JP3292916B2 - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP3292916B2 JP10658198A JP10658198A JP3292916B2 JP 3292916 B2 JP3292916 B2 JP 3292916B2 JP 10658198 A JP10658198 A JP 10658198A JP 10658198 A JP10658198 A JP 10658198A JP 3292916 B2 JP3292916 B2 JP 3292916B2
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雄一 是枝
剛 林
義雄 下田
幸春 大野
悟 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光モジュールに
関し、特に、レーザダイオード或いはフォトダイオード
の如き光部品と光ファイバとを光学的に接続する光モジ
ュールに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代において、高速、大
容量データ伝送技術の確立が急務となり、光ファイバボ
ードを使用した光バスの検討が行われる様になった。例
えば、1997年電子情報通信学会 エレクトロニクス
ソサイエティ大会(C−3−49)において、光バスに
ついて報告が行われた。光ファイバボードは基板に布線
された複数本の光ファイバ、電気/光変換回路或いは光
/電気変換回路、スターカプラおよび光コネクタその他
の光部品により構成されている。ここで、電気/光変換
素子であるレーザダイオードLD或いは光/電気変換素
子であるフォトダイオードPDと光ファイバとの間の接
続は、LD或いはPDを光コネクタのMUタイプのレセ
プタクルと一体化した光モジュールにより行われ、接続
の小型化と高密度化が図られている。ここで、接続の更
なる小型化の要請が高まると共に、基板に布線された光
ファイバと光部品とをボード上で簡易に接続することが
できて接続の自由度の向上した、従来の光コネクタとは
構造を異にする着脱の容易な光モジュールが提案されて
いる(当該特許出願人の出願に関わる特願平 号明細書
参照)。
【0003】以下、従来例を図を参照して具体的に説明
する。先ず、図3を参照して従来例を説明するに、この
光モジュールは、LD或いはPDモジュールの如き光部
品1、光部品1を固定するレセプタクル2、光ファイバ
3、光ファイバ3を保持してレセプタクル2に固定され
るハウジング4、および光ファイバ3をハウジング4に
固定する光ファイバ固定板5により構成されてる。31
は裸光ファイバ、41は裸光ファイバ延伸面である。4
2は光ファイバ固定板5が収容固定される水平方向断面
がコ字状の突出枠であり、下側が解放してハウジング4
と一体的に構成されている。6は球レンズである。
【0004】光部品1であるLDから放射される光は、
光部品1の球レンズ6を介して出射され、ハウジング4
に固定される光ファイバ3の裸光ファイバ31に入射
し、これを伝播して外部に伝送される。これとは逆に、
裸光ファイバ31を介して外部から伝送されてきた光は
球レンズ6を介して光部品1に入射する。光部品1に入
射した光は、PDを照射して電流に変換される。
【0005】図4は図3の光モジュールを分解して示す
図である。図4(a)はハウジングの断面を示す図、図
4(b)はレセプタクルおよび光部品を上から視たとこ
ろを示す図、図4(c)はレセプタクルおよび光部品の
横方向断面を示す図である。図4(b)に示される如
く、レセプタクル2の基底部21にはガイド溝211が
長さ方向に形成されている。ハウジング4とレセプタク
ル2とを相互に結合した時、ハウジング4に保持される
光ファイバ3の裸光ファイバ31はガイド溝211に嵌
合してこれに沿って延伸位置決めされ、その中心軸と球
レンズ6の中心とが一致する様に構成されている。ガイ
ド溝211の溝幅は裸光ファイバ31の外径と同程度に
設定されている。裸光ファイバ31の外径が125μm
であるものとすると、その1. 3倍程度の寸法に設定さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5および図6を参照
するに、以上の光モジュールの従来例は、ハウジング4
を矢印の方向に移動してこれをレセプタクル2に結合さ
せる。この場合、ハウジング4に保持される光ファイバ
3の裸光ファイバ31がレセプタクル2に形成されるガ
イド溝211からずれる様なことになると、裸光ファイ
バ31の基底部21終端近傍に対応するところに光ファ
イバ固定板5を介して垂直方向にストレスが加わるに到
る。裸光ファイバ31はこのストレスに起因して図6
(a)の×印に示されるところにおいて破断することが
あった。
【0007】また、光ファイバ3をハウジング4に固定
する領域は図5に示される如くハウジング4の一部であ
る光ファイバ固定板5により固定される部分のみであ
る。従って、光ファイバ3の裸光ファイバ31がガイド
溝211に対して傾斜してハウジング4に保持固定され
ていたり、光ファイバ3自体の保管時の曲がりぐせによ
り図6(b)或いは図6(c)に示される如くガイド溝
211から外れ、×印に示されるところにおいて裸光フ
ァイバ31が破断することがあった。
【0008】この様な問題は、裸光ファイバ31の位置
決め精度を向上したいという要請から、裸光ファイバ3
1の外径に対するガイド溝211の溝幅の余裕度を極め
て小さく設定していること、ガイド溝211に位置決め
されるべき裸光ファイバ31がその軸と垂直方向のスト
レスに対して極めて脆弱であることに起因して発生す
る。これらの問題は、光モジュールのファイバ接続の信
頼性を低下させ、着脱時の再現性を低下させていた。
【0009】この発明は、LD、PDその他の光部品と
光ファイバとの間を簡易に接続することができると共
に、信頼性、再現性に優れた光モジュールを提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1:光ファイバ3
を保持するハウジング4と光部品1を保持するレセプタ
クル2とにより構成され、ハウジング4とレセプタクル
2とを相互結合して裸光ファイバ31の光軸と光部品1
の光軸を一致させる光モジュールにおいて、ハウジング
4のレセプタクル接触面47に裸光ファイバ挿入用の細
長孔432を形成した光ファイバ保持部材43を具備せ
しめた
【0011】そして、レセプタクル2の基底部21に保
持部材ガイド溝48を形成した光モジュールを構成し
た。また、請求項:請求項1に記載される光モジュー
ルにおいて、ハウジング4およびレセプタクル2の双方
に両者を弾性的に一体化する結合部23、46を形成し
た光モジュールを構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の光モジュールは、細長
孔を形成せる光ファイバ保持部材をハウジング内に装着
してこの細長孔に挿入された裸光ファイバの保持と位置
決めを行い、このハウジングを光部品を保持したレセプ
タクルと一体化することにより、光ファイバの光軸と光
部品の光軸とを一致させるものである。光ファイバ保持
部材としては、ガラスフェルール、ガラスキャピラリの
如き構成の保持部材を採用することにより、これを安
価、高信頼度、ハウジングとレセプタクルの間の相互着
脱の再現性に優れた光モジュールを実現することができ
る。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図1および図2を参照し
て説明する。図1はこの発明による光モジュールの斜視
団であり、図2は図1の中央上下方向の断面を示す図で
ある。図1および図2において、4は合成樹脂より成る
ハウジング全体を示す。43は光ファイバ保持部材、3
1は光ファイバ3の裸光ファイバ、5は光ファイバ固定
板、45は接着剤注入部、46はクランプ用凸部、47
はレセプタクル接触面である。2は合成樹脂より成るレ
セプタクル全体を示す。1はLD、PDの如き光部品、
21はレセプタクルの基底部、48は保持部材ガイド
溝、23はクランプ用凹部である。ここで、クランプ用
凸部46およびクランプ用凹部23を介してハウジング
4とレセプタクル2とを相互結合することにより、裸光
ファイバ31の光軸と光部品1の光軸を一致させること
ができる。
【0014】この発明の光モジュールを更に具体的に説
明するに、光ファイバ保持部材43はその長さ方向中心
部に細長孔432が形成され、ハウジング4のレセプタ
クル接触面47に形成される固定溝431に接着剤を介
して接合固定されている。この光ファイバ保持部材43
はガラスフェルール、ガラスキャピラリの如き部材で構
成され、これに裸光ファイバ31が挿入される。接着剤
注入部45はハウジング4の上面からレセプタクル接触
面47に貫通して構成され、光ファイバ保持部材43を
ハウジング4に接着固定する際に、これを介して接着剤
が注入される。光ファイバ固定板5は光ファイバ3をハ
ウジング4に対して固定する板であり、裸光ファイバ3
1を光ファイバ保持部材43に挿入した後にハウジング
4に接合固定する。クランプ用凸部46はレセプタクル
2に形成されるクランプ用凹部23と相互に嵌合結合
し、ハウジング4とレセプタクル2を弾性的に一体化す
る。
【0015】レセプタクル2は、LD、PDの如き光部
品がその一方の端部に嵌合固定されており、その基底部
21には断面V字状の保持部材ガイド溝48が形成され
ている。保持部材ガイド溝48はハウジング4に取り付
けられた光ファイバ保持部材43が嵌合する部分であ
り、ハウジング4とレセプタクル2をクランプ用凸部4
6およびクランプ用凹部23を介して弾性的に相互結合
したとき、ハウジング4のレセプタクル接触面47に接
合固定される光ファイバ保持部材43の位置および向き
を規制し、裸光ファイバ31の光軸と光部品1の光軸と
を自動的に一致させる作用をするものである。以上の図
示説明においては、保持部材ガイド溝48の形状を断面
V字形としているが、これを断面U字形の如きその他の
形状とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、ハウジングにガラスフェルール、ガラスキャピラリ
の如き光ファイバ保持部材を取り付け、これに裸光ファ
イバを挿入する構成を採用したことにより、レセプタク
ルとハウジングとを嵌合するに際して、裸光ファイバに
加えられるべき外力は光ファイバ保持部材により遮断さ
れて裸光ファイバを完全に保護し、その破断、損傷の恐
れを全くなくした。
【0017】そして、基底部に保持部材ガイド溝を形成
したことにより、レセプタクル接触面に接合固定される
光ファイバ保持部材の位置および向きが規制され、光フ
ァイバ保持部材に挿入される裸光ファイバの光軸とレセ
プタクルに取り付けられた光部品の光軸とを適正に一致
させる。以上の通りにして、この発明によれば、安価、
高信頼度、ハウジングとレセプタクルの間の相互着脱の
再現性に優れた光モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する斜視図。
【図2】図1の中央上下方向の断面を示す図。
【図3】従来例を説明する図。
【図4】図3の従来例を分離して説明する図。
【図5】従来例の結合の向きを示す図。
【図6】裸光ファイバとガイド溝の位置関係を示す図。
【符号の説明】
1 光部品 11 球レンズ6 2 レセプタクル 21 基底部 211 ガイド溝 22 保持部材ガイド溝 23 クランプ用凹部 3 光ファイバ 31 裸光ファイバ 4 ハウジング 41 裸光ファイバ延伸面 42 突出枠 43 光ファイバ保持部材 431 固定溝 432 細長孔 5 光ファイバ固定板 45 接着剤注入部 46 クランプ用凸部 47 レセプタクル接触面 48 保持部材ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田 義雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大野 幸春 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 悟 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−300987(JP,A) 実開 昭57−98416(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを保持するハウジングと光部
    品を保持するレセプタクルとにより構成され、ハウジン
    グとレセプタクルとを相互結合して裸光ファイバの光軸
    と光部品の光軸を一致させる光モジュールにおいて、 ハウジングのレセプタクル接触面に裸光ファイバ挿入用
    の細長孔を形成した光ファイバ保持部材を具備せしめ レセプタクルの基底部に上記光ファイバ保持部材が嵌合
    する保持部材ガイド溝を形成したことを特徴とする光モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される光モジュールにお
    いて、 ハウジングおよびレセプタクルの双方に両者を弾性的に
    一体化する結合部を形成したことを特徴とする光モジュ
    ール。
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