JP3292132B2 - トラッキングサーボ装置 - Google Patents
トラッキングサーボ装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの所定
トラック上に光スポットを正確に追従照射できるように
したトラッキングサーボ装置に関する。
トラック上に光スポットを正確に追従照射できるように
したトラッキングサーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従光の光ディスク装置に組み込
まれたトラッキングサーボ装置の一例を示すブロック図
である。光ディスクを走査する光ピックアップ1は、対
物レンズをトラッキング方向に姿勢制御する対物レンズ
アクチュエータ2を備えており、フォーカシングサーボ
とトラッキングサーボを受けながら光ディスクの信号記
録面から情報を読み取るようになっている。対物レンズ
アクチュエータ2は、トラッキングコイル2aとフォー
カシングコイル(図示せず)を有しており、レーザ光源
から出射するレーザ光を信号記録面に光スポットとして
照射する光学系3が、光スポットからの反射光を分岐さ
せて光学情報を外部出力する。光ピックアップ1自体
は、フィードモータ4の動力によりトラッキング方向に
フィードされる。
まれたトラッキングサーボ装置の一例を示すブロック図
である。光ディスクを走査する光ピックアップ1は、対
物レンズをトラッキング方向に姿勢制御する対物レンズ
アクチュエータ2を備えており、フォーカシングサーボ
とトラッキングサーボを受けながら光ディスクの信号記
録面から情報を読み取るようになっている。対物レンズ
アクチュエータ2は、トラッキングコイル2aとフォー
カシングコイル(図示せず)を有しており、レーザ光源
から出射するレーザ光を信号記録面に光スポットとして
照射する光学系3が、光スポットからの反射光を分岐さ
せて光学情報を外部出力する。光ピックアップ1自体
は、フィードモータ4の動力によりトラッキング方向に
フィードされる。
【0003】検出回路5は、光学系3から供給される光
学情報に基づいてトラッキングエラー信号を生成するも
のであり、目標トラックに対する光スポットのトラッキ
ング誤差を示すトラッキングエラー信号がサーボ制御回
路6に送り込まれる。サーボ制御回路6は、対物レンズ
アクチュエータ2内のトラッキングコイル2aとフィー
ドモータ4を制御するものであり、このサーボ制御回路
6により対物レンズの姿勢制御と光ピックアップ1のフ
ィード制御が行われる。具体的には、まず、外部設定さ
れたゲイン目標値に従ってゲイン調整するゲイン調整回
路6aを通過したトラッキングエラー信号が、サーボイ
コライザ6bにおいて周波数特性上の等価処理を受けた
後、一つは所定の駆動電圧をもった姿勢制御信号として
ドライブ回路7を介してトラッキングコイル2aに印加
される。また、別の一つがゲイン係数回路6cにおいて
ゲイン係数を乗算された後、フィードイコライザ6dに
おいて周波数特性上の等価処理を受けた後、所定の駆動
電圧をもったフィード制御信号としてドライブ回路8を
介してフィードモータ4に印加される。すなわち、対物
レンズの姿勢制御とフィードモータ4による光ピックア
ップ1のフィードとが、同じトラッキングエラー信号か
ら生成されたサーボ信号に基づいて制御される。
学情報に基づいてトラッキングエラー信号を生成するも
のであり、目標トラックに対する光スポットのトラッキ
ング誤差を示すトラッキングエラー信号がサーボ制御回
路6に送り込まれる。サーボ制御回路6は、対物レンズ
アクチュエータ2内のトラッキングコイル2aとフィー
ドモータ4を制御するものであり、このサーボ制御回路
6により対物レンズの姿勢制御と光ピックアップ1のフ
ィード制御が行われる。具体的には、まず、外部設定さ
れたゲイン目標値に従ってゲイン調整するゲイン調整回
路6aを通過したトラッキングエラー信号が、サーボイ
コライザ6bにおいて周波数特性上の等価処理を受けた
後、一つは所定の駆動電圧をもった姿勢制御信号として
ドライブ回路7を介してトラッキングコイル2aに印加
される。また、別の一つがゲイン係数回路6cにおいて
ゲイン係数を乗算された後、フィードイコライザ6dに
おいて周波数特性上の等価処理を受けた後、所定の駆動
電圧をもったフィード制御信号としてドライブ回路8を
介してフィードモータ4に印加される。すなわち、対物
レンズの姿勢制御とフィードモータ4による光ピックア
ップ1のフィードとが、同じトラッキングエラー信号か
ら生成されたサーボ信号に基づいて制御される。
【0004】対物レンズアクチュエータ2は、光ディス
クの信号記録面から情報を読み取りながらトラック上を
走査し、ディスク内周側から外周側へ案内される。サー
ボイコライザ6b出力段のドライブ回路7が供給する駆
動電圧が次第に増大すると、フィードイコライザ6d出
力段のドライブ回路8から供給される駆動電圧も比例的
に増大する。フィードモータ6dの動力が光ピックアッ
プフィード機構の静止摩擦に打ち勝つと、光ピックアッ
プ1はフィードされ、対物レンズアクチュエータ2は概
ね中立状態すなわち対物レンズの光軸がトラック中心に
垂直に入射するよう姿勢制御される。こうしたトラッキ
ング制御が繰り返し行われ、光ピックアップ1はディス
ク内周から外周までの全情報を読み取ることができる。
クの信号記録面から情報を読み取りながらトラック上を
走査し、ディスク内周側から外周側へ案内される。サー
ボイコライザ6b出力段のドライブ回路7が供給する駆
動電圧が次第に増大すると、フィードイコライザ6d出
力段のドライブ回路8から供給される駆動電圧も比例的
に増大する。フィードモータ6dの動力が光ピックアッ
プフィード機構の静止摩擦に打ち勝つと、光ピックアッ
プ1はフィードされ、対物レンズアクチュエータ2は概
ね中立状態すなわち対物レンズの光軸がトラック中心に
垂直に入射するよう姿勢制御される。こうしたトラッキ
ング制御が繰り返し行われ、光ピックアップ1はディス
ク内周から外周までの全情報を読み取ることができる。
【0005】なお、サーボ制御回路6内には、サーボゲ
インに関与する回路としてゲイン調整回路6aとゲイン
係数回路6cが設けられているが、ゲイン調整回路6a
は、予め設定されたゲイン目標値に一致するようトラッ
キングエラー信号に乗ずるゲインを可変調整するもので
あり、マイクロプロセッサ等により自動調整されるよう
になっていた。すなわち、対物レンズアクチュエータ2
の駆動感度には、個体差としてバラツキがあり、このバ
ラツキを吸収してトラッキングサーボ系のトータルゲイ
ンを概ね同一ゲインに保つ必要がある。そこで、例えば
対物レンズアクチュエータ2の駆動感度が高い場合は、
ゲイン目標値を低めに調整し、またその逆に駆動感度が
低い場合は、ゲイン目標値を高めに調整するよう調整さ
れる。
インに関与する回路としてゲイン調整回路6aとゲイン
係数回路6cが設けられているが、ゲイン調整回路6a
は、予め設定されたゲイン目標値に一致するようトラッ
キングエラー信号に乗ずるゲインを可変調整するもので
あり、マイクロプロセッサ等により自動調整されるよう
になっていた。すなわち、対物レンズアクチュエータ2
の駆動感度には、個体差としてバラツキがあり、このバ
ラツキを吸収してトラッキングサーボ系のトータルゲイ
ンを概ね同一ゲインに保つ必要がある。そこで、例えば
対物レンズアクチュエータ2の駆動感度が高い場合は、
ゲイン目標値を低めに調整し、またその逆に駆動感度が
低い場合は、ゲイン目標値を高めに調整するよう調整さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトラッキン
グサーボ装置9は、対物レンズアクチュエータ2の駆動
感度に個体差を想定しており、中立状態にある対物レン
ズをディスク内外周方向に同一量だけ姿勢変化させるに
しても、対物レンズアクチュエータ2の駆動感度によっ
てサーボイコライザ6bの出力が異なるため、フィード
制御用ドライブ回路8が出力する駆動電圧も異なること
になる。すなわち、例えば対物レンズアクチュエータ2
の駆動感度が低い場合、ゲイン調整回路6aには目標値
として大きなゲインが設定されるため、僅かなトラッキ
ングエラー信号に対してもフィードモータ4に対し大き
な駆動電圧が印加されてしまい、中立状態からのフィー
ドシフトの行き過ぎが見られ、またその逆に対物レンズ
アクチュエータ2の駆動感度が高い場合は、ゲイン調整
回路6aには目標値として小さなゲインが設定されるた
め、大きなトラッキングエラー信号に対してもフィード
モータ4に対する駆動電圧が不足しやすく、中立状態へ
のフィードシフト不足が見られる等の課題があった。ま
た、光ピックアップ1をフィードするフィード機構の静
止摩擦は、機構各部の個体差によってバラツキを生ずる
ため、フィード機構の構造によっては前述の現象がさら
に顕著になるといった課題を抱えるものであった。
グサーボ装置9は、対物レンズアクチュエータ2の駆動
感度に個体差を想定しており、中立状態にある対物レン
ズをディスク内外周方向に同一量だけ姿勢変化させるに
しても、対物レンズアクチュエータ2の駆動感度によっ
てサーボイコライザ6bの出力が異なるため、フィード
制御用ドライブ回路8が出力する駆動電圧も異なること
になる。すなわち、例えば対物レンズアクチュエータ2
の駆動感度が低い場合、ゲイン調整回路6aには目標値
として大きなゲインが設定されるため、僅かなトラッキ
ングエラー信号に対してもフィードモータ4に対し大き
な駆動電圧が印加されてしまい、中立状態からのフィー
ドシフトの行き過ぎが見られ、またその逆に対物レンズ
アクチュエータ2の駆動感度が高い場合は、ゲイン調整
回路6aには目標値として小さなゲインが設定されるた
め、大きなトラッキングエラー信号に対してもフィード
モータ4に対する駆動電圧が不足しやすく、中立状態へ
のフィードシフト不足が見られる等の課題があった。ま
た、光ピックアップ1をフィードするフィード機構の静
止摩擦は、機構各部の個体差によってバラツキを生ずる
ため、フィード機構の構造によっては前述の現象がさら
に顕著になるといった課題を抱えるものであった。
【0007】さらにまた、対物レンズアクチュエータ2
の駆動感度や光ピックアップフィード機構の静止摩擦は
環境温度によりに変化するため、中立状態への制御応答
偏差すなわち安定状態における中立状態からのずれ量も
絶対不変ではなく、さらにまた光ピックアップ1の組み
立て精度によっては、対物レンズアクチュエータ2が中
立状態からディスク内外周方向に一定量シフトした時の
光学特性いわゆる視野特性にもバラツキを招くことがあ
り、これら全てのバラツキを考慮したサーボ系の設計は
容易ではなく、設計仕様によって対物レンズアクチュエ
ータ2の可動範囲を異ならしめたときなどに、再生能力
やエラーレートにも差が生じやすい等の課題を抱えるも
のであった。
の駆動感度や光ピックアップフィード機構の静止摩擦は
環境温度によりに変化するため、中立状態への制御応答
偏差すなわち安定状態における中立状態からのずれ量も
絶対不変ではなく、さらにまた光ピックアップ1の組み
立て精度によっては、対物レンズアクチュエータ2が中
立状態からディスク内外周方向に一定量シフトした時の
光学特性いわゆる視野特性にもバラツキを招くことがあ
り、これら全てのバラツキを考慮したサーボ系の設計は
容易ではなく、設計仕様によって対物レンズアクチュエ
ータ2の可動範囲を異ならしめたときなどに、再生能力
やエラーレートにも差が生じやすい等の課題を抱えるも
のであった。
【0008】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、対物レンズの姿勢制御と光ピックアップのフィード
制御とを共に安定化させたトラッキングサーボ装置を提
供することを目的とするものである。
り、対物レンズの姿勢制御と光ピックアップのフィード
制御とを共に安定化させたトラッキングサーボ装置を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光ピックアップの対物レンズを姿勢制御
する姿勢制御系及び該姿勢制御系の姿勢制御ゲインに係
数を乗じたフィード制御ゲインをもって前記光ピックア
ップをフィード制御するフィード制御系を備えたトラッ
キングサーボ装置において、前記姿勢制御ゲインを可変
調整したときに、該姿勢制御ゲイン調整の増減の極性と
は逆の極性をもって前記係数を増減して可変調整する調
整手段を設けたことを特徴とするものである。
め、本発明は、光ピックアップの対物レンズを姿勢制御
する姿勢制御系及び該姿勢制御系の姿勢制御ゲインに係
数を乗じたフィード制御ゲインをもって前記光ピックア
ップをフィード制御するフィード制御系を備えたトラッ
キングサーボ装置において、前記姿勢制御ゲインを可変
調整したときに、該姿勢制御ゲイン調整の増減の極性と
は逆の極性をもって前記係数を増減して可変調整する調
整手段を設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、前記調整手段が、前記姿勢制御系の
制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して前記
フィード制御ゲインを可変調整すること、或いはトラッ
キング制御を停止した状態において、前記トラッキング
エラー信号の信号レベルを検出し、該検出レベルが目標
値に一致するよう制御するエラー検出レベル調整手段を
さらに具備すること等を他の特徴とするものである。
制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して前記
フィード制御ゲインを可変調整すること、或いはトラッ
キング制御を停止した状態において、前記トラッキング
エラー信号の信号レベルを検出し、該検出レベルが目標
値に一致するよう制御するエラー検出レベル調整手段を
さらに具備すること等を他の特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のトラッ
キングサーボ装置の一実施形態を示す概略構成図、図2
は、図1の要部を示す回路構成図、図3は、本発明のト
ラッキングサーボ装置の要部の変形例を示す回路構成図
である。
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明のトラッ
キングサーボ装置の一実施形態を示す概略構成図、図2
は、図1の要部を示す回路構成図、図3は、本発明のト
ラッキングサーボ装置の要部の変形例を示す回路構成図
である。
【0012】図1に示すトラッキングサーボ装置11
は、サーボ制御回路12の構成及びこれに外部接続した
マイクロプロセッサ13の構成が異なる点を除き、従来
装置と同じ構成を有する。すなわち、光学系によって得
られた光学情報を検出回路5が差動増幅してトラッキン
グエラー信号を生成し、このトラッキングエラー信号に
基づいてサーボ制御回路12が対物レンズアクチュエー
タ2を姿勢制御するとともに光ピックアップ1をフィー
ド制御する。
は、サーボ制御回路12の構成及びこれに外部接続した
マイクロプロセッサ13の構成が異なる点を除き、従来
装置と同じ構成を有する。すなわち、光学系によって得
られた光学情報を検出回路5が差動増幅してトラッキン
グエラー信号を生成し、このトラッキングエラー信号に
基づいてサーボ制御回路12が対物レンズアクチュエー
タ2を姿勢制御するとともに光ピックアップ1をフィー
ド制御する。
【0013】サーボ制御回路12は、マイクロプロセッ
サ13によってゲイン目標値を設定され、設定されたゲ
イン目標値をマイクロプロセッサ13に送り返すゲイン
調整回路12aと、マイクロプロセッサ13によりゲイ
ン係数を可変設定されるゲイン係数回路12bを備えて
いる。一方また、マイクロプロセッサ13は、対物レン
ズアクチュエータ2の駆動感度に応じたゲイン目標値を
設定し、これをサーボ制御回路12内のゲイン調整回路
12aに送り出すゲイン目標値設定回路13aと、ゲイ
ン目標値の調整前後におけるゲイン差に反比例する係数
を演算してゲイン係数を演算し、演算結果をサーボ制御
回路12内のゲイン係数回路12bに設定するフィード
ゲイン係数演算回路13bとを備えている。
サ13によってゲイン目標値を設定され、設定されたゲ
イン目標値をマイクロプロセッサ13に送り返すゲイン
調整回路12aと、マイクロプロセッサ13によりゲイ
ン係数を可変設定されるゲイン係数回路12bを備えて
いる。一方また、マイクロプロセッサ13は、対物レン
ズアクチュエータ2の駆動感度に応じたゲイン目標値を
設定し、これをサーボ制御回路12内のゲイン調整回路
12aに送り出すゲイン目標値設定回路13aと、ゲイ
ン目標値の調整前後におけるゲイン差に反比例する係数
を演算してゲイン係数を演算し、演算結果をサーボ制御
回路12内のゲイン係数回路12bに設定するフィード
ゲイン係数演算回路13bとを備えている。
【0014】ここで、対物レンズアクチュエータ2の駆
動感度のバラツキを吸収し、トラッキングサーボ系のト
ータルゲインを概ね一定に保つため、マイクロプロセッ
サ13内のゲイン目標値設定回路13aがゲイン目標値
を自動計算し、ゲイン調整回路12aとフィードゲイン
係数演算回路13bに供給する。なお、ゲイン調整回路
12aによる姿勢制御系のトータルゲインの調整がほぼ
従前通り行われる。また一方で、姿勢制御系におけるト
ータルゲインの調整による影響を受けたままであったフ
ィード制御系のゲインに関しても、ゲイン係数回路12
bのゲイン係数がゲイン目標値に合わせて修正される。
すなわち、ゲイン調整回路12aのゲイン調整値をマイ
クロプロセッサ13が認識し、フィードゲイン係数演算
回路13bがゲイン係数に適切な係数を演算する。具体
的には、フィードゲイン係数演算回路13bが、ゲイン
調整回路6の初期ゲインと変化後のゲインを比較し、比
較誤差に反比例した数値をゲイン係数回路12bの初期
係数値に乗算する。乗算結果は、ゲイン係数回路12b
の新たなゲイン係数として設定され、これによりフィー
ド系のトータルゲインも対応変更される。
動感度のバラツキを吸収し、トラッキングサーボ系のト
ータルゲインを概ね一定に保つため、マイクロプロセッ
サ13内のゲイン目標値設定回路13aがゲイン目標値
を自動計算し、ゲイン調整回路12aとフィードゲイン
係数演算回路13bに供給する。なお、ゲイン調整回路
12aによる姿勢制御系のトータルゲインの調整がほぼ
従前通り行われる。また一方で、姿勢制御系におけるト
ータルゲインの調整による影響を受けたままであったフ
ィード制御系のゲインに関しても、ゲイン係数回路12
bのゲイン係数がゲイン目標値に合わせて修正される。
すなわち、ゲイン調整回路12aのゲイン調整値をマイ
クロプロセッサ13が認識し、フィードゲイン係数演算
回路13bがゲイン係数に適切な係数を演算する。具体
的には、フィードゲイン係数演算回路13bが、ゲイン
調整回路6の初期ゲインと変化後のゲインを比較し、比
較誤差に反比例した数値をゲイン係数回路12bの初期
係数値に乗算する。乗算結果は、ゲイン係数回路12b
の新たなゲイン係数として設定され、これによりフィー
ド系のトータルゲインも対応変更される。
【0015】こうしてフィード制御系のトータルゲイン
が変更されることで、対物レンズアクチュエータ2の駆
動感度に個体差があっても、中立状態からのディスク内
外周方向のシフト量が同じであれば、サーボイコライザ
6bの出力が異なろうとも、トラッキングコイル2a或
いはフィードモータ4に加わる駆動電圧は適正化され
る。すなわち、例えば対物レンズアクチュエータ2の駆
動感度に応じてゲイン調整回路12aによる調整ゲイン
が変更されても、トラッキングエラー信号に対するフィ
ードモータ4に対する駆動電圧が過剰になったり不足し
たりすることはなく、常に適正なフィード制御が行われ
る。このため、光ピックアップ1をフィードするフィー
ド機構の静止摩擦が機構各部の個体差によってバラツキ
があろうとも、或いはこのバラツキが環境温度によって
影響されようとも、安定したトラッキング制御が可能で
ある。しかも、光ピックアップ1の組み立て精度によっ
て、対物レンズアクチュエータ2が中立状態からディス
ク内外周方向に一定量シフトしたときの光学特性いわゆ
る視野特性にバラツキを招くことはないので、全てのバ
ラツキを考慮したサーボ系の設計は容易であり、また設
計仕様によって対物レンズアクチュエータ2の可動範囲
を異ならしめたときに、再生能力やエラーレートに差が
生ずることもなく、高品位の光ディスクドライブが可能
である。
が変更されることで、対物レンズアクチュエータ2の駆
動感度に個体差があっても、中立状態からのディスク内
外周方向のシフト量が同じであれば、サーボイコライザ
6bの出力が異なろうとも、トラッキングコイル2a或
いはフィードモータ4に加わる駆動電圧は適正化され
る。すなわち、例えば対物レンズアクチュエータ2の駆
動感度に応じてゲイン調整回路12aによる調整ゲイン
が変更されても、トラッキングエラー信号に対するフィ
ードモータ4に対する駆動電圧が過剰になったり不足し
たりすることはなく、常に適正なフィード制御が行われ
る。このため、光ピックアップ1をフィードするフィー
ド機構の静止摩擦が機構各部の個体差によってバラツキ
があろうとも、或いはこのバラツキが環境温度によって
影響されようとも、安定したトラッキング制御が可能で
ある。しかも、光ピックアップ1の組み立て精度によっ
て、対物レンズアクチュエータ2が中立状態からディス
ク内外周方向に一定量シフトしたときの光学特性いわゆ
る視野特性にバラツキを招くことはないので、全てのバ
ラツキを考慮したサーボ系の設計は容易であり、また設
計仕様によって対物レンズアクチュエータ2の可動範囲
を異ならしめたときに、再生能力やエラーレートに差が
生ずることもなく、高品位の光ディスクドライブが可能
である。
【0016】また、フィード制御ゲインは、姿勢制御系
の制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して可
変調整するようにしたから、姿勢制御系がゲイン変更さ
れたときに、実質的なゲイン変更量に対応した適切なフ
ィード制御ゲインの調整が可能であり、対物レンズアク
チュエータ2の駆動感度のバラツキに対する姿勢制御系
側での適応措置に連動させ、フィード制御系を的確かつ
適切に調整することができる。
の制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して可
変調整するようにしたから、姿勢制御系がゲイン変更さ
れたときに、実質的なゲイン変更量に対応した適切なフ
ィード制御ゲインの調整が可能であり、対物レンズアク
チュエータ2の駆動感度のバラツキに対する姿勢制御系
側での適応措置に連動させ、フィード制御系を的確かつ
適切に調整することができる。
【0017】なお、上記実施形態に示したトラッキング
サーボ装置11は、マイクロプロセッサ13がゲイン調
整回路12aに連動させてゲイン係数回路12bのゲイ
ン係数を可変調整するだけの構成であったが、図3に要
部を示すトラッキングサーボ装置21のごとく、トラッ
キングエラー信号を生成する検出回路5とゲイン調整回
路12aの間にレベル調整回路22を介在させ、このレ
ベル調整回路22の調整レベルを能動的に可変調整する
構成とすることもできる。具体的には、レベル調整回路
22に調整レベル検出回路23を接続し、マイクロプロ
セッサ13内に配設したレベル目標値設定回路13cに
設定したレベル目標値と検出された調整レベルとの誤差
信号が零となるよう、レベル調整回路22がレベル調整
を行う構成としたある。ただし、レベル調整回路22に
よる実際のレベル調整は、フォーカスサーボのみ機能さ
せた状態すなわちトラッキングサーボを一時休止させた
状態において、調整レベル検出回路23によりトラッキ
ングエラー信号の信号レベルを検出し、この信号レベル
を一定にするようなレベル目標値を演算し、これをレベ
ル目標値設定回路13cに設定する。なお、レベル検出
回路23は、ピークホールド回路とボトムホールド回路
を内蔵しており、両回路から得られる値を演算すること
によりトラッキングエラー信号の振幅を検出する。
サーボ装置11は、マイクロプロセッサ13がゲイン調
整回路12aに連動させてゲイン係数回路12bのゲイ
ン係数を可変調整するだけの構成であったが、図3に要
部を示すトラッキングサーボ装置21のごとく、トラッ
キングエラー信号を生成する検出回路5とゲイン調整回
路12aの間にレベル調整回路22を介在させ、このレ
ベル調整回路22の調整レベルを能動的に可変調整する
構成とすることもできる。具体的には、レベル調整回路
22に調整レベル検出回路23を接続し、マイクロプロ
セッサ13内に配設したレベル目標値設定回路13cに
設定したレベル目標値と検出された調整レベルとの誤差
信号が零となるよう、レベル調整回路22がレベル調整
を行う構成としたある。ただし、レベル調整回路22に
よる実際のレベル調整は、フォーカスサーボのみ機能さ
せた状態すなわちトラッキングサーボを一時休止させた
状態において、調整レベル検出回路23によりトラッキ
ングエラー信号の信号レベルを検出し、この信号レベル
を一定にするようなレベル目標値を演算し、これをレベ
ル目標値設定回路13cに設定する。なお、レベル検出
回路23は、ピークホールド回路とボトムホールド回路
を内蔵しており、両回路から得られる値を演算すること
によりトラッキングエラー信号の振幅を検出する。
【0018】かくして、上記トラッキングサーボ装置2
1によれば、トラッキング制御を停止した状態におい
て、トラッキングエラー信号の信号レベルを検出し、こ
の検出レベルが目標値に一致するよう制御することで、
トラッキングエラー信号の検出回路に付随する個体差
を、トラッキングサーボに影響を与えない環境下でスタ
ティックに検出し、この個体差に応じた検出感度の調整
が可能であり、操作系と検出系の両方で機構的な個体差
を解消する制御系の構築が可能である。
1によれば、トラッキング制御を停止した状態におい
て、トラッキングエラー信号の信号レベルを検出し、こ
の検出レベルが目標値に一致するよう制御することで、
トラッキングエラー信号の検出回路に付随する個体差
を、トラッキングサーボに影響を与えない環境下でスタ
ティックに検出し、この個体差に応じた検出感度の調整
が可能であり、操作系と検出系の両方で機構的な個体差
を解消する制御系の構築が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ピックアップの対物レンズを姿勢制御する姿勢制御ゲ
インを可変調整したときに、姿勢制御系の姿勢制御ゲイ
ンに係数を乗じたフィード制御ゲインをもって光ピック
アップをフィード制御するフィード制御系の係数を、姿
勢制御ゲイン調整の増減の極性とは逆の極性をもって増
減して可変調整する構成としたから、姿勢制御系に対す
るゲイン調整に合わせてフィード制御系のトータルゲイ
ンが変更されるため、対物レンズアクチュエータの駆動
感度に個体差があっても、中立状態からのディスク内外
周方向のシフト量が同じであれば、サーボイコライザの
出力が異なろうとも、姿勢制御系或いはフィード制御系
に加わる制御出力は適正化され、従って対物レンズアク
チュエータの駆動感度に応じて姿勢制御ゲインが変更さ
れても、トラッキングエラー信号に対するフィード制御
系の制御出力が過剰になったり不足したりすることはな
く、常に適正なフィード制御を行うことができ、従って
光ピックアップをフィードするフィード機構の静止摩擦
が機構各部の個体差によってバラツキがあろうとも、或
いはこのバラツキが環境温度によって影響されようと
も、安定したトラッキング制御が可能であり、しかも、
光ピックアップの組み立て精度によって、対物レンズア
クチュエータが中立状態からディスク内外周方向に一定
量シフトしたときの光学特性いわゆる視野特性にバラツ
キを招くことはないので、全てのバラツキを考慮したサ
ーボ系の設計は容易であり、また設計仕様によって対物
レンズアクチュエータの可動範囲を異ならしめたとき
に、再生能力やエラーレートに差が生ずることもないた
め、高品位の光ディスクドライブが可能である等の優れ
た効果を奏する。
光ピックアップの対物レンズを姿勢制御する姿勢制御ゲ
インを可変調整したときに、姿勢制御系の姿勢制御ゲイ
ンに係数を乗じたフィード制御ゲインをもって光ピック
アップをフィード制御するフィード制御系の係数を、姿
勢制御ゲイン調整の増減の極性とは逆の極性をもって増
減して可変調整する構成としたから、姿勢制御系に対す
るゲイン調整に合わせてフィード制御系のトータルゲイ
ンが変更されるため、対物レンズアクチュエータの駆動
感度に個体差があっても、中立状態からのディスク内外
周方向のシフト量が同じであれば、サーボイコライザの
出力が異なろうとも、姿勢制御系或いはフィード制御系
に加わる制御出力は適正化され、従って対物レンズアク
チュエータの駆動感度に応じて姿勢制御ゲインが変更さ
れても、トラッキングエラー信号に対するフィード制御
系の制御出力が過剰になったり不足したりすることはな
く、常に適正なフィード制御を行うことができ、従って
光ピックアップをフィードするフィード機構の静止摩擦
が機構各部の個体差によってバラツキがあろうとも、或
いはこのバラツキが環境温度によって影響されようと
も、安定したトラッキング制御が可能であり、しかも、
光ピックアップの組み立て精度によって、対物レンズア
クチュエータが中立状態からディスク内外周方向に一定
量シフトしたときの光学特性いわゆる視野特性にバラツ
キを招くことはないので、全てのバラツキを考慮したサ
ーボ系の設計は容易であり、また設計仕様によって対物
レンズアクチュエータの可動範囲を異ならしめたとき
に、再生能力やエラーレートに差が生ずることもないた
め、高品位の光ディスクドライブが可能である等の優れ
た効果を奏する。
【0020】また、フィード制御ゲインは、姿勢制御系
の制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して可
変調整するようにしたから、姿勢制御系がゲイン変更さ
れたときに、実質的なゲイン変更量に対応した適切なフ
ィード制御ゲインの調整が可能であり、対物レンズアク
チュエータの駆動感度のバラツキに対する姿勢制御系側
での適応措置に連動させ、フィード制御系を的確かつ適
切に調整することができる等の効果を奏する。
の制御ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して可
変調整するようにしたから、姿勢制御系がゲイン変更さ
れたときに、実質的なゲイン変更量に対応した適切なフ
ィード制御ゲインの調整が可能であり、対物レンズアク
チュエータの駆動感度のバラツキに対する姿勢制御系側
での適応措置に連動させ、フィード制御系を的確かつ適
切に調整することができる等の効果を奏する。
【0021】また、トラッキング制御を停止した状態に
おいて、トラッキングエラー信号の信号レベルを検出
し、この検出レベルが目標値に一致するよう制御するよ
うにしたから、トラッキングエラー信号の検出回路に付
随する個体差を、トラッキングサーボに影響を与えない
環境下でスタティックに検出し、この個体差に応じた検
出感度の調整が可能であり、操作系と検出系の両方で機
構的な個体差を解消する制御系の構築が可能である等の
効果を奏する。
おいて、トラッキングエラー信号の信号レベルを検出
し、この検出レベルが目標値に一致するよう制御するよ
うにしたから、トラッキングエラー信号の検出回路に付
随する個体差を、トラッキングサーボに影響を与えない
環境下でスタティックに検出し、この個体差に応じた検
出感度の調整が可能であり、操作系と検出系の両方で機
構的な個体差を解消する制御系の構築が可能である等の
効果を奏する。
【図1】本発明のトラッキングサーボ装置の一実施形態
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】図1の要部を示す回路構成図である。
【図3】本発明のトラッキングサーボ装置の要部の変形
例を示す回路構成図である。
例を示す回路構成図である。
【図4】従来のトラッキングサーボ装置の一例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
1 光ピックアップ 2 対物レンズアクチュエータ 2a トラッキングコイル 3 光学系 4 フィードモータ 5 検出回路 6b サーボイコライザ 6d フィードイコライザ 7,8 ドライブ回路 11,21 トラッキングサーボ装置 12 サーボ制御回路 12a ゲイン調整回路 12b ゲイン係数回路 13 マイクロプロセッサ 13a ゲイン目標値設定回路 13b フィードゲイン係数演算回路 13c レベル目標値設定回路 22 レベル調整回路 23 調整レベル検出回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/09 - 7/095 G11B 7/085
Claims (3)
- 【請求項1】 光ピックアップの対物レンズを姿勢制御
する姿勢制御系及び該姿勢制御系の姿勢制御ゲインに係
数を乗じたフィード制御ゲインをもって前記光ピックア
ップをフィード制御するフィード制御系を備えたトラッ
キングサーボ装置において、前記姿勢制御ゲインを可変
調整したときに、該姿勢制御ゲイン調整の増減の極性と
は逆の極性をもって前記係数を増減して可変調整する調
整手段を設けたことを特徴とするトラッキングサーボ装
置。 - 【請求項2】 前記調整手段は、前記姿勢制御系の制御
ゲインの調整前後のゲイン差にほぼ反比例して前記フィ
ード制御ゲインを可変調整することを特徴とする請求項
1記載のトラッキングサーボ装置。 - 【請求項3】 トラッキング制御を停止した状態におい
て、前記トラッキングエラー信号の信号レベルを検出
し、該検出レベルが目標値に一致するよう制御するエラ
ー検出レベル調整手段をさらに具備することを特徴とす
る請求項1又は2記載のトラッキングサーボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06245898A JP3292132B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | トラッキングサーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06245898A JP3292132B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | トラッキングサーボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259876A JPH11259876A (ja) | 1999-09-24 |
JP3292132B2 true JP3292132B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=13200793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06245898A Expired - Fee Related JP3292132B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | トラッキングサーボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4114627B2 (ja) | 2004-04-05 | 2008-07-09 | 船井電機株式会社 | 光ディスク装置 |
JP5953004B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2016-07-13 | 日本発條株式会社 | 磁気ディスク装置 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP06245898A patent/JP3292132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11259876A (ja) | 1999-09-24 |
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