JP3291404B2 - フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関 - Google Patents

フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関

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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G1/00Hot gas positive-displacement engine plants
    • F02G1/04Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
    • F02G1/043Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調機、冷凍機等に使用
されるフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関(Fre
e Piston Vuillermiercycle Machine)の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のフリーピストン式ヴィルミエサイ
クル機関(以下VM機関と略称する)の要部断面図を図
2に示し、その構造、作動について説明する。高温ディ
スプレーサ1は直径aのロッド2と直径bのロッド3と
が直列になった段違いロッドを有し、ロッド3の端部は
加振器(図示せず)により強制的に図で上下に駆動され
る。一方、円筒形のスリーブ4a、4bの外側には図で
上から順に高温側高温部熱交換器5、高温側再生器6、
高温側中温部熱交換器7、低温側中温部熱交換器8、低
温側再生器9及び低温側低温部熱交換器10が配設さ
れ、また高温側中温部熱交換器7と低温側中温部熱交換
器8とはリング形部11を介して一体となっている。さ
らに、高温側再生器6、高温側中温部熱交換器7、低温
側中温部熱交換器8の外側には夫々高温側円筒形シエル
12、中温側円筒形シエル13a、13bが配設され、
又、低温側再生器9及び低温側低温部熱交換器10の外
側には低温側円筒形シエル14が配設されて外部と隔離
される。
【0003】高温側円筒形シエル12の頭部には電気ヒ
ータ15が設けられ、暖房用として高温側中温部熱交換
器7及び低温側中温部熱交換器8から熱を取り出し、冷
房用として低温側低温部熱交換器10から冷熱を与えら
れる。搬送用媒体としては水が夫々の熱交換器の外側に
配置される。また、ロッド3の下部には加振機(図示せ
ず)を結合し、始動及び定常運転のための高温ディスプ
レーサ1の加振に使用する。ここで電気ヒータ15によ
り加熱された高温作動空間16及び中温作動空間17内
のヘリウム等の作動ガスによって、高温側中温部熱交換
器7を介して外側の水を加熱し、一方、低温作動空間1
8及び中温作動空間17内の作動ガスは低温側中温部熱
交換器8を介して外側の水を加熱すると共に、低温側低
温部熱交換器10を介して外側の水から熱を奪う。この
とき、前記高温ディスプレーサ1の上下運動は作動ガス
を高温作動空間16と中温作動空間17との間を、高温
側高温部熱交換器5、高温側再生器6及び高温側中温部
熱交換器7を通って交番させる。また、低温作動空間1
8と中温作動空間17とを分ける低温ディスプレーサ1
9の上下運動は作動ガスを低温作動空間18及び中温作
動空間17の間を、低温側低温部熱交換器10、低温側
再生器9及び低温側中温部熱交換器8を通って交番させ
る。その際、高温の作動ガスと低温の作動ガスの割合が
変化することにより圧力変動を生じるが、ロッド2及び
3の各直径a及びbの違いにより低温ディスプレーサ1
9に加振力を生じ、従って、高温ディスプレーサ1とは
ある一定の位相差を保つように低温ディスプレーサ19
が作動する。このとき、各再生器6及び9の蓄熱作用に
より各作動空間は温度が一定に保たれる。このVM機関
としての出力を、各熱交換器5、7、8及び10の熱の
放出、吸収を暖房、冷房として利用するものである。
【0004】VM機関に関する技術文献には、“Devel
opment of a Free PistonVuilleumier Machine for
Cooling Purposes”(ISCE-91060 P.15)や本発明者
による「フリーピストン式ヴィルミエサイクルヒートポ
ンプの基礎的研究」(日本機械学会71期通常総会講演
会発表)がある。前者には、本発明の対象となるVM機
関と同様構造の試験機が紹介され、また後者には、筆者
らが開発したVMヒートポンプが紹介されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の構
