JP3285596B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP3285596B2
JP3285596B2 JP18661491A JP18661491A JP3285596B2 JP 3285596 B2 JP3285596 B2 JP 3285596B2 JP 18661491 A JP18661491 A JP 18661491A JP 18661491 A JP18661491 A JP 18661491A JP 3285596 B2 JP3285596 B2 JP 3285596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
main body
unit
setting
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18661491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0528890A (ja
Inventor
茂和 永井
昭男 斉藤
Original Assignee
エスエムシー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエムシー株式会社 filed Critical エスエムシー株式会社
Priority to JP18661491A priority Critical patent/JP3285596B2/ja
Publication of JPH0528890A publication Critical patent/JPH0528890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285596B2 publication Critical patent/JP3285596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、エゼクタ等の
動作確認または吸着用パッドにより搬送される物体の有
無若しくは搬送物の吸着確認等の検知を行う検出用素
子、例えば、圧力センサ等を備えるスイッチ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、圧力スイッチ、近接スイッチ、光
電スイッチ等のスイッチ装置は、単なる信号のオン/オ
フ出力だけでなく、故障予知機能やアナログ出力等の付
加的機能を備えた多機能化の傾向にある。それに伴って
各スイッチ装置における設定部や表示部等が、前記多機
能化の要請により複雑化するとともに、従来に比して大
型化されている。
【0003】ここで、例えば、従来例における圧力スイ
ッチを図17に示す。
【0004】この圧力スイッチ1は、実質的に直方体の
ボデイ部2の上面に圧力を表示するために表示部3が設
けられ、この表示部3に近接してマイナスのねじより形
成される圧力設定用ねじ4と作動状況を知らせる作動表
示灯5が配置されている。この圧力設定用ねじ4を回す
ことにより、所望の圧力値に設定する。また、ボデイ部
2内には、開口した圧力空気導入口6から導入される空
気の圧力を検出し電気信号に変換するために、例えば、
半導体圧力センサ(図示せず)が内蔵されており、この
半導体圧力センサを駆動し、且つ検出された信号を図示
しない外部流体機器へと送出するために導線部7が前記
圧力空気導入口6とは反対の一面に設けられている。ボ
デイ部2の下方には、先端部に開口した圧力空気導入口
6を有する筒状部材8が一体化して連結され、当該筒状
部材8の外周には他の機器に接続して固定するために雄
ねじ部9が設けられ、圧力空気が流れる流体通路に連通
させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術において、前記表示部および圧力設定用ねじ
等からなる設定部は、圧力スイッチにとって機能上、常
に必要とされるものではなく、予め圧力を設定する際や
過大圧力、過電流等のトラブルが発生した際の設定圧力
の確認、調節、若しくは保守点検時等に使用されるだけ
である。
【0006】従って、本発明の目的は、このような機能
上の無駄を省き、必須の構成要素のみを備えるととも
に、構成自体を簡略化して小型化、軽量化することによ
り、より汎用性を向上させることが期待されるスイッチ
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、オン状態信号またはオフ状態信号から
なる検出信号を導出するための検出用素子を有する本体
部と、前記検出用素子により検出された検出信号を制御
する制御手段および予め設定される検出条件を表示する
ための表示手段を含み、前記本体部と着脱自在に構成さ
