操作性が向上し、高価な防爆構造の機器を少なくで
きるので照明器具にかかるコストが削減できる。また、
蛍光灯、安定器そしてスイッチからのケーブルは結線ボ
ックスで各々接続されているので、故障時はケーブル一
体のパーツ毎の交換で済むので修理に掛かる費用が安価
となる。
た如くであって、非危険場所に設けた蛍光灯と危険場所
に設けた蛍光灯とを共通のスイッチで点灯、消灯できる
ので操作性が向上し、高価な防爆構造の機器を少なくで
きるので照明器具にかかるコストが削減できる。また、
蛍光灯、安定器そしてスイッチからのケーブルは結線ボ
ックスで各々接続されているので、故障時はケーブル一
体のパーツ毎の交換で済むので修理に掛かる費用が安価
となる。
【図１】本発明の給油装置の実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の給油装置の電気配線の構造を示す説明
図である。
図である。
【図３】本発明の給油装置の他の実施例を示す正面図で
ある。
ある。
１ 給油ノズル ２ 給油ホース ３ リトラクター ４ ワイヤ ５ 下部ケース ６ 油種表示パネル ７ 第一の蛍光灯 ８ スイッチ ９ 支柱 １０ 側面カバー １１ パネル １２ 第二の蛍光灯 １３ 第一の安定器 １４ 第二の安定器 １５ 上部ケース １６ 表示器 ２１ 第一の仕切り板 ２２ａ、２２ｂ、２２ｃ、２２ｄ パッキン ２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、２３ｄ、２３ｅ、２３ｆ ケ
ーブル ２４ 結線ボックス ２５ 第二の仕切り板 ３１ 下部ケース ３２ 上部ケース ３３ 下部パネル ３４ 第一の蛍光灯 ３５ スイッチ ３６ 支柱 ３７ 上部パネル ３８ 第二の蛍光灯 ３９ 第一の安定器 ４０ 第二の安定器
ーブル ２４ 結線ボックス ２５ 第二の仕切り板 ３１ 下部ケース ３２ 上部ケース ３３ 下部パネル ３４ 第一の蛍光灯 ３５ スイッチ ３６ 支柱 ３７ 上部パネル ３８ 第二の蛍光灯 ３９ 第一の安定器 ４０ 第二の安定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B67D 5/66
Claims (2)
- 【請求項１】 給油機構を収納した下部ケースと、該下
部ケースの端部に立設された支柱と、一端部が前記支柱
の上端部に取り付けられ、前記下部ケースの上方に延設
された上部ケースとよりなる給油装置において、 前記上部ケースを密閉に構成し、 前記支柱を前記上部ケースが非危険場所に位置するよう
に構成し、 前記上部ケース内に非防爆構造の第二の蛍光灯と該蛍光
灯の安定器とを設け、 危険場所に設けた防爆構造の第一の蛍光灯の安定器を非
防爆構造で構成して前記上部ケース内に設け、第一、第
二の蛍光灯を点灯、消灯する一つの防爆構造のスイッチ
を危険場所に設け、前記蛍光灯、安定器そしてスイッチ
からのケーブルは非危険場所に設けた防爆構造の結線ボ
ックス内で接続され、前記上部ケースのケーブル出入部
に密閉保持手段を施したことを特徴とする給油装置。 - 【請求項２】 前記蛍光灯、安定器そしてスイッチから
のケーブルは前記結線ボックス内で着脱自在に構成され
ている請求項１記載の給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15298596A JP3293471B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15298596A JP3293471B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315500A JPH09315500A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3293471B2 true JP3293471B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=15552450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15298596A Expired - Fee Related JP3293471B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293471B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP15298596A patent/JP3293471B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09315500A (ja) | 1997-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405 Year of fee payment: 7 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |