JP3289650B2 - 摩擦溶接方法 - Google Patents

摩擦溶接方法

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    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な摩擦溶接方法
に係り、特に、船舶や自動車,航空,エレベータ,圧力
容器などアルミニウム合金を使用する構造体の摩擦溶接
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ツールを用いた摩擦溶接方法として、特
表平7−505090 号が公知である。この特表平7−505090
号による摩擦溶接方法では、加工部材より実質的に硬い
材質からなるツールを加工部材の溶接部に挿入し、前記
ツールを回転させながら移動することにより、溶接長手
方向に連続的に溶接が可能である。特表平7−505090 号
の溶接部裏面には、塑性流動によって溶接部裏面に形状
の変化をきたすことのない様、前記、溶接部裏面全体に
裏当て板を配置している。つまり、溶接部裏面の形状は
溶接後も同一である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、摩擦溶接方法を
実際の工業製品に適用する場合、次のような課題があ
る。
【0004】(1)加工部材の溶接部において、溶接部
に挿入されたツールの先端から0.2mm程度しか、深さ
方向に対しては溶け込みが得られない。このため、溶接
部裏面に未溶融部を発生させずに溶接部裏面まで溶接を
行うには、溶接部に挿入されたツール先端と加工部材裏
面または裏当て板との距離を、常に0.2mm 以下に制御
する必要がある。しかし、溶接部に挿入されたツール先
端との距離を、常に0.2mm以下に制御するのは、長尺物
を溶接する場合は特に困難である。
【0005】(2)ツール先端が溶接部を貫通した状態
で溶接を行った場合、溶接部裏面に配置した裏当て板に
ツール先端が接触するため、ツール、あるいは裏当て板
が破損する。また、溶接部裏面にも欠陥が発生する。さ
らに、加工部材と裏当て板が接合されることもある。
【0006】図1は従来の溶接方法を示した図である。
従来の方法では加工部材1が裏当て板2上に、図のよう
に配置されている。ツール4を回転させながら加工部材
1の接合線3に挿入、加工部材1を貫通する直前まで挿
入する。この時のツール先端4aと加工部材1の裏面1
aとの距離は、通常0.2mm 以下である。この状態で溶
接方向へ移動して溶接する。この方法ではツール先端4
aは溶接中、常に加工部材1の裏面1aよりも上を移動
しなくてはならない。つまり、従来の溶接方法では、ツ
ール先端4aが加工部材1の裏面1aを貫通してはなら
ない。ツール先端4aが加工部材1を貫通した場合、裏
当て板2及びツール4が破損してしまう。また、加工部
材1の裏面に欠陥が生じる。
【0007】図2は溶接後の溶接部断面を示した図であ
る。従来の方法では、ツール4の先端4aが、加工部材
1の裏面1aを貫通した状態では溶接を行うことができ
ない。ツール先端4aを加工部材1の裏面1aに達する
直前で保持する必要がある。しかし、加工部材1が長尺
の場合などは溶接部の厚さが一定ではない。このため、
溶融部5の下から加工部材1の裏面1aに達する範囲
で、未溶融部6が発生してしまう。溶接条件によっても
異なるが、ツール4の先端4aから0.2mm 程度しか溶
け込みが得られない。従って、未溶融部6の発生を防止
するには、ツール4の先端4aと加工部材1の裏面1a
との距離を常に0.2mm 以下に制御しなくてはならな
い。この制御を工業的に行うことは極めて困難である。
【0008】本発明の目的は、未溶融部の生じない摩擦
溶接方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ツールを
加工部材の溶接部に挿入し、前記ツールを回転させなが
ら移動することにより、金属の塑性流動を利用して溶接
する摩擦溶接方法において、前記加工部材の裏面に配置
される裏当て板はツールの直下に溝が設けられているこ
とを特徴とする。
【0010】前記ツールの先端が前記加工部材の溶接部
裏面を貫通し、前記加工部材の溶接部裏面と前記当て板
との間に形成された溝の内部を移動しながら溶接するこ
とが好ましい。
【0011】前記裏当て板の溝の形状は前記回転ツール
の先端形状と同一形状に形成されていることが好まし
い。
【0012】摩擦溶接された溶接部裏面を溶接部裏面を
溶融溶接することが好ましい。
【0013】溶接された溶接部裏面を機械的に削除する
ことが好ましい。
【0014】裏当て板の溝の幅は前記ツールのピン径に
対して1〜5mm大きく形成されていることが好ましい。
【0015】裏当て板の溝の幅が、溶接に使用する前記
ツールのピン径に対して1〜2mm小さく形成されている
ことが好ましい。
【0016】溝の形状は下方に向かって溝幅が小さくな
っていることが好ましい。
【0017】前記裏当て板の溝周辺あるいは前記裏当て
板全体を強制的に冷却する機構を備えていることが好ま
しい。
【0018】前記裏当て板は溝の中央あるいは前記溝の
ほぼ中央から溶接進行方向に対して左右に分割できる機
構を備えていることが好ましい。
【0019】摩擦溶接によって接合された構造物におい
て、前記接合を前述の方法により溶接されていることを
特徴とする。
【0020】摩擦溶接によって接合された車両構体にお
いて、前記接合を前述の方法により溶接されていること
を特徴とする。
【0021】(1)加工部材の裏面に配置した裏当て板
の溶接部直下に溶接線に沿って溝を設けることにより、
加工部材と裏当て板との接触を防止できる。
【0022】(2)加工部材の裏面に配置した裏当て板
の溶接部直下に溶接線に沿って溝を設けることにより、
ツール先端を溶接部裏面から貫通させて溶接することが
できる。
【0023】前記、手段により、溶接の課程でツールの
挿入方向に対して局部的に500〜2000kgfの大き
な荷重がかかる。このため、溶接中に塑性流動した金属
が、溶接部裏面に設けられた溝に押し込められる。その
結果、溶接部裏面に前記、溝と同一形状の裏波が形成さ
れる。上記、手段によりツール先端を溶接部裏面から貫
通させて溶接を行うことができる。これにより、溶接部
裏面に発生する未溶融部を排除することができる。ま
た、ツール先端が貫通した場合でも、加工部材及びツー
ル先端を破損させることなく溶接することが可能とな
る。さらに、加工部材と裏当て板が接合されることなく
溶接を行える。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施例1)以下、本発明をアルミニウム合金の突き合
わせ溶接に適用した場合の実施例を図面を用いて具体的
に説明する。
【0025】図3は本発明を用いた場合の溶接方法を示
した図である。本溶接方法では、図3(a)に示すよう
に、裏当て板2に設けた溝7を加工部材1の溶接面3の
直下に配置し、ツール4の先端が加工部材1の裏面を貫
通するまでツール4を挿入させて溶接を行う。
【0026】図3(b)では加工部材の溶接部表面に突
起8が形成された加工部材を示す。本溶接方法では、溶
接部において、加工部材の一部を裏当て板2に設けた溝
7に塑性流動させている。溶接中、溶接部表面は部材が
ツール4の押し付け力により下方へと押されて塑性流動
しているため、溝に金属が充填されると、溶接部表面で
は逆に金属が減少する。そのため溶接後の表面は凹状に
なる。予め溶接部表面に突起8を形成しておくことで、
この突起8により溝の内部に充填される金属を補うこと
ができる。
【0027】図4は、本発明を用いて溶接を行った加工
部材の溶接部周辺を断面で示した図である。加工部材1
の溶接部直下に溝を設けることで、溶接部裏面に裏波を
形成することができる。また、ツール4の先端4aを加
工部材1の裏面1aから貫通させて溶接することができ
るため、図2で示した位置に未溶融部が発生することは
ない。つまり、未溶融部を加工部材1内部から排除でき
る。本方法においても、溶接条件によっても異なるが、
ツール4の先端4aから0.2mm 以上の下方では未溶融
部が発生する。しかし、未溶融部の発生は加工部材1の
裏面よりも下方、裏波9内部である。
【0028】図5は、本発明により形成された裏波をグ
ラインダ、又は切削などにより機械的に除去した状態を
断面で示した図である。本発明では、前述したように裏
波9内部に未溶融部が発生する。そこで、溶接終了後に
加工部材1の裏面に形成された裏波9を、図5に示すよ
うに加工部材1裏面まで削除することで未溶融部を完全
に排除することが可能である。
【0029】(実施例2)図6は実施例1で示した摩擦
溶接方法で接合された加工部材の接合部裏面を、アーク
又はレーザなどの溶融溶接方法により再度、溶接した状
態を断面で示した図である。本発明では、ツール4を加
工部材1から貫通させるこができるため、溶け込み不足
による未溶融部の発生を従来の位置から排除できる。し
かし、本発明により溶け込み不足が大きく改善される期
待は小さい。したがって、本発明により形成された溶融
部10の裏波部分に未溶融部が生じる場合がある。そこ
で、本発明により形成された裏波を、アーク又はレーザ
などの熱源を用いて再度溶接し、溶融部11を形成する
ことで未溶融部を排除した。本実施例では溶接箇所が突
出しているため、溶融させる範囲が極めて少ないため低
入熱で溶融させることが可能であり、他の溶接方法に比
べ溶接後の変形を小さくすることができる。また、フィ
ラーワイヤを使用することなく溶接できる。
【0030】(実施例3)本発明の特徴である裏当て板
について、本実施例では以下に示す形状あるいは構造の
物を幾つか用いて溶接を行った。
【0031】図7は、本溶接で使用した裏当て板の溝周
辺部を断面で示した図である。図7(a)及び(b)に
示すように、溝7の幅が下方に向かって小さくなって
る。これは、溶接後に加工部材を裏当て板から取り外す
作業を容易にするためである。図7(c)は溝7の中央
から左右に分割が可能な構造の裏当て板である。この構
造を用いることでも、溶接終了後に加工部材1に形成さ
れた裏波9を、裏当て板から容易に取り外す事ができ
る。
【0032】(実施例4)図8は、溝周辺に冷却構造を
備えた裏当て板を断面により示した図である。図に示す
ように溝7の周辺,裏当て板2の内部に溶接方向に向か
って冷却口12を設け、溶接中、この冷却口12に水を
循環させることで溝7周辺を冷却させた。この方法で
も、加工部材の取り外しが容易になった。なお、冷却口
12には、水以外にも、圧縮空気などでも目的を達成で
きる。
【0033】(実施例5)図9は溝幅とツール先端との
関係を示した図である。つまり、図9(a)はツール先
端の径に対して溝幅が小さい場合、図9(b)はツール
先端の径に対して溝幅が大きい場合の溶接時の位置関係
を示している。図9(a)では、溝幅13に対してツー
ル先端の径14が大きい。従って、ツール先端4aを溝
9の内部まで挿入することは出来ない。従来のツール先
端4aは球面状に形成されているが、更にテーパ状にす
ることでツール先端4aが溝7の内部に達するようにし
ている。この時、裏当て板の溝幅13はツール先端径1
4より1〜2mm小さい程度が望ましい。
【0034】図9(b)では、溝幅13がツール先端径
14よりも大きい。この場合、ツール先端4aを溝7の
内部まで挿入することが出来る。しかし、必要以上に溝
幅13が大きくなると、裏波と加工部材裏面との境界部
分に欠陥が発生してしまう。そこで、本実施例では溝幅
13をツール先端径14に対して1mm大きく、最大でも
5mmまでに限定した。
【0035】(実施例6)本発明を鉄道車両に適用した
例について説明する。図10は鉄道車両の一部を斜視図
で示した図であり、本実施例は、図10に示す鉄道車両
構体の溶接箇所15の一部に使用した。
【0036】図11は鉄道車両の構体での本発明の実施
方法を示した断面図である。接合部材は押出し型材1
4,15である。型材14,15を裏当て板2上に配
置,溶接線の直下が溝7になるようにして拘束する。型
材の拘束は万力や装置で上方から裏当て板2に押さえる
ことによって行う。材質はアルミニウム合金である。溶
接終了後に溶接部裏面に形成された裏波をグラインダで
切削した。なお、本実施例での溶接条件は、ツールの回
転数1800rpm,溶接速度600mm/minであり、長さ
3mの溶接部に適用した。
【0037】
【発明の効果】本発明の摩擦溶接方法によれば以下の効
果が得られる。
【0038】(1)裏当て板に溝を設け、この溝を加工
部材の溶接部直下に配置することで、ツールが接合部裏
面を貫通した場合でもツール及び裏当て板が破損するの
を防止できる。
【0039】(2)常時、ツールを貫通させて溶接が行
えるため、加工部材の溶接部全体を溶融させることが可
能になる。さらに、溶接によって形成された裏波を削除
することで、溶接部裏面に発生していた未溶融部分を排
除することができる。
【0040】(3)ツールを貫通させて溶接を行えるた
め、溶接中にツール挿入深さの変動する許容値が従来の
方法に比べ拡大した。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の溶接方法を示した図である。
【図2】溶接後の溶接部断面を示した図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明による溶接方法を
示した図である。
【図4】本発明により溶接された加工部材の溶接部を断
面により示した図である。
【図5】本発明により形成された裏波を除去した状態を
断面により示した図である。
【図6】本発明により溶接された加工部材の溶接部裏面
をアーク又はレーザ等の溶融溶接方法により再度、溶接
した状態を断面により示した図である。
【図7】本溶接で使用した裏当て板の溝周辺部を断面で
示した図である。
【図8】溝周辺に冷却構造を備えた裏当て板を断面によ
り示した図である。
【図9】(a)及び(b)は、溝幅とピン径との関係を
示した図である。
【図10】鉄道車両の構体を示した斜視図である。
【図11】鉄道車両の構体に本発明を適用した実施方法
を示した断面図である。
【符号の説明】
1…加工部材、2…裏当て板、3…溶接面、4…ツー
ル、4a…ツール先端、5…溶融部、6…未溶融部、7
…溝、8…突起、9…裏波、10…FSWによる溶融
部、11…アーク溶接による溶融部、12…冷却口、1
3…溝幅、14…ツール先端径、15…溶接箇所、1
6,17,18…押出し型材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 久宣 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平10−225780(JP,A) 特開 平10−52769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 20/12

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ツールを加工部材の溶接部に挿入し、
    前記ツールを回転させながら移動することにより、金属
    の塑性流動を利用して溶接する摩擦溶接方法において、
    前記加工部材の裏面に配置される裏当て板はツールの直
    下に溝が設けられており、前記ツールの先端が前記加工
    部材の溶接部裏面を貫通し、前記加工部材の溶接部裏面
    と前記当て板との間に形成された溝の内部を移動しなが
    ら溶接することを特徴とする摩擦溶接方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記裏当て板の溝の形
    状は前記回転ツールの先端形状と同一形状に形成されて
    ることを特徴とする摩擦溶接方法。
  3. 【請求項3】請求項1により摩擦溶接された溶接部裏面
    を溶融溶接することを特徴とする摩擦溶接方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、溶接された溶接部裏面
    を機械的に削除することを特徴とする摩擦溶接方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記裏当て板の溝の幅
    は前記ツールのピン径に対して1〜5mm大きく形成され
    ていることを特徴とする摩擦溶接方法。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記裏当て板の溝の幅
    が、溶接に使用する前記ツールのピン径に対して1〜2
    mm小さく形成されていることを特徴とする摩擦溶接方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記溝の形状は下方に
    向かって溝幅が小さくなっていることを特徴とする摩擦
    溶接方法。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記裏当て板の溝周辺
    あるいは前記裏当て板全体を強制的に冷却する機構を備
    えていることを特徴とする摩擦溶接方法。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記裏当て板は溝の中
    央あるいは前記溝のほぼ中央から溶接進行方向に対して
    左右に分割できる機構を備えていることを特徴とする摩
    擦溶接方法。
  10. 【請求項10】摩擦溶接によって接合された構造物にお
    いて、請求項1〜9のいずれかに記載の方法により溶接
    されていることを特徴とする構造物。
  11. 【請求項11】摩擦溶接によって接合された車両構体
    おいて、求項1〜のいずれかに記載の方法により溶
    接されていることを特徴とする車両構体。
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