れる設定部とを備えるスイッチ装置において、 前記本体
部および前記設定部には他の外部機器に検出信号を送出
する端子がそれぞれ設けられ、前記端子のいずれにも電
気的に接続可能な単一のコネクタ部を有し、前記本体部
の端子および前記設定部の端子に対するコネクタ部の着
脱方向と、前記本体部に対する前記設定部の着脱方向と
が略同一方向に沿って設けられることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るスイッチ装置では、本体部と設定
部とが着脱自在に構成され、かつ前記本体部および前記
設定部にそれぞれ設けられた端子のいずれにも電気的に
接続可能な単一のコネクタ部を有し、前記本体部の端子
および前記設定部の端子に対するコネクタ部の着脱方向
と、前記本体部に対する前記設定部の着脱方向とが略同
一方向に沿って設けられるため、容易に本体部と設定
、あるいは設定部とコネクタ部、または本体部とコネ
クタ部とを連結、または離脱させることができる。前
体部の内部に備えられた検出用素子、オン状態信号
またはオフ状態信号のいずれかの検出信号を図示しない
制御手段に出力する。次に、この出力された検出信号を
制御手段において制御するとともに、予め設定部により
設定され、表示手段により表示された検出条件を充足す
る場合、コネクタ部を通じてオン状態信号として他の外
部機器へ導出することができる。
【0009】
【実施例】本発明に係るスイッチ装置について、好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0010】図1は、本発明のスイッチ装置に係る第1
の実施例を示す真空圧力スイッチの斜視図であり、図2
は、図1の分解組立図である。
【0011】真空圧力スイッチ10は、基本的に、夫々
別個独立に形成される、本体部12と、コントロールユ
ニット14と、コントロールモジュール16と、コネク
タ部18とから構成されている。
【0012】詳細には、本体部12は、直方体の形状を
有し、その内部には真空接続口20から導入される流体
の圧力を検知するために、検出用素子として、例えば、
図示しない半導体圧力センサが内蔵されている。この半
導体圧力センサは、導入された空気の圧力が予め設定さ
れた圧力値を超えた時にハイレベルのオン状態信号を出
力し、前記設定圧力に満たない場合はローレベルのオフ
状態信号を出力する、所謂、二値出力信号を備える半導
体圧力センサである。前記出力信号は、本体部12上面
の一端側に設けられ、且つ複数本のピン22が刻設され
た端子24に導入される。この端子24に導入された出
力信号は、後述するコネクタ部18を接続して外部機器
に導出される。前記上面の他端側には、コントロールユ
ニット14を本体部12にワンタッチで連結させるため
の取付部材26が設けられ、前記両端の中間に円形状の
トリマと矩形作動表示部28が配置されている。前記ト
リマは、圧力設定用トリマ30と応差設定用トリマ32
とからなり、円形の中心部にあるマイナスの溝部を介し
てねじを左右に回転させることにより、設定する真空度
の増減等を図ることができる。
【0013】ここで、前記応差設定用トリマ32におけ
る応差とは、半導体圧力センサに検出された圧力が設定
圧力に到達して出力信号がオン状態信号になる圧力と、
前記設定圧力到達後に圧力が低下して出力信号がオフ状
態信号になる圧力との圧力差をいう。
【0014】また、矩形作動表示部28には、LED、
LCD、カラーLCD等が内蔵され、半導体圧力センサ
に検出された圧力が予め設定された設定圧力に到達して
出力信号がオン状態信号になった時に、点灯表示するも
のである。前記端子24等を有する一側面に直交する側
面には、検出される流体を導入するための真空接続口2
0が設けられているとともに、反対側の側面に達する貫
通孔である取付用穴34が2個配置されている。
【0015】コントロールユニット14は、その上面に
コネクタ部18を接続するための複数本のピン36が備
えられた端子37と、コントロールモジュール16を連
結するための係合部38を備えるとともに、底部の両端
側で本体部12の取付部材26に挿入されて固定される
突部40が設けられている。コントロールモジュール1
6を連結するための係合部38は、縦軸と横軸の両方向
に指向して直交した凸部状に形成され、従って、前記縦
軸または前記横軸のどちらか任意の方向から、コントロ
ールユニット14の係合部38にコントロールモジュー
ル16の溝部42(図3参照)をスライドさせて両者を
連結することが可能となる。また、係合部38にコント
ロールモジュール16が接合する面には、プレート状に
形成され電気的接続をするためのコントロールモジュー
ル用端子44が各直交する面に設けられている。
【0016】図3および図4は、コントロールモジュー
ル16、16aを示す斜視図であり、図3は略立方体を
形成する場合、図4は略三角柱状を形成する場合の実施
例である。ここでは、形状を除く各構成要素が同一であ
るので同一の構成要素には同一の参照符号を付して説明
する。略立方体形状のコントロールモジュール16は、
コントロールユニット14との結合状態によって操作面
の方向が変化し、表示部が見えにくくなる等の不都合を
生じる場合があり、必要に応じて取り付け直さなければ
ならない(図5参照)。これに対し、略三角柱状のコン
トロールモジュール16aであれば、上下方向が逆転す
るものの、操作面の方向は略一定であるのでコントロー
ルユニット14との結合状態によって表示部が見えにく
くなることはなく、従って、取り付け状態を考慮するこ
となく作業を行うことが可能となる(図6参照)。
【0017】コントロールモジュール16には、その内
部に図示しない制御回路をプリント基盤上に配置した制
御部が設けられている。前記略立方体のコントロールモ
ジュール16の一側面には、予め設定された検出条件を
表示する表示手段として機能するカラーLCDパネル4
6と、略三角形状の設定ボタン48と、略円形状のモー
ド選択ボタン50と、照明スイッチ52とが配置されて
いる。前記カラーLCDパネル46は、キャラクタ(例
えば、カタカナ、漢字等)表示され、圧力等のみならず
警報、モード、設定モード、単位表示(別の単位換算も
可能)等を表示することもできる。照明スイッチ52
は、カラーLCDパネル46の照明に用いられるもので
ある。また、コントロールモジュール16に対向する両
側面には、滑り止め処理として、例えば、編み目模様の
溝部54が刻設されている。コントロールモジュール1
6をコントロールユニット14に連結する際、コントロ
ールモジュール16の一側面に配置されたラバーコネク
タ56とコントロールユニット14の係合部38のコン
トロールモジュール用端子44とを接触するようにスラ
イドさせて両者を連結する。このように、ラバーコネク
タ56とコントロールモジュール用端子44を接触させ
ることにより、コントロールモジュール16とコントロ
ールユニット14の電気的接続を図ることができる。こ
のラバーコネクタ56は、導電性と非導電性の弾性体を
交互にサンドイッチ状に積層し、さらにその側面を非導
電性の弾性体で両側から挟み込んで構成している。な
お、コントロールモジュール16およびコントロールユ
ニット14は、両者が連結されて設定部としての機能を
有する。
【0018】コネクタ部18には、所定の長さの導線部
58が接続されており、この導線部58を通じて、例え
ば、図示しないシーケンサ等の流体機器に出力信号を導
入して制御することができる。また、コネクタ部18の
底部には、端子24、37を形成する複数本のピン2
2、36に挿入するための孔部(図示せず)が設けられ
ており、さらに、LED、LCD、カラーLCD等が内
蔵された矩形作動表示部60が角部に備えられている。
なお、コネクタ部18は、前述したラバーコネクタ56
を用いて、本体部12またはコントロールユニット14
に電気的に接続してもよい。
【0019】次に、上記のように構成される真空圧力ス
イッチ10の動作を説明する。
【0020】まず、図7に示すように、負圧発生機器で
あるエゼクタ62の接続部64に設けられた流体ポート
(図示せず)と本体部12の真空接続口20を気密に接
続する。このエゼクタ62に本体部12を取り付けるこ
とにより、エゼクタ62内部の流体通路(図示せず)と
本体部12の半導体圧力センサに通じる通路とが連通状
態になる。次に、コントロールユニット14の係合部3
8にコントロールモジュール16の溝部42を合わせて
挿入し、縦軸方向若しくは横軸方向から摺動させて連結
させる。この時、コントロールユニット14の係合部3
8に有するコントロールモジュール用端子44と、コン
トロールモジュール16の側面に有するラバーコネクタ
56とを接触するように連結させることが必要である。
続いて、コントロールユニット14の上面に設けられた
端子37に導線部58を有するコネクタ部18を挿入す
る。
【0021】このように、コントロールユニット14に
コントロールモジュール16が連結され、且つコントロ
ールユニット14の端子37にコネクタ部18が接続さ
れた状態で、コントロールユニット14の底面に設けら
れた突部40を本体部12の取付部材26に挿入して連
結する。なお、負圧発生機器であるエゼクタ62の上部
には、エゼクタ62内の流体通路を制御するための電磁
弁66が搭載され、側面部には取り付け用穴61、サイ
レンサ63およびサクションフィルタ蓋65が設けら
れ、底部には連結用レール67を介して複数の負圧発生
