JP3286803B2 - カードコネクタ開閉カバーのロック装置 - Google Patents

カードコネクタ開閉カバーのロック装置

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JP3286803B2
JP3286803B2 JP04421895A JP4421895A JP3286803B2 JP 3286803 B2 JP3286803 B2 JP 3286803B2 JP 04421895 A JP04421895 A JP 04421895A JP 4421895 A JP4421895 A JP 4421895A JP 3286803 B2 JP3286803 B2 JP 3286803B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードコネクタ開閉カ
バーのロック装置、特にその薄型化が要求されるカード
コネクタの開閉カバーを閉位置でロックする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の光学的原理に基づくカメラ
のみならず、被写体を電磁気で記録し得るようにしたカ
メラが提案されている。電磁気応用カメラにおいて、被
写体を電磁気で記録する媒体には小型ICカード等のカ
ードが用いられる。また、カメラに限らず、一般的な情
報記録媒体として使用されるカードにおいてもその小型
化が推進されている。
【0003】このような状況下において、カードと電子
回路とを電気的に接続するデバイスとしてのカードコネ
クタにおいても、小型化されたカードに見合う小型薄型
のものが要求されており、カードコネクタの小型薄型化
によってカメラ等の小型携帯機器への搭載が可能にな
る。
【0004】他方、カード側電極に接触するコンタクト
を配備したベースに、カード保持部を有する開閉カバー
を開閉揺動自在に取り付け、その開閉カバーを常時開方
向に付勢した構成のカードコネクタにおいて、その開閉
カバーを閉位置でロックする装置のうち、ロック解除時
の駆動源に電力を使用するものとしては、従来、モータ
やソレノイドといった体積が比較的大きくて嵩張りやす
く、しかも、発錆や焼き付きを伴うおそれのある機械的
摺動部を備えた部品が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような小型化薄型化が要求されるカードコネクタにお
いて、その開閉カバーのロック装置に、モータやソレノ
イドといった嵩張る部品を用いるとその要求を達成しに
くくなる。また、発錆や焼き付きを伴うおそれのある部
品を用いることはカメラ等の精密携帯機器にとって好ま
しくない。
【0006】本発明は以上の事情や問題に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は、ロック装置をロック解
除するときの駆動源としてモータやソレノイド等の嵩張
る部品や機械的摺動部を持つ部品を用いず、その代わり
に、通電状態と非通電状態との切換えによって収縮モー
ドと伸長モードとが切り換わる形状記憶合金でなる形状
記憶ワイヤを利用することによって、小型化軽量化を達
成しやすくて価格を安く抑えられるカードコネクタ開閉
カバーのロック装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、上記形状記憶ワイヤ
に通電用のリード線を直接には接続する必要のないカー
ドコネクタ開閉カバーのロック装置を提供することであ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は、現在開発され
ている形状記憶ワイヤの収縮率が数%というきわめて小
さい数値に過ぎないことに鑑み、そのような小さな収縮
率の形状記憶ワイヤであってもロック装置における可動
部材の揺動距離を長くすることのできるカードコネクタ
開閉カバーのロック装置を提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、形状記憶ワイ
ヤの収縮によって大きな力でロック解除することのでき
るカードコネクタ開閉カバーのロック装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードコネ
クタ開閉カバーのロック装置は、カード側電極に接触す
るコンタクトを備えたベースに常時開方向に付勢された
状態で開閉揺動自在に取り付けられていて、挿入された
カードを保持するカード保持部を備えてなるカードコネ
クタ開閉カバーのロック装置であって、上記開閉カバー
に設けられた被係合部係脱可能な係合部を有する可動
部材に、通電状態と非通電状態との切換えによって収縮
モードと伸長モードとが切り換わ形状記憶合金でなる
形状記憶ワイヤの端部が連結された形状記憶ワイヤ連結
部が具備され、この可動部材が、上記ベースに取り付け
られかつ配線基板の電極面に半田付けされたピンを中心
にして、上記係合部が上記被係合部に係合するロック位
置と上記係合部が上記被係合部から離脱するロック解除
位置との間で揺動自在に上記ベースに取り付けられ、か
つ、その可動部材がばね体によって常時ロック位置側に
付勢されており、上記可動部材に切起し形成された弾性
を備える接片が上記ピンに常時弾接されることによっ
て、上記ピンと上記接片と上記可動部材とによって上記
形状記憶ワイヤに対する通電路が形成され、上記可動部
材における係合部と形状記憶ワイヤ連結部との間の位置
に上記ピンが配備され、そのピンと上記係合部との間の
距離が上記ピンと上記形状記憶ワイヤ連結部との距離よ
りも長くなっており、上記開閉カバーが閉じられている
ときに、上記形状記憶ワイヤが伸長モードから収縮モー
ドに切り換えられることによりその形状記憶ワイヤに引
っ張られた上記可動部材が上記ピンを中心にしてロック
位置からロック解除位置に揺動され、かつ、上記形状記
憶ワイヤが収縮モードから伸長モードに切り換えられる
ことにより上記ばね体による付勢によって上記可動部材
が上記ピンを中心にしてロック解除位置からロック位置
に揺動されるようになっている、というものである。
【0011】この構成のロック装置においては、請求項
に係る発明のように、上記可動部材に複数本の束ねら
れた形状記憶ワイヤが連結されていることが望ましい。
【0012】さらに、請求項3に係る発明のように、
開閉カバーにおける左右対称位置のそれぞれに被係合
部が設けられていると共に、これらの被係合部のそれぞ
れに対応する係合部を各別に備えた上記可動部材がベー
スの左右対称位置にそれぞれ配備され、これらの可動部
のそれぞれの形状記憶ワイヤ連結部に、形状記憶ワイ
ヤの一端部と他端部とが各別に連結されているという構
成を採用することが望ましい。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明によると、開閉カバーが閉
じられているときには、開閉カバーの被係合部に可動部
材の係合部が係合して開閉カバーがロックされている。
そして、このロック状態において、形状記憶ワイヤは非
通電状態に切り換えられていて伸長モードになってい
る。ロック状態のときに形状記憶ワイヤが通電状態に切
り換えられてそれが収縮モードに切り換わると、この形
状記憶ワイヤによって可動部材がばね体の付勢に抗して
ロック解除位置に揺動されて上記被係合部から離脱す
る。これによりロック解除状態となり、開閉カバーが
時開方向に付勢されているために開動する。
【0014】このように、開閉カバーのロック状態とロ
ック解除状態とが形状記憶ワイヤの伸縮を通じて行われ
るようになっていると、ロック状態とロック解除状態と
の切換えにモータやソレノイド等の機械的摺動部を持ち
しかも嵩張る部品を使用する必要がなくなる。
【0015】また、配線基板の電極面に半田付けされた
ピンで可動部材が揺動自在に支持されており、そのピン
に可動部材に切起し形成された接片が常時弾接されてお
り、しかもそのピンと上記接片と上記可動部材とによっ
て形状記憶ワイヤに対する通電路が形成されているの
で、可動部材に連結された形状記憶ワイヤに対する通電
を上記ピンに対して行えるようになる。
【0016】さらに、形状記憶ワイヤの収縮量よりも可
動部材の係合部の揺動量が大きくなる。
【0017】請求項2に係る発明によると、可動部材を
ロック解除位置に揺動させる力が、束ねられた複数本の
形状記憶ワイヤにおける個々の形状記憶ワイヤの収縮力
の総和に見合う力になる。
【0018】請求項3に係る発明によると、開閉カバー
のロック状態を確実に維持することができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の実施例によるロック装置1を
採用したカードコネクタを示す分解斜視図である。同図
において、2は電気絶縁性の合成樹脂成形体でなるベー
スで、その一端側区画に形成された多数の溝部3…のそ
れぞれにばね性を持つ帯状の金属片でなるコンタクト4
が配備されている。そして、上記ロック装置1がベース
2の他端側区画に配備されている。また、ベース2の一
端側に支軸5が設けられており、この支軸5に開閉カバ
ー6の一端部が支えられるようになっている。従って、
ベース2に支軸5を介して取り付けられた開閉カバー6
は、その支軸5による支持箇所を支点として開閉揺動自
在である。7はカバー開動機構を構成するねじりばねで
あり、上記支軸5に嵌合状に取り付けられたねじりばね
7の脚部7a,7bがベース2と開閉カバー6とにそれ
ぞれ弾接されて開閉カバー2を常時開方向に付勢する。
【0020】この実施例においては、開閉カバー6にカ
ード保持部8が具備されており、図示していないカード
がこのカード保持部8に対して挿抜され、挿入状態で
は、カード側電極が上記コンタクト4に対応し、開閉カ
バー6を閉じたときにカード側電極が上記コンタクト4
に接触するようになっている。
【0021】開閉カバー6における裏面側の左右対称位
置のそれぞれに被係合部9,9が設けられており、これ
らの被係合部9,9の外面側に具備された係合爪11,
11が、ベース2の左右対称位置にそれぞれ設けられた
可動部材12,12の係合部16に対応している。
【0022】図2に可動部材12を斜視図で示してあ
る。同図のように、可動部材12は、一枚の金属板材に
曲げ加工等を施すことにより形成されており、長手方向
の中間部にブラケット13が、一端部に加締め片14
が、他端部にコ字形の係合片15がそれぞれ具備され、
係合片15には係合孔でなる係合部16が設けられてい
る。そして、上記ブラケット13に開設された孔(図2
に現れていない)に金属製のピン17が挿通されてお
り、図1で類推できるようにこのピン17がベース2を
貫通してその下方に突出している。従って、可動部材1
2はピン17を中心にして揺動自在にベース2に取り付
けられている。また、可動部材12には弾性を備える接
片18が切起し形成されていて、この接片18が上記ピ
ン17に常時弾接している。なお、ピン17は端子とし
て兼用されており、図3のように配線基板Pにカードコ
ネクタを搭載したときには、そのピン17が配線基板P
の電源用電極面に半田付けされる。
【0023】図1のように可動部材12はベース2に左
右対称にして配備されており、それらの可動部材12,
12のそれぞれの加締め片14,14に、形状記憶合金
でなる形状記憶ワイヤ19の一端部と他端部とが各別に
加締め結合されている。この形状記憶ワイヤ19は、通
電状態と非通電状態との切換えに伴う温度変化により収
縮モードと伸長モードとが切り換わり、収縮モードでは
予め記憶している長さにまでその長さを短くし、伸長モ
ードでは記憶している長さにまでその長さを長する。こ
の実施例では、カードコネクタを側面図で示した図3で
判るように、4本の形状記憶ワイヤ19を束ねて両方の
可動部材12,12の加締め片14,14間に掛け渡し
てある。このように、複数本の形状記憶ワイヤ19を同
じ場所に用いると、その収縮の力が個々の形状記憶ワイ
ヤ19の収縮の力の総和になり、全体として大きな収縮
力が発揮される。また、それぞれの可動部材12,12
とベース2との間にばね体22が介在されており、この
ばね体22の力によって可動部材12,12の係合部1
6,16が常時ロック位置に向けて付勢されている。そ
して、ベース2に設けられているストッパ23,23
(図4参照)が可動部材12,12に当たってその係合
部16,16のロック位置を規制している。
【0024】図1において、21はカバーである。この
カバー21は、ベース2の上記ロック装置1を配備して
ある箇所を覆うものであって、このカバー21でロック
装置1の配備箇所を覆っておくことにより、上記の形状
記憶ワイヤ19が発熱したときにそれに手が触れるとい
った危険性がなくなる。
【0025】以上の構成を有する実施例のロック装置1
の作用を説明する。図4はロック装置1で開閉カバー6
が閉位置にロックされている状態を示す部分平面図、図
5はロック装置1のロック状態が解除された時点での部
分平面図である。
【0026】形状記憶ワイヤ19に通電がなされていな
いときには、この形状記憶ワイヤ19が伸長モードにな
っていて、可動部材12,12の係合部16,16はス
トッパ23,23に当たったロック位置になっている。
従って、図3のように開閉カバー6が開いた状態からそ
れを閉動させると、開閉カバー6の被係合部9,9の係
合爪11,11が可動部材12,12の係合片15,1
5をばね体22,22の力に抗して後退させた後、その
係合片15,15の復帰によって係合部16,16に嵌
まり込む。これにより、図4のように、被係合部9,9
の係合爪11,11が係合部16,16に係合して開閉
カバー6が閉位置にロックされる。
【0027】このように開閉カバー6が閉位置でロック
されているときに、ピン17から可動部材12ないし接
片18により形成される通電路を介して形状記憶ワイヤ
19に通電すると、その形状記憶ワイヤ19が発熱して
収縮モードに切り換わり、それ自体が記憶している長さ
にまで長さを短くするので、図5のように、可動部材1
2,12の加締め片14,14が近づく方向に引っ張ら
れ、それに伴って係合部16,16がばね体22の力に
抗して遠ざかる方向に揺動して係合爪11,11から離
脱し、ロック解除状態になる。すると、カバー開動機構
を形成しているねじりばね7の力で開閉カバー6が開動
する。形状記憶ワイヤ19への通電は、係合爪11,1
1が係合部16,16から離脱した時点で停止すればよ
い。
【0028】上記実施例においては、図4のように、可
動部材12におけるピン17から加締め片14(形状記
憶ワイヤ連結部)までの距離L1よりも、ピン17から
係合部16までの距離L2を長くしてある。そのため、
形状記憶ワイヤ19の収縮量よりも係合部16の揺動量
が大きい。従って、通電時の発熱により形状ワイヤ19
がその長さを短くしたときに係合部16から上記係合爪
11が確実に離脱する。
【0029】この実施例では、左右対称位置に設けた可
動部材12,12の間に形状記憶ワイヤ19を掛け渡し
てあるけれども、可動部材12を一つだけ用い、形状記
憶ワイヤ19の一方の端部だけを可動部材12に連結
し、他方の端部をベース2側に固定しておいてもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、嵩張らな
い形状記憶ワイヤの性質を利用して開閉カバーのロック
状態を解除することができるので、カードコネクタの小
型化・薄型化を達成しやすい。また、形状記憶ワイヤは
モータやソレノイドのように機械的摺動部の発錆や焼き
付きといったトラブルを生じないので、動作信頼性の高
いロック装置が得られるという利点がある。
【0031】また、形状記憶ワイヤに対する通電を、可
動部材を揺動自在に支持しているピンに対して行えるよ
うになるので、通電用のリード線を直接には形状記憶ワ
イヤに接続する必要がなくなり、それだけ部品点数が削
減され、また、面倒なリード線の引廻し作業も不要とな
る。
【0032】さらに、形状記憶ワイヤの収縮量よりも可
動部材の係合部の揺動量が大きくなるので、形状記憶ワ
イヤの収縮率が数%というきわめて小さい数値に過ぎな
くても、可動部材の係合部の揺動距離を十分に長くして
その可動部材による開閉カバーのロックとロック解除と
を確実に行わせることができるようになるという効果が
ある。
【0033】請求項2に係る発明によれば、可動部材を
ロック解除位置に揺動させる大きな力が得られるので、
可動部材を常時ロック位置側に付勢するばね体の付勢力
を大きくして確実にロック状態を得やすくなるという効
果がある。
【0034】以上の各請求項に係る発明によって得られ
る効果は、請求項3に係る発明によっても同様に得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるロック装置を採用したカ
ードコネクタを示す分解斜視図である。
【図2】可動部材とピンの斜視図である。
【図3】上記カードコネクタの側面図である。
【図4】ロック装置のロック状態を示す部分平面図であ
る。
【図5】ロック装置のロック解除状態を示す部分平面図
である。
【符号の説明】
1 ロック装置 2 ベース 4 コンタクト 6 開閉カバー 7 ねじりばね(カバー開動機構) 8 カード保持部 9 被係合部 12 可動部材 16 係合部 17 ピン 18 接片 19 形状記憶ワイヤ 22 ばね体 L1 ピンと形状記憶ワイヤ連結部との距離 L2 ピンと係合部との間の距離P 配線基板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード側電極に接触するコンタクトを備
    えたベースに常時開方向に付勢された状態で開閉揺動自
    在に取り付けられていて、挿入されたカードを保持する
    カード保持部を備えてなるカードコネクタ開閉カバーの
    ロック装置であって、上記開閉カバー に設けられた被係合部係脱可能な係合
    部を有する可動部材に、通電状態と非通電状態との切換
    えによって収縮モードと伸長モードとが切り換わ形状
    記憶合金でなる形状記憶ワイヤの端部が連結された形状
    記憶ワイヤ連結部が具備されこの可動部材が、上記ベースに取り付けられかつ配線基
    板の電極面に半田付けされたピンを中心にして、上記係
    合部が上記被係合部に係合するロック位置と上記係合部
    が上記被係合部から離脱するロック解除位置との間で揺
    動自在に上記ベースに取り付けられ、かつ、その可動部
    材がばね体によって常時ロック位置側に付勢されてお
    り、 上記可動部材に切起し形成された弾性を備える接片が上
    記ピンに常時弾接されることによって、上記ピンと上記
    接片と上記可動部材とによって上記形状記憶ワイヤに対
    する通電路が形成され、 上記可動部材における係合部と形状記憶ワイヤ連結部と
    の間の位置に上記ピンが配備され、そのピンと上記係合
    部との間の距離が上記ピンと上記形状記憶ワイヤ連結部
    との距離よりも長くなっており、 上記開閉カバーが閉じられているときに、上記形状記憶
    ワイヤが伸長モードから収縮モードに切り換えられるこ
    とによりその形状記憶ワイヤに引っ張られた上記可動部
    材が上記ピンを中心にしてロック位置からロック解除位
    置に揺動され、かつ、上記形状記憶ワイヤが収縮モード
    から伸長モードに切り換えられることにより上記ばね体
    による付勢によって上記可動部材が上記ピンを中心にし
    てロック解除位置からロック位置に揺動されるようにな
    っている ことを特徴とするカードコネクタ開閉カバーの
    ロック装置。
  2. 【請求項2】 上記可動部材の形状記憶ワイヤ連結部
    複数本の束ねられた形状記憶ワイヤが連結されている
    求項1記載のカードコネクタ開閉カバーのロック装置。
  3. 【請求項3】 上記開閉カバーにおける左右対称位置の
    それぞれに被係合部が設けられていると共に、これらの
    被係合部のそれぞれに対応する係合部を各別に備えた
    可動部材がベースの左右対称位置にそれぞれ配備さ
    れ、これらの可動部材のそれぞれの形状記憶ワイヤ連結
    に、形状記憶ワイヤの一端部と他端部とが各別に連結
    されている請求項1又は請求項2に記載のカードコネク
    タ開閉カバーのロック装置。
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