JP3291471B2 - 回転式圧縮機 - Google Patents

回転式圧縮機

Info

Publication number
JP3291471B2
JP3291471B2 JP27797998A JP27797998A JP3291471B2 JP 3291471 B2 JP3291471 B2 JP 3291471B2 JP 27797998 A JP27797998 A JP 27797998A JP 27797998 A JP27797998 A JP 27797998A JP 3291471 B2 JP3291471 B2 JP 3291471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
cylinder
joint
rotary compressor
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27797998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000105007A (ja
Inventor
俊行 江原
伸央 甲元
昌也 只野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP27797998A priority Critical patent/JP3291471B2/ja
Publication of JP2000105007A publication Critical patent/JP2000105007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291471B2 publication Critical patent/JP3291471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然冷媒の内、特
に二酸化炭素(CO2)を用いた回転式圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種回転式圧縮機は、シリンダ
ー吸気通路において、銅パイプを鉄パイプで径方向に拡
管させるか、Oリングを銅パイプの代替えとして利用
し、ケース内側のガス冷媒と共にシールを行っている。
【0003】この様に、従来ではシリンダ吸気通路の径
方向の抗張力を利用しガスシールを行っているものであ
る。
【0004】ここで、二酸化炭素を冷媒として用いた場
合、二酸化炭素冷媒は圧力が高く、更に高圧と低圧の差
が大きいものである。(冷媒圧力は高圧側で約150k
g/cm2Gにも達し、低圧側では約30kg/cm2
となる。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、フロンを冷
媒として用いた場合より、更に強いガスシール力が要求
され、各部品の肉厚を厚くする必要がある。
【0006】更に、軸受け負荷を低減するため、シリン
ダー厚さを薄くする必要があり、従来技術の如く、径方
向の抗張力を利用した場合、径方向とシリンダ肉厚との
関係で、冷媒通路の確保が困難となるものである。この
様に、冷媒通路が狭いと圧損が大きくなり性能低下の原
因となるものである。
【0007】このため、シリンダ吸気通路の軸方向の抗
張力を利用することが必要となり(図2参照)、軸方向
にシール可能な力を一方向から加えると、回転圧縮要素
が傾き駆動軸が傾く事となる。
【0008】これにより、ロータの位置が変わってエア
ギャップが不均一となり、特に傾きが大きい場合には、
ステータとローラとが接触して摩耗粉が発生するなど、
回転圧縮要素の異常摩耗の原因となる。
【0009】また、ろう付けの熱により、ケースが焼鈍
され、脆化しろう付け近傍のケースが破損する問題も有
している。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、密閉容器と冷媒配管の接続部分の破損を極力防
止すると共に、電動要素のエアギャップを均一に保つ事
を目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、両端開口を閉塞されたシリンダと、この
シリンダ内を回転するローラと、このローラに当接する
ことにより前記シリンダ内に圧縮空間を形成するベーン
とからなる回転圧縮要素を円筒形の密閉容器内に収納
し、吸入した冷媒を前記回転圧縮要素にて圧縮して吐出
する回転式圧縮機において、冷媒として二酸化炭素を用
い、前記シリンダに設けられ、前記回転圧縮要素に冷媒
を導入する導入管と、前記シリンダに設けられ、前記回
転圧縮要素により圧縮された冷媒を吐出する吐出管と、
前記導入管及び吐出管に夫々挿入されると共に、前記円
筒形密閉容器の側面に固着されるジョイントとを備え、
前記ジョイントはほぼ相対向した位置に設けられること
を特徴とする回転式圧縮機。
【0012】この様に、冷媒の導入・吐出にジョイント
を用いた関係上、強度の確保が容易となるものである。
更に、各ジョイントを対向配置したため、電動要素のエ
アギャップを均一にする事ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明を具備する2シリンダの回転
式圧縮機の縦断面図、図2は本発明を具備する2シリン
ダの回転式圧縮機の要部拡大図、図3はジョイントの位
置を示す平面概念図、図4は本発明を具備する2シリン
ダの回転式圧縮機を用いた冷凍回路図、図5は本発明を
具備する2シリンダの回転式圧縮機を用いた冷凍回路図
におけるモリエル線図である。
【0015】図1における1は、本発明を具備する2シ
リンダの回転式圧縮機(ロータリ式コンプレッサ)で、
鉄などの金属からなる密閉容器2内の上部に設けられた
電動要素3と、この電動要素3の下方に設けられ、電動
要素3の回転軸4にて回転駆動される回転圧縮要素5と
からなるものである。
【0016】また、前記密閉容器2は下部をオイル溜2
Cとし、前記電動要素3及び回転圧縮要素5を収納する
容器体2Aと、この容器体2Aを密閉する密閉蓋2Bと
よりなるもので、この密閉蓋2Bには前記電動要素3に
電力を供給するためのターミナル端子(配線は省略)6
が取り付けられている。
【0017】また、電動要素3は、ロータ7及びステー
タ8からなるもので、ロータ7は積層した電磁鋼板から
なる積層体10の内部に図示しない永久磁石を設けてな
るもので、ステータ8はリング状の電磁鋼板を積層した
積層体12に巻線11を取り付けてなるものである。
尚、9はバランサーである。この構造は、直流モータと
称するものであるが、積層した電磁鋼板にアルミニウム
製のアルミ芯を挿入してなる交流モータと称するモータ
を用いても良い。
【0018】また、回転圧縮要素5は、プレートミドル
(中間仕切板)13と、このプレートミドル13の上下
に取り付けられた上下シリンダ14、15と、この上下
シリンダ14、15内を回転軸4の上下偏心部16、1
7によって回転する上下ローラ18、19と、この上下
ローラ18、19に接して上下シリンダ14、15内を
高圧室と低圧室とに区画する上下ベーンと、上下シリン
ダ14、15の上下の開口を閉塞すると共に、前記回転
軸4の回転を許容するメインフレーム22、ベアリング
プレート23とで構成されている。
【0019】更にこれらは、メインフレーム22、上シ
リンダ14、プレートミドル13、下シリンダ15、ベ
アリングプレート23の順に配置され、ボルト24にて
連結されているものである。
【0020】また、前記回転軸4には、前記回転圧縮要
素5の各摺動部に潤滑油、即ちオイルAを供給するため
の給油孔25が設けられている。更に、回転軸4の外周
面には、この給油孔25と連通し、オイルAをメインフ
レーム22、ベアリングプレート23の軸受部に導く給
油溝26が形成されている。更に、前記上下ベーンには
前記上下ローラ18、19に対して常時付勢するための
スプリングが設けられている。
【0021】ここで、潤滑油としてのオイルAは、鉱物
油(ミネラルオイル)、アルキルベンゼン油、エーテル
油、エステル油など既存のオイルAで良い。
【0022】また、前記上下シリンダ14、15には冷
媒を導入する上下導入管28、29が設けられていると
共に、冷媒を吐出する上下出口管30、31がそれぞれ
設けられている。そして、これら上下導入管28、29
及び上下出口管30、31には、サクションジョイント
45、ディスチャージジョイント46を介して冷媒配管
32、33、34がそれぞれ接続されている。
【0023】そして、図3に示す如く、前記サクション
ジョイント45及びディスチャージジョイント46は、
相対向して設けられており、サクションジョイント45
はディスチャージジョイント46に対して、少なくとも
左右30度の角度範囲に位置している。
【0024】この様に、サクションジョイント45とデ
ィスチャージジョイント46とが相対向している関係
上、回転圧縮要素5の一部にのみ過剰な力が加わる事を
防止でき、回転軸4が倒れて電動要素3のロータ7及び
ステータ8のエアギャップが不均一となってしまう事を
極力防止できるものである。
【0025】但し、望ましくは、サクションジョイント
45はディスチャージジョイント46に対して左右10
度の角度範囲内とする。
【0026】前記サクションジョイント45には、前記
上下導入管28、29に挿入される導入側挿入管47、
47が設けられている。尚、このサクションジョイント
45は鉄、又はステンレスなどで形成されている。
【0027】また、前記密閉容器2のサクションジョイ
ント45取付位置には、鉄製のジョイントベース49が
溶接されており、前記サクションジョイント45がテフ
ロンシート55を介してジョイントベース49にボルト
50で螺着されているものである。そして、このジョイ
ントベース49には、前記サクションジョイント45の
導入側挿入管47、47が挿通する穴が形成されてい
る。
【0028】この様に、サクションジョイント45を取
付部分にジョイントベース49を溶接したため、この部
分から破損する事を防止できるものである。即ち、ジョ
イントベース49が密閉容器2とサクションジョイント
45の接続部分を補強するものである。
【0029】更に、前記上下導入管28、29の開口端
内周は、前記導入側挿入管47、47の挿入を容易とす
るため、傾斜状としているものであり、前記サクション
ジョイント45の導入側挿入管47、47の先端も、開
口端外周を傾斜状としているものである。
【0030】また、図2に示す如く、前記上下導入管2
8、29には、冷媒が流れる冷媒通路28A、29Aが
形成されており、先端部近傍では、この冷媒通路28
A、29Aより大きく、前記導入側挿入管47、47が
挿入可能な径となっている。従って、上下導入管28、
29先端部近傍には、段差が形成される事となる。
【0031】また、前記導入側挿入管47、47の先端
部には、テフロンパッキン48、48が設けられてお
り、このテフロンパッキン48、48により二酸化炭素
冷媒のリークを防止している。
【0032】尚、51はメインフレーム22やベアリン
グプレート23と回転軸4などの間から二酸化炭素ガス
冷媒がリークし、密閉容器2内が高圧となるのを防止す
るための調圧管で、35は密閉容器2を支持するための
台座、36はサクションマフラである。
【0033】次に、前記ディスチャージジョイント46
には、前記上下出口管30、31に挿入される出口側挿
入管52、52が設けられている。尚、このディスチャ
ージジョイント46は鉄、又はステンレスなどで形成さ
れている。
【0034】また、前記密閉容器2のディスチャージジ
ョイント46取付位置には、鉄製のジョイントベース5
3が溶接されており、前記ディスチャージジョイント4
6がテフロンシートを介してジョイントベース53にボ
ルト54で螺着されているものである。そして、このジ
ョイントベース53には、前記ディスチャージジョイン
ト46の出口側挿入管52、52が挿通する穴が形成さ
れている。
【0035】この様に、ディスチャージジョイント46
を取付部分にジョイントベース53を溶接したため、こ
の部分から破損する事を防止できるものである。即ち、
ジョイントベース53が密閉容器2とディスチャージジ
ョイント46の接続部分を補強するものである。
【0036】更に、前記上下出口管30、31の開口端
内周は、前記出口側挿入管52、52の挿入を容易とす
るため、傾斜状としているものであり、前記ディスチャ
ージジョイント46の出口側挿入管52、52の先端
も、開口端外周を傾斜状としているものである。
【0037】また、前記上下出口管30、31には、冷
媒が流れる冷媒通路が形成されており、先端部近傍で
は、この冷媒通路より大きく、前記出口側挿入管52、
52が挿入可能な径となっている。従って、上下出口管
30、31先端部近傍には、段差が形成される事とな
る。
【0038】また、前記出口側挿入管52、52の先端
部には、テフロンパッキンが設けられており、このテフ
ロンパッキンにより二酸化炭素冷媒のリークを防止して
いる。
【0039】次に、上述した2シリンダの回転式圧縮機
1の冷媒回路に関して、図3及び図4を参照して説明す
る。尚、本実施例の回転式圧縮機1は、冷媒として二酸
化炭素を用いているため、内部低圧または内部中間圧の
回転式圧縮機1を用いる。
【0040】この2シリンダの回転式圧縮機1の場合、
回転式圧縮機1の下シリンダ15にに設けられた下出口
管31とディスチャージジョイント46を介して吐出側
冷媒配管32と凝縮器37とが接続されており、この凝
縮器37と冷却器38とは、膨張弁39を介して冷媒配
管40にて接続されている。また、この冷却器38と回
転式圧縮機1の上シリンダ14の上導入管28とは、前
記サクションジョイント45を介して吸込側冷媒配管3
3にて接続されている。
【0041】更に、前記凝縮器37と膨張弁39とを接
続する冷媒配管40には、バイパス膨張弁41を介して
過冷却器42と接続するバイパス管43が設けられてい
る。
【0042】また、過冷却器42からの過冷却器冷媒配
管44は、前記回転式圧縮機1の上シリンダ14に設け
られた上出口管30及び下シリンダ15の下導入管29
とを接続する接続冷媒配管34と、前記サクションマフ
ラ36内で結合されているものである。
【0043】この接続冷媒配管34は、前記上出口管3
0とはディスチャージジョイント46を介して接続さ
れ、下導入管29とはサクションジョイント45を介し
て接続されているものである。
【0044】尚、前記過冷却器42は、二重管にて構成
されるもので、前記バイパス管43からの冷媒を内側に
流し、前記冷媒配管40の冷媒が外側を流れるものであ
る。これは、逆に内側を冷媒配管40とし、外側をバイ
パス管43としても良い。
【0045】更には、熱伝導的に接触して設けた構造で
あっても良い。
【0046】また、前記バイパス管43と分岐した後の
冷媒配管40は、前記過冷却器42に導入され、過冷却
器42にて、バイパス膨張弁41後のバイパス管43と
熱伝導可能に接触して設けられている。この後、前述し
た膨張弁39に接続されるものである。
【0047】従って、2シリンダの回転式圧縮機1にて
圧縮され、高温となった二酸化炭素のガス冷媒が、凝縮
器37にて冷却され、更に前記過冷却器42で前記バイ
パス管43と熱交換、即ち放熱した後、膨張弁39にて
膨張さする。この後、冷却器38に流入し、ここで放熱
したガス冷媒は、再び吸込側冷媒配管33から回転式圧
縮機1に戻る事となる。
【0048】また、凝縮器37にて凝縮された冷媒の一
部は、バイパス管43に分流し、バイパス膨張弁41に
て断熱膨張した後、過冷却器42にて前記冷媒配管40
から収熱する。過冷却器42にて収熱した冷媒は、前記
上シリンダ14にて高温、高圧となった冷媒と混ざり、
高温、高圧の冷媒を冷却すると共に、下シリンダ15に
流入する。尚、過冷却器42にて収熱した後の冷媒は、
前記上シリンダ14の吐出後の高温、高圧冷媒より低温
である。
【0049】ここで、図5に示す臨界圧力は、二酸化炭
素冷媒の場合、約72〜73kgf/cm2Gであり、
この臨界圧力以上、即ち超臨界域では、二酸化炭素冷媒
はガス化しているものである。
【0050】図5のA点は過冷却器42及び圧縮機の上
シリンダ14から吐出された冷媒が合流し、下シリンダ
15に吸い込まれる冷媒で、B点は下シリンダ15から
吐出される冷媒である。
【0051】そして、C点は凝縮器37にて凝縮された
後、分流した冷媒で、バイパス膨張弁41にて断熱膨張
する。D点はこの断熱膨張して圧力低下し、放熱した冷
媒で、過冷却器42に流入して、C点の冷媒をE点まで
冷却する。
【0052】また、E点の過冷却された冷媒は、膨張弁
39にて断熱膨張し、F点の状態となる。この後、G点
に示す如く、冷却器38にて収熱して高温となった冷媒
は、上シリンダ14に流入する。
【0053】H点に示す如く、上シリンダ14にて圧縮
され、高温、高圧となった冷媒は、前述した過冷却器4
2で圧力が低下し、過冷却に使われ、温度上昇した冷媒
(但し、前述した如く、上シリンダ14の吐出後の高
温、高圧冷媒より低温)と合流し、A点に示す如く、温
度低下した冷媒が回転式圧縮機1に流入する。
【0054】尚、以上の説明おける内部低圧とした回転
式圧縮機1とは、(密閉容器2内の圧力)<(上シリン
ダ14の圧縮空間の平均圧力)<(下シリンダ15の圧
縮空間の平均圧力)の圧力関係である回転式圧縮機1で
あり、内部中間圧とした回転式圧縮機1とは、(上シリ
ンダ14の圧縮空間の平均圧力)<(密閉容器2内の圧
力)<(下シリンダ15の圧縮空間の平均圧力)の圧力
関係である回転式圧縮機1である。
【0055】また、以上詳述した回転式圧縮機1は、家
庭用エアコン、業務用エアコン(パッケージエアコ
ン)、自動車用エアコン、家庭用冷蔵庫、業務用冷蔵
庫、業務用冷凍庫、業務用冷凍冷蔵庫、ショーケース、
自動販売機、給湯機等に用いるものである。
【0056】更に、この回転式圧縮機1は1馬力の出力
である。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
ると、冷媒として二酸化炭素を用いたい場合であって
も、冷媒の導入・吐出にジョイントを用いた関係上、強
度の確保が容易となるものである。更に、各ジョイント
を対向配置したため、電動要素のエアギャップを均一に
する事ができる。
【0058】従って、回転式圧縮機の信頼性を向上する
事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備する2シリンダの回転式圧縮機の
縦断面図である。
【図2】本発明を具備する2シリンダの回転式圧縮機の
要部拡大図である。
【図3】ジョイントの位置を示す平面概念図である。
【図4】本発明を具備する2シリンダの回転式圧縮機を
用いた冷凍回路図である。
【図5】本発明を具備する2シリンダの回転式圧縮機を
用いた冷凍回路図におけるモリエル線図である。
【符号の説明】
A オイル 1 2シリンダの回転式圧縮機 2 密閉容器 3 電動要素 5 回転圧縮要素 14 上シリンダ 15 下シリンダ 18 上ローラ 19 下ローラ 22 メインフレーム 23 ベアリングプレート 28 上導入管 29 下導入管 30 上出口管 31 下出口管 45 サクションジョイント 46 ディスチャージジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−4578(JP,A) 特開 平7−167059(JP,A) 特開 平4−350382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/04 F25B 1/00 F04B 39/12 101 F04C 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端開口を閉塞されたシリンダと、この
    シリンダ内を回転するローラと、このローラに当接する
    ことにより前記シリンダ内に圧縮空間を形成するベーン
    とからなる回転圧縮要素を円筒形の密閉容器内に収納
    し、吸入した冷媒を前記回転圧縮要素にて圧縮して吐出
    する回転式圧縮機において、冷媒として二酸化炭素を用い、 前記シリンダに設けら
    れ、前記回転圧縮要素に冷媒を導入する導入管と、前記
    シリンダに設けられ、前記回転圧縮要素により圧縮され
    た冷媒を吐出する吐出管と、前記導入管及び吐出管に夫
    々挿入されると共に、前記円筒形密閉容器の側面に固着
    されるジョイントとを備え、前記ジョイントはほぼ相対
    向した位置に設けられることを特徴とする回転式圧縮
    機。
JP27797998A 1998-09-30 1998-09-30 回転式圧縮機 Expired - Fee Related JP3291471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27797998A JP3291471B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 回転式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27797998A JP3291471B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 回転式圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000105007A JP2000105007A (ja) 2000-04-11
JP3291471B2 true JP3291471B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=17590944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27797998A Expired - Fee Related JP3291471B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 回転式圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291471B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000105007A (ja) 2000-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1215450B1 (en) Multi-stage compression refrigerating device
US7416395B2 (en) Sleeve for coupling a refrigerant pipe to a compressor container
KR101020916B1 (ko) 냉매 사이클 장치
JP2000120572A (ja) 回転式圧縮機
JP4039921B2 (ja) 遷臨界冷媒サイクル装置
US6385995B1 (en) Apparatus having a refrigeration circuit
JP2000097177A (ja) 回転式圧縮機及び冷凍回路
JP3370027B2 (ja) 2段圧縮式ロータリコンプレッサ
JP3291471B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2003254276A (ja) ロータリコンプレッサ
JP3291469B2 (ja) 回転式圧縮機
JP3291470B2 (ja) 回転式圧縮機
JP3631006B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2000104690A (ja) 回転式圧縮機
JP3291472B2 (ja) 回転式圧縮機
JP3370026B2 (ja) 2段圧縮式ロータリコンプレッサ
JP3754213B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2000352387A (ja) スクロール圧縮機
JP3695963B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2002371982A (ja) 回転式圧縮機
JP3349456B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2000110730A (ja) 冷却装置
WO2023218587A1 (ja) 圧縮機及び冷凍サイクル装置
WO2023152799A1 (ja) 圧縮機及び該圧縮機を備えた冷凍サイクル装置
JP2000104688A (ja) 回転式圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees