JP3291370B2 - 光波長多重伝送方式 - Google Patents
光波長多重伝送方式Info
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Description
更に詳しく言えば、NRZ、RZパルス符号で変調され
た、異なる波長の光波長多重信号を光ファイバを用いて
送受信する光波長多重伝送方式に関するものである。
における光ファイバの非線形効果が大きな問題となって
いる。なかでも、一本の光ファイバ中に異なる波長の複
数の光信号を多重化して伝送する光波長多重伝送におい
ては、光信号間に発生する相互位相変調効果(XPM:
クロス ェイズ モデュレーション “ Cross−Phase
Modulation”) が大きな問題となる。相互位相変調効果
とは、ある波長の光信号の強度変化に比例して光ファイ
バの屈折率が変動し、その結果、他の波長の光信号に余
分な位相変調成分が生じる現象である。
光ファイバ通信における相互位相変調効果の影響は以下
のように説明できる。IM/DD方式では、伝送される
光信号は本質的に大きな強度変調成分を持ち、この結果
同時に伝送される他の多重化された光信号には、相互位
相変調効果の影響によりランダムな周波数チャープ(光
周波数の瞬間的な揺らぎ)が生じる。このような周波数
チャープを持った光信号は、光ファイバの持つ分散の影
響により伝送後に大きな波形劣化を起こす。
システムの構成を、図2は相互位相変調効果の影響によ
る信号波形の劣化の様子を示している。複数の光送信機
201、202、203…から送信される波長の異なる
光信号は、光カプラ204で合波された後、光増幅器2
05で増幅され、送信局200より送出される。光ファ
イバ210、212…で伝送された光信号は、それぞれ
光増幅器をもつ光中継器211、213…で増幅された
後、次の光ファイバへ送出される。受信局220は、受
信した光信号を光分波器224で分波した後、波長ごと
に異なる光受信機221、222、223…で受信す
る。
変調効果の影響による信号波形の劣化を説明するための
図である。2つの光送信機を201及び202とし、光
出力強度はそれぞれ +6dbm、+0dBm、ビットレート
は10Gbps、中継間隔100km、総伝送距離500k
m、光ファイバの分散値−1ps/nm/km、また、両信号の
偏波状態は同一、さらに両光信号間の群速度の差は無視
できるほど小さく伝送中にウォークオフ(伝搬距離差)
は生じないものと仮定した。
れる光信号の強度変化である。この光信号と同じ光ファ
イバ中を伝送される全ての光信号は相互位相変調効果に
よって図2(2)のような周波数チャープが誘起され
る。周波数チャープの波形は、光送信機201の光強度
波形の微分波形であり、その極性は光強度波形の立上り
部分で負、立ち下がり部分で正となる。光送信機202
より送出される光信号(図2(3))は、光ファイバ伝
送中に相互位相変調効果の影響により図2(2)の周波
数チャープが生じるため、光ファイバの分散の影響によ
り、受信端では図2(4)に示すようなランダムな波形
劣化を生じる。
して伝送する場合は、強度変調された光信号が光ファイ
バの屈折率を変動させ、その結果自分自身に余分な周波
数チャープを生じる自己位相変調効果(SPM)も大き
な問題となる。IM/DD方式においては、自己位相変
調効果も相互位相変調効果と同様に伝送後に伝送信号に
大きな波形劣化を引き起こす。
ては、文献1 「 Nonlinear FiberOptics」, Academic P
ress, 1992, p.213 (ISBN 0-12-045140-9)、また、自
己位相変調効果の影響については文献2、菊池他、信学
技報、OCS92−52、電子通信情報学会(1992)等
に述べられている。波長多重伝送における相互位相変調
効果、自己位相変調効果の影響については、まだ充分な
検討が行われておらず、有効な対策は提案されていな
い。
度変調/直接検波(IM/DD)方式の光波長多重伝送
システムおける相互位相変調効果の影響による波形歪を
軽減し、高速かつ長距離伝送可能な光波長多重伝送方式
を提供することにある。
め、本発明の光波長多重伝送方式は、パルス符号で変調
された、異なる波長の光信号を送出する複数の光送信機
と、上記複数の光送信機からの光信号を波長多重して伝
送する光ファイバと、上記光ファイバで伝送された光信
号から上記パルス符号を分離復調する複数の光受信機を
もつ光波長多重伝送システムにおいて、上記パルス符号
としてNRZ(ノンリターン ツー ゼロ)符号を用い
た場合、上記複数の光送信機それぞれから送出されるビ
ットパターンが、光ファイバの有効長内で互いに1/2
ビット周期以上のウォークオフを生じるように各光送信
機の光波長を設定する。
用い、更に、途中に光増幅器を持つ中継器を光ファイバ
の伝送路に設けた場合、各光送信機から送出されるビッ
トパターンが一中継区間の伝送中に互いにビット長(ビ
ット周期)の自然数倍のウォークオフを生じるように、
各光送信機の光波長を設定する。
ー ゼロ)符号を用いた場合、各送信機から送出される
ビットパターンが光ファイバの有効長内で互いに上記光
パルス幅以上のウォークオフを生じるように各光送信機
の光波長を設定する。
ン ツー ゼロ)符号を用い、更に、途中に光増幅器を
持つ中継器を光ファイバの伝送路に設けた場合、一光中
継区間の伝送後に互いに(ビット長の整数倍+光パルス
幅)のウォークオフを生じるように、各光送信機の光波
長を設定する。
群遅延量補償回路を挿入し、各光送信機の光波長及び上
記光群遅延量補償回路の補償量を前記各場合のウォーク
オフを生じるように設定する。
離と光強度をとり、上記光ファイバが減衰がないと仮定
したときの光強度と距離の積が実際の光ファイバの光強
度分布曲線と直交軸で囲まれる面積と等しい面積を持つ
ときのファイバの伝送距離で定義する。
ープの強度は、光ファイバ中の光強度に比例するため、
その大部分は光送信器や光増幅器の出力された直後の光
強度の強い部分、即ち、光ファイバの有効長内で発生す
る。従って、NRZ符号の光信号の場合、光ファイバの
有効長内で各波長の光信号間に1/2ビット周期以上の
ウォークオフが生じるように各送信機の波長を設定する
ことにより、相互位相変調効果によって発生する周波数
チャープの強度が大きく減少し、伝送後の光信号の劣化
を低減することが可能になる。また、RZ符号の光信号
の場合、光ファイバの有効長内で各波長の光信号間に光
パルス幅以上のウォークオフが生じるように各送信機の
波長を設定することによって、相互位相変調効果によっ
て発生する周波数チャープの強度が大きく減少し、伝送
後の光信号の劣化を低減することができる。
多中継伝送の場合、NRZ符号を用いる場合には、一中
継区間の伝送中に発生する光信号相互間のウォークオフ
量をビット長の自然数倍に設定することにより、相互位
相変調効果によって発生した周波数チャープの大部分が
次の光増幅器の直後で発生する周波数チャープと打ち消
しあうため、伝送後の波形劣化を小さくすることなる。
特に、ウォークオフ量を1ビットに設定した場合、一中
継区間後に発生する相互位相変調効果は前の区間で発生
した相互位相変調効果と反対の符号もしくはゼロとなる
ため、相互位相変調効果を効率的に抑圧することにな
る。
の伝送中に発生する光信号間のウォークオフ量を(ビッ
ト長の整数倍+光パルス幅)に設定することにより、相
互位相変調効果によって発生した周波数チャープの大部
分が次の光増幅器の直後で発生する相互位相変調効果と
打ち消しあうため、伝送後の波形劣化を小さくすること
ができる。特に、ウォークオフ量をほぼ光パルス幅と等
しく設定した場合、一中継区間後に発生する相互位相変
調効果は前の区間で発生した相互位相変調効果とかなら
ず反対の符号となるため、相互位相変調効果を効率的に
抑圧することになる。
第一の実施例における波長配置図である。(1)は光ファ
イバの群遅延係数 β1(ps/km)と波長との関係を
示す図である。群遅延係数β1は、波長をλ、零分散波
長をλ0とすると、β1=β3・(λ−λ0)2と表わせる。
図は零分散波長λ0=1557nm、β3=0.07ps/
nm2/kmの場合である。ビットレートRb、波長λ1
及びλ2の2つの光信号が光ファイバの有効長Le 内で
生じるウォークオフ量N(bit)は、N=|β1(λ1)
−β1(λ2)|・Le・Rbである。相互位相変調効果は、
劣化を考慮する光信号以外の全光信号が、その光信号に
影響を与える。相互位相変調効果の影響の大きさを表わ
す指標として、K=(N+2)・γ・P/(2・a)を定義す
る。ただし、γは光ファイバの非線形定数、Nは光中継
器数、Pは検討対称の光送信機を除く全光送信機の光フ
ァイバへのピーク光入力強度の和、aは光ファイバの損
失係数である。相互位相変調効果が伝送後の波形劣化を
引き起こす条件は、総伝送距離をL、光ファイバの分散
長をLdとすると、K・L/|Ld|が1に対して無視で
きない大きさになることであり、例えば、K>0.1・
|Ld|/Lと表わすことができる。
長Le だけ伝送される間に波長の隣接する光信号にほぼ
1/2ビット周期のウォークオフが生じるように波長配
置を行っている。このようにすると相互位相変調効果に
よって生じる位相変調成分がほぼビット全体に分布する
ため、伝送後の波形劣化を大きく低減することができ
る。例えば、ビットレートRbが10Gbpsの4波長
多重伝送の場合、隣りあう光信号間の群遅延係数の差Δ
βをΔβ=1/(2・Le・Rb)=2.5ps/kmと
なるように波長配置を行うことで実現できる。図3の
(2)は、ビットレートRb が10Gbpsの4波長多重
伝送の場合の、4つの波長λ1、λ2、λ3及びλ4の設定
のようすを示す。これは隣接する波長間の光信号間の群
遅延係数の差Δβを2.5ps/kmとしたものであ
る。
信信号のアイ開口劣化(アイペナルティ)量の計算例で
ある。計算に用いた光伝送システムの構成は図1と同様
で、2つの送信機201及び202を用いた2波長多重
伝送とし、光出力強度はそれぞれ +6dBm、+0d
Bm、ビットレートRb は10Gbps、中継間隔は1
00km、総伝送距離は500km、光ファイバの分散
値は−1ps/nm/kmである。また、両信号の偏波
状態は同一とし、送信機202の光信号を受信した際の
アイペナルティを求めた。光ファイバの有効長内で発生
するウォークオフ量が1/2ビット周期以上になると、
アイ開口劣化が大きく減少すること分かる。
ともに自己位相変調効果による波形劣化の影響を押さえ
るために、上記の波長配置条件に加え、各波長の光信号
それぞれに対してσ/σ0<1.3を満たすように波長
配置を行う。ここで、σ及びσ0はそれぞれ伝送後及び
伝送前の信号波形の二乗平均幅σを表し、その詳細は前
記文献、信学技報,OCS92−52,電子通信情報学
会(1992)、73頁のの式(12)で与えられる。この
ように設定することによって、自己位相変調効果によっ
て発生する波形劣化を1dB以下に抑え、かつ、相互位
相変調効果による波形劣化を抑えることができる。
の第2の実施例における波長配置図である。(1)は光
ファイバの群遅延係数 β1(ps/km)と波長の関係
を示す。本実施例では、ビットレートRb が10Gbp
sの4波長多重伝送の場合を想定し、一中継区間の伝送
中に生じる隣接する光信号間のウォークオフ量がほぼ1
ビット周期に等しくなるように波長配置を行っている。
ビットレートRb、波長λ1及びλ2の2つの光信号が光
ファイバの中継区間長L(=100km)内で生じるウ
ォークオフ量N(bit)は、N=|β1(λ1)−β1(λ
2)|・L・Rbであるので、群遅延係数の差Δβは、Δ
β=1/(1・L・Rb)=1ps/kmとなるように波
長配置を行っている。このようにすることで全光信号が
1中継区間内でほぼ1ビットのウォークオフを生じるよ
うになり、相互位相変調効果の影響を著しく弱めること
ができる。図4から一中継区間内で発生するウォークオ
フ量がビット長の自然数倍となる付近ではアイ開口劣化
量が小さくなっていることが分かる。
オフが生じる場合の相互位相変調効果の影響を説明する
図である。(1)は、光送信機201の伝送信号(+6
dBm)パターンを、(2)は光送信機201の伝送信
号が送信機直後の光ファイバ210内で引き起こす相互
位相変調効果による周波数チャープの分布である。光送
信機201及び202の光信号間には1中継区間中で1
ビット周期のウォークオフが生じるので、最初の光中継
器211の直後で発生する相互位相変調効果による周波
数チャープは(3)のようになり、その一部が(2)の
周波数チャープと互いに打ち消しあうため、相互位相変
調効果の影響は大きく低減される。図4ではウォークオ
フ量が2ビット、3ビット…の場合にもアイ開口劣化
(アイペナルティー)が小さくなっているが、これは伝
送信号がそれぞれランダムな変調状態にあるために、相
互位相変調効果による周波数チャープが打ち消しあうた
めである。しかし、伝送信号が1,0パターン等の規則
性を持つ場合、ウォークオフ量が2ビット、3ビット…
の場合には周波数チャープが互いに打ち消しあわない可
能性がある。
ターンによるアイ開口劣化(アイペナルティー)の様子を
示している。細い点線がPN5段の疑似ランダム信号の
場合、実線が1,0パターンの場合、太い点線が1,0
パターンかつ送信局200の直後で2つの光信号が1/
2ビット周期のずれ(スキュー)を持つ場合のアイペナ
ルティーをそれぞれ示している。1,0パターン伝送時
には、アイ開口劣化量は2ビット遅延付近で大きく、ウ
ォークオフ量が0.5〜1.5ビット付近で小さくなって
おり、特にウォークオフを1ビットに設定することが有
効であることが分かる。なお、3つ以上の光信号を波長
多重する場合、第二の実施例のように隣接する光信号間
に1ビットずつのウォークオフを生じるように波長配置
を行うと、互いに2ビット、3ビット等のウォークオフ
を生じる光信号が存在することになり、特定のビットパ
ターンの伝送時に波形劣化を生じる可能性がある。
の第三の実施例における波長配置図である。本実施例は
2つの波長の隣接する光信号を一組として互いに1ビッ
トのウォークオフが生じるように配置し、また、各組間
の波長間隔を充分広く配置することにより、特定のビッ
トパターン伝送時にも大きなアイ開口の劣化を起こさな
い波長配置を行った例である。また、図7から分かるよ
うに、光信号間にスキューを与えることにより、伝送中
に発生するウォークオフがほとんど0ビットの場合で
も、相互位相変調効果によるアイ開口劣化を低減するこ
とができる。
の第四の実施例における波長配置図である。本実施例で
は、伝送される光信号がRZ符号で変調されている場合
を示す。本実施例では、ビットレートRbが10Gbp
s(パルス幅50psec )の4波長多重伝送の場合であ
り、一中継区間の伝送中に生じる隣接する光信号間のウ
ォークオフ量がほぼ1パルス幅に等しくなるように波長
配置を行っている。従って、隣接する光信号間の群遅延
係数の差ΔβがΔβ=1/(1・Le・2Rb)=0.5
ps/kmとなるように波長配置を行っている。このよ
うにすることで、ある中継区間で発生した相互位相変調
効果による周波数チャープを次の中継区間で発生する周
波数チャープによってほぼ完全に打ち消すことができ。
同様の効果は、ウォークオフ量を光パルス幅+(ビット
長の整数倍)に設定することによっても得られる。ま
た、光ファイバの有効長内で、隣接する光信号間のウォ
ークオフ量が光パルス幅以上になるように波長配置を行
うことで、相互位相変調効果によって生じる位相変調成
分がほぼビット全体に分布するため、伝送後の波形劣化
を大きく低減することができる。
式の第五の実施例のシステム構成図である。現実の伝送
系では光ファイバの群遅延量がある範囲のばらつきを持
つ可能性がある。本実施例では、光ファイバの群遅延量
のばらつきを補償し、各中継区間の群遅延量が一定の値
となるように各中継区間に光群遅延量補償回路230、
231及び232が挿入されている。これにより各中継
区間で生じるウォークオフ量を一定の値とすることがで
きる。光群遅延量補償回路230、231及び232
は、光ファイバ210、212及び214より充分大き
な群遅延特性を持つ媒質であればよい。例えば、光ファ
イバ210、212及び214に1.55μm分散シフ
ト光ファイバを用いた場合、光群遅延量補償回路23
0、231及び232に1.3μm零分散ファイバや高
分散ファイバが使用できる。また回折格子等の高い分散
性を持つ光回路によって実現することができる。なお、
伝送用光ファイバ214の直前に群遅延量補償回路23
1を挿入することによっても同等の効果を得ることがで
きる。また、光アンプの直後より有効長に相当する区間
分の光ファイバのみ分散値の異なるものを使用し、この
区間で1/2ビット以上のウォークオフが生じるように
することも可能である。
域に光信号を配置しているが、異常分散領域でも同様に
波長配置を行うことが可能である。また、正常分散と異
常分散領域双方にまたがった波長配置も可能である。ま
た、実際に光波長の設定を行う場合には、一部の光信号
の波長間隔は第1の実施例の方式で、また、一部は第2
の実施例の方式でというように両者を組み合わせて配置
を行なってもよい。さらに、第2、3、4及び5の実施
例においても、前記の波長配置条件に加え、各波長の光
信号それぞれに対して、σ/σ0<1.3を満たすよう
に波長配置を行うことによって、自己位相変調効果によ
って発生する波形劣化を1dB以下に抑え、かつ、相互
位相変調効果による波形劣化を抑えることができる。
上のウォークオフが生じるように波長配置を行うことに
より、簡易な構成で相互位相変調効果の影響が低減でき
るという効果がある。さらに一中継区間内で生じるウォ
ークオフ量をほぼ自然数ビットとすることにより、相互
位相変調効果の効果を抑圧し、かつ高密度の波長配置を
行うことが可能になる。さらに、波長間隔が不等間隔と
なるように配置できるので、波長多重された光信号間の
4光混合によるクロストークを低減できるという効果も
ある。さらに、自己位相変調効果を同時に抑圧できると
いう効果もある。
を示す図。(ウォークオフ無しの場合)
例における波長配置図。
フ量の関係を示す図。
例における波長配置図。
を示す図(一中継区間でウォークオフ1ビットを生じる
場合)。
例における波長配置図。
例における波長配置図。
施例の波長多重光中継伝送システムの構成図。
Claims (4)
- 【請求項1】NRZ符号で変調された異なる波長の光信
号を送出する複数の光送信機と、上記複数の光送信機か
らの光信号を波長多重し、中継器を介して伝送する光フ
ァイバと、上記光ファイバで伝送された光信号から上記
NRZ符号を復調する光受信機をもつ光波長多重伝送シ
ステムにおいて、上記複数の光送信機の異なる波長を各
光送信機から送出されるビットパタ−ンが一中継区間の
伝送中に互いにビット長の自然数倍のウォ−クオフを生
じるように設定すること特徴とする光波長多重伝送方
式。 - 【請求項2】RZ符号で変調された異なる波長の光信号
を送出する複数の光送信機と、上記複数の光送信機から
の光信号を波長多重し、光増幅器を持つ中継器を介して
伝送する光ファイバと、上記光ファイバで伝送された光
信号から上記RZ符号を復調する光受信機をもつ光波長
多重伝送システムにおいて、上記複数の光送信機の異な
る波長を各光送信機から送出されるビットパターンが一
中継区間の伝送中に互いにビット長の自然数倍に光パル
ス幅を加えたウォークオフを生じるように設定すること
特徴とする光波長多重伝送方式。 - 【請求項3】NRZ符号で変調された異なる波長の光信
号を送出する少なくとも2以上の光送信機と、光増幅器
を用いたN個(Nは整数)の光中継器を含み上記光信号を
伝送する光ファイバと、少なくとも一つの光群遅延量補
償回路を含む波長多重光中継伝送システムにおいて、一
光中継区間の伝送中に互いにビット長の自然数倍のウォ
ークオフを生じるように、上記2以上の光送信機の波長
及び上記光群遅延量補償回路の補償量を設定することを
特徴とした光波長多重伝送方式。 - 【請求項4】RZ符号で変調された異なる波長の光信号
を送出する少なくとも2つ以上の光送信機と、光増幅器
を用いたN個(Nは整数)の光中継器を含み上記光信号を
伝送する光ファイバと、少なくとも一つの光群遅延量補
償回路を含む波長多重光中継伝送システムにおいて、各
光送信機から送出されるビットパターンが一光中継区間
の伝送中に互いに(ビット長の整数倍+光パルス幅)のウ
ォークオフを生じるように、上記2以上の光送信機の波
長及び上記光群遅延量補償回路の補償量を設定すること
を特徴とした光波長多重伝送方式。
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JP21416793A JP3291370B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 光波長多重伝送方式 |
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JP21416793A JP3291370B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 光波長多重伝送方式 |
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JPH0766779A JPH0766779A (ja) | 1995-03-10 |
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ID=16651348
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JP21416793A Expired - Lifetime JP3291370B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 光波長多重伝送方式 |
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-
1993
- 1993-08-30 JP JP21416793A patent/JP3291370B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
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北島茂樹 他,光FSK変調信号に対する光共振器を用いた光分散補償法の検討,電子情報通信学会技術研究報告,日本,電子情報通信学会,1993年3月18日,Vol.92,No.516,37−42 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0766779A (ja) | 1995-03-10 |
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