成においては、図2に示したロッド3の先端に何らかの
タイプの加振機、例えば、リニアモータを結合する必要
がある。そのために、VM機関の長さ(高さ)が長くな
ると共に、価格が高価になるという問題があり、さら
に、低温ディスプレーサの振動状態を外部から制御でき
ないものであった。本発明は従来のものの上記課題(問
題点)を解決し、VM機関の特質を活かし、従来のリニ
アモータのような特殊構造の加振機を必要としないで始
動及び適切な定常運転を実現できるフリーピストン式ヴ
ィルミエサイクル機関(VM機関)を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくVM機関
においては、上記課題を解決するために、高温作動空
間、高温側高温部熱交換器、高温側再生器、高温側中温
部熱交換器、低温側中温部熱交換器、低温側再生器、低
温作動空間及び低温側低温部熱交換器を有し、さらに、
高温ディスプレーサ及び内部に第2のガスばね室が構成
された低温ディスプレーサを有するフリーピストン式ヴ
ィルミエサイクル機関において、上記高温ディスプレー
サを直径が段違いになった段違いロッドで第2のガスば
ね室、前記低温作動空間、第1のガスばね室を順に貫通
させてバッファ室内の機械ばねにつなげると共に、前記
ロッド内に第2のガスばね室と第1のガスばね室とを連
通させるガス流路を構成し、上記高温ディスプレーサと
低温ディスプレーサとの間に形成される中温作動空間と
第1のガスばね室とを連通するガス流路を設け、このガ
ス流路には開閉弁を設けたものである。
【0007】
【作用】本発明に基づくVM機関においては、高温ディ
スプレーサと低温ディスプレーサとの間に形成される中
温作動空間、第1のガスばね室、低温ディスプレーサ内
の第2のガスばね室がガス流路で連通すると共に、この
ガス流路に開閉弁を設けたので、ガス流路を開閉可能に
して、中温作動空間と第2のガスばね室との間の圧力差
が調整できるので、VM機関の出力調整が容易に実現で
きる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示する一実施例により詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例を示す制御流路も含
めて記載した縦断正面図で、同図中、従来のものと対応
するものについては、図2と同一の符号を使用し、その
詳細な説明は省略する。図1において、ロッド3の下部
先端はバッファ室20内部で高温ディスプレーサ用機械
ばね21によってバッファ室20の天井面に固定されて
いる。バッファ室20と低温側円筒形シエル14との間
には第1のガスばね室22Aを形成している。低温ディ
スプレーサ内に第2のガスばね室22Bを設け、第1の
ガスばね室22Aと第2のガスばね室22Bとはロッド
3内部に形成したガス流路22Cによって連通し、一体
のガスばね室を形成している。第2のガスばね室22B
内においてロッド2と第2のガスばね室22B天井部と
の間に低温ディスプレーサ用機械ばね23を装着してい
る。
【0009】中温作動空間17の所定位置と第1のガス
ばね室22Aとの間には3本のガス流路24、25及び
26を設けている。第1のガス流路24には、中温作動
空間17から第1のガスばね室22Aの方向に作動ガス
が流れる方向に逆止弁27を挿入すると共に、後述する
機能を満足する容量と耐圧構造のガスタンクより成る最
高圧力リザーバ28を設け、この最高圧力リザーバ28
の両側のガス流路24に開閉弁29及び30を夫々挿入
する。第2のガス流路25には、第1のガスばね室22
Aから中温作動空間17に作動ガスが流れる方向に逆止
弁31を挿入すると共に後述する機能を満足する容量と
耐圧構造のガスタンクより成る最低圧力リザーバ32を
設け、最低圧力リザーバ32の両側のガス流路25に開
閉弁33及び34を夫々挿入する。第3のガス流路26
には開閉弁35が挿入される。なお、これらの開閉弁3
3、34及び35は夫々遠隔(操作)制御を可能とする
のが望ましい。また、この開閉弁35としては、流量調
節機能を備えた電磁弁等を使用し、または、ガス流路2
6に図示しない絞り弁を挿入する等の手段によって、後
述するように対象VM機関の必要性能等に対応して、開
閉弁35の開時に第3のガス流路26を流れる作動ガス
の流量を制御できる手段を設けるのが望ましい。
【0010】次に、上述した構成における最高圧力リザ
ーバ28、最低圧力リザーバ32及び第3のガス流路2
6の働きを説明する。このVM機関を組み立て、所定の
作動ガスを封入するときに、開閉弁29と30を閉鎖し
て最高圧力リザーバ28に所定圧力の作動ガスを蓄え
る。同様に、開閉弁33と34を閉鎖して最低圧力リザ
ーバ32に所定圧力の作動ガスを蓄える。
【0011】このVM機関の始動時に、図示しない制御
装置によって開閉弁29を閉じたまま開閉弁30を開く
と、最高圧力リザーバ28内の高圧ガスは、中温作動空
間17内の最高圧力値よりも低くなっている低温ディス
プレーサ19内のガスばね室22Bに第1のガスばね室
22Aを経由して供給される。従って、ガスばね室22
Bに生じるガスばね力によって低温ディスプレーサ19
を作動させる。その後、制御装置(図示せず)によって
所定タイミングで開閉弁30を閉じると、VM機関内部
の構成とその機能の働きによって低温ディスプレーサ1
9の動きは、逆転してもとの方向に動く。上記制御装置
によって再度、開閉弁30を開くと低温ディスプレーサ
19を再び作動させる。この作用が開閉弁30を締め切
りにするか、または最高圧力リザーバ28内の作動ガス
の圧力がガスばね室内の圧力値に等しくなるまで継続さ
れる。よって、低温ディスプレーサ19を加振してVM
機関を円滑に始動できる。なお、このように始動したV
M機関の運転サイクルにおいては、VM機関の稼働中に
図示しない制御装置によって適切なタイミングで開閉弁
29を開いてガスばね室22B内の最低圧力を上昇させ
るように開閉弁30を開閉すると、所要の運転サイクル
に調節できると共に、このとき最高圧力リザーバ28に
は作動空間側からガスが供給されるので、最高圧力が維
持される。
【0012】また、始動時に、上記制御装置によって開
閉弁34を閉じたまま開閉弁33を上記制御装置によっ
て開くと、最低圧力リザーバ32内の低圧ガスは、中温
作動空間17内の最低圧力値よりも高くなっている低温
ディスプレーサ19内のガスばね室22Bに第1のガス
ばね室22Aを経由して供給される。従って、ガスばね
力によって低温ディスプレーサ19を作動させる。その
後、上記制御装置によって所定タイミングで開閉弁33
を閉じると、VM機関内部の構成とその機能の働きで低
温ディスプレーサ19の動きが逆転して、もとの方向に
動く。上記制御装置によって再度、開閉弁33を開くと
低温ディスプレーサ19を再び作動させる。この作用が
開閉弁33を締め切りにするか、または最低圧力リザー
バ32内の作動ガスの圧力がガスばね室内の圧力値に等
しくなるまで継続される。よって、低温ディスプレーサ
19を加振してVM機関を円滑に始動できる。なお、こ
のように始動したVM機関の運転サイクルにおいては、
VM機関の稼働中に上記制御装置によって適切なタイミ
ングで開閉弁34を開いてガスばね室22B内の最高圧
力を降下させるように開閉弁33を開閉すると、所要の
運転サイクルに調節できると共に、このとき最低圧力リ
ザーバ32から作動空間側へガスが放出されるので、最
低圧力が維持される。
【0013】高温ディスプレーサ1の位置に対応して、
上記制御装置によって最高圧力リザーバ28に接続する
開閉弁30と最低圧力リザーバ32に接続する開閉弁3
3を交互に適切にタイミングを合わせて開閉することに
よって低温ディスプレーサ19を加振し、上述よりもよ
り容易にVM機関を始動できる。
【0014】このVM機関が始動した後、図示しない制
御装置によって開閉弁29を開いて開閉弁30を閉じる
と、中温作動空間17のガス圧が最高圧力リザーバ28
内のガス圧よりも高くなると、逆止弁27を経由して中
温作動空間17内の作動ガスが最高圧力リザーバ28に
流入する。逆に、中温作動空間17のガス圧が最高圧力
リザーバ28内のガス圧よりも低くなると、逆止弁27
の働きで作動ガスはどちらの方にも流れない。従って、
最高圧力リザーバ28内には中温作動空間17に発生す
る最高ガス圧で作動ガスが蓄積される。最高圧力リザー
バ28に圧力センサ(図示せず)を設け、この圧力セン
サの計測値が所定値になると、上記制御装置の働きで開
いていた開閉弁29を閉じるようにしても良い。最高圧
力リザーバ28内に所定圧力以上の作動ガスが蓄積され
るので、次回の始動時等に、前述したように利用でき
る。
【0015】このVM機関が始動した後、上記制御装置
によって開閉弁34を開いて開閉弁33を閉じると、中
温作動空間17のガス圧が最低圧力リザーバ32内のガ
ス圧よりも低くなると、逆止弁31を経由して最低圧力
リザーバ32に蓄積された作動ガスが中温作動空間17
内に流入する。逆に、中温作動空間17のガス圧が最低
圧力リザーバ32内のガス圧よりも高くなると、逆止弁
31の働きで作動ガスはどちらの方にも流れない。従っ
て、最低圧力リザーバ32内には中温作動空間17に発
生する最低ガス圧で作動ガスが蓄積される。この場合
も、最低圧力リザーバ32に圧力センサ(図示せず)を
設け、この圧力センサの計測値が所定値になると、上記
制御装置の働きで開いていた開閉弁34を閉じるように
しても良い。最低圧力リザーバ32内に所定圧力以下の
作動ガスが蓄積されるので、次回の始動時等に、前述し
たように利用できる。
【0016】このVM機関が始動し、運転中に、上記制
御装置によって開閉弁35を開くと中温作動空間17と
第1のガスばね室22Aとの間にガス流路が形成され、
ガス圧の高い方からガス圧の低い方向にこの圧力差とガ
ス流路26の抵抗値に対応した流量で作動ガスが流れ
る。従って、中温作動空間17内のガス圧と,第1のガ
スばね室22Aと連通する低温ディスプレーサ19内の
第2のガスばね室22Bのガス圧との偏差が減少される
ので、このVM機関の出力が縮小される。また、開閉弁
35を操作して、前述したように最高圧力リザーバ2
8、または、最低圧力リザーバ32からの圧力ガスによ
って強制的に変動させた低温ディスプレーサ19内の第
2ガスばね室22B内のガス圧力と中温作動空間17内
のガス圧力との圧力差を最適値になるように調節する。
即ち、VM機関の負荷条件等に対応して図示しない制御
装置によって開閉弁35を適宜開閉するか、開閉弁35
に流量制御機能を備えた開閉弁を使用して制御するか、
この第3のガス流路26に流量制御弁を挿入して制御す
る等の手段によって、このVM機関の出力を適切に制御
することができる。また、第3のガス流路26に絞り弁
を挿入して中温作動空間と低温ディスプレーサとの圧力
差が大なる場合にも過大な流量が流れて急激にVM機関
の出力が低下するのを防止することができる。即ち、こ
のVM機関の作動状況と必要性能に対応して適切・経済
的な流量制御機能を設ければ良い。
【0017】上述の実施例は本発明の技術思想を実現す
る一例を示したものであって、そのVM機関の構成とそ
の用途に対応して適切に応用改変しても良いことは当然
である。例えば、上述した第3のガス流路26は単独に
設けても、最高圧力リザーバまたは最低圧力リザーバ或
いは最高圧力リザーバ及び最低圧力リザーバに並列にし
て設けても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明に基づくフリーピストン式ヴィル
ミエサイクル機関(VM機関)は、上述のように構成し
作動するようにしたので、開閉弁を設けたガス流路を用
いてこのVM機関の出力調整が容易に実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、制御流路を含
めて示したフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関の
縦断正面図である。
【図2】従来例のフリーピストン式ヴィルミエサイクル
機関の縦断正面図である。
【符号の説明】
1:高温ディスプレーサ 5:高温側高温部熱交換器 6:高温側再生器 7:高温側中温部熱交換器 8:低温側中温部熱交換器 9:低温側再生器 10:低温側低温部熱交換器 12:高温側円筒形シエル 13a、13b:中温側円筒形シエル 14:低温側円筒形シエル 16:高温作動空間 17:中温作動空間 18:低温作動空間 19:低温ディスプレーサ 20:バッファ室 22A、22B:ガスばね室 22C:ガス流路 24、25、26:ガス流路 27、31:逆止弁 28:最高圧力リザーバ 29、30、33、34、35:開閉弁 32:最低圧力リザーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−87952(JP,A) 特開 昭59−119048(JP,A) 特開 昭63−150458(JP,A) 特開 昭64−53048(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 9/14 510 F02G 1/043 F02G 1/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温作動空間、高温側高温部熱交換器、
    高温側再生器、高温側中温部熱交換器、低温側中温部熱
    交換器、低温側再生器、低温作動空間及び低温側低温部
    熱交換器を有し、さらに、高温ディスプレーサ及び内部
    に第2のガスばね室が構成された低温ディスプレーサを
    有するフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関におい
    て、上記高温ディスプレーサを直径が段違いになった段
    違いロッドで第2のガスばね室、前記低温作動空間、第
    1のガスばね室を順に貫通させてバッファ室内の機械ば
    ねにつなげると共に、前記ロッド内に第2のガスばね室
    と第1のガスばね室とを連通させるガス流路を構成し、
    上記高温ディスプレーサと低温ディスプレーサとの間に
    形成される中温作動空間と第1のガスばね室とを連通
    るガス流路を設け、このガス流路には開閉弁を設けた
    とを特徴とするフリーピストン式ヴィルミエサイクル機
    関。
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