JP3286770B2 - 耐食・耐摩耗性皮膜の製造方法 - Google Patents

耐食・耐摩耗性皮膜の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭焚ボイラの加熱器
や水壁、流動層ボイラの伝熱管等の材料表面に形成され
る耐食・耐摩耗性皮膜の形成方法に関し、特にクロム又
はクロム−ニツケル合金から形成される皮膜の形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ボイラの過熱器や水壁又は伝熱管
は、SO2やH2Sを含む燃焼ガスによる腐食とフライア
ツシユや流動媒体によるエロ−ジヨンに耐えることが要
求される。こうした環境で使用可能な皮膜の具備すべき
性能としては、(1)皮膜の断面硬度が500Hv以上
であること、(2)皮膜構成粒子が腐食されないこと、
(3)皮膜中の気孔を通じてガスが侵入し皮膜された母
材を腐食しないこと、等が必要である。
【0003】一般に、このような部位に使用される伝熱
管としては安価な金属材料、例えばSTB410炭素鋼
鋼管(JIS G3461(1988))の表面に、耐
食性及び耐エロ−ジヨン性即ち耐摩耗性に優れた材料を
溶射する方法が知られている。 耐食性に対してはクロ
ム、ニッケル、コバルト、モリブデン、鉄及びこれらを
主成分とする合金等の金属材料が優れており、耐摩耗性
(耐エロ−ジヨン性)に対しては高硬度材料が良く、ク
ロム炭化物やタングステン炭化物に代表される炭化物
が、又クロム酸化物、アルミナに代表される金属酸化物
があり、金属材料と高硬度材料との混合物を溶射する方
法が一般的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た材料を溶射した場合の問題点として、一般的に高硬度
材料は金属材料に比べて融点が高く、金属材料と高硬度
材料とを同時に溶融させることが困難であるため、得ら
れた皮膜は気孔が多くなり、母材との密着性も弱くなる
ことが挙げられる。
【0005】こうした欠点を解決する方法として、例え
ば粉末溶融しやすいように溶射粉末の粒径を制御する方
法(特願昭63−313122号:クロム炭化物−金属
複合粉末)や溶射した後に熱処理することによって皮膜
の粒子間結合力を向上させる方法(特願昭63−210
951号:材料の表面被覆方法)があるが、いずれの方
法も高価なクロム炭化物を使用しており、また前者は粉
末調整費用が必要なこと、後者では熱処理が必要なこと
から多量に使用する場合には多大な費用が必要となる。
【0006】一方、クロム酸化物、アルミナに代表され
る金属酸化物は炭化物に比べてコスト的には安価である
が、融点が高い。このため、爆発溶射や高エネルギーガ
ス溶射のようなガスの爆発や燃焼のエネルギーを利用し
た溶射法で粒子サイズをかなり小さくしても、大部分の
溶射粒子は未溶融状態で被溶射物表面に衝突することに
なる。従って、得られた皮膜は母材である被溶射物との
密着力が小さく、また皮膜を構成する粒子間の結合力も
小さいため、実用に供することができない。これを改善
するために酸化物表面に金属をコーティングした粉末も
提案されているが、酸化物と金属のぬれ性等の問題があ
り、実用化されていない。
【0007】本願発明の目的は、構成皮膜が腐食されに
くく表面硬度が高く、且つ母材との密着性の良い耐食・
耐摩耗性皮膜を形成すると共に、爆発溶射や高エネルギ
ーガス溶射等の欠点である特別な処理、例えば粒径制
御、熱処理或いはメタルコ−テイング等の処理を不要に
し、形成容易、低コストな溶射方法によって耐食・耐摩
耗性皮膜を形成する方法を提供することである。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題達成のため、本
願発明は、酸化性雰囲気中で、母材に粒状体を溶射する
ことにより皮膜を形成する際に、粒状体としてクロム又
はクロム含有量が20重量%以上のクロム−ニツケル合
金で、最大粒径が30μm以下のものを溶射し、クロム
とクロム酸化物とが互いに重なり合う層状組織又はクロ
ム−ニッケル合金とクロム酸化物を主体とする酸化物と
が互いに重なり合う層状組織を有する耐食・耐摩耗性皮
膜を形成し、その層状組織の断面のクロムとクロム酸化
物との面積比率又はクロム−ニツケル合金とクロム酸化
物を主体とする酸化物との面積比率は、クロム酸化物又
はクロム酸化物を主体とする酸化物の比率が20乃至6
0面積%とする。
【0010】さらに、本願発明は、耐食・耐摩耗性皮膜
の形成方法において、皮膜の気孔率が1.0%未満とす
ることにより、上記課題を解決する。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】上記の手段により、皮膜を構成する部分の内、
クロム又はクロム−ニツケル合金は耐食性に優れた材料
であり、クロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸
化物は高硬度で耐摩耗性に優れた材料である。そして両
者は強固に結合し、ほとんど気孔を形成しない。しか
も、両者は互いに重なり合う層状組織であるから耐食性
・耐摩耗性の両方に優れた性能を発揮する。更に、耐食
・耐摩耗性皮膜の層状組織断面において、クロムとクロ
ム酸化物又はクロム−ニツケル合金とクロム酸化物を主
体とする酸化物との面積比率は、クロム酸化物又はクロ
ム酸化物を主体とする酸化物の比率が20乃至60面積
%であるから、腐食性ガスや溶融塩による腐食に対して
も、又、アツシユや流動媒体等によるエロ−ジヨンに対
しても優れた性能を発揮する。
【0014】本願発明の皮膜形成方法は、酸化性雰囲気
中で、母材に粒状体を溶射することにより形成し、粒状
体はクロム又はクロム含有量が20重量%以上のクロム
−ニツケル合金であり、溶射中にクロム又はクロム−ニ
ツケル合金の粒状体の表面は容易に酸化しクロム酸化物
の形成又はニツケルやニツケル酸化物を含有したクロム
酸化物を主体とする酸化物の形成を促す。クロム、クロ
ム−ニツケル合金、クロム酸化物及びクロム酸化物を主
体とする酸化物の粒状体は溶融又は半溶融状態で、母材
表面に衝突し緻密な皮膜を形成する。溶射の材料である
クロム又はクロム−ニツケル合金粒状体は、最大粒径が
30μm以下であるので、溶融され易く、しかも溶射中
にクロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸化物に
なり易いので緻密で高硬度の皮膜が得られる。又、母材
に粒状体を溶射する方法がガス溶射であるので、酸化性
雰囲気の中で皮膜形成を容易に出来る。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例をあげて詳細に説明
する。
【0016】表1及び表2は、本発明における実施例1
〜6及び比較例7〜9の溶射試験条件とその結果を示し
たものである。
【0017】表1において、母材は何れも一般構造用圧
延鋼材SS400(JIS G3101(1987)、
以下軟鋼という)で溶射前にはブラスト処理を施してい
る。皮膜厚は何れも200μmとした。溶射材料はクロ
ム100%又はクロム(Cr)とニツケル(Ni)の合
金、即ちクロム−ニツケル合金、粒径は5−30μmの
ものと10−44μmのもの、溶射装置は高エネルギ−
ガス溶射(DJ−GUN:メテコ社製)と爆発溶射、燃
料ガスの流量はエチレン(C24)70−80l/mi
nとアセチレン(C22)20又は25l/min、酸
素ガスの流量は25乃至290l/min、の条件のも
とに溶射した。
【0018】得られた試料について、皮膜断面の硬度、
皮膜断面の後方散乱電子像(Ba-sic Scatt
er Electron Image)観察によるクロ
ム酸化物の面積率、皮膜断面の気孔率及び摩耗量を各々
測定した。硬度測定はビツカ−ス硬度計を使用し荷重3
00gにて10点測定しその平均をもとめた(Hv30
0g)。クロム酸化物の面積率は倍率×1000倍にて
10視野観察し、その平均を求めた(%)。気孔率は光
学顕微鏡により倍率×200倍にて10視野観察し、そ
の平均を求めた(%)。摩耗試験はガス流速30m/
s、衝突角度90度、室温の条件で平均粒径70μmの
けい砂を溶射試験片表面に5時間衝突させ、試験片の重
量変化により摩耗量を算出した。又、摩耗試験は実施
例、比較例の他に軟鋼についても行なった。
【0019】表2は各実施例及び比較例の皮膜断面硬
度、クロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸化物
の面積率、気孔率及び軟鋼の摩耗量を1とした場合の摩
耗量をまとめて示す。表2から明らかなように、溶射材
料がクロム100%又はクロム含有量が20重量%以上
のものである実施例1〜6は断面硬度が550Hv以
上、クロム酸化物面積率20%以上、気孔率1.0%以
下の皮膜であり、摩耗量も軟鋼の1に対して0.5以下
の優れた皮膜となっている。
【0020】この表から、耐摩耗性向上のためには、で
きるだけクロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸
化物の割合を高くする方が良いことがわかる。一般にク
ロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸化物は、硬
質で脆い物質であるので、クロム酸化物又はクロム酸化
物を主体とする酸化物の面積が大きすぎると、皮膜が脆
くなり、熱衝撃に対して弱くなるので上限を60%とす
るのが好適である。クロム酸化物又はクロム酸化物を主
体とする酸化物の面積率が20%未満では表面硬度Hv
が500未満となって耐摩耗性が悪い。こうしたクロム
酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸化物が20%以
上60%以下となる皮膜を得るためには溶射材料をクロ
ム100%又はクロム含有量を20重量%以上のものと
する必要がある。また、目的に応じてクロム又はクロム
−ニツケル合金にアルミニウム、モリブデン、イツトリ
ウム、タングステン、ニオブ、コバルト等の元素を添加
してもよい。例えば酸化水素を含む雰囲気であれば、ア
ルミニウム、コバルト、イツトリウムの添加が有効であ
るし、塩化ナトリウム−硫酸塩の溶融塩腐食が問題にな
る場合にはモリブデンの添加が有効である。
【0021】溶射材料の粒径が大きい場合、未溶融のま
まで母材に衝突するため、皮膜中に多数の未溶融粒子が
残存するとともに、溶射中のクロム酸化物の生成も阻害
されるので、緻密で高硬度の皮膜を得ることができなく
なる。本実施例では5〜30μmの粒径分布のクロム又
はクロム−ニツケル合金粒状体を使用した。一方、比較
例9では市販の粒状体(粒径分布が10〜44μm)を
使用したが、酸素過剰雰囲気にも係らず、高硬度の皮膜
は得られていない。従って、溶射材料の粒径は30μm
以下とする必要がある。
【0022】溶射条件としては、クロム酸化物又はクロ
ム酸化物を主体とする酸化物を溶射中に粒状体表面に形
成する必要があるため、酸素過剰雰囲気にする必要があ
る。実施例のうち、高エネルギ−ガス溶射(DJ−GU
N)の場合は燃料としてエチレン(C24)を使用して
おり、完全燃焼には1モルのC24に対して2モルの酸
素が必要である。表1に示した実施例では酸素をC24
の約4倍にしている。一方、爆発溶射ではアセチレン
(C22)を燃料として使用しており、完全燃焼に必要
な酸素量は1モルのC22に対して1モルの酸素量とな
る。本実施例では酸素を理論酸素量の1.5倍とした。
いずれの装置でも酸素量を完全燃焼に必要な理論酸素量
より過剰にすることにより、クロム又はクロム−ニツケ
ル合金粒状体表面にクロム酸化物又はクロム酸化物を主
体とする酸化物の生成を行なうことができるが、実用上
は1.5倍以上の酸素量にするのが好適である。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】次に、本発明において、酸素過剰雰囲気の
溶射によって形成されている皮膜組織を観察してみる。
【0026】図2は、本発明の溶射皮膜断面の後方散乱
電子像写真によって示した組織の一例である。電子線を
試料に照射すると、試料表面から後方散乱電子が発生す
る。この後方散乱電子信号強度は原子番号の小さい物質
では小さく、原子番号の大きい物質では大きくなる。従
って、写真上で白い部分はクロム又はクロム−ニツケル
合金であり、黒い部分はクロム酸化物又はクロム酸化物
を主体とする酸化物である。本電子像を更に観察する
と、白い部分であるクロム又はクロム−ニツケル合金と
黒い部分であるクロム酸化物又はクロム酸化物を主体と
する酸化物とは、各々薄く集合状をなし、更に互いに層
状をなしている。即ち、クロムとクロム酸化物又はクロ
ム−ニツケル合金とクロム酸化物を主体とする酸化物と
は互いに重なり合う層状組織であることがわかる。
【0027】図1は、図2における層状組織を模式的に
表したものである。母材3の上にクロム又はクロム−ニ
ツケル合金1とクロム酸化物又はクロム酸化物を主体と
する酸化物2が相互に重なり合い、皮膜を構成している
あるものは完全にクロム又はクロム−ニツケル合金であ
り、あるものは完全にクロム酸化物又はクロム酸化物を
主体とする酸化物である。即ち、本発明における耐食・
耐摩耗性皮膜はクロムとクロム酸化物又はクロム−ニツ
ケル合金とクロム酸化物を主体とする酸化物とが相互に
積層した非一様性によって特徴づけられる層状組織を構
成しているものである。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本願発明に
よれば、クロムとクロム酸化物又はクロム−ニツケル合
金とクロム酸化物を主体とする酸化物とが互いに重なり
合う層状組織であるから、腐食と摩耗に強く、且つ母材
との密着性の良い耐食・耐摩耗性皮膜が得られ、実機に
適用すれば製品の耐用年数を大幅に延長させることが出
来、その利用価値は極めて高い。
【0029】本願発明によれば、酸化性雰囲気の中で母
材に、クロム又はクロム含有量が20重量%以上のクロ
ム−ニツケル合金であり、最大粒径が30μm以下であ
る粒状体を溶射するものであるから、高硬度で高融点の
クロム又はクロム−ニツケル合金の粒状体は、溶融され
易く、且つ各々クロム酸化物又はクロム酸化物を主体と
する酸化物に酸化され易くなり、母材表面は緻密で高硬
度の皮膜となる。
【0030】本願発明によれば、母材に粒状体を溶射す
る方法がガス溶射であるので、酸化性雰囲気の中で皮膜
形成が容易に出来る。
【0031】そして、本願皮膜形成方法によれば、従来
の溶射法の欠点である特別な処理、例えば粒径制御、熱
処理或いはメタルコ−テイング等の処理を不要にし、形
成容易、低コストな耐食・耐摩耗性皮膜の溶射形成方法
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による皮膜の層状組織を模式的に表した
説明図。
【図2】本発明の溶射皮膜断面の層状組織を後方散乱電
子像によって示した写真。
【符号の説明】
1 クロム又はクロム−ニツケル合金 2 クロム酸化物又はクロム酸化物を主体とする酸化物 3 母材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化性雰囲気中で、母材に粒状体を溶射
    することにより皮膜を形成する際、粒状体としてクロム
    又はクロム含有量が20重量%以上のクロム−ニツケル
    合金で、最大粒径が30μm以下のものを溶射し、クロ
    ムとクロム酸化物とが互いに重なり合う層状組織又はク
    ロム−ニッケル合金とクロム酸化物を主体とする酸化物
    とが互いに重なり合う層状組織を有する耐食・耐摩耗性
    皮膜を形成し、前記層状組織の断面のクロムとクロム酸
    化物との面積比率又はクロム−ニツケル合金とクロム酸
    化物を主体とする酸化物との面積比率は、クロム酸化物
    又はクロム酸化物を主体とする酸化物の比率が20乃至
    60面積%であることを特徴とする耐食・耐摩耗性皮膜
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の耐食・耐摩耗性皮膜の形
    成方法において、前記皮膜の気孔率が1.0%未満であ
    ることを特徴とする耐食・耐摩耗性皮膜の形成方法。
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