機器をマニホールド化するための連結レール用孔部69
が画成されている。前記連結レール用孔部69には、一
対の対向するスプリングによって連結用レール67から
着脱自在な係止手段71が備えられている。また、エゼ
クタ62の内部には、図示しないノズルが設けられてお
り、このノズルから圧力流体を噴出させることにより圧
力降下を発生させ、図示しないポートから吸引される。
【0022】この際、図8に示すように、本体部12、
コントロールユニット14、コントロールモジュール1
6およびコネクタ部18が夫々連設されて一体化された
真空圧力スイッチ10を、エゼクタ62に直接取り付け
てもよい。また、先ず本体部12にコントロールユニッ
ト14を連結させて、これをエゼクタ62に接続させた
後、最後にコントロールモジュール16をコントロール
ユニット14に連結させてもよい。
【0023】以上のように真空圧力スイッチ10をエゼ
クタ62に接続させた構成において、コントロールモジ
ュール16に配置された設定ボタン48を操作して、カ
ラーLCDパネル46に表示される数値を確認しながら
圧力を設定する。この設定圧力は、半導体圧力センサに
おける出力信号がオン状態信号になる圧力であり、その
設定圧力値より低下して応差の範囲以下になると、出力
信号はオフ状態信号として出力される。このような、オ
ン/オフ状態のいわゆる二値出力信号は、導線部58を
通じて外部のシーケンサ等の機器に導入される。
【0024】具体的には、図示しない吸着用パッドによ
り物品、電子部品等のワークを吸着、搬送する場合にお
いて、吸着用パッドにワークが確実に吸着したか否かの
確認は、次のように行われる。すなわち、図示しない吸
着用パッドの吸着口に通じるエゼクタ62の流体通路を
介し、この流体通路に連通する真空接続口20から導入
された流体の圧力を、本体部12内部に備えられた半導
体圧力センサにより検知する。そして、導入された流体
の圧力が、予めカラーLCDパネル46に表示された設
定圧力に到達すると、コネクタ部18の矩形作動表示部
28が点灯するとともに、コントロールモジュール16
内の図示しない制御部からオン状態信号が出力される。
このように、半導体圧力センサによって検出された出力
信号は、本体部12の端子24を通じコントロールモジ
ュール16内の制御部の制御回路に出力信号として導入
され、前記制御部は、予めカラーLCDパネル46に表
示された設定圧力値以上の圧力になると、オン状態信号
をコネクタ部18を介して導出する。さらに、設定圧力
値より所定の値以下になると、オフ状態信号を導出す
る。以上のようにして、オン/オフの出力信号をコネク
タ部18の導線部58が接続された外部機器により受信
して、吸着用パッドに搬送される物品等の吸着の確認を
行うことができる。
【0025】従って、検出圧力の設定、吸着確認等を完
了した後は、吸着用パッドの物品搬送に特別の障害等が
発生しない限り、コントロールユニット14およびコン
トロールモジュール16からなる設定部を本体部12に
連結して接続させる必要がなく、本体部12の端子24
に導線部58を有するコネクタ部18を直接接続して使
用することができる(図9参照)。
【0026】また、複数個のエゼクタ62等を用いてマ
ニホールド化し、複数個の吸着用パッドにより複数のワ
ークの搬送を行う場合、吸着用パッドに対するワークの
有無の確認を行うためには、複数個の本体部12に対し
コントロールユニット14およびコントロールモジュー
ル16からなる少なくとも1個の設定部を備え、複数の
本体部12に順々に設定圧力の設定を行うことができ
る。トラブルが発生した場合には、一旦、本体部12の
端子24からコネクタ部18を抜き取って離脱させ、再
び、コントロールモジュール16およびコントロールユ
ニット14の設定部を本体部12に連結して真空圧力ス
イッチ10内の自己診断および再度の圧力設定をして使
用を継続することができる。
【0027】次に、この真空圧力スイッチ10を用いて
フィルタ等の目詰まり状態を検出するために、差圧測定
を行う場合について説明する(図10参照)。
【0028】図10において、参照符号68は吸着用パ
ッドを示し、参照符号70はサクションフィルタを、参
照符号72は二重管を、参照符号74は二重管継手を、
参照符号76A、76B、76CはT字型管継手を、参
照符号78はコネクタを、夫々示す。なお、前記T字型
管継手76Cは、後述する二重管72と単管である管路
84、86とを接続する継手である。また、コネクタ7
8は、その内部に図示しないスプリングが設けられて密
閉され、吸着用パッド68がワークを吸着する際に緩衝
的に作用し、外部に六角形のねじが設けられて他のアク
チュエータに取り付けられる。図10において用いた真
空圧力スイッチ10に代替して、図7乃至図9に示すエ
ゼクタユニットを用いることも可能である。
【0029】そこで、まず、コネクタ78が連結された
吸着用パッド68に管路80が接続され、この管路80
は、T字型管継手76Aに接続され二方向の管路82、
84に分岐される。一方の管路82は、サクションフィ
ルタ70を介してT字型管継手76Bに接続され、ここ
で再び管路86、88に分岐される。他方の管路84
は、T字型管継手76Cに接続され、このT字型管継手
76Cには二重管72を介して真空圧力スイッチ10
と、前記T字型管継手76Bから分岐した管路86が接
続されている。前記二重管72は、管路84および管路
86に夫々連通する内管と外管から構成されている。
【0030】このような配管構成のもとに、図示しない
真空吸引源に管路88を接続し、吸着用パッド68のス
カート部90内の吸引ポート(図示せず)から所望の負
圧にて吸引する。前記吸引ポートにおける負圧は、管路
80、84および二重管72の内管を通じて真空圧力ス
イッチ10により検出される。また、T字型管継手76
Aから分岐して管路82を通じサクションフィルタ70
を通過した負圧は、管路86および二重管72の外管を
通じて真空圧力スイッチ10で検出される。このよう
に、真空圧力スイッチ10は、サクションフィルタ70
を通過する前後の流体を二重管72の内管と外管により
導入して、両者の差圧を測定することができる。この差
圧により、サクションフィルタ70内の図示しないフィ
ルタエレメントの目詰まり状態を検出することが可能と
なる。
【0031】次に、図11乃至図15に本発明の他の実
施例に係るスイッチ装置を例示する。なお、前記実施例
と同一の参照符号は同一の構成要素を示し、その詳細な
説明を省略する。
【0032】図11乃至図15は、真空圧力スイッチの
例示であり、図11は、真空圧力スイッチ92の本体部
93の一側面に有する真空接続口94にワンタッチ継手
96を接続したものである。また、図12は、真空圧力
スイッチ98の真空接続口100に雄ねじ部102を有
する突部104を結合したものである。さらに、図13
は、真空圧力スイッチ106の真空接続口108にテー
パ状のエッジ部110を有する管継手112を結合させ
たものである。図14は、光電スイッチ114(若しく
は、光センサを光ファイバにより外部へ導出したものの
均等手段)を示し、本体部93の一側面に設けられた円
形状の受/発光部116が、照射される光の変化を感知
することにより出力信号を導出する。この光電スイッチ
114は、磁気の影響を受けないという利点がある。図
15は、近接スイッチ118を示し、本体部93の一側
面に設けられた略長方形のセンサ部120が、インピー
ダンスの変化を感知することにより出力信号を導出す
る。
【0033】本発明に係るスイッチ装置は、以上のよう
な各種のスイッチに利用することができる。
【0034】また、図16に示すように、本発明に係る
スイッチ装置122の内部に半導体の抵抗型、または容
量型のセンサA124、センサB126を2個組み合わ
せ、該センサA124、センサB126をフィルタ若し
くは疎水性エレメント(例えば、ポリテトラフルオロエ
チレン膜)等によってゴミ、水から防御しておく。
【0035】そこで、予め定常運転若しくは運転途中に
おいて、真空発生弁、真空破壊弁、真空オン/オフ弁、
真空発生器排気オン/オフ弁、ワークの作動アクチュエ
ータのコントローラを作動させ、その圧力状態からワー
クに対する適切な吸着、若しくは、未吸着、吸着不良状
態等を判断し、前記運転データに係る信号をスイッチ装
置122内の制御部128若しくはシーケンサ130に
送る。
【0036】また、センサA124は、真空発生器13
2(または、真空ポンプを代替させてもよい)の圧力変
動に応じて適時可能な限りセンサB126による合否判
定の値を変えるように変化させる。例えば、吸着と未吸
着のセンサB126の圧力を50%の値で合否が決まる
ようにセンサA124の圧力から計算、予測して判断す
る自動シフト方法を採用する。
【0037】
【発明の効果】本発明に係るスイッチ装置によれば、以
下の効果が得られる。
【0038】すなわち、本体部、設定部が夫々別個に分
離独立して構成されているので、空気圧機器が正常に作
動している時は、設定部を連結させる必要がなく、その
分スペースを削減することができる。
【0039】また、使用する空気圧機器に異常が発生し
た際に保守点検等をする場合には、容易に本体部に設
部を連結させることができる。
【0040】さらに、このようなスイッチ装置の小型
化、軽量化によって、空気圧機器による空気圧回路の設
定を簡便にするとともに、多数の空気圧機器を用いて空
気圧回路を構成する場合、空気圧機器の一層の汎用化が
可能となる。さらにまた、他の外部機器に検出信号を送
出する端子が、本体部および設定部にそれぞれ配設さ
れ、前記本体部の端子および前記設定部の端子に対する
コネクタ部の着脱方向と、前記本体部に対する前記設定
部の着脱方向とが略同一方向に沿って設けられている。
従って、例えば複数のエゼクタとともにスイッチ装置を
複数個連設してマニホールド化した場合、本体部および
設定部の端子に対するコネクタ部の着脱方向と、本体部
に対する設定部の着脱方向とが略同一方向に沿って設け
られているため、1個の設定部によって複数の本体部に
対する設定圧力の設定作業を順々に要領よく遂行するこ
とができる。 さらに、トラブルが発生した際の再設定作
業またはメンテナンス作業等も、前記設定作業と同様に
短時間で簡便に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る真空圧力スイッチの斜
視図である。
【図2】図1の分解組立図である。
【図3】コントロールモジュールの一実施例を示す斜視
図である。
【図4】コントロールモジュールの一実施例を示す斜視
図である。
【図5】コントロールユニットにコントロールンモジュ
ールを接続する場合の説明図である。
【図6】コントロールユニットにコントロールンモジュ
ールを接続する場合の説明図である。
【図7】本発明の一実施例に係る真空圧力スイッチの動
作を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施例に係る真空圧力スイッチの動
作を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施例に係る真空圧力スイッチの動
作を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施例に係る真空圧力スイッチを
用いて差圧測定を行う場合の説明図である。
【図11】本発明の他の実施例に係る真空圧力スイッチ
の斜視図である。
【図12】本発明の他の実施例に係る真空圧力スイッチ
の斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例に係る真空圧力スイッチ
の斜視図である。
【図14】本発明の他の実施例に係る光電スイッチの斜
視図である。
【図15】本発明の他の実施例に係る近接スイッチの斜
視図である。
【図16】本発明の他の実施例に係る回路説明図であ
る。
【図17】従来例における圧力スイッチの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10、92、98、106…真空圧力スイッチ 12、93…本体部 14…コントロールユニット 16、16a…コントロールモジュール 18…コネクタ部 26…取付部材 38…係合部 42、54…溝部 46…カラーLCDパネル 48…設定ボタン 58…導線部 114…光電スイッチ 118…近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−38110(JP,A) 特開 昭60−182630(JP,A) 特開 昭61−99232(JP,A) 実開 昭55−34381(JP,U) 実公 昭55−29145(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 35/00 - 37/56 G01L 7/00 - 27/02 H03K 17/00 - 17/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オン状態信号またはオフ状態信号からなる
    検出信号を導出するための検出用素子を有する本体部
    と、 前記検出用素子により検出された検出信号を制御する制
    御手段および予め設定される検出条件を表示するための
    表示手段を含み、前記本体部と着脱自在に構成される設
    定部とを備えるスイッチ装置において、 前記本体部および前記設定部には他の外部機器に検出信
    号を送出する端子がそれぞれ設けられ、前記端子のいず
    れにも電気的に接続可能な単一のコネクタ部を有し、 前記本体部の端子および前記設定部の端子に対するコネ
    クタ部の着脱方向と、前記本体部に対する前記設定部の
    着脱方向とが略同一方向に沿って設けられる ことを特徴
    とするスイッチ装置。
JP18661491A 1991-07-25 1991-07-25 スイッチ装置 Expired - Fee Related JP3285596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661491A JP3285596B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661491A JP3285596B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528890A JPH0528890A (ja) 1993-02-05
JP3285596B2 true JP3285596B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=16191662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18661491A Expired - Fee Related JP3285596B2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3285596B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2261695B1 (en) 2000-01-14 2012-07-04 Keyence Corporation Photoelectric switch device
JP2005227121A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Omron Corp 光電スイッチにおける相互干渉防止対策
JP5066207B2 (ja) * 2010-03-16 2012-11-07 株式会社キーエンス 光電スイッチ及びそれを用いた物体の検出方法
JP5194101B2 (ja) * 2010-12-03 2013-05-08 株式会社キーエンス 光電スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0528890A (ja) 1993-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4524872B2 (ja) 信号入出力装置
EP1825238B1 (en) Instrument loop adapter
US4903340A (en) Optical data connector having magnetic interconnect sensor
US6612332B2 (en) Solenoid valve having sensor
US20070183315A1 (en) Connection system, in particular a plug-in connection system for the transmission of data and power supply signals
US7503816B2 (en) Connection system, in particular a plug-in connection system for the transmission of data and power supply signals
US20100123591A1 (en) Universal process transmitter connector
KR20010049958A (ko) 시리얼-패럴렐 신호변환 입출력장치
GB2163815A (en) Fluid-power circuit assembly
JPH02503603A (ja) モジュール式圧力装置
JP3285596B2 (ja) スイッチ装置
US5604386A (en) Switch device and wiring structure therefor
CN201569672U (zh) 一种线材测试辅助治具
US6662664B2 (en) Electronic pressure sensing device
JPH04204132A (ja) 圧力検出器
CN219067195U (zh) 一种用于功率分配的耦合器
US20230296678A1 (en) Wireless process variable transmitter with removable power module
CN216348803U (zh) 一种温湿度传感器装置
CN218724955U (zh) 一体式多区电子压力监测模块
CN211785057U (zh) 一种养殖棚舍内的二氧化碳气体检测装置
JP2003069508A (ja) 光送信器および光送受信器
JP3439482B2 (ja) 流体機器
WO2021177014A1 (ja) 圧力センサ
CN108827375A (zh) 一种新型线材风扇综合测试装置
JPH07182049A (ja) 圧力制御装置及び圧力検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees